JP5265524B2 - 多チャンネル・オーディオ又はビデオデータのリアルタイム無線送信のための方法及びシステム - Google Patents

多チャンネル・オーディオ又はビデオデータのリアルタイム無線送信のための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、主にオーディオ用途の無線送信の請求項1のクレーム前段に係る方法に関する。
本発明は、オーディオ用途の無線送信の請求項7のクレーム前段に係るシステムにも関する。
本発明は、エラー制御方法及びそのシステムと、同期方法とそのシステムとに関する。
本発明の主題は、一般的に、等時性で、電磁的な外乱抵抗のある、最高品位のスタジオ音質の多チャンネル・デジタル・オーディオの無線送信を行うことに関連した装置及び方法を有するシステムである。これと同様の方法も、ローカルエリアへの生のデジタルビデオ及びテレビ信号の配信など、同種のリアルタイム及び帯域幅の要件を有する他のデジタル情報のマルチキャスト伝送の基礎として使用され得る。
既知の技術に関して、スタジオ音質の多チャンネル・デジタル・オーディオ信号は、先ずアナログ形式に変換され、次に各チャンネルの電気ケーブルを有するスピーカーに送信される。また、電気ケーブル内または光ファイバー内のデジタル伝送方法は、既に周知である。スピーカーがパッシブスピーカーの場合、送信機において信号強度を増幅して、適切な音響レベルでスピーカーを鳴らすために十分な出力で伝送ケーブルに供給するように、スピーカー毎に追加のアンプが必要となる。すべてこれらの操作は、物理的なアナログ伝送経路自身と同様に、原信号の音質に対する、ノイズ、干渉、ひずみ、群遅延、振幅及び位相エラーなど、いくつか音質を低下させる影響を受ける。ケーブル配線は、たいていの場合、不格好であり、乱雑に見えることもある。ケーブル配置やケーブルレイアウトを注意深く行うことで、これらの影響は、ある程度限定されるが、完全に克服されることはほとんどない。ケーブルの数や嵩、注意深い配置の必要性、及び長時間の設置作業が、必要なスキル及び時間と同様にコストも引き上げる。ケーブル及びそれらの電気機械的な接続も、発見しづらく修理も困難な機械的な故障を起こす傾向がある。これらの問題は、上演者や多くの場合に聴衆でさえケーブル沿いに移動する場合、特に、公演において問題となる。これらのような状況下において、ケーブル配線により、危害や怪我の現実的な危険がある。アーティストのツアー中、音響設備は、頻繁に、これらの問題、労力やコストを増加させる様々な環境に設置されたり取り外されたりする。
一体化及び最適化されたアンプを有するアクティブスピーカーの使用は、ある程度このような状況を単純化する。アナログ信号は、低出力レベルでノイズも多い場合もあり、耐干渉性の差動信号化は、容易に採用可能である。しかしながら、多チャンネルの差動信号の生成には、非常に高価な高品質のアナログ電子技術と、高コストの差動ケーブル及びコネクターとが必要となる。
現在使用可能な無線オーディオ配信システムは、典型的なオーディオの不可逆圧縮方法を用いることで妥協した性能となる、非標準方式の無線や赤外線による解決策である。そのため、ホームシアターでのリアスピーカーなど、補助的目的として主に使用される。
本発明の目的は、国際標準規格準拠である無線LANに基づく新規なデータ通信システム、送信機、受信器、限定領域におけるデジタル・オーディオの効率的な配信、このようなシステムに関する、テスト、構成、管理、及び制御に必要なファームウェア及びソフトウェアを構築することにより、上記で説明した技術に関連した、最高品質のスタジオ音質ストリーミング・デジタル・オーディオデータの等時性リアルタイム伝送に関する諸問題を解決することである。
本発明は、マルチキャストを用いて、デジタル情報が中央送信局から個々のスピーカーに、スタジオ品質デジタル形式で、専用信号ケーブルではなく、国際標準規格に準拠した大量生産の無線LAN部品を用いて、電磁波により、または電力線を通して送信される。デジタル信号は、アクティブスピーカーユニット自身においてのみアナログ形式に変換され、最適化された、電子的なローパスフィルター、バンドパスフィルター、及びハイパスフィルターのアンプへローカルに供給され、最後に高品質なスピーカーの素子に供給される。これにより、非常に高品質な音響が保証される。大量生産された無線LANの技術及び市販部品と、それに加えて少量の標準的なICとを用いるため、開発作業と実際のシステムとのコストを、妥当にすることができる。
本明細書において開示する方法は、国際標準規格IEEE 802.11シリーズにおいて規定されている標準的な市販無線LAN技術により、有線回線を置き換える。多チャンネルスタジオ品質オーディオの非圧縮でのリアルタイム伝送で要求される特性は、無線LANシステムの連携機能に関する画期的な選択、通信モード、及び特別な上位層のファームウェアと協同する制御パラメーターにより、実装される。
本発明の好適な実施形態では、サンプルにより形成されたオーディオデータは、オーディオフレームにおいて整理され、マルチキャスト・メッセージを用いて、連続するビーコンインターバル内で受信器に送信される。無線LANの標準規格によると、2つの共存する動作モードも可能である。市販のデータ通信機器に広く使用されている通常モードは、コンテンションベースなサービスと呼ばれる。滅多に使用されないが確かに国際標準規格IEEE 802.11シリーズにおいて規定されているその他のモードは、コネクションフリーなサービスと呼ばれ、本発明はこれに基づいている。ビーコンフレームは、これらの2つの動作モード間の切替え制御に使用される。ビーコンインターバルの長さは、プログラム可能なパラメーターであり、本発明により調整される。それにより、等時性なオーディオデータの最適量が、最小限のシステム遅延にで、受信器に送信可能である。この最適量は、本発明の好適な実施形態の1つにおいて、高音質な再生音の等時性オーディオデータの必要量である。
本発明の別の好適な実施形態では、再送信の必要性を最小限にするかまたは完全に除去するかどちらかを行う等時性オーディオ送信に関して最適化した改良エラー制御システムが使用される。受信信号は、エラー訂正のために、エラー制御データブロックを有する。本発明の第3の好適な実施形態では、受信器は、マルチキャスト・システムにおいて、各ビーコンインターバルを終わらせる制御フレームにより生成されるend-of-frame割り込みを用いて、各ビーコンインターバル内の厳密に同じインスタンスで同期される。
さらに具体的には、本発明に係る方法は、請求項1に記載の特徴部分により、特徴付けられる。
また、本発明に係るシステムは、請求項7に記載の特徴部分により、特徴付けられる。
本発明を用いることにより、高い有用性を得ることができる。
