JP2015122165A - 電池モジュールおよびそれに用いられるバスバー - Google Patents

電池モジュールおよびそれに用いられるバスバー Download PDF

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剛一 浅草
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Abstract

【課題】狭い空間に電池モジュールを配置するとともに、単電池を冷却する。【解決手段】複数の単電池10a,10b,10cを長手方向に配置した電池モジュール100であって、隣接する2つの単電池10a,10bのそれぞれの端面に設けられた電極端子20a,30b同士を電気的に接続するバスバー40bを備えており、バスバー40bが、隣接する2つの単電池10a,10bのそれぞれの電極端子20a,30bに接続される一対の接点部72b,73bと、一対の接点部72b,73bを連結する連結部71bとを有する導電性部材70bと、導電性部材70bの連結部71bを被覆する絶縁部材80bとを備えており、絶縁部材80bに単電池10bを冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路83bが形成されている電池モジュール100を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、電池モジュールおよびそれに用いられるバスバーに関する。
従来、複数の単電池をモジュール化した電池モジュール(組電池)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、耐振動性や耐衝撃性を向上させるために、複数の単電池を収容する電池収納容器にそれぞれの単電池を支持する支持突起部を設ける技術が開示されている。
特開2009−211835号公報
特許文献1に開示された組電池では、複数の単電池のそれぞれが、長手方向の端部に設けられる電極端子が同一方向を向くように配置される(図2参照。)。
しかしながら、電極端子が同一方向を向くように複数の単電池を配置する場合、複数の単電池が単電池の短手方向に沿って配置された状態となる。この場合、複数の単電池を配置するための空間として、単電池の長手方向の長さを少なくとも備えた空間を確保する必要がある。
したがって、単電池の長手方向の長さを備えない狭い空間に、複数の単電池をモジュール化した電池モジュールを配置することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、単電池の長手方向の長さを備えない狭い空間に複数の単電池をモジュール化した電池モジュールを配置するとともに、単電池を冷却すること可能にした電池モジュールおよびそれに用いられるバスバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を採用する。
本発明に係る電池モジュールは、長手方向の両端に第1端面および第2端面を有するとともに電極端子が前記第1端面に設けられた複数の単電池を備え、隣接する一方の前記単電池の前記第1面と他方の前記単電池の前記第2面とを対向させた状態で前記複数の単電池を前記長手方向に配置した電池モジュールであって、隣接する2つの前記単電池のそれぞれの前記第1端面に設けられた前記電極端子同士を電気的に接続するバスバーを備えており、前記バスバーが、隣接する2つの前記単電池のそれぞれの前記電極端子に接続される一対の接点部と、該一対の接点部を連結する連結部とを有する導電性部材と、該導電性部材の前記連結部を被覆する絶縁部材とを備えており、該絶縁部材に前記単電池を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路が形成されている。
本発明に係る電池モジュールによれば、隣接する一方の単電池の電極端子が設けられた第1端面と他方の単電池の電極端子が設けられない第2端面とを対向させた状態で、複数の単電池が長手方向に配置される。このようにすることで、単電池の長手方向の長さを備えない狭い空間であっても、単電池の短手方向の長さを備えた空間であれば、このような電池モジュールを配置することができる。
また、本発明に係る電池モジュールによれば、隣接する2つの単電池のそれぞれの電極端子同士を電気的に接続するバスバーが備える絶縁部材に冷却流路が形成されているため、複数の単電池のそれぞれを冷却することが可能となっている。
このようにすることで、単電池の長手方向の長さを備えない狭い空間に複数の単電池をモジュール化した電池モジュールを配置するとともに、単電池を冷却すること可能にした電池モジュールを提供することができる。
また、本発明の第1態様の電池モジュールは、前記絶縁部材が、前記連結部の前記単電池に対向する面を被覆する被覆部を備えており、該被覆部に前記冷却流路が形成されている。
