JP2015115219A - 電池パック、電池パックセルの膨らみ検知システム、蓄電装置及び自動車 - Google Patents

電池パック、電池パックセルの膨らみ検知システム、蓄電装置及び自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】 実施形態の電池パックは、電池パック内のいずれかのセルの膨張を検知する。
【解決手段】 実施形態の電池パックは、第1群の複数のセルと、第2群の複数のセルと、第1群のセルの電池缶の主壁に備えられた第1の導電体と、第2群のセルの電池缶の主壁に備えられた第2の導電体と、第1導電体と第2導電体との間の導電性を検知する検知部とを備え、第1群のセルと第2群のセルは交互に配置され、第1導電体と第2導電体は対向し、交互に配置された各セルの間には、空隙を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

実施形態は、電池パック、電池パックセルの膨らみ検知システム、蓄電装置及び自動車に関する。
二次電池を高温環境で使用する際に、電池の充電状態などの条件によっては、寿命末期等に電池缶内にガスが発生して、電池缶の圧力が上昇する場合がある。そのまま電池を使用し続けると、安全弁の作動圧に達して内部のガスが外部に放出される。リチウム電池の場合、外部からの水分侵入を極力避ける必要があるため、一般に安全弁は密閉性の高い非復帰型の金属薄膜や刻印付の金属薄板が使用され、内圧が所定の圧力、例えば数百kPaに達すると薄膜や刻印部が破断して内圧を逃がす構造となっている。しかしながら、安全弁が作動してしまうと、電池缶内の可燃性電解液の蒸気が外部に放出されるため、引火のリスクが高まったり、有機溶剤の蒸気による健康影響がでてしまったりするなどの問題がある。このため、安全弁の作動以前に電池缶内ガスの蓄積を検知して、ガスの排出前に電池の使用を停止することが望ましい。
電池缶の内部圧力上昇による缶の膨れを安全弁作動以前に検知する手段として、缶の表面に歪ゲージを備えたり、電池を収納する電池パックの筐体と電池缶の間に加圧により導電性が変化するゴム状物の圧力検知センサーを備えたりする等の技術が公知となっている。しかし、電動車用の車載電池システム等のように数十〜数百セルを搭載する組電池になると、その電池のうちの1セルが膨らむのを検知するためには多数のゲージやセンサーの設置が必要となり、制御が煩雑になるという問題があった。
特開2009−242684号公報
実施形態の電池パックは、電池パック内のいずれかのセルの膨張を検知する。
実施形態の電池パックは、第1群の複数のセルと、第2群の複数のセルと、第1群のセルの電池缶の主壁に備えられた第1導電体と、第2群のセルの電池缶の主壁に備えられた第2導電体と、第1導電体と第2導電体との間の導電性を検知する検知部とを備え、第1群のセルと第2群のセルは交互に配置され、第1導電体と第2導電体は対向し、交互に配置された各セルの間には、空隙を有することを特徴とする。
実施形態のセルの膨らみ検知システムは、上記電池パックを備え、セルの膨らみを対向するいずれかの導電体の接触を検知部で検知することを特徴とする。
図1は、実施形態の電池パックの構成概念図である。 図2は、実施形態の電池パックの概念図である。 図3は、実施形態の電池パック動作のチャート図である。 図4Aは、実施形態の未使用の電池パックの断面概念図である。 図4Bは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図4Cは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図4Dは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図5は、実施形態の電池パック動作のチャート図である。 図6Aは、実施形態の未使用の電池パックの断面概念図である。 図6Bは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図6Cは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図6Dは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図7は、実施形態の電池パック動作のチャート図である。 図8Aは、実施形態の未使用の電池パックの断面概念図である。 図8Bは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図8Cは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図8Dは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図8Eは、実施形態の使用した電池パックの断面概念図である。 図9は、実施形態の蓄電装置の構成概念図である。 図10は、実施形態の自動車の構成概念図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各実施形態で共通する詳細な説明は適宜省略する。なお、明細書中の上部、下部とは、図面を基準に相対的に表している。