スタジオ品質デジタル・オーディオの各スピーカーの受信に関して、従来のスピーカー信号経路に関連したすべてのエラー要因は、回避可能である。単にアクティブスピーカー自身におけるデジタルアナログ変換の実行は、本発明の実施形態の1つ係る、改善され、最適化されたアクティブスピーカーの電気回路におけるアナログ信号の伝搬経路を局部に限定することで、音質を最大に高める。
信号ケーブルとそれらのコネクター、差動信号送信機/受信器、及びそれらに関連する機材と設置作業は、完全に回避可能である。これにより、それらに関連する、コスト、失敗、及び設置に関する問題は、排除される。大量生産の標準的な無線LAN技術が本発明の基になっているので、本発明の実施形態によると、生産コストを非常に低くすることができる。
マルチキャスト送信モードとフリークエント・マルチキャスト同期とを用いるため、本発明の実施形態の1つによると、チャンネル間の位相エラーが効率的に除去され得る。
送信フレームサイズを最適化して使用することで、本発明の実施形態の1つによると、システムレベルでの遅延をわずかなレベルまで最小化できる。
本発明の実施形態の1つに係るエラー制御方法を用いて、簡便で高速なベストエフォートのエラー訂正スキームを実現できる。
図1によると、システムは、USBなどのインターフェースを通じて直接コンピュータに接続も可能な、デジタルまたはアナログのいずれか1つまたは複数の音源2を備える。音源2は、オーディオ送信機3に接続される。オーディオ送信機3は、さらに基地局4に接続され、基地局4は、無線送信用のアンテナ配列172を備える。オーディオ送信機3と基地局4とは、一般的に、リモコン5またはコンピュータにより制御される。基地局4からの信号は、無線LANのネットワーク1を通じて、複数のスピーカー7を有する多チャンネル(例えばサラウンドなど)サウンドシステム8の受信器6への等時性マルチキャスト・メッセージにより、送信される。すなわち、音源2からのオーディオデータは、オーディオ送信機3と基地局4とによりデジタルデータに変換され、標準的な無線LANのデジタルデータとしてスピーカーの受信器に送信される。
図2は、アナログ入力を有さない基地局4の単純な例を示したものであり、図3は、アナログ入力145を有する機器を示したものである。送信器基地局4は、一般的に、108Mbs拡張IEEE802.11g無線LAN MIMOアクセスポイント基地局であり、この基地局は、モノラル、ステレオ、または多チャンネルのアナログ及びAES3、S/PDIF、またはUSBデジタル・オーディオ信号の規定数を受信する。将来的には、さらに高速の送信速度を有する無線LANが予定されている。それらは、再送信を用いて、エラー訂正法の改善が行われると思われる。アナログ入力145は、電気的にバッファ146され、ステレオ24ビット、192KS/s(サンプル毎秒) A/Dコンバーター147、シリアル-パラレルコンバーター140、及びプログラマブル2-8チャンネルDSPプロセッサーに関するステレオ入力のうち1つを選択可能なアナログセレクターに送られる。DSP処理は、左右のチャンネルのステレオ信号から導出されるチャンネル信号を生成するために、あらゆる種類の行列化を行うことができる。また、デジタルAES3またはS/PDIF入力144が代わりに選択された場合、シフトレジスタ140により並列形式に変換され、無線LAN送信で使用される8チャンネル24ビット192kS/s(サンプル毎秒)並列形式に信号をフォーマットする32ビットDSP4に、メモリバッファ141を介して送信される。USB2.0インターフェース143を使用することにより、8チャンネル24ビット192KS/s(サンプル毎秒)オーディオストリームの入力を直接行うことができ、オーディオストリームは、パラレル32ビット・メモリフォーマットに直接保存される。低サンプリングレートから192KS/s(サンプル毎秒)で再サンプリングを行うことは、例えば、最小サンプルサイズから24ビットへの正確な拡張と共にDSPによる、4つのサンプルを用いる3次多項式曲線近似方法により可能である。これらの処理工程の後、前方エラー訂正のオクテット11(図6及び図7)は、各24ビットのオーディオサンプル9の前方に付加される。これにより32ビットとなるサンプルは、伝送のために、8つのチャンネルからの同時に存在するサンプルを表す、8つのサンプルのレコード9で、メモリにバッファされる。
送信局3に関して、送信待ち状態の入力(受信)データの中間保存用に、16KBメモリの環状バッファまたはFIFOバッファがある。初期化の後、送信局3は、1TU(time unit:単位時間)に設定された時間間隔のコンテンション・フリービーコンを使用し、CFPMaxDurationパラメーターは512μsに設定される。この設定は、入力(受信)オーディオストリームが終了すると、再構築され、入力(受信)オーディオストリームに対する応答時間を最小にするため、それによりメモリバッファのサイズも最小となる。また、入力(受信)オーディオが無い場合、0で埋め尽くされたバッファにより、オーディオストリームを詰め込むこともできる。オーディオデータストリームが開始され、環状またはFIFOバッファ内の入力(受信)データ用の空き容量が6.6KB以下の場合、コンテンションフリーの時間間隔が3TU(time unit:単位時間)に再プログラムされ、CFPMaxDurationパラメーターが2,782μsに設定される。無線LANのデジタル・オーディオ送信は、この時点でも開始される。無線LANのトラフィック状態に応じて、送信する最初のオーディオデータは、2.8KBから9.2KBを超えるオーディオデータがバッファに入力された時点で、459から1,483μsかかる場合がある。そのため、必要な入力バッファサイズの限度は、音源と無線LANとの間の時差相関に応じて、9.4KBから15.8KBとなる。このため、16KBの環状バッファ141またはFIFOは、すべての状況に対して十分に余裕がある。バッファ141は、信号プロセッサー(DSP)により、入力(受信)オーディオデータで満たされ、オーディオデータは、タイマー制御DMAコントローラーまたは正確な無線LANデータの送信レートを維持する別のプロセッサーを用いて、バッファ141から送信される。プロセッサーと無線LANチップとの間の高速なパラレルまたはシリアルの標準的なインターフェースがあり、上記で説明したように、トラフィック制御のために、無線LANチップのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)が使用される。送信に起因する最大遅延は、約1,500μsである。さらにこれに加えて、約500μsの受信バッファ遅延もあることにより、これらを合計した遅延は、2,000μs以下である。これは、1メートル未満の音の伝播に一致し、人間の聴覚に対して大きな影響を与える遅延ではない。
