JP2015125251A - 音響解析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音響空間内の音響の音量レベルが適切な範囲内にあるか否かを利用者が容易に把握できるようにする。
【解決手段】音響解析装置は、被測定空間内の音響を収音する収音装置が生成した音響信号から音量レベルLYを順次に測定する音量測定部と、音量レベルLYの数値範囲Qを表象する数値域画像40と、数値範囲Qのうち被測定空間内の暗騒音の音量レベルLNに応じて下限値TAが設定された目標範囲Tを表象する目標画像60と、音量測定部が測定した音量レベルLYを数値範囲Qに対して動的に指示する測定値画像70とを含む音量確認画像Mを、表示装置に表示させる表示制御手段とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、音響の音量レベルを測定した結果を利用者に報知する技術に関する。
収音装置を利用して収音された音響の音量レベルを動的に表示する各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、所定の方向に配列された複数のバーで音量レベルの数値範囲を表象し、複数のバーのうち音量レベルの測定値に対応する位置までの各バーを点灯させることで測定値を利用者に提示するレベルメータが開示されている。
特開2005−243055号公報
ところで、例えば会議室やホール等の音響空間の音響特性(例えば残響時間等の残響特性)を測定する場面では、音響空間内で放音された測定用の音響(以下「測定音」という)を音響空間内の収音装置で収音および解析することで音響特性が測定される。以上の測定の場面において、測定音の音量レベルが高過ぎる場合には、収音装置が生成した音響信号にクリップが発生するという問題や、測定音の大音量が周囲に迷惑であるという問題が発生する。他方、測定音の音量レベルが低過ぎる場合には、音響空間内に存在する暗騒音(例えば空調設備の動作音等)の影響が測定音に対して相対的に増加し、音響空間の音響特性の正確な測定が阻害され得る。特許文献1の技術では音量レベルの測定値が単純な複数のバーの配列で表現されるに過ぎないから、測定音の音量レベルが適切な範囲内にあるか否かを利用者が容易には把握できないという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明は、音響空間内の音響の音量レベルが適切な範囲内にあるか否かを利用者が容易に把握できるようにすることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の音響解析装置は、被測定空間内の音響を収音する収音装置が生成した音響信号から音量レベルを順次に測定する音量測定手段と、音量レベルの数値範囲を表象する数値域画像と、数値範囲のうち被測定空間内の暗騒音の音量レベルに応じて下限値が設定された目標範囲を表象する目標画像と、音量測定手段が測定した音量レベルを数値範囲に対して動的に指示する測定値画像とを含む音量確認画像を、表示装置に表示させる表示制御手段とを具備する。以上の構成では、目標範囲を表象する目標画像と被測定空間内の音響の音量レベルを動的に指示する測定値画像とを含む音量確認画像が表示装置に表示されるから、被測定空間内の音響の音量レベルと目標範囲との関係(音量レベルが目標範囲の内側にあるか否か)を利用者が容易に把握できるという利点がある。また、被測定空間内に存在する暗騒音の音量レベルに応じて目標範囲の下限値が設定されるから、実際の暗騒音の雑音レベルのもとで必要なS/N比を実現できる音量レベルを利用者が直観的に把握できるという利点もある。
本発明の好適な態様において、表示制御手段は、被測定空間内の暗騒音の音量レベルを数値範囲に対して指示する雑音画像を含む音量確認画像を、表示装置に表示させる。以上の態様では、暗騒音の音量レベルを表象する雑音画像が測定値画像とともに表示装置に表示されるから、目的の音響の音量レベルと暗騒音の音量レベルとの関係(高低や差異)を利用者が直観的に把握できるという利点がある。
本発明の好適な態様に係る音響解析装置は、利用者からの指示に応じた放音ゲインを適用した増幅後の測定音を放音装置に放音させる放音制御手段を具備し、音量測定手段は、放音装置による測定音の放音中に収音装置が収音した音響の音量レベルを順次に測定する。以上の態様では、利用者からの指示に応じた音量レベルの測定音が放音装置から放音され、測定音の放音中に収音装置が収音した音響の音量レベルが順次に測定されるから、被測定空間内の音響の音量レベルが目標範囲内の数値となるように利用者が放音ゲインを調整できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、音量測定手段は、測定音の放音中以外の期間にて収音装置が生成した音響信号から暗騒音の音量レベルを測定する。以上の態様では、測定音の放音中以外の期間にて収音装置が生成した音響信号から暗騒音の音量レベルが測定される。すなわち、収音装置が暗騒音の収音にも流用される。したがって、音響解析装置の構成が簡素化されるという利点がある。
