JP2015125278A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体側接点とユニット側接点との接触状態を良好に確保したものでありながら、接点同士の不側な干渉を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体のユニット収納部に着脱可能に収納され本体側接点40と接触するカートリッジ側接点を備えたプロセスカートリッジ30を備え、カートリッジ側接点をプロセスカートリッジ30の着脱方向と直行する側壁面に設け、本体側接点40をカートリッジ収納部を形成する側壁面9aにプロセスカートリッジ30を収納した状態のときにカートリッジ側接点と接触する位置に設け、本体側接点40にプロセスカートリッジ30に向けて可動する接点部材42を付勢する圧縮コイルばね41を設け、プロセスカートリッジ30を挿入する前の他方側に突出した先端部分にテーパ面を備え、テーパ面はプロセスカートリッジ30の挿入前後の可動量T以上のテーパ量rを有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、特に、画像形成装置本体に対してユニットを着脱可能とした画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式の画像形成装置には、装置本体にユニットを着脱可能(交換可能)に配置したものがある。
このようなユニットとしては、例えば、感光体ドラム等の像担持体を含む作像装置と、像担持体にトナーを供給するトナー供給装置と、を1つのカートリッジ筐体で保持したプロセスカートリッジがある。
さらに、カートリッジ枠体は、作像装置やトナー供給装置の各駆動部等への電源供給や制御信号の入出力のための複数の接点(以下、「カートリッジ側接点」と称する)を備える。
一方、装置本体のカートリッジ収納部は、プロセスカートリッジに設けられた複数の接点と接続するための複数の接点(以下、「本体側接点」と称する)を備える。
カートリッジ側接点と本体側接点とは、プロセスカートリッジが装置本体に対して着脱可能であることと相俟って、少なくとも何れか一方にコイルスプリング等の圧接部材を設け、各接点同士が適正に接触するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
この際、特に特許文献1に開示の画像形成装置のような小型なプリンタ専用機等においては、プロセスカートリッジの着脱操作を容易にするため、例えば、装置本体のユニット収納部に対してプロセスカートリッジを斜め上方から挿入するようになっている。
これに伴い、特許文献1では、カートリッジ側接点をプロセスカートリッジの底面に配置し、本体側接点を装置本体のカートリッジ収納部を形成する傾斜底面に配置するとともに、スプリングの付勢によりカートリッジ側接点に圧接可能としている。
ところで、画像形成装置にあっては、本体側接点をユニット収納部の傾斜底面に配置している。このため、例えば、プロセスカートリッジを引き出してカートリッジ収納部が空になっている状態で、カートリッジ収納部内に異物等が入り込んでしまった場合、接点同士の接触不良や本体側接点の破損の要因となってしまうという問題が生じていた。
また、トナー供給装置内のトナーが使用に伴って減ると、プロセスカートリッジの重量は軽くなる。
一般に、プロセスカートリッジは、カートリッジ収納空間への挿入操作等を容易とするため、特に挿入後端部側はガタの発生を許容するように構成している。これにより、プロセスカートリッジの重量が軽くなると、スプリングが本体側接点を介してプロセスカートリッジを持ち上げるように付勢しているため、プロセスカートリッジが浮き上がり易いという問題が生じていた。
さらに、このプロセスカートリッジの浮きを考慮すると、各接点の接触状態を維持するためには本体側接点の可動域を大きく取らないとならず、結果的に本体側接点の傾斜底面からの突出量が大きくなって、プロセスカートリッジの挿入時の妨げとなる。
このような本体側接点の突出は、特に、プロセスカートリッジの挿入を水平方向とする構成を採用した場合、プロセスカートリッジにテーパ面や凹部を形成するといった案内構造を設けないと、本体側接点にプロセスカートリッジが干渉するという問題が生じる。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、本体側接点とユニット側接点との接触状態を良好に確保したものでありながら、接点同士の不側な干渉を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記目的達成のため、ユニット収納部を有する装置本体と、前記ユニット収納部に着脱可能に収納されるユニットと、前記ユニットの着脱方向と直行する側壁面に設けて前記装置本体から電気信号の入出力又は電力供給を受けるユニット側接点と、前記ユニット収納部の側壁面のうち前記ユニットを収納した状態のときに前記ユニット側接点と接触する位置に設けた本体側接点と、を備え、前記本体側接点又は前記ユニット側接点は、その一方に設けて他方に向けて突出する接点部材と、前記接点部材を突出方向に付勢する付勢部材と、前記接点部材の突出端部に設けて前記ユニットの挿入前と挿入後との可動量以上のテーパ量のテーパ面と、を備えるよう構成する。
