JP2015114019A - 復水器、復水システム、および発電設備 - Google Patents

復水器、復水システム、および発電設備 Download PDF

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Norito Kozuki
紀人 香月
福田 憲弘
Norihiro Fukuda
憲弘 福田
象二郎 齊藤
Shojiro Saito
象二郎 齊藤
弘二 岩井
Koji Iwai
弘二 岩井
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Abstract

【課題】復水部の下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却部を設けつつ、冷却部の設置面積を小さくする。【解決手段】複数の噴霧管から噴霧される冷却水により蒸気を冷却する復水室20bと、復水室20bにより冷却された蒸気が導入され、蒸気を冷却して外部へ排出する冷却室20cと、を備え、冷却室20cが、復水室20bから排出される蒸気の一部が導入される第1流路20dと、復水室20bから排出される蒸気の他の一部が導入される第2流路20eとを備えており、第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれが、復水室20bにおける蒸気の流通方向と一致する第1方向が短く第1方向に直交する第2方向が長い筐体内に形成されている復水器20を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、復水器、復水システム、および発電設備に関するものである。
ボイラ等により蒸気を発生させる火力発電プラントなどでは、タービンにて仕事を終えた蒸気を再利用するため、冷却水と蒸気が直接接しない表面接触式復水器が利用されることが多い。一方、地熱発電においては、地中より連続的に噴気する蒸気を使用しその蒸気を再利用しないため、直接接触式復水器が利用されることが多い。
例えば特許文献1には、鉛直に配設された冷却水供給管が有するノズル体から冷却水を噴霧することにより、蒸気を凝縮させる直接接触式復水器が開示されている。
特開2013−148296号公報
特許文献1に開示された復水器において、非凝縮気体等を含む蒸気は、胴部(復水室)の下流に設けられた排出口から排出される。特許文献1に開示された復水器には設けられていないが、非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させるには、復水室の下流に冷却部を設けることが望ましい。
しかしながら、復水室の下流に冷却部を設ける場合、冷却部を設けるのに必要となる設置面積が大きくなってしまうという問題がある。
また、冷却部内を流通する蒸気や非凝縮気体を効率的に冷却するには、冷却部内を流通する流体の流速を速めることが有効である。ところが、冷却部内を流通する流体の流速を速めるには流路を狭くかつ長くする必要があり、冷却部の設置面積が更に大きくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、復水部の下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却部を設けつつ、冷却部の設置面積を小さくすることができる復水器、復水システム、および発電設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、以下の手段を採用する。
本発明に係る復水器は、蒸気タービンから排出された蒸気が導入され、複数の噴霧管から噴霧される冷却水により前記蒸気を冷却する復水部と、該復水部により冷却された前記蒸気が導入され、該蒸気を冷却して外部へ排出する冷却部とを備え、前記冷却部が、前記復水部から排出される前記蒸気の一部が導入される第1流路と、前記復水部から排出される前記蒸気の他の一部が導入される第2流路とを備えており、前記第1流路および前記第2流路のそれぞれが、前記復水部における前記蒸気の流通方向と一致する第1方向が短く該第1方向に直交する第2方向が長い筐体内に形成されている。
本発明に係る復水器によれば、蒸気タービンから排出された蒸気の一部が復水部にて凝縮し、復水部にて凝縮されなかった蒸気が冷却部に導入される。冷却部に導入される蒸気は、その一部が第1流路に導入され、他の一部が第2流路に導入される。復水部から第1方向に沿って冷却部に流入した蒸気の流通方向は、冷却部内で第2方向に切り替えられる。第1流路および第2流路のそれぞれは、復水部における蒸気の流通方向と一致する第1方向が短く、第1方向に直交する第2方向が長い筐体内に形成されている。そのため、冷却部に導入された蒸気は、第2方向に沿って第1流路および第2流路内を流通し、十分に冷却された状態で外部に排出される。
