JP2015116592A - 鋳型装置、溶湯注入装置、鋳造方法 - Google Patents

鋳型装置、溶湯注入装置、鋳造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スラグを確実に除去するとともに、メンテナンスを容易に行うことを目的とする。【解決手段】鋳型装置10は、鋳型本体20と、溶湯Mを貯留する堰鉢31と、堰鉢31から湯道22への溶湯Mの注入孔32を覆うように設けられて溶湯M中の異物を捕集する帯状の第一フィルタ35と、湯道22において、第一フィルタ35よりも溶湯Mの流れ方向下流側に設けられ、溶湯M中の異物を捕集する第二フィルタ25と、出された第一フィルタ35を巻き取る巻取部38と、を備え、第一フィルタ35は、第二フィルタ25よりもメッシュ開口径が大きく設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、鋳型装置、溶湯注入装置、鋳造方法に関するものである。
鋳造は、金属を溶融した溶湯を鋳型に注入した後、鋳型内の溶湯を冷却固化させることによって所望の形状の鋳造品を得る。鋳造時には、引け巣をはじめとする各種の欠陥が、鋳造品の表面や内部に形成されることがある。これらの欠陥が生じると、補修に多大な労力とコストがかかる。また、欠陥の程度によっては、得られた鋳造品が不良品となり、歩留まりが低下することもある。
このような鋳造欠陥の一つに、溶湯が酸化することによって生じるスラグ巻き込み欠陥がある。この欠陥はスラグが鋳造時に溶湯に巻き込まれ、そのスラグが鋳造品の表面等に現れるものである。
スラグは、溶湯よりも比重が小さいため、溶湯中においては、スラグが溶湯の表層に浮上する。そこで、溶湯を貯留した堰鉢の下層から溶湯を抜き、この溶湯を鋳型に送り込むことによって、鋳造品を成形することが従来から行われている。
さらに、特許文献1に記載のように、堰鉢から鋳型内に形成された湯道を経て鋳型空間内に送り込まれる溶湯中からスラグを除去するため、湯道に多孔質状のフィルタを設けることも行われている。
実開昭63−76338号公報
しかしながら、堰鉢中の下層から溶湯を抜く手法では、実際には、堰鉢中における溶湯の流れの乱れ等によって、スラグが鋳型内に巻き込まれてしまうため、スラグの巻き込みを完全に防止することは困難である。
さらに、フィルタが目詰まりした状態で溶湯が送り込まれると、溶湯圧力によって、フィルタが破損する可能性もある。そして、フィルタが破損すると、スラグおよび破損したフィルタが鋳型内に流れ込み欠陥の発生に繋がる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、スラグを確実に除去するとともに、フィルタの交換や清掃等のメンテナンスを容易性を高めることのできる鋳型装置、溶湯注入装置、鋳造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の鋳型装置は、溶湯が注入されることによって鋳造品を形成する成形凹部、および前記成形凹部に前記溶湯を注入する湯道を有した鋳型本体と、前記溶湯を貯留する堰鉢と、前記堰鉢から前記湯道への前記溶湯の注入口を覆うように設けられて前記溶湯中の異物を捕集する帯状の第一フィルタと、前記湯道において、前記第一フィルタよりも前記溶湯の流れ方向下流側に設けられ、前記溶湯中の異物を捕集する第二フィルタと、前記注入口の一方の側に配置され、前記第一フィルタがロール状に巻かれてなるフィルタロールから前記第一フィルタを繰り出す繰出部と、前記注入口の他方の側に配置され、前記繰出部から繰り出された前記第一フィルタを巻き取る巻取部と、を備え、前記第一フィルタは、前記第二フィルタよりもメッシュ開口径が大きく設定されていることを特徴とする。
これにより、溶湯に含まれるスラグ等の異物は、堰鉢から湯道を経て成形凹部に至るまでの間に、メッシュ開口径の大きな第一フィルタ、メッシュ開口径の小さな第二フィルタによって順次捕集される。これにより、成形凹部において、スラグ等の異物の溶湯への巻き込みを抑えて良好な品質の鋳造品を得ることができる。
また、メッシュ開口径の大きな第一フィルタで大きな径の異物を除去するので、第二フィルタにおいて、フィルタの目詰まりが生じにくくなる。
さらに、第一フィルタは、巻取部から繰り出されるので、注入口を覆う第一フィルタを順次更新することができ、第一フィルタにおけるフィルタ詰まりも生じにくくなる。
このようにして、第一フィルタ、第二フィルタの破損を抑えることができ、フィルタ破損によるスラグの鋳型内への流れ込みを防ぐことができる。
また、前記フィルタを加熱するヒータをさらに備えることができる。
ヒータによりフィルタを常温から加熱することで、フィルタに接触した溶湯が冷却固化されてフィルタに付着してしまうのを防ぐことができる。