本発明によれば、本体側接点とユニット側接点との接触状態を良好に確保したものでありながら、接点同士の不側な干渉を抑制することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置におけるプロセスカートリッジ挿入動作の説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置におけるプロセスカートリッジの側面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置における本体側接点の一例を示し、(A)はプロセスカートリッジ挿入前の状態の要部の断面図、(B)はプロセスカートリッジ挿入状態の要部の断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置における本体側接点の他例を示し、(A)はプロセスカートリッジ挿入前の状態の要部の断面図、(B)はプロセスカートリッジ挿入状態の要部の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置1は、電子写真方式を採用したプリンタ専用機である。画像形成装置1は、装置本体2の正面側に、メインカバー3と、メインカバー3の一部を構成する手差しトレイ4と、図示しない記録シートを収納する引き出し方式の給紙トレイ5と、を備えている。また、装置本体2の上面は、各種スイッチや表示画面等を備えた操作パネル6と、画像形成処理後の記録シートの排出口7及び集積トレイ8を備えている。
メインカバー3は、図2に示すように、開閉可能となっており、プロセスカートリッジ30の交換が可能となっている。プロセスカートリッジ30は、作像装置31とトナー供給装置32とが1つのカートリッジ筐体33に保持されてユニット化されている。
一方、メインカバー3を開放した状態の装置本体2には、プロセスカートリッジ30を収納するためのカートリッジ収納部9が設けられており、そのカートリッジ収納部9を形成する側壁面9aには、本体側接点部10が設けられている。
装置本体2は、図3に示すように、給紙カセット5から給紙された記録シートに画像形成処理を実行して排出口7から集積トレイ8に排出する給紙経路11を有する。
給紙経路11には、給紙方向上流側から、給紙コロ12、搬送ローラ13、レジスト部14、転写部15、定着部16、給紙ローラ17、排紙ローラ18を有する。
また、排紙ローラ18は、両面印刷の場合に片面印刷後の記録シートをスイッチバックするスイッチバックローラを兼用しており、排紙ローラ18の上流側に隣接するように経路切替部材19を配置している。
これにより、排紙ローラ18でスイッチバックした記録シートは、経路切替部材19からレジスト部14よりも上流側に至る反転経路20を経由してレジスト部14の上流側の給紙経路12に合流する。なお、反転経路20には、複数の給紙ローラ21,22,23を配置している。
メインカバー3は、常時は装置本体2の正面を覆っており、プロセスカートリッジ30を交換する際や記録シートのジャム発生時に開放される。
手差しトレイ4は、常時はメインカバー3の一部を形成するように、メインカバー3に収納されており、給紙カセット5に収納した記録シートとは別の記録シート等を使用する場合にメインカバー3の一部を開放する。手差しトレイ4は、記録シートをレジスト部12よりも上流側で給紙経路11に交流するように給紙コロ24を有する。
給紙コロ12及び給紙コロ24は、給紙カセット5又は手差しトレイ4に収納した記録シートを、最上位のものから一枚ずつ繰り出して搬送経路11に給紙する。
装置本体2の内部において、プロセスカートリッジ30の上方には、露光装置25を配置している。露光装置25は、図示しないパーソナルコンピュータから受信した印刷データに基づいてレーザ光Lを作像装置31の像担持体34に向けて照射する。なお、印刷データには、画像形成のための画像データの他、例えば、印刷部数等の各種処理データが含まれている。