このようにすることで、復水部の下流側に冷却部を設けつつ、復水部における蒸気の流通方向における冷却部の長さを短くして復水器の全長が長くなることを避けることができる。
したがって、本発明に係る復水器によれば、復水部の下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却部を設けつつ、冷却部の設置面積を小さくすることができる。
本発明の第1態様の復水器は、前記冷却部の前記第2方向の長さが、前記復水部の前記第2方向の長さと一致している。
このようにすることで、冷却部の第2方向の長さが復水部の第2方向の長さ(復水部の幅)を超えないようにしつつ、冷却部における流路の長さを最大限に確保することができる。
本発明の第2態様の復水器は、前記復水部から前記第1流路に前記蒸気の一部が導入される第1開口部と、前記復水部から前記第2流路に前記蒸気の他の一部が導入される第2開口部とが、それぞれ前記筐体の下方に設けられており、前記第1流路および前記第2流路のそれぞれは、前記筐体の下方から導入される前記蒸気を前記第2方向の端部で折り返しながら下方から上方に流通させ、前記筐体の上方から前記蒸気を外部に排出する。
本態様の復水器によれば、第1流路が形成される筐体の下方の第1開口部から導入される蒸気は、第2方向の端部で折り返しながら筐体の高さ方向の下方から上方に徐々に流通し、外部に排出される。同様に、第2流路が形成される筐体の下方の第2開口部から導入される蒸気は、第2方向の端部で折り返しながら筐体の高さ方向の下方から上方に徐々に流通し、外部に排出される。
このようにすることで、折り返しの回数に応じた分だけ十分に流路長が確保された流路において、十分に蒸気を冷却することができる。
上記態様の復水器においては、前記第1流路および前記第2流路のそれぞれは、前記筐体の高さ方向の複数の位置に配置され複数の孔が形成された複数の多孔板により仕切られて形成される流路であり、前記筐体の高さ方向の最上段に配置される前記多孔板に冷却水を供給する供給部を備える構成にしてもよい。
上記構成の復水器によれば、筐体の高さ方向の最上段に配置される多孔板に冷却水が供給され、その多孔板から下方の多孔板に段階的に冷却水が滴下する。上方の多孔板から下方の多孔板に冷却水が滴下する際に、流路を流通する蒸気が冷却される。
このようにすることで、筐体の下方から上方に向けて流通する蒸気を、段階的に効率よく冷却することができる。
本発明に係る復水システムは、前記復水部の底部に設けられたホットウェルと、前記ホットウェルに貯留された貯留水を冷却する冷却塔と、前記貯留水を前記冷却塔へ送水する貯留水送水管と、前記冷却塔で冷却された冷却水を前記復水部へ送水する冷却水供給管と、上記のいずれかに記載の復水器とを備える。
このようにすることで、復水部の下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却部を設けつつ、冷却部の設置面積を小さくした復水器を備える復水システムを提供することができる。
本発明に係る発電設備は、前記蒸気を排気する蒸気タービンと、前記蒸気タービンにより得られる回転動力を基に発電を行う発電装置と、上記のいずれかに記載の復水器とを備える。
このようにすることで、復水部の下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却部を設けつつ、冷却部の設置面積を小さくした復水器を備える発電設備を提供することができる。
本発明によれば、復水部の下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却部を設けつつ、冷却部の設置面積を小さくすることができる復水器、復水システム、および発電設備を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる復水システムを示す系統図である。 図1に示す復水器の横断面図である。 図2に示す復水器のA−A矢視断面図である。 図2に示す復水器のB−B矢視断面図である。 本実施形態の比較例の復水器の平面図である。 図5に示す復水器のC−C矢視断面図である。 図5に示す復水器のD−D矢視断面図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の復水システム100は、対流型地熱発電設備や高温岩体型地熱発電に適用可能である。対流側型地熱発電設備は、火山活動による地熱で高温となった蒸気や高温の地下水を地上に汲み出すことにより、発電に必要な蒸気を得る設備である。一方、高温岩体型地熱発電設備は、地熱により高温となった地層に注水を行うことにより、発電に必要な蒸気を得る設備である。高温岩体型地熱発電設備は、地下に注水を行うための坑井を有している。
