JP2015122793A - 集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信側における受信処理を効率化させることにより受信側の処理時間及び電力消費を低減すること。
【解決手段】受信装置は、ダウンリンクデータのリソース割当てに関する割当情報を受信する受信部と、受信された割当情報を割当情報領域で復調する処理部と、を具備する。割当情報は、少なくとも、複数の受信装置のグループに提供される割当情報であるマルチキャスト割当情報と、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報とに分類され、割当情報領域はユニキャスト割当情報のための第一領域とマルチキャスト割当情報のための第二領域とを含み、第一領域は周波数軸において第二領域の後に隣接しており、第二領域に複数のマルチキャスト割当情報が配置され、第一領域に複数のユニキャスト割当情報が配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、マルチプルアクセス無線通信システムにおけるリソース割当てのための制御メッセージを送信する集積回路に関する。
現在、無線移動通信システムは、第4世代(すなわち、4Gネットワーク)へ向けて進展している。4Gへの進展により、システム要件であるユーザ数、ユーザ帯域幅及びモビリティの大幅な増進が期待される。
このシステム要件における増進を実現すべく、いくつかの新しい技術の使用が計画されている。これらの技術の一つに、WiMAX(IEEE 802.16e)及び3GPP LTE向けに提案された無線技術である、直交周波数分割マルチプルアクセス(OFDMA)がある。
OFDM通信方式は、複数のサブキャリアを用いて送信データを多重化して送信する技術である。OFDM通信方式では、まず、データストリームが、複数の並列サブストリームに分割される。このとき、データレートは、低減される。すなわち、並列サブストリームでは、シンボル時間長が、元のデータストリームよりも増加する。そして、複数の並列サブストリームは、変調された後に、別々のサブキャリアにそれぞれマッピングされる。
上記シンボル時間長の増加は、チャネル遅延スプレッドに対するOFDMのロバスト性を高める。さらに、サイクリックプレフィックス(CP)の導入は、CP時間長がチャネル遅延スプレッドよりも長いかぎり、シンボル間の干渉を完全に排除できる。加えて、OFDM変調は、複雑さを低くしてより多くのサブキャリアを可能にする、効率的な逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いて実現可能である。
OFDM通信システムにおいてリソースは、時間ドメインではOFDMシンボルによって規定され、周波数ドメインではサブキャリアによって規定される。すなわち、OFDMAは、複数のユーザから受け取るデータストリームを時間リソース及び周波数リソース上にマッピングすることにより、多重化伝送を実現するマルチプルアクセス方式である。
従来、OFDM通信方式を用いて通信する無線通信装置が、例えば、非特許文献1に開示されている。
図1は、OFDMAフレームの構成例を示す図である。図1においては、ダウンリンク(DL)のフレーム構成が示されている。図1には、図示されていないが、通常、アップリンク(UL)に対応する部分も存在する。
図1において、フレームには、制御シグナリング情報を運ぶMAC制御メッセージ22が含まれる。制御シグナリング情報には、例えば、DLデータ送信のためのスケジューリング情報、UL送信のためのスケジューリンググラント、及び、UL送信への応答としてのACK/NAK指示が含まれる。通常、制御シグナリング情報は、現フレームに対してのみ有効である。しかし、制御シグナリング情報が複数のフレームに対して有効であるような追加の動作モードもあり得る。
MAC制御メッセージ22は、基地局(BS)からBSに接続したすべての移動局(MS)へブロードキャストされる。各MSは、MAC制御メッセージ22を受信し、復号した後に、MAC制御メッセージ22の中から自身宛のスケジューリング情報ユニットを探し出す必要がある。MAC制御メッセージ22は、通常、フレーム先頭付近で、且つ、フレーム境界を基準にして所定のタイミングで、ブロードキャストされる。
図1を参照すると、MAC制御メッセージ22は、複数のスケジューリング情報ユニットを有する。ここで、各スケジューリング情報ユニットは、MS−IDを含んだ情報要素(IE)から構成される。各IEは、特定のMS、又は、複数のMSを含むグループ(以下、単に「グループ」と呼ばれる)に対応する。IEに含まれる情報は、データ送信フォーマットの特定に不可欠である。MS(又はグループ)がデータ送信フォーマットを特定することは、当該MS(又はグループ)にスケジュールされたシステムリソースを識別し、その対応リソースを正しく復調するために、不可欠である。例えば、図1において、IE24、26、28、30の内容は、それぞれリソース32、34、36,38を正しく復調するために不可欠である。
ここで、ターゲットのMSの数に応じて、IEは、三つの種類、つまりユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストに分かれる。ユニキャストIEは単一のMSに対応し、マルチキャストIEは予め決められた数のMSに対応し、ブロードキャストIEはすべてのMSに対応する。
例えば、図1のユニキャストIE24がMS−ID1を含むように、各ユニキャストIEは或るMSを一意に識別するMS−IDを含む。一つのMSが、MAC制御メッセージ22中に、或るMSに対応するユニキャストIEが複数個含まれる場合も有る。図1においても、MS−ID1を持つMSに対応する2つのIE24、30が存在している。
また、図1のマルチキャストIE26がMS−ID2を含み、ブロードキャストIE28がMS−ID3を含むように、ブロードキャスト及びマルチキャストIEも、それぞれブロードキャスト接続及びマルチキャスト接続を一意に識別するMS−IDを含む。なお、MSは、ブロードキャスト対象のグループ及びマルチキャスト対象のグループを、予め知っている。
ここで、各IEは、個別の割当リソース領域に対応している。すなわち、例えば、割当リソース領域の単位スケールが決まっている場合には、第1の割当リソース領域及び第2の割当リソース領域の宛先移動局が同じであっても、第1の割当リソース領域及び第2の割当リソース領域のそれぞれに対してIEが用意される。また、このようなケースは、以下の場合にも起こりうる。例えば、第1の割当リソース領域と第2の割当リソース領域とが不連続である場合である。また、第1の割当リソース領域と第2の割当リソース領域とに適用されるサービスが異なる場合、例えば、一方では電話サービスが適用され、他方ではデータ通信サービスが適用される場合である。また、第1の割当リソース領域と第2の割当リソース領域とで適用される設定条件が異なる場合、例えば、MCS(Modulation and Coding Scheme)が異なる場合である。また、第1の割当リソース領域と第2の割当リソース領域とで送信されるデータの再送回数が異なる場合である。