また、本発明の溶湯注入装置は、鋳型に注入される溶湯を貯留する堰鉢と、前記堰鉢から前記鋳型に前記溶湯を注入する注入口を覆うように設けられる帯状に連続するフィルタと、前記フィルタがロール状に巻かれてなるフィルタロールから前記フィルタを繰り出す繰出部と、前記繰出部から繰り出された前記フィルタを巻き取る巻取部と、を備えることを特徴とする。
このような溶湯注入装置によって、成形凹部におけるスラグ等の異物の溶湯への巻き込みを抑え、良好な品質の鋳造品を得ることができる。
また、フィルタは、繰出部から繰り出されて巻取部から巻き取られるので、注入口を覆うフィルタを順次更新することができ、フィルタにおけるフィルタの目詰まりも生じにくくなる。
また、本発明は、上記したような鋳型装置における鋳造方法であって、前記鋳型本体上に設けた前記堰鉢から前記第一フィルタおよび前記第二フィルタを介して前記成形凹部に前記溶湯を注入する工程と、前記溶湯を冷却固化させた後、前記成形凹部によって形成された前記鋳造品を脱型する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スラグ等の異物の溶湯への巻き込みを抑えて良好な品質の鋳造品を得ることができる。また、第一のフィルタ、フィルタは注入口を覆う部分で順次更新することができるので、第一フィルタにおけるフィルタの目詰まりも生じにくい。
その結果、スラグを確実に除去するとともに、メンテナンスを容易に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る鋳型装置の全体構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る溶湯注入装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る溶湯注入装置における堰鉢の側面図である。 本発明の一実施形態に係る溶湯注入装置における堰鉢の斜視展開図である。
以下に、本発明に係る鋳型装置、溶湯注入装置、鋳造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、鋳型装置10は、溶湯Mが注入されることによって鋳造品を形成する鋳型本体20と、鋳型本体20に溶湯Mを注入する溶湯注入装置30と、を備えている。
本実施形態の鋳型装置10においては、溶湯Mとして、例えば銅合金やアルミニウム合金等の非鉄金属を用いるものとする。鋳型装置10で形成する鋳造品は、何ら限定するものではないが、一例をあげると、船舶用スクリューを鋳造品として形成する。
鋳型本体20は、溶湯Mが注入されることによって鋳造品を形成する成形凹部21と、成形凹部21に溶湯Mを注入する湯道22と、を備えている。
本実施形態において、鋳型本体20は砂型であり、外周部を囲う鋳枠24D内において、底部に配置された下型24Aと、下型24A上に配置され、成形凹部21が形成された中型24Bと、中型24B上に配置され、押湯部23が形成された上型24Cと、を備えている。
中型24Bは、成形凹部21の下面21aの位置が、下型24Aとの型分割面となり、成形凹部21の上面21bの位置が、上型24Cとの型分割面となるように設けられている。
湯道22は、上型24Cの上面に形成された湯口22aから、上型24C、中型24Bを貫通して下型24Aへと至り、下型24A内で水平方向に延びている。そして、湯道22は、成形凹部21の鉛直下方から上方に延びて、成形凹部21の下面21aに堰22bが開口している。
また、上型24Cには、成形凹部21の上方に連続して、押し湯としての溶湯Mが充填される押湯部23が形成されている。
図2〜図4に示すように、溶湯注入装置30は、堰鉢31と、帯状の第一フィルタ(フィルタ)35と、フィルタロール36から第一フィルタ35を繰り出す繰出部37と、繰出部37から繰り出された第一フィルタ35を巻き取る巻取部38と、を備えている。
堰鉢31は、上方に開口した有底状で、その内部に溶湯Mが貯留される。堰鉢31の底部31aには、湯口22aに連通する注入孔(注入口)32が上下に貫通形成されている。
この堰鉢31は、その底部31aにおいて、下部部材33と上部部材34とに上下に二分割されている。
下部部材33は、上下方向に所定の厚さを有しており、その上面33aに、一方向に沿って延在する下部フィルタ収容溝33sが形成されている。下部フィルタ収容溝33sの底面には、上記注入孔32の下半部を形成する貫通孔33hが上下に貫通形成されている。下部フィルタ収容溝33sの幅は、貫通孔33hの開口径Dよりも、一定寸法(例えば30mm程度)大きく設定されている。
