JP2015114523A - 像振れ補正機能付き撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影者が視線を表示部から外した場合であっても、安定した見えのよい動画を撮影できる像振れ補正装置を提供すること。
【解決手段】撮影画像を表示する表示手段と、撮像装置に生じる振れを検出する振れ検出手段と、前記振れ検出手段の出力に基づいて振れを補正する補正手段と、撮影者の視線方向を検出する視線検知手段と、前記視線検知手段による視線方向が表示手段から表示手段以外に移動した場合、または、表示手段以外から表示手段に移動した場合に、振れ補正特性を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】撮影画像を表示する表示手段と、撮像装置に生じる振れを検出する振れ検出手段と、前記振れ検出手段の出力に基づいて振れを補正する補正手段と、撮影者の視線方向を検出する視線検知手段と、前記視線検知手段による視線方向が表示手段から表示手段以外に移動した場合、または、表示手段以外から表示手段に移動した場合に、振れ補正特性を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、像振れ補正機能を有する撮像装置に関するものである。
手振れに起因した撮像装置の振れを検出して、この振れを補正するように撮像レンズを駆動する像振れ補正装置を備えた撮像装置が知られている。近年では、パンニング動作やチルティング動作を伴うことが前提として設計された像振れ補正機能を備えた撮像装置が提案されている。パンニング動作等の意図的な動作と判断した時は、フィルタのカットオフ周波数を高く設定し、パンニング動作に対する応答性を改善している。
特許文献1では振れの大きさに基づいてパンニング動作の有無を判定し、判定結果に応じて、フィルタのカットオフ周波数を変更することで、パンニング動作が伴う場合も伴わない場合も、安定して見えの良い動画撮影ができる像振れ補正技術が開示されている。
また、特許文献2ではファインダ上における撮影者の視線方向を検出し、視線方向が画面中央以外の場合はパンニング動作が行われていると判定し、カットオフ周波数を変更することでパンニング動作の応答性を改善するといった技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、撮影者の視線が撮影画像を表示する表示部から被写体等に移動した場合、振れ補正性能が低下してしまう。なぜなら、視線を移動した時に生じる低周波の大きなブレをパンニング動作と誤判定し、フィルタのカットオフ周波数を高く設定しまうためである。
また、特許文献2では、視線をファインダから被写体に移動した場合、視線が画面中央以外にあるためパンニング動作と判断され、フィルタのカットオフ周波数を高く設定し、補正性能が低下してしまう。
撮影者が動画撮影中に視線を表示部から外す行為は、例えば子供を動画撮影している時に、表示部越しではなく直接子供を見る場合等に発生し、この時振れ補正性能が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、撮影者が視線を表示部から外した場合であっても、安定した見えのよい動画を撮影できる像振れ補正装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、撮影画像を表示する表示手段と、
撮像装置に生じる振れを検出する振れ検出手段と、
前記振れ検出手段の出力に基づいて振れを補正する補正手段と、
撮影者の視線方向を検出する視線検知手段と、
前記視線検知手段による視線方向が表示手段から表示手段以外に移動した場合、または、表示手段以外から表示手段に移動した場合に、振れ補正特性を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
撮像装置に生じる振れを検出する振れ検出手段と、
前記振れ検出手段の出力に基づいて振れを補正する補正手段と、
撮影者の視線方向を検出する視線検知手段と、
前記視線検知手段による視線方向が表示手段から表示手段以外に移動した場合、または、表示手段以外から表示手段に移動した場合に、振れ補正特性を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影者が視線を表示部から外した場合であっても、安定した見えのよい動画を撮影できる像振れ補正装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置の構成例を示すブロック図である。
図1において、補正レンズユニット101は光軸に対して垂直方向に移動可能な振れ補正用のレンズ(シフトレンズ)とそれを保持する機構を有する。振れ補正制御部102は、補正レンズユニット101を駆動制御する。なお、補正レンズユニット101と補正制御部102により、本実施形態の振れ補正部120が構成される。
絞り・シャッタユニット103は絞り・シャッタ制御部104によって駆動制御される。フォーカスレンズユニット105はピント調節を行うフォーカスレンズを含む。フォーカス駆動制御部106は、フォーカスレンズユニット105を駆動制御する。撮像部107は各レンズ群を通ってきた光像を電気信号に変換する。画像処理部108は撮像部107から出力された電気信号を映像信号に変換処理し、用途に応じて加工する。