図1に示すように、本実施形態の復水システム100を含む発電設備は、蒸気タービン10と、復水器20と、冷却塔30と、エジェクタ40と、中間冷却器50とを備える。
ここで、図2は、復水器20の横断面図である。すなわち、復水器20の高さ方向の略中間位置を断面とし、その断面を復水器20の上方からみた図となっている。排出口27は、横断面図には表れないので、仮想線(2点鎖線)にて、その位置が示されている。
図2に示すように、蒸気タービン10から排出された蒸気は、復水器20の中間胴20aから導入され、復水室20b(復水部)に導かれる。復水室20bに導入された蒸気は冷却され、冷却室20cに導入される。冷却室20cに導入された蒸気は、更に冷却され、復水器20の外部に排出される。
冷却室20cは、復水室20bから排出される蒸気の一部が導入される第1流路20dと、復水室20bから排出される蒸気の他の一部が導入される第2流路20eとを備えている。第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれを形成する筐体は箱型となっており、図2中に矢印で示される復水室20bにおける蒸気の流通方向と一致する復水室20の長さ方向(以下、第1方向という。)の長さがLとなっており、それに流通方向に直交する復水室20bの幅方向(以下、第2方向という。)の長さがW1となっている。
図2に示すように、第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれを形成する筐体の第1方向の長さLが短く、第2方向の長さW1が長くなっている。また、第1流路20dおよび第2流路20eからなる冷却室20cの第2方向の長さは、長さW1の2倍の長さとなっている。そして、冷却室20cの第2方向の長さは、復水室20bの第2方向の長さW0と一致している。
図4に示すように、第1流路20dに導入される一部の蒸気は、第2方向に沿って第1流路20d内を流通する。また、第2流路20eに導入される一部の蒸気は、復水室20bの幅方向に沿って第2流路20e内を流通する。第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれは、流通方向の長さLが短く、復水室20bの幅方向の長さW1が長い箱型の筐体内に形成されている。そのため、冷却室20cに導入された蒸気は、復水室20bの幅方向に沿って第1流路20dおよび第2流路20e内を流通し、十分に冷却された状態で復水器20の外部に排出される。このようにすることで、復水室20bの下流側に冷却室20cを設けつつ、流通方向における冷却室20cの長さLを短くして復水器20の全長が長くなることを避けることができる。
以下、本実施形態の復水システム100の各部について説明する。
蒸気タービン10は、地中から噴出する蒸気または熱水を、気水分離器(不図示)などで減圧することにより得られる蒸気により発電装置(不図示)を駆動する装置である。気水分離器(不図示)などで減圧された蒸気は、蒸気導入流路1を介して蒸気タービン10に導入される。発電装置は、蒸気タービンにより得られる回転動力を基に発電を行う。
蒸気タービン10に導入された蒸気は、蒸気タービン10を回転させる動力として仕事をした後に排出され、復水器20の中間胴20aを介して復水室20bに導入される。復水室20b内は、蒸気タービン10の起動時には、エジェクタや真空ポンプなどの空気抽出器(不図示)により減圧される。また、蒸気タービン10の通常運転時には復水器20が蒸気タービン10から導入される蒸気を冷却することにより復水器20の内部が減圧された状態となる。蒸気タービン10から復水器20に導入される蒸気の温度は、諸処の条件により変化するが、約50℃である。
復水室20bの中間胴20a側の側面には、導入口21が設けられている。中間胴20aの復水室20b側の側面と、復水室20bの中間胴20a側の側面とは、導入口21を介して連通した状態となっている。
一方、復水室20bの冷却室20c側の側面には、第1開口部22と、第2開口部23とが設けられている。