作像装置31は、本実施の形態では、転写部15の転写ローラ15aと対向するドラム状の像担持体34の周囲に、図示を略す帯電,現像,転写,クリーニング,除電の各作像プロセスをこの順に実行するデバイスが配置されている。作像装置31は、現像剤であるトナーをトナー供給装置32から補給する。
定着部16は、記録シートに転写されたトナー像を記録シートに定着するためにシート表面側に配置した加熱ローラ(又は加熱ベルト)16aと、記録シートの裏面側に配置して加熱ローラ16aを加圧する加圧ローラ16bと、を有する。また、定着部16は、トナー像を転写した記録シートを加熱・加圧することによりトナー像を記録シートに定着させる。
次に、画像形成装置1における画像形成処理動作の一例を、複写機能の場合について説明する。
まず、画像形成装置1は、パーソナルコンピュータから出力された印刷データに含まれる画像データに対応した潜像を、帯電装置によって一様に帯電した像担持体34の表面に、露光装置25から照射されたレーザ光Lを用いて書き込む。
次いで、画像形成装置1は、像担持体34に書き込まれたトナー潜像に、トナーを付与することで、トナー像を形成する。
一方で、画像形成装置1は、給紙カセット5における給紙コロ13を回転させて給紙カセット5から記録シートを給紙経路12に繰り出すか、手差しトレイ4における給紙コロ24を回転させて手差しトレイ4から記録シートを給紙経路12に繰り出す。
次いで、画像形成装置1は、給紙カセット5又は手差しトレイ4から繰り出した記録シートを搬送経路部12に搬入する。
次いで、画像形成装置1は、搬送経路部12を通してレジスト部14まで搬送した記録シートを、レジスト部14により、像担持体34に形成したトナー像とタイミングを取って転写部15の転写位置に送り込む。
そして、画像形成装置1は、像担持体34に形成したトナー像を、定着ローラ15aとでニップ搬送しつつ、像担持体34に形成したトナー像が転写ローラ15aに印加した転写バイアスによる転写電界により記録シートに転写する。
次いで、画像形成装置1は、トナー像を転写した記録シートを定着部16に搬送し、定着部16のニップ部において加熱及び加圧することで、記録シートにトナー像を定着する。
ここで、記録シートの裏面にも画像を形成する場合、画像形成装置1は、片面に画像定着済みの記録シートを、搬送経路20で記録シートの表裏を反転しつつレジスト部14の上流側にまで再給紙する。
記録シートが再給紙されると、画像形成装置1は、表面の場合と同様にて像担持体34に形成した裏面用のトナー像を記録シートに転写し、定着部16によって転写されたトナー像を定着する。
記録シートへの画像定着がすべて終了すると、画像形成装置1は、排紙ローラ18により排紙口7から集積トレイ8に排出し、スタックされることで画像形成動作が完了する。
プロセスカートリッジ30は、図4に示すように、像担持体34を有する作像装置31と、トナーを収納したトナーボトル35を有するトナー供給装置32と、がカートリッジ筐体33に保持されている。
カートリッジ筐体33の一方の側面には、カートリッジ収納部9を形成する側壁面9aに設けられたガイド溝部9bと係合してプロセスカートリッジ30の挿入・離脱方向を規定するガイド部36が形成されている。なお、カートリッジ筐体33の他方の側面においても、カートリッジ収納部9の他方の側面(図示せず)とで雌雄の異なるガイド部とガイド溝とが設けられている。
ガイド部36は、本実施の形態においては、連続する3つのガイド36a〜36cを有する。第1ガイド36aは、例えば、プロセスカートリッジ30をカートリッジ収納部9に挿入する際、挿入初期においてプロセスカートリッジ30をやや下向きとしてユーザが斜め上方から挿入操作するように角度設定されている。第3ガイド36cは、プロセスカートリッジ30を装置本体2に対して略水平姿勢のまま斜め前方に向かって挿入操作するように角度設定されている。したがって、第2ガイド36bは、第1ガイド36aによる斜め挿入操作方向と第3ガイド36cによる水平挿入操作方向とを切り替える連携部分として機能する。
カートリッジ筐体33の一方の側面には、本体側接点部10と接続される複数のカートリッジ側接点37a〜37eが設けられている。したがって、本体側接点10においても、このカートリッジ側接点37a〜37eに対応した位置と数だけ側壁面9aに設けられている。また、各カートリッジ側接点37a〜37eは、板状の導電性材料から構成され、カートリッジ筐体33の一方の側面と面一(若しくは僅かに凸又は凹)に配置されている。
カートリッジ側接点37a〜37eのうち、例えば、カートリッジ側接点37b〜37eは、プロセスカートリッジ30を装置本体2に対して挿入(離脱)するための第2ガイド36b又は第3ガイド36cに隣接しかつ第2ガイド36b又は第3ガイド36cの延在方向に沿うように配置している。
