JP2015114582A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による表示装置は、縦方向および横方向に配列された画素を有する液晶表示パネル3と、液晶表示パネル3の背面に配設されたバックライト2とを備え、画素が配列されるピッチである画素ピッチは、縦方向および横方向の少なくとも一方において、対応する方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて、局所的に異なることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示面内における輝度を調整することが可能な表示装置に関する。
近年、従来のCRT(Cathode Ray Tube)に変わって、液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネルなど種々のディスプレイが実用化されている。また、これらのディスプレイに対して表示品位を向上させる要求が高まっている。
表示品位の1つとして、表示装置の表示面内における輝度均一性が挙げられる。例えば、液晶表示パネルは、自発光タイプではないため、バックライトなど外部からの光の供給が必要となる。従って、液晶表示パネルの表示面内における輝度均一性は、主にバックライトの輝度分布に依存している。
従来、バックライト自体の輝度均一性に対する改善が進められているが、液晶表示パネル全体の狭額縁化あるいは薄型化の要望があり、バックライトの輝度均一性を高めるための設計自由度は小さくなってきている。従って、バックライトの輝度均一性を高めるためには、輝度が高い領域に対して輝度を低くするように調整する必要があり、表示面内における輝度が全体的に低下するなどの問題が生じていた。
上記の問題の対策として、従来では、表示装置の表示面内における輝度均一性を高めるために、画素の開口部の大きさを局所的に異なるように形成された遮光層を備えた液晶表示装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、遮光層に形成された光を遮光する線状部分の線幅を変更することによって、画素の開口部の大きさを異ならせている。
特開2009−163062号公報
通常、表示面内における端部領域は輝度が低下している。従って、このような輝度の低下を特許文献1で改善しようとすると、輝度が低下している端部領域における遮光層の遮光量を小さくする必要がある。具体的には、特許文献1では、端部領域に形成された線状部分の線幅を小さくすることによって、遮光量を小さくしている。
元来、遮光層は、液晶表示パネルを斜め方向から視認した場合における画素周辺の不要な光漏れ(隣接する画素への光漏れ)を制御する役割を有しており、遮光量を小さくするために遮光領域を小さくすると(例えば、特許文献1の線状部分の線幅を小さくすると)、不要な光漏れなどの不具合が生じる。
一方、上記の不要な光漏れを防止するために、端部領域における遮光量を基準として中央領域における遮光量を増やすと、液晶表示パネル全体の輝度が低下してしまうという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による表示装置は、縦方向および横方向に配列された画素を有する表示パネルと、表示パネルの背面に配設されたバックライトとを備え、画素が配列されるピッチである画素ピッチは、縦方向および横方向の少なくとも一方において、対応する方向におけるバックライトの輝度分布に応じて、局所的に異なることを特徴とする。
本発明によると、縦方向および横方向に配列された画素を有する表示パネルと、表示パネルの背面に配設されたバックライトとを備え、画素が配列されるピッチである画素ピッチは、縦方向および横方向の少なくとも一方において、対応する方向におけるバックライトの輝度分布に応じて、局所的に異なるため、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
本発明の実施の形態1による液晶表示装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるTFTアレイ基板の構成の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1によるカラーフィルタ基板の構成の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1による液晶表示装置の表示面を示す平面図である。 本発明の実施の形態1によるA1−A2に対応するバックライトの輝度分布の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるA1−A2における縦方向画素ピッチの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による領域Zにおける縦方向画素ピッチの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による液晶表示装置の表示面を示す平面図である。 本発明の実施の形態2によるB1−B2に対応するバックライトの輝度分布の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるB1−B2における横方向画素ピッチの一例を示す図である。 