基地局(及び受信器)の無線LAN部分は、Atheros Communications社とAirgo Networks社(現クアルコム社)により導入された範囲(通信範囲)及び拡張送信速度を有するIEEE 802.11gに準拠する。MIMOアンテナ配列172も、一般的に使用される。公称ビットレートは、108Mbpsである。無線LANに関するこれらの拡張IEEE 802.11gの実装も、最終送信経路のバーストエラーを、受信時に1ビット受信エラーに効率的に分散する強力な送信エラー訂正機構を備え、8ビットでそれらすべてのエラーを訂正することができる。この機能は、特定のアプリケーション層の前方エラー訂正方法において、上手く利用される。基地局4と受信器局との間の個別にアドレスされたメッセージであるコンテンションベースは、設定、状態モニタリング、及び受信器コントローラーと同様にそれらに取り付けられるオーディオ設備に関しても使用される。赤外線の携帯型リモコン受信器、USB2.0のコンピュータ通信受信器/送信器、及び送信器基地局4におけるBluetooth及び無線LANの携帯型リモコンアダプター用のUSB2.0の汎用受信器/送信器がある。
システムに関する、設定、モニタリング、及び制御は、上述した携帯型リモコンからまたは(パーソナル)コンピュータ・アプリケーションから行う。
図4では、受信器6は、一般的に、Atheros Communications社またはAirgo Networks社(現クアルコム社)の拡張範囲及び拡張送信速度を有するIEEE 802gに対応する無線LAN回路のMINOアンテナ・サブシステム172からなる。設定、状態モニタリング、及び制御操作に関する個々のスピーカー7の認識及び状態の確認を補助する、一般的にソフトウェア制御された複数の多色LEDがある。無線LANは、公称速度108Mbpsで動作する。受信されたオーディオデータストリームは、16KBの環状またはFIFOメモリバッファにバッファされ、バッファが6.6KBの制限値に達すると、バッファからのオーディオ出力が開始される。この受信器の現在選択されているチャンネルのデータは、32ビットプロセッサー149により選択され、24ビットD/Aコンバーター150、それに続く最高品質のボリューム制御回路と、この特別なオーディオ受信装置の選択されたオーディオチャンネル用のスタジオ品質アナログオーディオ信号を生成するバッファアンプとに送られる。チャンネル選択は、無線LANのコンテンション通信サービスを介して、設定と制御ソフトウェアとにより行われる。
8つの各チャンネルの受信器6は、192,000サンプル毎秒のクロックを生成する、内蔵の水晶クロックを有する。これらのクロックは、3,072μs毎の受信スロットのCF-End制御メッセージにより生成されるend-of-frame割り込みによって再開される。D/Aコンバーターからの差動アナログ出力信号は、設定済みのチャンネルのアクティブスピーカーの差動入力である。また、8チャンネルすべてのデジタル・オーディオは、AES3(S/PDIF)標準の同軸出力及び光出力から、利用可能である。これにより、スタジオ品質8チャンネルデジタルオーディオの無線接続の実施が容易となる。他のAES3(S/PDIF)標準の同軸出力及び光出力ペアは、デジタル入力を有するアクティブスピーカーに設けられている。
システム制御には、2つの方法があり、バッテリー電源の携帯型リモコン(制御ターミナル)5と、リナックス、マイクロソフト・ウインドウズ、アップル、及びシンビアンのOSを含む、複数のプラットホームで利用可能なソフトウェア・アプリケーションとである。
携帯型リモコン5は、キーパッド、小型ディスプレイ、プロセッサー、及び基地局との通信回線を備える。キーパッドの機能により、音源2、オーディオスピーカー群8,及び個々のスピーカー7の設定及び制御の選択が可能となる。個々のスピーカー7と同様にスピーカー群8も、スムースに起動及び停止することができ、全体の及び個々の音量も調整することができる。携帯型リモコンは、赤外線、Bluetooth、または無線LANのリンクを介して、送信器基地局4と通信を行う。基地局4は、コンテンションモード通信と、グループまたは個別のアドレッシングとを使用する個々の受信器を介して、スピーカーに制御を中継する。スムースに即時にすべてのスピーカー7のミュートを行う、パニックキー及びその機能がリモコン5にある。
上述したシステムは、設定、モニタリング、及び制御アプリケーションソフトウェアが動作しているコンピュータにより、すべて制御可能である。コマンド及び応答は、Bluetooth, IrDA, LAN, 無線LAN、またはUSB2.0リンクを用いて、送信器基地局と通信される。
図5及び図6によると、本発明に係る装置は、等時的に、リアルタイムで、個々のサンプルに関する特定の8ビットFEC(前方エラー訂正)コード11を用いる効率的な音送信と共に、24ビット192,000サンプル毎秒のデジタル・オーディオストリームの8つの完全に独立してユニフォーム・キャノナイズな非圧縮のチャンネルを送信する。合計で32個の8ビットまたは合計で256ビットである、8つの分離した24ビットサンプルのグループ10とそれらに関連づけられた8ビットFECのオクテット11とは、以下の説明において、送信レベル・オーディオ・データと呼ぶこととする。そのため、維持されるアプリケーション・レベル・デジタル・オーディオデータの必要帯域幅は、36.864Mbpsである。FECのオクテット11と一緒の場合、アプリケーション・データ必要帯域幅は、49.152Mbpsとなる。また、MACフレーム、WEPのカプセル化、物理層フレーム及びコンテンション・トラフィックの時間割り当ての影響に起因するオーバーヘッドがある。これらのことから、54Mbpsの無線LANの速度でさえ、このアプリケーションに対しては不十分である。今日の標準的な無線LANの技術に関して、要求されるパフォーマンスを達成するものはない。以下に説明する新規な送信方法は、IEEE 802.11標準で規定されているPCF(Point Coordination Function:集中制御機能)を有する、コンテンションフリー・マルチキャスト送信の革新的な使用に基づいている。慎重なパラメーター調整により、無線LANの帯域幅は、PCFコンテンションフリー・メディア・アクセス・モードと通常のDCF(Decentralized Control Function:分散制御機能)コンテンション・アクセス・モードとの間で、適切に分割され得るので、等時的な多チャンネル・デジタル・オーディオ送信が可能となる。108Mbpsに拡張されたIEEE 802.11g 無線LANネットワークと、ERP-OFDM物理層フレームとにより、8つの独立した24+8ビットで192kS/s(サンプル毎秒)のデジタル・オーディオストリームをノーマル・コンテンションベース無線LANデータ・トラフィックと共に等時的に送信可能である。多チャンネル、高分解能、高サンプルレートにより、現在市販されている最高音質の無線送信が保証される。
