JP2015123922A - ハイブリッド車両のバッテリ冷却装置 - Google Patents

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【課題】キャビンとバッテリが離れている商用車等においても適用することができ、燃費の悪化や運転者のドライブフィールの悪化を招くことなく適切な時期にバッテリを冷却することのできるハイブリッド車両のバッテリ冷却装置を提供すること。【解決手段】コンプレッサ(21)を経由して冷媒が循環する空調回路(20)と、バッテリ(11)を経由して冷媒が循環するバッテリ冷却回路(30)と、空調回路とバッテリ冷却回路との間で熱交換を行う熱交換器(26)と、前記熱交換器と熱交換を行い、冷熱を蓄える蓄冷材(27)と、エンジンの駆動中にコンプレッサを作動させて蓄冷材に冷熱を蓄えさせ、エンジン停止時にバッテリを冷却する際には、熱交換器を介し蓄冷材に蓄えた冷熱を用いてバッテリ冷却回路の冷媒を冷却させる制御部(40)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車両のバッテリ冷却装置に係り、詳しくは走行用のバッテリを冷却する技術に関する。
近年、環境問題等を考慮して、エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両の開発が進んでいる。このようなハイブリッド車両には、大容量のバッテリが搭載されているが、バッテリは適切な温度範囲になければ大幅に効率が低下したり、製品の寿命を縮めることになる。一方で、バッテリの使用が制限されれば、ハイブリッドシステムの使用が制限され、燃費改善効果が得られなくなる。
そこで、バッテリ高温時には冷却する必要があり、例えば特許文献1では、車両のキャビンの空調装置とバッテリとの間で熱交換を行うことでバッテリを冷却している。
特表2005−504686号公報
しかしながら、乗用車のようにキャビンとバッテリが近い車両であれば特許文献1のようにキャビンの空気でバッテリを冷却することも可能であるが、例えばトラック等の商用車等の場合はキャビンとバッテリが離れた位置にある場合には、特許文献1を適用するのは困難である。
また、空調装置のコンプレッサをエンジンで駆動する場合、モータのみでの走行時等でエンジンが停止しているときにはバッテリを冷却することができなくなる。バッテリの冷却のためだけにエンジンを駆動すれば燃費の悪化や運転者のドライブフィールの悪化を招くこととなる。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、キャビンとバッテリが離れている商用車等においても適用することができ、燃費の悪化や運転者のドライブフィールの悪化を招くことなく適切な時期にバッテリを冷却することのできるハイブリッド車両のバッテリ冷却装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係るハイブリッド車両のバッテリ冷却装置は、車両の駆動源であるエンジンと、前記車両の駆動源であり発電も可能な電動機と、前記電動機を駆動するための電力の供給及び当該電動機により発電された電力の蓄電が可能なバッテリと、前記エンジンにより駆動するコンプレッサと、前記コンプレッサを経由して冷媒が循環する空調回路と、前記バッテリを経由して冷媒が循環するバッテリ冷却回路と、前記バッテリ冷却回路と前記空調回路との間で熱交換を行う熱交換器と、前記熱交換器と熱交換を行い、冷熱を蓄える蓄冷材と、前記エンジンの駆動中に前記コンプレッサを作動させて前記蓄冷材に冷熱を蓄えさせ、前記エンジン停止時に前記バッテリを冷却する際には、前記熱交換器を介し当該蓄冷材に蓄えた冷熱を用いて前記バッテリ冷却回路の冷媒を冷却させる制御部と、を備える。
上記手段を用いる本発明によれば、キャビンとバッテリが離れている商用車等においても適用することができ、燃費の悪化や運転者のドライブフィールの悪化を招くことなく適切な時期にバッテリを冷却することができる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両のバッテリ冷却装置の概略構成図である。 (a)制御部が実行する蓄冷制御開始ルーチンを示すフローチャート、(b)蓄冷制御開始条件となるエンジントルクの所定範囲を示す説明図である。 本実施形態における蓄冷制御及び従来技術における蓄冷制御をそれぞれ実行した場合のトルク変化の一例を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態におけるハイブリッド車両のバッテリ冷却装置の概略構成図であり、以下同図に基づき説明する。