本発明の好適な態様において、表示制御手段は、音量測定手段が測定した音量レベルが目標範囲の下限値を下回る場合に、音量レベルの不足を報知する警告画像を表示装置に表示させる。以上の態様では、音量レベルが目標範囲の下限値を下回る場合に、音量レベルの不足を報知する警告画像が表示装置に表示されるから、音量レベルの不足を利用者が直観的に把握できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、表示制御手段は、音響信号にクリップが発生する音量レベルに応じて目標範囲の上限値を設定する。以上の態様では、音響信号にクリップが発生する音量レベルに応じて目標範囲の上限値が設定されるから、音響信号におけるクリップの有無を利用者が容易に確認できるという利点がある。
更に好適な態様に係る音響解析装置は、音響信号に対する増幅の収音ゲインを利用者からの指示に応じて制御する収音制御手段を具備し、表示制御手段が、収音ゲインに応じて目標範囲の上限値を可変に制御する。以上の態様では、利用者からの指示で可変に制御される収音ゲインに応じて目標範囲の上限値が可変に制御されるから、利用者がクリップの発生の可能性を把握しながら収音ゲインを適切に設定できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、音量測定手段は、複数の周波数帯域の各々について音響信号の音量レベルを順次に測定し、表示制御手段は、複数の周波数帯域の各々について、数値域画像と、暗騒音のうち当該周波数帯域の音量レベルに応じて下限値が設定された目標範囲を表象する目標画像と、数値範囲のうち音量測定手段が当該周波数帯域について測定した音量レベルを動的に指示する測定値画像とを含む音量確認画像を、表示装置に表示させる。以上の態様では、複数の周波数帯域の各々について音量確認画像が個別に表示されるから、音量レベルが適切な範囲内にあるか否かを利用者が周波数帯域毎に詳細に把握できるという利点がある。
以上の各態様に係る音響解析装置は、解析対象音の解析に専用されるDSP(Digital Signal Processor)等のハードウェア(電子回路)によって実現されるほか、CPU(Central Processing Unit)等の汎用の演算処理装置とプログラムとの協働によっても実現される。本発明のプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に格納された形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。記録媒体は、例えば非一過性(non-transitory)の記録媒体であり、CD-ROM等の光学式記録媒体(光ディスク)が好例であるが、半導体記録媒体や磁気記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体を包含し得る。また、例えば、本発明のプログラムは、通信網を介した配信の形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。また、本発明は、以上に説明した各態様に係る音響解析装置の動作方法(音響解析方法)としても特定される。
本発明の第1実施形態に係る音響解析装置の構成図である。 音量確認画像の説明図である。 調整処理のフローチャートである。 音量レベルが目標範囲の下限値を下回る場合の音量確認画像の説明図である。 音量レベルが目標範囲の上限値に到達した場合の音量確認画像の説明図である。 音量レベルが目標範囲の内側にある場合の音量確認画像の説明図である。 第2実施形態における音量確認画像の説明図である。 変形例における音量確認画像の説明図である。 変形例における音量確認画像の説明図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る音響解析装置100の構成図である。音響解析装置100は、会議室やホール等の任意の音響空間(以下「被測定空間」という)の音響特性を評価するための情報処理装置であり、図1に図示される通り、演算処理装置10と記憶装置12と表示装置14と入力装置16と収音装置18とを具備するコンピュータシステムで実現される。例えばスマートフォンやタブレット端末等の可搬型の情報処理装置で音響解析装置100を実現することが可能である。