表示部109は画像処理部108から出力された信号に基づいて、必要に応じて画像表示を行う。
110は撮影者の眼球を示している。視線検出部130は、光源111と、受光レンズ112と、眼球撮像部113、視線検出制御部114で構成される。
光源111は少なくとも1つの赤外発光ダイオードで構成され、視線検出制御部114からの制御信号に応じて、撮影者の顔、特に眼球110及びその周辺を照明する。受光レンズ112は眼球撮像部113へ集光するレンズユニットである。眼球撮像部113は光源111により照明された眼を含む撮影者の顔の領域が映った画像を生成する。
視線検出制御部114は眼球撮像部113の出力画像から撮影者の注視点を求める視線方向検出処理を実行する。
振れ検出部115は撮像装置の振れを検出し、検出した振れと視線検出部130で求めた視線方向に基づいて振れ補正量を算出する。この補正量に基づいて前述の振れ補正制御部102が補正レンズユニット101を駆動制御する。
操作部116は撮影者がシステムを操作するためのボタンやスイッチなどからなる。動画記録スイッチ121は動画の記録開始、終了を操作するためのボタンである。シャッタレリーズボタン122は静止画を撮影するためのボタンであり、押し込み量に応じて第1スイッチ(SW1)および第2スイッチ(SW2)が順にオンされる。シャッタレリーズボタン122が約半分押し込まれたときにスイッチSW1がオンし、シャッタレリーズボタン122が最後まで押し込まれたときにスイッチSW2がオンする構造となっている。記憶部117は、映像情報など様々なデータを記憶する。カメラシステム制御部118はシステム全体を制御する。
次に、上記構成を持つ撮像装置の概略動作について説明する。操作部116により振れ補正モードが選択されると、カメラシステム制御部118が視線検出制御部114及び振れ検出部115、振れ補正制御部102に動作の実行を指示する。そして、視線検出部130が出力する視線情報に基づいて振れ検出部115が振れ補正量を算出し、振れ補正制御部102が振れ補正量に基づいて振れ補正動作を行う。振れ補正オフの指示がなされた場合及び操作部116により再生モードが選択された場合には振れ補正動作を停止する。
動画記録スイッチ121が押下されると動画記録を開始し、動画記録中に再度動画記録スイッチ121が押下されると動画記録を終了する。また、シャッタレリーズボタン122のスイッチのSW1がオンされると、フォーカス駆動制御部106がフォーカスレンズユニット105を駆動してピント調節を行うとともに、絞り・シャッタ駆動制御部104が絞り・シャッタユニット103を駆動して適正な露光量に設定する。シャッタレリーズボタン122のスイッチSW2がオンされると、撮像部107に露光された光像から得られた画像データが記憶部117に記憶される。
次に、図2に示す視線検出制御部114内部の機能ブロック図について説明する。光源制御部201は視線検出動作に応じて、光源111の点灯及び消灯を制御する。撮像制御部202は視線検出処理実行中において、眼球撮像部113が撮影するタイミングを制御する。撮像制御部202は光源制御部201から光源111が点灯したことを通知されると、眼球撮像部113に撮像指示信号を送信する。
顔検出部203は撮影者の眼が映っている領域を特定するために、眼球撮像部が撮影した画像から、顔が映っている領域を公知のテンプレートマッチング等を利用し検出する。
プルキニエ像検出部204は顔検出部203が検出した顔領域の中から、眼が映っている領域を検出し、その中から光源111の角膜反射像(以下、プルキニエ像)と瞳孔を検出する。眼及び瞳孔の検出は、例えば眼及び瞳孔のテンプレート画像と顔領域の画像とで公知のテンプレートマッチングにより検出する。光源111のプルキニエ像が映っている領域の輝度は、その周辺よりも高い。そこで、眼の領域内で光源111の発光面の輪郭形状と略一致し、周辺よりも輝度の高い領域を検出し、プルキニエ像とする。そして、プルキニエ像検出部204は瞳孔重心とプルキニエ像の重心を視線検出部205へ通知する。
視線検出部205は瞳孔重心とプルキニエ像の重心に基づいて撮影者の視線方向を検出する。光源のプルキニエ像の位置は、角膜の表面が略球形であるため、視線方向によらず、一定となる。一方、瞳孔重心は撮影者の視線方向に応じて移動する。そのため、視線検出部205は、プルキニエ像の重心を基準とする瞳孔重心の相対的な位置を求めることにより、ユーザの視線方向を検出できる。そこで、瞳孔重心の相対的な位置とユーザの視線方向との関係を表す参照テーブルを参照することにより、ユーザの視線方向を決定する。
そして、視線検出部205は、ユーザの視線方向を注視点検出部207へ通知する。
距離推定部206は例えば、顔検出部203で求めた顔領域から、目や鼻等の器官を検出し、各器官間距離を求める。そして、予め記憶した表示部109から撮影者までの距離(撮影者距離)と各器官間距離とのテーブルを参照し撮影者距離を推定し、注視点検出部207へ通知する。
