JP2015119504A - Radio communication apparatus - Google Patents
Radio communication apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015119504A JP2015119504A JP2015030657A JP2015030657A JP2015119504A JP 2015119504 A JP2015119504 A JP 2015119504A JP 2015030657 A JP2015030657 A JP 2015030657A JP 2015030657 A JP2015030657 A JP 2015030657A JP 2015119504 A JP2015119504 A JP 2015119504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- signal
- mode
- reception
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y02B60/50—
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
Description
本発明は、周波数シンセサイザによる周波数信号を用いる無線通信装置に関する。 The present invention relates to a wireless communication apparatus using a frequency signal by a frequency synthesizer.
従来、例えばワイヤレスLAN(Local Area Network)通信などに用いられる無線通信装置について、PLL(Phase-locked loop)によって構成される周波数シンセサイザを送信動作と受信動作とで共通に用いる構成が知られている(例えば特許文献1)。かかる構成によれば、送受信回路を集積回路として構成する場合に回路サイズを小さくできるという利点がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, for a wireless communication device used for wireless LAN (Local Area Network) communication, for example, a configuration in which a frequency synthesizer configured by a PLL (Phase-locked loop) is commonly used for a transmission operation and a reception operation is known. (For example, patent document 1). According to such a configuration, there is an advantage that the circuit size can be reduced when the transmission / reception circuit is configured as an integrated circuit.
ところで、近年、通信速度の高速化や通信量の増加に伴い、周波数シンセサイザによる周波数信号を用いる無線通信装置の消費電力を低減させたいという要望が高まっている。 Incidentally, in recent years, with an increase in communication speed and an increase in communication volume, there is an increasing demand for reducing the power consumption of a wireless communication device that uses a frequency signal by a frequency synthesizer.
本発明はかかる要望に鑑みてなされたものであって、消費電力の小さい無線通信装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a demand, and an object thereof is to provide a wireless communication apparatus with low power consumption.
本発明による無線通信装置は、受信モード及び送信モードのいずれかのモード指定に応じて定まる周波数信号を生成する周波数シンセサイザと、前記周波数信号を被変調信号とする送信信号を無線送信する送信部と、前記周波数信号を用いて無線信号を受信する受信部と、を含む無線通信装置であって、前記周波数シンセサイザは、制御入力電圧の変動に応じた周波数の出力周波数信号を自身のバイアス電流に基づいて生成する可変周波数発振器と、前記可変周波数発振器の前記出力周波数信号を分周して得られた信号と基準クロック信号との位相差に応じた電圧を前記制御入力電圧とするフィードバック回路と、からなり、前記可変周波数発振器は、前記モード指定に応じて前記バイアス電流の大きさを調整するバイアス電流調整部を含み、前記バイアス電流調整部は、受信モードの指定に応じて、前記バイアス電流の大きさを送信モード指定時よりも小に調整することを特徴とする。 A wireless communication apparatus according to the present invention includes a frequency synthesizer that generates a frequency signal determined according to any mode designation of a reception mode and a transmission mode, and a transmission unit that wirelessly transmits a transmission signal using the frequency signal as a modulated signal. A radio communication device that receives a radio signal using the frequency signal, wherein the frequency synthesizer generates an output frequency signal having a frequency corresponding to a change in a control input voltage based on its own bias current. And a feedback circuit using a voltage corresponding to a phase difference between a signal obtained by dividing the output frequency signal of the variable frequency oscillator and a reference clock signal as the control input voltage. The variable frequency oscillator includes a bias current adjustment unit that adjusts the magnitude of the bias current according to the mode designation. The bias current adjustment section, in accordance with the specification of the reception mode, and adjusting the small than when the transmission mode specifies the magnitude of the bias current.
本発明による無線通信装置によれば、当該装置の消費電力を低減することができる。 According to the wireless communication device of the present invention, the power consumption of the device can be reduced.