上部部材34は、上下方向に所定の厚さを有し、下部部材33に対向する底板部34aと、底板部34aの四方から上方に立ち上がる側壁部34bとが一体に形成されている。上部部材34の底板部34aの下面34cには、一方向に沿って延在する上部フィルタ収容溝34sが形成されている。上部フィルタ収容溝34sの上面には、上記注入孔32の上半部を形成する貫通孔34hが、底板部34aを上下に貫通して形成されている。上部フィルタ収容溝34sの幅は、下部フィルタ収容溝33sと同一とされ、貫通孔33bの開口径Dよりも、一定寸法(例えば30mm程度)大きく設定されている。
図2、図3に示すように、このような下部部材33と上部部材34とは、下部部材33の上面33aと上部部材34の下面34cとを突き合わせた状態で、複数本のボルト39によって一体に締結されている。この状態で、下部フィルタ収容溝33sと上部フィルタ収容溝34sとにより、堰鉢31の底部31aを一方向に沿って貫通するフィルタ通路50が形成されている。
図2に示すように、このようなフィルタ通路50に対して、第一フィルタ35が挿通される。第一フィルタ35は帯状をなし、第一フィルタ35がロール状に巻かれてなるフィルタロール36から繰り出される。繰り出された第一フィルタ35が、フィルタ通路50の一方の側の端部50aから他方の側の端部50bに向けて挿通され、その一部が湯口22aに連通する注入孔32を塞ぐように設けられる。
繰出部37は、堰鉢31の外周面に設けられている。この繰出部37は、湯口22aの一方の側の、フィルタ通路50の一方の側の端部50aに隣接して設けられている。
繰出部37は、箱状をなしたケース71と、フィルタロール36を回転自在に支持する支持ローラ72と、フィルタロール36から繰り出される第一フィルタ35を加熱するヒータ40と、を備えている。
ケース71は、堰鉢31の外周面に対向する側で、フィルタ通路50の一方の側の端部50aに連通している。また、ケース71の上面には、開閉自在な扉73が設けられている。扉73を開くことで、ケース71内で支持ローラ72に支持されたフィルタロール36を交換できるようになっている。
支持ローラ72に保持されたフィルタロール36から繰り出される第一フィルタ35は、フィルタ通路50の端部50aからフィルタ通路50内に導入される。
ヒータ40は、例えば電熱ヒータであり、フィルタ通路50に送り込まれる第一フィルタ35を、例えば溶湯Mの温度付近まで加熱する。
巻取部38は、堰鉢31の外周面において、湯口22aの他方の側である、フィルタ通路50の他方の側の端部50bに隣接して設けられている。
巻取部38は、箱状をなしたケース81と、第一フィルタ35を巻き取る巻取ローラ82と、巻取ローラ82を回転駆動させるモータ等の駆動源82mと、を備えている。
ケース81は、堰鉢31の外周面に対向する側で、フィルタ通路50の他方の側の端部50bに連通している。また、ケース81の上面には、開閉自在な扉83が設けられている。扉83を開くことで、ケース81内で、巻取ローラ82に巻き取られた第一フィルタ35を回収できるようになっている。
この巻取部38においては、巻取ローラ82を一定速度で駆動、あるいは一定時間ごとに間欠的に駆動させることによって、第一フィルタ35をフィルタ通路50に沿って送る。本実施形態では、例えば、湯口22aの直径Dcmに対し、1.2Dcm/min程度の一定の速さで送るものとする。
図2、図3に示すように、フィルタ通路50の両方の端部50a,50bには、第一フィルタ35を保持する留め具51が、第一フィルタ35の幅方向両側に設けられている。留め具51は、例えば、第一フィルタ35の上下に配置されたガイド部材51a,51aからなる。ガイド部材51a,51aは、それぞれ、不図示のバネ等によって、第一フィルタ35に接近する側に付勢されている。このようにして、第一フィルタ35が、フィルタ通路50の一方の端部50aと他方の端部50bとにおいて、それぞれ幅方向両端部が留め具51,51によって保持されることで、テンションが付与された状態で送られる。
また、図1に示すように、湯道22において、第一フィルタ35よりも溶湯Mの流れ方向下流側である、湯道22の下流側端部には、第二フィルタ25が設けられている。
ここで、第一フィルタ35は、ロール状に巻取可能な柔軟性と、溶湯Mの温度における耐火性を有する。本実施形態における溶湯Mは、銅合金やアルミ合金等の非鉄金属であり、その溶湯温度における耐火性と、柔軟性とを有する材料としては、例えば、SiOを主成分としたガラス繊維のフィルタ材が好適である。
第二フィルタ25は、例えば、第一フィルタ35と同材料や、多孔質の耐熱材料を用いることができる。
また、第一フィルタ35は、第二フィルタ25よりもメッシュ開口径が大きく設定されている。
本実施形態において、第一フィルタ35のメッシュ開口径は例えば5mm、第二フィルタ25のメッシュ開口径は、例えば2.5mmとする。
上記したような鋳型装置10において、鋳造を行うには、まず、所定形状の成形凹部21を形成した鋳型本体20上に、溶湯注入装置30を設置する。