このようにすることで、単電池に対向する面に近接した位置に冷却流路が配置されるため、単電池を十分に冷却することができる。
また、本発明の第2態様の電池モジュールは、前記複数の単電池が配置される台座を備え、前記バスバーが、前記台座に固定される固定部を備えており、該固定部により前記バスバーが前記台座に固定されることにより、前記単電池の第1側面が前記台座に接し、かつ該第1側面に対向する前記単電池の第2側面が前記バスバーに接した状態となる。
このようにすることで、単電池の互いに対向する一対の側面がバスバーと台座との間に固定されるので、単電池を構成するセルが膨張するのを抑制することができる。
本発明の第2態様の電池モジュールにおいては、前記台座に前記単電池の前記第1側面を冷却する冷却媒体を流通させる他の冷却流路が形成されているものであってもよい。
このようにすることで、単電池の互いに対向する一対の側面のそれぞれを冷却することが可能となる。
また、本発明の第3態様の電池モジュールは、前記単電池の前記長手方向の中心部近傍に配置される前記冷却流路の流路断面積が、前記単電池の前記長手方向の両端部近傍に配置される前記冷却流路の流路断面積よりも小さい。
このようにすることで、単電池の長手方向の中心部近傍におけるバスバーの強度を十分に確保しつつ、単電池を適切に冷却することができる。
本発明に係るバスバーは、長手方向の両端に第1端面および第2端面を有するとともに電極端子が前記第1端面に設けられた複数の単電池を備え、隣接する一方の前記単電池の前記第1面と他方の前記単電池の前記第2面とを対向させた状態で前記複数の単電池を前記長手方向に配置した電池モジュールに用いられるバスバーであって、隣接する2つの前記単電池のそれぞれの前記電極端子に接続される一対の接点部と、該一対の接点部を連結する連結部とを有する導電性部材と、該導電性部材の前記連結部を被覆する絶縁部材とを備えており、該絶縁部材の内部に前記単電池を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路が形成されている。
本発明に係るバスバーによれば、隣接する2つの単電池のそれぞれの電極端子同士を電気的に接続するとともに、絶縁部材に冷却流路が形成されているため、複数の単電池のそれぞれを冷却することが可能となっている。
また、本発明の他の態様のバスバーは、前記絶縁部材が、前記連結部の前記単電池に対向する面を被覆する被覆部を備えており、該被覆部の内部に前記冷却流路が形成されている。
このようにすることで、単電池に対向する面に近接した位置に冷却流路が配置されるため、単電池を十分に冷却することができる。
本発明によれば、単電池の長手方向の長さを備えない狭い空間に複数の単電池をモジュール化した電池モジュールを配置するとともに、単電池を冷却すること可能にした電池モジュールおよびそれに用いられるバスバーを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電池モジュールを示す側面図である。 図1に示す電池モジュールのA−A矢視断面図である。 図2に示す電池モジュールの部分拡大図である。 図3に示す電池モジュールのB−B矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電池モジュールを示す側面図である。 図5に示す電池モジュールを底面からみた部分拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る電池モジュールを示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る電池モジュールを示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る電池モジュールを示す側面図である。 図9に示す電池モジュールを底面からみた部分拡大図である。 本発明の第6実施形態に係る電池モジュールの冷却流路を示す断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態の電池モジュール100について、図面を参照して説明する。
本実施形態の電池モジュール100は、充放電可能な二次電池である複数の単電池10(10a,10b,10c,10d)を備える。電池モジュール100は、航空宇宙機器,小型潜水機種などの移動体の電源として用いることが可能である。
なお、図1および図2では、電池モジュール100が4つの単電池を備えることが示されているが、電池モジュール100が備える単電池の数は他の個数であってもよい。