以下、本発明に係る実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の実施例である無線通信装置1の構成を示すブロック図である。無線通信装置1は、例えばパーソナルコンピュータにおけるワイヤレスLAN通信などに用いられる無線通信モジュールである。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a
アンテナ10は、無線信号を送受信するためのアンテナである。アンテナスイッチ20は、モード指定信号SSに応じて受信側の機能ブロック31〜36(以下、受信部と称する)と送信側の機能ブロック40及び45(以下、送信部と称する)との間で、アンテナ10との接続を切り替えるスイッチである。モード指定信号SSは、無線通信装置1内の図示せぬ例えばCPUなどの制御回路から供給される。モード指定信号SSが指定するモードとしては、送信モードと受信モードがある。
The
受信信号増幅器31は、モード指定信号SSが受信モードを指定している間にアンテナ10に到来する無線信号をアンテナスイッチ20を介して受信して増幅し、これを第1ミクサ32に出力する増幅器である。
The
第1ミクサ32は、受信信号増幅器31の出力信号と、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号とを混合するミクサ(すなわち混合器)である。第1ミクサ32は、受信信号増幅器31の出力信号の周波数(例えば2500MHz)と、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号の周波数(例えば2000MHz)との差の周波数(例えば500MHz)を含む信号を出力する。
The
第2ミクサ33は、第1ミクサ32の出力信号と、発振器36の出力信号とを混合するミクサである。第2ミクサ33は、第1ミクサ32からの入力信号の周波数(例えば500MHz)と、発振器36の出力信号の周波数(例えば498MHz)との差の周波数(例えば2MHz)を含む信号を出力する。
The
IF回路34は、第2ミクサ33の出力信号に対してフィルタ処理及び信号増幅処理を施す回路である。復調部35は、IF回路34によってフィルタ処理等を施された信号に対して復調処理を施して復調信号を生成する。
The
発振器36は、一定の周波数(例えば498MHz)のローカル信号(以下、オシレータ信号とも称する)を生成するオシレータである。
The
変調部40は、モード指定信号SSが送信モードを指定している間に周波数シンセサイザ50の出力周波数信号を被変調信号として送信データで変調する変調部である。
The
電力増幅器45は、変調部40により変調された信号を増幅する増幅器である。増幅された信号はアンテナスイッチ20を介してアンテナ10から無線信号として送信される。
The
周波数シンセサイザ50は、VCO(voltage controlled oscillator:電圧制御発振器)51と、ループフィルタ52と、チャージポンプ53と、位相比較器54と、プリスケーラ55と、分周器56と、から構成される位相同期ループ(PLL:Phase-locked loop)であり、送信動作及び受信動作に対応して互いに異なる周波数信号(例えば2500MHzや2000MHzの周波数)を生成及び出力する。
The
VCO51は、ループフィルタ52からの入力信号の電圧に応じて、モード指定信号SSに応じて定まる目標周波数に収れんする周波数の周波数信号を周波数シンセサイザ50の出力として生成する発振器である。レジスタ切替スイッチ63は、モード指定信号SSに応じて受信用設定レジスタ61と送信用設定レジスタ62との間で切替り、VCO51によって生成される周波数信号の目標周波数は、これらのレジスタ61及び62に保持されている周波数変更データの選択的な入力に応じて変更される。
The VCO 51 is an oscillator that generates, as an output of the
VCO51は、周波数指定入力端子51a及び制御電圧入力端子51bを有する。周波数指定入力端子51aに供給される周波数変更データが、送信モードを指定するモード信号に応じて送信用設定レジスタ62から供給されたものである場合、高い周波数(例えば2500MHz)を目標として、ループフィルタ52からの制御電圧入力の変化に応じて偏倚する周波数信号を出力端子51cにおいて出力する。周波数指定入力端子51aに供給される周波数変更データが、受信モードを指定するモード信号に応じて受信用設定レジスタ61から供給されたものである場合、低い周波数(例えば2000MHz)を目標として、ループフィルタ52からの制御電圧入力の変化に応じて偏倚する周波数信号を出力端子51cにおいて出力する。また、バイアス電流切替端子51dに入力されるモード指定信号SSに応じてバイアス電流が制御される。
The VCO 51 has a frequency
ループフィルタ52は、帰還ループのフィルタであり、チャージポンプ53からの入力信号を直流化して出力するローパスフィルタである。チャージポンプ53は、位相比較器54からの入力電圧の電圧値を上昇させる回路である。位相比較器54は、基準クロック入力信号と分周器56からの入力信号との間の位相差を電圧に変換して出力する回路である。基準クロック入力信号は、図示せぬ例えば水晶などの振動子によって生成される信号である。基準クロック入力信号は、例えば1MHzである。
The
プリスケーラ55は、VCO51の差動出力信号の周波数を分周するために分周器56の前段に接続された前置分周器である。分周器56は、プリスケーラ55からの入力信号の周波数を分周して位相比較器54に与える分周器である。以下、プリスケーラ55と分周器56とからなる構成を分周段と称する。分周段の分周比は、モード指定信号SSに応じて切り替えられる。送信モードを指定するモード指定信号SSの場合における分周比は例えば1/2500であり、受信モードを指定するモード指定信号SSの場合における分周比は例えば1/2000である。分周段は、例えば、VCO51の周波数信号の周波数を1/2500とする構成と、1/2000とする構成とを備え、モード指定信号SSに応じてこれらの構成を切り替えることによって分周比を切り替える。
The
なお、プリスケーラ55、分周器56、位相比較器54、チャージポンプ53及びループフィルタ52は、周波数シンセサイザ50の出力信号としてのVCO51の周波数信号の分周信号と基準クロック入力信号との位相差に応じたフィードバック電圧を制御電圧として制御電圧入力端子51bに供給するフィードバック回路を構成している。
Note that the
受信用設定レジスタ61は、受信動作時におけるVCO51の目標周波数を設定するための周波数変更データを保持するレジスタである。送信用設定レジスタ62は、送信動作時におけるVCO51の目標周波数を設定するための周波数変更データを保持するレジスタである。周波数変更データは、VCO51によって生成される周波数信号の目標周波数を送信時と受信時とで切り替えるためのデータである。
