JP2015115689A - 撮像装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能な機能、出力画素数、フレームレートを適切かつ自動的に設定すること
【解決手段】複眼撮像装置1は、出力画素数、フレームレート、および、前記複数の結像光学系の少なくとも一つの結像光学系を使用して実現可能な機能からなる3つの項目の、組み合わせ可能な設定データのテーブルを記憶するROM81と、3つの項目のうちの第1の項目の設定データを第1の設定データに変更する入力がなされた場合、テーブルにおいて第1の項目が第1の設定データになる3つの項目の組み合わせに基づいて、3つの項目のうち第1の項目を除いた残り2つの項目の設定データを設定する撮影機能制御部60と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複眼撮像装置に関する。
特許文献1は、画角の異なる短焦点レンズと長焦点レンズが被写体の同じ部分を含むように撮像する複眼撮像装置を提案している。特許文献2は、同一の画角を持つカメラアレイを用いて、被写体空間の光の2次元強度分布と光線の角度情報、つまり視差情報を同時に取得する撮像装置を提案している。光の2次元強度分布と光線の角度情報は、合わせてライトフィールドと呼ばれ、ライトフィールドを取得することで被写体空間の3次元的な情報を得ることができる。
特許文献3は、画素加算や間引き読み出しが可能な撮像素子と、出力画素数、撮影感度、フレームレートのいずれか1つを設定した場合に、残りの2つを自動的に決定し、撮影条件設定の複雑化を低減することが可能な撮像装置を提案している。
非特許文献1は、リフォーカスについて説明している。
特開2005−303694号公報 国際公開第WO08/050904号 特開2010−50677号公報
Ren Ng著「Fourier Slice Photography」ACM Trans. Graph.24,2005年735−744
しかしながら、出力画素数、フレームレート、複数の結像光学系の少なくとも一つの結像光学系を使用して実現可能な機能の適切な設定を自動的に行って操作性を向上する複眼撮像装置は提案されていない。ユーザーにとっては、複数の光学系のうちどの光学系を使用すればどのような上記機能が得られるのかを判断すること自体が困難である。特許文献3は、このような複眼構成における設定手法の効率化自体を考慮していない。
本発明は、複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能な機能、出力画素数、フレームレートを適切かつ自動的に設定することが可能な複眼撮像装置、制御方法およびプログラムを提供することを例示的な目的とする。
本発明の撮像装置は、被写体の光学像を形成する複数の結像光学系と、前記複数の結像光学系にそれぞれ対応する撮像領域を有し、対応する結像光学系が形成した前記光学像を光電変換する撮像素子を有する撮像装置であって、出力画素数と、フレームレートと、前記複数の結像光学系の少なくとも一つの結像光学系を使用して実現可能な機能と、の関係を表すテーブルを記憶する記憶手段と、前記出力画素数、前記フレームレート、および、前記機能を含む複数の項目のうちの第1の項目の設定データとして第1の設定データが入力された場合、前記記憶手段に格納された前記テーブルにおいて前記第1の項目が前記第1の設定データになる前記複数の項目の組み合わせに基づいて、前記複数の項目のうち前記第1の項目を除いた残りの項目の設定データを設定する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能な機能、出力画素数、フレームレートを適切かつ自動的に設定することが可能な複眼撮像装置を提供することができる。
本発明の複眼撮像装置のブロック図である。(実施例1) 図1に示す複眼撮像装置の結像光学部の平面図である。(実施例1) 図2に示す各結像光学系による撮影画像の例である。(実施例1) 撮影(機能)条件設定方法を説明するためのフローチャートである。(実施例1) 図1に示す複眼撮像装置の背面図である。(実施例1) 本発明の複眼撮像装置のブロック図である。(実施例2) 撮影(機能)条件設定方法を説明するためのフローチャートである。(実施例2)
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施例1の複眼撮像装置1のブロック図である。複眼撮像装置1は、結像光学部100、撮像素子部200、A/D変換器10、画像処理部20、距離情報算出部30、情報入力部40、システムコントローラ50、撮影機能制御部60、撮像制御部70、画像記録媒体80、表示制御部90、表示部300を有する。
複眼撮像装置1は、レンズ一体型の撮像装置でもよいし、結像光学系(撮像光学系)を有するレンズ装置と、レンズ装置が着脱可能に装着されて撮像素子を有する撮像装置本体から構成されてもよい。本実施例ではレンズ一体型の撮像装置の場合について説明する。