本実施形態の電池モジュール100は、複数の単電池10を長手方向に配置したものであり、隣接する2つの単電池のそれぞれに設けられた電極端子同士を電気的に接続するバスバー40(40a,40b,40c,40d)が設けられている。バスバー40は、電極端子20(20a,20b,20c),30(30a,30b,30c)同士を電気的に接続する導電性部材70(70a,70b,70c,70d)と導電性部材70の連結部71(71b)を被覆する絶縁部材80(80b)を備えており、絶縁部材80に単電池10を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路81(81b)が形成されている。
本実施形態の電池モジュール100によれば、複数の単電池10が長手方向に配置されるので、単電池10の短手方向の長さを備えた空間に電池モジュール100を配置することができる。
また、バスバー40が備える絶縁部材80に冷却流路81が形成されているため、複数の単電池10のそれぞれを冷却することが可能となっている。
以下、本実施形態の電池モジュール100の各部について説明する。
図1から図3に示すように、単電池10a,10b,10c,10dおよびバスバー40a,40b,40c,40dは、台座Bに対して固定された状態で配置される。単電池10a,10b,10c,10dおよびバスバー40a,40b,40c,40dの台座Bに対する固定は、固定部材(不図示)によって行われる。
台座Bの幅は、単電池10の短手方向(図1における縦方向)の長さよりも長く、単電池10の長手方向(図1における横方向)の長さよりも短い。したがって、本実施形態の電池モジュール100は、単電池の長手方向の長さを備えない狭い空間に配置することが可能となっている。
単電池10aは、長手方向の両端に端面50a(第1端面)と他の端面(不図示)を有する。単電池10bは、長手方向の両端に端面50b(第1端面)と端面60bを有する。単電池10cは、長手方向の両端に端面50c(第1端面)と端面60cを有する。単電池10aは、長手方向の両端に端面60d(第2端面)と他の端面(不図示)を有する。
単電池10aの端面50aには、正極である電極端子20aと、負極である電極端子30aとが設けられている。単電池10bの端面50bには、正極である電極端子20bと、負極である電極端子30bとが設けられている。単電池10cの端面50cには、正極である電極端子20cと、負極である電極端子30cとが設けられている。
図1および図2に示すように、本実施形態の電池モジュール100は、複数の単電池10を、単電池10の長手方向に配置したものである。隣接する単電池10a,10bは、一方の単電池10aの端面50aと他方の単電池10bの端面60bとを対向させた状態で配置される。同様に、隣接する単電池10b,10cは、一方の単電池10bの端面50bと他方の単電池10cの端面60cとを対向させた状態で配置される。同様に、隣接する単電池10c,10dは、一方の単電池10cの端面50cと他方の単電池10dの端面60dとを対向させた状態で配置される。
電池モジュール100は、隣接する2つの単電池10a,10bのそれぞれの端面50a,50bに設けられた電極端子20a,30b同士を電気的に接続するバスバー40bを備えている。同様に、電池モジュール100は、隣接する2つの単電池10b,10cのそれぞれの端面50b,50cに設けられた電極端子20b,30c同士を電気的に接続するバスバー40cを備えている。また、電池モジュール100は、単電池10aとそれに隣接する他の単電池(不図示)のそれぞれの端面に設けられた電極端子同士を電気的に接続するバスバー40aを備えている。また、電池モジュール100は、単電池10dとそれに隣接する他の単電池(不図示)のそれぞれの端面に設けられた電極端子同士を電気的に接続するバスバー40dを備えている。
バスバー40aにより、単電池10aの負極である電極端子30aと隣接する他の単電池の正極である電極端子(不図示)とが電気的に接続される。また、バスバー40bにより、単電池10aの正極である電極端子20aと単電池10bの負極である電極端子30bとが電気的に接続される。また、バスバー40cにより、単電池10bの正極である電極端子20bと単電池10cの負極である電極端子30cとが電気的に接続される。また、バスバー40dにより、単電池10cの正極である電極端子20cと隣接する他の単電池の負極である電極端子(不図示)とが電気的に接続される。
このようにして、単電池10a,10b,10c,10dが、電気的に直列に接続される。
次に、図3を用いてバスバー40bの構成を説明する。以下では、バスバー40bについて説明するが、他のバスバー40a,40c,40dについてはバスバー40bと同様の構成であるものとし、その説明を省略する。
図3に示すように、バスバー40bは、導電性部材70bを備えている。導電性部材70bは、隣接する2つの単電池10である単電池10a,10bのそれぞれの電極端子20a,30bに接続される接点部72b,73b(一対の接点部)と、接点部72b,73bを連結する連結部71bとを有する。接点部72b,73bと連結部71bは、導電性のある金属部材を成型することによって形成された部材である。