The
レジスタ切替スイッチ63は、モード指定信号SSに応じて、受信用設定レジスタ61と送信用設定レジスタ62との間で、VCO51との接続を切り替えるスイッチである。レジスタ切替スイッチ63は、モード指定信号SSが送信モードを指定している場合には送信用設定レジスタ62の側にスイッチ接続し、受信モードを指定している場合には受信用設定レジスタ61の側にスイッチ接続する。モード指定信号SSは、無線通信装置1内の図示せぬ例えばCPUなどの制御回路から供給される。
The
図2は、VCO51の回路図である。トランジスタ71及び72の各々は、例えばnMOS(negative Metal-Oxide-Semiconductor)電界効果トランジスタである。トランジスタ71のソースはコイル73の一端に接続され、トランジスタ72のソースはコイル73の他端に接続されている。トランジスタ71及び72の各々のドレインは電流源74Rに直接接続され、電流源74Lに電流源用スイッチ79を介して接続されている。トランジスタ71のゲートはトランジスタ72のソースに接続され、トランジスタ72のゲートはトランジスタ71のソースに接続されている。コイル73は電源電位に接続されている。
FIG. 2 is a circuit diagram of the
コイル73の一端(端子T1)と接地電位との間には可変容量素子75Lが接続され、コイル73の他端(端子T2)と接地電位との間には可変容量素子75Rが接続されている。可変容量素子75L及び75Rの容量値は、制御電圧入力端子51bに入力されるループフィルタ52からの制御電圧に基づいて変更される。
A
また、コイル73の一端(端子T3)と接地電位との間には可変容量素子76Lが接続され、コイル73の他端(端子T4)と接地電位との間には可変容量素子76Rが接続されている。可変容量素子76L及び76Rの容量値は、周波数指定入力端子51aに入力された周波数変更データの内容に基づいて設定される。モード指定信号SSに応じて受信用設定レジスタ61及び送信用設定レジスタ62のいずれか一方が選択され、当該選択された側のレジスタに保持されている周波数変更データが周波数指定入力端子51aに入力される。周波数変更データは、デコーダ77によって例えば二進数の「0101」などのデータにデコードされて可変容量素子76L及び76Rの各々に供給される。
A
電流源用スイッチ79は、バイアス電流切替端子51dに入力されるモード指定信号SSに応じてオン/オフする。送信モードを指定するモード指定信号SSが入力された場合には電流源用スイッチ79はオンし、受信モードを指定するモード指定信号SSが入力された場合には電流源用スイッチ79はオフする。
The
かかる構成により、VCO51は、周波数信号を生成してこれをコイル73の一端に設けられた出力端子51cにおいて出力する。VCO51は、バイアス電流が大となるほど高い周波数で動作できる可変周波数発振器である。第1ミクサ32、電力増幅器45及びプリスケーラ55(図1)には、出力端子51cにおける周波数信号が供給される。図5によって後述する形態のプリスケーラ55を用いる場合、VCO51は、端子51c及び51ccを介して正逆位相の周波数信号をプリスケーラ55に供給する。
With this configuration, the
また、モード指定信号SSに応じて電流源用スイッチ79がオン/オフすることにより、電流源74R及び/又は電流源74Lによって生成されるバイアス電流が制御される。
Further, the
図3は、可変容量素子75Lの構成を示す図である。可変容量ダイオード81は、アノード−カソード間に加えられる電圧に応じて静電容量が変化するダイオード(いわゆるバラクタ)である。可変容量ダイオード81のアノード端にはコンデンサ82及び抵抗83がそれぞれ接続されている。可変容量ダイオード81のアノード端には抵抗83を介してループフィルタ52(図1)からの信号が入力される。ループフィルタ52からの入力信号の電圧値が大きい程、可変容量ダイオード81の容量値は小さくなる。可変容量素子75Lの端子84は、図2における端子T1に接続される。可変容量素子75Rは、可変容量素子75Lと同じ構成であり、端子84は、図2における端子T2に接続される。
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of the
図4は、可変容量素子76Lの構成を示す図である。トランジスタ91、93、95及び97の各々は、例えばnMOS電界効果トランジスタである。コンデンサ92がトランジスタ91のソースと端子99との間に接続され、コンデンサ94がトランジスタ93のソースと端子99との間に接続され、コンデンサ96がトランジスタ95のソースと端子99との間に接続され、コンデンサ98がトランジスタ97のソースと端子99との間に接続されている。トランジスタ91、93、95及び97の各々のドレインは接地電位に接続されている。トランジスタ91、93、95及び97の各々のゲートには受信用設定レジスタ61に保持されている周波数変更データ及び送信用設定レジスタ62に保持されている周波数変更データのいずれか一方が選択的に入力される。可変容量素子76Lの端子99は、図2における端子T3に接続される。可変容量素子76Rは、可変容量素子76Lと同じ構成であり、端子99は、図2における端子T4に接続される。
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration of the
図5は、プリスケーラ55を構成する一部のラッチ回路100の回路図である。図5の構成は、プリスケーラ55がVCO51の出力端子51c及び51ccから出力周波数信号の供給を受ける場合の構成である。
FIG. 5 is a circuit diagram of a part of the
抵抗101及び102の各々の一端は電源電圧に接続されている。抵抗101の他端はトランジスタ103のソースに接続されている。抵抗102の他端はトランジスタ104のソースに接続されている。
One end of each of the
トランジスタ103のソース側に設けられた端子T5、及びトランジスタ104のソース側に設けられた端子T6の各々からデータが出力される。ラッチ回路100がプリスケーラ55における最終段のラッチ回路である場合には、端子T5から出力されるデータがプリスケーラ55による分周信号として分周器56(図1)に出力される。ラッチ回路100の後段に図示せぬラッチ回路が存在する場合には、端子T5及びT6の各々のデータは当該後段のラッチ回路に出力される。
Data is output from each of a terminal T5 provided on the source side of the