注視点検出部207は、撮影者の視線方向と撮影者距離に基づいて、表示部109上で注視している位置を検出する。本実施形態では、注視点検出部207は、ユーザの視線方向及び撮影者距離と表示部109上でのユーザの注視点との関係を表す注視点テーブルを参照することにより、撮影者の注視点を決定する。注視点検出部207はカメラシステム制御部118を介して、決定した注視点をブレ検出部115へ通知する。
図3は振れ検出部115内部のブロック図であり、その説明を以下に示す。なお、Pitch方向およびYaw方向で同じ構成となるため、以下では片軸のみで説明を行う。
角速度検出手段301は主にジャイロセンサを用いて振れの速度(角速度)を検出して、電圧として出力する。すなわち、角速度検出手段301は、撮像装置の手振れ等を検出する。DCカット302は前記角速度検出手段301から出力される速度信号の直流成分を遮断するDCカットフィルタ(任意の帯域で信号を遮断するハイパスフィルタ)である。A/D変換器303は入力される角速度信号をデジタル値に変換する。
HPF304はカットオフ周波数を変更できる機能を有したハイパスフィルタ、積分フィルタ305はHPF304介する角速度信号を角変位信号に変換する。補正量算出部306は積分フィルタ305の出力結果を焦点距離情報に基づいて振れ補正部120での補正量に変換する。パンニング判定部307は前記A/D変換器303からの角速度信号を用いてパンニング/チルティング等の撮影状態の判別を行い、この判別結果に基づいて前記HPF304の特性を変更する。視線検出部130からの注視点が前記表示部109から外れた場合、または表示部109に戻った場合に、補正特性変更部308は前記HPF304の特性及び、前記パンニング判定部307の判定基準を変更する。
注視点が表示部109から外れている場合は、主に周波数の低い振れが大きくなるため、補正効果が高くなるように低周波の振れに対応した補正量を生成する。また、パンニング判定基準を撮影者の意図しない側へ変更することで、低周波の大きくなった振れによりパンニングが発生したと誤った判定を回避することができる。
図4は振れ検出部115による振れ検出処理を示すフローチャートである。この補正量算出処理は所定の周期で繰り返し実行され、振れ補正量を算出する。S400にてブレ検出を開始したら、S401において、角速度検出手段301の出力をDCカットした後、A/D変換を実施しAD値(AD)を求める。S402では、視線検出部130の注視点情報に基づいて、注視点が表示部109内か否か判定し、YES(表示部内)と判定した場合はS403へ遷移する。
S403ではHPFのカットオフ周波数(HPFfc)を通常時の振れ補正の第一カットオフ周波数(fc1)に設定し、S404へ遷移する。S404では後述のパンニング判定S407に必要な可変のパンニング判定閾値(PANthr)を第一パンニング判定閾値(thr1)に設定する。パンニング判定閾値は、S402の判定結果に応じて異なる閾値を設定する。ここで、パンニング判定S407について説明する。例えば本実施例では、パンニング判定S407はAD変換器303からの角速度信号(AD)に基づいて判定する。角速度信号(AD)がパンニング判定閾値(PANthr)以上になった場合にパンニングと判定する。
S402でNO(表示部外)と判定した場合はS405へ遷移する。S405では撮影者の視線が表示部109外に移動したことにより増加する低周波の振れに対応したHPFのカットオフ周波数(HPFfc)を設定する。カットオフ周波数(HPFfc)をS403で設定した通常時の振れ補正の第一カットオフ周波数(fc1)より低い第二カットオフ周波数(fc2)に設定しS406に遷移する。S406では撮影者の視線が表示部109外に移動したことにより増加する低周波の振れをパンニングと誤判定しないよう、パンニング判定閾値(PANthr)を、S404で設定した第一パンニング判定閾値(thr1)より大きい第二パンニング判定閾値(thr2)を設定する。
S407にてパンニングが発生していないと判定した場合(AD≦PANthr)は、S403またはS405で設定したカットオフ周波数(fc1またはfc2)でS408にて補正量を算出する。S407にてパンニングが発生したと判定した場合(AD>PANthr)はS409へ遷移し、HPFのカットオフ周波数(HPFfc)を、前記第一カットオフ周波数(fc1)及び、前記第二カットオフ周波数(fc2)より高い第三のカットオフ周波数(fc3)に設定する。これにより、パンニング動作の応答性を改善する。
S408では、設定されたカットオフ周波数(HPFfc)でHPF処理し、積分フィルタ305で角変位信号に変換し、焦点距離に応じた補正量を算出する。補正量を算出した後にS410へ遷移する。
S410では、S408で算出した補正量に基づいて、振れ補正制御部102が補正レンズユニット101を駆動制御する。
S411では、カメラシステム制御部118より振れ補正終了が通知された場合、振れ検出を終了し、終了が通知されていない場合は、S401に戻る。
図5は振れ補正特性を時系列に示したグラフである。上段のグラフ(A)は発生した振れ量(AD)及び、本実施例の補正量(以下、実施例補正量)、従来技術の補正量(以下、従来補正量)を示す。また、中段のグラフ(B)は補正した結果、残った振れ量(以下、実施例補正残り量)と従来技術の残った振れ量(以下、従来補正残り量)を示す。下段のグラフ(C)は振れ検出部115のHPF304のカットオフ周波数(以下、実施例HPFfc)と従来技術のカットオフ周波数(以下、従来HPFfc)の設定値を示す。