第1開口部22には復水室20bで冷却された蒸気の一部が導入され、第2開口部23には復水室20bで冷却された蒸気の他の一部が導入される。図2に示す様に、第1開口部22の第2方向の幅と、第2開口部23の第2方向の幅とは同幅となっている。したがって、復水室20bで冷却された蒸気(約50℃)は、第1開口部22と第2開口部23のそれぞれに、半分に分割されて導入される。
復水室20bの内部には、内部に冷却水が流通する円筒形状の噴霧管24(噴霧管24a,24b,24cを含む)が、図2および図3に示すように、複数配置されている。複数の噴霧管24のそれぞれには、高さ方向の異なる位置、かつ、横断面における周方向の異なる位置(図2中では90°ずつの4箇所の位置)に、冷却水を噴霧する噴霧口が設けられている。噴霧管11は、復水室20bの底部から鉛直方向の上方に向けて延在するように配設されている。
複数の噴霧管24のそれぞれは、下端部がヘッダ25に連結されており、上端部が封止されている。ヘッダ25には冷却水供給流路60を介して冷却塔30から送水される冷却水が供給されている。ヘッダに供給された冷却水は、複数の噴霧管24のそれぞれに供給され、各噴霧管24が備える噴霧口から復水室20bの内部に放射状に噴霧される。復水室20bの内部を流通する蒸気と、噴霧口から噴霧された冷却水が直接接触することにより、蒸気が冷却される。
図3に示すように、複数の噴霧管24は、開口部21のおける蒸気の進行方向に対して略垂直となるように所定の間隔で配設されている。開口部21は、噴霧管24の噴霧口に対向する位置に設けられている。これにより、中間胴20aから開口部21を介して復水室20bに導入される蒸気が、冷却水により十分に冷却されるようになっている。
復水室20bでの冷却により凝縮した蒸気と、噴霧管24から噴霧された冷却水は、図3に示す復水室20bの底部に設けられたホットウェル26に貯留水として貯留される。一方、復水室20bでの冷却では凝縮しなかった蒸気は、その一部が第1開口部22を介して第1流路20dに流入し、他の一部が第2開口部23を介して第2流路20eに流入する。
図3および図4に示すように、第1開口部22は第1流路20dを形成する筐体の下方に設けられており、第2開口部23は第2流路20eを形成する筐体の下方に設けられている。
図2で流通方向が矢印で示される蒸気は、流通方向を変えずに復水室20bを通過し、第1開口部22および第2開口部23を介して、それぞれ第1流路20dおよび第2流路20eに導入される。
第1流路20dに導入された蒸気の流通方向は、図2に示す流通方向(第1方向)から、第1方向に直交する第2方向に切り換えられる。図4に矢印で示すように、第1流路20dは、第1開口部22から導入されて第2方向に流通方向が切り換えられた蒸気を、第1流路20dを形成する筐体の端部で折り返しながら、下方から上方に流通させる。第1流路20dの最上部に到達した蒸気は、排出口27を介して復水器20の外部に排出される。
また、第2流路20eに導入された蒸気の流通方向は、図2に示す流通方向(第1方向)から、第1方向に直交する第2方向に切り換えられる。図4に矢印で示すように、第2流路20eは、第2開口部23から導入されて第2方向に流通方向が切り換えられた蒸気を、第2流路20eを形成する筐体の端部で折り返しながら、下方から上方に流通させる。第2流路20eの最上部に到達した蒸気は、排出口27を介して復水器20の外部に排出される。
図3および図4に示すように、第1流路20dは、第1流路20dを形成する筐体の高さ方向の複数の位置に配置される多孔板28(28a,28b,28c)により仕切られて形成される流路である。各多孔板28には、図4中に斜線で示されるように、複数の孔が形成された多孔部が形成されている。
図4に示すように、第1流路20dの筐体の上部には、最上段に配置される多孔板28cに冷却水を供給する供給部61aが設けられている。供給部61aには、冷却水供給流路60から分岐した分岐流路61を介して冷却塔30からの冷却水が供給される。供給部61aに供給された冷却水は、最上段に配置される多孔板28cに供給され、多孔板28cの多孔部に設けられた孔を介して下段の多孔板28bに滴下する。同様に、多孔板28bに供給された冷却水は、多孔板28bに設けられた孔を介して最下段の多孔板28aに滴下する。更に、多孔板28aに供給された冷却水は、多孔板28aに設けられた孔を介してホットウェル26に滴下する。