記憶装置12は、演算処理装置10が実行するプログラムや演算処理装置10が使用する各種のデータを記憶する。半導体記録媒体や磁気記録媒体等の公知の記録媒体や複数種の記録媒体の組合せが記憶装置12として任意に採用され得る。
表示装置14(例えば液晶表示パネル)は、演算処理装置10による制御のもとで各種の画像を表示する。入力装置16は、音響解析装置100に対する指示を利用者が入力するための操作機器である。例えば利用者が押圧可能な複数の操作子や、表示装置14と一体に構成されたタッチパネルが、入力装置16として好適に利用される。
収音装置18は、被測定空間内の周囲の音響を収音することで音響信号Yを生成するマイクロホンである。なお、図1の例示では、音響解析装置100に収音装置18を搭載したが、音響解析装置100とは別体の収音装置18を音響解析装置100に外付けすることも可能である。なお、収音装置18が生成した音響信号Yをアナログからデジタルに変換するA/D変換器の図示は便宜的に省略した。
図1に例示される通り、音響解析装置100には放音装置200(スピーカ)が接続される。被測定空間の音響特性を測定するための音響信号(以下「測定音信号」という)Xが音響解析装置100から放音装置200に供給される。放音装置200は、音響解析装置100から供給される測定音信号Xに応じた音響(以下「測定音」という)を被測定空間内に放音する。なお、測定音信号Xをデジタルからアナログに変換するD/A変換器の図示は便宜的に省略した。また、図1では放音装置200を音響解析装置100に外付けした構成を例示したが、音響解析装置100に放音装置200を搭載した構成も採用され得る。
演算処理装置10は、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することで、被測定空間内の音響特性を解析するための複数の機能(放音制御部22,収音制御部24,特性解析部32,音量測定部34,表示制御部36)を実現する。なお、演算処理装置10の機能を複数の装置に分散した構成や、演算処理装置10の機能の一部を専用の電子回路が実現する構成も採用され得る。
放音制御部22は、測定音信号Xを生成して放音装置200に供給することで放音装置200に測定音を放音させる。第1実施形態の放音制御部22は、記憶装置12に事前に格納された測定音信号Xを可変のゲイン(以下「放音ゲイン」という)GXにて増幅したうえで放音装置200に供給する。具体的には、放音制御部22は、入力装置16に対する利用者からの指示に応じて放音ゲインGXを可変に制御する。したがって、放音制御部22は、利用者からの指示に応じた音量レベルの測定音を放音装置200に放音させる要素として機能する。測定音の種類は任意であるが、例えば周波数が時間的に連続に変化する時間伸長信号(Swept-Sine)や信号強度が広帯域にわたり分布するピンクノイズ等の雑音信号が測定音信号Xとして好適に利用される。
収音制御部24は、収音装置18が生成した音響信号Yを取得する。第1実施形態の収音制御部24は、音響信号Yを可変のゲイン(以下「収音ゲイン」という)GYで増幅する。具体的には、収音制御部24は、入力装置16に対する利用者からの指示に応じて収音ゲインGYを可変に制御する。収音ゲインGY(マイクゲイン)は、収音装置18による収音感度を制御する変数とも換言される。以上の説明から理解される通り、収音制御部24は、音響信号Yの増幅に適用される収音ゲインGYを利用者からの指示に応じて制御する要素として機能する。
音響解析装置100の動作は、調整処理と解析処理とに区別される。調整処理は、被測定空間内で収音される音響(測定音)の音量を利用者に提示し、放音ゲインGXと収音ゲインGYとを利用者からの指示に応じて調整する処理である。他方、解析処理は、調整処理による調整後の放音ゲインGXおよび収音ゲインGYのもとで被測定空間の音響特性を解析する処理である。
図1の特性解析部32は解析処理を実行する。具体的には、調整処理による調整後の放音ゲインGXで放音装置200から放射された測定音を収音装置18で収音し、調整後の収音ゲインGYで増幅された音響信号Yを解析することで被測定空間の音響特性が解析される。例えば残響時間等の残響特性が解析処理で解析される。解析処理には公知の技術が任意に採用される。
音量測定部34は、調整処理の実行時に、収音装置18が生成した音響信号Yから被測定空間内の音響の音量レベルLYを順次に測定する。音量レベルLYは、音響の強度(音の大きさ)の尺度である。第1実施形態の音量レベルLYは、所定の音圧を基準とした音圧レベルの絶対値(dB)として表現される。なお、音響信号Yのパワー(エネルギー)や振幅等に応じて音量レベルLYを測定することも可能である。