なお、作像装置31は、像担持体34の周囲に上記作像プロセスを実行するための帯電・現像・転写・クリーニング・除電の各デバイスが配置されているが、その配置等はプロセスカートリッジ30の大きさや形状等に応じて適宜位置に配置される。
同様に、トナー搬送装置32は、トナーボトル35の内部にトナーを撹拌しつつ作像装置31に搬送及び供給する各種パドルやスクリュー等が配置され、外部にこれらの駆動モータ等が配置されているが、この配置等に関しても適宜である。
ガイド溝9bは、ガイド部36の下側を支えるとともにガイド部36の一部の形状と略一致することでプロセスカートリッジ30の水平状態を維持するガイドレール9cと、ガイドレール9cの上方に位置する保護レール9dと、を備える。
保護レール9dは、プロセスカートリッジ30をカートリッジ収納部9に挿入する際に、本体側接点部10を保護すると同時に水平方向のプロセスカートリッジ30のガタを吸収するようカートリッジ収納部9の内側に所定の厚さを備えている。
なお、本実施の形態では、ガイドレール9cと保護レール9dとで形成するガイド溝9bの部分をガイド部36の第2ガイド36bの全体及び第3ガイド36cの一部と一致させている。
(実施例1)
次に、上述した本体側接点部10の実施例1を説明する。なお、以下の説明においては、上述したカートリッジ側接点37d〜37eに対応した位置と数とを有しているが、その構成は共通であるため、代表の1つを本体側接点40として説明する。すなわち、本体側接点部10は6つの本体側接点40を備えている。
本体側接点40は、圧縮コイルばね41と、接点部材42と、ガイド部材43と、を備えている。
圧縮コイルばね41は、装置本体2の側壁面9aの裏面側に配置した高圧基板26に一端が支持されている。圧縮コイルばね41は、導電性材料からコイル状に構成されている。圧縮コイルばね41の他端は接点部材42を支持しており、接点部材42を突出方向、すなわち、プロセスカートリッジ30に向けて押圧している。
接点部材42は、圧縮コイルばね41と係合する係合部42aと、圧縮コイルばね41の外径以上の直径の環状フランジ部42bと、接点部42cと、が導電性材料から一体に形成されている。
接点部42cは、本実施例においては、プロセスカートリッジ30がカートリッジ収納部9に収納されていない状態では、図5(A)に示すように、先端部分が側壁面9aから突出しており、その先端は先細形状のテーパ面としている。なお、この先細り形状は、プロセスカートリッジ30の挿入方向及び引出方向とそれぞれ対面する2面をテーパ面としてもよいし、円錐状のテーパ面としてもよい。
接点部42cの先端の先細り形状部分のテーパ量rは、図5(B)に示すように、プロセスカートリッジ30がカートリッジ収納部9に収納されたときに、プロセスカートリッジ30の側面と接触した際の没入量Tよりも大きく設定されている。具体的には、テーパ量rの大きさは、プロセスカートリッジ30にある段差や、プロセスカートリッジ30が収納されることによる接点部材42の押し込み量(没入量T)よりも十分大きくなるよう構成されている。
ガイド部材43は、電気的に非通電材で作成されており、圧縮コイルばね41の周囲を取り巻く略円筒形状のカバー43aと、側壁面9aの裏面側に位置する支持板部43bと、接点部42cを進退動方向に沿って出没可能に支持する支持部43cと、を有する。
支持部43cは、その先端側を側壁面9aから突出されており、外周縁には先細りとなるように面取形状に傾斜させたテーパ面43dが形成されている。なお、このテーパ面43dの傾斜角度は、接点部42cのテーパ形状と連続した段差のない傾斜を構成するように設定されている。支持部43cの内側には、フランジ部42dと接触することで接点部42cの突出量を規制するストッパ部43eが形成されている。
また、支持部43cは、プロセスカートリッジ30の挿入前においてテーパ面としての接点部42cを突出させるとともに、接点部材42の出没方向に沿う軸線方向の長さhが接点部材42の直径d以上(h≧d)となっている。
これにより、支持部43cに対する接点部材42の没入量を支持部43cのテーパ面以上に容易に確保することができる。
高圧基板26は、装置本体2に設けられた図示しない制御基板と接続されており、電源供給や信号の送受信が可能となっている。すなわち、圧縮コイルばね41は、側壁面9aの裏面側において高圧基板26と接触することによって、高圧基板26から供給される電流を圧縮コイルばね41と接点部材42とを通じて、カートリッジ側接点36a〜36fに供給するよう構成されている。
上記の構成において、図5(A)に示すように、交換やジャム処理等のためにプロセスカートリッジ30がカートリッジ収納部9から引き抜かれている状態では、接点部4cは圧縮コイルばね41の付勢により、その先端が側壁面9a(支持部43c)から先端のテーパ部分が突出した状態となっている。