本発明の実施の形態4による表示装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4によるタッチパネルの構成の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態4による表示装置の表示面を示す平面図である。 本発明の実施の形態4によるC1−C2に対応する画像表示装置の輝度分布の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4によるC1−C2における縦方向配線ピッチの一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による表示装置の表示面を示す平面図である。 本発明の実施の形態5によるD1−D2に対応する画像表示装置の輝度分布の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5によるD1−D2における横方向配線ピッチの一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1による液晶表示装置1の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、液晶表示装置1は、バックライト2と、バックライト2上に配設された液晶表示パネル3と、液晶表示パネル3をバックライト2に固定するフレーム4とを備えている。
液晶表示パネル3は、TFT(Thin Film Transistor : 薄膜トランジスタ)アレイ基板5と、カラーフィルタ基板6と、液晶層7と、偏光板8,9とを備えている。
TFTアレイ基板5は、バックライト2上に配置されている。
カラーフィルタ基板6は、TFTアレイ基板5上に対向して配置されている。
液晶層7は、TFTアレイ基板5とカラーフィルタ基板6との間に封入されている。
偏光板8は、バックライト2とTFTアレイ基板5との間であって、TFTアレイ基板5に対向して配置されている。
偏光板9は、フレーム4とカラーフィルタ基板6との間であって、カラーフィルタ基板6に対向して配置されている。
図2は、TFTアレイ基板5の構成の一例を示す平面図である。
図2に示すように、TFTアレイ基板5は、ゲート配線10と、ソース配線11と、TFT12と、透明画素電極13とを備えている。
ゲート配線10は、横方向に延設され縦方向に複数配列されている。また、ソース配線11は、ゲート配線10と直交するように縦方向に延設され横方向に複数配列されている。すなわち、ゲート配線10およびソース配線11は、格子状に形成されている。ここで、横方向とは図2の紙面における横方向のことをいい、縦方向とは図2の紙面における縦方向のことをいう(以下、同様)。
TFT12は、ゲート配線10とソース配線11との交差点付近に形成されている。また、TFT12のゲート電極(図示せず)はゲート配線10に接続され、TFT12のソース電極(図示せず)はソース配線11に接続されている。
透明画素電極13は、ゲート配線10とソース配線11とに囲まれた領域に透明電極として形成されており、1つの透明画素電極13が1つの画素に対応している。すなわち、透明画素電極13は、TFTアレイ基板5の縦方向および横方向に配列されている。
なお、以下では、ゲート配線10の配置間隔(縦方向に画素が配列されるピッチ)を縦方向画素ピッチ14といい、ソース配線11の配置間隔(横方向に画素が配列されるピッチ)を横方向画素ピッチ15という。
図3は、カラーフィルタ基板6の構成の一例を示す平面図である。
図3に示すように、カラーフィルタ基板6は、遮光領域16,17と、画素開口領域18とを備えている。
遮光領域16は、横方向に複数形成されており、TFTアレイ基板5のゲート配線10に対向して形成されている。また、遮光領域17は、遮光領域16と直交するように縦方向に複数形成されており、TFTアレイ基板5のソース配線11に対向して形成されている。すなわち、遮光領域16および遮光領域17は、画素を区画する、縦方向および横方向に延設するよう線状に形成されている。ここで、横方向とは図3の紙面における横方向のことをいい、縦方向とは図3の紙面における縦方向のことをいう(以下、同様)。
画素開口領域18は、遮光領域16と遮光領域17とに囲まれた領域に色材(図示せず)で形成されており、TFTアレイ基板5の透明画素電極13に対向して形成されている。すなわち、1つの画素開口領域18は、1つの画素に対応している。
上述の通り、遮光領域16,17は、バックライト2から出射された光を遮光する機能を有しており、隣接する画素への光漏れを防止するために形成されている。
なお、以下では、遮光領域16の配置間隔(縦方向に画素が配列されるピッチ)を縦方向画素ピッチ19といい、遮光領域17の配置間隔(横方向に画素が配列されるピッチ)を横方向画素ピッチ20という。このように、TFTアレイ基板5およびカラーフィルタ基板6において、縦方向画素ピッチ14と縦方向画素ピッチ19との大きさは同じであり、横方向画素ピッチ15と横方向画素ピッチ20との大きさは同じである。