具体的には、音量測定部34は、放音装置200から測定音が放音される期間内に収音装置18が収音した音響の音量レベルLYを測定する。音量測定部34による音量レベルLYの測定は、所定の時間毎に順次に反復される。したがって、音量測定部34が測定する音量レベルLYは刻々と変化する。また、第1実施形態の音量測定部34は、被測定空間内に存在する暗騒音の音量レベルLYを雑音レベルLNとして測定する。暗騒音は、被測定空間内に存在する測定音以外の音響(雑音)である。例えば、空調設備の作動音や送風音等の定常的な(すなわち時間的な変動が少ない)雑音、または、収音装置18自体が発生する雑音が暗騒音の典型例である。
表示制御部36は、各種の画像を表示装置14に表示させる。例えば、表示制御部36は、特性解析部32による解析処理の結果(例えば残響時間)を表示装置14に表示させる。また、第1実施形態の表示制御部36は、調整処理の実行時に、音量測定部34による音量レベルLYの測定結果を利用者に提示する音量確認画像Mを表示装置14に表示させる。利用者は、表示装置14に表示された音量確認画像Mを確認しながら、被測定空間内の音響の音量レベルLYが適切な範囲(以下「目標範囲」という)内の数値となるように放音ゲインGXと収音ゲインGYとを調整する。図2は、音量確認画像Mの模式図である。図2に例示される通り、第1実施形態の音量確認画像Mは、数値域画像40と雑音画像50と目標画像60と測定値画像70とを包含する。
数値域画像40は、収音装置18が収音する音響の音量レベルLYの数値範囲Qを表象する図像である。具体的には、第1実施形態の数値域画像40は、音量レベルLYの最小値(例えば0dB)QAを意味する端部42と最大値QBを意味する端部44とにわたる直線状の図形(数直線)である。音量レベルLYの最大値QBは、収音制御部24による増幅後の音響信号Yにクリップが発生するレベルを上回る所定値(例えば120dB)に設定される。
雑音画像50は、被測定空間に存在する暗騒音の雑音レベルLNを表象する図像であり、数値域画像40に重ねて表示される。第1実施形態の雑音画像50は、数値域画像40で表現される数値範囲Qのうち、音量レベルLYの最小値QAを意味する端部42から、雑音レベルLNに対応する位置の端部52までにわたる帯状の図形である。
目標画像60は、数値域画像40で表現される数値範囲Qのうち音量レベルLYの目標範囲Tを表象する図像であり、数値域画像40に重ねて表示される。第1実施形態の目標画像60は、数値域画像40で表現される数値範囲Qのうち、目標範囲Tの下限値TAを表象する端部62から上限値TBを表象する端部64までにわたる帯状の図形である。
表示制御部36は、雑音レベルLNに応じて目標範囲Tの下限値TAを可変に設定する。具体的には、表示制御部36は、高精度な解析処理に必要なS/N(Signal / Noise)比εを雑音レベルLNに加算した数値を、目標範囲Tの下限値TAとして設定する。したがって、目標画像60のうち下限値TAに対応する端部62は、雑音画像50のうち雑音レベルLNに対応する端部52の正側(右側)に位置する。解析処理に必要なS/N比εは例えば30dBに設定される。
また、表示制御部36は、収音装置18による収音後(収音制御部24による増幅後)の音響信号Yにクリップが発生する音量レベルLYを目標範囲Tの上限値TBとして設定する。したがって、目標画像60のうち上限値TBに対応する端部64は、数値域画像40のうち数値範囲Qの最大値QBに対応する端部44の負側(左側)に位置する。
図2の測定値画像70は、音量測定部34が測定した音量レベルLYを表象する図像であり、数値域画像40に重ねて表示される。第1実施形態の測定値画像70は、数値域画像40で表現される数値範囲Qのうち、音量レベルLYの最小値QAを意味する端部42から、音量測定部34が測定した音量レベルLYに対応する位置の端部72までにわたる帯状の図形である。音量測定部34による音量レベルLYの測定毎に測定値画像70は逐次的に更新される。すなわち、測定値画像70の端部72の位置は刻々と変動する。以上の説明から理解される通り、測定値画像70は、被測定空間内の音響の音量レベルLYを動的に指示する。
図3は、調整処理のフローチャートである。入力装置16に対する利用者からの指示(調整処理の開始指示)を契機として図3の調整処理が開始される。調整処理を開始すると、演算処理装置10は、放音ゲインGXと収音ゲインGYとを所定の初期値に設定する(S1)。収音ゲインGYの初期値は、収音装置18に到来する音響の音圧が所定の数値に到達した場合に音響信号Yがクリップするように事前に選定される。