図3および図4に示すように、第2流路20eは、第2流路20eを形成する筐体の高さ方向の複数の位置に配置される多孔板29(29a,29b,29c)により仕切られて形成される流路である。各多孔板29には、図4中に斜線で示されるように、複数の孔が形成された多孔部が形成されている。
図4に示すように、第2流路20eの筐体の上部には、最上段に配置される多孔板29cに冷却水を供給する供給部61bが設けられている。供給部61bには、冷却水供給流路60から分岐した分岐流路61を介して冷却塔30からの冷却水が供給される。供給部61bに供給された冷却水は、最上段に配置される多孔板29cに供給され、多孔板29cの多孔部に設けられた孔を介して下段の多孔板29bに滴下する。同様に、多孔板29bに供給された冷却水は、多孔板29bに設けられた孔を介して最下段の多孔板29aに滴下する。更に、多孔板29aに供給された冷却水は、多孔板29aに設けられた孔を介してホットウェル26に滴下する。
このように、供給部61a,61bから供給された冷却水は、第1流路20d,第2流路20eの上方から下方に向けて滴下する。複数の多孔板28のそれぞれの間には、第1開口部22から流入した蒸気が通過するようになっており、これらの蒸気は、上段の多孔板28から下段の多孔板28に滴下する冷却水により冷却される。同様に、複数の多孔板29のそれぞれの間には、第2開口部23から流入した蒸気が通過するようになっており、これらの蒸気は、上段の多孔板29から下段の多孔板29に滴下する冷却水により冷却される。
復水器20の排出口27から排出された蒸気は、排出流路41を介してエジェクタ40に供給される。エジェクタ40は、蒸気導入流路1から供給される蒸気を噴射することにより内部に負圧を発生させ、その負圧によって排出流路41内の蒸気を排出流路42に排出する装置である。負圧の大きさは、蒸気導入流路1に設けられた調整弁70により調整されるようになっている。
エジェクタ40によって排出流路42に排出された蒸気は、中間冷却器50に導入される。中間冷却器50には、冷却塔30からの冷却水が、冷却水供給流路60から分岐した分岐流路62を介して供給される。中間冷却器50に導入された蒸気(約25℃)は、分岐流路62から供給される冷却水(約20℃)によって冷却される。中間冷却器50による冷却により凝縮した蒸気と、分岐流路62を介して供給された冷却水は、流路63を介してホットウェル26に供給される。流路63を介してホットウェル26に戻る冷却水は、約40℃となっている。中間冷却器50により冷却された蒸気は、ブロワ80によって冷却塔30に導かれ、外部(大気中)に排出される。
次に、ホットウェル26に貯留された貯留水の循環について説明する。
ホットウェル26に貯留された貯留水(約45℃)は、貯留水送水流路91に設けられたホットウェルポンプ90により、貯留水送水流路91を介して、ホットウェル26から冷却塔30に送水される。
冷却塔30は、貯留水送水流路91を介して供給される貯留水を散水装置により散水して貯留水を冷却する。冷却塔30により冷却された貯留水は、冷却水(約20℃)となって、冷却水供給流路60に供給される。
次に、本実施形態の比較例の復水器20′について、図5から図7を参照して説明する。本実施形態の復水器20と、比較例の復水器20′とは、冷却部の構造が異なる点を除き、同様であるものとする。
本実施形態の復水器20の冷却部20cは、図3に示すように復水室20bにおける蒸気の流通方向(第1方向)の長さLが短く、第1方向に直交する第2方向の長さW0が長いものであった。
それに対して、比較例の復水器20′の冷却室20fは、図5に示すように復水室20bにおける蒸気の流通方向(第1方向)の長さL′が長く、第1方向に直交する第2方向の長さW2が短いものである。
比較例の復水器20′の冷却室20fの構造を、図5に示すように第2方向が短い形状としているのは、この幅を復水室20bと同幅のW0とすると、冷却室20f内で流通する蒸気の流速を十分な速度とすることができないからである。冷却室20f内で流通する蒸気の流速を十分な速度とするには、流路内で蒸気が流通する流通方向に直交する方向の長さ(図5では幅W2)を、復水室20bの幅W0よりも短くする必要がある。
冷却室20fの第2方向の長さW2を短くする場合、比較例の冷却室20fにおいて本実施形態の冷却室20cと同様の冷却効果を得るには、冷却室20fに形成される流路の長さを保つために、第1方向の長さL′を長くする必要がある。図6に示すように、第1方向の長さL′を長くすることにより、冷却室20fの第1方向の端部で折り返しながら蒸気が流通する流路を形成し、冷却効果を得ることができる。この場合、図3および図5を対比すると明らかなように、本実施形態の復水器20よりも比較例の復水器20′の方が、復水器の全長が長くなる。また、図5および図7に示すように、比較例の復水器20′の方が、冷却室20fの両側部にデッドスペース(図中の×印)ができてしまう。