図2は、DLにおけるIEの典型的な構成を示す図である。このDLにおけるIEには、データをどのように処理するかをMSに通知するために使用されるDLスケジューリング情報ユニットが含まれる。図2において、IEには、フレーム中でリソースを割り当てたMS又はグループを識別するMS−ID42が含まれる。また、IEには、リソースに関係した情報としては、割り当てられた特定のリソース(例えば、時間、周波数、空間等またはこれらのいずれかの組合せ)の指示(つまり、リソース割当情報44)とその割当が有効である期間46が含まれる。また、IEには、データ送信フォーマットに関係した情報としては、コンテンツが指示された特定のMIMO方式に依存することを示すためのMIMOデータ48、割り当てられたリソースに使用される変調方式情報50、ペイロードサイズ情報52、及び、現送信が求めているハイブリッドARQプロセスを示すためのHARQ情報54が含まれる。
以上のようにして、MS又はグループは、MAC制御メッセージに含まれたIEを復号し、この復号結果に基づいて自身に割り当てられたリソースを特定することができる。
IEEE Std 802.16e-2005
ところで、MAC制御メッセージ内の各IEの並ぶ順序は任意であり、また、MS−IDが共通する複数のIEが存在し得る。従って、MSは、自身のMS−IDに対応したリソースを探し出すために、MAC制御メッセージ22内のすべてのIEをチェックする必要がある。この結果、MSの処理時間と電力消費とが増加してしまう問題がある。
本発明の目的は、受信側における受信処理を効率化させることにより受信側の処理時間及び電力消費を低減する集積回路を提供することである。
本発明の一態様の集積回路は、ダウンリンクデータのリソース割当てに関する割当情報を生成する処理と、前記生成された割当情報を割当情報領域で送信する処理と、を制御する集積回路であって、前記割当情報は、少なくとも、複数の受信装置のグループに提供される割当情報であるマルチキャスト割当情報と、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報とに分類され、前記割当情報領域は前記ユニキャスト割当情報のための第一領域と前記マルチキャスト割当情報のための第二領域とを含み、前記第一領域は周波数軸において前記第二領域の後に隣接しており、前記第二領域に複数の前記マルチキャスト割当情報が配置され、前記第一領域に複数の前記ユニキャスト割当情報が配置される。
本発明の一態様の集積回路は、ダウンリンクデータのリソース割当てに関する割当情報を受信する処理と、前記受信された割当情報が配置されている割当情報領域に含まれる複数の情報要素を順に復号して、前記複数の情報要素のうち自装置宛のユニキャスト情報要素群を探索し、前記自装置宛のユニキャスト情報要素群を見つけた後は前記探索を終了し、前記自装置宛のユニキャスト情報要素群の復号結果に基づいて、自装置に割り当てられたリソースを特定する処理と、を制御する集積回路であって、前記割当情報は、少なくとも、複数の受信装置のグループに提供される割当情報であるマルチキャスト割当情報と、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報とに分類され、前記割当情報領域は、前記ユニキャスト割当情報のための領域であって、各受信装置宛のユニキャスト情報要素群を含む第一領域と、前記マルチキャスト割当情報のための領域であって、前記複数の受信装置のグループ宛の複数のマルチキャスト情報要素を含む第二領域とを含み、前記第一領域は周波数軸において前記第二領域の後に隣接しており、前記第二領域に複数の前記マルチキャスト割当情報が配置され、前記第一領域に複数の前記ユニキャスト割当情報が配置される。
本発明によれば、受信側における受信処理を効率化させることにより受信側の処理時間及び電力消費を低減することができる。
OFDMフレームの構成例を示す図 ダウンリンクにおける情報要素(IE)の典型的な構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る移動局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る制御メッセージの構成を示す図 本発明の実施の形態2に係る制御メッセージの構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る制御メッセージの構成を示す図 本発明の実施の形態4に係る制御メッセージの構成を示す図 本発明の実施の形態5の前提となるシステムの説明に供する図 本発明の実施の形態5に係る制御メッセージの構成を示す図 本発明の実施の形態6に係る制御メッセージの構成を示す図 本発明の実施の形態7の前提となるシステムの説明に供する図 本発明の実施の形態7の前提となるシステムの説明に供する図 本発明の実施の形態7の前提となるシステムの説明に供する図 本発明の実施の形態7に係る制御メッセージの構成を示す図 メッセージ処理部における処理の説明に供する図 本発明の実施の形態8に係る制御メッセージの構成を示す図 メッセージ処理部における処理の説明に供する図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(実施の形態1)
[基地局の構成]
図3は、本発明の実施の形態1に係る基地局100の構成を示すブロック図である。図3において、基地局100は、制御部101と、スケジューラ102と、メッセージ生成部103と、OFDM通信部104と、メッセージ処理部105とを有する。ここでは、制御部101、スケジューラ102、メッセージ生成部103、及びメッセージ処理部105は、MAC層の処理を行い、OFDM通信部104は、物理層の処理を行う。
制御部101は、MACプロトコルに係る処理を制御する。
スケジューラ102は、制御部101による制御に基づいて、通信相手である、移動局200又は複数の移動局200からなるグループに対して、リソースを割り当てる。スケジューラ102は、移動局200又はグループに割り当てられた識別情報であるMS−ID、リソース割当情報、及び、キャスト識別情報(つまり、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストの識別情報)などをメッセージ生成部103に出力する。
メッセージ生成部103は、スケジューラ102から受け取る情報を用いて、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。制御メッセージには、制御シグナリング情報が含められる。制御シグナリング情報は、例えば、下りデータ通信に関するスケジューリング情報、及び、上りデータ通信に関するスケジューリング情報である。また、メッセージ生成部103は、スケジューリング情報ユニットに対応するリソースへ当該スケジューリング情報ユニットと関連するMS−ID宛の送信データをマッピングする。具体的には、スケジューリング情報ユニットにはMS−ID及びリソース割当情報が含まれるので、このリソース割当情報に対応するリソースへこのMS−ID宛の送信データをマッピングする。このように制御メッセージに含まれるスケジューリング情報ユニットと送信データとが対応づけられているので、受信側では、制御メッセージ内の情報を頼りに自身宛のデータを受信処理することができる。なお、メッセージ生成部103において生成される制御メッセージの構成については、後に詳しく説明する。
