JP2015121054A - コンクリート型枠の照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンクリートの打設状態を十分に確認することができるとともに投光器を移動させる等の作業を不要とする。
【解決手段】コンクリート打設用の型枠2に設けられた開口21よりコンクリート打設空間S2内へ突出させられる、透光性材料よりなる柱状のハウジング1を備え、ハウジング1は中空体で、当該ハウジング1内に照明具を挿入設置する。
【選択図】 図4
【解決手段】コンクリート打設用の型枠2に設けられた開口21よりコンクリート打設空間S2内へ突出させられる、透光性材料よりなる柱状のハウジング1を備え、ハウジング1は中空体で、当該ハウジング1内に照明具を挿入設置する。
【選択図】 図4
Description
本発明はコンクリート型枠の照明装置に関し、特にトンネル覆工コンクリートを打設するための型枠に好適に使用できる照明装置に関するものである。
トンネルの二次覆工コンクリートは、アーチ状に成形された型枠とトンネル内壁との間に閉鎖形成された打設空間内へ注入されるが、打設空間は比較的狭い上に、空間頂部での打設は高所での作業となる。そして外光の届かない打設空間内の照明は従来、アイランプ等の投光器を型枠外周の適宜箇所に設けた点検窓等から打設空間内へ挿入して行っている。
なお、特許文献1には型枠の一部に検測ピン部を設けた法枠用枠部材が示されている。
しかし、上記従来の照明方法では、覆工コンクリートの打設が進むと点検窓が順次閉じられるために投光器を別の点検窓へ移動させる必要があり、打設状態を最後まで十分に確認することができないとともに、打設状況に合わせて投光器の位置を変更する等の作業に難渋するという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、コンクリートの打設状態を十分に確認することができるとともに投光器を移動させる作業も不要となるコンクリート型枠の照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本第1発明では、コンクリート打設用の型枠(2)に設けられた開口(21)よりコンクリート打設空間(S2)内へ突出させられる、透光性材料よりなる柱状のハウジング(1)を備え、当該ハウジング(1)内に照明体を設けることを特徴とする。
本第1発明において、打設空間にコンクリートを注入するのに先立って、型枠の開口から透光性材料よりなる柱状のハウジングを上記打設空間へ突出させると、突出させたハウジング内に設けられた照明体によって打設空間内が照明される。コンクリートが打設空間に注入されてもハウジングはそのまま打設空間内に突出した状態に置くことができるから、コンクリートの打設状態を十分に確認することができる。
本第2発明では、前記ハウジング(1)は中空体で、当該ハウジング(1)内に照明体としての照明具を挿入設置するようになっている。
本第2発明によれば、ハウジング内に市販の例えばLEDハンディライト等を挿入することによって、簡易に照明装置が実現される。
本第3発明では、前記ハウジング(1)を先端に向けて漸次縮径するテーパ状に成形して、検測ピンとして使用する。
本第3発明においては、ハウジングを検測ピンと兼用しているからコスト低減が図られるとともに、検測ピンを打設空間内へ突出させるために型枠に設けられた複数の開口をそのまま利用することが可能である。
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明のコンクリート型枠の照明装置によれば、打設状態を十分に確認することができるとともに投光器を移動させる作業も不要となる。
図1、図2には検測ピンとして兼用可能な照明装置のハウジング1の一例を示す。図1はハウジング1の全体側面図であり、図2は上記ハウジング1を基端側から見た端面図である。ハウジング1はアクリル等の透明樹脂材よりなる中空の円筒柱体で、その基端半部11は平行円筒体である。一方、その先端半部12はバフ研磨等によって先端に向けて漸次小径となるテーパ状の円筒体としてある。そして、先端半部の長さLは、コンクリートの設計巻厚よりもやや長くしてある。
ハウジング1の先端は閉鎖され、一方、ハウジング1の基端は開放されて、ハウジング1内に先端閉鎖の照明具挿入用空間S1が形成されている。また、ハウジング1の基端部には、周壁の径方向対称位置に円形のピン挿入孔13が設けられて、後述するように、ハウジング1を横断するようにこれらピン挿入孔13に回転操作ピンを貫通させてハウジング1を軸回りに回転操作できるようになっている。