このように、本実施形態の冷却室20cと、比較例の冷却室20fによれば、同様の冷却効果を得られるが、本実施形態の冷却室20cの方が復水器の全長を短くし、デットスペースができるのを避けることができる。
以上説明した本実施形態の復水システム100が備える復水器20が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の復水器20によれば、蒸気タービン10から排出された蒸気の一部が復水室20b(復水部)にて凝縮し、復水室20bにて凝縮されなかった蒸気が冷却室20c(冷却部)に導入される。冷却室20cに導入される蒸気は、その一部が第1流路20dに導入され、他の一部が第2流路20eに導入される。復水室20bから蒸気の流路方向(第1方向)に沿って冷却室20cに流入した蒸気の流通方向は、冷却室20c内で第1方向から第2方向に切り替えられる。第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれは、復水室20bにおける蒸気の流通方向と一致する第1方向が短く、第1方向に直交する第2方向が長い箱型の筐体内に形成されている。そのため、冷却室20cに導入された蒸気は、第2方向に沿って第1流路20dおよび第2流路20e内を流通し、十分に冷却された状態で外部に排出される。
このようにすることで、復水室20bの下流側に冷却室20cを設けつつ、復水室20bにおける蒸気の流通方向における冷却室20cの長さを短くして復水器20の全長が長くなることを避けることができる。
したがって、本実施形態の復水器20によれば、復水室20bの下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却室20cを設けつつ、冷却室20cの設置面積を小さくすることができる。
本実施形態の復水器20は、冷却室20cの第2方向の長さが、復水室20bの第2方向の長さと一致している。
このようにすることで、冷却室20cの第2方向の長さW0が復水室20bの第2方向の長さ(復水器20の幅W0)を超えないようにしつつ、冷却室20cにおける流路の長さを最大限に確保することができる。
本実施形態の復水器20は、復水室20bから第1流路20dに蒸気の一部が導入される第1開口部22と、復水室20bから第2流路20eに蒸気の他の一部が導入される第2開口部23とが、それぞれ筐体の下方に設けられている。また、第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれは、筐体の下方から導入される蒸気を第2方向の端部で折り返しながら下方から上方に流通させ、筐体の上方から蒸気を外部に排出する。
このような本実施形態の復水器20によれば、第1流路20dが形成される筐体の下方の第1開口部22から導入される蒸気は、第2方向の端部で折り返しながら筐体の高さ方向の下方から上方に徐々に流通し、外部に排出される。同様に、第2流路20eが形成される筐体の下方の第2開口部23から導入される蒸気は、第2方向の端部で折り返しながら筐体の高さ方向の下方から上方に徐々に流通し、外部に排出される。
このようにすることで、折り返しの回数に応じた分だけ十分に流路長が確保された流路において、十分に蒸気を冷却することができる。
本実施形態の復水器20は、第1流路20dおよび第2流路20eのそれぞれは、筐体の高さ方向の複数の位置に配置され複数の孔が形成された複数の多孔板28,29により仕切られて形成される流路であり、筐体の高さ方向の最上段に配置される多孔板28c,29cに冷却水を供給する供給部61a,61bを備える。
このような本実施形態の復水器20によれば、筐体の高さ方向の最上段に配置される多孔板28c,29cに冷却水が供給され、その多孔板28c,29cから下方の多孔板に段階的に冷却水が滴下する。上方の多孔板から下方の多孔板に冷却水が滴下する際に、第1流路20d,第2流路20eを流通する蒸気が冷却される。
このようにすることで、筐体の下方から上方に向けて流通する蒸気を、段階的に効率よく冷却することができる。
本実施形態の復水システム100は、復水室20bの底部に設けられたホットウェル26と、ホットウェル26に貯留された貯留水を冷却する冷却塔30と、貯留水を冷却塔30へ送水する貯留水送水流路91と、冷却塔30で冷却された冷却水を復水室20bへ送水する冷却水供給流路60と、復水器20とを備える。