OFDM通信部104は、OFDM変調及びOFDM復調を行う。OFDM通信部104は、メッセージ生成部103にて生成された制御メッセージを含めたフレームを送信する。
メッセージ処理部105は、移動局200から送信された上りメッセージを解析処理し、その結果を制御部101に出力する。
[移動局の構成]
図4は、本発明の実施の形態1に係る移動局200の構成を示すブロック図である。図4において、移動局200は、制御部201と、メッセージ生成部202と、OFDM通信部203と、メッセージ処理部204とを有する。ここでは、制御部201、メッセージ生成部202、及びメッセージ処理部204は、MAC層の処理を行い、OFDM通信部203は、物理層の処理を行う。
制御部201は、MACプロトコルに係る処理を制御する。
メッセージ生成部202は、制御部201による制御に基づいて、アップリンクで送信されるメッセージを生成する。このメッセージには、制御情報又は送信データが含まれる。
OFDM通信部203は、OFDM変調及びOFDM復調を行う。
メッセージ処理部204は、制御部201による制御に基づいて、基地局100から送信された下りメッセージを解析処理し、その結果を制御部201に出力する。すなわち、メッセージ処理部204では、例えば、下りデータ通信に関するスケジューリング情報ユニット、及び、上りデータ通信に関するスケジューリング情報ユニットが抽出され、制御部201に出力される。
[制御メッセージの構成]
上記したようにメッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。図5は、実施の形態1に係る制御メッセージの構成を示す図である。
図5において、制御メッセージ300は、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310と、ユニキャストゾーン320とに分けられる。マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310及びユニキャストゾーン320は、それぞれ連続した領域から構成されている。
マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310には、この制御メッセージが送信されるフレームにおける、マルチキャストに対するスケジューリング情報及びブロードキャストに対するスケジューリング情報のすべてが含まれる。すなわち、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310には、マルチキャストIE及びブロードキャストIEのすべてが含まれる。
一方、ユニキャストゾーン320には、この制御メッセージが送信されるフレームにおけるユニキャストに対するスケジューリング情報がすべて含まれる。
ユニキャストゾーン320は、各移動局200に対するスケジューリング情報ユニット330を有する。各スケジューリング情報ユニット330は、1つのMS−ID用の領域332、IE数インジケータ用の領域334、及び、IE用の領域336を含む。IE数インジケータは、そのスケジューリング情報ユニット330に含まれるIEの数を示す。
ここで、マルチキャストIE及びブロードキャストIEに関しては、各IEにMS−IDが含められる。このIEのフォーマットを、以下、「第1フォーマット」と呼ぶことがある。一方、MS−IDは、ユニキャストIEには含められず、各移動局割当領域330の先頭に1つだけ置かれる。このIEのフォーマットを、以下、「第2フォーマット」と呼ぶことがある。
このようにユニキャストゾーン320では、1つのMS−IDに対して複数のユニキャストIEが1つのIE用領域336にまとめて配置されてスケジューリング情報ユニット330が構成されている。従って、自身宛のスケジューリング情報ユニット330を見つければ、他の領域に自身宛のユニキャストIEが存在しないので、受信側の移動局200は、自身宛のスケジューリング情報ユニット330を見つけた段階で移動局割当領域の探索処理を終了することができる。これにより、制御メッセージの全体を探索する必要がある従来に比べて、スケジューリング情報ユニットの探索処理に掛かる時間を短縮することができ、これに伴い、移動局200の消費電力を削減することができる。
また、MS−IDは、ユニキャストIEには含められず、各スケジューリング情報ユニット330における先頭領域に1つだけ置かれる。これにより、スケジューリング情報ユニット330内に複数のIEが含まれる場合には、各ユニキャストIEにMS−IDが含まれていた従来に比べて、シグナリングオーバヘッドを減少させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、ユニキャストゾーンがIEの数に応じた複数の部分ゾーンに分割される。実施の形態2に係る基地局及び移動局の構成は、実施の形態1に係る基地局100及び移動局200と同様である。
メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。図6は、実施の形態2に係る制御メッセージの構成を示す図である。
図6において、制御メッセージ400は、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410と、ユニキャストゾーン420とに分けられる。
また、図6において、ユニキャストゾーン420は、2つの部分ゾーン、すなわち、第1のユニキャストゾーン420aと第2のユニキャストゾーン420bとに分けられている。
第1のユニキャストゾーン420aには、制御メッセージ400が送信されるフレームにおいて、1つのユニキャストIEの宛先となっている移動局200に対するスケジューリング情報ユニットが含められる。第1のユニキャストゾーン420aにマッピングされるユニキャストIEには、MS−IDが含められる(図6におけるユニキャストIE422,424参照)。すなわち、第1のユニキャストゾーン420aでは、第1フォーマットが採用される。
一方、第2のユニキャストゾーン420bには、制御メッセージ400が送信されるフレームにおいて、複数のユニキャストIEの宛先となっている移動局200に対するスケジューリング情報ユニットが含められる。第2のユニキャストゾーン420bにマッピングされるユニキャストIEには、実施の形態1と同様に、MS−IDは含められず、MS−IDは各スケジューリング情報ユニット330の先頭領域に1つだけ置かれる。すなわち、第2のユニキャストゾーン420bでは、第2フォーマットが採用される。