上記の構成を有する液晶表示装置1では、バックライト2から出射された光が、偏光板8、TFTアレイ基板5の透明画素電極13、液晶層7、カラーフィルタ基板6の画素開口領域18、および偏光板9を順に透過し、最終的にユーザーに視認される。
図4は、図1に示す液晶表示装置1の表示面を示す平面図である。なお、図4に示す表示面は、液晶表示パネル3の表示面のことをいう。
図4に示すように、表示面内の領域を縦方向(図4の紙面における縦方向)に3つの領域に分割し、上側(紙面における上側)の端部領域を領域X、中央領域を領域Y、下側(紙面における下側)の端部領域を領域Zとしている。
図5は、図4のA1−A2に対応するバックライト2の輝度分布の一例を示す図である。横軸は、A1−A2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、バックライト2の輝度を示している。なお、図5では、領域Yの輝度を100とした場合における、領域X,Zの相対的な輝度を示している。
図5に示すように、バックライト2の輝度は、領域Yよりも領域X,Zの方が低くなっていることが分かる。このような輝度分布を有するバックライト2を液晶表示パネル3の背面に配設すると、バックライト2の輝度分布に応じて、表示面内の領域X,Zの輝度が領域Yの輝度よりも低くなってしまう。
このような問題を解決するために、本実施の形態1では、図6に示すように縦方向画素ピッチ14,19をバックライト2の輝度分布に応じて段階的に変化させている。
図6は、図4のA1−A2における縦方向画素ピッチ14,19の一例を示す図である。横軸は、A1−A2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、縦方向画素ピッチ14,19を示している。
図6に示すように、領域X,Zにおける縦方向画素ピッチ14,19は、領域Yにおける縦方向画素ピッチ14,19に対して徐々に大きくなるように変化している。すなわち、縦方向画素ピッチ14,19は、図5に示すようなバックライト2の輝度分布に応じて、バックライト2の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける縦方向画素ピッチ14,19を、バックライト2の輝度が相対的に高い領域Yにおける縦方向画素ピッチ14,19よりも大きくしている。
図7は、図4の領域Zにおける縦方向画素ピッチ21〜24の一例を示す図である。なお、図7の縦方向画素ピッチ21〜24は、縦方向画素ピッチ14,19に対応している。
図7に示すように、領域Zにおける各縦方向画素ピッチ21〜23は、領域Yにおける縦方向画素ピッチ24に対して、表示面の端部であるフレーム4側に向かって徐々に(段階的に)大きくなるよう形成されている。すなわち、各縦方向画素ピッチ21〜23は、バックライト2の輝度が低くなるのに応じて徐々に大きくなるよう形成されている。具体的には、領域Zにおいて、縦方向に隣接する縦方向画素ピッチ21〜24が、縦方向画素ピッチ24<縦方向画素ピッチ21<縦方向画素ピッチ22<・・・<縦方向画素ピッチ23となるよう徐々に大きくする。
なお、図7では領域Zにおける縦方向画素ピッチ21〜24について説明したが、領域Xについても同様である。すなわち、領域Xにおける各縦方向画素ピッチは、領域Yにおける縦方向画素ピッチに対して、表示面の端部であるフレーム4側に向かって徐々に大きくなるよう形成されている。
以上のことから、本実施の形態1によれば、遮光領域16,17の幅を変更せず、予め測定したバックライト2の輝度分布に基づいて縦方向画素ピッチ14,19を変更することによって、表示面内の端部領域(図4の領域X,Z)に対応する位置に配置された画素を通過するバックライト2から出射された光の量を変更させ、表示面内の中央領域(図4の領域Y)と同じかあるいは同程度の輝度となるように調整することができる。すなわち、縦方向画素ピッチ14,19を、縦方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて局所的に異ならせることによって、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、横方向の画素ピッチを、横方向におけるバックライトの輝度分布に応じて局所的に異ならせることを特徴としている。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図8は、図1に示す液晶表示装置1の表示面を示す平面図である。なお、図8に示す表示面は、液晶表示パネル3の表示面のことをいう。
図8に示すように、表示面内の領域を横方向(図8の紙面における横方向)に3つの領域に分割し、左側(紙面における左側)の端部領域を領域X、中央領域を領域Y、右側(紙面における右側)の端部領域を領域Zとしている。
図9は、図8のB1−B2に対応するバックライト2の輝度分布の一例を示す図である。横軸は、B1−B2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、バックライト2の輝度を示している。なお、図9では、領域Yの輝度を100とした場合における、領域X,Zの相対的な輝度を示している。
