JP2015122642A - 半導体装置及びシリアルデータ伝送路システム - Google Patents

半導体装置及びシリアルデータ伝送路システム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の半導体装置で行われている送受信信号の補正だけでは通信品質を十分に向上させることができない問題があった。【解決手段】一実施の形態によれば、半導体装置及びシリアルデータ伝送路システムは、受信回路とアダプティブイコライザ回路とを有し、アダプティブイコライザ回路が算出した補正値の補正強度が閾値以上であった場合には、受信回路及びアダプティブイコライザ回路に供給する電源の供給元を切り替えて、電源のノイズレベルを低減する。【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置及びシリアルデータ伝送路システムに関し、例えば、シリアルデータの伝達を中継する半導体装置及びシリアルデータ伝送路システムに関する。
近年、高速なシリアルデータを伝送する高速シリアル通信が機器間のデータ通信に多く用いられている。この高速シリアル通信では、伝送路の損失による信号品質の劣化が通信品質に大きく関わる。そこで、通信品質を改善する方法の一つとして、アダプティブイコライザ回路を用いて、伝送路の特性変化を検出して、最適な状態でデータを受信できるように補正値(例えば、イコライザ係数)を動的に調整することが行われている。
そこで、アダプティブイコライザ回路の例が特許文献1、2に開示されている。特許文献1は、アダプティブイコライザ回路の回路構成を開示するものである。また、特許文献2では、等化部(例えば、イコライザ回路)を有する通信装置において、等化部を介して得た等化後信号の誤り率が閾値を超えていた場合には電源を再起動する技術が開示されている。
特開2010−103974号公報 特開2005−191750号公報
しかしながら、近年の高速シリアル通信で、信号の伝送速度の向上に対応するために、微細なプロセスで形成したトランジスタで回路を構成する。この微細なプロセスで形成したトランジスタは、破壊耐圧電圧が低く、外部から与えられる外部電源の電圧に対して大きな電圧差を有し、かつ、外部電源よりも低い電圧の電源電圧で動作させる必要がある。そのため、高速シリアル通信で利用される回路においては、電源ノイズが信号品質に与える影響が大きくなっており、アダプティブイコライザ回路による信号品質の改善だけでは、十分な通信品質をえることができない問題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、半導体装置及びシリアルデータ伝送路システムは、受信回路とアダプティブイコライザ回路とを有し、アダプティブイコライザ回路が算出した補正値の補正強度が閾値以上であった場合には、受信回路及びアダプティブイコライザ回路に供給する電源の供給元を切り替えて、電源のノイズレベルを低減する。
なお、上記実施の形態の装置を方法やシステムに置き換えて表現したもの、該装置または該装置の一部の処理をコンピュータに実行せしめるプログラムなども、本発明の態様としては有効である。
前記一実施の形態にかかる半導体装置及びシリアルデータ伝送路システムによれば、通信品質を向上させることができる。
実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システムのブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システムの動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システムのブロック図である。 実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システムの動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システムのブロック図である。 実施の形態4にかかるシリアルデータ伝送路システムのブロック図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。ここで、以下の説明では、説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
まず、図1に実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1のブロック図を示す。図1に示すように、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1は、USB(Universal Serial Bus)機器を接続するUSBハブである。しかし、以下の実施の形態で説明する技術は、例えば、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)、有線LAN(Local Area Network)等のシリアルデータの送受信を行う装置に適用することができるものである。つまり、実施の形態で説明する技術は、USBハブに限定されるものではない。
図1に示すシリアルデータ伝送路システム1は、電源生成回路10及びデータ中継ハブ装置20を有する。電源生成回路10は、外部電源Vdc(例えば5Vの直流電圧)からデータ中継ハブ装置20に供給する動作電源Vpwr(例えば、1V程度の直流電圧)を生成する。図1では、電源生成回路10を1つの装置として設けたが、電源生成回路10内の各回路ブロックをそれぞれ個別の素子或いは回路要素として実装しても良い。