以上のように、明らかにIEを1つしか持たないスケジューリング情報ユニットのみをマッピングする第1のユニキャストゾーン420aを設けたことにより、この領域では、IE数インジケータが不要となる。これにより、シグナリングオーバヘッドを減少させることができる。
また、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410は、第1のユニキャストゾーン420aと第2のユニキャストゾーン420bとの間に設けられる。すなわち、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410は、第1のユニキャストゾーン420aと第2のユニキャストゾーン420bとの境界を形成している。こうすることで、受信側の移動局200は、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410を目印にして、第1のユニキャストゾーン420aの終わり及び第2のユニキャストゾーン420bの始まりを容易に認識することができる。
なお、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410に加えて、予め決められたMS−IDに対する特殊用途のIE(例えば、範囲指定IE)を含むゾーンを設け、これをユニキャストゾーンの終了信号として使用しても良い。
また、第1のユニキャストゾーン420aと第2のユニキャストゾーン420bとの順番は、逆に、第2のユニキャストゾーン420bが前で第1のユニキャストゾーン420aが後ろであっても良い。ただし、その順番は、予め決められている必要がある。
(実施の形態3)
実施の形態3でも、実施の形態2と同様に、ユニキャストゾーンがIEの数に応じた複数の部分ゾーンに分割される。実施の形態3に係る基地局及び移動局の構成は、実施の形態1に係る基地局100及び移動局200と同様である。
メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。図7は、実施の形態3に係る制御メッセージの構成を示す図である。
図7において、制御メッセージ500は、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン510と、ユニキャストゾーン520とに分けられる。
また、図7において、ユニキャストゾーン520は、3つの部分ゾーン、すなわち、第1のユニキャストゾーン520aと第2のユニキャストゾーン520bと第3のユニキャストゾーン520cとに分けられている。
第1のユニキャストゾーン520aには、実施の形態2で説明した第1のユニキャストゾーン420aと同様に、制御メッセージ500が送信されるフレームにおいて、1つのユニキャストIEの宛先となっている移動局200に対するスケジューリング情報ユニットが含められる。
第2のユニキャストゾーン520bには、制御メッセージ500が送信されるフレームにおいて、2つのユニキャストIEの宛先となっている移動局200に対するスケジューリング情報ユニットが含められる。第2のユニキャストゾーン520bは、各移動局200に対するスケジューリング情報ユニット530を有する。スケジューリング情報ユニット530は、スケジューリング情報ユニット330と同様に、1つのMS−ID用の領域532、及び、IE用の領域534を含む。ただし、スケジューリング情報ユニット330と異なり、スケジューリング情報ユニット530は、IE数インジケータを含まない。これは、第1のユニキャストゾーン520aと同様に、第2のユニキャストゾーン520b自体にIE数情報が結びつけられているため、IE数インジケータを含める必要がないからである。これにより、シグナリングオーバヘッドを減少させることができる。
第3のユニキャストゾーン520cには、制御メッセージ500が送信されるフレームにおいて、3つ以上のユニキャストIEの宛先となっている移動局200に対するスケジューリング情報ユニットが含められる。
このように3つのユニキャストゾーンが設定されるので、さらに受信側の移動局200が自身宛のMS−IDを探索する領域を狭くすることができ、結果として、移動局200の処理時間及び消費電力を削減することができる。
また、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン510は、第1のマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510aと第2のマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510bとに分けられる。第1のマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510a及び第2のマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510bは、第1のユニキャストゾーン520aと第2のユニキャストゾーン520bとの間、及び、第2のユニキャストゾーン520bと第3のユニキャストゾーン520cとの間にそれぞれ配置される。
こうすることで、受信側の移動局200は、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン510を目印にして、ユニキャストゾーン520の終わり及び始まりを容易に認識することができる。
なお、第1のマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510a及び第2のマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510bに加えて、予め決められたMS−IDに対する特殊用途のIE(例えば、範囲指定IE)を含むゾーンを設け、これをユニキャストゾーンの終了信号として使用しても良い。
また、第1のユニキャストゾーン520aと第2のユニキャストゾーン520bと第3のユニキャストゾーン520cとの順番は、入れ替えられても良い。ただし、その順番は、予め決められている必要がある。
(実施の形態4)
実施の形態4では、実施の形態2及び実施の形態3と異なり、マルチキャスト/ブロードキャストゾーンが、マルチキャストゾーンとブロードキャストゾーンとに分けられる。
メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。図8は、実施の形態4に係る制御メッセージの構成を示す図である。
図8において、制御メッセージ600は、ブロードキャストゾーン610と、マルチキャストゾーン620と、ユニキャストゾーン420とに分けられる。
ブロードキャストゾーン610は、制御メッセージ600において先頭に置かれる。こうすることで、例えば、IEEE802.16eのようにブロードキャストのスケジューリング情報を制御メッセージにおける先頭領域に置くことを要求するプロトコルにも適合するメッセージ構造とすることができる。