音量測定部34は、被測定空間内の暗騒音の雑音レベルLNを測定する(S2)。具体的には、放音装置200に対する測定音信号Xの供給前(すなわち測定音の放音前)に収音装置18から供給される音響信号Yの音量レベルLYが雑音レベルLNとして特定される。測定音の放音前に複数回にわたり測定された音量レベルLYの平均値を雑音レベルLNとして算定することも可能である。以上の説明から理解される通り、第1実施形態の音量測定部34は、測定音の放音中以外の期間にて収音装置18が生成した音響信号Yから雑音レベルLNを測定する。
表示制御部36は、音量確認画像Mのうち数値域画像40と雑音画像50と目標画像60と(すなわち測定値画像70以外の要素)を表示装置14に表示させる(S3)。雑音画像50の端部52の位置は、ステップS2で測定された雑音レベルLNに応じて設定される。また、目標範囲Tを表象する目標画像60の端部62の位置(下限値TA)は、ステップS2で測定された雑音レベルLNと目標のS/N比εとの加算値に応じて設定され、目標画像60の端部64の位置(上限値TB)は、音響信号Yにクリップが発生する音量レベルLYに応じて設定される。以上の処理が完了すると、放音制御部22は、測定音信号Xを放音ゲインGX(初期値)にて増幅して放音装置200に供給することで測定音を放音させる(S4)。以下に説明する各処理は、測定音の放音に並行して実行される。
測定音信号Xの供給で放音装置200による測定音の放音が開始されると、音量測定部34は、収音制御部24による増幅後(収音ゲインGY)の音響信号Yから被測定空間内の音響(測定音と暗騒音との混合音)の音量レベルLYを測定する(S5)。すなわち、放音装置200から測定音が放射される期間内に音量レベルLYが順次に測定される。表示制御部36は、ステップS3で表示された画像(数値域画像40,雑音画像50,目標画像60)とともに測定値画像70を表示装置14に表示させる(S6)。測定値画像70の端部72の位置は、ステップS5で測定された音量レベルLYに応じて設定される。
表示制御部36は、音量測定部34が測定した音量レベルLYが目標範囲Tの下限値TAを下回るか否かを判定する(S7)。音量レベルLYが下限値TAを下回る場合(S7:YES)、表示制御部36は、図4に例示される通り、音量レベルLYの不足を利用者に報知する警告画像82を表示装置14に表示させる(S8)。具体的には、音量レベルLYが不足していることを意味する文字列(Under!)が警告画像82として音量確認画像Mの近傍に配置される。警告画像82を確認した利用者は、入力装置16を適宜に操作することで、放音ゲインGXや収音ゲインGYの増加を指示することが可能である。
他方、音量レベルLYが下限値TAを上回る場合(S7:NO)、表示制御部36は、音量レベルLYが目標範囲Tの上限値TBに到達したか否かを判定する(S9)。音量レベルLYが上限値TBに到達した場合(S9:YES)、すなわち、音響信号Yにクリップが発生している場合、表示制御部36は、図5に例示される通り、音量レベルLYの過大(クリップの発生)を利用者に報知する警告画像84を表示装置14に表示させる(S10)。具体的には、音量レベルLYが過大であることを意味する文字列(Over!)841と、音量レベルLYが上限値TBを超過していることを表象する画像842とが、警告画像84として配置される。警告画像84を確認した利用者は、入力装置16を適宜に操作することで、放音ゲインGXや収音ゲインGYの減少を指示することが可能である。
他方、音量レベルLYが上限値TBを下回る場合(S9:NO)、すなわち、音量レベルLYが目標範囲T内の数値である場合(TA≦LY<TB)、表示制御部36は、図6に例示される通り、音量レベルLYの適正を利用者に報知する適正画像86を表示装置14に表示させる(S11)。具体的には、音量レベルLYが適正であることを意味する文字列(OK!)が適正画像86として音量確認画像Mの近傍に配置される。
以上の処理が完了すると、演算処理装置10は、放音ゲインGXまたは収音ゲインGYの調整の指示を利用者から受付けたか否かを判定する(S12)。調整の指示を受付けた場合(S12:YES)、演算処理装置10は、放音制御部22の放音ゲインGXまたは収音制御部24の収音ゲインGYを利用者からの指示に応じて変更する(S13)。
収音ゲインGYの変更が指示された場合、表示制御部36は、目標範囲Tを表象する目標画像60の端部64の位置(上限値TB)を収音ゲインGYの変化量に応じて変更する。例えば、収音ゲインGYの増加が指示された場合には、収音装置18の実質的な収音感度が上昇することで音響信号Yのクリップの可能性が上昇するから、表示制御部36は、目標画像60の端部64の位置(上限値TB)を、収音ゲインGYの増加量に応じた移動量だけ数値範囲Qの負側(左側)に移動させる。他方、収音ゲインGYの減少が指示された場合には、収音装置18の実質的な収音感度が低下することで音響信号Yのクリップの可能性が低下するから、表示制御部36は、目標画像60の端部64の位置(上限値TB)を、収音ゲインGYの減少量に応じた移動量だけ数値範囲Qの正側(右側)に移動させる。