図3に示すように、接点部72bは単電池10aの電極端子20aと接触した状態で配置される。また、接点部73bは単電池10bの電極端子30bと接触した状態で配置される。
図3に示すように、バスバー40bには板ばね90b,91bが取り付けられている。板ばね90bが単電池10cの端面60dに接触することにより、板ばね90bの付勢力によって接点部73bが電極端子30bと接触する方向に付勢される。同様に、板ばね91bが単電池10bの端面60bに接触することにより、板ばね91bの付勢力によって接点部72bが単電池10aの電極端子20aと接触する方向に付勢される。
このように、バスバー40bに設けられた板ばね90b,91bの作用により、隣接する単電池10a,10bのそれぞれの電極端子20a,30bが接点部72b,73bを介して電気的に接続された状態となる。この際に、板ばね90b,91bの付勢力が利用されるので、電極端子20aと接点部72bとの接続、および電極端子30bと接点部73bとの接続にネジ等の固定部材を設ける必要がない。
導電性部材70bには電気が流れるため、外部との接触や操作者が感電することを防止する必要がある。そのため、バスバー40bは、導電性部材70bが外部から絶縁されるように被覆する絶縁部材80bを備えている。図3に示すように、絶縁部材80bは、連結部71bの単電池10bに対向する面を被覆する被覆部81bと、連結部71bの単電池10bに対向しない面を被覆する被覆部82bにより構成されている。被覆部81bは、単電池10bの一側面に接触した状態で配置される。
被覆部81b,82bのうち、単電池10bに近接した被覆部81bには、単電池10bを冷却する冷却媒体(例えば、冷却水)を流通させる冷却流路83bが形成されている。
図4に示すように、冷却流路83bは、流入口84bから流入した冷却媒体を図4中の矢印に沿って流通させ、流出口85bから排出させる流路である。冷却流路83bの流路断面積は、単電池10bの長手方向の位置に関わらず一定となっている。
流入口84bは、バスバー40aに設けられる冷却流路(不図示)の流出口と連結流路(不図示)を介して連結されている。バスバー40aの流出口から流出した冷却媒体が、流入口84bから冷却流路83bに流入する。
流出口85bは、バスバー40cに設けられている冷却流路(不図示)の流入口と連結流路(不図示)を介して連結されている。バスバー40bの流出口85bから流出した冷却媒体が、バスバー40cの冷却流路の流入口に流入する。
冷却流路83bを流通する冷却媒体は、熱交換器(不図示)によって他の媒体(例えば、空気)との熱交換によって冷却される。熱交換器で冷却された冷却媒体を冷却流路83bで流通させることにより、単電池10bが冷却される。
以上説明した本実施形態の電池モジュール100が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の電池モジュール100によれば、隣接する一方の単電池10aの電極端子20aが設けられた端面50a(第1端面)と他方の単電池10bの電極端子が設けられない端面60b(第2端面)とを対向させた状態で、単電池10a,10bが長手方向に配置される。このようにすることで、単電池10a,10bの長手方向の長さを備えない狭い空間であっても、単電池10a,10bの短手方向の長さを備えた空間であれば、このような電池モジュール100を配置することができる。
また、本実施形態の電池モジュール100によれば、隣接する2つの単電池10a,10bのそれぞれの電極端子20a,30b同士を電気的に接続するバスバー40bが備える絶縁部材70bに冷却流路83bが形成されているため、単電池10bを冷却することが可能となっている。
このようにすることで、単電池10の長手方向の長さを備えない狭い空間に複数の単電池10をモジュール化した電池モジュール100を配置するとともに、単電池10を冷却すること可能にした電池モジュール100を提供することができる。
また、本実施形態の電池モジュール100は、絶縁部材80bが、連結部71bの単電池10に対向する面を被覆する被覆部81bを備えており、被覆部81bに冷却流路83bが形成されている。
このようにすることで、単電池10bに対向する面に近接した位置に冷却流路83bが配置されるため、単電池10bを十分に冷却することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について図5および図6を参照して説明する。
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下で特に説明する場合を除き、第2実施形態の電池モジュール200の各部の構成は第1実施形態の電池モジュール100と同様であるものとし、説明を省略する。