また、第1のユニキャストゾーン420aと第2のユニキャストゾーン420bとの間には、マルチキャストゾーン620が設けられる。こうすることで、受信側の移動局200は、マルチキャストゾーン620を目印にして、第1のユニキャストゾーン420aの終わり及び第2のユニキャストゾーン420bの始まりを容易に認識することができる。
また、ブロードキャストとマルチキャストとの混在領域は設けられず、それぞれがゾーンとして独立するブロードキャストゾーン610及びマルチキャストゾーン620が設けられている。こうすることで、受信側の移動局200におけるゾーン探索処理の負荷が軽減される。すなわち、例えばアドレス標記がIPv4に準ずる場合には、ブロードキャストのIPアドレスは、後ろの8ビットがすべて1になり、マルチキャストのIPアドレスは、前の4ビットが1110となる。従って、ブロードキャストとマルチキャストとが混在している場合には、移動局200は、前4ビット及び後ろ8ビットを見て初めてブロードキャストとマルチキャストとを区別できる可能性がある。一方、本実施の形態のように、ブロードキャストゾーンとマルチキャストゾーンとが分離され、その順番が決まっている場合には、先ず、最初に現れるゾーンのIPアドレスの特徴点に着目して探索し、見つかった後に、探索する特徴点をもう一方のものに切り替えることにより、移動局200のゾーン探索処理の負荷を軽減することができる。
(実施の形態5)
実施の形態2乃至4では、第1のユニキャストゾーンと第2のユニキャストゾーンとの間に非ユニキャストゾーンを配置することにより、受信側の移動局が、非ユニキャストゾーンを目印にして、第1のユニキャストゾーンの終わり及び第2のユニキャストゾーンの始まりを容易に認識できる。
本実施の形態では、実施の形態2乃至4の構成と異なる制御メッセージが用いられることが前提とされる。
[前提となる従来システム]
このシステムでは、背景技術で説明したシステムと異なり、MS−IDを明示的には通知せずに、各IEに含まれるCRC(Cyclic Redundancy Check)に対してMS−IDに掛算することにより、CRCをマスキングする場合がある。受信側の移動局は、IEを復号し、CRC部分に対して自分のMS−IDを用いて排他的論理和演算する。この結果、CRCがOKとなるIEを自分宛のIEであると判定し、このIEを用いてデータ受信を行う。この際、移動局は、自分宛のIEを探すために、すべてのIEの復号を試みることとなる。
さらに、このシステムでは、IEを移動局へ通知するために、リソースサイズ及びMCS(Modulation and Coding Scheme)のそれぞれが複数用意される。例えば、リソースサイズには、2種類(1MLRU(MAP Logical Resource Unit)又は2MLRU)が用意され、MCSにも2種類(QPSK 1/2、又はQPSK 1/8)が用意される。そして、IEに対して適用される、リソースサイズ及びMCSの組み合わせは、宛先の移動局ごとに、又は、伝搬路状況に応じて、変更される。
また、上記した例の場合、リソースサイズ及びMCSの組み合わせが4種類あるので、制御メッセージにおいて、IEが4グループに整理されて含まれるとともに、グループ毎のIE数なども含められる(図9参照、ただし、図9では、N種類グループがある場合が示されている)。こうすることにより、制御メッセージの受信側である移動局は、自分宛のIEを探すための試行復号回数を削減できる。
しかしながら、図9に示すように、IEは、user specific MAPという領域に配置される一方、グループ毎のIE数は、Non-user specific MAPという領域に配置される。従って、このNon-user specific MAPが設けられることにより、このシステムでは、背景技術で説明したシステムと比べて、オーバーヘッドが増加し、トータルのスループットが減少するという問題がある。
[実施の形態5に係る基地局及び移動局の構成]
実施の形態5に係る基地局及び移動局の基本構成は、実施の形態1に係る基地局100及び移動局200と同様である。
メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。具体的には、メッセージ生成部103は、まず、IEタイプに基づいて、IEをグルーピングする。IEタイプは、例えば、リソースサイズ及びMCSの組みである。そして、メッセージ生成部103は、配置領域をグループ毎に分離して、IEを制御メッセージに含める。さらに、メッセージ生成部103は、任意のグループの配置領域内では、ユニキャストIEの配置領域と非ユニキャストIEの配置領域とを分離して、IEを配置する。
[制御メッセージの構成]
図10は、実施の形態5に係る制御メッセージの構成を示す図である。図10では、IEが、グループ1(G),…,グループN(G)の順番で並べられて、制御メッセージ内に含められる。また、任意のグループの配置領域内では、ユニキャストIE、ブロードキャストIE(非ユニキャストの一種)の順番で、IEが配置されている。すなわち、任意のグループにおいて、ユニキャストIEが1つのサブグループ(SG)を構成し、非ブロードキャストが他のサブグループを構成する。
以上のように本実施の形態によれば、制御メッセージは、IEタイプに応じたグループ毎にIE配置領域を有する。各グループのIE配置領域では、ユニキャストIEの配置領域と非ユニキャストIEの配置領域とが、分離されると共に、一定の順序で並べられる。
こうすることで、第1のグループのユニキャストIEの配置領域と第2のグループのユニキャストIEの配置領域との間には、第1のグループ又は第2のグループの非ユニキャストIEの配置領域が設けられる。このため、受信側の移動局は、非ユニキャストIEの配置領域を目印にして、第1のグループのユニキャストIEの配置領域の終わり及び第2のグループのユニキャストIEの配置領域の始まりを容易に認識することができる。すなわち、このような制御メッセージの構成とすることにより、上記した従来システムと異なり、Non-user specific MAPを設ける必要がないので、オーバーヘッドを削減することができる。
(実施の形態6)
実施の形態5では、各グループに非ユニキャストIEが含まれることを前提とした。これに対して、実施の形態6は、非ユニキャストIEを含まないグループが存在する場合の制御メッセージの構成に関する。実施の形態6に係る基地局及び移動局の基本構成は、実施の形態5と同様である。
実施の形態5と同様に、メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。具体的には、メッセージ生成部103は、まず、IEタイプに基づいて、IEをグルーピングする。そして、メッセージ生成部103は、配置領域をグループ毎に分離して、IEを制御メッセージに含める。そして、メッセージ生成部103は、任意のグループの配置領域内では、ユニキャストIEの配置領域と非ユニキャストIEの配置領域とを分離して、IEを配置する。