[第1実施形態]
図1、図2に実施形態の電池パック100の概念図を示す。実施形態に係る電池パック100は、セル101を有する。各セルは、電気的に直列、並列、或いは、直列と並列に接続して配置される。
図1及び図2の概念図を参照して、直列接続された電池パック100を具体例として説明する。
セル101は、二次電池である。セル101は、例えば、アルミニウム等の電池缶104と、電池缶104内に収納された正極102と、電池缶内に正極と空間的に離間して、例えばセパレータを介在して収納された活物質を含む負極103と、電池缶104内に充填された非水電解質とを具備する。電池缶104には、図示しないガス排出弁などの保護機能部を備えても良い。
図1に例示する電池パックは、複数のセル101A、101Bは、外部に延出した正極端子102A、102B及び負極端子103A、103Bが互いに逆向きに配列されている。各セル101A、101Bは、バスバー106によって直列に接続されている。各セル101A、101Bの対向する電池缶104の壁面には、導電体105A、105Bが設けられる。対向しない電池缶104の壁面に設けられた導電体105A、105Bは、通電しないように、絶縁体107で電気的に絶縁されることが好ましい。直列に接続されたセル101の正極側端と負極側端は、それぞれ配線108、109を介して、保護回路110に接続される。導電体105A、105Bも保護回路110に接続される。電池パック100には、外部端子として正極端子111と負極端子112が備えられ、各端子は保護回路110と接続する。電池間104の膨れを検知した場合などの異常時に保護回路110が電池パック100内の回路を遮断することができる。正極端子111と負極端子112を介して、電池パック100は外部へ電源を供給または、外部電源から電池パック100のセル101の充電をすることができる。
図2に例示するように、電池パック100の各セル101は、底部差込口113に差し込まれたり、セル101の底面とセル101配置用のガイド付き板とを接着させたりするなどして固定されている。セル101は、底部差込口113などの固定具によって、所要の間隔でセル101の配列がずれないように、かつ、電池缶104が内圧上昇に伴って膨れることが可能な程度に固定されている。
セル101の配列等に関し、以下に詳細に説明する。セル101は、第1群のセル101Aと第2群のセル101Bの2群に分けられる。これら2つの群のセル101は、セル101の膨らみを検知するために分けられる。第1群のセル101Aと第2群のセル101Bの各セル101は、101A−101B−101A−101B−のように交互に列状に配置されている。列状に配置されたセル101は隣のセル101に対して空隙を有するように配置される。セル101間の間隔は、セル101の異常発生時又は寿命末期の電池缶104内のガスによる体積増加時に、電池缶104が破裂せず、ガス排気の安全弁が作動しない範囲での膨らみにより、当該セルの膨らみが隣接するセルの電池缶に隣接する電池缶に接触する程度の空隙を有するようにすればよい。セル101間の空隙(第1導電体105Aと第2導電体105B間の空隙)は、セル101の膨れに伴い減少又はなくなる。セル101間の空隙の大きさ(セル101間の幅)にばらつきがあると、セル101の体積増加を精確に検知することができない。そこで、空隙の大きさが一定となるようにセル101を配置して、差込口113に底部を差込固定したり、底部をガイド付き板と接したりするなどの方法で固定具を用いて、セル101を電池パック100内で均等間隔に固定することが好ましい。