図9に示すように、バックライト2の輝度は、領域Yよりも領域X,Zの方が低くなっていることが分かる。このような輝度分布を有するバックライト2を液晶表示パネル3の背面に配設すると、バックライト2の輝度分布に応じて、表示面内の領域X,Zの輝度が領域Yの輝度よりも低くなってしまう。
このような問題を解決するために、本実施の形態2では、図10に示すように横方向画素ピッチ15,20をバックライト2の輝度分布に応じて段階的に変化させている。
図10は、図8のB1−B2における横方向画素ピッチ15,20の一例を示す図である。横軸は、B1−B2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、横方向画素ピッチ15,20を示している。
図10に示すように、領域X,Zにおける横方向画素ピッチ15,20は、領域Yにおける横方向画素ピッチ15,20に対して徐々に大きくなるように変化している。すなわち、横方向画素ピッチ15,20は、図9に示すようなバックライト2の輝度分布に応じて、バックライト2の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける横方向画素ピッチ15,20を、バックライト2の輝度が相対的に高い領域Yにおける横方向画素ピッチ15,20よりも大きくしている。
以上のことから、本実施の形態2によれば、遮光領域16,17の幅を変更せず、予め測定したバックライト2の輝度分布に基づいて横方向画素ピッチ15,20を変更することによって、表示面内の端部領域(図8の領域X,Z)に対応する位置に配置された画素を通過するバックライト2から出射された光の量を変更させ、表示面内の中央領域(図8の領域Y)と同じかあるいは同程度の輝度となるように調整することができる。すなわち、横方向画素ピッチ15,20を、横方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて局所的に異ならせることによって、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3は、縦方向および横方向の画素ピッチを、縦方向および横方向におけるバックライトの輝度分布に応じて局所的に異ならせることを特徴としている。その他の構成は、実施の形態1,2と同様であるため、ここでは説明を省略する。
具体的には、縦方向画素ピッチ14,19は、図5に示すような縦方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて、バックライト2の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける縦方向画素ピッチ14,19を、バックライト2の輝度が相対的に高い領域Yにおける縦方向画素ピッチ14,19よりも大きくしている(図6を参照)。
また、横方向画素ピッチ15,20は、図9に示すような横方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて、バックライト2の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける横方向画素ピッチ15,20を、バックライト2の輝度が相対的に高い領域Yにおける横方向画素ピッチ15,20よりも大きくしている(図10を参照)。
以上のことから、本実施の形態3によれば、縦方向画素ピッチ14,19を、縦方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて局所的に異ならせ、かつ横方向画素ピッチ15,20を、横方向におけるバックライト2の輝度分布に応じて局所的に異ならせることによって、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
<実施の形態4>
図11は、本発明の実施の形態4による表示装置25の構成の一例を示す図である。
図11に示すように、表示装置25は、画像表示装置26(面状表示装置)と、画像表示装置26上(画像表示装置26の表示面側)に配設されたタッチパネル27とを備えている。
画像表示装置26は、例えば、有機ELパネルやプラズマディスプレイなどであってもよい。
タッチパネル27は、例えば、図示しない両面テープや接着樹脂などによって、画像表示装置26に固定されている。
図12は、タッチパネル27の構成の一例を示す平面図である。
なお、タッチパネル27は、抵抗膜方式あるいは静電容量方式など種々の方式があるが、いかなる方式であってもよい。
図12に示すように、タッチパネル27は、縦方向配線28と、横方向配線29と、開口領域30とを備えている。
縦方向配線28は、縦方向に複数形成されている。すなわち、縦方向配線28は、縦方向に延び横方向に配設されている。
横方向配線29は、縦方向配線28と直交するように横方向に複数形成されている。すなわち、横方向配線29は、横方向に延び縦方向に配列されている。
ここで、縦方向とは図12の紙面における縦方向のことをいい、横方向とは図12の紙面における横方向のことをいう(以下、同様)。
開口領域30は、縦方向配線28と横方向配線29とに囲まれた領域として形成されている。
縦方向配線28および横方向配線29は、画像表示装置26の表示面のサイズが拡大するのに伴って配線抵抗の低抵抗化が求められており、低抵抗である金属配線が用いられる場合がある。縦方向配線28および横方向配線29が金属配線である場合において、縦方向配線28および横方向配線29では光が透過せず、開口領域30のみ光を透過させることができる。