さらに、メッセージ生成部103は、非ユニキャストIEを含まないグループのユニキャストIEの数に関する情報を、Non-user specific MAPに配置する。また、メッセージ生成部103は、非ユニキャストIEを含まないグループに関する情報も、Non-user specific MAPに配置する。このグループに関する情報は、例えば、ビットマップ形式で表される。
図11は、実施の形態6に係る制御メッセージの構成を示す図である。図11には、Nが4の場合の制御メッセージの構成例が示されている。図11において、G及びGは、非ユニキャストIEを含まない。従って、Non-user specific MAPには、非ユニキャストIEを含まないグループに関する情報が配置される。ここでは、任意のグループにおける非ユニキャストの有無をビット値1,0で表す。従って、ここでは4グループあるので、ビットマップは4つの構成ビットを有する。ビットマップにおけるk番目の構成ビットをグループkに対応させる場合、G及びGに非ユニキャストIEが含まれないときには、ビットマップは、0101のビット列で構成される。
こうすることで、非ユニキャストIEを含まないグループが存在する場合でも、受信側の移動局は、各グループの配置領域の先頭及び末尾を容易に特定することができる。また、Non-user specific MAPには、非ユニキャストIEを含まないグループのIE数に関する情報のみが含められるので、実施の形態5で説明した従来システムに比べて、オーバーヘッドを削減することができる。実施の形態5で説明した従来システムに比べて、非ユニキャストIEを含まないグループに関する情報を新たに配置する必要があるが、高々グループ数と同数のビット数なので、オーバーヘッドの増加に対する影響は小さい。
(実施の形態7)
本実施の形態では、基地局が複数のキャリアを用いて信号を送信する場合を前提とする。
[前提となる従来システム]
このシステムでは、例えば、図12に示すように、基地局は、複数のキャリアを用いて信号を送信する。その複数のキャリアには、主のキャリアであるPrimary Carrierと従属キャリアであるSecondary Carrierとが含まれる。そして、すべての制御メッセージは、Primary Carrierで送信される。そして、Primary Carrier用の制御メッセージは、Basic assignment IEとして通知される一方、Secondary Carrier用の制御メッセージは、MC assignment IEとして通知される。Basic assignment IEとMC assignment IEとは、1つのセットとして、Primary Carrierにて送信される。
こうして、Primary Carrierでは、Single Carrier用のIEとMulticarrier用のIEとがすべて送信される。このとき、図13に示すように、Single Carrier用のIE及びMulticarrier用のIEは、ランダムに送信される。従って、このような制御メッセージの構成によれば、自機宛の信号がSingle Carrierで送信される移動局であっても、すべてのIEの復号を行う必要がある。
このような受信側である移動局の負荷を軽減するために、例えば、図14に示すような制御メッセージの構成を採ることも考えられる。すなわち、Non-user specific MAPという領域以外のuser specific MAPという領域において、Single Carrier用のIEの配置領域と非Single Carrier用のIEの配置領域とを分離して配置する。なお、Non-user specific MAPには、それぞれのIE数などが配置される。
こうすることで、自機宛の信号がSingle Carrierで送信される移動局は、Single CarrierのIEのみの復号を行えばよいので、自機宛のIEを探す試行回数を削減することができる。
しかしながら、Non-user specific MAPが設けられることにより、このシステムでは、背景技術で説明したシステムと比べて、オーバーヘッドが増加し、トータルのスループットが減少するという問題がある。
[実施の形態7に係る基地局及び移動局の構成]
実施の形態7に係る基地局及び移動局の基本構成は、実施の形態1に係る基地局100及び移動局200と同様である。
メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。具体的には、メッセージ生成部103は、まず、IEタイプに基づいて、IEをグルーピングする。ここでは、IEタイプは、Single Carrier又はMulticarrierの種別、及び、ユニキャストIE又は非ユニキャストIEの種別の組みである。そして、メッセージ生成部103は、配置領域をグループ毎に分離して、IEを制御メッセージに含める。さらに、メッセージ生成部103は、種別がSingle Carrierであるグループの配置領域内では、ユニキャストIEの配置領域と非ユニキャストIEの配置領域とを分離して、IEを配置する。
[制御メッセージの構成]
図15は、実施の形態7に係る制御メッセージの構成を示す図である。図15では、IEが、Single Carrierのグループ,Multicarrierのグループの順番で並べられて、制御メッセージ内に含められる。また、Single Carrierグループの配置領域内では、ユニキャストIE、ブロードキャストIE(非ユニキャストの一種)の順番で、IEが配置されている。すなわち、Single Carrierグループにおいて、ユニキャストIEが1つのサブグループ(SG)を構成し、非ユニキャストIEが他のサブグループを構成する。ここで、IEには、Basic assignment IEとnon-basic assignment IEとの両方が含まれる。Basic assignment IEは、通常データチャネル用のInformation elementである。Non-basic assignment IEは、Group単位のinformation element、Group単位のinformation elementの構成要素を通知するIE、又は、Persistent allocationなど通常データチャネル以外のIEである。
[移動局における受信処理]
上記した構成を有する制御メッセージは、基地局100から送信され、移動局200で受信される。
図16は、メッセージ処理部204における処理の説明に供する図である。
ステップS1001では、メッセージ処理部204は、制御メッセージのIEごとに、CRCをチェックする。
ステップS1002において、ブロードキャスト用の識別情報によってCRCをデマスキングした結果、CRCがOKと判定される場合(YES)には、このときのIEを、シングルキャリアで且つブロードキャストであるIEのグループが配置される領域(つまり、図15のSG)の先頭として検出する(ステップS1003)。CRCがNGと判定される場合(NO)には、ステップS1001の処理が繰り返される。
ステップS1004では、さらに後続のIEのCRCをチェックする。
ステップS1005において、ブロードキャスト用の識別情報によってCRCをデマスキングした結果、CRCがNGと判定される場合(NO)には、このときのIEを、マルチキャリアであるIEのグループが配置される領域の先頭として検出する(ステップS1007)。