ハイブリッド車両1はいわゆるパラレル型ハイブリッドのトラックとして構成されており、以下の説明では、単に車両とも称する。
車両1には走行用の動力源としてディーゼルエンジン(以下、エンジンという)2、及び発電機としても作動可能なモータ3(電動機)が搭載されている。エンジン2の出力軸にはクラッチ4が連結され、クラッチ4にはモータ3の回転軸を介して変速機5の入力側が連結されている。変速機5の出力側にはプロペラシャフト6を介して差動装置7が連結され、差動装置7には駆動軸8を介して左右の駆動輪9が連結されている。
モータ3は、具体的には永久磁石が貼り付けられたロータと三相コイルが巻回されたステータとを備えた同期発電電動機であり、インバータ10を介してバッテリ11と接続されている。
このように構成された車両1は、クラッチ4を接続してエンジン2のみの駆動力による走行(以下、エンジン走行という)、クラッチ4を切断してモータ3のみの駆動力による走行(以下、モータ力行運転という)、及びクラッチ4を接続してエンジン2及びモータ3の駆動力による走行(以下、ハイブリッド走行という)が可能である。また、例えば車両1の減速時や降坂路での走行時には、駆動輪9側からの逆駆動によりモータ3が発電機として作動する。そしてモータ3が発生した負側の駆動力は制動力として駆動輪9側に伝達されると共に、モータ3が発電した交流電力がインバータ10で直流電力に変換されてバッテリ11に充電される(以下、モータ回生運転という)。
また車両1は、キャビン内の空調を行うための空調回路20と、バッテリ11を冷却するためのバッテリ冷却回路30を備えている。
空調回路20は、冷媒として例えば代替フロンHFC134a等の空調冷媒を使用する。当該空調回路20には、コンプレッサ21(圧縮機)、コンデンサ22(凝縮器)、第1膨張弁23、第2膨張弁24、エバポレータ25(蒸発器)、チラー26(熱交換器)等が設けられている。当該空調回路20はコンプレッサ21、コンデンサ22、第1膨張弁23、及びエバポレータ25を通って空調冷媒が循環する第1経路20aと、第1膨張弁23及びエバポレータ25を迂回して第2膨張弁24及びチラー26を通る第2経路20bを有している。
一方、バッテリ冷却回路30は、冷媒として例えば冷却水を使用する。当該バッテリ冷却回路30には、バッテリ11、ウォータポンプ31、ラジエータ32、及び上記チラー26が設けられている。
空調回路20に設けられているコンプレッサ21は、入力軸21aがエンジン2の出力軸2aに連結されたベルト部材2bを介して接続されており、エンジン2の回転に伴い作動する。なお、コンプレッサ21の入力軸21aには図示しない電磁クラッチが設けられており、当該電磁クラッチの断接によりコンプレッサ21の作動及び停止が可能である。そして、コンプレッサ21は空調冷媒を圧縮し、高温化及び高圧化するものである。
コンデンサ22は、コンプレッサ21により圧縮された空調冷媒の熱を奪い、且つ、空調冷媒を液化するものである。第1膨張弁23及び第2膨張弁24は、コンデンサ22で液化された空調冷媒を急激に膨張させて低温化及び低圧化するものである。エバポレータ25は、第1膨張弁23で低温化及び低圧化された空調冷媒を蒸発させることで周囲の熱を奪い、キャビン内の空気を冷却するものである。
チラー26は第2膨張弁24で低温化及び低圧化にされた空調冷媒を蒸発させることで、バッテリ冷却回路30を通る冷却水から熱を奪い冷却するものである。
本実施形態に係るバッテリ冷却装置には、チラー26と熱交換を行い、冷熱を蓄える蓄冷材27が設けられる。好適には、蓄冷材27は、チラー26内に設けることができる。当該蓄冷材27は冷熱を蓄えることができる公知の素材からなり、チラー26において空調冷媒が蒸発すると当該蓄冷材27の熱も奪われ、当該蓄冷材27に冷熱が蓄えられることとなる。そして、チラー26は、エンジン2が停止中でコンプレッサが作動せず空調冷媒が循環しないときでも、当該蓄冷材27に蓄えられた冷熱を用いてバッテリ冷却回路30を通る冷却水を冷却することが可能である。また、当該蓄冷材27がチラー26内に設けられることにより当該チラー26の熱容量を増大させることができる。
一方、バッテリ冷却回路30に設けられているウォータポンプ31は例えば電動ポンプであり、バッテリ11の冷却時には当該ウォータポンプ31を作動させることでバッテリ冷却回路30に冷却水を循環させる。また、ラジエータ32は冷却水と外気との間で熱交換を行うことで冷却水を冷却させるものである。そして、チラー26において、冷却水と空調冷媒または蓄冷材27との間で熱交換が行われることで冷却水はさらに冷却され、当該冷却水がバッテリ11に送られることでバッテリ11は冷却される。