第1実施形態において、単電池10a,10b,10c,10dおよびバスバー40a,40b,40c,40dの台座Bに対する固定は、固定部材(不図示)によって行われるものであった。
それに対して第2実施形態において、単電池10a,10b,10c,10dおよびバスバー240a,240b,240c,240dの台座Bに対する固定は、バスバー240a,240b,240c,240dに設けられた固定部210a,210b,210c,210dによって行われる。
図5に示すように、バスバー240bには、4箇所の固定部210bが設けられている。固定部210bは、バスバー240bの絶縁部材の一部として、一体的に形成されている。
各固定部210bには貫通穴が設けられており、貫通穴を介して挿入されたボルトの雄ねじ部が台座Bに設けられた雌ねじ部に締結される。台座Bの雌ねじ部とボルトの雄ねじ部が締結されることにより、台座Bに対してバスバー240bが固定される。
台座Bに対してバスバー240bが固定されることにより、単電池10bの一側面(第1側面)が台座Bに接し、かつ、その一側面に対向する単電池10bの他の側面(第2側面)がバスバー240bに接した状態となる。
このように、本実施形態の電池モジュール200によれば、単電池10bの互いに対向する一対の側面がバスバー240bと台座Bとの間に固定されるので、単電池10bを構成するセルが膨張するのを抑制することができる。また、固定部210bがバスバー240bに設けられているので、バスバー240bとは異なる他の固定部材を用いて単電池10bおよびバスバー240bを台座Bに固定する必要が無い。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。
第3実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下で特に説明する場合を除き、第3実施形態の電池モジュール300の各部の構成は第1実施形態の電池モジュール100と同様であるものとし、説明を省略する。
第1実施形態における台座Bには、単電池10を冷却するための冷却流路が設けられていない。それに対して、本実施形態の台座B′には、単電池10を冷却するための冷却流路が設けられている。
なお、図7には単電池10bが配置される位置に冷却流路310bを設けるものことが記載されている。図7には、単電池10a,10c,10dが配置される位置における台座B′の記載がないが、それぞれが配置される位置には、冷却流路310bと同様の冷却流路310a,310c,310dがそれぞれ配置されるものとする。
図7は、第1実施形態の図3と対応する断面図であり、図1におけるA−A矢視断面と一致した位置における断面図となっている。
図7に示すように、電池モジュール300の台座B′には、単電池10bを冷却する冷却媒体(例えば、冷却水)を流通させる冷却流路310bが形成されている。冷却流路310bは、冷却流路83bと同様に、流入口(不図示)から流入した冷却媒体を流通させ、流出口から排出させる流路である。熱交換器(不図示)により冷却された冷却媒体を冷却流路83bに流通させることにより、台座B′に接触する単電池10bの一側面を冷却することができる。
このように、本実施形態の電池モジュール300は、台座B′に単電池10bの一側面を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路310b(他の冷却流路)が形成されている。このようにすることで、単電池10bの互いに対向する一対の側面(台座B′に接触する側面と、バスバー40bに接触する側面)のそれぞれを冷却することが可能となる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について図8を参照して説明する。
第4実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下で特に説明する場合を除き、第4実施形態の電池モジュール400の各部の構成は第1実施形態の電池モジュール100と同様であるものとし、説明を省略する。
第1実施形態のバスバー40bは、被覆部81bに設けられる冷却流路83bの流路断面積が単電池10bの長手方向の位置に関わらず一定であった。それに対して、本実施形態の冷却流路410bは、単電池10bの長手方向(図8における横方向)の中心部近傍に配置される冷却流路410bの流路断面積が、単電池10bの長手方向の両端部近傍に配置される冷却流路410bの流路断面積よりも小さい。
図8は、第1実施形態の図3と対応する断面図であり、図1におけるA−A矢視断面と一致した位置における断面図となっている。