CRCがOKと判定される場合(ステップS1005:YES)には、チェック対象のIEがマルチキャリア割当IE(MC assignment IE)であるか判定する(ステップS1006)。
マルチキャリア割当IEであると判定される場合(ステップS1006:YES)には、このときのIEを、マルチキャリアであるIEのグループが配置される領域の先頭として検出する(ステップS1007)。マルチキャリア割当IEではないと判定される場合(ステップS1006:NO)には、ステップS1004の処理が繰り返される。
以上のように本実施の形態によれば、制御メッセージは、IEタイプに応じたグループ毎にIE配置領域を有する。各グループのIE配置領域では、ユニキャストIEの配置領域と非ユニキャストIEの配置領域とが、分離されると共に、一定の順序で並べられる。
こうすることで、Single CarrierのグループのユニキャストIEの配置領域とMulticarrierのグループのユニキャストIEの配置領域との間には、Single Carrierのグループの非ユニキャストIEの配置領域が設けられる。このため、受信側の移動局は、非ユニキャストIEの配置領域を目印にして、Single CarrierのグループのユニキャストIEの配置領域の終わり及びMulticarrierのグループのユニキャストIEの配置領域の始まりを容易に認識することができる。すなわち、このような制御メッセージの構成とすることにより、上記した従来システムと異なり、Non-user specific MAPを設ける必要がないので、オーバーヘッドを削減することができる。
(実施の形態8)
実施の形態7では、移動局は、Multicarrierのグループの最初の”Basic assignment IE”を検出することにより、Single CarrierのグループとMulticarrierのグループとの境を認識した。Multicarrierのグループの最初の”Basic assignment IE”を検出する際に用いられる基準としては、検出対処IEが、ブロードキャストIEであるか否か、及び、マルチキャリア割当IEであるかが用いられた。この「マルチキャリア割当IEであるか」という基準は、Multicarrierのグループの先頭に配置されるBasic assignment IEもBroadcastである場合に有用である。
これに対して、本実施の形態では、Single Carrierのグループの配置領域において、Multicarrierのグループの配置領域の直前には、Non-basic assignment IEで且つBroadcastであるIEを割り当てる。こうすることで、「Non-basic assignment IEからbasic assignment IEに切り替わること」を、Multicarrierのグループの最初の”Basic assignment IE”を検出する際に用いられる基準として用いることができる。
[実施の形態8に係る基地局及び移動局の構成]
実施の形態8に係る基地局及び移動局の基本構成は、実施の形態1に係る基地局100及び移動局200と同様である。
メッセージ生成部103は、ダウンリンクで送信される制御メッセージを生成する。具体的には、メッセージ生成部103は、まず、IEタイプに基づいて、IEをグルーピングする。ここでは、IEタイプは、Single Carrier又はMulticarrierの種別、ユニキャストIE又は非ユニキャストIEの種別、及び、Basic assignment又はNon-basic assignmentの種別の組みである。そして、メッセージ生成部103は、配置領域をグループ毎に分離して、IEを制御メッセージに含める。さらに、メッセージ生成部103は、種別がSingle Carrierであるグループの配置領域内では、Non-basic assignmentで且つ非ユニキャストのIEの配置領域とこれ以外の配置領域とを分離して、IEを配置する。
[制御メッセージの構成]
図17は、実施の形態8に係る制御メッセージの構成を示す図である。図17では、IEが、Single Carrierのグループ,Multicarrierのグループの順番で並べられて、制御メッセージ内に含められる。また、Single Carrierグループの配置領域内では、Basic assignmentのIE(ユニキャスト及び非ユニキャストを含む)、Non-basic assignmentで且つユニキャストのIE、Non-basic assignmentで且つブロードキャストのIEの順番で、IEが配置されている。すなわち、Single Carrierグループにおいて、Non-basic assignmentで且つ非ユニキャストのIEが、Multicarrierグループの直前に配置されるサブグループを構成する。また、上記した、任意のセットにおいて、IEは、Basic assignment、Non-basic assignmentの順番で並べられる。すなわち、種別がMulticarrierであるグループの配置領域の先頭には、メッセージ生成部103によって、Basic assignment IEが配置される。
[移動局における受信処理]
上記した構成を有する制御メッセージは、基地局100から送信され、移動局200で受信される。
図18は、メッセージ処理部204における処理の説明に供する図である。
ステップS2001では、メッセージ処理部204は、制御メッセージのIEごとに、CRCをチェックする。
ステップS2002において、ブロードキャスト用の識別情報によって判定対象IEのCRCをデマスキングした結果、CRCがOKと判定され、且つ、判定対象IEがNon-basic assignmentであると判定される場合(YES)には、この判定対象IEを、Non-basic assignmentで且つ非ユニキャストのIEのグループが配置される領域(つまり、図17のSG)の先頭として検出する(ステップS2003)。CRCがNGと判定される場合(NO)には、ステップS2001の処理が繰り返される。
ステップS2004では、さらに後続のIEのCRCをチェックする。
ステップS2005において、ブロードキャスト用の識別情報によって判定対象IEのCRCをデマスキングした結果、CRCがNGと判定される場合(NO)には、この判定対象IEを、マルチキャリアであるIEのグループが配置される領域の先頭として検出する(ステップS2007)。
CRCがOKと判定される場合(ステップS2005:YES)には、チェック対象のIEがNon-basic assignmentであるか判定する(ステップS2006)。
Non-basic assignmentではないと判定される場合(ステップS2006:NO)には、この判定対象IEを、マルチキャリアであるIEのグループが配置される領域の先頭として検出する(ステップS2007)。Non-basic assignmentであると判定される場合(ステップS2006:YES)には、ステップS2004の処理が繰り返される。