次いで、堰鉢31内に溶湯Mを入れる。そして、鋳型本体20の湯口22a上に設けた堰鉢31から注入孔32を通して湯道22の湯口22aに溶湯Mを注入する。注入された溶湯Mは、第一フィルタ35、湯道22、第二フィルタ25を通り、成形凹部21に注入される。
溶湯Mに含まれるスラグS等の異物は、堰鉢31から湯道22を経て成形凹部21に至るまでの間に、メッシュ開口径の大きな第一フィルタ35、メッシュ開口径の小さな第二フィルタ25によって順次捕集される。
そして成形凹部21に所定量の溶湯Mを注入した後、成形凹部21内の溶湯Mを冷却固化させる。溶湯Mの冷却固化後、成形凹部21によって形成された鋳造品を取り出す。
このようにして、鋳型装置10において鋳造品を形成することができる。
上述した鋳型装置10によれば、溶湯Mの注入孔32を覆うようにメッシュ開口径の大きな第一フィルタ35を設けるとともに、第一フィルタ35よりも溶湯Mの流れ方向下流側にメッシュ開口径の小さな第二フィルタ25を備えるようにした。これにより、成形凹部21において、スラグS等の異物が溶湯Mに巻き込まれるのを抑え、良好な品質の鋳造品を形成することができる。
また、メッシュ開口径の大きな第一フィルタ35で、大きな径の異物を除去するので、その下流側の第二フィルタ25において、フィルタ詰まりが生じにくくなる。
さらに、第一フィルタ35は、巻取部38から繰り出されるので、注入孔32を覆う第一フィルタ35を順次更新することができ、第一フィルタ35におけるフィルタ詰まりも生じにくくなる。
このようにして、第一フィルタ35、第二フィルタ25の破損を抑えることができるので、フィルタ破損によるスラグSの鋳型内への流れ込みを確実に防ぐことができる。
その結果、スラグSを確実に除去するとともに、メンテナンスを容易に行うことが可能となる。
また、第一フィルタ35を、ヒータ40で加熱するようにしたので、常温の第一フィルタ35に接触した溶湯Mが冷却固化されて第一フィルタ35に付着してしまうのを防ぐことができる。
なお、上記実施形態において、溶湯注入装置30は、鋳型本体20上に設置するだけでよいので、既存の鋳型本体にも本願発明を適用可能である。
また、上記実施形態で示した構成は一例に過ぎず、例えば、鋳型本体20の構成、形成する鋳造品に応じた成形凹部21の形状、溶湯Mの材質等については、適宜他の構成とすることもできる。例えば、鋳型本体20では、砂型を用いるようにしたが、これに限るものではなく、金型であってもよい。
10 鋳型装置
20 鋳型本体
21 成形凹部
22 湯道
22a 湯口
25 第二フィルタ
30 溶湯注入装置
31 堰鉢
32 注入孔(注入口)
35 第一フィルタ(フィルタ)
36 フィルタロール
37 繰出部
38 巻取部
40 ヒータ
50 フィルタ通路
51 留め具
M 溶湯
S スラグ

Claims (4)

  1. 溶湯が注入されることによって鋳造品を形成する成形凹部、および前記成形凹部に前記溶湯を注入する湯道を有した鋳型本体と、
    前記溶湯を貯留する堰鉢と、
    前記堰鉢から前記湯道への前記溶湯の注入口を覆うように設けられて前記溶湯中の異物を捕集する帯状の第一フィルタと、
    前記湯道において、前記第一フィルタよりも前記溶湯の流れ方向下流側に設けられ、前記溶湯中の異物を捕集する第二フィルタと、
    前記注入口の一方の側に配置され、前記第一フィルタがロール状に巻かれてなるフィルタロールから前記第一フィルタを繰り出す繰出部と、
    前記注入口の他方の側に配置され、前記繰出部から繰り出された前記第一フィルタを巻き取る巻取部と、を備え、
    前記第一フィルタは、前記第二フィルタよりもメッシュ開口径が大きく設定されていることを特徴とする鋳型装置。
  2. 前記フィルタを加熱するヒータをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の鋳型装置。
  3. 鋳型に注入される溶湯を貯留する堰鉢と、
    前記堰体から前記鋳型に前記溶湯を注入する注入口を覆うように設けられ、帯状に連続するフィルタと、
    前記フィルタがロール状に巻かれてなるフィルタロールから前記フィルタを繰り出す繰出部と、
    前記繰出部から繰り出された前記フィルタを巻き取る巻取部と、
    を備えることを特徴とする溶湯注入装置。
  4. 請求項1または2の鋳型装置における鋳造方法であって、
    前記鋳型本体上に設けた前記堰鉢から前記第一フィルタおよび前記第二フィルタを介して前記成形凹部に前記溶湯を注入する工程と、
    前記溶湯を冷却固化させた後、前記成形凹部によって形成された前記鋳造品を脱型する工程と、
    を備えることを特徴とする鋳造方法。
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