図25によると、本発明の目的は、高音質を生成するために十分なオーディオブロック(送信レベル・オーディオ・データ形式)10を、送信することである。まず、ソフトウェア設定により規定されたビーコンインターバル137が、正しく目的を達成するために選択される。ビーコンインターバル137の長さを規定するビーコン信号は、IEEE 802.11g無線LAN標準規格の整数値で規定されるインターバルで送信される。この整数値は、1からNの値をとることができる。すなわち、ビーコンインターバル137は、ビーコン整数値と単位時間(TU)との産物である。IEEE 802.11g無線LAN標準規格における1TUの長さは1024μsであり、そのため、ビーコンインターバル137は、TU(1024μs)の倍数となっている。しかしながら、標準規格は、各ビーコンインターバル137に、コンテンション・トラフィック用に、具体的には、最大サイズのフレーム、ACK、2スロット時間、及び2つのSIFS用に確保された十分な時間が必要であると規定している。本発明によると、ビーコンインターバル137に関する時間単位TUの最適値は3であることが判明した。最適量は、本発明の好ましい実施形態において、十分な量としても規定され得る。これにより、1ビーコンインターバル137内で、12のオーディオMACフレーム174と2つの制御MACフレーム175とを送信する十分な時間が確保される。各オーディオMACフレーム174は、49〜51の送信レベル・オーディオ・データ形式ブロック10を有し、これらのブロックの数は、図23のテーブルにより規定される。この図において、行は、ビーコンインターバル137のコンテンションフリーの1周期138における、オーディオMACフレーム174の内容を表す。また、図23から、所定のシーケンスが、125のビーコンインターバル毎に繰り返される。この細かいシーケンスを用いて、オーディオ入力と無線LAN出力との平均データ流量が一致され、図24に示すように、ジッターが最小限に抑えられる。これにより、送信器及び受信器6の両方において、バッファメモリの容量も必要最低限となる。
図25によると、オーディオデータをタイミング良く送信することを保証するために、コンテンションフリー周期138の最大の反復速度が必要である。それと同時に、ネットワーク容量の最大割合が、オーディオトラフィック用に確保される必要がある。IEEE 802.11標準規格では、1つの最大長のデータフレームと、それに対するACKフレームに2つのSIFS周期及び2つのスロット時間を加えたACKフレームを送信するための、反復する各コンテンションフリー・インターバル内で、十分なコンテンション・トラフィック時間が必要であると要請している。108MbpsのビットレートとERP-OFDM物理層フレームとにより、この要請は、212+40+2×10+2×9=290μsに等しい。IEEE 802.11標準規格で説明されているように、最初のコンテンション・トラフィックは、コンテンションフリー周期138が、RTS制御フレーム、CTS制御フレーム、1つの最大サイズデータフレーム、及び4つのSIFSが加えられたACK制御フレームの合計の最大値により、コンテンション周期を短縮する場合、
108MbpsのビットレートとERP-OFDM物理層フレームとにより、この要請は、40+40+212+40+4×10=372μsに等しい。コンテンションフリー周期は、SIFSに続いて、ビーコンフレーム37(図13)から開始する。108MbpsのビットレートとERP-OFDM物理層フレームとにより、この要請は、76+10=86μsに等しい。コンテンションフリー周期は、CF-Endフレーム109(図20)で終了する。08MbpsのビットレートとERP-OFDM物理層フレームとにより、この要請は、40μsに等しい。コンテンションフリーの反復インターバル内の残り時間は、コンテンションフリーのデータ・トラフィック用に利用可能である。コンテンションフリー・インターバルの精度が1024μsTU(時間単位)なので、コンテンションフリーのデータ・トラフィックが利用可能な、コンテンションフリー・インターバルが1TUに設定される時間は、1024-290-372-86-40=236μsである。IEEE 802.11で規定された最大データフレーム、MAC、WEP、及び物理層のカプセル化されたオーバーヘッドと連続するデータフレーム間のPIFSを考慮すると、24+8ビットの8チャンネルで最大72サンプル、192kサンプル毎秒のデータのみ、この時間内に送信可能である。オーディオ・サンプリング・レートのため、リアルタイムの要請により、各TU内では、196サンプルを少々超える。そのため、これは適切な解決策とはなり得ない。2TUに設定されたコンテンションフリー・インターバルにより、コンテンションフリーのデータが利用できる時間は、1,260μsとなる。1,155μsで最大サイズの72サンプルフレームを最大で5つ送信可能であり、それに加えて104μsでさらに27サンプル送信可能である。この合計は、2TU内で387サンプルとなり、その一方で、リアルタイム最低限の要請は、2×196=392サンプルを少々超える程度である。このため、リアルタイムのオーディオ送信としては、送信容量が少々少なすぎる。その結果、最小で最も目的に適うコンテンションフリーの受信インターバルは、3TU、すなわち3×1,024=3,072μsであることが明らかである。
データの流れをスムースにするように最適化し、必要なバッファを最小限にするために、図23に係る適切な方法でデータフレームのサイズを変化されることにより、サンプル毎TUの平均レートが、1,024/1,000×192=196.61に出来るだけ近づくように維持すべきである。本発明の鍵の1つである、フレームサイズ・アルゴリズムを示す。コンテンションフリー時間は、まず様々なサイズの12のバッファに分けられる。これらは、図23の列として示してある。バッファサイズは、次のサイズ調整規則の組に従って、49から51のサンプルレコードそれぞれの中で変化する。隣接する12のバッファの組のうち、第1、第2、第4、第5、及び第6バッファのそれぞれが、51のサンプルを有する一方で、第3組の第1バッファは、50のサンプルレコードを有する。その他すべてのバッファは、49のサンプルを有する。このシーケンスは、全サイクルが最初から繰り返された後、7番目のバッファの組ごとに125番目のバッファの組まで繰り返される。上記の規則で唯一の例外は、内部繰り返し規則により取り決めたように、第60番目のバッファの組の第1バッファが51のサンプルであるところを、50のサンプルとなっている点である。
このアルゴリズムは、図24によると、バッファリング・ジッターが、すべてのバッファの組において、+/-1サンプルのままであり、各第125番目のバッファの組の終わりで0となっている。この調整アルゴリズムにより、最悪の場合のマージンは、コンテンションフリーデータ送信時間において180μsである。さらなる好ましいリアルタイム制御の目的のため、追加の1,632のデータ・オクテット・フレームまたは2つの450のオクテットユーザデータを送信するために、十分な時間である。この方法により、リアルタイムオーディオ送信と一緒に、最大12Mbpsの効率的なユーザデータのコンテンション・トラフィックをサポートすることもできる。コンテンション・トラフィックは、他の独立したデータ交換と同様に、システムの設定及び制御に利用することもできる。