図2は第1の実施例の複眼撮像装置の結像光学部100の正面図である。結像光学系110a、110b、110c、110d、120a、120b、120c、120dが複眼を構成する結像光学系である。また、夫々結像光学系110a、110b、110c、110dが第1結像光学系群を構成し、120a、120b、120c、120dが第2結像光学系群を構成する。結像光学系は被写体の光学像を形成する。
図1、2に示すように結像光学部100、撮像素子部200は、8つの結像光学系と夫々に対応する撮像領域を有する撮像素子で構成されている。撮像素子は、それぞれ結像光学系110a、110b、110c、110d、120a、120b、120c、120dを介して素子面上に到達した光学像を電気信号に光電変換する。
但し、撮像素子は複数でなくてもよく、各結像光学系によって形成される像を取得できるならば単数でもよい。8つの結像光学系はそれぞれの光軸がほぼ平行になるように配置される。撮像素子200で取得された複数の画像は、被写体空間を異なる視点から観察した視差画像となっている。これらの複数の画像を合わせることで、被写体空間のライトフィールドを得ることができる。ライトフィールドと画像の再構成処理によって、リフォーカスと呼ばれる撮影後の画像のピント制御や、視点変更、被写界深度の制御等が可能となる。複数の結像光学系は異なる画角(焦点距離)を有してもよい。
結像光学系110a、110b、110c、110dが結像光学系の中で最も狭い撮影画角θを有する狭画角(望遠)の結像光学群(第1結像光学系群)として構成される。結像光学系120a、120b、120c、120dは撮影画角2θを有する第2結像光学系群として構成されている。
図3は、第1結像光学系群を介して撮像された合成画像に対応する撮像イメージ110画像と、第2結像光学系群を介して撮像された合成画像に対応する撮像イメージ120画像を示す。図3に示すように、撮像イメージ110画像が狭い被写体空間を撮像し、撮像イメージ120画像は画角に応じて撮像される被写体空間が広くなっている。
以下、非特許文献1に記載されているリフォーカス処理について簡単に説明する。視差画像取得部の例としては、メイン結像光学系の像側にレンズアレイを配置した構成や、図2に示す複数の結像光学系を配列した構成などがある。ここでは図2の構成を例にとって説明する。
図2では、同一画角の結像光学系が2次元で4つに分割されているため、同一画角の4視点の画像が取得されていることとなる。ここで、ある結像光学系に対応する画像を単視点画像と呼ぶ。4つの単視点画像は互いに視差があるため、被写体距離に応じて画像上の被写体の相対的な位置関係が変化する。
ある被写体が重なるように単視点画像を合成すると、異なる被写体距離に位置する被写体は、ずれて合成されることとなる。このずれによって異なる被写体距離に位置する被写体はボケる。この時のボケは、合成に使用した結像光学群の合成瞳で決まり、4枚全ての画像を合成すると各結像光学群が形成する合成開口で撮影した画像のボケを再現することができる。単視点画像の合成で重ね合わせる被写体は任意なので、これにより任意の被写体に合焦して撮影した画像を再現することができる(リフォーカス機能)。
次に、離散的に画角の異なる複数の光学系を有する複眼撮像装置における連続的ズーム機能を実現するための手段について説明する。撮像装置で撮影された画像に対して撮影画像内の一部をトリミングし、このトリミングした範囲を所定のサイズに拡大することによって擬似的にズーミングしたのと同一の効果を得るデジタルズームは知られている。
従来、デジタルズームと光学ズームとを組み合わせることで、より高変倍比を実現するズームレンズが知られている。例えば、この手法を応用することで、複眼撮像装置において異なる画角を有する結像光学系を備えさせ、異なる画角間をデジタルズーム技術により補間することで擬似的にズーミングしたのと同一の効果を得ることができる。
更に高度な手法として、デジタルズームにより得られる画像の一部に、望遠レンズに対応した撮像素子により得られる望遠画像を嵌め込むことで、前記一部の解像度が高く、その他の部分の解像度は低いが、中間画角の画像を得ることができる画像合成処理とする。この手法を、以下、「異画角画像合成処理」と呼ぶ。この手法により、異なる画角の画像を複数枚撮影取得しておくことで、撮影後に所望の画角画像を単純なデジタルズーム処理よりも高画質に生成することができる。
図1に戻り、A/D変換器10は、撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して画像処理部20に供給する。
