JP2015119302A - 放送受信権管理装置、放送受信装置および受信権管理方法 - Google Patents

放送受信権管理装置、放送受信装置および受信権管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カードの差し替えなどハードウェアの交換をしなくても所有する機器間で受信権の移動を可能にすることを目的とする。
【解決手段】ユーザーを管理するユーザー管理手段11と、前記ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信装置を管理する放送受信装置管理手段14と、前記ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信権を管理する放送受信権管理手段13と、前記ユーザーが所有する放送受信装置として前記放送受信装置管理手段14が管理する放送受信装置から放送受信権の要求を受信した場合、当該ユーザーが所有する放送受信権として前記放送受信権管理手段13が管理する放送受信権のうち未使用の放送受信権があるときは、当該放送受信権を当該放送受信装置に送信する送信手段15と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、放送を受信する放送装置において、現に受信権を持つ放送受信装置でのみ放送を視聴でき、所有する放送受信装置間で受信権を移動できる受信権管理方法と放送受信権管理装置、放送受信装置に関する。
衛星放送の有料放送などにおいて、契約者のみが視聴できる仕組みとして、一般社団法人電波産業会(ARIB)が定める標準規格 B25「デジタル放送におけるアクセス制御方式」によりアクセス制御が行われる。すなわちB−CASカードと呼ばれるICカードを放送受信装置内に持ち、このカード内にカードを一意に識別するカードIDと暗号を解くために必要なマスター鍵を持つ。限定受信の放送の電波内には映像や音声の放送コンテンツとは別にEMM(Entitlement Management Message)と呼ばれるパケットが定期的に送られており、このパケット内に視聴を許可するカードIDと暗号化された契約情報とワーク鍵が入っている。限定受信の電波を受信した放送受信装置からEMMを受けたB−CASカードは自身の持つマスター鍵で暗号を解読し契約情報とワーク鍵を取り出し保存する。また、同じく限定受信の放送の電波内のECM(Entitlement Control Message) と呼ばれるパケット内に、この放送が限定受信の放送なのかなどのメタ情報と暗号化されたスクランブル鍵が入れられている。限定受信の電波を受信した受信装置からECMを受けたB−CASカードは、保存したワーク鍵で暗号を解読しスクランブル鍵を取り出し、最終的にスクランブル鍵で暗号化された放送を解読することによって映像や音声を視聴することが出来る。これらを一般的にARIB限定受信方式と呼んでいる。
一般社団法人電波産業会「デジタル放送におけるアクセス制御方式(ARIB STD−B25)」(1999年10月26日)
本開示は、ARIB限定受信方式で暗号化されている放送などの受信権の移動をB−CASカードなどのハードウェアに依存せずに行うことを目的とする。すなわち、カードの差し替えなどハードウェアの交換をしなくても所有する機器間で受信権の移動を可能にすることを目的とする。
上記の問題を解決するために、本開示にかかる放送受信権管理装置、放送受信装置および受信権管理方法では、放送受信装置を利用するユーザーを管理する手段と、放送受信装置を管理する手段と、受信権を管理する手段と、視聴したい放送を受信する時に受信権を要求する手段と、要求された受信権であって自身の持つ受信権の中に利用中ではない使用可能な受信権があればその受信権を返し、放送を視聴することが出来る手段を備える。
本開示にかかる放送受信権管理装置、放送受信装置および受信権管理方法は、B−CASカードなどのようにハードウェア的に保持しているカードIDとマスター鍵を電子的にクラウド上で管理し利用できるようにすることで、ハードウェアに依存せずカードの差し替えなどハードウェアの交換をしなくても、ネットワーク接続可能な場所であればどこからでも自身の保有する利用可能な受信権をカードIDとマスター鍵をダウンロードすることで利用できるようにする。これによって、現行の放送の設備や仕組みを変更することなく、ユーザーのもつ複数の放送受信装置間でARIB限定受信方式で暗号化されている放送の受信権を共有し放送を視聴することが出来る。
実施の形態にかかる受信権管理を行うクラウドシステムの構成を示すブロック図 実施の形態にかかる受信権管理を行うクラウドシステムから受信権をダウンロードし放送を視聴する受信機の構成を示すブロック図 実施の形態にかかるユーザー管理部の管理する情報の一例を示す図 実施の形態にかかる機器管理部の管理する情報の一例を示す図 実施の形態にかかる受信権管理部の管理する情報の一例を示す図 実施の形態にかかる最初の機器登録であるユーザー登録のシーケンス図 実施の形態にかかる2台目以降の機器登録のシーケンス図 実施の形態にかかるARIB限定受信方式で暗号化されている放送の契約および契約情報登録のシーケンス図 実施の形態にかかるARIB限定受信方式で暗号化されている放送を選択し視聴する時のシーケンス図 実施の形態にかかる受信権の利用期限切れ時のシーケンス図 実施の形態にかかる他の受信機が利用中の受信権を別の受信機が強制的に利用する時のシーケンス図 実施の形態にかかるARIB限定受信方式で暗号化されている放送を予約録画する時のシーケンス図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