第1群のセル101Aの電池缶104の主壁には、第1の導電体105Aが備えられている。第2群のセル101Bの電池缶104の主壁には、第2の導電体105Bが備えられている。導電体105は、柔軟性を有し、セル101表面に固定できるものが使用出来る。例えば、片面に絶縁性の粘着面を有する高分子膜の非粘着性面に金属薄膜を形成したものを導電体105として使用する事ができる。導電体105は、例えば、セル101の電池缶104の主壁の中心部を横断、斜め横断又は縦断するように備えられる。横断、斜め横断又は縦断を組み合わせた形態で、導電体105をセル101に配置することができる。差込口113にセル101壁面を差し込む固定方法を採用する場合には、差込口113に差し込まれた固定部分を除く電池缶104主壁が膨脹可能な程度に露出する形態でセル101が差込口113に差し込まれる。電池缶104主壁の中心部に導電体105が備えられる理由は、電池パック100のセル101に多用されるセル101は角型であり、一般的に角型のセルは、主壁の中心部が最も膨らみやすいためである。他の場所が膨らみやすいセルを用いる場合は、膨らみやすい場所に導電体105が備えられればよく、導電体105の設置場所は好適な場所を適宜選択することができる。なお、電池缶104の主壁とは、電池缶104の外側壁面のうち、配列された電池缶104同士が対向する大きな面である。
第1実施形態では、1組の導電体105を用いる。第1導電体105Aは、第1群のセル101Aの第2群のセル101Bと対向する電池缶104の主壁に備えられる。第2導電体105Bは、第2群のセル101Bの第1群のセル101Aと対向する電池缶104の主壁に備えられる。端のセル101の一方の面は電池缶104の主壁が向かい合わないため、この面には導電体を備えなくても良い。各主壁に備えられた第1導電体105Aは電気的に接続する。各主壁に備えられた第2導電体105Bは電気的に接続する。導電体105は、その接触によって各セル101の膨らみを検知することができる構成であればよいため、幅の狭い導電体105を用いることができる。導電体105の幅(短手)は、細すぎるとセル101の膨らみの検知に適さず、広すぎるとコスト及び放熱性低下の観点から適さない場合があるが、セル101の大きさや膨らみ方によって適宜好適な幅を設計することができる。例えば、角型で、高さが100mm程度のセルの場合、導電体105の幅は、10mmとすることができる。導電体105は例えば、図1の概念図に示すように波型の形状で、セル101に接着面を介して貼付けされている。波型の形状を具体的に説明すると、第1導電体105Aは、1つおきに配置された第1群のセル101Aの電池缶104の2面の主壁に貼付けされ、第2導電体105Bは、1つおきに配置された第2群のセル101Bの電池缶104の2面の主壁に貼付けされている。各導電体105は、電池缶104の側面で折り返す様に電池缶104の主壁に貼り付けられている。また、折り返した部分の各導電体105が接触しないように絶縁体107が、第1導電体105Aと第2導電体105Bの間に挟まれている。導電体105は、折り返しが複数あるため、波型の形状となる。
セル101の外装に、アルミニウム等の金属筐体の電池缶104が用いられる場合は、セル101の電池缶104と隣接するセル101の電池缶104とが直接接触すると、電位差によって接触した電池缶104に腐食が生じる恐れがある。しかし、電池缶104を樹脂などの絶縁部材で大部分又は全体を被覆してしまうと、電池缶104の放熱性が低下してしまう理由により好ましくない。そこで、セル101と接触する面に絶縁層を有する2層構造の導電体105を用いることが好ましい。つまり、第1導電体105Aと第1導電体105Aの電池缶104と接する面および、第2導電体105Bと第2導電体105Bの電池缶104と接する面には絶縁層が備えられることが好ましい。なお、電池缶104同士の接触を検知する例えば金属薄膜の幅は、導電体105の接着層の幅よりも狭くてもよい。2層構造としては、STポリなどの導電性ポリマーを絶縁性フィルムシートの表面に均一に被覆複合化したもの、絶縁性フィルムシート上に金属線パターンや金属薄膜を形成したもの、導電性ゴムシートを絶縁性フィルムシートと複合化したものなどが挙げられる。意図しない導通を防ぐために、主壁と接していない部位の導電領域を絶縁物で被覆しても良いし、主壁間以外での導電体105同士の接触を防ぐための絶縁性部材を備えても良い。なお、導電体105の絶縁層は、セル101と導電層の接着部材として機能することが好ましいことから、セル101と導電体105は、接着剤によって接着されても良い。また、導電体105の厚さが薄過ぎると、セル101が膨らんだ際に導電体105同士が電池缶104同士よりも先に接しないことがある。そこで、導電体105の厚さを調整し、導電体105同士と電池缶104同士がそれぞれ接触する時機の前後を調整することができる。導電体105の厚さは、例えば、セル101間の空隙が5mmの時、0.5mm以上1mm以下とすることができる。このような構成とすることで、電池缶104が膨れて金属筐体同士が接触するよりも前に、電池缶104の膨れによる第1導電体105Aと第2導電体105Bの接触を先行させることが可能である。