トランジスタ103のゲートはトランジスタ104のソースに接続されている。トランジスタ104のゲートはトランジスタ103のソースに接続されている。トランジスタ105のソースはトランジスタ103のソースに接続されている。トランジスタ106のソースはトランジスタ104のソースに接続されている。トランジスタ105及び106の各々のゲートには図示せぬ前段のラッチからのデータ又は図示せぬ最終段のラッチからのデータが入力される。
The gate of the
トランジスタ105及び106の各々のドレインは、トランジスタ107のソースに接続されている。トランジスタ103及び104の各々のドレインは、トランジスタ108のソースに接続されている。トランジスタ107のゲートには、VCO51の出力端子51cからの周波数信号が入力され、トランジスタ108のゲートには、VCO51の出力端子51ccからの周波数信号が入力される。トランジスタ107及び108の各々のドレインは、電流源109Rに直接接続され、且つ電流源切替スイッチ110を介して電流源109Lに接続されている。電流源109R及び109Lは、ラッチ回路100の動作のためのバイアス電流を生成する定電流源である。
The drains of the
電流源用スイッチ110は、モード指定信号SSに応じてオン/オフする。送信モードを指定するモード指定信号SSが入力された場合には電流源用スイッチ110はオンし、受信モードを指定するモード指定信号SSが入力された場合には電流源用スイッチ110はオフする。
The
ラッチ回路100は、プリスケーラ55の分周比に応じて複数段直列に接続される。例えば2分周とする場合にはラッチ回路100は2段直列に接続されてDフリップフロップ回路が構成される。この場合、前段のラッチ回路100における端子T5及びT6からの出力データは、後段のラッチ回路100におけるトランジスタ105及び106のゲートに入力される。後段のラッチ回路100における端子T5及びT6からの出力データは、前段のラッチ回路100におけるトランジスタ105及び106のゲートに折り返し入力される。かかるDフリップフロップ回路の接続段数をモード指定信号SSに応じて変更することにより、分周比を変更できる。
The
以下、無線通信装置1の動作について説明する。先ず、無線通信装置1内の図示せぬ例えばCPUなどの制御回路から、送信モードを指定するモード指定信号SSが供給された場合について説明する。
Hereinafter, the operation of the
図6は、無線通信装置1の構成を送信時における周波数と共に示すブロック図である。アンテナスイッチ20は、送信モードを指定するモード指定信号SSに応じて、スイッチ接続を送信部40及び45の側へ切り替える。VCO51の電流源用スイッチ79(図2)は、バイアス電流切替端子51dに入力されるモード指定信号SSに応じてオンする。プリスケーラ55の電流源用スイッチ100(図5)は、モード指定信号SSに応じてオンする。プリスケーラ55及び分周器56の分周比がモード指定信号SSに応じて切り替えられる。送信時における当該分周比は例えば1/2500である。
FIG. 6 is a block diagram showing the configuration of the
また、レジスタ切替スイッチ63は、モード指定信号SSに応じて、スイッチ接続を送信用設定レジスタ62の側へ切り替える。ここで、コンデンサ92、94、96及び98の容量値は、それぞれ例えば1pF、2pF、4pF及び8pFである。これらのコンデンサに直列に接続されたトランジスタ91、93、95及び97のオン/オフにより、端子99と接地電位との間の容量値を1〜15pFの範囲で変更できる。
The
送信用設定レジスタ62に保持されている周波数変更データが周波数指定入力端子51aに入力される。周波数変更データは、デコーダ77によって例えば二進数の「1110」にデコードされ、可変容量素子76L(図2)に供給される。可変容量素子76Lのトランジスタ91、93、95及び97(図4)には、論理値「1」、「1」、「1」、「0」がそれぞれ入力される。この場合、トランジスタ91、93及び95はオン、トランジスタ97はオフする。これにより、トランジスタ91、93及び95に直列に接続されているコンデンサ92、94及び96の一端の電位が接地電位となる。コンデンサ92、94及び96がオンした場合、端子99と接地電位との間の容量値は7pFとなる。すなわち、図2のVCO51の端子T3に7pFの容量が接続される。可変容量素子76R(図2)も同様の構成なので、図2のVCO51の端子T4にも7pFの容量が接続される。7pFという比較的小さい容量がコイル73の両端に接続されるので、VCO51の出力周波数信号の目標周波数は比較的高くなる。
The frequency change data held in the
ループフィルタ52からの入力信号は、図2の可変容量素子75L及び75Rにそれぞれ供給される。可変容量素子75Lの回路は図3に示される。ループフィルタ52からの入力信号は抵抗83(図3)を介して可変容量ダイオード81に供給される。当該入力信号の電圧が比較的大きい場合には、可変容量ダイオード81の容量値は比較的小さくなる。逆に、当該入力信号の電圧が比較的小さい場合には、可変容量ダイオード81の容量値は比較的大きくなる。ループフィルタ52からの入力信号の電圧値は例えば0.5〜1.5Vの間で変動し、可変容量ダイオード81の容量値は例えば1〜3pFの間で変動する。かかる構成により、端子84(図2における端子T1)と接地電位との間に接続される可変容量値が、ループフィルタ52からの入力信号に応じて例えば1〜3pFの間で微調整される。可変容量素子75R(図2)も同様の構成なので、図2のVCO51の端子T2と接地電位との間に接続される可変容量値が微調整される。
Input signals from the
このように、可変容量素子75L及び75Rは、容量値を例えば1〜15pFの間で変更してVCO51の周波数信号の目標周波数を比較的大きい幅で調整するのに対し、可変容量素子76L及び76Rは、容量値を例えば1〜3pFの間で変更して周波数信号の周波数を微調整する。送信時には上記の如き設定により、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号の目標周波数が比較的大きい値(例えば2500MHz)に調整されると共に、ループフィルタ52からの入力信号に応じて微調整される。
Thus, the
また、モード指定信号SSに応じてVCO51に含まれる電流源切替スイッチ79(図2)がオンし、電流源74Lが接続される。また、モード指定信号SSに応じて、プリスケーラ55を構成するラッチ回路100に含まれる電流源切替スイッチ110(図5)がオンし、電流源109Lが接続される。上記の通り、可変容量素子75L〜76Rにより、送信時におけるVCO51の発振する周波数は比較的大きくなる。周波数信号の周波数が大きい程、大きい消費電力が必要になるので、電流源74L及び109Lを接続して送信時における供給電流を比較的大きくするのである。