データ中継ハブ装置20は、一の半導体基板(以下1チップと称す)上にシリアルデータを中継するハブ機能を実現する回路が形成される半導体装置である。データ中継ハブ装置20は、アップストリームポートUPと、複数のダウンストリームポート(図1では、n個のダウンストリームポートDPを設けた。以下の説明では、nをポートの番号として用いる。)と、を有する。そして、データ中継ハブ装置20は、アップストリームポートに接続される機器とダウンストリームポートに接続されるUSBデバイスDvsa、Dvsbとの間のデータの送受信を中継する。
また、図1では、ダウンストリームポートDP1にケーブルCb_Sを介してUSBデバイスDvsaが接続され、ダウンストリームポートDPnにケーブルCb_Lを介してUSBデバイスDvsbが接続される例を示した。ケーブルCb_Sは、ケーブルCb_Lよりも短いものとする。詳しくは後述するが、ケーブルが長い場合、一般的にケーブルにおける信号損失が大きくなるため、データ中継ハブ装置20のイコライザ回路が生成する補正値が大きくなる。また、図1では、図示を省略したがアップストリームポートUPにはケーブルを介してホスト装置(例えば、PC:Personal Computer)に接続される。
ここで、電源生成回路10及びデータ中継ハブ装置20についてさらに具体的に説明する。図1に示すように、電源生成回路10は、第2の電源回路(例えば、リニアレギュレータ11)、第1の電源回路(スイッチングレギュレータ12)、スイッチ回路SW1、SW2、SW11を有する。以下の説明では、スイッチ回路SW11については特に、電源選択スイッチ回路SW11と称す。
リニアレギュレータ11は、スイッチ回路SW1がオン状態である場合に、外部電源Vdcから第2の電源(例えば、降圧電源LVOUT)を生成する。スイッチングレギュレータ12は、スイッチ回路SW2がオン状態である場合に、外部電源Vdcから第1の電源(例えば、降圧電源SVOUT)を生成する。スイッチ回路SW1、SW2は、データ中継ハブ装置20が出力する電源選択信号Sswによりオン状態とオフ状態とが切り替えられる。また、スイッチ回路SW12には、インバータを介して電源選択信号Sswが与えられる。つまり、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2とは、オン状態とオフ状態とが排他的に切り替えられる。
電源選択スイッチ回路SW11は、スイッチングレギュレータ12が生成する降圧電源SVOUTとリニアレギュレータ11が生成する降圧電源LVOUTとのいずれか一方を電源選択信号Sswに基づき選択し、選択した電源を動作電源Vpwrとして少なくとも受信回路及びイコライザ回路に与える。受信回路及びイコライザ回路は、データ中継ハブ装置20に搭載される回路ブロックであり、詳しくは後述する。
ここで、リニアレギュレータ11とスイッチングレギュレータ12の違いについて説明する。リニアレギュレータ11は、例えば、誤差増幅器と、出力トランジスタと、ゲイン設定抵抗群と、を有する。リニアレギュレータ11は、誤差増幅器の出力信号により出力トランジスタを駆動する。また、出力トランジスタとゲイン設定抵抗群とが入力電圧を供給する外部電源Vdcと接地電源との間に直列に接続される。そして、リニアレギュレータ11は、ゲイン設定抵抗群に設けられたタップから出力される帰還電圧と、別途生成される基準電圧と、の電圧差を誤差増幅器で増幅し、当該誤差増幅器が出力する出力信号により出力トランジスタを駆動する。これにより、リニアレギュレータ11は、出力トランジスタとゲイン設定抵抗群との接続点から降圧電源LVOUTを出力する。
一方、スイッチングレギュレータ12は、例えば、誤差増幅器と、PWM信号生成回路と、出力トランジスタと、平滑回路と、を有する。スイッチングレギュレータ12は、誤差増幅器で降圧電源SVOUTの電圧と別途生成される基準電圧との誤差を増幅してPWM信号生成回路に与える。そして、PWM信号生成回路が、誤差増幅器の出力電圧に応じてPWM信号のデューティー比を可変し、当該PWM信号により出力トランジスタを駆動する。その後、スイッチングレギュレータ12は、出力トランジスタがオン・オフすることで生成するパルス信号を平滑回路にて平滑して降圧電源SVOUTを生成する。
上記説明より、リニアレギュレータ11が出力する降圧電源LVOUTは、出力トランジスタの活性度を誤差増幅器の出力信号により制御することで生成される。一方、スイッチングレギュレータ12が出力する降圧電源LVOUTは、出力トランジスタのオン・オフの切り替わりにより生じるパルス信号を平滑して生成される。そのため、リニアレギュレータ11が出力する降圧電源LVOUTは、スイッチングレギュレータ12が出力する降圧電源SVOUTよりもノイズレベルが小さい。また、電源生成回路10では、電源選択スイッチ回路SW11が電源選択信号Sswに応じて動作電源Vpwrとして選択する信号を降圧電源LVOUTから降圧電源SVOUTに切り替えることで動作電源Vpwrのノイズレベルが低減される。
また、リニアレギュレータ11は、出力トランジスタの活性度を連続的に可変するため、動作中に常にソースドレイン間の電圧差が大きくなる。一方、スイッチングレギュレータ12は、出力トランジスタのオン状態の時間とオフ状態の時間の比を調整することで出力電圧を制御する。そのため、リニアレギュレータ11は、スイッチングレギュレータ12に比べて出力トランジスタにおける損失が大きく消費電力が大きくなるデメリットがある。そのため、シリアルデータ伝送路システム1では、できるだけスイッチングレギュレータ12によってデータ中継ハブ装置20への動作電源Vpwrの供給を行うことで、システムの消費電力を低減し、信号品質の向上が必要と判断される場合にのみリニアレギュレータ11によるデータ中継ハブ装置20への動作電源Vpwrの供給を行う。