図8に示す断面図に表れる冷却流路410bの断面積は、単電池10bの長手方向(図8における横方向)の中心部近傍で小さく、単電池10bの長手方向の両端部近傍で大きくなっている。単電池10a,10b,10c,10dは、経年変化により膨張する場合があるが、幅広の側面の中央部における変形量が大きいのが一般的である。したがって、本実施形態のようにバスバー440bの中央部付近の強度を高くして単電池の変形を抑制するのが望ましい。
なお、図8には、単電池10a,10c,10dに取り付けられるバスバー440a,440c,440dが示されていないが、各バスバーに設けられる冷却流路の流路断面積は、図8に示すものと同様となっているものとする。
このように、本実施形態の電池モジュール400は、単電池10bの長手方向の中心部近傍に配置される冷却流路410bの流路断面積が、単電池10bの長手方向の両端部近傍に配置される冷却流路410bの流路断面積よりも小さい。
したがって、本実施形態の電池モジュール400によれば、単電池10bの長手方向の中心部近傍におけるバスバー440bの強度を十分に確保しつつ、単電池10bを適切に冷却することができる。
〔第5実施形態〕
次に、本発明の第5実施形態について図9を参照して説明する。
第5実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下で特に説明する場合を除き、第5実施形態の電池モジュール500の各部の構成は第1実施形態の電池モジュール100と同様であるものとし、説明を省略する。
第1実施形態の電池モジュール100は、図1および図2に示すように、単電池10bの側面のうち幅広の側面に接するようにバスバー40bを配置するものであった。
それに対して第5実施形態の電池モジュール500は、単電池10a,10b,10c,10dの側面のうち幅狭の側面に接するようにバスバー540a,540b,540c,540dを配置するものである。
図9に示すように、単電池10aの側面のうち幅狭の側面に接するようにバスバー540aが配置される。また、単電池10bの側面のうち幅狭の側面に接するようにバスバー540bが配置される。また、単電池10cの側面のうち幅狭の側面に接するようにバスバー540cが配置される。また、単電池10dの側面のうち幅狭の側面に接するようにバスバー540dが配置される。
図9および図10に示すように、バスバー540aとバスバー540cは、それぞれ電池モジュール500の底面側に位置する単電池10a,10cの側面を覆うように配置される。一方、バスバー540bとバスバー540dは、それぞれ電池モジュール500の上面側に位置する単電池10b,10dの側面を覆うように配置される。
図9および図10では図示を省略しているが、バスバー540a,540b,540c,540dには、それぞれ第1実施形態における冷却流路83bと同様の冷却流路が形成されている。
したがって、バスバー540a,540b,540c,540dは、隣接する2つの単電池の電極端子同士を電気的に接続するとともに、各単電池を冷却することが可能となっている。
本実施形態の電池モジュール500は、単電池10a,10b,10c,10dの側面のうち幅狭の側面に接するようにバスバー540a,540b,540c,540dを配置するものである。単電池10a,10b,10c,10dは、経年変化により膨張する場合があるが、幅広の側面における変形量が大きいのが一般的であり、幅広の側面を覆うようにバスバーを配置すると、バスバーの変形量が大きくなる。
本実施形態の電池モジュール500によれば、バスバー540a,540b,540c,540dが変形量の少ない単電池10a,10b,10c,10dの幅狭の側面に配置されるので、バスバー540a,540b,540c,540dの変形やそれに伴う接点部の接触不良を回避することができる。
〔第6実施形態〕
次に、本発明の第6実施形態について図11を参照して説明する。
第6実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下で特に説明する場合を除き、第6実施形態の電池モジュール600の各部の構成は第1実施形態の電池モジュール100と同様であるものとし、説明を省略する。
図11は、本実施形態の電池モジュール500が備えるバスバー640bに設けられる冷却流路を示す断面図である。図11は、図4に示される断面図と同様に、図3におけるB−B矢視断面で示される位置の断面図となっている。
第1実施形態の冷却流路83bは、流入口84bから流出口85bに至る単一の流路であった。それに対して第6実施形態は、複数の冷却流路610b,611b,612b,613b,614b,615bを備えている。また、各冷却流路は、空気が流通するヘッダ650と連通している。ヘッダ650を流通する空気は、各冷却流路610b,611b,612b,613b,614b,615bに流入し、単電池10bを冷却した後にバスバー640bの外部へ排出される。
