JP2015122611A - パケット送信装置およびパケット受信装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明が適用された受信端では、パケットの送信端と同じクロックが得られるならば、その送信端においてクロックに同期して入力された伝送情報は、時間軸上における変動が吸収されつつ復元可能となる。
さらに、構成、特性だけではなく、振る舞いが多様な非同期伝送路の柔軟な活用が可能となる。
したがって、本発明が適用された系では、汎用の非同期伝送網が活用されるにもかかわらず、その非同期伝送路を介して地理的に多様に隔たった所望の数の拠点に、共通の伝送情報を時間軸上におけるゆらぎを回避しつつ並行して安価に配信することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を示す図である。
図において、パケット送信機10は、ネットワーク20を介して複数pのパケット受信機30-1〜30-pに接続される。これらのパケット受信機30-1〜30-pは、同じ周波数の放送チャネルを介して並行して同時に放送を行うべき拠点にそれぞれ配置され、個々の出力がFM送信機40-1〜40-pの変調入力にそれぞれ接続される。これらのFM送信機40-1〜40-pの出力は、それぞれアンテナ50-1〜50-pの給電点に接続される。
(1) GPS受信機11
(2) GPS受信機11の出力に接続されたクロック発振器12
(5) データパケット生成部14の後段に配置され、かつ既述のネットワーク20に接続されたIPパケット生成部15
(1) GPS受信機31-1
(2) GPS受信機31-1の出力に接続されたクロック発振器32-1
(4) IPパケット受信部33-1の後段に配置されたデータパケット分離部34-1
(5) データパケット分離部34-1の第一および第二の出力にそれぞれ接続された書き込みポートと書き込みアドレス入力とを有するメモリ35-1
(8) リートアドレス生成部37-1の出力に接続された第一の入力と、後述する上限インターバルT2が予め入力される第二の入力とを有し、かつ出力がメモリ35-1の読み出しアドレス入力に接続された加算器38-1
以下、図1および図2を参照して本実施形態の動作を説明する。
GPS受信機11は、GPS衛星から到来する無線信号に基づいて絶対時刻を算出し、その絶対時刻を所定の周期(=1秒)で刻む基準クロック(PPS)を生成する。
A/D変換器13は、放送コンテンツとして与えられるアナログ音声信号を上記サンプリングクロックに同期してA/D変換する(図2ステップ(1))ことにより、音声データ列を生成する。
IPパケット生成部15は、このようにしてデータパケット生成部14によって生成されたデータパケットの列を順次IPパケットに変換し、TCP/IPに準拠した通信制御の下でネットワーク20に送出する(図2ステップ(4))。
GPS受信機31-cおよびクロック発振器32-cは、パケット送信機10に備えられたGPS受信機11およびクロック発振器12と同様に連係することにより、そのパケット送信機10だけではなく、パケット受信機30-1〜30-pの何れにおいても高い精度で同時に立ち上がる(立ち下がる)サンプリングクロックを生成する。
(1) 該当するIPパケットに含まれる音声データ(既述の放送コンテンツの一部に該当する)(以下、「カレント音声データ」という。)とインターバル値T1とを分離して抽出する(図2ステップ(6))。
(2) メモリ35-cの記憶領域の内、上記インターバル値T1に相当するアドレスで示される記憶領域に、カレント音声データを格納する(図2ステップ(7))。
D/A変換器36-cは、このようにして引き渡された「音声データ」をクロック発振器32-cによって生成されたサンプリングクロックに基づいてD/A変換することによって、アナログ音声信号を復元する(図2ステップ(12))。
すなわち、パケット受信機30-1〜30-pがそれぞれ設置された拠点では、パケット送信機10から非同期方式のネットワーク20を介して配信されるIPパケットの列として与えられる放送コンテンツは、これらのIPパケットに既述の伝送遅延時間の変動や逆転が生じ得るにもかかわらず、安定に確度高くかつ同時に並行して、しかも、同じ周波数の放送波として送信される。
(1) 再送等のような通信手順の下でパケット毎に、伝送遅延(実質的な伝送速度)が広範に変動し、あるいは伝送順序が逆転しても、その通信手順に基づく伝送品質の向上が確度高く安定に反映されるため、所望の複数の拠点から並行して送信されるべき放送コンテンツの品質が高く安定に維持される。
また、本実施形態では、パケット送信機10においてA/D変換器13に入力される信号は、既述のアナログ音声信号に限定されず、例えば、所望の放送コンテンツで変調された一次変調波、あるいはコンポジット信号であってもよい。
また、本実施形態では、パケット受信機30-1〜30-pが配置された拠点から並行して同じ放送チャネルを介して放送が行われていることをこれらの拠点以外で監視することが要求される場合には、例えば、図1に点線で示すように、以下の要素が付加されてもよい。
(2) FM受信機60-cによって受信された放送波をディジタル情報に変換し、さらに、絶対時刻を示すタイムスタンプが個別に付加されたパケットの列として、ネットワーク20を介して所望の拠点に配信するモニタ送信機70-c
11,31 GPS受信機
12,32 クロック発振器
13 A/D変換器(A/D)
14 データパケット生成部
15 IPパケット生成部
16 インターバル監視部
20 ネットワーク
30 パケット受信機
33 IPパケット受信部
34 データパケット分離部
35 メモリ
36 D/A変換器(D/A)
37 リードアドレス生成部
38 加算器
40 FM送信機
50 アンテナ
60 FM受信機
70 モニタ送信機
Claims (3)
- クロックに同期して入力される伝送情報を含むパケットを生成するパケット生成手段と、
前記クロックの前縁または後縁の時点と、前記パケットが生成された時点とのインターバルを前記パケットに含め、非同期網に順次送信する送信手段と
を備えたことを特徴とするパケット送信装置。 - 非同期網を介して受信されたパケット毎に、個別に含まれる伝送情報とインターバルとを抽出し、複数の記憶領域のうち、前記インターバルでアドレス指定される特定の記憶領域に、前記伝送情報を蓄積する記憶手段と、
前記伝送情報が前記パケットの送信端に個別に入力される時点を示すクロックに同期して、前記特定の記憶領域に蓄積された伝送情報の内、前記非同期網で生じ得る遅延の最大値に亘って先行して蓄積された伝送情報を時系列の順に読み出す同相制御手段と
を備えたことを特徴とするパケット受信装置。 - 請求項2に記載のパケット受信装置において、
前記最大値は、
前記非同期網において伝送速度、通信手順、トポロジーの全てまたは一部の如何にかかわらず生じ得る遅延の最大値である
ことを特徴とするパケット受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013265057A JP2015122611A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | パケット送信装置およびパケット受信装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013265057A JP2015122611A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | パケット送信装置およびパケット受信装置 |
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Family
ID=53533895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2013
- 2013-12-24 JP JP2013265057A patent/JP2015122611A/ja active Pending
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