利用者から調整が指示されない場合(S12:NO)、または、利用者からの指示に応じた調整が完了した場合(S13)、表示制御部36は、調整処理の終了が利用者から指示されたか否かを判定する(S14)。調整処理の終了が指示されていない場合(S14:NO)には、前述のステップS5からステップS13の処理が反復される。なお、調整処理を継続する場合(S14:NO)に、処理をステップS2に移行して雑音レベルLNを測定し直すことも可能である。
以上の説明から理解される通り、被測定空間内の音響の音量レベルLYに応じて動的に変動する測定値画像70を確認しながら、測定値画像70の端部72が目標画像60に重なるように(すなわち目標画像60を端部72の標的として)放音ゲインGXおよび収音ゲインGYを調整することで、放音ゲインGXおよび収音ゲインGYを、音量レベルLYが目標範囲T内に維持される適切な数値に設定することが可能である。そして、調整処理で調整された放音ゲインGXおよび収音ゲインGYのもとで解析処理が実行されるから、被測定空間の音響特性を高精度に解析することが可能である。
以上に説明した通り、第1実施形態では、目標範囲Tを表象する目標画像60と音量レベルLYの測定結果を動的に指示する測定値画像70とを含む音量確認画像Mが表示装置14に表示されるから、被測定空間内の音響の音量レベルLYが適切な範囲内にあるか否かを利用者が容易に把握できるという利点がある。第1実施形態では特に、被測定空間に存在する暗騒音の雑音レベルLNに応じて目標範囲Tの下限値TAが設定されるから、雑音レベルLNのもとで必要なS/N比εを達成できる音量レベルLYを利用者が直観的に把握できるという利点もある。また、第1実施形態では、雑音レベルLNを表象する雑音画像50が測定値画像70とともに表示装置14に表示されるから、音量レベルLYと雑音レベルLNとの高低や差異を利用者が直観的に把握できるという利点がある。
第1実施形態では、利用者からの指示に応じた放音ゲインGXで増幅された測定音が放音装置200から放音され、測定音の放音中に収音装置18が収音した音響の音量レベルLYが順次に測定されるから、被測定空間内の音響の音量レベルLYが目標範囲T内に収まるように利用者が放音ゲインGXを調整できるという利点がある。また、音響信号Yに対する増幅の収音ゲインGYが利用者からの指示に応じて調整されるから、音響信号Yの音量レベルLYが目標範囲T内に収まるように利用者が収音ゲインGYを調整できるという利点がある。
第1実施形態では、音響信号Yにクリップが発生する音量レベルLYに応じて目標範囲Tの上限値TBが設定されるから、目標画像60と測定値画像70とを対比することでクリップの発生の可能性を利用者が直観的に把握できるという利点がある。第1実施形態では特に、収音ゲインGYに応じて目標範囲Tの上限値TBが可変に制御されるから、収音ゲインGYの変化に対するクリップの可能性の変化を利用者が直観的に把握できるという利点もある。
第1実施形態では、音量レベルLYが目標範囲Tの下限値TAを下回る場合に、音量レベルLYの不足を報知する警告画像82が表示装置14に表示されるから、音量レベルLYの不足を利用者が直観的に把握できるという利点がある。また、音量レベルLYが目標範囲Tの上限値TBに到達した場合に、音量レベルLYの過大を報知する警告画像84が表示装置14に表示されるから、音量レベルLYの過大を利用者が直観的に把握できるという利点がある。
また、第1実施形態では、測定音の放音中以外の期間にて収音装置18が生成した音響信号Yから暗騒音の雑音レベルLNが測定されるから、実際の被測定空間に存在する暗騒音を正確に把握することが可能である。また、測定音の音量レベルLYを測定するための要素が暗騒音の雑音レベルLNの測定に流用されるから、測定音の音量レベルLYと暗騒音の雑音レベルLNとを別個の要素で測定する構成と比較して音響解析装置100の構成が簡素化されるという利点もある。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を以下に説明する。以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