図3はコンクリート打設用の型枠2に設けられるハウジング取付部3の断面を示す。図3において、型枠2の外方(図3の上方)が覆工コンクリートの打設空間S2となっており、型枠2には、覆工コンクリートの巻厚を測定すべき複数個所(図3はそのうちの一か所を示す)に円形開口21が形成されて、当該開口21に連通するように型枠2の内方にハウジング取付部3が設けられている。
ハウジング取付部3は、一端開口縁が型枠2の内側面に接合された、上記開口21よりもやや大径の円筒体31を備えており、円筒体31の周壁の径方向対称位置には外方から固定用ボルト32が捩じ込まれて、その先端が円筒体31の内空間へ進出可能となっている。
このような構造の照明装置において、打設空間S2へ覆工コンクリートを注入打設するのに先立って、図4に示すように型枠2の内方からハウジング取付部3の円筒体31内へハウジング1を挿入し、その先端半部12を打設空間S2へ突出させる。この際、ハウジング1の基端半部11の外周が開口21の内周に液密的に接してこれを閉鎖する。その後、固定用ボルト32を捩じ込んでその先端をハウジング1の外周面へ当接させて当該ハウジング1を位置決め固定する。
この状態でハウジング1の基端開口から照明具挿入用空間S1内へLEDハンディライト等の照明具(図示略)を挿入する。照明具からの発光は透明なハウジング1の先端半部12から打設空間S2内へ放射されて当該注入空間S2内を明るく照らす。コンクリートが注入されて照明装置付近に至っても、検測ピンを兼ねる照明装置のハウジング1はそのまま打設空間S2内に突出した状態におかれるから、コンクリートの打設状態を十分に確認することができる。
覆工コンクリートの打設が終了した後は、固定用ボルト32を緩めてその先端をハウジング1の外周から離間させ、ピン挿入孔13に公知の回転操作ピンを挿入してハウジング1をその軸回りに回転させつつ型枠2内へ退入させて(図4の下方)覆工コンクリートおよびハウジング取付部3の円筒体31内から抜き出す。この場合、ハウジング1の先端半部12は外周面が先端に向けて縮径するテーパ状になっているから覆工コンクリートから抜き出し易い。
その後、覆工コンクリート内の、ハウジング1を抜き出した跡に生じた空洞を利用して公知の方法で当該覆工コンクリートの巻厚を測定する。巻厚測定後は図5に示すように、先端閉鎖の円筒状栓部材4をハウジング取付部3の円筒体31内へ挿入して、その先端面41が型枠2の外周面と面一になるようにして開口21を閉鎖する。そして、この状態で固定用ボルト32を締めて栓部材4を位置決め固定する。
上記実施形態では照明装置のハウジング1を検測ピンと共用したが、照明装置専用としても良く、この場合はハウジング1の先端半部12を必ずしもテーパ状に成形する必要は無く、基端半部11から先端半部12まで全体を同径の筒体としても良い。このようにすると、ハウジング1をハウジング取付部3の円筒体31内に退入させた状態でその先端面が開口21を確実に閉鎖するから、栓部材4を設ける必要がなくなる。
さらに上記実施形態ではハウジング1を中空にして内部に照明具を挿入するようにしたが、ハウジング1を中実にして内部に発光素子等の照明体を埋設した構造とすることもできる。
1…ハウジング、2…型枠、21…開口、S2…打設空間。
Claims (3)
- コンクリート打設用の型枠に設けられた開口よりコンクリート打設空間内へ突出させられる、透光性材料よりなる柱状のハウジングを備え、当該ハウジング内に照明体を設けることを特徴とするコンクリート型枠の照明装置。
- 前記ハウジングは中空体で、当該ハウジング内に照明体としての照明具を挿入設置するようになっている請求項1に記載のコンクリート型枠の照明装置。
- 前記ハウジングを先端に向けて漸次縮径するテーパ状に成形して、検測ピンとして使用する請求項1又は2に記載のコンクリート型枠の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013266197A JP2015121054A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | コンクリート型枠の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013266197A JP2015121054A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | コンクリート型枠の照明装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=53532908
Family Applications (1)
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2013
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