続いて、データ中継ハブ装置20について説明する。図1に示すように、データ中継ハブ装置20は、電源管理回路21、ハブ22、受信ブロック230〜23nを有する。なお、データ中継ハブ装置20は、送信回路を含む送信ブロックを有するが、図1では省略している。また、受信ブロック230〜23nは、それぞれ、イコライザ回路及び受信回路(例えば、クロックデータリカバリ回路)を有する。図1では、受信ブロック230がイコライザ回路240及びクロックデータリカバリ回路250を含み、受信ブロック231がイコライザ回路241及びクロックデータリカバリ回路251を含み、受信ブロック23nがイコライザ回路24n及びクロックデータリカバリ回路25nを含む。
クロックデータリカバリ回路250〜25nは、動作電源Vpwrに基づき動作する。クロックデータリカバリ回路250〜25nは、受信ポートを介して得られたシリアルデータからクロック信号を再生する。
イコライザ回路240〜24nは、動作電源Vpwrに基づき動作する。イコライザ回路240〜24nは、クロックデータリカバリ回路250〜25nにより再生されたクロック信号を用いてシリアルデータから受信データを再生する。また、イコライザ回路240〜24nは、アダプティブ型イコライザ回路であって、受信信号の歪み量に応じた補正値を算出し、当該補正値を用いて受信信号を補正した上で、データの再生を行う。さらに、イコライザ回路240〜24nは、生成した補正値を電源管理回路21に対して出力する。
また、イコライザ回路240〜24nは、それぞれ、クロックデータリカバリ回路250〜25nの入力端子に他のデバイス(例えば、USBデバイス)が接続された場合に補正値を生成し、USBデバイスが切断された場合にはUSBデバイスが切断されたことを電源管理回路21に通知する切断通知信号を出力する。
ハブ22は、受信ブロック230から出力されるデータを受信ブロック231〜23nに対応して設けられる送信回路に振り分ける。また、ハブ22は、受信ブロック231〜23nから与えられたデータの調停処理を行い、受信ブロック231〜23nから出力されるデータを受信ブロック230に対応して設けられる送信回路に出力する。
電源管理回路21は、イコライザ回路240〜24nが出力する補正値に応じて電源選択信号Sswを出力する。より具体的には、電源管理回路21は、補正値が予め設定した閾値以上である場合に、電源選択信号Sswによって、電源生成回路10に第2の電源(例えば、降圧電源LVOUT)を動作電源Vpwrとして出力することを指示する。実施の形態1では、データ中継ハブ装置20では、電源管理回路21、ハブ22及び受信ブロック230〜23nがいずれも動作電源Vpwrにより動作する。
また、電源管理回路21は、イコライザ回路240〜24nが出力する補正値に閾値以上の補正値が1つでも含まれている場合、動作電源Vpwrのノイズレベルの低減を指示する電源選択信号Sswを出力する。より具体的には、電源管理回路21は、イコライザ回路240〜24nから切断通知信号が与えられたことに応じて、補正値が閾値以上である受信ブロック240〜24nの有無を判断する。そして、電源管理回路21は、補正値が閾値以上である受信ブロックがないと判断された場合には電源選択信号Sswにより電源生成回路10に与えていた動作電源Vpwrのノイズレベルを低減させる指示を解除する。
電源生成回路10は、電源選択信号Sswがノイズレベルの低減を指示している状態(例えば、ハイレベル)である場合、スイッチ回路SW1をオン状態、スイッチ回路SW2をオフ状態、電源選択スイッチ回路SW11をリニアレギュレータ11側に接続する状態とし、リニアレギュレータ11により動作電源Vpwrを生成する。電源生成回路10は、電源選択信号Sswがノイズレベルの低減を解除している状態(例えば、ロウレベル)である場合、スイッチ回路SW1をオフ状態、スイッチ回路SW2をオン状態、電源選択スイッチ回路SW11をスイッチングレギュレータ12側に接続する状態とし、スイッチングレギュレータ12により動作電源Vpwrを生成する。
続いて、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1の動作について説明する。まず、イコライザ回路240〜24nが補正値を生成する動作について説明する。そこで、図2に実施の形態1にかかる半導体装置(例えば、データ中継ハブ装置20)の動作を示すタイミングチャートを示す。
図2に示す例では、タイミングT0でデータ中継ハブ装置20のダウンストリームポートにケーブルが接続される。データ中継ハブ装置20は、このケーブルの接続に応じて、トレーニングシーケンスを開始する。このトレーニングシーケンスでは、データ中継ハブ装置20と接続されたUSBデバイスとの間でトレーニング信号の送受信が行われる。そして、当該トレーニングシーケンスにおける動作によりタイミングT1において、データ中継ハブ装置20のイコライザ回路が補正値を決定する。そして、タイミングT2でイコライザ回路が補正値を電源管理回路21に出力する。その後、電源管理回路21は、当該補正値が閾値以上でれば、タイミングT3で電源選択信号Sswをロウレベルからハイレベルに切り替える。なお、電源選択信号Sswは、ロウレベルである期間はスイッチングレギュレータ12により動作電源Vpwrを生成することを指示し、ハイレベルである期間はリニアレギュレータ11により動作電源Vpwrを生成することを指示するものとする。