第2実施形態の音量測定部34は、周波数軸上の相異なるK個の周波数帯域B[1]〜B[K]の各々について音量レベルLY[k](LY[1]〜LY[K])と雑音レベルLN[k](LN[1]〜LN[K])とを測定する。音量レベルLY[k](k=1〜K)は、測定音の放音中に収音装置18が生成した音響信号Yのうち第k番目の周波数帯域B[k]の音量レベルであり、雑音レベルLN[k]は、測定音が存在しない状況で収音装置18が生成した暗騒音の音響信号Yのうち第k番目の周波数帯域B[k]の音量レベルである。周波数帯域B[k]の総数Kや各周波数帯域B[k]の周波数および帯域幅は任意である。例えば、低音域と中音域と高音域との3個(K=3)の周波数帯域B[1]〜B[3]を設定した構成や、1/1オクターブを単位としてK個の周波数帯域B[1]〜B[K]を設定した構成が想定される。周波数軸上で隣合う各周波数帯域Bを部分的に重複させることも可能である。
図7は、第2実施形態の表示制御部36が調整処理の実行時に表示装置14に表示させる画像の模式図である。図7に例示される通り、第2実施形態の表示制御部36は、相異なる周波数帯域B[k]に対応するK個の音量確認画像M[1]〜M[K]を表示装置14に表示させる。図7に例示される通り、各音量確認画像M[k]は、第1実施形態の音量確認画像Mと同様に、数値域画像40と雑音画像50と目標画像60と測定値画像70とを包含する。数値域画像40はK個の音量確認画像M[1]〜M[K]にわたり共通する。
任意の1個の周波数帯域B[k]に対応する音量確認画像M[k]の雑音画像50は、周波数帯域B[k]の雑音レベルLN[k]を表象する図像である。具体的には、音量確認画像M[k]の雑音画像50の端部52の位置は雑音レベルLN[k]に応じて周波数帯域B[k]毎に個別に設定される。したがって、目標画像60で表象される目標範囲Tの下限値TA(端部62の位置)も雑音レベルLN[k]に応じて周波数帯域B[k]毎に設定される。例えば第1実施形態の例示と同様に、雑音レベルLN[k]と所定のS/N比εとの加算値(LN[k]+ε)が周波数帯域B[k]の目標範囲Tの下限値TAとして好適である。なお、S/N比εを周波数帯域B[k]毎に個別に設定した構成や、目標範囲Tの上限値TBを周波数帯域B[k]毎に個別に設定した構成も採用され得る。
また、任意の1個の周波数帯域B[k]に対応する音量確認画像M[k]の測定値画像70は、周波数帯域B[k]の音量レベルLY[k]を表象する図像である。具体的には、音量確認画像M[k]の測定値画像70の端部72の位置は音量レベルLY[k]に応じて周波数帯域B[k]毎に個別に設定される。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、K個の周波数帯域B[1]〜B[K]の各々について音量確認画像M[k]が個別に表示されるから、被測定空間内の音響の音量レベルLY[k]が適切な範囲内にあるか否かをK個の周波数帯域B[1]〜B[K]の各々について利用者が詳細に把握できるという利点がある。
<変形例>
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
(1)音量確認画像Mの態様は以上の各形態の例示に限定されない。例えば、前述の各形態では、端部72が音量レベルLYに応じて設定された帯状の図形を測定値画像70として例示したが、図8に例示される通り、数値域画像40で表現される数値範囲Qのうち音量レベルLYに応じた地点を指示する指示子(ポインタ)を測定値画像70として表示することも可能である。同様に、数値範囲Qのうち雑音レベルLNに応じた地点を指示する指示子を雑音画像50として表示する構成も採用される。
また、前述の各形態では、数値範囲Qを直線状の数値域画像40で表現したが、例えば図9に例示される通り、数値範囲Qを扇形状の数値域画像40で表現することも可能である。図9の例示では、雑音画像50および目標画像60も、数値域画像40に重なる扇形状の図形として表示され、扇形の円弧のうち音量レベルLYに応じた地点を指示する直線状(針状)の測定値画像70が数値域画像40に重ねて表示される。測定値画像70の角度が音量レベルLYに応じて動的に変化する。
(2)前述の各形態では、目標のS/N比εを所定値に固定したが、入力装置16に対する利用者からの指示に応じてS/N比εを可変に設定することも可能である。S/N比εを可変値とした構成では、目標範囲Tの下限値TA(端部62)が利用者からの指示に応じて変動する。
(3)前述の各形態では、音響解析装置100の放音制御部22が、利用者からの指示に応じた放音ゲインGXで測定音信号Xを増幅したが、例えば音響解析装置100から供給される測定音信号Xを放音ゲインGXで増幅する増幅器を音響解析装置100とは別体に設置した構成(例えば増幅器を放音装置200に搭載した構成)では、増幅器に設置された操作子に対する操作で放音ゲインGXを可変に制御することも可能である。以上の説明から理解される通り、放音制御部22は音響解析装置100から省略され得る。