以下、図1〜12を用いて、実施の形態について説明する。
[1.構成]
[1−1.クラウドシステムの構成]
図1は、実施の形態にかかる受信権管理を行うクラウドシステムの構成を示すブロック図である。機器登録/参照受付部14、受信権要求受付部15、受信権確認受付部16はインターネット回線を介して暗号化された通信で受信機20からのそれぞれの要求を受信する。なお「受信機」と「放送受信装置」は同義とする。また、図では「受信機」のことを「機器」と記載する場合がある。
機器登録/参照受付部14は受信機20からの登録要求を受け各ユーザー固有のユーザーIDと受信機固有の機器IDを発行し、ユーザー管理部11、受信機管理部12および受信権管理部13に保存する。また、機器登録/参照受付部14は受信機20からの参照要求を受信し、その要求が正当なものである場合にユーザーの情報と登録されているユーザーの受信機の情報を返信する。
受信権要求受付部15は受信機20からの受信権要求を受信し、その要求が正当なものであるかをユーザー管理部11、受信機管理部12に確認後、受信権管理部13にそのユーザーの受信権の空きを確認し受信権が空いていれば受信権を発行し受信機20に送信する。一方、受信権要求受付部15は受信権が空いていない場合は、受信権の解放を指示することが出来る。
受信権確認受付部16は受信権を持つ受信機20から定期的に受信権の利用確認の要求を受信し、受信権管理部13にその受信権を引き続き利用してよいかを確認し、継続利用可の旨もしくは継続利用不可による受信権消去の指示を受信機20に返信する。
契約管理部17は放送事業者30から新規契約や契約解除などの情報を受け付けて受信権管理部13に保存する。この契約管理部17はインターネット回線を介したシステム間連携で実現してもよいし、オフラインによる情報の受け渡しによるオペレーターを介しての人手の入力としてもよい。
ユーザー管理部11は本開示を用いた受信権管理方法を利用するユーザーを管理する。ユーザー管理部11で管理する情報を図3に示す。ユーザーを一意に識別するユーザーIDと、ユーザーIDと組み合わせてユーザー認証に用いられるパスワードからなる。その他、一般的にユーザー管理機能においてユーザーサポートなどのためにユーザーの氏名や住所やメールアドレスなどの個人情報を記録する。本実施の形態においても同様にユーザー管理部11で管理する情報には個人情報を含むが、本開示にかかる受信権管理方法の動作とは無関係である。ユーザー管理部11は機器登録/参照受付部14で新たに発行されたユーザーIDとユーザーが入力したパスワードを受け取り保存する。またユーザー管理部11は機器登録/参照受付部14の参照要求や受信権要求受付部15の受信権要求受信時にその要求が正当なものであるかどうかを送られてきたユーザーIDとパスワードの組み合わせによって認証する。なお本実施の形態では認証方式をパスワード方式としたが、各要求のユーザーや受信機20が正当なことを認証できればよいため、認証方式は本開示にかかる受信権管理方法の目的および効果に影響しない。したがって、秘密鍵方式などその他の認証方式でもかまわない。
受信機管理部12は本開示を用いたサービスを利用する受信機を管理する。受信機管理部12で管理する情報を図4に示す。ユーザーを一意に示すユーザーIDと受信機を一意に示す機器IDとの組み合わせからなる。各機器IDをもつ受信機は対となるユーザーIDをもつユーザーの機器であり受信権を共有できるのは同じユーザーIDの受信機間に限られる。受信機管理部12は機器登録/参照受付部14の登録要求時に新たに発行または登録要求に含まれるユーザーIDと新たに発行される機器IDを保存する。機器登録/参照受付部14の参照要求の受信時にユーザーの持つ受信機の一覧を返し、受信権要求受付部15の受信権要求の受信時に受信権を要求した受信機が正規のものであるかを送られてきた機器IDで認証する。
受信権管理部13はユーザーがもつARIB限定受信方式で暗号化されている放送を視聴することの出来る権利を管理する。受信権管理部13で管理する情報を図5に示す。受信権情報、受信権予約情報、契約情報の3つからなる。
受信権情報はB−CASカードに保存されているカード情報とマスター鍵に相当する受信権IDとマスター鍵とその受信権IDの所有者であるユーザーIDと、受信権IDを現在利用している受信機の機器IDとその受信権の利用期限、および後述する受信権強制解放要求がされているかどうかの解放要求フラグからなる。
受信権予約情報は予約録画で使用される予定の受信権IDと予約録画する受信機の機器IDとその予約録画の期間からなる。契約情報は受信権IDとその受信権IDが契約しているARIB限定受信方式で暗号化されている放送からなる。