さらに、車両1には、エンジン2の駆動中にコンプレッサ21を作動させて蓄冷材27に冷熱を蓄えさせ、エンジン2の停止時にバッテリ11を冷却する際には、チラー26を介し蓄冷材27に蓄えた冷熱を用いてバッテリ冷却回路30の冷媒を冷却させる制御部40を備えている。当該制御部40は、車両1に搭載されている一つ又は複数のECU(電子コントロールユニット)からなり、空調回路20のコンプレッサ21、第1膨張弁23及び第2膨張弁24、バッテリ冷却回路30のウォータポンプ31等の制御を行う。
また、制御部40は、エンジン2及びモータ3の運転状態、クラッチ4の断接状態、変速機5の変速段情報、インバータ10及びバッテリ11の温度情報、図示しないエアコンスイッチのオンオフ情報等の各種情報を図示しない各種センサや他のECUから取得可能である。
そして、制御部40は、車内に設けられたエアコンスイッチがオン状態へと操作されると、コンプレッサ21を作動させ空調回路20を用いた車内の空調制御を行う。
また、制御部40は蓄冷材27に冷熱を蓄える蓄冷制御を行う。ここで、図2には制御部40が実行する蓄冷制御開始ルーチンを示すフローチャートが示されており、以下同フローチャートに沿って蓄冷制御を開始する条件について説明する。
まず、図2に示すように、制御部40はステップS1として、図示しないエアコンスイッチがオフ状態であるか否かを判定する。つまり、制御部40はここで空調制御が停止中であるか否かを判定する。
次に制御部40はステップS2として、エンジン2が駆動状態であるか否かを判定する。つまり、制御部40はここで車両1がエンジン2の駆動力を用いて走行しているか否かを判定する。
続いて制御部40はステップS3として、エンジントルクが第1所定値Ta以上第2所定値Tb以下の所定のトルク範囲内にあるか否かを判定する。当該所定のトルク範囲は、図2(b)に示すようにエンジントルクにコンプレッサ21を作動するのに要する負荷が加わった場合に燃費効率が向上する範囲に設定されている。従って、当該ステップS3では蓄冷制御を行うことでエンジン2の燃費効率が向上するか否かを判定する。
これらステップS1からS3の判定結果のいずれかが偽(No)である場合は、蓄冷制御は行わず当該ルーチンをリターンする。一方、これら全ての判定結果が真(Yes)である場合、即ちエアコンスイッチがオフであり、エンジン駆動中で、エンジントルクが所定のトルク範囲にある場合は、ステップS4に進む。
ステップS4で制御部40は、蓄冷制御を開始すべく、空調回路20のコンプレッサ21の電磁クラッチを接続状態とし、第1膨張弁23を閉じ、第2膨張弁24を開く。これにより、空調回路20において、空調冷媒がコンプレッサ21、コンデンサ22、第2経路20bの第2膨張弁24を通ってチラー26に送られることとなり、蓄冷材27に冷熱が蓄えられる。
そして、制御部40は、バッテリ11の温度を監視して所定温度以上となったときに、バッテリ11を冷却させるべくバッテリ冷却回路30のウォータポンプ31を作動させて冷却水を循環させる。これにより、ラジエータ32における外気との熱交換、及びチラー26における空調冷媒又は蓄冷材27との熱交換により冷却水を冷却してバッテリ11の冷却を行う(以下、これをバッテリ冷却制御という)。
ここで図3には、本実施形態における蓄冷制御及び従来技術における蓄冷制御を実行した場合のトルク変化の一例を示した説明図が示されており、以下同図に基づき本実施形態の作用及び効果について説明する。
図3では、まず車両1はエンジン2を駆動するとともに、モータ3を力行運転させたハイブリット走行を行っている。本実施形態における制御部40はこのハイブリッド走行中のt1時点からt2時点までの間に上記図2のステップS1からS3の条件が成立し、空調回路20のコンプレッサ21を作動させて蓄冷材27に冷熱を蓄えさせる。このときコンプレッサ21を作動する負荷分エンジントルクが増加するが、図2(b)でも示したように燃費効率は良くなるよう設定されている。
そして、車両1はt3時点からエンジントルクを増加させ、当該エンジントルクを用いてモータ3を発電するエンジン発電走行を行っている。続いてt4時点からは車両1は降坂路に入ることから、エンジン2を停止させ、モータ3の回生運転のみを行っている。そして、t5時点以降は再びエンジン2及びモータ3によるハイブリッド走行を行っている。
図3に示すように、t3’時点からt4’時点の間にバッテリ温度が所定温度以上となりバッテリ冷却制御が行われる。本実施形態では、予めt1時点からt2時点で蓄冷材27に冷熱を蓄えていることから、コンプレッサ21を作動させることなく、蓄冷材27の冷熱を用いてバッテリ11の冷却を行う。このため、実線で示すようにt3’時点からt4’時点までに、バッテリ冷却のためにエンジントルクを増加させることなく、バッテリ11の冷却を行うことができる。