Further, the current source changeover switch 79 (FIG. 2) included in the
周波数シンセサイザ50の出力周波数信号は、変調部40によって変調され、電力増幅器45に供給される。電力増幅器45は、変調信号を増幅し、これをアンテナスイッチ20を介してアンテナ10から無線送信する。
The output frequency signal of the
次に、無線通信装置1内の図示せぬ例えばCPUなどの制御回路から、受信モードを指定するモード指定信号SSが供給された場合について説明する。
Next, a case where a mode designation signal SS for designating a reception mode is supplied from a control circuit such as a CPU (not shown) in the
図7は、無線通信装置1の構成を受信時における周波数と共に示すブロック図である。アンテナスイッチ20は、受信モードを指定するモード指定信号SSに応じて、スイッチ接続を受信部31〜36の側へ切り替える。VCO51の電流源用スイッチ79(図2)は、バイアス電流切替端子51dに入力されるモード指定信号SSに応じてオフする。プリスケーラ55の電流源用スイッチ100(図5)は、モード指定信号SSに応じてオフする。プリスケーラ55及び分周器56の分周比がモード指定信号SSに応じて切り替えられる。受信時における当該分周比は例えば1/2000である。また、レジスタ切替スイッチ63は、モード指定信号SSに応じて、スイッチ接続を受信用設定レジスタ61の側へ切り替える。
FIG. 7 is a block diagram showing the configuration of the
受信用設定レジスタ61に保持されている周波数変更データが周波数指定入力端子51aに入力される。周波数変更データは、デコーダ77によって例えば二進数の「0111」にデコードされ、可変容量素子76L(図2)に供給される。可変容量素子76Lのトランジスタ91、93、95及び97(図4)には、論理値「0」、「1」、「1」、「1」がそれぞれ入力される。この場合、トランジスタ91はオフ、トランジスタ93、95及び97はオンする。これにより、トランジスタ93、95及び97に直列に接続されているコンデンサ94、96及び98の一端が接地電位となる。コンデンサ94、96及び98の容量値がそれぞれ例えば2pF、4pF及び8pFである場合、端子99と接地電位との間の容量値は14pFとなる。すなわち、図2のVCO51の端子T3に14pFの容量が接続される。可変容量素子76R(図2)も同様の構成なので、図2のVCO51の端子T4にも14pFの容量が接続される。送信時の容量(上記の例では7pF)よりも大きい例えば14pFの容量がコイル73の両端に接続されるので、VCO51の出力周波数信号の目標周波数は送信時よりも小さくなる。
The frequency change data held in the
ループフィルタ52からの入力信号は、図2の可変容量素子75L及び75Rにそれぞれ供給される。可変容量素子75Lの回路は図3に示される。可変容量素子75Lは送信時と同様に動作する。ループフィルタ52からの入力信号の電圧値は例えば0.5〜1.5Vの間で変動し、可変容量ダイオード81の容量値は例えば1〜3pFの間で変動する。端子84(図2における端子T1)と接地電位との間に接続される可変容量値が、ループフィルタ52からの入力信号に応じて例えば1〜3pFの間で微調整される。可変容量素子75R(図2)も同様の構成なので、図2のVCO51の端子T2と接地電位との間に接続される可変容量値が微調整される。
Input signals from the
受信時には上記の如き設定により、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号の目標周波数が比較的小さい値(例えば2000MHz)に調整されると共に、ループフィルタ52からの入力信号に応じて微調整される。
At the time of reception, the target frequency of the output frequency signal of the
また、モード指定信号SSに応じて、VCO51に含まれる電流源切替スイッチ79(図2)がオフし、電流源74Lが切り離される。また、モード指定信号SSに応じて、プリスケーラ55を構成するラッチ回路100に含まれる電流源切替スイッチ110(図5)がオフし、電流源109Lが切り離される。上記の通り、可変容量素子75L〜76Rにより、受信時におけるVCO51の周波数信号の目標周波数は比較的小さくなる。周波数信号の周波数が小さい程、消費電力も小さくすむので、電流源74L及び109Lを切り離して受信時における消費電力を受信時よりも低減するのである。
Further, in response to the mode designation signal SS, the current source changeover switch 79 (FIG. 2) included in the
アンテナ10によって受信された無線受信信号は、アンテナスイッチ20を介して受信信号増幅器31に供給される。無線受信信号の周波数は例えば2500MHzである。受信信号増幅器31によって増幅された無線受信信号(以下、増幅受信信号と称する)は第1ミクサ32に供給される。第1ミクサ32には、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号も供給される。当該出力周波数信号の周波数は例えば2000MHzである。
The radio reception signal received by the
第1ミクサ32は、受信信号増幅器31からの増幅受信信号と、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号とを混合し、これらの信号の周波数の差である周波数500MHzを含む信号を出力する。
The
第2ミクサ33には、第1ミクサ32の出力信号が供給される。また、第2ミクサ33には、発振器36の出力信号も供給される。当該出力信号の周波数は例えば498MHzである。第2ミクサ33は、第1ミクサ32の出力信号と、発振器36の出力信号とを混合し、これらの信号の周波数の差である周波数2MHzを含む信号を出力する。
The output signal of the
IF回路34は、第2ミクサ33の出力信号に対してフィルタ処理及び信号増幅処理を施す。復調部35は、IF回路34によってフィルタ処理等を施された信号に対して復調処理を施して復調信号を出力する。
The