受信権管理部13は、機器登録/参照受付部14の登録要求時に新たに発行されるユーザーIDまたは登録要求に含まれるユーザーIDと登録要求に含まれる受信権IDを保存する。受信権管理部13は、受信権要求受付部15の受信権要求時に視聴要求された有料放送などの放送事業者と契約済みの受信権IDをユーザーが持っており、かつその受信権IDがそのユーザーの他の受信機で利用中でない場合は、受信権IDとマスター鍵とを、その受信権IDに録画予約情報がある場合は録画期間が開始するまでの利用期限を付けて返し、受信権IDが利用中の場合は利用不可である旨を返す。
さらに、受信権IDが利用不可である旨を返した場合に受信権要求受付部15から受信権IDの強制解放を指示されたときは、その受信権IDの解放要求フラグをセットする。受信権管理部13は受信権確認受付部16の確認要求時に確認対象の受信権IDの解放要求フラグがセットされていないかを確認し、セットされていない場合(false)は継続利用可の旨を受信機に返し、解放要求フラグがセットされている場合(true)は受信機に対し受信権の利用を停止し受信権IDとマスター鍵を消去するよう要求を返す。
[1−2.受信機の構成]
図2は、実施の形態にかかるクラウドシステムから受信権をダウンロードし放送を視聴する受信機の構成を示すブロック図である。機器登録/参照部21、受信権要求部22、受信権確認部23はインターネット回線を介して暗号化された通信でクラウドシステム10へそれぞれの要求を送信する。
機器登録/参照部21はクラウドシステム10に未登録の受信機20を起動した初期設定時にユーザーに受信権IDとパスワードの入力を促し、入力された情報をクラウドシステム10の機器登録/参照要求受付部14に送信し、機器登録/参照要求受付部14で発行されたユーザーIDと機器IDを受信しユーザーIDと機器IDとパスワードを機器情報保存部24に保存する。また、機器登録/参照部21はユーザーが持つ受信機の一覧を参照したい時に機器情報保存部24に保存されているユーザーIDを機器登録/参照要求受付部14へ送信しユーザーの持つ受信機の一覧を受信する。
受信権要求部22は受信機20が電源ONやチャンネル切り替えによりARIB限定受信方式で暗号化されている放送の暗号化された放送波を受信した時に、その放送局情報と機器情報保存部24に保存されているユーザーID、パスワード、機器IDを受信権要求受付部15に送信し、その有料放送などの放送事業者と契約している受信権IDがそのユーザーの他の受信機で利用中でなければ受信権IDとマスター鍵を受信し、アクセス制御部25に一時的に保存させる。
受信権確認部23はアクセス制御部25が受信権IDとマスター鍵を記憶している状態では一定期間ごとに受信権IDを受信権確認受付部16に送り、受信権IDとマスター鍵を継続して利用しても良いかの可否を受信する。受信権確認部23は受信権IDとマスター鍵の継続利用不可の旨を受信した場合は、アクセス制御部25に受信権IDとマスター鍵の消去を指示する。
機器情報保存部24は機器登録/参照部21が機器登録を行った結果得られたユーザーID、パスワード、機器IDを暗号化して保存し、機器登録/参照部21や受信権要求部22による読出し時に復号化される。
アクセス制御部25は受信権要求部22が取得した、B−CASカードのカードIDとマスター鍵に相当する受信権IDとマスター鍵を一時的に保存する。そして受信権IDとマスター鍵を使って放送波内のEMMやECMを復号化することで暗号化されている放送コンテンツを復号するためのスクランブル鍵を取得し受信部26に渡す。また、アクセス制御部25は保存している受信権IDを引き続き使用していても良いかを確認するために、受信権確認部23へ要求に応じて受信権IDを渡す。
受信部26は放送波を受信し、その放送波が暗号化されている場合はその放送局情報を識別して受信権要求部22に受信権を取得するよう要求する。受信部26は受信権要求部22が受信権を取得できたことを受けて、放送波のEMMとECMの復号化をアクセス制御部25に要求し、スクランブル鍵を得て暗号化されている放送を復号し視聴できるようにする。
また受信機が録画機の場合は、受信部26は予約録画の機能を持ち、ARIB限定受信方式で暗号化されている放送が録画予約された場合に、その日時にARIB限定受信方式で暗号化されている放送が契約されている受信権IDが空いているかを確認し、空いている場合は受信権IDの予約を、受信権要求部22を介してクラウドシステム10に要求する。さらに受信部26は予約録画の直前に受信権要求部22を介してクラウドシステム10から受信権IDとマスター鍵を取得する。
[2.動作]
以上のように構成された受信権管理方法を実現するクラウドシステム10および受信機20による受信権管理方法について、その動作を以下説明する。ユーザーの登録(1台目の受信機登録)、受信機の追加登録、契約の登録、放送の視聴、受信権利用期限による視聴停止、利用中の受信権の解放要求と解放、録画予約と予約録画の各動作を行う。以下、それぞれの動作について詳細に説明する。
[2−1.ユーザーの登録(1台目の受信機登録)]