このタイミングT3の電源選択信号Sswの論理レベルの切り替わりに応じてスイッチ回路SW1がオン状態となり、スイッチ回路SW2がオフ状態となり、電源選択スイッチ回路SW11がリニアレギュレータ11側に接続される。これにより、リニアレギュレータ11が動作を開始し、スイッチングレギュレータ12が動作を停止する。そして、タイミングT4で、リニアレギュレータ11の出力が安定状態となる。その後、タイミングT5からデータ中継ハブ装置20とUSBデバイスとの間のデータ送受信が開始される。
このように、データ中継ハブ装置20では、ダウンストリームポートにケーブルが接続される毎にイコライザ回路を用いて補正値を生成する。これにより、データ中継ハブ装置20では、接続されたケーブル及びUSBデバイス毎に最適な補正値を算出することができる。
続いて、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1の動作について説明する。図3に実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1の動作を示すフローチャートを示す。
図3に示すように、シリアルデータ伝送路システム1では、電源投入に応じてリニアレギュレータ11を停止し、スイッチングレギュレータを動作させる(ステップS1)。続いて、シリアルデータ伝送路システム1は、ダウンストリームポートDP1〜DPn及びアップストリームポートUPにケーブルが接続されているか否かを判断する(ステップS2)。
そして、ステップS2においてケーブルが接続されていると判断した場合(ステップS2のYESの枝)、データ中継ハブ装置20のイコライザ回路のうちケーブルが接続されたポートに対応するイコライザ回路が、補正値を決定する(ステップS3)。そして、電源管理回路21は、ステップS3で決定された補正値により値が更新された補正値を含む全補正値を検証し、補正値が閾値以上である補正値があるか否かを判断する(ステップS4)。図3では、閾値以上の補正値の補正強度を「強」と表現した。
そして、ステップS4において、補正値に基づき補正強度が強いと判断される補正値が1つでもあった場合(ステップS4のYESの枝)、電源管理回路21は、電源選択信号Sswをロウレベルからハイレベルに切り替える。そして、シリアルデータ伝送路システム1は、スイッチングレギュレータ12を停止して、リニアレギュレータ11を動作させ、電源選択スイッチ回路SW11をリニアレギュレータ11側に接続することで、降圧電源LVOUTを動作電源Vpwrとしてデータ中継ハブ装置20に与える(ステップS5)。そして、ステップS5で動作電源の供給元を切り替えた後、シリアルデータ伝送路システム1は、ステップS6の処理を行う。ステップS6では、全ポートが切断された状態か否かを判断する。
ステップS6において、いずれか1つでもケーブルが接続されたポートがあると判断された場合(ステップS6のNOの枝)には、リニアレギュレータ11を動作させ、スイッチングレギュレータ12を停止した状態を維持してステップS2の処理に戻る。また、ステップS6において、全ポートが切断された状態であると判断された場合(ステップS6のYESの枝)には、ステップS1の処理を実施して、リニアレギュレータ11を停止させ、スイッチングレギュレータ11を動作させる。
一方、ステップS4にて、全ての補正値の補正強度が弱いと判断された場合(ステップS4のNOの枝)、ステップS5のレギュレータ動作の切替処理は行わずに、ステップS6の処理を行う。
実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1では、一度補正強度が強い補正値が設定された後は、再度全ポートが切断状態となるまでリニアレギュレータ11による動作を継続する。これは、一度ケーブルが接続され、強い補正強度が設定された後は、全ての補正値の補正強度が弱くなることはまれであり、補正強度が強から弱に切り替わったことに応じて動作させるレギュレータを切り替える要求が小さいためである。
上記説明より、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1は、イコライザ回路の補正値の補正強度が強い場合にデータ中継ハブ装置20に与える動作電源Vpwrをリニアレギュレータ11から供給する。これにより、シリアルデータ伝送路システム1では、シリアルデータの信号品質の悪化に起因して強い補正強度の補正値が必要な状態で、データ中継ハブ装置20にノイズレベルの低い電源を供給し、通信品質を向上させることができる。
また、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1は、シリアルデータの信号品質が悪い状態のときのみリニアレギュレータ11を動作させる。これにより、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1は、シリアルデータの信号品質が良好な場合は、電源効率の良いスイッチングレギュレータ12により動作する。つまり、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1は、消費電力を高めながら、通信品質を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1にかかる説明では、イコライザ回路240〜24nが生成する補正値が1つでも補正強度が強いと判断された場合に動作電源Vpwrの供給元をリニアレギュレータ11とする制御方式について説明した。しかしながら、データ中継ハブ装置20の動作電流が増加した場合には、電源効率を考慮して、強い補正強度の補正値がある場合であってもスイッチングレギュレータ12から動作電源Vpwrを供給することも可能である。この場合、例えば、ケーブルが接続されているポート数或いは電流モニタ回路等を用いて電源管理回路21が消費電流を判断することが考えられる。