このように、本実施例による無線通信装置1は、2つのミクサ(すなわち第1ミクサ32及び第2ミクサ33)を備え、アンテナ10によって受信された無線信号の周波数(例えば2500MHz)を段階的に減じて所望の周波数(例えば2MHz)の復調信号を生成する。発振器36の信号に基づいて周波数を減ずる後段のミクサ(すなわち第2ミクサ33)を備えたことにより、受信動作時における前段のミクサ(すなわち第1ミクサ32)への周波数シンセサイザ50の出力信号の周波数を格段に小さくすることができる(例えば2000MHz)。
As described above, the
仮に、本実施例とは異なり第1ミクサ32のみを備える構成の場合に、無線信号の周波数2500MHzを所望の周波数2MHzの信号を生成するには、受信動作時における周波数シンセサイザ50の出力周波数信号の周波数を2498MHzにしなければならず、出力周波数信号の周波数を小さくできない。周波数シンセサイザの消費電力はその周波数が高いほど大きくなると考えられ、送信時と受信時ともにほぼ同じ周波数を用いる従来の無線通信装置の場合には、消費電力も送信時と受信時とでほぼ同じとなる。これに対して、本実施例による無線通信装置1は、2つのミクサを備えることにより、受信動作時における周波数シンセサイザ50の出力信号の周波数を格段に小さくすることができる。
Unlike the present embodiment, in the case of a configuration including only the
また、本実施例による無線通信装置1は、VCO51に可変容量素子75L〜76Rを備え、受信用設定レジスタ61及び送信用設定レジスタ62の各々が保持する周波数変更データの選択的な入力により、受信時におけるVCO51の周波数信号の目標周波数を送信時における目標周波数よりも小さくするとともに、受信モードを指定するモード指定信号SSに応じて受信時に電流源74Lを切り離すことによって周波数シンセサイザ50の消費電力を低減する。更に、プリスケーラ55を構成するラッチ回路100の電流源109Lについても、受信時に電流源74Lを切り離すことによって周波数シンセサイザ50の消費電力を低減する。このように、受信時における周波数シンセサイザ50の出力周波数信号の目標周波数を小さくし、それに伴って周波数シンセサイザ50の消費電力を小さくすることができる。
In addition, the
また、一般に無線通信装置においては受信動作時間が送信動作時間よりも長いが、本実施例による無線通信装置1は受信動作時における周波数シンセサイザ50の消費電力を送信時よりも低減できるので、周波数シンセサイザ50の全体の消費電力を効率的に低減させることができる。
In general, a radio communication device has a longer reception operation time than a transmission operation time, but the
また、一般に例えばボタン電池などで動作する近距離用の無線通信装置の場合、送信時の消費電力に対して、受信時に用いられる例えば復調部などの消費電力は比較的大きい。本実施例による無線通信装置1は、受信動作時における周波数シンセサイザ50の消費電力を低減させるので受信動作時における電圧降下量も低減すると考えられる。それ故、無線通信装置に用いられる電池を小型化しても、電圧降下量による誤動作を引き起こさないという効果も奏する。
In general, in the case of a short-distance wireless communication apparatus that operates with, for example, a button battery, the power consumption of, for example, a demodulator used at the time of reception is relatively large compared to the power consumption at the time of transmission. The
<変形例>
図8は、発振器36の代わりに4分周器37を備えた無線通信装置1の構成を受信時における周波数と共に示すブロック図である。
<Modification>
FIG. 8 is a block diagram showing the configuration of the
当該構成においては、プリスケーラ55及び分周器56の分周比や、受信用設定レジスタ61の周波数変更データ及び可変容量素子76L(図2)のコンデンサ92、94、96及び98(図4)の容量値を調整して、周波数シンセサイザ50の出力信号の周波数を例えば1998.4MHzとする。
In this configuration, the frequency division ratio of the
第1ミクサ32は、受信信号増幅器31の出力信号と、周波数シンセサイザ50の出力周波数信号とを混合して、これらの信号の周波数の差である周波数501.6MHzの信号を出力する。
The
4分周器37は、周波数シンセサイザ50の出力信号の周波数1998.4MHzの1/4の周波数499.6MHzの分周信号を出力する。
The four-
第2ミクサ33は、第1ミクサ32からの出力信号と、発振器36の出力分周信号とを混合して、これらの信号の周波数の差である周波数周波数2MHzの信号を出力する。
The
IF回路34は第2ミクサ33の出力信号に対してフィルタ処理等を施し、復調部35は当該フィルタ処理等を施された信号に対して復調処理を施して復調信号を出力する。
The
このように、4分周器37によって第2ミクサ33への信号を生成するので、発振器36を備えることなく、所望の例えば周波数2MHzの復調信号を生成できる。
As described above, since the signal to the
1 無線通信装置
10 アンテナ
20 アンテナスイッチ
31 受信信号増幅器(増幅段)
32 第1ミクサ
33 第2ミクサ
34 IF回路
35 復調部(復調段)
36 発振器
37 4分周器
40 変調部
45 電力増幅器
50 周波数シンセサイザ
51 VCO
52 ループフィルタ
53 チャージポンプ
54 位相比較器
55 プリスケーラ
56 分周器
61 受信用設定レジスタ(設定データ保持部)
62 送信用設定レジスタ(設定データ保持部)
63 レジスタ切替スイッチ
71、72 トランジスタ
73 コイル
74R、74L 電流源
75L、75R、76L、76R 可変容量素子
77 デコーダ
79 電流源用スイッチ
81 可変容量ダイオード
82 コンデンサ
83 抵抗
92、94、96、98 コンデンサ
91、93、95、97 トランジスタ
100 ラッチ回路
101、102 抵抗
103〜108 トランジスタ
109R、109L 電流源
110 電流源用スイッチ
1
32
36
52
62 Setting register for transmission (setting data holding unit)