そして、プロセスカートリッジ30をカートリッジ収納部9に収納する際には、プロセスカートリッジ30の挿入方向に対して接点部42cの没入方向が直交するが、接点部42cがその没入量Tよりも大きいテーパ量rとなっていることにより、ガタなく圧縮スプリング41の付勢に抗して接点部42cを没入させることができる。
これにより、接点部材42は、プロセスカートリッジ30の着脱時、特に、装着(挿入)時におけるプロセスカートリッジ30との接触時においてガタ等の不具合が無い安定した接点構造とすることができる。しかも、接点部3cの先端構造を円錐状とした場合には、プロセスカートリッジ30との接触の方向性に自由度をもたせることができ、プロセスカートリッジ30の不測な振動等に対する接点部材42の挙動を安定させることができる。
なお、圧縮コイルばね41は、板ばね等でもよいが、板ばねに比較して、圧縮コイルばね41のほうが、付勢に抗する接点部42cの押し込み量のばらつきに対して、加重の変動量を少なくすることができ、安定的な接触構造を確保することができる。
カートリッジ側接点37b〜37eは、プロセスカートリッジ30を装置本体2に対して挿入(離脱)するための第2ガイド36b又は第3ガイド36cに隣接しかつ第2ガイド36b又は第3ガイド36cの延在方向に沿うように配置している。
これにより、カートリッジ側接点37b〜37eは、ガイド溝部9bとガイド部36とが近接した位置、すなわち、プロセスカートリッジ30の挿入操作に伴って発生するガタに対して、各接点37d〜37e,40とにずれが発生しないようになっている。
(実施例2)
次に、上述した本体側接点部10の実施例2を説明する。なお、以下の説明においては、上述したカートリッジ側接点37d〜37eに対応した位置と数とを有しているが、その構成は共通であるため、代表の1つを本体側接点50として説明する。すなわち、本体側接点部10は6つの本体側接点50を備えている。
本体側接点50は、圧縮コイルばね51と、接点部材52と、ガイド部材53と、を備えている。
圧縮コイルばね51は、装置本体2の側壁面9aの裏面側に配置した高圧基板26に一端が支持されている。圧縮コイルばね51は、導電性材料からコイル状に構成されている。圧縮コイルばね51の他端は接点部材52を支持しており、接点部材42を突出方向、すなわち、プロセスカートリッジ30に向けて押圧している。
接点部材52は、圧縮コイルばね51と係合する係合部52aと、圧縮コイルばね51の外径以上の直径の環状フランジ部52bと、接点部52cと、が導電性材料から一体に形成されている。
接点部52cは、本実施例においては、プロセスカートリッジ30がカートリッジ収納部9に収納されていない状態では、図6(A)に示すように、先端部分が側壁面9aから突出しており、その先端は先細りの半球状を呈している。
接点部3cの先端の半球状を形成する半径は、図6(B)に示すように、プロセスカートリッジ30がカートリッジ収納部9に収納されたときに、プロセスカートリッジ30の側面と接触した際の没入量Tよりも大きく設定されている。具体的には、テーパ量rを決定する半球状部分の半径は、プロセスカートリッジ30にある段差や、プロセスカートリッジ30が収納されることによる接点部材42の押し込み量(没入量T)よりも十分大きくなるよう構成されている。
ガイド部材53は、電気的に非通電材で作成されており、圧縮コイルばね51の周囲を取り巻く略円筒形状のカバー53aと、側壁面9aの裏面側に位置する支持板部53bと、接点部52cを進退動方向に沿ってガイドするガイド部53cと、を一体に有する。
ガイド部53cは、その先端側を側壁面9aから突出されており、外周縁には先細りとなるように面取形状に傾斜させたテーパ面53dが形成されている。なお、このテーパ面53dの傾斜角度は、接点部52cの球面形状と連続した段差のない傾斜を構成するように設定されている。ガイド部53cの内側には、フランジ部52dと接触することで接点部52cの突出量を規制するストッパ部53eが形成されている。
高圧基板26は、装置本体2に設けられた図示しない制御基板と接続されており、電源供給や信号の送受信が可能となっている。すなわち、圧縮コイルばね41は、側壁面9aの裏面側において高圧基板26と接触することによって、高圧基板26から供給される電流を圧縮コイルばね41と接点部材42とを通じて、カートリッジ側接点36a〜36fに供給するよう構成されている。
上記の構成において、図6(A)に示すように、交換やジャム処理等のためにプロセスカートリッジ30がカートリッジ収納部9から引き抜かれている状態では、接点部5cは圧縮コイルばね51の付勢により、その先端が側壁面9a(ガイド部53c)から先端の半球部分が突出した状態となっている。