上記に示したように、ビーコン受信の長さに関して、少なくとも3TUとする選択は、コンテンションフリーの等時的なオーディオトラフィック用に十分な帯域幅を確保する必要があるためである。最小値である3TUの選択は、さらに、システム遅延とバッファリング要求を最小化する。また、最小値である3TUの選択は、コンテンションフリーの等時的なオーディオトラフィックに加え、コンテンションベース・トラフィックの帯域幅を最大とすることも保証する。
これら3つの制限事項の組み合わせは、本明細書中において最適値と呼びます。
図7によると、多チャンネルのスタジオ品質の音声及び音楽オーディオの人間の聴力の仮説に基づく速度かつシンプルとなるように、エラー訂正方法は適正化される。この事は、残りの障害のあるフレームのアプリケーションレベル送信エラーを完全に訂正するか、または音に対する影響を聞き取り事ができないくらいに低減するかのどちらかを行う、シンプルで早いベストエフォートなエラー訂正スキームを意味する。この方法は、送信経路が起因のバーストエラーを受信時に単一ビットエラーに変換する拡張IEEE 802.11gの実装が本来有する特性と同様に、ロング24ビットオーディオデータサンプルと高速192kサンプル毎秒のサンプリングレートも利用する。しかしながら、このエラー訂正スキームは、エラーに対して耐性のないアプリケーションに関して適切ではない。
図7によると、送信フェーズの前に、8ビットのFEC(前方エラー訂正)オクテット11が、各サンプル162〜165の最上位オクテット173の前方に付加される。このFECオクテット11は、データサンプルの最上位オクテット173を複製することで形成される。無線LAN送信のエラー訂正方法により、ほぼ全ての未処理受信エラーは単一ビットである。そのため、単一ビットエラーの影響を修正するために十分である。受信されたデータオクテットの最上位は、それに対する受信されたFECオクテット11と比較され、それらが異なれば、最上位サンプルオクテット173は、エラーの無いサンプルである、直前162の最上位オクテット及び次164の最上位オクテットの平均値で置換される。これにより、効率的に、データオクテットの最上位におけるほぼ全ての残りのエラーが除去される。下位ビットは、オーディオのダイナミック・レンジの4%以下のみを表したものであり、それらの重要度は取るに足らないものである。高いサンプリングレートの使用により、残差が人間の耳に聞こえることはない。

マルチキャストモード送信は、8チャンネルのオーディオデータを同時に特定のマルチキャスト・グループ内の全ての受信器に伝送する。このような方法が有用であると思えれば、これにより、隣接するオーディオチャンネルのデータに中継するどのような知的エラー訂正方法も実装可能となる。さらに、特別なエラー訂正ハードウェアまたは非常に高速動作するコンピュータを送信器及び受信器に利用可能であれば、さらに厳密なエラー訂正である、強力な8/24エラー訂正方法も代わりに使用することができる。
図20によると、システム内の同期は、コンテンションフリー受信インターバルである3,072μs毎の開始の後、正確に2,782μsでCF-Endフレーム109により生成されるend-of-frame割り込みの反復的な出現に基づいている。この制御メッセージ109のend-of-frame割り込みは、受信器により異なる割り込み待ち時間の不正確性の範囲において、全ての受信器6を同期する。全ての受信器は、この特別の割り込みを待つようにプログラムされており、割り込み待ち時間を起因とするシステムレベル同期のジッターは、1インストラクション実行サイクルのオーダーである(微少なプロセッサー間振動子の位相ジッターが付加される)。実際には、この合計のジッターは、100nsのオーダーであり、人間に聞き分けることは不可能である。対照的に、192kS/s(サンプリング毎秒)オーディオ・サンプリング・サイクルは、5.21μsである。
アイドル状態である図25によると、オーディオ信号が無い場合、送信器は、1TU(time unit:単位時間)のビーコンインターバルを実行するようにプログラムされている。このようにして、新たに流入するオーディオストリームの開始に対するシステム応答が遅延し、そして結果として、送信器のバッファサイズが最小となる。オーディオストリームの開始が検出されるときに、送信器はアクティブ送信状態に移行する。アクティブ送信フェーズ中に、ビーコンインターバルは、3TUに再プログラムされ、結果として、各無線LANオーディオ送信スロットは、それぞれが1,024μsで合計3,072μsである3TU間続くようにプログラムされる。PCF(集中制御機能)は、無線アクセスポイント局の送信器に実装される。ビーコンの反復インターバル、従ってコンテンションフリー反復インターバルは、3TUに設定され、全てのこのような周期は、コンテンションフリー及びコンテンション部分を有する。割り当てられたコンテンションフリー周期の長さは、ビーコンフレーム67のCFPMaxDurationパラメーターを用いて2,782μsに設定され、この設定は、DCF(分散制御機能)コンテンション・トラフィックに関して、保証付きの290μsを残す。この時間は、コンテンション周期中の最大長のデータフレームとともにそのACK及びIEEE 802.11標準規格で要求されるような関連づけられたフレーム間要素の送信に十分な大きさである。最小の帯域幅6.16Mbps(最大長のデータフレームを使用した場合)がコンテンション・トラフィックに利用可能である。大きなフレームの混雑したトラフィック下において、コンテンションフリー周期の予定された開始中に、フレームが送信されているとき、割り当てられたコンテンションフリー周期は、最初から短縮化する。このコンテンション交換は、RTS、CTS、及びACK制御フレームを備え、RTS、CTS、及びACK制御フレームは、これらに関連するフレーム間要素を有する。また、最大372μsまでの最大サイズのデータフレームは、コンテンションフリー周期の最初から使用中の媒体により消費され得る。