図6は、実施の形態にかかるユーザー登録(1台目の受信機登録)の動作を説明するためのシーケンス図である。ユーザーが本開示による受信権管理方法に対応した受信機を購入後、本開示による受信権管理方法を利用するには初期登録が必要である。初期登録にあたっては受信機をインターネット回線に接続し、電源を投入すると未登録の受信機は初期登録画面が表示され、1台目の登録か2台目以降の登録かの選択入力を要求し1台目の登録を選択した場合は、パスワードと受信権IDの入力が求められる。受信権IDは現行技術のB−CASカードのカード番号に相当し、受信機の取扱説明書などとともに同梱された印刷物に20ケタの数字として書かれており、その数字を入力する。パスワードは任意の文字列を入力し送信する。また、この時、ユーザーサポートなどの利用により必要に応じて氏名やメールアドレスなどの個人情報の入力もさせる画面としておく。
入力された受信権ID、パスワード、メールアドレスなどは、機器登録/参照部21からインターネット回線を介して暗号化された通信でクラウドシステム10の機器登録/参照受付部14に機器登録要求として送信される。機器登録/参照受付部14は受信した受信権IDが正当なものであるかどうかを、受信権管理部13を検索し該当する受信権IDが存在するか、該当する受信権IDが他のユーザーにより登録済でないかを確認する。受信権IDは印刷物として同梱される前に発行されておりその時点で受信権管理部13にマスター鍵といっしょに登録されているので、送られてきた受信権IDが受信権管理部13に存在しななければ、その受信権IDは無効としてエラーを返す。機器登録/参照受付部14は受信権IDが正当なものであると確認された後に、決められた桁数で一意となるユーザーIDと機器IDをランダムに生成する。生成されたユーザーIDはパスワードとメールアドレスなどの個人情報とともにユーザー管理部11に送られ保存される。また、生成された機器IDはユーザーIDとともに受信機管理部12に送られ保存される。次に、ユーザーIDと受信権IDは受信権管理部13に送られ、すでに登録済みの受信権IDのレコードにその所有者としてユーザーIDを登録する。以上を完了すると機器登録/参照要求受付部14は生成したユーザーIDと機器IDを受信装置20の機器登録/参照部21に返信する。ユーザーIDと機器IDを受信した機器登録/参照部21は機器情報保存部24に入力されたパスワードとともにそれらを送り、機器情報保存部24は暗号化して保存する。
なお、初期登録画面は未登録の受信機の場合に電源投入時に起動するが、その時点で登録作業をスキップしても、あとで初期登録機能を受信機の設定メニューなどから起動して登録作業が出来るようにしても良い。ただし機器登録を済ませていない場合はARIB限定受信方式で暗号化されている放送を視聴する事が出来ない状態となる。
また、本実施例では受信権IDは印刷物として同梱するとしたが、同梱せず初期設定時に入力もさせないで、受信権管理部13に登録済であって未使用の受信権IDのなかから割り振ることとしてもよい。この場合、後述するARIB限定受信方式で暗号化されている放送の契約登録時に受信権IDが必要となるため、機器登録/参照部21に、受信機の一覧の参照のほかにユーザーが持つ受信権IDの一覧を参照する機能をもつことになる。
[2−2.機器の追加登録]
図7は、実施の形態にかかる2台目以降の受信機の追加登録の動作を説明するためのシーケンス図である。2台目以降の受信機を購入し電源を投入すると未登録の受信機のため受信機には初期登録画面が表示され、1台目の登録か2台目以降の登録かの選択入力を要求される。この時2台目以降を選択すると、ユーザーIDとパスワードと受信権IDと必要に応じて氏名やメールアドレスなどの個人情報の入力が求められる。
入力された受信権ID、ユーザーID、パスワード、氏名、メールアドレスなどは、機器登録/参照部21からインターネット回線を介して暗号化された通信でクラウドシステム10の機器登録/参照受付部14に機器登録要求として送信される。機器登録/参照受付部14は受信した受信権IDが正しいかどうかを、受信権管理部13を検索し該当する受信権IDが存在するか、該当する受信権IDが他のユーザーにより登録済でないかによって確認する。
機器登録/参照受付部14は受信権IDが正しいと確認された後に、ユーザーIDとパスワードをユーザー管理部11に送り、ユーザーIDとパスワードの組合せが正しいかどうかのユーザー認証を行う。ユーザー認証が正しく完了した場合は、決められた桁数でサービスとして一意の機器IDを生成する。生成された機器IDはユーザーIDとともに受信機管理部12に送られ保存される。このことにより同じユーザーIDを持つ2台目以降の機器IDとして登録される。
次にユーザーIDと受信権IDを受信権管理部13に送り、すでに登録済みの受信権IDのレコードにその所有者としてユーザーIDを登録する。以上を完了すると機器登録/参照要求受付部14は生成したユーザーIDと機器IDを受信機20の機器登録/参照部21に返信する。ユーザーIDと機器IDを受信した機器登録/参照部21は、それらを機器情報保存部24に入力されたパスワードとともに機器情報保存部24に送り、機器情報保存部24はそれらを暗号化して保存する。
[2−3.契約の登録]