そして、プロセスカートリッジ30をカートリッジ収納部9に収納する際には、プロセスカートリッジ30の挿入方向に対して接点部52cの没入方向が直交するが、接点部52cがその没入量Tよりも大きいテーパ量(=半径)rとなっていることにより、ガタなく圧縮スプリング51の付勢に抗して接点部52cを没入させることができる。
これにより、接点部材52は、プロセスカートリッジ30の着脱時、特に、装着(挿入)時におけるプロセスカートリッジ30との接触時においてガタ等の不具合が無い安定した接点構造とすることができる。しかも、接点部3cの先端構造を半球状としたことにより、プロセスカートリッジ30との接触の方向性に自由度をもたせることができ、プロセスカートリッジ30の不測な振動等に対する接点部材52の挙動を安定させることができる。
なお、圧縮コイルばね51は、板ばね等でもよいが、板ばねに比較して、圧縮コイルばね51のほうが、付勢に抗する接点部52cの押し込み量のばらつきに対して、加重の変動量を少なくすることができ、安定的な接触構造を確保することができる。
このように、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、ユニット収納部9に本体側接点40(50)を設けた装置本体2と、ユニット収納部9に着脱可能に収納され本体側接点40と接触するカートリッジ側接点36a〜36fを備えたプロセスカートリッジ30と、を備え、カートリッジ側接点36a〜36fをプロセスカートリッジ30の着脱方向と直行する側壁面に設け、本体側接点40をカートリッジ収納部9を形成する側壁面9aにプロセスカートリッジ30を収納した状態のときにカートリッジ側接点36a〜36fと接触する位置に設け、本体側接点40にプロセスカートリッジ30に向けて可動する接点部材42を付勢する圧縮コイルばね41を設け、プロセスカートリッジ30を挿入する前の他方側に突出した先端部分にテーパ面を備え、テーパ面はプロセスカートリッジ30の挿入前後の可動量T以上のテーパ量rを有していることにより、本体側接点40(50)とカートリッジ側接点36a〜36fとの接触状態を良好に確保したものでありながら、接点同士の不側な干渉を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る画像形成装置は、本体側接点とカートリッジ側接点との接触状態を良好に確保したものでありながら、接点同士の不側な干渉を抑制することができるという効果を有し、画像形成装置、特に、画像形成装置本体に対して各種ユニットを着脱可能(交換可能)とした画像形成装置の全般に有用である。
1 画像形成装置
2 装置本体
9 カートリッジ収納部(ユニット収納部)
9a 側壁面
30 プロセスカートリッジ(ユニット)
37a〜37e カートリッジ側接点(ユニット側接点)
40 本体側接点
41 圧縮コイルばね(付勢部材)
42 接点部材
50 本体側接点
T 没入量(可動量)
r テーパ量
特許第3283500号公報

Claims (4)

  1. ユニット収納部を有する装置本体と、
    前記ユニット収納部に着脱可能に収納されるユニットと、
    前記ユニットの着脱方向と直行する側壁面に設けて前記装置本体から電気信号の入出力又は電力供給を受けるユニット側接点と、
    前記ユニット収納部の側壁面のうち前記ユニットを収納した状態のときに前記ユニット側接点と接触する位置に設けた本体側接点と、を備え、
    前記本体側接点又は前記ユニット側接点は、
    その一方に設けて他方に向けて突出する接点部材と、
    前記接点部材を突出方向に付勢する付勢部材と、
    前記接点部材の突出端部に設けて前記ユニットの挿入前と挿入後との可動量以上のテーパ量のテーパ面と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記接点端子を出没可能に支持する支持部を備え、
    前記支持部は、前記ユニットの挿入前において前記テーパ面を突出させるとともに、前記接点部材の出没方向に沿う軸線方向の長さが前記接点部材の直径以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記接点部材の先端のテーパ構造が半球体であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記付勢部材が圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1の請求項に記載の画像形成装置。
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