セル101の膨らみを段階的に検知する必要が無く、膨らんだセル101が電池パック中のどれかを特定する必要がない場合は、各群のセル101と接続する導電体105は1対(105A、105B)でよい。実施形態では、電池パック100中に設定した体積以上に膨らんだセル101の有無を検知する形態であるため、各導電体105は1つで、1組1対で実施をすることができる。セル数が多い場合は、状況に応じて、数対の導電体105を用いても良い。1対の導電体105で構成することが、電池パック101の体積増大の抑制、低コストや制御性容易等に寄与するため好ましい。
保護回路110は、検知部を含む。検知部は、第1導電体105Aと第2の導電体105B間の抵抗を測定または電気的導通の有無を検知する。第1導電体105Aと第2導電体105B間の抵抗変化の検出手段は、電圧又は電流のどちらを測定しても良い。保護回路110は、マイコン、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(field−programmable gate array)などの集積回路を有する電子回路で構成され、ソフトウェア又はハードウェア制御される。図3のチャート図に記載した処理は、保護回路110で制御される。1対の導電体、例えば、第1導電体105Aと第2導電体105Bが電気的に接続した場合は、保護回路110にその信号を伝達する。次いで、保護回路110は、セル101の膨らみ又は電池パック100に異常があることを報知、充放電の停止、異常時動作モードの少なくともいずれかの動作を行う。実施形態では、1組の導電体105よってセル101の膨らみを検知しているため、この時点で電池パック100の充放電を停止することが好ましい。または、導電体105の接触検知の後所定時間経過後又は所定回数の充放電の後に電池パック100の充放電を停止することが好ましい。また、異常時動作モードは、セル101への負荷が少ない動作モードであり、例えば、急速充電ができない動作や出力電流値が少ない状態で電池パック100を動作などが挙げられる。導電体105の接触検知後の動作は、例示であって、実施形態に記載のものに限定されるものではない。
図3のチャート図と図4の断面概念図を用いて、セル101の膨らみとセル101の接触について説明する。なお、図4の概念図では、セル101内の、正極、負極、セパレータなどの構成を図示していない。図4Aは、体積膨張前(未使用)の並列した2つのセル101の概念図である。左側のセル101が、第1群のセル101Aであって、電池缶104の主壁の中央部を横断するように、電池缶104上に第1導電体105Aが備えられている。一方、右側のセル101が、第2群のセル101Bであって、電池缶104の主壁の中央部を横断するように、電池缶104上に第2導電体105Bが備えられている。第1導電体105Aと第2導電体105Bは、同じ高さ又はほぼ同じ高さの位置で向かい合う。そして、これらは、セル101が膨らんだ際に接触可能な位置に配置される。セル101の充放電(S01)等によりセル101が劣化等してセル101が膨らみ始めると、図4Bの概念図のようになる。セル101の充放電を行った後又は充放電中に、所要の頻度で第1導電体105Aと第2導電体105Bの接触の確認を検知部で行う(S02)。更にセル101が膨らむと図4Cの概念図のようになり、セル101の電池缶104同士が接触するよりも前に、第1導電体105Aと第2導電体105Bが接触し、検知部で接触が検知される。導電体105の接触が検知されると、設定された異常時の処理を行う(S03)。異常時の処理としては、セル101の膨らみ又は電池パック100に異常があることを報知、充放電の停止、異常時動作モードの少なくともいずれかの動作等である。なお、導電体105の接触が確認されなければS01の充放電の処理に戻る。図4Cの状態から更に、セル101の充放電を繰り返すと、図4Dのようにセル101が膨らみセル101の電池缶104同士が接触し、導電体105がセル101の電池缶104に埋め込まれたり、導電体105が変形したりする場合がある。
図1、図2ではセル101を直列接続した形態を示したが、電池容量を増大させるためには並列に接続しても、または直列接続と並列接続を組み合わせてもよい。高電圧、大電流、大容量等の特性ために、組み上がった電池パック100をさらに直列や並列に接続することもできる。