図8は、実施の形態にかかる契約の登録の動作を説明するためのシーケンス図である。ユーザーがARIB限定受信方式で暗号化されている放送の視聴を申し込む場合には、現行の方法では申込書やインターネットのWeb上でB−CASカードのカードIDと氏名や決済情報などを記入、入力して申し込むことになる。放送事業者はそのカードIDを放送波のEMMに入れて放送することで、そのカードIDを持つB−CASカードが挿入されている受信機で暗号化された放送を視聴する事が出来るようになる。
一方、本実施例の場合は、申込書やインターネットのWeb上に受信権IDを記入、入力することにより申し込みを行う。放送事業者は申し込みを受理し登録が完了すると、クラウドシステム10の契約登録部17に対し、放送局情報と契約済みの受信権IDを送り、契約登録部17は受信権管理部13にそれらを送り契約情報として保存する。なお、契約管理部17はインターネット回線を介したシステム間連携で実現してもよいし、オフラインによる情報の受け渡しによるオペレーターを介しての人手の入力としてもよい。さらに、受信権IDと放送局情報の組合せの入力を受信機からユーザー自らが設定できるようにしてもよい。
[2−4.放送の視聴]
図9は、実施の形態にかかる放送の視聴の動作を説明するためのシーケンス図である。受信機20の受信部26がチャンネルの切り替えや電源ONの操作により暗号化された放送を受信し始めた時、受信部26はアクセス制御部25に指示し過去に利用している受信権IDとマスター鍵が残っていないか確認し残っていた場合は消去する。
次に受信部26は放送波から放送局情報を取得し、受信権要求部22にその放送局の受信権を要求する。受信権要求部22は機器情報保存部24に保存されているユーザーID、パスワード、機器IDとともに受信部26から渡された放送局情報を、インターネット回線を介して暗号化された通信でクラウドシステム10の受信権要求受付部15に受信権要求として送信する。
受信権要求受付部15はユーザーID、パスワード、機器IDをユーザー管理部11と受信機管理部12に渡し、ユーザーと受信機が登録済かどうかのユーザー認証と機器認証を行う。認証が完了すると、受信権要求受付部15は放送局情報とユーザーIDと機器IDを受信権管理部13に渡す。
受信権管理部13は、まず渡された機器IDによって利用中となっている受信権IDがないか受信権情報を検索し、あればそれを解放する。次に受信権管理部13は渡されたユーザーIDに基づいて、そのユーザーIDが持つ受信権IDを受信権情報から検索し、得られた受信権IDのうち、渡された放送局情報からその放送事業者と契約している受信権IDを契約情報から検索する。契約している受信権IDが無い場合は「受信権IDなし」を受信権要求受付部15に返す。契約している受信権IDが見つかった場合は、その受信権IDを利用中の受信機がないかについて受信権情報を検索するとともに、その受信権IDが録画予約されていないかについて受信権予約情報を検索する。受信権IDを利用している受信機がある場合は利用中である旨を受信権要求受付部15に返す。受信権IDを利用している機器がなく録画予約のみがある場合は、受信権IDとマスター鍵と録画予約の日時の前までを期限とした利用期限を受信権要求受付部15に返す。録画予約が無い場合は利用期限を無期限として受信権要求受付部15に返す。受信権IDとマスター鍵を返す場合は、受信権が使用中であることを記録するために受信権IDの受信権情報の利用中の機器の項目に機器IDを記録する。
受信権管理部13から受信権ID、マスター鍵、利用期限を受け取った受信権要求受付部15は、それらを受信機20の受信権要求部22に送信する。受信権ID、マスター鍵、利用期限を受信した受信権要求部22はアクセス制御部25にそれらを保存し、受信権IDとマスター鍵が取得できたことを受信部26に返す。受信部26は受信権IDとマスター鍵を受け取ったことを確認し、アクセス制御部25にそれらを用いて放送波内のEMMとECMの復号を依頼し、スクランブル鍵を得る。受信部26は得られたスクランブル鍵により暗号化された放送コンテンツを復号し表示し視聴できるようにする。受信権要求部22から「受信権IDなし」を受信部26が受け取った場合は未契約の画面を表示する。
受信機20のチャンネルの変更や電源のOFFなど、現在の放送の視聴を終了した場合は、受信部26はアクセス制御部25に受信権IDとマスター鍵の消去を指示し消去する。さらに受信権要求部22に視聴を終了した受信権IDを送り視聴終了処理を指示する。受信権要求部22はクラウドシステム10の受信権要求受付部15に受信権IDを送る。受信権要求受付部15は受信権管理部13に受信権IDを渡し、受信権情報の受信権IDの利用中の機器をクリアすることで、この受信権IDを空き状態とする。
何らかの障害で視聴終了後のアクセス制御部25による受信権IDとマスター鍵の消去が失敗した場合は、クラウドシステム10の受信権管理部13の受信権IDの解放も行われないため使用状態のままで他の受信機は利用できない状態が維持される。アクセス制御部25による受信権IDとマスター鍵の消去が成功しても、インターネット回線などの障害でクラウドシステム10の受信権管理部13による受信権IDの解放が失敗した場合も受信権IDの解放が行われないため使用状態のままとなり他の受信機は利用できない。いずれの場合も、その受信権IDを持つ受信機が次にARIB限定受信方式で暗号化されている放送を見る時のプロセスにおいて、アクセス制御部25による受信権IDとマスター鍵の消去と受信権の検索前に、その受信機の機器IDが受信権IDの使用状態にある場合には、これをクリアすることで解消される。