時刻0から時刻T1までの撮影者の視線は表示部109内とし、時刻T1で撮影者の視線は表示部109内から表示部109外に移動し、被写体に視線を持って行っている。
そのため、図5グラフ(A)では、時刻T1以降において低周波の振れ量が増加する。
この時の動作を先程までのフロー(図4)に従い説明する。時刻T1で撮影者の視線が表示部109内から表示部109外に移動したことを視線検出部130が検出するとS402にてNo(表示部外)と判定さる。続いてS405にて、増加する低周波の振れに対応するために、HPF304のカットオフ周波数(HPFfc)をfc1からfc2に下げる。この時のHPFfcの変化を図示したものが図5グラフ(C)である。
次にS406にて、増加する低周波の振れをパンニングと誤判定しないよう、パンニング判定閾値(PANthr)を図5グラフ(A)に示すthr1からthr2まで上げる。そのため、低周波の振れが増加する時刻T1以降でも、振れ量がthr2を超えない。従って、S407にてパンニングは発生していないと判定し、S408にて補正量を算出する。このときのHPF304のカットオフ周波数(HPFfc)は、低周波の振れに対応したfc2であるため、図5グラフ(B)に示す様に、実施例補正残り量は小さい。
以上により、本実施例では視線が表示部109外に移動した後も補正残りが少なく、見えの良い撮影画像を提供することができる。
一方、視線検出部130を有していない従来技術では、視線を被写体に持って行ったことを検出できないため、時刻T1にてカットオフ周波数(HPFfc)及び、パンニング判定閾値(PANthr)を変更できない。つまり、時刻T1以降もパンニング判定閾値(PANthr)は図5グラフ(A)に示すthr1のままである。従って、振れ量がthr1を超える時刻T2において、パンニングが発生したと誤判定していた。パンニングが発生したと判定すると、パンニング動作を補正しないように、図5グラフ(C)の従来HPFfcに示す線の様にHPFfcをfc1からfc3に上げてしまう。HPFfcを上げてしまうと、低周波の振れを補正することができなくなる。
従って、図5グラフ(B)従来補正残り量が示す通り、時刻T2以降において低周波の振れを補正できない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
109 表示部
115 振れ検出部
120 振れ補正部
130 視線検出部
301 角速度検出部
302 DCカット
303 A/D変換器
304 HPF
305 積分フィルタ
306 補正量算出
307 パンニング判定
308 補正特性変更部
115 振れ検出部
120 振れ補正部
130 視線検出部
301 角速度検出部
302 DCカット
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304 HPF
305 積分フィルタ
306 補正量算出
307 パンニング判定
308 補正特性変更部
Claims (5)
- 撮影画像を表示する表示手段(109)と、
撮像装置に生じる振れを検出する振れ検出手段(115)と、
前記振れ検出手段の出力に基づいて振れを補正する補正手段(120)と、
撮影者の視線方向を検出する視線検知手段(130)と、
前記視線検知手段による視線方向が表示手段(109)内から表示手段(109)以外に移動した場合、または、表示手段(109)以外から表示手段(109)内に移動した場合に、振れ補正特性を変更する変更手段(308)と、を備えることを特徴とする像振れ補正装置。 - 前記変更手段(308)は、前記視線検知手段(130)による視線方向が表示手段(109)から表示手段(109)以外に移動した場合、像振れ補正帯域の低周波限界を低周波側へ変更することを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
- 前記変更手段(308)は、前記視線検知手段(130)による視線方向が表示手段(109)以外から表示手段(109)に移動した場合、像振れ補正帯域の低周波限界を高周波側へ変更することを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
- 振れが撮影者の意図した動きであるか否かを判定するパンニング判定手段(307)と、を更に備え、
前記変更手段(308)は、前記視線検知手段(130)による視線方向が表示部から表示部以外に移動した場合、パンニング判定手段の判定基準を撮影者の意図しないパンニング量へ変更することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の像振れ補正装置。 - 前記変更手段(308)は、前記視線検知手段(130)による視線方向が表示手段(109)以外から表示手段(109)に移動した場合、パンニング判定手段(307)の判定基準を撮影者の意図したパンニング量へ変更することを特徴とする請求項4に記載の像振れ補正装置。
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