同様に、例えば音響信号Yを収音ゲインGYで増幅する増幅器を音響解析装置100とは別体に設置した構成では、増幅器に設置された操作子に対する操作で収音ゲインGYを可変に制御することも可能である。すなわち、収音制御部24は音響解析装置100から省略され得る。
(4)警告画像82や警告画像84の具体的な態様は任意である。例えば、音量レベルLYが下限値TAを下回る場合(S7:YES)や、音量レベルLYが上限値TBに到達した場合(S9:YES)に、目標画像60の表示態様(例えば色彩や色相)を変化させることで音量レベルLYの不足や過大を利用者に警告する構成も採用される。また、第2実施形態では、K個の周波数帯域B[1]〜B[K]のうち音量レベルLYが目標範囲Tの外側に位置する周波数帯域B[k]を、各音量確認画像M[k]とは別個の文字列(例えば当該周波数帯域B[k]の周波数の数値表示)の表示で利用者に報知することも可能である。
(5)前述の各形態では、警告画像82や警告画像84を表示したが、音量レベルLYの不足や過大を利用者に報知する方法は画像の表示に限定されない。例えば、所定の警告音を放音装置200から放音することで音量レベルLYの不足や過大を利用者に報知することも可能である。
(6)前述の各形態では、スマートフォン等の可搬型の情報処理装置で音響解析装置100を実現したが、移動通信網やインターネット等の通信網を介して端末装置と通信するサーバ装置(例えばウェブサーバ)で音響解析装置100を実現することも可能である。具体的には、音響解析装置100の音量測定部34は、端末装置から通信網を介して受信した音響信号Yを対象として音量レベルLYを順次に測定し、表示制御部36は、音量レベルLYに応じた音量確認画像Mの画像データを端末装置に送信することで端末装置の表示装置14に音量確認画像Mを表示させる。
100……音響解析装置、200……放音装置、10……演算処理装置、12……記憶装置、14……表示装置、16……入力装置、18……収音装置、22……放音制御部、24……収音制御部、32……特性解析部、34……音量測定部、36……表示制御部、M,M[k](M[1]〜M[K])……音量確認画像、40……数値域画像、42……端部(数値範囲Qの最小値QA)、44……端部(数値範囲Qの最大値QB)、50……雑音画像、52……端部(雑音レベルLN)、60……目標画像、62……端部(目標範囲Tの下限値TA)、64……端部(目標範囲Tの上限値TB)、70……測定値画像、72……端部(音量レベルLY)、Q……数値範囲、T……目標範囲、LY……音量レベル、LN……雑音レベル。

Claims (5)

  1. 被測定空間内の音響を収音する収音装置が生成した音響信号から音量レベルを順次に測定する音量測定手段と、
    音量レベルの数値範囲を表象する数値域画像と、前記数値範囲のうち前記被測定空間内の暗騒音の音量レベルに応じて下限値が設定された目標範囲を表象する目標画像と、前記音量測定手段が測定した音量レベルを前記数値範囲に対して動的に指示する測定値画像とを含む音量確認画像を、表示装置に表示させる表示制御手段と
    を具備する音響解析装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記被測定空間内の暗騒音の音量レベルを前記数値範囲に対して指示する雑音画像を含む前記音量確認画像を、前記表示装置に表示させる
    請求項1の音響解析装置。
  3. 利用者からの指示に応じた放音ゲインを適用した増幅後の測定音を放音装置に放音させる放音制御手段を具備し、
    前記音量測定手段は、前記放音装置による測定音の放音中に前記収音装置が収音した音響の音量レベルを順次に測定する
    請求項1または請求項2の音響解析装置。
  4. 前記音響信号に対する増幅の収音ゲインを利用者からの指示に応じて制御する収音制御手段を具備し、
    前記表示制御手段は、前記収音ゲインに応じて前記目標範囲の上限値を可変に制御する
    請求項1から請求項3の何れかの音響解析装置。
  5. 前記音量測定手段は、複数の周波数帯域の各々について前記音響信号の音量レベルを順次に測定し、
    前記表示制御手段は、前記複数の周波数帯域の各々について、前記数値域画像と、前記暗騒音のうち当該周波数帯域の音量レベルに応じて下限値が設定された目標範囲を表象する前記目標画像と、前記数値範囲のうち前記音量測定手段が当該周波数帯域について測定した音量レベルを動的に指示する前記測定値画像とを含む前記音量確認画像を、前記表示装置に表示させる
    請求項1から請求項4の何れかの音響解析装置。
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