[2−5.受信権利用期限による視聴停止]
図10は、実施の形態にかかる受信権利用期限による視聴停止の動作を説明するためのシーケンス図である。受信権を利用する録画予約がある場合は、受信権IDとマスター鍵は録画予約の日時の前までの利用期限を付けて受信機20に返される。このように受信権IDとマスター鍵が利用期限を持つため、受信機20のアクセス制御部25は利用期限を監視する。
受信部26が視聴表示中に利用期限を迎えた場合、アクセス制御部25は受信部26に放送の視聴停止を要求する。視聴停止の要求を受けた受信部26は放送表示を停止し「受信権なし」の表示にしてアクセス制御部25に視聴を停止したことを返す。アクセス制御部25は視聴を停止したことを受けて受信権IDとマスター鍵を消去する。さらにアクセス制御部25は受信権要求部22に視聴を終了した受信権IDを送り視聴終了処理を指示する。受信権要求部22はクラウドシステム10の受信権要求受付部15に受信権IDを送る。受信権要求受付部15は受信権管理部13に受信権IDを渡し、受信権情報の受信権IDの利用中の機器をクリアすることでこの受信権IDを空き状態とし、録画予約をした受信機がこの受信権を利用できるようにする。
[2−6.利用中の受信権の解放要求と解放]
図11は、実施の形態にかかる利用中の受信権の解放要求と解放の動作を説明するためのシーケンス図である。受信権を要求した時にその受信権IDが他の受信装置で利用中の場合でも強制的に受信権を解放させて、その後、その受信権を使用出来るようにする。受信権要求のシーケンスにおいてクラウドシステム10の受信権管理部13が利用中である旨を返し、受信権要求受付部15から利用中である旨の結果を受信した受信機20の受信権要求部22は、受信機20の画面に強制解放を要求するかどうか選択出来る画面を表示する。ユーザーが強制解放を選択した場合は、受信権要求部22はユーザーID、パスワードとともに解放要求する受信権IDをクラウドシステム10の受信権要求受付部15に送信する。
開放要求を受信した受信権要求受付部15はユーザーIDとパスワードからユーザー認証を行い認証されれば、受信権管理部13に受信権IDを渡し受信権解放登録を要求する。受信権管理部13は渡された受信権IDの解放要求フラグをオンに設定する。後述する予約録画で受信権を予約する場合でも、録画予約時に受信権が使用中の場合は受信権を録画予約日時前に解放要求をしなければならないため、この場合は利用期限を録画予約前に設定し解放要求フラグをオンに設定する。
一方、受信権IDとマスター鍵を使用中の受信機は定期的にその受信権を継続して利用してもよいか確認を行う。受信機20の受信権確認部23は一定周期ごとにインターネットを介して暗号化された通信でクラウドシステム10の受信権確認受付部16に受信権確認を送信する。受信権確認受付部16は受信した受信権IDを受信権管理部13に渡し、受信権を継続利用してもよいか確認する。受信権管理部13は、渡された受信権IDに基づいて受信権情報を検索し、解放要求フラグがセットされていないか確認する。
解放要求フラグがセットされていない場合は利用可の結果を、受信権確認受付部16を経由して受信機20の受信権確認部23に返信し、受信権確認部23はこれを一定周期で繰り返す。
一方、解放要求フラグがセットされている場合は、「解放要求あり」を利用期限とともに受信権確認受付部16を経由して受信機20の受信権確認部23に返信する。受信権確認部23は、「解放要求あり」を受信した場合であって、アクセス制御部25に利用期限がセットされていないときは即時に受信権IDとマスター鍵の消去を要求し、利用期限がセットされているときは受信権IDとマスター鍵の利用期限の登録を要求する。
アクセス制御部25は、即時消去が要求された場合は、保存してある受信権IDとマスター鍵を消去し、さらに受信権要求部22に消去した受信権IDを渡す。受信権要求部22はクラウドシステム10の受信権要求受付部15に受信権IDを送信する。受信権要求受付部15は受信権管理部13に受信権IDを渡し、受信権情報の受信権IDの利用中の機器をクリアすることで受信権IDを空き状態とする。
受信権の解放要求をした受信装置は解放要求した一定期間後に受信権を再度要求することで解放された受信権を使用してARIB限定受信方式で暗号化されている放送を視聴できるようになる。またアクセス制御部25が利用期限の登録を要求された場合は自身が保存している受信権IDとマスター鍵の利用期限を登録し、利用期限切れを検知した場合に受信権IDとマスター鍵の消去を行う。
[2−7.録画予約と予約録画]
図12は、実施の形態にかかる録画予約と予約録画の動作を説明するためのシーケンス図である。録画機である受信機は予約録画機能を持つ。この場合の受信機20の受信部26がARIB限定受信方式で暗号化されている放送の録画予約を行うと、録画する放送局の情報と録画日時を受信権要求部22に渡し受信権の予約を行う。