63 Register changeover switch 71, 72
Claims (6)
前記周波数シンセサイザは、
制御入力電圧の変動に応じた周波数の出力周波数信号を自身のバイアス電流に基づいて生成する可変周波数発振器と、
前記可変周波数発振器の前記出力周波数信号を分周して得られた信号と基準クロック信号との位相差に応じた電圧を前記制御入力電圧とするフィードバック回路と、からなり、
前記可変周波数発振器は、前記モード指定に応じて前記バイアス電流の大きさを調整するバイアス電流調整部を含み、
前記バイアス電流調整部は、受信モードの指定に応じて、前記バイアス電流の大きさを送信モード指定時よりも小に調整することを特徴とする無線通信装置。 A frequency synthesizer that generates a frequency signal that is determined according to the mode designation of either the reception mode or the transmission mode, a transmission unit that wirelessly transmits a transmission signal using the frequency signal as a modulated signal, and a wireless communication using the frequency signal A wireless communication device including a receiving unit for receiving a signal,
The frequency synthesizer is
A variable frequency oscillator that generates an output frequency signal having a frequency according to a change in the control input voltage based on its own bias current;
A feedback circuit having a voltage corresponding to a phase difference between a signal obtained by dividing the output frequency signal of the variable frequency oscillator and a reference clock signal as the control input voltage,
The variable frequency oscillator includes a bias current adjusting unit that adjusts the magnitude of the bias current according to the mode designation,
The wireless communication apparatus according to claim 1, wherein the bias current adjustment unit adjusts the magnitude of the bias current to be smaller than that in the transmission mode designation according to the designation of the reception mode.
受信モードを指定する前記モード指定に応じて前記スイッチをオフにし、送信モードを指定する前記モード指定に応じて前記スイッチをオンにすることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 The bias current adjustment unit is connected to the generation unit via a generation unit that generates the output frequency signal, a first current source connected to the generation unit, and a switch that is turned on or off according to the mode designation. A second current source arranged to be connectable,
The wireless communication apparatus according to claim 1, wherein the switch is turned off in accordance with the mode designation for designating a reception mode, and the switch is turned on in accordance with the mode designation for designating a transmission mode.
前記分周段は、前記モード指定によって定まる分周比にて分周動作をなすプリスケーラと、前記プリスケーラの分周出力を前記モード指定によって定まる分周比にて分周する分周器とからなり、
前記可変周波数発振器は、前記出力周波数信号を前記プリスケーラに供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。 The feedback circuit includes a frequency dividing stage whose frequency dividing ratio changes according to the mode designation,
The frequency dividing stage includes a prescaler that performs frequency division operation with a frequency division ratio determined by the mode designation, and a frequency divider that divides the frequency division output of the prescaler at a frequency division ratio determined by the mode designation. ,
The wireless communication apparatus according to claim 1, wherein the variable frequency oscillator supplies the output frequency signal to the prescaler.