図11では、単電池10bに設置されるバスバー640bのみが図示されているが、他の単電池10a,10c,10dにも、同様のバスバーが設けられているものとする。そして、各バスバーのそれぞれに設けられる複数の冷却流路には、ヘッダ650を流通する空気が流入し、各単電池を冷却する。
このように、本実施形態によれば、ヘッダ650に空気を流通させ、その空気を各単電池に設置されるバスバーに設けられる冷却流路に流入させることにより、単電池を冷却することができる。
〔他の実施形態〕
第1実施形態において、接点部73bと電極端子30bを接触させる方向の付勢力を与える部材を板ばね90bとし、接点部72bと電極端子20aを接触させる方向の付勢力を与える部材を板ばね91bとしたが、他の態様であってもよい。例えば、板ばねの代わりにコイルばね等の他の弾性部材を用いても良い。
10a,10b,10c,10d 単電池
20a,20b,20c 電極端子
30a,30b,30c 電極端子
40a,40b,40c,40d バスバー
50a,50b,50c 端面(第1端面)
60b,60c,60d 端面(第2端面)
70a,70b,70c,70d 導電性部材
71b 連結部
72b,73b 接点部
80b 絶縁部材
81b,82b 被覆部
83b,310b 冷却流路
90b,91b 板ばね
100,200,300,400,500,600 電池モジュール
210a,210b,210c,210d 固定部
240a,240b,240c,240d バスバー
540a,540b,540c,540d バスバー
640b バスバー
B 台座

Claims (7)

  1. 長手方向の両端に第1端面および第2端面を有するとともに電極端子が前記第1端面に設けられた複数の単電池を備え、隣接する一方の前記単電池の前記第1面と他方の前記単電池の前記第2面とを対向させた状態で前記複数の単電池を前記長手方向に配置した電池モジュールであって、
    隣接する2つの前記単電池のそれぞれの前記第1端面に設けられた前記電極端子同士を電気的に接続するバスバーを備えており、
    前記バスバーが、
    隣接する2つの前記単電池のそれぞれの前記電極端子に接続される一対の接点部と該一対の接点部を連結する連結部とを有する導電性部材と、
    該導電性部材の前記連結部を被覆する絶縁部材とを備えており、
    該絶縁部材に前記単電池を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路が形成されている電池モジュール。
  2. 前記絶縁部材が、前記連結部の前記単電池に対向する面を被覆する被覆部を備えており、
    該被覆部に前記冷却流路が形成されている請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記複数の単電池が配置される台座を備え、
    前記バスバーが、前記台座に固定される固定部を備えており、
    該固定部により前記バスバーが前記台座に固定されることにより、前記単電池の第1側面が前記台座に接し、かつ該第1側面に対向する前記単電池の第2側面が前記バスバーに接した状態となる請求項1または請求項2に記載の電池モジュール。
  4. 前記台座に前記単電池の前記第1側面を冷却する冷却媒体を流通させる他の冷却流路が形成されている請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 前記単電池の前記長手方向の中心部近傍に配置される前記冷却流路の流路断面積が、前記単電池の前記長手方向の両端部近傍に配置される前記冷却流路の流路断面積よりも小さい請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  6. 長手方向の両端に第1端面および第2端面を有するとともに電極端子が前記第1端面に設けられた複数の単電池を備え、隣接する一方の前記単電池の前記第1面と他方の前記単電池の前記第2面とを対向させた状態で前記複数の単電池を前記長手方向に配置した電池モジュールに用いられるバスバーであって、
    隣接する2つの前記単電池のそれぞれの前記電極端子に接続される一対の接点部と、該一対の接点部を連結する連結部とを有する導電性部材と、
    該導電性部材の前記連結部を被覆する絶縁部材とを備えており、
    該絶縁部材の内部に前記単電池を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路が形成されているバスバー。
  7. 前記絶縁部材が、前記連結部の前記単電池に対向する面を被覆する被覆部を備えており、
    該被覆部の内部に前記冷却流路が形成されている請求項6に記載のバスバー。
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