実施の形態2
実施の形態2では、実施の形態1で説明した電源生成回路10及びデータ中継ハブ装置20の別の形態について説明する。そこで、電源生成回路10及びデータ中継ハブ装置20の別の形態となる電源生成回路30及びデータ中継ハブ装置40を含むシリアルデータ伝送路システム2のブロック図を図4に示す。なお、実施の形態2の説明において実施の形態1で説明した構成要素と同じ構成要素については、実施の形態1で用いた符号と同じ符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、電源生成回路30は、電源生成回路10の電源選択スイッチ回路SW11に代えて電源選択スイッチブロック31を有する。電源選択スイッチブロック31には、受信ブロック230〜23nに対応して設けられる複数の電源選択スイッチ回路(例えば、電源選択スイッチ回路SW20〜SW2n)を有する。電源選択スイッチ回路SW20〜SW2nは、データ中継ハブ装置40が出力する電源選択信号Ssw0〜Ssw1のうち対応する電源選択信号によりリニアレギュレータ11が生成する降圧電源LVOUTとスイッチングレギュレータ12が生成する降圧電源LVOUTとのいずれか一方を選択する。また、電源選択スイッチ回路SW20〜SW2nは、選択した降圧電源を、対応する受信ブロックへの動作電源とする。例えば、電源選択スイッチ回路SW20は、選択した降圧電源を動作電源Vpwr0として受信ブロック230に与える。
また、電源生成回路30には、OR回路32及びNOR回路33を有する。OR回路32は、データ中継ハブ装置40が出力する電源選択信号Ssw0〜Ssw1の論理和演算結果によりスイッチ回路SW1を制御する。つまり、実施の形態2では、スイッチ回路SW1は、電源選択信号Ssw0〜Ssw0のいずれか1つがハイレベルとなればオン状態となる。NOR回路33は、データ中継ハブ装置40が出力する電源選択信号Ssw0〜Ssw1の反転値の反転論理和演算結果によりスイッチ回路SW2を制御する。つまり、実施の形態2では、スイッチ回路SW2は、電源選択信号Ssw0〜Ssw0のいずれか1つがロウレベルとなればオン状態となる。
また、データ中継ハブ装置40は、データ中継ハブ装置20と同様に、それぞれが一組のクロックデータリカバリ回路とイコライザ回路とを有する複数の受信ブロック(例えば、受信ブロック230〜23n)を有する。しかし、データ中継ハブ装置40は、受信ブロック毎に個別に電源が与えられている点がデータ中継ハブ装置20とは異なる。
そして、データ中継ハブ装置40は、データ中継ハブ装置20の電源管理回路21に代えて電源管理回路ブロック41を有する。電源管理回路ブロック41は、受信ブロック230〜23nに対応して設けられる複数の電源管理回路(例えば、電源管理回路410〜41n)を有する。電源管理回路410〜41nは、イコライザ回路240〜24nのうち対応するイコライザ回路から補正値を受信し、受信した補正値の補正強度に応じて電源選択信号Ssw0〜Sswnを出力する。そして、電源選択スイッチ回路SW20〜SW2nは、電源管理回路410〜41nが出力する電源選択信号Ssw0〜Sswnに基づき複数の受信ブロック毎に降圧電源SVOUTと降圧電源LVOUTとのいずれを動作電源Vpwr0〜Vpwrnとして与えるかを切り替える。
なお、実施の形態2では、電源管理回路ブロック41、ハブ22への動作電源の供給元について特に図示していないが、これら回路ブロックに供給する動作電源の供給は、任意に決めることができる。一例としては、電源選択スイッチ回路SW20が出力する動作電源Vpwr0を電源管理回路ブロック41及びハブ22に与えることができる。
また、実施の形態2でも、イコライザ回路240〜24nは、それぞれ、クロックデータリカバリ回路250〜25nの入力端子にUSBデバイスが接続された場合に補正値を生成する。一方、イコライザ回路240〜24nは、USBデバイスが切断された場合にはUSBデバイスが切断されたことを対応する電源管理回路410〜41nに通知する切断通知信号を出力する。そして、電源管理回路410〜41nは、それぞれ、切断通知信号が与えられたことに応じて、電源選択信号Ssw0〜Sswnにより、電源選択スイッチ回路SW20〜SW2nに動作電源Vpwr0〜Vpwrnとして降圧電源SVOUTを出力することを指示する。
続いて、実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2の動作について説明する。実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2では、上記構成を有することで、受信ブロック毎に動作電源の供給元を切り替えることができる。つまり、実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2では、1つの受信ブロックに対する動作電源の供給元の切り替え動作を見合わせたものが全体の動作となる。そこで、実施の形態2では、1つの受信ブロックに対する動作電源の供給元の切り替え動作について説明する。