情報入力部(情報入力手段)40は、出力画素数、フレームレート、複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能な機能の設定データ(「設定値」の場合もある)を使用者に入力させるための設定ボタンを含む。複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能な機能を、以下、「複眼機能」と呼ぶ場合もあるが、本実施例では単眼の機能も含む広い概念である。より具体的には、「複眼機能」とは、リフォーカス機能、ズーム機能、NR機能、HDR機能、ボケ付加機能、不要物除去機能、複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能なその他の機能の1以上を含む。
使用者は所望のその他撮影条件(絞り値や露出時間など)を選択して入力することもできる。また、撮影動作を使用者に指示させるためのレリーズボタンを含む。入力された情報は、システムコントローラ50に供給される。
撮影機能制御部(撮影機能制御手段)60は、システムコントローラ50からの情報に基づいて、出力画素数、フレームレート、複眼機能の設定データを決定し、撮像制御部(撮像制御手段)70に送信する。
撮像制御部70は、システムコントローラ50と撮影機能制御部60からの情報に基づいて、不図示の各結像光学系フォーカスレンズを移動させ、各結像光学系の絞り値、露出時間を制御する。また、撮像制御部70は、撮影に使用する撮像素子を選択制御し、出力画素数やフレームレートを設定制御することで必要な画像を取得する。
画像記録媒体80は、複数の静止画や動画を格納する他、画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納する。
ROM81は、システムコントローラ50によって実行される各種のプログラムやそれに必要となるデータ、テーブル(表)を記憶する記憶手段である。テーブルは、出力画素数、フレームレート、(複眼)機能の関係を表すテーブルである。(複眼)機能は、複数の結像光学系の少なくとも一つの結像光学系を使用して実現可能な機能である。
出力画素数、フレームレート及び機能を含む複数の項目(ここでは3つの項目)のうちの1つの項目(第1の項目)の現在の設定データを第1の設定データに変更する入力がなされた場合を考える。この場合、撮影機能制御部60は、テーブルにおいて第1の項目が第1の設定データになる3つの項目が取り得る組み合わせに基づいて、3つの項目のうち第1の項目を除いた残り2つの項目の設定データを自動的に設定する制御手段として機能する。なお、システムコントローラ50がこの機能を有してもよい。これにより、操作性は向上する。
表示制御部(表示制御手段)90は、システムコントローラ50からの情報に基づいて、表示部(表示手段)300に撮影条件の設定値や通知、警告情報を表示するように表示部300を制御する。表示部300は撮影時のプレビュー画像、撮影された画像、メニュー機能、焦点距離範囲、画角範囲、撮影条件などを表示し、液晶表示素子などから構成される。
複眼撮像装置1では、単位時間あたりに読み出される信号のデータ量に関係する条件として、撮像装置における出力画素数、フレームレートの設定条件に加えて、複眼機能の設定条件がさらに追加される。つまり、複眼機能に応じて、各撮像素子の出力画素数、フレームレートの設定を行うことができる。これを利用して、本実施例の複眼撮像装置は、複眼機能、出力画素数、フレームレートの撮影条件のいずれか1つが使用者によって設定された場合に、残りの2つを最適な設定データへと自動設定する。なお、以下、複眼機能、出力画素数、フレームレートの撮影条件を特に「撮影機能条件」と呼ぶ。
本実施例では、具体的な手法として、複眼機能、出力画素数、フレームレートの撮影機能条件の組み合わせ可能なパターン情報を格納するテーブルをROM81に設ける。ここで、そのパターン情報を格納するテーブルについて説明する。
表1は、本実施形態の複眼機能を示している。
複眼機能は、リフォーカス機能、ズーム機能、NR機能、HDR機能、ボケ付加機能、不要物除去機能を含む。ここで、各複眼機能には機能を実現するために最低限必要な結像光学系の数(眼数)が存在する。例えば、NR機能、HDR機能、不要物除去機能は同一画角を有する結像光学系が2つ(2眼)あれば実現可能である。また、ボケ付加機能についても距離情報が取得されれば可能となるため、2眼でも実現可能である。リフォーカス機能については上下左右方向の視差画像が必要となるため、同一画角を有する結像光学系が4つ(4眼)必要となる。さらに、上記機能を有しつつズーム機能を実現するためには同一画角を有する結像光学系に加えて、画角の異なる結像光学系が少なくとも1つ必要であるため最低5眼必要となる。本実施例では、望遠側画角においてもズーム機能以外の機能を有させるために、ズーム機能時は8眼必要であることとする。
複眼機能設定を簡略化するために、撮影に使用する眼数によって実現可能な複眼機能を表1に示すように分類する。機能1はNR機能、HDR機能、ボケ付加機能、不要物除去機能、リフォーカス機能、ズーム機能全てを有する。
機能1を設定した場合には、8眼全てを撮影に使用する。
機能2は、NR機能、HDR機能、ボケ付加機能、不要物除去機能、リフォーカス機能を有するため、機能2と設定した場合には同一画角を有する4眼を撮影に使用し、異なる画角を有する残り4眼は撮影に使用しない。