なお、以下では、横方向配線29の配置間隔を縦方向配線ピッチ31といい、縦方向配線28の配置間隔を横方向配線ピッチ32という。
上記の構成を有する表示装置25では、画像表示装置26から出射された光が、タッチパネル27の開口領域30を透過し、最終的にユーザーに視認される。
図13は、図11に示す表示装置25の表示面を示す平面図である。なお、図13に示す表示面は、タッチパネル27の表示面のことをいう。
図13に示すように、表示面内の領域を縦方向(図13の紙面における縦方向)に3つの領域に分割し、上側(紙面における上側)の端部領域を領域X、中央領域を領域Y、下側(紙面における下側)の端部領域を領域Zとしている。
図14は、図13のC1−C2に対応する画像表示装置26の輝度分布の一例を示す図である。横軸は、C1−C2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、画像表示装置26の輝度を示している。なお、図14では、領域Yを100とした場合における、領域X,Zの相対的な輝度を示している。
図14に示すように、画像表示装置26の輝度は、領域Yよりも領域X,Zの方が低くなっていることが分かる。このような輝度分布を有する画像表示装置26をタッチパネル27の背面に配設すると、画像表示装置26の輝度分布に応じて、表示面内の領域X,Zの輝度が領域Yの輝度よりも低くなってしまう。
このような問題を解決するために、本実施の形態4では、図15に示すように縦方向配線ピッチ31を画像表示装置26の輝度分布に応じて段階的に変化させている。
図15は、図13のC1−C2における縦方向配線ピッチ31の一例を示す図である。横軸は、C1−C2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、縦方向配線ピッチ31を示している。
図15に示すように、領域X,Zにおける縦方向配線ピッチ31は、領域Yにおける縦方向配線ピッチ31に対して徐々に大きくなるように変化している。すなわち、縦方向配線ピッチ31は、図14に示すような画像表示装置26の輝度分布に応じて、画像表示装置26の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける縦方向配線ピッチ31を、画像表示装置26の輝度が相対的に高い領域Yにおける縦方向配線ピッチ31よりも大きくしている。
以上のことから、本実施の形態4によれば、予め測定した画像表示装置26の輝度分布に基づいて縦方向配線ピッチ31を変更することによって、表示面内の端部領域(図13の領域X,Z)に対応する位置に配置されたタッチパネル27を通過する画像表示装置26から出射された光の量を変更させ、表示面内の中央領域(図13の領域Y)と同じかあるいは同程度の輝度となるように調整することができる。すなわち、縦方向配線ピッチ31を、縦方向における画像表示装置26の輝度分布に応じて局所的に異ならせることによって、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
<実施の形態5>
本発明の実施の形態5は、タッチパネルの横方向の配線ピッチを、横方向における画像表示装置26の輝度分布に応じて局所的に異ならせることを特徴としている。その他の構成は、実施の形態4と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図16は、図11に示す表示装置25の表示面を示す平面図である。なお、図16に示す表示面は、タッチパネル27の表示面のことをいう。
図16に示すように、表示面内の領域を横方向(図16の紙面における横方向)に3つの領域に分割し、左側(紙面における左側)の端部領域を領域X、中央領域を領域Y、右側(紙面における右側)の端部領域を領域Zとしている。
図17は、図16のD1−D2に対応する画像表示装置26の輝度分布の一例を示す図である。横軸は、D1−D2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、画像表示装置26の輝度を示している。なお、図17では、領域Yの輝度を100とした場合における、領域X,Zの相対的な輝度を示している。
図17に示すように、画像表示装置26の輝度は、領域Yよりも領域X,Zの方が低くなっていることが分かる。このような輝度分布を有する画像表示装置26をタッチパネル27の背面に配設すると、画像表示装置26の輝度分布に応じて、表示面内の領域X,Zの輝度が領域Yの輝度よりも低くなってしまう。
このような問題を解決するために、本実施の形態5では、図18に示すような横方向配線ピッチ32を画像表示装置26の輝度分布に応じて段階的に変化させている。
図18は、図16のD1−D2における横方向配線ピッチ32の一例を示す図である。横軸は、D1−D2方向に分割された各領域X,Y,Zを示している。また、縦軸は、横方向配線ピッチ32を示している。