図5に実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2の動作を示すフローチャートを示す。なお、図5のフローチャートでは、イコライザ回路24nにケーブルが接続又は切断された状態を対象とした動作の説明を行う。図5に示すように、シリアルデータ伝送路システム2では、電源投入に応じてリニアレギュレータ11を停止し、スイッチングレギュレータを動作させる(ステップS11)。続いて、シリアルデータ伝送路システム2は、ダウンストリームポートDPnにケーブルが接続されているか否かを判断する(ステップS12)。
そして、ステップS12においてケーブルが接続されていると判断した場合(ステップS12のYESの枝)、データ中継ハブ装置40のイコライザ回路24nが、補正値を決定する。そして、電源管理回路41nは、ステップS13で決定された補正値により値が更新された補正値を検証し、補正値が閾値以上である補正値があるか否かを判断する(ステップS13)。図5では、閾値以上の補正値の補正強度を「強」と表現した。
そして、ステップS13において、補正値に基づき補正強度が強いと判断された場合(ステップS13のYESの枝)、電源管理回路41nは、電源選択信号Sswnをロウレベルからハイレベルに切り替える。そして、シリアルデータ伝送路システム2は、受信ブロック23nに対してはスイッチングレギュレータ12を停止状態して、リニアレギュレータ11を動作状態とし、電源選択スイッチ回路SW2nをリニアレギュレータ11側に接続することで、降圧電源LVOUTを動作電源Vpwrnとして受信ブロック23nに与える(ステップS14)。なお、ケーブルが接続されていない他の受信ブロックに対しては、スイッチングレギュレータ12から動作電源が与えられる。そして、ステップS14で動作電源の供給元を切り替えた後、シリアルデータ伝送路システム2は、ステップS15の処理を行う。ステップS15では、ポートに接続されたケーブルが切断されたか否かを判断する。
ステップS15において、ポートにケーブルが接続された状態が維持されていると判断された場合(ステップS15のNOの枝)には、シリアルデータ伝送路システム2は現状態を維持する。また、ステップS15において、ポートに接続されたケーブルが切断された状態であると判断された場合(ステップS15のYESの枝)には、ステップS11の処理を実施して、リニアレギュレータ11を停止させ、スイッチングレギュレータ11を動作させる。
一方、ステップS13にて、補正値の補正強度が弱いと判断された場合(ステップS13のNOの枝)、ステップS14のレギュレータ動作の切替処理は行わずに、ステップS15の処理を行う。
上記説明より、実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2では、受信ブロック毎に、補正値の補正強度に応じた動作電源の供給元を決定する。これにより、実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2は、実施の形態1にかかるシリアルデータ伝送路システム1よりもスイッチングレギュレータ12の利用比率を高めてシステムの消費電力を削減することができる。また、シリアルデータ伝送路システム2では、スイッチングレギュレータ12の利用比率を高めながら、適宜リニアレギュレータ11による動作電源の供給を行うことで、通信品質を高めることができる。
実施の形態3
実施の形態3では、実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2の別の形態について説明する。そこで、図6に実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3のブロック図を示す。なお、実施の形態3の説明において実施の形態1、2で説明した構成要素と同じ構成要素については、実施の形態1、2で用いた符号と同じ符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3では、データ中継ハブ装置40に代えてデータ中継ハブ装置50を有する。データ中継ハブ装置50は、電源生成回路30に設けられていた電源選択スイッチブロック31、OR回路32及びNOR回路33をデータ中継ハブ装置40に取り込んだものである。つまり、実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3では、電源管理回路ブロック41、ハブ22、受信ブロック230〜23n、電源選択スイッチブロック31、OR回路32及びNOR回路33が一の半導体基板上に形成される。
また、実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3では、データ中継ハブ装置50が第1の電源(降圧電源SVOUT)を入力する第1の電源端子と、降圧電源SVOUTよりもノイズレベルの小さな第2の電源(降圧電源LVOUT)を入力する第2の電源端子と、を有する。また、実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3は、スイッチ回路SW1のオン・オフ状態を制御する電源選択信号を出力する第1の選択信号出力端子と、スイッチ回路SW2のオン・オフ状態を制御する電源選択信号を出力する第2の選択信号出力端子と、を有する。
また、図6に示すように、実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3では、リニアレギュレータ11及びスイッチングレギュレータ12が個別部品として設けられる。