以上に記載した本実施形態によれば、セル101の膨れの有無を検知する電池パック100を提供することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の電池パック200は、第1実施形態の電池パック100に加えて、2組目の導電体205である第3導電体205A、第4導電体205Bをさらに有すること以外は第1実施形態と同様である。第3以降の導電体は、第1導電体105A及び第2導電体105Bと同様である。第1実施形態では、1組の導電体105を用いていたが、第2実施形態では、2組の導電体105、205を用いている。2組の導電体を用いることで、セル101の膨らみを段階的に検知することができる。なお、第1実施形態の電池パック100と重複する説明については、第2の実施形態の電池パックにかかる説明を一部省略する。なお、実施形態では、2組目の導電体205は1組目の導電体105の上部に備えられているが、実施の形態としては、1組目の導電体105の上部ではなく、下部等に2組目の導電体205を1組目の導電体105と平行に又は交差するように備えてもよい。また、各導電体の厚さは、適宜設計に応じて好適な厚さとすることができる。かかる構造とすることにより、電池缶104同士の直接接触より前に膨れの進行状況を段階的に検知することができる。
図5のチャート図と図6の概念図を用いて、2組の導電体105、205を有する電池パック200において、セル101の膨らみを段階的に検知する機序を説明する。図6Aは、体積膨張前(未使用)の並列した2つのセル101の概念図である。左側のセル101が、第1群のセル101Aであって、セル101Aの主壁の中央部を横断する第1導電体105Aの上部に主壁を横断するように第1導電体105Aと平行に電池缶104上に第3導電体205Aが備えられている。一方、右側のセル101が、第2群のセル101Bであって、セル101Bの主壁の中央部を横断する第2導電体105Bの上部に主壁を横断するように第4導電体205Bと平行に電池缶104上に第4導電体205Bが備えられている。第1導電体105Aと第2導電体105B(1組目の導電体105)と第3導電体205Aと第4導電体205B(2組目の導電体205)は、それぞれ同じ高さ又はほぼ同じ高さの位置で対向する。そして、これらは、セル101が膨らんだ際に接触可能な位置にそれぞれ配置される。セル101の充放電(S11)等によりセル101が劣化等してセル101が膨らみ始めると、図6Bの概念図のようになる。セル101の充放電を行った後又は充放電中に、所要の頻度で第1導電体105Aと第2導電体105Bと、第3導電体205Aと第4導電体205Bの接触の確認を検知部で行う(S12)。更にセル101が膨らむと図6Cの概念図のようになり、セル101の電池缶104同士が接触する前に、まず、第1導電体105Aと第2導電体105Bが接触し、検知部で接触が検知される。導電体105の接触が検知されると、設定された異常時の処理を行う(S13)。なお、導電体105の接触が確認されなければ、S11の充放電処理に戻る(S12→S11)。異常時の処理としては、セル101の膨らみ又は電池パック200に異常があることを報知、異常時動作モードの少なくともいずれかの動作等である。S13の後も、充放電(S14)と導電体105導通の確認(S15)の処理を所要の間隔で行う。図6Cの状態から更に、セル101の充放電を繰り返すと、図6Dのようにセル101が膨らみセル同士が接触し、第3導電体205Aと第4導電体205Bも接触する。2組目の導電体205の接触も検知部で検知されると、2組目の導電体205の接触による異常時の処理を行う(S16)。なお、2組目の導電体205の接触が確認されなければS14の充放電の処理に戻る(S15→S14)。
第2実施形態の電池パック200では、セル101の膨らみを段階的に検知することができるため、膨らみの程度に応じて、対応する処理を適切に行うことができる。例えば、最初(1組目)の導電体105の接触時には、警告を行い電池パック200の交換を行うように通知し、次(2組目)の導電体205の接触時に電池パック200を使用できなくすることで、使用者は、予め電池パック200の劣化を知り、安全な時機に電池パックを搭載した機器の電池パックの交換を行うことができ、万が一使用し続けた場合は、セル101の膨らみが一定以上になった段階で、電池パック200の動作を停止することで、セル101内のガスの排出を防ぐことができる。また、2組目の導電体の接触も、電池缶104同士が接触するよりも前に接触するように、設計しても良い。実施形態では、第1導電体105Aと第3導電体205Aと、第2導電体105Bと第4導電体205Bがそれぞれ平行になるように導電体が電池缶に備えられた形態である。