JP2015124001A - スライダ構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】袋体の開口部の一方の内面側に設けられたファスナ用の雄条部と開口部の他方の内面側に設けられたファスナ用の雌条部とから成るファスナの分離と嵌合をおこなうためのスライダ構造体に於て、嵌合状態の雄条部と雌条部を分離させるための分離用突起部11を有する第1スライダ部材1と、分離状態の雄条部と雌条部を嵌合させるための狭窄路21を有する第2スライダ部材2と、を嵌合して一体化し、狭窄路21の天井面21aに、袋体の一側端縁部の上端に形成された熱融着潰し部に当接してファスナ開方向への過大スライドを阻止するための小突起26を形成したものである。
【選択図】図4
Description
また、上記分離用突起部が、上記雄条部と上記雌条部の下方側への抜けを阻止するための係止面を形成する膨出部を、下端に備えているものである。
また、上記熱融着潰し部の袋外方側の上角部をアール形状としたものである。
本発明に係るスライダ構造体は、図1及び図2に示すように、袋体9の開口部9aの一方の内面側に設けられたファスナ用の雄条部Faと、袋体9の開口部9aの他方の内面側に設けられたファスナ用の雌条部Fbと、から成るファスナFの分離・嵌合(開閉)をおこなうためのものであって、袋体9に前後方向(ファスナ長手方向)Nにスライド自在に取着して、前方側Naへスライドすることで後方側NbのファスナFを閉状態にし、後方側Nbへスライドすることで前方側NaのファスナFを開状態にするものである。
また、左右底壁部27,27の左右内側面で形成され、前方へ向かうにつれてスリット幅が拡大する前方拡大形状のスリット22を有している。
また、第2天井壁部29の左右側縁部の下面と、第2左右側壁部28,28の左右外側面と、左右底壁部27,27の左右外側縁部の上面27bと、によって形成され左右外方に開口する(前後方向Nに沿った)嵌合用の凹溝23を有している。
また、第2左右側壁部28,28は、左右外面側に嵌合爪部18aが嵌合(係合)する引掛用の段差部28a,28aを有している
図7乃至図9に示すように、小突起26の下端面26aを、袋取着状態で、開口部9aの開口端縁(開口上端縁)95,95よりも下方側Tb(袋内方側)かつファスナFの上端(雌条部Fbの上端)Fdよりも上方側Ta(袋外方側)となるように設けている。ファスナFの上端とは、図例では雌条部Fbの凹溝を形成する上壁部の上面である。
そして、図8に示すように、スライダ構造体3をファスナ開方向へ(後方側Nbへ)スライドさせると、図9に示すように、ファスナ開方向終着側(ファスナ長手方向後端側)の一側縁部9bの上端に形成した熱融着潰し部91に、小突起26が当接して、スライダ構造体3の後部が熱融着潰し部91に乗り上げるような、或いは、スライダ構造体3の後端面3bが一側縁部9bから袋外方側に突出するような過大スライド(オーバーラン)や乗り越えてしまうような離脱を阻止するように形成している。
また、図3に示すように、狭窄路21の側面を、平面視で、前方側Naへ向かうにつれて左右外方へ傾斜するように形成している。つまり、狭窄路21を平面視前方拡大形状とし、スムーズに雄条部Faと雌条部Fbが接近して嵌合するように形成している。
そして、ファスナFを開閉操作する際(前後方向Nにスライドさせる際)や、袋体9を把持する際に、スライダ構造体3を上方へ持ち上げるような過剰な引抜き力が付与された場合に、図10に二点鎖線で示すように、左右の係止面11d,11dが、雄条部Faと雌条部Fbが下方へ抜けるのを阻止するように引っ掛かる。つまり、袋体9の開口部9a(ファスナF)からスライダ構造体3が上方側Taへ離脱するのを防止するように形成している。
なお、柱部11aの下端の横断面形状(平面断面形状)や、膨出部11cの平面視形状や、柱部11aと膨出部11cの平面視の位置関係は、図3以外の構成であっても良い。例えば、図11に示すように、平面視で、柱部11aの中心(軸心)に対して、膨出部11cを偏心位置に配設しても良い。また、図12に示すように、柱部11aの横断面形状を長円形状(楕円形状)とし、膨出部11cの平面視形状を柱部11aよりも、前後左右に大きい円形状、或いは、図示省略するが柱部11aよりも前後に小さく左右に大きい円形状とするも良い。つまり、柱部11aの下端の左右両側に左右一対の係止面(拡大段差部)11d,11dを形成する形状であれば良い。
図8に示すように、スライダ構造体3をファスナ開方向(後方側Nb)へスライドさせると、小突起26が一側縁部9bの熱融着潰し部91(の袋内側縁部91e)に当接して停止する。したがって、スライダ構造体3の後部乃至中間部が熱融着潰し部91に乗り上げるような過大スライドが阻止される。
また、分離用突起部11の柱部11aの左右方向Wの幅寸法を(従来よりも)細く設定して、嵌合状態の雄条部Faと雌条部Fbを分離する抵抗(スライド抵抗)を小さくしながらも、雄条部Faと雌条部Fbの下方への抜け(スライダ構造体3の上方への抜け)を防止できる。
2 第2スライダ部材
9 袋体
9a 開口部
9b 一側縁部
11 分離用突起部
11c 膨出部
11d 係止面
21 狭窄路
21a 天井面
26 小突起
91 熱融着潰し部
Fa 雄条部
Fb 雌条部
Tb 下方側
R アール形状
Claims (3)
- 袋体(9)の開口部(9a)の一方の内面側に設けられたファスナ用の雄条部(Fa)と上記開口部(9a)の他方の内面側に設けられたファスナ用の雌条部(Fb)とから成るファスナ(F)の分離と嵌合をおこなうためのスライダ構造体に於て、
嵌合状態の上記雄条部(Fa)と上記雌条部(Fb)を分離させるための分離用突起部(11)を有する第1スライダ部材(1)と、分離状態の上記雄条部(Fa)と上記雌条部(Fb)を嵌合させるための狭窄路(21)を有する第2スライダ部材(2)と、を嵌合して一体化し、
上記狭窄路(21)の天井面(21a)に、上記袋体(9)の一側縁部(9b)の上端に形成された熱融着潰し部(91)に当接してファスナ開方向への過大スライドを阻止するための小突起(26)を形成したことを特徴とするスライダ構造体。 - 上記分離用突起部(11)が、上記雄条部(Fa)と上記雌条部(Fb)の下方側(Tb)への抜けを阻止するための係止面(11d)を形成する膨出部(11c)を、下端に備えている請求項1記載のスライダ構造体。
- 上記熱融着潰し部(91)の袋外方側の上角部をアール形状(R)とした請求項1又は請求項2記載のスライダ構造体。
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- 2013-12-27 JP JP2013270886A patent/JP6257321B2/ja active Active
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