オーディオデータに関する最悪のケースの送信タイミングのシナリオは、以下の通りである。予定されたコンテンション周期の始まりが起こるが、最大長のコンテンション送信シーケンスが開始されたばかりだった場合は、372μsコンテンションフリー周期を短縮する。この短縮遅延の後でのみ、NAV状態を設定する40μsビーコンメッセージ送信可能である。追加の10μsのSIFS時間経過後、第1オーディオ・データ・ブロック送信が開始される。これは、予定されたコンテンション周期の始まりの後、合計で459μsである。これは、予定されたコンテンション周期の始まりの後、合計で459μsである。さらに小さな短縮の場合、送信器のソフトウェアにより、459μsに達するように、静的充填周期が挿入される。この処理により、第1オーディオビットが、常に3,072μsのコンテンションフリー受信インターバル内で送られる。そのため、利用可能なコンテンションフリー・オーディオデータの送信時間は、3,072-290-40-10=2,274μsである。最悪のケースのシナリオにおいて、第1オーディオバッファは、51の24+8ビット・サンプルレコードを有している。以下の11のオーディオ・データ・ブロックは、49のサンプルレコードをそれぞれ有している。MAC及びERP-OFDM物理層フレームフィールドが含まれている場合、それらの49、50及び51のサンプルレコードのフレーム送信時間は、それぞれ156μs、160μs及び160μsとなる。最大サイズの12組において、51+11×49オーディオレコードある。12個のブロックは、19μs PIFS周期以内に端末間で送信される。そのため、最悪なケースにおける第1オーディオビットから最終までの合計時間は、160+11×156+11×19=2,085μsとなる。よって、無線LANでの実効時間の圧縮は、2,085/3,072=68%となる。第12オーディオブロックに続いて、再び19μs PIFS周期があり、ビーコンフレームの開始により最初に設定されたNAV状態をリセットすることで、140μsのCF-Endブロードキャスト・フレーム109がコンテンションフリー周期を終了した後、80μsにプログラムされたアイドル遅延に続いて、これがある。これは、ビーコンフレームのCFPMaxDurationパラメーターによる設定されたタイマーに基づいて、コンテンションフリー周期が終了するのとちょうど同時に起きる。最小限利用可能時間の2,284μsから180μsのコンテンションフリー周期内における時間のマージンは、単に8%のコンテンションフリー時間のマージンを表している。この点において、コンテンション周期は、関連する2フレーム間SIFS時間とIEEE802.11標準規格に規定される2スロット時間とを加えたACK応答を有する単一の最大長のフレームを送信することを許可することにより、開始される。
図26によると、システムは、フェーズ151のnのアナログ入力145またはフェーズ153のmのAES (S/PDIF)デジタル入力144/143の間で選択を行う。アナログ入力が選択たれた場合、バッファされたアナログステレオ信号は、192kサンプル毎秒のデュアルA/Dコンバーターにより、フェーズ152で2×24ビット形式に変換される。デジタル入力が選択たれた場合、受信中のデジタルストリームは、フェーズ154で、24ビット192kS/s(サンプル毎秒)の形式に再フォーマットされる。フェーズ156において、チャンネル数が確認され、いくつかのチャンネルが欠けている場合157は、ステップ160において、その欠けているチャンネルが計算され、ステップ161において、FECが生成されて、オーディオデータでバッファに書き込まれる。ステップ156において、チャンネル数が8である場合、FECを有するデータは、ステップ158からステップ159にかけて、直接バッファに渡される。
本明細書において、マルチキャストとは、全ての受信器が同じデータパッケージを受信し、そのデータパッケージから、各受信器がそれぞれに応じたデータを引き出す手段を意味する。言い換えると、8つの全てのスピーカー受信器は、全てのオーディオチャンネルのデータを受信するが、スピーカーが存在するチャンネルに割り当てられたデータのみさらに処理するためにデータから引き出す。
本発明は、様々な等時性のデータ送信システムに利用可能であるが、本明細書で説明したように、多チャンネルオーディオ用に特に適している。
そのため、ビデオソリューションも、いくつかの本発明の実施形態に適している。
無線LAN送信媒体によると、本発明は、ウルトラワイドバンド無線送信技術にも適用可能であり、また、主な電力ケーブルもデータ送信に使用されるHomePlug AV型の送信技術にも適用可能である。後者の場合、送信システムは、文字通り、無線ではないが、アクティブスピーカーは、ケーブルを介して常に外部からの電力が必要であるため、データ送信用に追加のケーブル配線が必要ではない。
本発明の一般的なシステム構成を示した概略図である。 本発明に係る送信器基地局の例を示した概略図である。 本発明に係る送信器基地局の別の例を示した概略図である。 本発明に係る受信器の例を示した概略図である。 本発明に係る多チャンネルオーディオの実例の1つを表すオーディオデータ構造を示した図である。 本発明に係る添付のエラー制御ブロックを有する8個の要素からなる1つのオーディオの実例を表すオーディオデータ構造を示した図である。 図6のデータ構造を用いる本発明に係るエラー訂正の原理を示した図である。 本発明が使用可能なMAC(メディアアクセス制御)を示した概略図である。 本発明が使用可能な一般的なMACフレーム構造をデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能な無線LANフレーム制御フィールドをデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なマルチキャストのバージョンの可能なMACアドレスを示す図である。 本発明が使用可能な一般的なビーコンフレームをデータ構造として示した図である。 本発明に係るビーコンフレームをデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なキャパビリティー情報フィールドをデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能な情報要素をデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なTIM(トラフィック通知マップ)要素フォーマットをデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なERP(拡張レート物理層)情報フォーマットをデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能な拡張サポートレート要素をデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なコンテンションフリー(CF) パラメータセット要素をデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なCF-Endフレームをデータ構造として示した図である。 本発明が使用可能なERP-OFDM 物理層フレーム構造をデータ構造として示した図である。 本発明が必要とするバンド幅を示したグラフである。 正しい順序に並んだ送信のデジタル・オーディオに関連する、本発明に係る連続データブロック内の8x32ビットのサンプルレコードの数を、テーブルとして示した図である。 本発明に係るジッターの動作をグラフとして示した図である。 送信タイミングが最悪の場合における、本発明に係る一般的なデータ構造を概略図として示した図である。 本発明に係るオーディオ入力処理をフローチャートとして示した図である。