機能3は、NR機能、HDR機能、ボケ付加機能、不要物除去機能を有するため、機能3と設定した場合には同一画角を有する2眼を撮影に使用し、残り2眼は撮影に使用しない。
機能4は、複眼機能を実現せず、通常の撮像装置同様に1つの結像光学系のみを撮影に使用する。
このように、撮影に使用する眼数に応じて機能を分類することで、使用者が複眼機能を設定する際に実現される機能の認識、表示を容易にすることができる。また、本実施例は表1に示すように機能を分類したが、眼数や異なる画角の種類がさらに多数となる構成とした場合は、適宜眼数と機能の分類を行なうことができる。
しかしながら、ズーム機能が最も眼数を要する機能となる場合が多いため、複眼機能を制限する際にズーム機能(画角変更機能)を優先的に制限することが好ましい。本実施例では、表1に示すように、機能は、機能1の6つの項目(第1の機能項目)と、機能1の項目よりも少ない数の結像光学系(4眼)によって実現される5つの項目(第2の機能項目)を含む。この場合、機能1は画角の変更(ズーム)を含むが、機能2はこれを含まない。
次に、テーブルについて説明する。なお、以下では、夫々の結像光学系に対応する撮像素子の総画素数が800万(8M)画素であるとする。つまり、8つの結像光学系を有する複眼撮像装置1の総画素数は8倍の64M画素となる。また、以下では、出力画素数とは各撮像素子が出力する画素数とし、説明の簡略化のため撮影時の出力画素数は各撮像素子で共通であるとする。
実際の装置においては、各撮像素子ごとに出力画素数の設定を変えてもよく、その際は、テーブル作成時の複眼撮像装置の総画素数に反映させればよい。また、本実施例における複眼撮像装置は単位時間あたり192M画素相当の読み出し信号を処理できるものとする。つまり、複眼撮像装置1が有する総画素64Mを読み出す場合において、フレームレートの最高値は3フレーム/秒(fps)となる特性となる。
表2は、撮影機能条件の組み合わせパターン情報を格納する複眼機能優先テーブルである。なお、○印は組み合わせが可能であることを意味し、×印は組み合わせができない場合を意味する。
複眼機能として機能1が選択されると、出力画素数が8Mの場合、8眼を使用し夫々が8Mの出力画素数となるため複眼撮像装置1の総画素数は64Mとなり、組み合わせ可能なフレームレートは3fpsのみである。このようにして、テーブルに3つの撮影機能条件の組み合わせパターン情報が格納される。
表2に示す複眼機能優先テーブルの例では、複眼機能の機能1と出力画素数の8Mとフレームレートの3fpsの交差部分に、組み合わせ可能であることを示す「○」が表示されている。また、各撮像素子が間引き読み出し又は画素加算読み出し可能であるとすると、例えば、半分の出力画素数4M、4分の1の出力画素数2Mが設定可能となる。このとき、複眼機能が機能1で4M出力の場合、フレームレートは3fpsと倍の6fpsの設定が可能となる。同様に、2M出力の場合、フレームレートは3fpsと6fpsとさらに倍の12fpsまで設定可能となり、各交差点に「○」が表示される。
複眼機能として機能2が選択されると、撮影に使用される眼数が4眼と半分になるため、撮像装置1の総画素数は機能1の半分となる。そのため、出力画素数8Mの場合、フレームレートは3fpsと倍の6fpsの設定が可能となる。さらに、4M出力、2M出力もそれぞれ倍のフレームレートまで設定可能となり、4M出力では12fps、2M出力では24fpsまで設定可能となる。
機能3、機能4についても、表2に示すように、複眼機能、出力画素数、フレームレートの撮影機能条件の組み合わせ可能なパターン情報が複眼機能優先テーブルに格納される。
以下、複眼撮像装置1において、複眼機能優先テーブルに基づき撮影機能条件の設定データを自動決定するフローを説明する。図4は、複眼撮像装置1において撮影機能条件を設定する方法を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップ(工程)を表す。画像処理部20、距離情報算出部30、システムコントローラ50、撮影機能制御部60、撮像制御部70はマイクロコンピュータとして構成されてもよく、図4に示す方法は、コンピュータに各手順を実行させるためのプログラムとして具現化が可能である。
まず始めに、情報入力部40により使用者から3つの撮影機能条件のうちの何れか1つを変更する設定データが入力されると、撮影機能制御部60は、撮影機能条件の残り2つの現在の設定データを取得する(S100)。
次に、撮影機能制御部60は、複眼機能優先テーブルを参照して、3つの撮影機能条件の設定データが組み合わせ可能なパターンがあるかを調べる(S101)。
次に、撮影機能制御部60は、設定データの組み合わせパターンがあるかどうかを判断する(S102)。パターンが存在する場合にはS105に移行し、パターンが存在しない場合にはS103に移行する。