上記説明より、実施の形態3にかかるシリアルデータ伝送路システム3では、データ中継ハブ装置40に電源選択スイッチブロック31、OR回路32、及びNOR回路33を取り込んだデータ中継ハブ装置50を有する。つまり、シリアルデータ伝送路システム3では、データ中継ハブ装置50にリニアレギュレータ11及びスイッチングレギュレータ12を設け、データ中継ハブ装置50に第1の電源及び第2の電源を与えるのみでシステムを構成できる。これにより、シリアルデータ伝送路システム3では、基板設計のミスを削減することができる。また、シリアルデータ伝送路システム3は、個別に実装する部品が少なくなるため、実装面積を削減することができる。一方、シリアルデータ伝送路システム3では、リニアレギュレータ11及びスイッチングレギュレータ12を外部に設けることで電源回路に関する熱処理を容易に行うことができる。
実施の形態4
実施の形態4では、実施の形態2にかかるシリアルデータ伝送路システム2の別の形態について説明する。そこで、図7に実施の形態4にかかるシリアルデータ伝送路システム4のブロック図を示す。なお、実施の形態4の説明において実施の形態1、2で説明した構成要素と同じ構成要素については、実施の形態1、2で用いた符号と同じ符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、実施の形態4にかかるシリアルデータ伝送路システム4では、データ中継ハブ装置40に代えてデータ中継ハブ装置60を有する。データ中継ハブ装置60は、電源生成回路30として設けられていた電源選択スイッチブロック31、OR回路32、NOR回路33、リニアレギュレータ11及びスイッチングレギュレータ12をデータ中継ハブ装置40に取り込んだものである。つまり、実施の形態4にかかるシリアルデータ伝送路システム4では、電源管理回路ブロック41、ハブ22、受信ブロック230〜23n、電源選択スイッチブロック31、OR回路32、NOR回路33リニアレギュレータ11及びスイッチングレギュレータ12が一の半導体基板上に形成される。また、実施の形態4にかかるシリアルデータ伝送路システム4では、データ中継ハブ装置60が外部電源Vdcを入力する電源端子を有する。
上記説明より、実施の形態4にかかるシリアルデータ伝送路システム4では、データ中継ハブ装置40に電源生成回路30の機能ブロックを取り込んだデータ中継ハブ装置60を有する。つまり、シリアルデータ伝送路システム4では、データ中継ハブ装置60に外部電源Vdcを接続するだけでシステムを構成できる。これにより、シリアルデータ伝送路システム4では、基板設計のミスを削減することができる。また、シリアルデータ伝送路システム4は、個別に実装する部品が少なくなるため、実装面積を削減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1〜4 シリアルデータ伝送路システム
10、30 電源生成回路
11 リニアレギュレータ
12 スイッチングレギュレータ
20、40、50、60 データ中継ハブ装置
21、410〜41n 電源管理回路
22 ハブ
230〜23n 受信ブロック
240〜24n イコライザ回路
250〜25n クロックデータリカバリ回路
31 電源選択スイッチブロック
32 OR回路
33 NOR回路
41 電源管理回路ブロック
SW1、SW2 スイッチ回路
SW11、SW20〜SW2n 電源選択スイッチ回路
Cb_S、Cb_L 接続ケーブル
DP1〜DPn ダウンストリームポート
UP アップストリームポート
Dvsa、Dvsb USBデバイス
Vpwr 動作電源
Vdc 外部電源
Ssw 電源選択信号
LVOUT 降圧電源
SVOUT 降圧電源

Claims (14)

  1. 動作電源に基づき動作し、シリアルデータからクロック信号を再生する受信回路と、
    前記動作電源に基づき動作し、前記受信回路が受信したシリアルデータの歪み量に応じた補正値を算出し、前記シリアルデータの歪みを前記補正値に応じて補正して受信データを再生するイコライザ回路と、
    前記補正値に応じて電源選択信号を出力する電源管理回路と、を有し、
    前記電源管理回路は、前記補正値が予め設定した閾値以上である場合に、前記電源選択信号によって、第1の電源と前記第1の電源よりもノイズレベルの小さな第2の電源のいずれか一方を前記動作電源として出力する電源生成回路に、前記第2の電源を前記動作電源として出力することを指示する半導体装置。
  2. それぞれが一組の前記受信回路と前記イコライザ回路とを有する複数の受信ブロックを有し、
    前記複数の受信ブロックに含まれる前記イコライザ回路は、それぞれ、前記受信回路の入力端子に他のデバイスが接続された場合に前記補正値を生成し、前記他のデバイスが切断された場合には前記他のデバイスが切断されたことを前記電源管理回路に通知する切断通知信号を出力し、
    前記電源管理回路は、前記切断通知信号が与えられたことに応じて、前記補正値が前記閾値以上である前記受信ブロックの有無を判断し、前記補正値が前記閾値以上である前記受信ブロックがないと判断された場合には前記電源選択信号により、前記電源生成回路に前記第1の電源を前記動作電源として出力することを指示する請求項1に記載の半導体装置。
  3. それぞれが一組の前記受信回路と前記イコライザ回路とを有する複数の受信ブロックと、
    前記複数の受信ブロックに対応して設けられる複数の前記電源管理回路と、を有し、