一方、図3においては、蓄冷材27を設けていない従来技術におけるトルク変化が破線で示されており、当該図3に示す従来技術のバッテリ冷却制御ではバッテリ冷却時にはコンプレッサを作動させて空調回路とバッテリ冷却回路との間で熱交換を行う。このため、エンジン発電走行中にバッテリ温度が所定温度以上となりコンプレッサを作動することとなると、t3’時点からt4時点では燃費効率の良い領域よりも高いエンジントルクとなる。また、本来エンジンを停止させるt4時点からt4’時点では、コンプレッサ作動のためエンジンを停止することできないということになる。これらのことから従来技術では燃費の悪化及び運転者のドライブフィールの悪化を招く。
以上のように、本実施形態ではエンジン2が駆動している間にコンプレッサ21を作動させて蓄冷材27に冷熱を蓄えておき、エンジン2の停止時にバッテリ11を冷却する場合には当該蓄冷材27に蓄えられた冷熱を用いる。従って、バッテリ11の冷却のためだけに停止中のエンジン2を駆動させる必要がなくなることから、エンジンオフの時間を長く保つことができ、燃費を改善することができる。また、エンジン2の停止時に突然エンジン2を始動するようなこともなくなることから運転者のドライブフィールを悪化させることもない。
また、蓄冷制御におけるコンプレッサ21の作動は、エンジントルクがコンプレッサ21の作動負荷を加えることで燃費効率が向上する範囲にて行うことから、燃費を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、空調回路20の一部とバッテリ冷却回路30の一部を近づければよい構成であるので、キャビンとバッテリ11が離れているような商用車等にも容易に適用することができる。
これらのことから本実施形態に係るハイブリッド車両のバッテリ冷却装置は、キャビンとバッテリ11が離れている商用車等においても適用することができ、燃費の悪化や運転者のドライブフィールの悪化を招くことなく適切な時期にバッテリを冷却することができる。
以上で本発明に係るハイブリッド車両のバッテリ冷却装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、蓄冷材27をチラー26内に設けているが、必ずしもチラー26内に設けられる必要はなく、蓄冷材とチラーと空調回路の別の位置に設けてもよい。
また、上記実施形態における空調回路20及びバッテリ冷却回路30に設けられる装置は上述したものに限られるものではなく、各装置の配置等もこれに限られるものではない。例えば、バッテリ冷却回路はインバータも経由させることで、バッテリとインバータを冷却するものとしてもよい。またバッテリ冷却回路にラジエータを設けずに、チラーのみで冷却水を冷却する構成としてもよい。
また、上記実施形態の制御部40は、GPS(Global Positioning System)やナビゲーション装置からの情報に基づき、車両1の前方の状況を予測した上で蓄冷制御を開始するタイミングを決定してもよい。これにより、さらに効率よく蓄冷制御及びバッテリ冷却制御を行うことができる。
1 車両
2 エンジン
3 モータ
10 インバータ
11 バッテリ
20 空調回路
21 コンプレッサ
22 コンデンサ
23 第1膨張弁
24 第2膨張弁
25 エバポレータ
26 チラー(熱交換器)
30 バッテリ冷却回路
40 制御部

Claims (1)

  1. 車両の駆動源であるエンジンと、
    前記車両の駆動源であり発電も可能な電動機と、
    前記電動機を駆動するための電力の供給及び当該電動機により発電された電力の蓄電が可能なバッテリと、
    前記エンジンにより駆動するコンプレッサと、
    前記コンプレッサを経由して冷媒が循環する空調回路と、
    前記バッテリを経由して冷媒が循環するバッテリ冷却回路と、
    前記バッテリ冷却回路と前記空調回路との間で熱交換を行う熱交換器と、
    前記熱交換器と熱交換を行い、冷熱を蓄える蓄冷材と、
    前記エンジンの駆動中に前記コンプレッサを作動させて前記蓄冷材に冷熱を蓄えさせ、前記エンジン停止時に前記バッテリを冷却する際には、前記熱交換器を介し当該蓄冷材に蓄えた冷熱を用いて前記バッテリ冷却回路の冷媒を冷却させる制御部と、
    を備えるハイブリッド車両のバッテリ冷却装置。
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