例えば、現在の設定データが機能2、出力画素数2M、フレームレート3fpsであり、これら3つの項目のうち、使用者がフレームレート(第1の項目)を12fps(第1の設定データ)に変更する入力をする場合を考える。この場合、表2には、○印で示すように、機能2、2M、12fpsにパターンが存在する。パターンが存在する場合には、残り2つの設定データをそのパターン値のままとしてS105に移行して設定データを設定する。つまり、撮影機能制御部60は、テーブルにおいて、第1の項目の第1の設定データと残り2つの項目の現在の設定データからなる組み合わせを(選択可能な場合は)選択する。
一方、パターンが存在しない場合、撮影機能制御部60は、使用者が入力した撮影機能条件の1つに対する設定データを優先して、その入力値に合わせた最も近い設定パターンをテーブルから選択する(S103)。
例えば、現在の設定データが機能3、出力画素数2M、フレームレート48fpsであり、使用者が出力画素数(第1の項目)を8Mに変更する入力をする場合を考えると、表2には、×印で示すように、機能3、8M、48fpsにはパターンが存在しない。
出力画素数8Mを満足する3つの項目の組み合わせとしては、「機能2、8M、6fps」や「機能4、8M、24fps」、「機能3、8M、12fps」などがある。しかしながら、表2では、「機能3、8M、48fps」の使用者設定に対して、「機能3、8M、12fps」の設定データが最も近くにあるので、「機能3、8M、12fps」が自動的に選択される。
つまり、撮影機能制御部60は、テーブルにおいて、第1の項目の第1の設定データと残り2つの項目の現在の設定データからなる組み合わせが取り得ない場合、第1の項目の第1の設定データと残り2つの項目の現在の設定データに最も近い組み合わせを選択する。
複眼機能優先テーブルでは、テーブル配置が複眼機能優先の配置になっており、最も近いパターンを探索した場合、複眼機能の設定データを第2優先して設定される仕様となる。この場合には現在の設定データからフレームレートが48fpsから12fpsに減少することとなる。
次に、撮影機能制御部60は、表示制御部90を駆動して、使用者が入力した設定データ以外の何れか又は双方が減少することを示す設定変更の警告を表示部300に表示する(S104)。設定変更の警告は表示に限定されず、スピーカーからの警告音でもよい。
次に、撮影機能制御部60は、使用者が入力した設定データ以外の2つの撮影機能条件の設定データを設定し、表示制御部90を駆動して、その設定データを表示部300に表示する。(S105)。
図5は、複眼撮像装置1の背面図であり、表示部300が設定データを表示している例を示している。3つの撮影機能条件の設定データと共に、複眼機能の機能名を表示し、現在の設定データにおいて複眼機能のうちどの機能が実現されるのかを使用者に分かりやすく表示する。ここでは、使用可能な機能項目を黒色で表示し、使用不能となった機能項目をグレーアウト表示した例を示している。表示方法としてはこれに限定するものではなく、実現される複眼機能と実現されない複眼機能の表示が異なっていればよいものとする。以上で撮影機能条件の設定フローが完了する。
表3は、撮影機能条件の組み合わせパターン情報を格納する出力画素数優先テーブルである。パターン情報の格納手順は表2と同様であるため、説明は省略する。
複眼撮像装置1において、出力画素数優先テーブルに基づき撮影機能条件の設定データを自動決定方法のフローは図4と同様であり、パターンが存在しない場合の設定データ決定処理の詳細を説明する。
例えば、現在の設定データが機能2、出力画素数4M、フレームレート12fpsであり、使用者がフレームレートを48fpsに変更する入力をする場合を考える。この場合、表3には、×印で示すように、機能2、4M、48fpsにはパターンが存在しない。
この場合、48fpsを満足する3つの項目の組み合わせとしては、「機能4、4M、48fps」や「機能3、2M、48fps」、「機能4、2M、48fps」などがある。しかしながら、表3では、「機能2、4M、48fps」の使用者設定に対して、「機能4、4M、48fps」の設定データが最も近くにあるので、「機能4、4M、48fps」が自動的に選択される。
ここで、表3では、テーブル配置が出力画素数を優先する配置になっており、最も近いパターンを探索した場合、出力画素数の設定データを第2優先して設定される仕様となる。なお、この場合には現在の設定データから複眼機能が機能2から機能4に減少することとなる。
表4は、撮影機能条件の組み合わせパターン情報を格納するフレームレート優先テーブルである。パターン情報の格納手順は表2と同様であるため、説明は省略する。
複眼撮像装置1において、フレームレート優先テーブルに基づき撮影機能条件の設定データを自動決定方法のフローは図4と同様であり、パターンが存在しない場合の設定データ決定処理の詳細を説明する。
例えば、現在の設定データが機能2、出力画素数4M、フレームレート12fpsであり、使用者が複眼機能を機能1に変更する入力する場合を考える。この場合、表4では、×印に示すように、機能1、4M、12fpsにはパターンが存在しない。