    前記電源生成回路は、複数の前記電源管理回路が出力する複数の前記電源選択信号に基づき前記複数の受信ブロック毎に前記第1の電源と前記第2の電源とのいずれを前記動作電源として与えるかを切り替える請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記複数の受信ブロックに含まれる前記イコライザ回路は、それぞれ、前記受信回路の入力端子に他のデバイスが接続された場合に前記補正値を生成し、前記他のデバイスが切断された場合には前記他のデバイスが切断されたことを対応する前記電源管理回路に通知する切断通知信号を出力し、
    複数の前記電源管理回路は、それぞれ、前記切断通知信号が与えられたことに応じて、前記電源選択信号により、前記電源生成回路に前記動作電源として前記第1の電源を出力することを指示する請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記電源生成回路は、
    外部から与えられる外部電源に基づき前記第1の電源を生成する第1の電源回路と、
    前記外部電源に基づき前記第2の電源を生成する第2の電源回路と、
    前記第1の電源と前記第2の電源とのいずれか一方を前記電源選択信号に基づき選択して、選択した電源を前記動作電源として出力する少なくとも1つの電源選択スイッチ回路と、を有する請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の電源回路はスイッチングレギュレータであり、
    前記第2の電源回路はリニアレギュレータである請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記電源選択スイッチ回路は、前記受信回路、前記イコライザ回路及び前記電源管理回路と共に一の半導体基板上に形成される請求項5に記載の半導体装置。
  8. 前記第1の電源回路及び前記第2の電源回路は、前記受信回路、前記イコライザ回路、及び前記電源管理回路と共に一の半導体基板上に形成される請求項7に記載の半導体装置。
  9. 外部から与えられる外部電源に基づき第1の電源を生成する第1の電源回路と、
    前記外部電源に基づき前記第1の電源よりもノイズレベルが低い第2の電源を生成する第2の電源回路と、
    動作電源に基づき動作し、シリアルデータからクロック信号を再生する受信回路と、
    前記動作電源に基づき動作し、前記受信回路が受信したシリアルデータの歪み量に応じた補正値を算出し、前記シリアルデータの歪みを前記補正値に応じて補正して受信データを再生するイコライザ回路と、
    前記補正値に応じて電源選択信号を出力する電源管理回路と、
    前記第1の電源と前記第2の電源とのいずれか一方を前記電源選択信号に基づき選択し、選択した電源を前記動作電源として出力する電源選択スイッチ回路と、を有し、
    前記電源管理回路は、前記補正値が予め設定した閾値以上である場合に、前記電源選択信号により前記第2の電源を選択することを前記電源選択スイッチ回路に指示するシリアルデータ伝送路システム。
  10. それぞれが一組の前記受信回路と前記イコライザ回路とを有する複数の受信ブロックを有し、
    前記複数の受信ブロックに含まれる前記イコライザ回路は、それぞれ、前記受信回路の入力端子に他のデバイスが接続された場合に前記補正値を生成し、前記他のデバイスが切断された場合には前記他のデバイスが切断されたことを前記電源管理回路に通知する切断通知信号を出力し、
    前記電源管理回路は、前記切断通知信号が与えられたことに応じて、前記補正値が前記閾値以上である前記受信ブロックの有無を判断し、前記補正値が前記閾値以上である前記受信ブロックがないと判断された場合には前記電源選択信号により、前記電源選択スイッチ回路に前記第1の電源を前記動作電源として出力することを指示する請求項9に記載のシリアルデータ伝送路システム。
  11. それぞれが一組の前記受信回路と前記イコライザ回路とを有する複数の受信ブロックと、
    前記複数の受信ブロックに対応して設けられる複数の前記電源管理回路と、
    前記複数の受信ブロックに対応して設けられる複数の前記電源選択スイッチ回路と、を有し、
    複数の電源選択スイッチ回路は、複数の前記電源管理回路が出力する複数の前記電源選択信号に基づき前記複数の受信ブロック毎に前記第1の電源と前記第2の電源とのいずれを前記動作電源として与えるかを切り替える請求項9に記載のシリアルデータ伝送路システム。
  12. 前記複数の受信ブロックに含まれる前記イコライザ回路は、それぞれ、前記受信回路の入力端子に他のデバイスが接続された場合に前記補正値を生成し、前記他のデバイスが切断された場合には前記他のデバイスが切断されたことを対応する前記電源管理回路に通知する切断通知信号を出力し、
    複数の前記電源管理回路は、それぞれ、前記切断通知信号が与えられたことに応じて、前記電源選択信号により、複数の前記電源選択スイッチ回路に前記動作電源として前記第1の電源を出力することを指示する請求項11に記載のシリアルデータ伝送路システム。
  13. 少なくとも前記受信回路、前記イコライザ回路及び前記電源管理回路が一の半導体基板上に形成される請求項9に記載のシリアルデータ伝送路システム。
  14. 前記第1の電源回路はスイッチングレギュレータであり、
    前記第2の電源回路はリニアレギュレータである請求項9に記載のシリアルデータ伝送路システム。
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