録画する放送局の情報と録画日時を渡された受信権要求部22は機器情報保存部24に保存してあるユーザーID、パスワード、機器IDを読みだして、録画する放送局の情報と録画日時に付加してインターネット回線を介して暗号化された通信でクラウドシステム10の受信権要求受付部15に受信権予約を送信する。
受信権予約を受信した受信権要求受付部15はユーザーID、パスワード、機器IDからユーザー管理部11と受信機管理部12を使ってユーザー認証および機器認証を行う。これらの認証が成功した場合に受信権要求受付部15は受信権管理部13に放送局情報、ユーザーID、機器ID、録画日時を渡し、受信権予約登録を要求する。受信権管理部13は、渡されたユーザーIDに基づいて、そのユーザーIDが持つ受信権IDを受信権情報から検索し、渡された放送局情報に基づいて、得られた受信権IDのうちその放送事業者と契約している受信権IDを契約情報から検索し、その受信権IDを利用中の機器はないか受信権情報を検索するとともに、その受信権IDが録画予約されていないか受信権予約情報を検索する。
受信権IDが録画予約されている場合は録画日時が重複していないかチェックし、録画日時が重複している場合は予約重複である旨を受信権要求受付部15に返す。録画日時が重複していない場合は受信権予約情報に受信権予約を追加し、受信権IDを利用している受信機がある場合は受信権IDの解放要求フラグをセットし利用期限として録画日時の前までの日時を登録する。すべてが完了したら受信権要求受付部15に受信権予約完了を返す。結果を受けた受信権要求受付部15は受信機20の受信権要求部22に結果を送信する。
受信権要求部22は予約重複である旨を受信した場合は録画日時が重複しているため録画予約が出来ない旨を表示し受信部26に録画予約を中止させる。受信権予約完了を受け取った場合は受信部26に録画予約を完了させる。録画予約時間が来て録画が開始する直前に、放送の視聴と同じシーケンスで受信権をダウンロードし録画を開始する。この時、受信権は予約されて、使用中の受信権でも解放要求がセットされているため必ず受信権が使用できることになる。録画が終了した時も、放送の視聴終了時と同じシーケンスで受信権IDとマスター鍵の消去と解放が行われる。
[1−3.まとめ]
以上のように、本実施の形態において、受信機20は、機器の登録をクラウドシステム10に要求する機器登録/参照部21とクラウドシステム10で発行されたユーザーIDと機器IDとパスワードを保存する機器情報保存部24およびクラウドシステム10から取得した受信権IDとマスター鍵を保存し暗号化された放送を複合するアクセス制御部25と、クラウドシステム10に未使用の受信権を要求する受信権要求部22と受信権を継続使用してもよいか確認する受信権確認部23を備える。
機器登録/参照部21はサービスを利用するためにユーザー登録と機器登録を行いクラウドシステム10で発行されたユーザーIDと機器IDを保存する。さらに受信権要求部22は視聴したいARIB限定受信方式で暗号化されている放送の放送局情報を送り、クラウドシステム10にその放送を契約済みの受信権IDおよびマスター鍵の要求を行う。
クラウドシステム10はユーザー管理部11、受信機管理部12、受信権管理部13、機器登録/参照受付部14、受信権要求受付部15、受信権確認受付部16、契約管理部17を備える。機器登録/参照受付部14は、受信機20から受けた要求に基づいてユーザーIDと機器IDを発行しユーザー管理部11と受信機管理部12に保存する。さらに受信機20の受信権要求部22の要求を受けてユーザー管理部11および受信機管理部12に登録済のユーザーおよび機器であるかを確認し、登録済の機器である場合は、受信権管理部13から、そのユーザーの登録済の受信権IDであって、ARIB限定受信方式で暗号化されている放送事業者と契約している受信権IDの現在の空き情報を受信機20の受信権要求部22に返す。
これにより、受信機20は未使用の受信権IDとマスター鍵を取得し受信権を利用できるようになる。そのため、ネットワーク接続が可能な環境であればハードウェアの入れ替えを行う事なくARIB限定受信方式で暗号化されている放送を視聴できる。
また、本実施の形態に副次的な効果として、クラウドシステム10の受信権管理部13はすべての受信機で使用するマスター鍵を保管管理する事が出来る。
これにより、クラウドシステム10の受信権管理部13はすべてのマスター鍵の更新が可能である。そのためマスター鍵の流出があった場合はそのマスター鍵の特定をしなくてもすべてのマスター鍵の更新とその鍵とペアとなる放送の暗号化を行う鍵を更新することで、流出したマスター鍵での視聴を出来なくする事ができる。