符号の説明
1 無線LAN
2 音源
3 デジタル・オーディオ送信器
4 基地局
5 リモコン
6 受信器
7 スピーカー(通常はパワーアンプ搭載のアクティブスピーカー)
8 サウンド(例えば、サラウンド)システム
9 オーディオデータ・フォーマット/サンプル
10 送信レベル・オーディオ・フォーマット
11 エラー訂正コード
12 MAC副層(MAC:媒体アクセス制御)
13 分散制御機能(DCF)
14 集中制御機能(PCF)
15 コンテンションフリー通信サービス
16 コンテンションベース通信サービス
17 汎用MACフレーム構造
18 フレーム制御
19 デュレイション/ID
20 アドレス1
21 アドレス2
22 アドレス3
23 シーケンス制御
24 アドレス4
25 フレーム・ボディ
26 FCS(フレーム制御シーケンス)
27 MACヘッダー
28 MACフレーム
29 無線LAN制御フィールド
30 プロトコル・バージョン
31 タイプ
32 サブタイプ
33 To DS(DS:分散システム)
34 From DS
35 More Frag
36 リトライ
37 More data
38 Pwr Mgt
39 WEP
40 オーダー
41 個々のアドレス
42 グループアドレス
43 ユニキャスト・アドレス
44 マルチキャスト・アドレス
45 ブロードキャスト・アドレス
46 汎用ビーコンフレーム
47 フレーム制御
48 デュレイション
49 送信先アドレス
50 送信元アドレス
51 BSS ID
52 シーケンス制御
53 フレーム・ボディ
54 FCS
55 タイムスタンプ
56 ビーコンインターバル
57 キャパビリティー情報
58 SSID(サービスセットID)
59 オプション・フィールド
60 ビーコンフレーム(本発明で使用)
61 フレーム制御
62 デュレイション
63 送信先アドレス
64 送信元アドレス
65 BSSID(基本サービスセットID)
66 シーケンス制御
67 フレーム・ボディ
68 FCS
69 タイムスタンプ
70 ビーコンインターバル
71 キャパビリティー情報
72 SSID
73 CFパラメーターセット
74 TIM(トラフィック通知マップ)
75 ERP(拡張レート物理層)
76 拡張レート
77 要素フォーマット
78 要素ID
79 長さ
80 情報
81 TIM要素
82 要素ID
83 長さ
84 DTIMカウント(DTIM:配信トラフィック通知マップ)
85 DTIM周期
86 ビットマップ制御
87 部分仮想ビットマップ
89 ERP情報要素
90 要素ID
91 長さ
92 ノンERPプレゼント
93 プロテクション使用
94 バーカー・プリアンブル・モード
95 r3-r7
96 拡張サポートレート要素フォーマット
97 要素ID
98 長さ
99 拡張サポートレート
100 CFパラメーターセット要素フォーマット(CF:コンテンションフリー)
101 要素ID
102 長さ
103 CFPカウント
104 CFP(コンテンションフリー周期)
105 CFP MAXDuration
106 CFP DurRemaining
107 CF-Endフレーム
108 MACヘッダー
109 CF-End MACフレーム
110 フレーム制御
111 デュレイション
112 RA(受信器アドレス)
113 BSSID
114 FCS
115 ERP-OFDM物理層フレーム構造(OFDM: 直交周波数多重方式)
116 コード化/OFDM
117 PSDU(プロトコル・サービス・データ・ユニット)
118 PLCPプリアンブル
119 SIGNAL
120 レート
121 予約
122 長さ
123 テール
124 パリティー
125 サービス
127 フレーム制御
128 デュレイション/ID
129 アドレス1
130 アドレス2
131 アドレス3
132 シーケンス制御
133 アドレス4
134 フレーム・ボディ
135 FCS
136 関心領域
137 無線LAN受信周期/ビーコンインターバル(N*TU)
138 短縮コンテンションフリー周期
139 マルチプレクサー及び受信器
140 シリアルーパラレル・コンバーター
141 バッファ
142 USBホストコントローラー(USB: ユニバーサル・シリアル・バス)
143 USB入力
144 S/PDIF入力(S/PDIF: ソニー/フィリップス・デジタル・インターフェース)
145 アナログ入力
146 アナログバッファ及びマルチプレクサー
147 A/Dコンバーター(A/D:アナログーデジタル)
148 MAC/ベースバンド・プロセッサー
149 マイクロコントローラー
150 D/Aコンバーター及びフィルター(D/A:デジタルーアナログ)
151 アナログ入力を選択
152 A/D変換
153 デジタル入力を選択
154 24ビット再フォーマット
155 オーディオ入力を選択
156 チャンネル数
157 いいえ
158 はい
159 FECを生成してバッファに書き込む(FEC:前方エラー訂正)
160 欠けたチャンネルを計算
161 FECを生成してバッファに書き込む
162 サンプルi-1
163 サンプルi
164 サンプルi+1
165 訂正サンプルi
166 ESS(拡張サービスセット)
167 IBSS
168 CFポーラブル
169 CFポール・リクエスト
170 プライバシー
171 予約
172 アンテナ
173 最重要ビット
174 オーディオMACフレーム
175 制御MACフレーム

Claims (12)

  1. コンテンションベース・トラフィック及びコンテンションフリー・トラフィックの両方用に帯域幅が占有されている標準無線LAN送信システムで、等時性の多チャンネルデジタルデータをストリーミングする等時性送信方法であって、
    サンプル(9)により生成された前記デジタルデータ(10)は、フレーム(174)にまとめられ、連続するビーコンインターバル(137)内にマルチキャストを用いて受信器(6)に送信され、
    等時性のコンテンションフリー・トラフィック用に、標準規格により規定され、前記デジタルデータ(10)をストリーミングするために必要な帯域幅が占有されるように、及び前記等時性のコンテンションフリー・トラフィックに加え、コンテンションベース・トラフィック用にも帯域幅が最大限に保証されるように、前記ビーコンインターバル(137)が、IEEE 802.11標準規格に準拠する3TU (time units)に設定されること、及びシステム遅延及びバッファリング要求が最小化されるように、前記フレーム(174)の前記サンプル(9)数を変更してサンプル毎TUの平均レートが所定値に近づくように維持されることにより、前記ビーコンインターバル(137)の前記コンテンションフリー・トラフィック(138)の値が調整されることを特徴とする等時性送信方法。