このようにすることで、復水室20bの下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却室20cを設けつつ、冷却室20cの設置面積を小さくした復水器20を備える復水システム100を提供することができる。
本実施形態の発電設備は、蒸気を排気する蒸気タービン10と、蒸気タービン10により得られる回転動力を基に発電を行う発電装置と、復水器20とを備える。
このようにすることで、復水室20bの下流側に非凝縮気体等を含む蒸気を更に凝縮させる冷却室20cを設けつつ、冷却室20cの設置面積を小さくした復水器20を備える発電設備を提供することができる。
本実施形態においては、図2に示すように、冷却室20cの第2方向の長さを復水室20bの幅W0と一致させるようにしたが、他の態様であってもよい。具体的には、第1流路20dおよび第2流路20eによる冷却効果が十分に発揮できる範囲内で、冷却室20cの第2方向の長さを復水室20bの幅W0よりも短くしてもよい。このようにしても、復水器20の全長は長くならず、復水器20の設置面積が増加することもない。
1 蒸気導入流路
10 蒸気タービン
20 復水器
20a 中間胴
20b 復水室(復水部)
20c 冷却室(冷却部)
20d 第1流路
20e 第2流路
22 第1開口部
23 第2開口部
24 噴霧管
26 ホットウェル
30 冷却塔
60 冷却水供給流路
91 貯留水送水流路
100 復水システム

Claims (6)

  1. 蒸気タービンから排出された蒸気が導入され、複数の噴霧管から噴霧される冷却水により前記蒸気を冷却する復水部と、
    該復水部により冷却された前記蒸気が導入され、該蒸気を冷却して外部へ排出する冷却部と、を備え、
    前記冷却部が、前記復水部から排出される前記蒸気の一部が導入される第1流路と、前記復水部から排出される前記蒸気の他の一部が導入される第2流路とを備えており、
    前記第1流路および前記第2流路のそれぞれが、前記復水部における前記蒸気の流通方向と一致する第1方向が短く該第1方向に直交する第2方向が長い筐体内に形成されている復水器。
  2. 前記冷却部の前記第2方向の長さが、前記復水部の前記第2方向の長さと一致している請求項1に記載の復水器。
  3. 前記復水部から前記第1流路に前記蒸気の一部が導入される第1開口部と、前記復水部から前記第2流路に前記蒸気の他の一部が導入される第2開口部とが、それぞれ前記筐体の下方に設けられており、
    前記第1流路および前記第2流路のそれぞれは、前記筐体の下方から導入される前記蒸気を前記第2方向の端部で折り返しながら下方から上方に流通させ、前記筐体の上方から前記蒸気を外部に排出する請求項1または請求項2に記載の復水器。
  4. 前記第1流路および前記第2流路のそれぞれは、前記筐体の高さ方向の複数の位置に配置され複数の孔が形成された複数の多孔板により仕切られて形成される流路であり、
    前記筐体の高さ方向の最上段に配置される前記多孔板に冷却水を供給する供給部を備える請求項3に記載の復水器。
  5. 前記復水部の底部に設けられたホットウェルと、
    前記ホットウェルに貯留された貯留水を冷却する冷却塔と、
    前記貯留水を前記冷却塔へ送水する貯留水送水流路と、
    前記冷却塔で冷却された冷却水を前記復水部へ送水する冷却水供給流路と、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の復水器と、
    を備える復水システム。
  6. 前記蒸気を排気する蒸気タービンと、
    前記蒸気タービンにより得られる回転動力を基に発電を行う発電装置と、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の復水器と、
    を備える発電設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017067377A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社東芝 復水器
CN107631343A (zh) * 2017-10-16 2018-01-26 山西三水能源股份有限公司 一种超低温余热利用热电协同供热技术

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