機能1を満足する3つの項目の組み合わせとしては、「機能1、2M、12fps」や「機能1、4M、6fps」、「機能1、4M、3fps」などがある。しかしながら、表4では、「機能1、4M、12fps」の使用者設定に対して、「機能1、2M、12fps」の設定データが最も近いので「機能1、2M、12fps」が自動的に選択される。
表4では、テーブル配置がフレームレートが優先される配置になっており、最も近いパターンを探索した場合、フレームレートの設定データを第2優先して設定される仕様となる。なお、この場合には現在の設定データから出力画素数が4Mから2Mに減少することとなる。
図6は、実施例2の複眼撮像装置2のブロック図であり、図1と同様の部材には同一の参照符号を付している。
情報入力部40は、さらに第2優先項目入力部(第2優先項目選択手段)41を有する。第2優先項目入力部41は、使用者が第1優先で撮影機能条件(第1の項目)を設定する第1の設定データと別に2番目に優先すべき撮影機能条件(第2の項目)の第2の設定データの入力情報を取得する。入力された情報はシステムコントローラ50に供給される。
ROM81はシステムコントローラ50によって実行される各種のプログラムやそれに必要となるデータが格納されている。さらに、出力画素数、フレームレート、複眼機能の組み合わせパターン情報が記録された実施例1で示した3種類のテーブルを格納している。
複眼撮像装置2において、3種類のテーブルに基づき撮影機能条件の設定データを自動決定する方法を説明する。図7は、複眼撮像装置2において撮影機能条件を設定する方法を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップ(工程)を表す。図7に示す方法も、コンピュータに各手順を実行させるためのプログラムとして具現化が可能である。
まず始めに、情報入力部40により使用者から3つの撮影機能条件のうち何れか1つ(第1の項目)を変更する第1の設定データが入力されると、撮影機能制御部60は、撮影機能条件の残りの2つの現在の設定データを取得する。(S200)。
次に、第2優先項目入力部41により使用者から残りの2つの撮影機能条件のうち2番目に優先する項目(第2の項目)の第2の設定データを入力する。(S201)。
次に、撮影機能制御部60は、S201によって入力された第2優先項目情報に基づいて3種類のテーブルから1つを選択して参照する。ここでは、3つの撮影機能条件の設定データが組み合わせ可能なパターンがあるかを調べる。(S202)。
例えば、使用者がS200で出力画素数の設定データを入力し、S201で第2優先項目(第2の項目)として複眼機能(つまり1眼以外)を選択した場合、表2に示す複眼機能優先テーブルを選択して参照する。
次に、撮影機能制御部60は、設定データの組み合わせパターンを調べる(S203)。パターンが存在する場合にはYESと判定され、S206に移行する。即ち、撮影機能制御部60は、表2において、第1の項目が第1の設定データになり、第2の項目が第2の設定データになる3つの項目の組み合わせに基づいて、3つの項目のうち第1、第2の項目を除いた残りの第3の項目の設定データを設定する。この場合、撮影機能制御部60は、表2において、第1の項目の第1の設定データと第2の項目の第2の設定データと第3の項目の現在の設定データからなる組み合わせを(選択可能な場合には)選択する。
一方、パターンが存在しない場合にはNOと判定され、S204に移行する。S204では、撮影機能制御部60は、使用者が入力した撮影機能条件の1つに対する設定データを優先して、その入力値に合わせた最も近い設定パターンをテーブルから選択する。
例えば、現在の設定データが機能3、出力画素数2M、フレームレート48fpsであり、使用者が出力画素数(第1の項目)を8M(第1の設定データ)に変更する入力をした場合を考える。表2では、×印に示すように、機能3、8M、48fpsにはパターンが存在しない。言い換えれば、表2において、第1の項目の第1の設定データと第2の項目の第2の設定データと第3の項目の現在の設定データからなる組み合わせが取り得ない。
この場合、出力画素数8Mを満足する3つの項目の組み合わせとしては、「機能2、8M、6fps」、「機能4、8M、24fps」、「機能3、8M、12fps」などがある。しかしながら、表2では、「機能3、8M、48fps」の使用者設定に対して、「機能3、8M、12fps」の設定データが最も近くにあるので、「機能3、8M、12fps」が自動的に選択される。つまり、撮影機能制御部60は、出力画素数8Mと機能4以外(第2の設定データ)とフレームレート(第3の項目)の現在の設定データ(48fps)に最も近い組み合わせを選択する。