  2. 送信器(3,4)及び前記受信器(6)におけるバッファサイズを最小化するために、前記フレーム(174)の前記サンプル(9, 10)の数が変更されることを特徴とする請求項1に記載の等時性送信方法。
  3. 記フレーム(174)の前記サンプル(9, 10)の数が、125の連続する前記ビーコンインターバル(137)のサイクルにおいて、変更されることを特徴とする請求項2に記載の等時性送信方法。
  4. 125の連続する前記ビーコンインターバル(137)のサイクルにおいて、各行が1ビーコンインターバル(137)の内容を表す「連続するデータブロックにおける8×32ビット・サンプルレコード」のテーブルに従い、前記フレーム(174)の前記サンプル(9, 10)の数が、変更されることを特徴とする請求項3に記載の等時性送信方法。
  5. 前記デジタルデータが所定の長さのデータブロック(10)に分割され、
    前記データブロック(10)はエラー制御ブロック(11)を有し、前記エラー制御ブロック(11)の内容が対応するデジタルデータ(10)の最上位ビット(173)のコピーであり、
    前記エラー制御ブロック(11)の前記内容が、前記デジタルデータ(10, 173)の対応する内容の受信内容と比較され、
    前記デジタルデータ(10, 173)と前記エラー制御ブロック(11)との間の差異を検出した場合、対応するデジタルデータがその前後(162, 164)で正しく受信したデジタルデータ(10)の平均で置換されるエラー訂正方法を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の等時性送信方法。
  6. マルチキャスト・システム内において、
    リアルタイム・ソリューション用のデジタル・シリアル・デジタルデータをワイヤレスでストリームし、
    データが、制御フレーム(175)及びオーディオまたはビデオフレーム(174)を有するフレーム(17, 174, 175)にまとめられ、
    まとめられた前記オーディオまたはビデオデータ(9, 10)は、マルチキャストにより、連続するビーコンインターバル(137)内で、複数の受信器(6)に送信され、
    前記オーディオまたはビデオデータは、前記複数の受信器(6)間において、前記各ビーコンインターバル(137)が有する割り込み命令により同期される同期方法を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の等時性送信方法。
  7. コンテンションベース・トラフィック及びコンテンションフリー・トラフィックの両方用にシステム帯域幅が占有されている、デジタル・シリアル・デジタルデータ(9, 10)をストリーミングするための無線送信システムであって、
    サンプル(9)により生成された前記デジタルデータ(10)が、フレーム(174)及び制御フレーム(175)にまとめられる手段と、
    連続するビーコンインターバル(137)内で、前記フレーム(174, 175)を受信器(6)に送信する手段と、
    等時性のコンテンションフリー・トラフィック用に、標準規格により規定され、前記デジタルデータ(10)をストリーミングするために必要な帯域幅が占有されるように、及び前記等時性のコンテンションフリー・トラフィックに加え、コンテンションベース・トラフィック用にも帯域幅を最大に保証するように、前記ビーコンインターバル(137)を、IEEE 802.11標準規格に準拠する3TU (time units)に設定する手段と、
    システム遅延及びバッファリング要求が最小化されるように、前記フレーム(174)の前記サンプル(9)数を変更してサンプル毎TUの平均レートを所定値に近づくように維持する手段と、
    前記設定する手段及び前記維持する手段とにより、前記ビーコンインターバル(137)の前記コンテンションフリー・トラフィック(138)調整される手段とを備えることを特徴とする無線送信システム。
  8. 送信器(3,4)及び前記受信器(6)でのバッファサイズを最小化するために、前記フレーム(174)の前記サンプル(9, 10)の数が変更されることを特徴とする請求項7に記載の無線送信システム。
  9. 記フレーム(174)の前記サンプル(9, 10)の数が、125の連続する前記ビーコンインターバル(137)のサイクルにおいて、変更されることを特徴とする請求項8に記載の無線送信システム。
  10. 125の前記連続する前記ビーコンインターバル(137)のサイクルにおいて、各行が1ビーコンインターバル(137)の内容を表す「連続するデータブロックにおける8×32ビット・サンプルレコード」のテーブルに従い、前記フレーム(174)の前記サンプル(9, 10)の数が、変更されることを特徴とする請求項9に記載の無線送信システム。
  11. 前記オーディオデータが所定の長さのデータブロック(10)に分割され、
    前記データブロック(10)はエラー制御ブロック(11)を有し、前記エラー制御ブロック(11)の内容が対応するデジタルデータ(9)の最上位ビット(173)のコピーであり、
    前記エラー制御ブロック(11)の前記内容が、前記デジタルデータ(10, 173)の対応する内容の受信内容と比較され、
    前記デジタルデータ(10, 173)と前記エラー制御ブロック(11)との間の差異を検出した場合、対応するデジタルデータがその前後(162, 164)で正しく受信したデジタルデータ(10)の平均で置換されるエラー訂正方法を有することを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の無線送信システム。
  12. リアルタイム・ソリューション用のデジタル・シリアル・オーディオデータをワイヤレスでストリームし、
    データが、制御フレーム(175)及びオーディオまたはビデオフレーム(174)を有するフレーム(17, 174, 175)にまとめられ、
    まとめられた前記オーディオまたはビデオデータ(9, 10)は、マルチキャストにより、連続するビーコンインターバル(137)内で、複数の受信器(6)に送信され、
    前記オーディオまたはビデオデータは、前記複数の受信器(6)間において、前記各ビーコンインターバル(137)が有する割り込み命令により同期される同期方法を備えることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の無線送信システム。
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