(他の実施の形態)
(1)実施の形態1乃至3において、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410、及びマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510は、マルチキャストとブロードキャストとの混在領域としている。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン410、及びマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510は、それぞれマルチキャストゾーンとブロードキャストゾーンとに分離されても良い。こうすることにより、実施の形態4と同様に、受信側の移動局200におけるゾーン探索処理の負荷が軽減される。
特に、実施の形態1のように、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310の先頭に配置される場合には、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン310内でブロードキャストゾーンを先頭に配置することにより、実施の形態4と同様に、IEEE802.16eのようにブロードキャストのスケジューリング情報を制御メッセージにおける先頭領域に置くことを要求するプロトコルにも適合するメッセージ構造とすることができる。
(2)実施の形態3において、ユニキャストゾーン間には、マルチキャストとブロードキャストとの混在領域であるマルチキャスト/ブロードキャストゾーン510が配置される。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン510aの場所にブロードキャストゾーンを配置し、マルチキャスト/ブロードキャストゾーン510bの場所にマルチキャストゾーンを配置しても良い。こうすることでも、実施の形態4と同様に、受信側の移動局200におけるゾーン探索処理の負荷が軽減される。
(3)上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2008年12月24日出願の特願2008−328294の日本出願、2009年6月4日出願の特願2009−135324の日本出願、及び、2009年7月8日出願の特願2009−162071の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、受信側における受信処理を効率化させることにより受信側の処理時間及び電力消費を低減するものとして有用である。

Claims (10)

  1. ダウンリンクデータのリソース割当てに関する割当情報を生成する処理と、
    前記生成された割当情報を割当情報領域で送信する処理と、
    を制御する集積回路であって、
    前記割当情報は、少なくとも複数の受信装置のグループに提供される割当情報であるマルチキャスト割当情報と、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報とに分類され、
    前記割当情報領域は前記ユニキャスト割当情報のための第一領域と前記マルチキャスト割当情報のための第二領域とを含み、前記第一領域は周波数軸において前記第二領域の後に隣接しており、前記第二領域に複数の前記マルチキャスト割当情報が配置され、前記第一領域に複数の前記ユニキャスト割当情報が配置される、
    集積回路。
  2. 前記割当情報領域は、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報が配置される第三領域をさらに含み、前記第二領域は前記第一領域と前記第三領域との間に在る、
    請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記ユニキャスト割当情報のうち、第一のユニキャスト割当情報サイズに基づいてグループ化された第一グループのユニキャスト割当情報は前記第一領域に配置され、第二のユニキャスト割当情報サイズに基づいてグループ化された第二グループのユニキャスト割当情報は前記第三領域に配置される、
    請求項2に記載の集積回路。
  4. 前記割当情報領域は、全受信装置に提供される割当情報であるブロードキャスト割当情報が配置される第四領域をさらに含み、前記第四領域は前記割当情報領域の先頭に在る、
    請求項1に記載の集積回路。
  5. 前記ユニキャスト割当情報および前記マルチキャスト割当情報は、周波数領域に配置される、
    請求項1に記載の集積回路。
  6. ダウンリンクデータのリソース割当てに関する割当情報を受信する処理と、
    前記受信された割当情報が配置されている割当情報領域に含まれる複数の情報要素を順に復号して、前記複数の情報要素のうち自装置宛のユニキャスト情報要素群を探索し、前記自装置宛のユニキャスト情報要素群を見つけた後は前記探索を終了し、前記自装置宛のユニキャスト情報要素群の復号結果に基づいて、自装置に割り当てられたリソースを特定する処理と、
    を制御する集積回路であって、
    前記割当情報は、少なくとも、複数の受信装置のグループに提供される割当情報であるマルチキャスト割当情報と、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報とに分類され、
    前記割当情報領域は、前記ユニキャスト割当情報のための領域であって、各受信装置宛のユニキャスト情報要素群を含む第一領域と、前記マルチキャスト割当情報のための領域であって、前記複数の受信装置のグループ宛の複数のマルチキャスト情報要素を含む第二領域とを含み、前記第一領域は周波数軸において前記第二領域の後に隣接しており、前記第二領域に複数の前記マルチキャスト割当情報が配置され、前記第一領域に複数の前記ユニキャスト割当情報が配置される、
    集積回路。
  7. 前記割当情報領域は、1つの受信装置に提供される割当情報であるユニキャスト割当情報が配置される第三領域をさらに含み、前記第二領域は前記第一領域と前記第三領域との間に在る、
    請求項6に記載の集積回路。
  8. 前記ユニキャスト割当情報のうち、第一のユニキャスト割当情報サイズに基づいてグループ化された第一グループのユニキャスト割当情報は前記第一領域に配置され、第二のユニキャスト割当情報サイズに基づいてグループ化された第二グループのユニキャスト割当情報は前記第三領域に配置される、
    請求項7に記載の集積回路。
  9. 前記割当情報領域は、全受信装置に提供される割当情報であるブロードキャスト割当情報が配置される第四領域をさらに含み、前記第四領域は前記割当情報領域の先頭に在る、
    請求項6に記載の集積回路。
  10. 前記ユニキャスト割当情報および前記マルチキャスト割当情報は、周波数領域に配置される、
    請求項6に記載の集積回路。
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