ここで、本テーブル例である複眼機能優先テーブルでは、テーブル配置が複眼機能優先の配置になっており、最も近いパターンを探索した場合、複眼機能の設定データを第2優先して設定される仕様となる。なお、この場合には現在の設定データからフレームレートが48fpsから12fpsに減少することとなる。
次に、撮影機能制御部60は、表示制御部90を駆動して、使用者が入力した設定データ以外の何れか又は双方が減少することを示す警告を表示部300に表示する(S205)。
次に、撮影機能制御部60は、使用者が入力した設定データ以外の2つの撮影機能条件設定データを設定し、表示制御部90を駆動して、その設定データを表示部300に表示する。(S206)。以上で撮影機能条件の設定フローが完了する。このように、第2優先項目選択手段を有することによって、さらに使用者の撮影意図を反映した撮影機能条件の設定を簡易に実現することが可能となる。
以上のように、3種類のテーブルのそれぞれは、第1優先項目を行または列の一方に有し、第2優先項目を行または列の他方に有し、第2優先項目が取り得る各設定データに対して残りの1つの第3の項目が取り得る設定データを割り当てている。
撮影機能制御部60は、このうちの一つを第1優先項目と第2優先項目に基づいて選択する。撮影機能制御部60は、選択されたテーブルにおいて、第1優先項目の第1の設定データと第2優先項目の第2の設定データを維持した状態で第3の項目の設定データを変更することによって前記3つの項目の取り得る組み合わせを選択する。
一般には、第2の項目を第2の設定データにする入力がなされると、第1の項目が第1の設定データであり、第2の項目が第2の設定データである複数の項目の組み合わせに基づいて、第1の項目と第2の項目を除いた残りの項目の設定データを設定する。
実施例1、2によれば、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置を、薄型、高変倍比、多機能でありながら、複数の結像光学系の少なくとも一つを使用して実現可能な機能と出力画素数、フレームレートの最適設定を容易に行うことが可能となる。
実施例1、2は、3つのテーブル例について説明したが、これに限定されない。また、実施例1、2は、設定データの決定にテーブルを参照したが、上述した条件を基に、現在の3つの撮影機能条件の設定データから演算により最適な設定データを決定してもよい。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は本実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、複数の光学系を配列してなる複眼撮像装置に適用することができる。
1、2…複眼撮像装置、60…撮影機能制御部(制御手段)、81…ROM(記憶手段)、100…結像光学系、200…撮像素子

Claims (17)

  1. 被写体の光学像を形成する複数の結像光学系と、前記複数の結像光学系にそれぞれ対応する撮像領域を有し、対応する結像光学系が形成した前記光学像を光電変換する撮像素子を有する撮像装置であって、
    出力画素数と、フレームレートと、前記複数の結像光学系の少なくとも一つの結像光学系を使用して実現可能な機能と、の関係を表すテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記出力画素数、前記フレームレート、および、前記機能を含む複数の項目のうちの第1の項目の設定データとして第1の設定データが入力された場合、前記記憶手段に格納された前記テーブルにおいて前記第1の項目が前記第1の設定データになる前記複数の項目の組み合わせに基づいて、前記複数の項目のうち前記第1の項目を除いた残りの項目の設定データを設定する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記残りの項目の現在の設定データからなる組み合わせを選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記残りの項目の現在の設定データからなる組み合わせが取り得ない場合に、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記残りの項目の現在の設定データに最も近い組み合わせを選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記複数の結像光学系は、異なる画角を有する複数の結像光学系を含み、
    前記機能は、第1の機能項目と、前記第1の機能項目よりも少ない数の結像光学系によって実現される第2の機能項目と、を含み、