図示は省略するが、第1導電体105Aと第3導電体205Aと、第2導電体105Bと第4導電体205Bがそれぞれ直行ないし斜め横断する非平行になるように導電体が電池缶に備えられた形態でも良い。205が導電体105よりも先に接触する場合についても、セル101の異常な膨らみとして検知することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態の電池パック300は、第5導電体305Aと第6導電体305Bを有すること以外は第2実施形態と同様である。第2実施形態では、2組の導電体105、205を用いていたが、第3実施形態では、3組の導電体105、205、305を用いている。3組の導電体を用いることで、セルの膨らみをより段階的に検知することができる。なお、第1実施形態の電池パック100と第2実施形態の電池パック200重複する説明については、説明を一部省略する。
図7のチャート図と図8の概念図を用いて、3組の導電体105,205、305を有する電池パック300おいて、セル101の膨らみを多段階に検知する機序を説明する。図8Aは、体積膨張前(未使用)の並列した2つのセル101の概念図である。左側のセル101が、第1群のセル101Aであって、セル101Aの主壁の中央部を横断する第1導電体105Aの下部に主壁を横断するように第1導電体105Aと平行に第5導電体305Aが電池缶104上に設けられている。一方、右側のセル101が、第2群のセル101Bであって、セル101Bの主壁の中央部を横断する第2導電体105Bの下部に主壁を横断するように第2導電体205Bと平行に第6導電体305Bが電池缶104上に設けられている。第1導電体105Aと第2導電体105B(1組目の導電体105)、第3導電体205Aと第4導電体205B(2組目の導電体205)と第5導電体305Aと第6導電体305B(3組目の導電体305)は、それぞれ同じ高さ又はほぼ同じ高さの位置で向かい合う。そしてこれらは、セル101が膨らんだ際に接触可能な位置にそれぞれ配置される。セル101の充放電(S21)等によりセル101が劣化等してセル101が膨らみ始めると、図6Bの概念図のようになる。セル101の充放電を行った後又は充放電中に、所要の頻度で第1導電体105Aと第2導電体105B、第3導電体205Aと第4導電体205Bと、第5導電体305Aと第6導電体305Bの接触の確認を検知部で行う(S22)。更にセル101が膨らむと図6Cの概念図のようになり、セル101の電池缶104同士が接触する前に、まず、第1導電体105Aと第2導電体105Bが接触し、検知部で接触が検知される。導電体105の接触が検知されると、設定された異常時の処理を行う(S23)。なお、導電体105の接触が確認されなければ、充放電の処理に戻る(S22→S21)。異常時の処理としては、セル101の膨らみ又は電池パック100に異常があることを報知、異常時動作モードによる動作等である。S23の後に、再び、充放電(S24)と導電体105の導通の確認(S25)の処理を所要の間隔で行う。図6Cの状態から更に、セル101の充放電を繰り返すと、図6Dのように、第3導電体205Aと第4導電体205Bも接触する。2組目の導電体205の接触も検知部で検知されると、2組目の導電体205の接触による2段階目の異常時の処理を行う(S26)。なお、導電体205の接触が確認されなければ、充放電の処理に戻る(S25→S24)。再び、充放電(S27)と導電体205の導通の確認(S28)の処理を所要の間隔で行う。図6Dの状態から更に、セル101の充放電を繰り返すと、図6Eのようにセル101が更に膨らみ、3組目の第5導電体305Aと第6導電体305Bも接触する。3組目の導電体305の接触を検知部が検知すると、さらなる異常時の処理を行う(S29)。
第3実施形態では、3段階でセル101の膨らみを検知することが可能となっているため、第2実施形態よりも詳細にセルの膨らみ状況を知ることができる。また、セル101の主壁の中央部ではなく、セル101の主壁の周辺部が異常により膨らんだ際にも、本構成であれば検知しやすいため、電池パック300をより安全に運用することができる利点を有する。
[第4実施形態]
実施形態の電池パックを蓄電装置400に搭載することができる。図9の概念図に示す蓄電装置400は、電池パック100と、インバーターと、コンバーターとを備える。外部交流電源をコンバーターで直流変換し、電池パックを充電し、電池パックのからの直流電源のインバーターで交流変換し、負荷に電気を供給する構成となっている。実施形態の電池パックを有する本構成の蓄電装置とすることで、より安全に蓄電装置を使用する事ができ、電池パックの交換時期が電池パック内のセルの膨らみによって知ることができるという利点を有する。