図18に示すように、領域X,Zにおける横方向配線ピッチ32は、領域Yにおける横方向配線ピッチ32に対して徐々に大きくなるように変化している。すなわち、横方向配線ピッチ32は、図17に示すような画像表示装置26の輝度分布に応じて、画像表示装置26の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける横方向配線ピッチ32を、画像表示装置26の輝度が相対的に高い領域Yにおける横方向配線ピッチ32よりも大きくしている。
以上のことから、本実施の形態5によれば、予め測定した画像表示装置26の輝度分布に基づいて横方向配線ピッチ32を変更することによって、表示面内の端部領域(図16の領域X,Z)に対応する位置に配置されたタッチパネル27を通過する画像表示装置26から出射された光の量を変更させ、表示面内の中央領域(図16の領域Y)と同じかあるいは同程度の輝度となるように調整することができる。すなわち、横方向配線ピッチ32を、横方向における画像表示装置26の輝度分布に応じて局所的に異ならせることによって、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
<実施の形態6>
本発明の実施の形態6は、タッチパネルの縦方向および横方向の配線ピッチを、縦方向および横方向における画像表示装置26の輝度分布に応じて局所的に異ならせることを特徴としている。その他の構成は、実施の形態4,5と同様であるため、ここでは説明を省略する。
具体的には、縦方向配線ピッチ31は、図14に示すような画像表示装置26の輝度分布に応じて、画像表示装置26の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける縦方向配線ピッチ31を、画像表示装置26の輝度が相対的に高い領域Yにおける縦方向配線ピッチ31よりも大きくしている(図15を参照)。
また、横方向配線ピッチ32は、図17に示すような画像表示装置26の輝度分布に応じて、画像表示装置26の輝度が相対的に低い領域X,Zにおける横方向配線ピッチ32を、画像表示装置26の輝度が相対的に高い領域Yにおける横方向配線ピッチ32よりも大きくしている(図18を参照)。
以上のことから、本実施の形態6によれば、縦方向配線ピッチ31を、縦方向における画像表示装置26の輝度分布に応じて局所的に異ならせ、かつ横方向配線ピッチ32を、横方向における画像表示装置26の輝度分布に応じて局所的に異ならせることによって、表示面全体の輝度均一性を高めることが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 液晶表示装置、2 バックライト、3 液晶表示パネル、4 フレーム、5 TFTアレイ基板、6 カラーフィルタ基板、7 液晶層、8,9 偏光板、10 ゲート配線、11 ソース配線、12 TFT、13 透明画素電極、14 縦方向画素ピッチ、15 横方向画素ピッチ、16 遮光領域、17 遮光領域、18 画素開口領域、19 縦方向画素ピッチ、20 横方向画素ピッチ、21〜24 縦方向画素ピッチ、25 表示装置、26 画像表示装置、27 タッチパネル、28 縦方向配線、29 横方向配線、30 開口領域、31 縦方向配線ピッチ、32 横方向配線ピッチ。

Claims (7)

  1. 縦方向および横方向に配列された画素を有する表示パネルと、
    前記表示パネルの背面に配設されたバックライトとを備え、
    前記画素が配列されるピッチである画素ピッチは、前記縦方向および前記横方向の少なくとも一方において、対応する方向における前記バックライトの輝度分布に応じて、局所的に異なることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記表示パネルは、前記画素を区画する、前記縦方向および前記横方向に延設された線状の遮光領域をさらに有し、
    前記遮光領域の線幅は、全て同じであることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画素ピッチは、前記縦方向において、前記表示パネルの端部領域の方が中央領域よりも大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記画素ピッチは、前記横方向において、前記表示パネルの端部領域の方が中央領域よりも大きいことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 面状表示装置と、
    前記面状表示装置上に配設され、横方向に延び縦方向に配列された配線と、前記縦方向に延び前記横方向に配設された配線とを有するタッチパネルと、
    を備え、
    前記配線が配列されるピッチである配線ピッチは、前記縦方向および前記横方向の少なくとも一方において、対応する方向における前記面状表示装置の輝度分布に応じて、局所的に異なることを特徴とする、表示装置。
  6. 前記配線ピッチは、前記縦方向において、前記タッチパネルの端部領域の方が中央領域よりも大きいことを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記配線ピッチは、前記横方向において、前記タッチパネルの端部領域の方が中央領域よりも大きいことを特徴とする、請求項5または6に記載の表示装置。
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