    前記第1の機能項目は前記画角の変更を含み、前記第2の機能項目は前記画角の変更を含まないことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記残りの項目のうちの第2の項目を第2の設定データにする入力がなされた場合、前記制御手段は、前記テーブルにおいて、前記第1の項目が前記第1の設定データになり、前記第2の項目が前記第2の設定データになる前記複数の項目の組み合わせに基づいて、前記複数の項目のうち前記第1の項目と前記第2の項目を除いた残りの項目の設定データを設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データと前記残りの項目の現在の設定データからなる組み合わせを選択することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データと前記残りの項目の現在の設定データからなる組み合わせが取り得ない場合に、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データと前記残りの項目の現在の設定データに最も近い組み合わせを選択することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、設定変更の警告をすることを特徴とする請求項3または7に記載の撮像装置。
  9. 前記複数の項目は第1、第2、第3の項目からなり、3種類のテーブルが設けられ、
    前記制御手段は、前記第1の項目を行または列の一方に有し、前記第2の項目を前記行または前記列の他方に有し、前記第2の項目が取り得る各設定データに対して前記第3の項目が取り得る設定データを割り当てたテーブルを前記3種類のテーブルの中から選択し、
    前記制御手段は、前記3種類のテーブルの中から選択された前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データを維持した状態で前記第3の項目の設定データを変更することによって前記3つの項目の取り得る組み合わせを選択することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記機能が変更されることによって使用不能な機能項目と、使用可能な機能項目と、を異なる表示方法で表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記機能は、ノイズリダクション、ハイダイナミックレンジ画像の形成、ボケ付加、不要物除去、リフォーカス、異なる画角の画像を合成することによるズームのうちの1以上を含むことを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 被写体の光学像を形成する複数の結像光学系と、前記複数の結像光学系にそれぞれ対応する撮像領域を有し、対応する結像光学系が形成した前記光学像を光電変換する撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、出力画素数と、フレームレートと、前記複数の結像光学系の少なくとも一つの結像光学系を使用して実現可能な機能とを含む複数の項目のうち第1の項目の設定データとして第1の設定データが入力された場合、前記複数の項目の関係を表すテーブルに、前記第1の項目が前記第1の設定データを有し、残りの項目が維持される第1の組み合わせが存在するかどうかを判断するステップと、
    前記第1の組み合わせが前記テーブルに存在すると判断した場合は前記第1の組み合わせを設定し、前記第1の組み合わせが前記テーブルに存在しないと判断した場合は前記第1の組み合わせに最も近い前記テーブルに存在する第2の組み合わせを設定するステップと、を含むことを特徴とする制御方法。
  13. 前記残りの項目のうちの第2の項目を第2の設定データにする入力がなされた場合、前記テーブルにおいて、前記第1の項目が前記第1の設定データであり、前記第2の項目が前記第2の設定データである前記複数の項目の組み合わせに基づいて、前記複数の項目のうち前記第1の項目と前記第2の項目を除いた残りの項目の設定データを設定することを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データと前記残りの項目の現在の設定データからなる組み合わせを選択することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記テーブルにおいて、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データと前記残りの項目の現在の設定データからなる組み合わせが取り得ない場合に、前記第1の項目の前記第1の設定データと前記第2の項目の前記第2の設定データと前記残りの項目の現在の設定データに最も近い組み合わせを選択することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  16. 設定変更の警告をすることを特徴とする請求項12または15に記載の制御方法。
  17. コンピュータに請求項12乃至16のいずれか1項に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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