[第5実施形態]
実施形態の電池パックを自動車500に搭載することができる。図10の概念図に示す自動車500は、電池パックと、インバーターと、モーターと、車軸及び車輪とを少なくとも備える。電池パックからの直流電源をインバーターで交流変換し、交流電源によって、モーターを駆動する。図において、電池パックの充電機構等は、省略した。モーターの駆動力によって、車軸を回転させることができる。なお、実施形態では、自動車の一般的な構成については省略する。図10の構成は、電気自動車の構成であるが、内燃機関と電池パックを併用したハイブリット自動車の形態でも同様に実施することができる。実施形態の電池パックを有する本構成の自動車とすることで、より安全に自動車を使用する事ができ、電池パックの交換時期が電池パック内のセルの膨らみによって知ることができるという利点を有する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定解釈されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を省略、変形、追加して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成することができる。
100、200、300…電池パック、101…セル、102…正極、103…負極、104…電池缶、105…導電体、106…バスバー、107…絶縁体、108、109…配線、110…保護回路、111…正極端子、112…負極端子、400…蓄電装置、500…自動車

Claims (8)

  1. 第1群の複数のセルと、
    第2群の複数のセルと、
    前記第1群のセルの電池缶の主壁に備えられた第1導電体と、
    前記第2群のセルの電池缶の主壁に備えられた第2導電体と、
    前記第1導電体と前記第2導電体との間の導電性を検知する検知部とを備え、
    前記第1群のセルと前記第2群のセルは交互に配置され、
    前記第1導電体と前記第2導電体は対向し、
    前記交互に配置された各セルの間には、空隙を有することを特徴とする電池パック。
  2. 前記第1導電体の電池缶と接する面には、絶縁層が備えられ、
    前記第2導電体の電池缶と接する面には、絶縁層が備えられることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記第1導電体及び前記第2導電体は、1対であることを特徴とする請求項1または2に記載の電池パック。
  4. 前記第1導電体の上部又は下部側に前記第1群のセルの電池缶の主壁に備えられた第3導電体と、
    前記第2導電体の上部又は下部側に前記第2群のセルの電池缶の主壁に備えられた第4導電体と、を備え、
    前記第3導電体と前記第4導電体は、対向し、
    前記検知部は、前記第3導電体と前記第4導電体との間の導電性を検知し、
    前記第3導電体は、前記第1導電体と平行又は非平行となるように備えられ、
    前記第4導電体は、前記第2導電体と平行又は非平行となるように備えられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電池パック。
  5. 前記第3導電体の電池缶と接する面には、絶縁層が備えられ、
    前記第4導電体の電池缶と接する面には、絶縁層が備えられ、
    前記第3導電体及び前記第4導電体は、1対であることを特徴とする請求項4に記載の電池パック。
  6. 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電池パックを備え、
    前記対向するいずれかの導電体の接触によって、前記セルの膨らみを前記検知部で検知することを特徴とする電池パックセルの膨らみ検知システム。
  7. 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電池パック、又は、前記請求項6に記載の電池パックセルの膨らみ検知システムを備えたことを特徴とする蓄電装置。
  8. 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電池パック、又は、前記請求項6に記載の電池パックセルの膨らみ検知システムを備えたことを特徴とする自動車。
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