以上のように、添付図面および詳細な説明によって、出願人がベストモードと考える実施の形態と他の実施の形態とを提供した。これらは、特定の実施の形態を参照することにより、当業者に対して、特許請求の範囲に記載の主題を例証するために提供されるものである。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、それ以外の構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されているからといって、直ちにそれらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定を受けるべきではない。また、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、上述の実施の形態に対して、種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、B−CASカードなどのハードウェアの入れ替え無しに暗号化された放送が視聴可能な放送受信装置およびクラウドサービスに適用可能である。具体的には、テレビ、レコーダー、テレビチューナー機能付き携帯電話機、スマートフォンなどに、本開示は適用可能である。
10 クラウドシステム
11 ユーザー管理部
12 受信機管理部
13 受信権管理部
14 機器登録/参照受付部
15 受信権要求受付部
16 受信権確認受付部
17 契約管理部
20 受信機
21 機器登録/参照部
22 受信権要求部
23 受信権確認部
24 機器情報保存部
25 アクセス制御部
26 受信部
30 有料放送事業者

Claims (9)

  1. ユーザーを管理するユーザー管理手段と、
    前記ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信装置を管理する放送受信装置管理手段と、
    前記ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信権を管理する放送受信権管理手段と、
    前記ユーザーが所有する放送受信装置として前記放送受信装置管理手段が管理する放送受信装置から放送受信権の要求を受信した場合、当該ユーザーが所有する放送受信権として前記放送受信権管理手段が管理する放送受信権のうち未使用の放送受信権があるときは、当該放送受信権を当該放送受信装置に送信する送信手段と、
    を備える放送受信権管理装置。
  2. 前記放送受信権管理手段は、
    前記送信手段が前記放送受信権を放送受信装置に送信した場合、当該放送受信権を使用中として管理し、
    当該放送受信装置から当該放送受信権による受信を終了した旨の通知を受信した場合、当該放送受信権を未使用として管理する、
    請求項1に記載の放送受信権管理装置。
  3. 前記放送受信権管理手段は、
    前記放送受信権に対する将来の使用予約が登録可能であって、
    前記送信手段は、
    未使用の放送受信権に前記使用予約が登録されている場合、当該放送受信権に前記使用予約の開始日時までの使用期限を付して当該放送受信装置に送信する、
    請求項1に記載の放送受信権管理装置。
  4. ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信装置と放送受信権の登録を受ける登録手段と、
    前記ユーザーが所有する放送受信装置として登録された放送受信装置から放送受信権の要求を受信する受信手段と、
    前記ユーザーが所有する放送受信権として登録された放送受信権のうち未使用の放送受信権を前記放送受信装置に送信する送信手段と、
    を備える放送受信権管理装置。
  5. ユーザーを管理し、
    前記ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信装置を管理し、
    前記ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信権を管理し、
    前記ユーザーが所有する放送受信装置として管理された放送受信装置から放送受信権の要求を受信した場合、当該ユーザーが所有する放送受信権として管理された放送受信権のうち未使用の放送受信権があるときは、当該放送受信権を当該放送受信装置に送信する、
    受信権管理方法。
  6. ユーザーごとに前記ユーザーが所有する放送受信装置と放送受信権の登録を受け、
    前記ユーザーが所有する放送受信装置として登録された放送受信装置から放送受信権の要求を受信し、
    前記ユーザーが所有する放送受信権として登録された放送受信権のうち未使用の放送受信権を前記放送受信装置に送信する、
    受信権管理方法。
  7. 放送受信権管理装置に放送受信権の要求を送信する送信手段と、
    放送受信権管理装置から放送受信権を受信する受信手段と、
    放送を受信する放送受信手段と、
    前記放送受信権を受信した場合、前記放送受信手段による放送の受信を許可する制御手段と、
    を備える放送受信装置。
  8. 前記放送受信権を受信した場合、前記放送受信権の継続使用の可否を前記放送受信権管理装置に確認する確認手段、
    をさらに備える請求項7に記載の放送受信装置。
  9. 前記送信手段は、
    前記放送受信権を受信した場合、前記放送受信手段による放送の受信が終了したときは、当該放送受信権による受信を終了した旨の通知を前記放送受信権管理装置に送信する、
    請求項7に記載の放送受信装置。
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