送信モード指定時における前記周波数信号の目標周波数を設定するための周波数変更データを保持する送信用設定レジスタと、
を含み、
前記可変周波数発振器は、前記モード指定に応じて、前記受信用設定レジスタ又は前記送信用設定レジスタに保持された前記周波数変更データに基づいて前記目標周波数を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の無線通信装置。 A setting register for reception that holds frequency change data for setting a target frequency of the frequency signal when a reception mode is specified;
A transmission setting register for holding frequency change data for setting a target frequency of the frequency signal when a transmission mode is specified;
Including
The variable frequency oscillator sets the target frequency based on the frequency change data held in the reception setting register or the transmission setting register in accordance with the mode designation. 4. The wireless communication device according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015030657A JP5947934B2 (en) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | Wireless communication device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015030657A JP5947934B2 (en) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | Wireless communication device |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010269275A Division JP5702124B2 (en) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | Wireless communication device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015119504A true JP2015119504A (en) | 2015-06-25 |
JP5947934B2 JP5947934B2 (en) | 2016-07-06 |
Family
ID=53531798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015030657A Active JP5947934B2 (en) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | Wireless communication device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5947934B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102434180B1 (en) * | 2020-11-23 | 2022-08-19 | 엘아이지넥스원 주식회사 | Apparatus and method for changing waveform mode at high speed |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60144023A (en) * | 1983-12-30 | 1985-07-30 | Sony Corp | Oscillating circuit |
JPH0576129U (en) * | 1992-03-13 | 1993-10-15 | 株式会社ケンウッド | Radio receiver |
JPH0918337A (en) * | 1995-06-29 | 1997-01-17 | Nec Corp | Frequency synthesizer |
JP2001203603A (en) * | 2000-01-19 | 2001-07-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Wireless communication unit and voltage controlled oscillator for wireless communication |
JP2003209469A (en) * | 2001-11-07 | 2003-07-25 | Sony Corp | Oscillator, phase-locked loop circuit, and tuning device |
US6838951B1 (en) * | 2002-06-12 | 2005-01-04 | Rf Micro Devices, Inc. | Frequency synthesizer having VCO bias current compensation |
WO2005002056A1 (en) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Vco device |
JP2006033822A (en) * | 2004-07-19 | 2006-02-02 | Renesas Technology Corp | Semiconductor integrated circuit device for communication, and wireless communication system |
JP2006261714A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Renesas Technology Corp | Semiconductor integrated circuit for communication and portable communication terminal |
JP2007142680A (en) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Transmitter |
-
2015
- 2015-02-19 JP JP2015030657A patent/JP5947934B2/en active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60144023A (en) * | 1983-12-30 | 1985-07-30 | Sony Corp | Oscillating circuit |
JPH0576129U (en) * | 1992-03-13 | 1993-10-15 | 株式会社ケンウッド | Radio receiver |
JPH0918337A (en) * | 1995-06-29 | 1997-01-17 | Nec Corp | Frequency synthesizer |
JP2001203603A (en) * | 2000-01-19 | 2001-07-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Wireless communication unit and voltage controlled oscillator for wireless communication |
JP2003209469A (en) * | 2001-11-07 | 2003-07-25 | Sony Corp | Oscillator, phase-locked loop circuit, and tuning device |
US6838951B1 (en) * | 2002-06-12 | 2005-01-04 | Rf Micro Devices, Inc. | Frequency synthesizer having VCO bias current compensation |
WO2005002056A1 (en) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Vco device |
JP2006033822A (en) * | 2004-07-19 | 2006-02-02 | Renesas Technology Corp | Semiconductor integrated circuit device for communication, and wireless communication system |
JP2006261714A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Renesas Technology Corp | Semiconductor integrated circuit for communication and portable communication terminal |
JP2007142680A (en) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Transmitter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5947934B2 (en) | 2016-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5702124B2 (en) | Wireless communication device | |
US9294036B2 (en) | Method and apparatus for local oscillation distribution | |
US20090128240A1 (en) | Oscillator, pll circuit, receiver and transmitter | |
US20080252387A1 (en) | Oscillator | |
CN102377709B (en) | Low rate, direct conversion FSK radio-frequency signal receiver | |
US7233211B2 (en) | Method to improve high frequency divider bandwidth coverage | |
WO2007108534A1 (en) | Voltage controlled oscillation circuit | |
JP2006261714A (en) | Semiconductor integrated circuit for communication and portable communication terminal | |
JP2006319393A (en) | Semiconductor integrated circuit for communication, and wireless communication apparatus | |
US20090201065A1 (en) | Local signal generation circuit | |
JP5947934B2 (en) | Wireless communication device | |
US7570122B2 (en) | Low voltage LOGEN | |
JP2009225438A (en) | Oscillation apparatus | |
US10432141B2 (en) | Multimode voltage controlled oscillator | |
US6288616B1 (en) | Multifrequency low-power oscillator for telecommunication IC's | |
US6744325B2 (en) | Quadrature ring oscillator | |
US9553596B1 (en) | Frequency synthesizer and method for frequency synthesis | |
US20130243113A1 (en) | Generating and routing a sub-harmonic of a local oscillator signal | |
US11336288B1 (en) | Charge pump with voltage tracking | |
JP5621060B1 (en) | Demodulator and modulator | |
JP4121640B2 (en) | Local oscillation circuit and receiving circuit including the local oscillation circuit | |
JP4618554B2 (en) | FSK modulation apparatus and wireless communication apparatus including the same | |
JPS63234724A (en) | Frequency synthesizer | |
JP2003037499A (en) | Frequency synthesizer, connection method between reference signal oscillator and frequency synthesizer, and communication device employing them | |
JP2012170045A (en) | Semiconductor integrated circuit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160603 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5947934 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |