JP2015113958A - 変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無段変速機と有段変速機のうち燃料消費率の少ない変速機を使用することで燃費を向上させることができる変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】アクセル開度センサ12の検出したアクセル開度、および、車速センサ13の検出した車速、に基づいて自動変速機30の無段変速部37および有段変速部38の燃料消費率を算出する燃料消費率算出部11bと、無段変速部37の燃料消費率と有段変速部38の燃料消費率を比較する比較部11cと、比較部11cの比較結果に基づいて、燃料消費率の小さい変速部を使用するように切り替える切替制御部11aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、変速機の制御装置に関し、詳しくは、無段変速機と有段変速機を備えた変速機の制御装置に関する。
従来、車両の変速機構として、発進時や低速走行時に高トルクの出力が可能な無段変速機構(CVT:Continuously Variable Transmission)と、高速走行時にトルクを効率よく伝達することが可能な有段変速機構とが知られている。
特許文献1、特許文献2には、無段変速機構の変速機と有段変速機構の変速機の両方を備え、低車速においては無段変速機を、高車速においては有段変速機を使うように2つの変速機構を切り替えて燃費の向上を図る変速機が記載されている。
特開2006−248341号公報 特開2008−180256号公報
しかしながら、このような変速機にあっては、車速のみにより無段変速機と有段変速機とを切り替えているため、車速以外の要因によっては燃費が向上しない場合もある。
そこで、本発明は、無段変速機と有段変速機のうち燃料消費率の少ない変速機を使用することで燃費を向上させることができる変速機の制御装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様は、内燃機関から出力される駆動力を無段階で変速する無段変速部および内燃機関から出力される駆動力を多段階に変速する多段変速部を切替可能に有する自動変速機の、無段変速部と有段変速部とを予め設定された条件に基づいて切り替える切替制御部と、無段変速部で走行した場合の第1の燃料消費率および有段変速部で走行した場合の第2の燃料消費率を算出する燃料消費率算出部と、第1の燃料消費率と第2の燃料消費率との比較を行う比較部と、を備え、切替制御部は、比較部の結果により燃料消費率の小さい変速部に切り替えることを特徴とするものである。
このように、上記の第1の態様によれば、無段変速部の燃料消費率と有段変速部の燃料消費率を算出し、燃料消費率の小さい変速部に切り替えて走行するため、燃費を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る変速機の制御装置を示す図であり、その概念ブロック図である。 図2は、その無段変速部の変速マップの例を示す図である。 図3は、そのトルクマップの例を示す図である。 図4は、その燃料消費マップの例を示す図である。 図5は、その無段変速部の効率マップの例を示す図である。 図6は、その有段変速部の変速マップの例を示す図である。 図7は、その有段変速部のギヤ比マップの例を示す図である。 図8は、その有段変速部の効率マップの例を示す図である。 図9は、その処理手順を説明するフローチャートである。 図10は、その変形例を示す概念ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図10は本発明の一実施形態に係る変速機の制御装置を示す図である。
図1において、変速機の制御装置10は、エンジン(内燃機関)20を走行駆動源とする車両に搭載され、エンジン20の運転状態に応じた変速比を自動変速機30に選択させるなどの変速制御を行うものである。
エンジン20のクランクシャフト21は、自動変速機30に接続される。クランクシャフト21の出力は、自動変速機30内部で、例えば、ギヤを介して第1、第2中間シャフト31a、31bに回転速度を変えずに分配される。
第1中間シャフト31aは、第1フォワードクラッチ32aを介して無段変速部37に接続される。無段変速部37の出力は、例えば、ギヤを介して自動変速機30のアウトプットシャフト39に伝達される。
第2中間シャフト31bは、第2フォワードクラッチ32bを介して有段変速部38に接続される。有段変速部38の出力は、例えば、ギヤを介して自動変速機30のアウトプットシャフト39に伝達される。
アウトプットシャフト39は、ディファレンシャルギヤ41に接続される。アウトプットシャフト39の出力は、ディファレンシャルギヤ41や車軸42などを介してタイヤ43に伝達される。無段変速部37と有段変速部38は、第1、第2フォワードクラッチ32a、32bの制御により、どちらか一方がエンジン20の出力をアウトプットシャフト39に伝達するようになっている。
無段変速部37は、例えば、ベルト式CVTにより構成される。有段変速部38は、例えば、アクチュエータによって変速操作(ギヤ段の切り替え)を自動的に行う自動化マニュアルトランスミッション(AMT)により構成される。
第1、第2フォワードクラッチ32a、32bは、例えば、乾式単板式の摩擦クラッチにより構成され、第1、第2中間シャフト31a、31bと一体的に回転する円板形状の第1、第2フライホイール33a、33bと、この第1、第2フライホイール33a、33bに対して係脱可能かつ第1、第2インプットシャフト35a、35bと一体回転する第1、第2クラッチディスク34a、34bと、油圧式の第1、第2クラッチアクチュエータ36a、36bと、を備えている。
このフォワードクラッチ32は、クラッチアクチュエータ36の油圧の制御により、クラッチディスク34を軸方向に変位させることにより、クラッチディスク34がフライホイール33に係合し、中間シャフト31の回転をインプットシャフト35に伝達する伝達状態と、クラッチディスク34がフライホイール33から離脱し、中間シャフト31からインプットシャフト35への回転の伝達を遮断する遮断状態と、の間で切り替わるようになっている。
このクラッチアクチュエータ36によるクラッチディスク34の変位量をクラッチストロークといい、変速ECU(Electronic Control Unit)11は、クラッチアクチュエータの油圧によりクラッチストロークを制御するとともに、クラッチストロークによりフォワードクラッチ32の伝達状態を検知することができるようになっている。
このような自動変速機30の制御装置10は、アクセル開度センサ12と、車速センサ13と、変速ECU11と、を備えて構成されている。
アクセル開度センサ12は、アクセルペダルを踏まれることにより調整される車速の加減速操作を検出するものであり、変速ECU11は、このアクセル開度によりエンジン20の運転状態を検知するようになっている。
車速センサ13は、車両の走行速度をエンジンの駆動軸などの回転速度などから検出するものであり、変速ECU11は、この車速によりエンジン20の運転状態を検知するようになっている。
変速ECU11は、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備え、予めメモリ内に格納されている各種制御プログラムに従ってエンジン20の運転状態に応じた変速比を自動変速機30に選択させるなどの変速制御を実行する。
この変速ECU11は、アクセル開度センサ12や車速センサ13により検知したエンジン20の運転状態に基づき、無段変速部37を使った場合と、有段変速部38を使った場合との燃料消費率を算出し、燃料消費率の小さい変速部を使うように切り替える切替制御を実行する。
変速ECU11は、第1、第2クラッチアクチュエータ36a、36bのクラッチストロークにより、第1、第2フォワードクラッチ32a、32bが、中間シャフト31の回転数とインプットシャフト35の回転数が同じとなる完全伝達状態であるか判定する。
第1、第2フォワードクラッチ32a、32bのいずれか一方が完全伝達状態あれば、無段変速部37と有段変速部38の切替制御を実行する。フォワードクラッチ32が完全伝達状態で無い場合は、発進時や有段変速部38の変速時であることが考えられ、そのタイミングで変速部が切り替わると発進または変速のもたつきを助長し、ドライバビリティが悪化するため、現在の変速部を継続して使用する。
無段変速部37と有段変速部38の切替制御を開始すると、変速ECU11は、アクセル開度a[%]と車速b[km/h]を取得し、燃料消費率を算出する。
<無段変速部の燃料消費率算出>
無段変速部37の場合、変速ECU11は、例えば、図2に示すようなアクセル開度[%]と車速[km/h]に対応した無段変速部37のギヤ比が設定された無段変速部37の変速マップにより、アクセル開度a[%]と車速b[km/h]から無段変速部ギヤ比iを求める。この無段変速部37の変速マップは、無段変速部37の仕様により定まるものであり、試験等により求めてもよい。
また、変速ECU11は、車速b[km/h]と無段変速部ギヤ比iから、下記の式(1)によりエンジン回転数c[rpm]を算出する。
c[rpm]=b×100/6/(2×π×r)/i…(1)
ここで、πは円周率、rはタイヤ43の半径である。
また、変速ECU11は、例えば、図3に示すようなアクセル開度[%]とエンジン回転数[rpm]に対応したエンジントルク[Nm]が設定されたトルクマップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c[rpm]からエンジントルクd[Nm]を求める。このトルクマップは、エンジン20の仕様により定まるものであり、試験等により求めてもよい。
また、変速ECU11は、例えば、図4に示すようなアクセル開度[%]とエンジン回転数[rpm]に対応した燃料消費量[L/h]が設定された燃料消費マップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c[rpm]から燃料消費量e[L/h]を求める。この燃料消費量マップは、エンジン20の仕様により定まるものであり、試験等により求めてもよい。
また、変速ECU11は、例えば、図5に示すような、無段変速部37のギヤ比ごとに用意された、エンジン回転数[rpm]とエンジントルク[Nm]に対応した無段変速部効率が設定された無段変速部37の効率マップにより、エンジン回転数c[rpm]とエンジントルクd[Nm]から無段変速部効率fを求める。
この無段変速効率マップは、無段変速部37の仕様により定まるものであり、試験等により求めてもよい。なお、図5では、無段変速部37のギヤ比を高(Hi)、中(Mid)、低(Low)の三段階に分けて効率マップを用意しており、上述の方法により求めたギヤ比が予め設定された閾値により三段階に分類され、該当する効率マップにより無段変速部効率fが求められる。
また、変速ECU11は、エンジン回転数c[rpm]、エンジントルクd[Nm]、無段変速部効率fから、下記の式(2)によりエンジン駆動輪出力g[kW]を算出する。
g[kW]=c×d×2×π/60000×f…(2)
また、変速ECU11は、燃料消費量e[L/h]とエンジン駆動輪出力g[kW]から、下記の式(3)により燃料消費率h[L/kWh]を算出する。
h[L/kWh]=e/g…(3)
<有段変速部の燃料消費率算出>
有段変速部38の場合、変速ECU11は、例えば、図6に示すようなアクセル開度[%]とギヤ段に対応した車速[km/h]が設定された有段変速部38の変速マップにより、アクセル開度a[%]と車速b[km/h]から有段変速部ギヤ段j’を求める。
この有段変速部38の変速マップは、有段変速部38の仕様により定まるものであり、試験等により求めてもよい。なお、図6では、アクセル開度[%]と車速[km/h]から有段変速部38の変速動作として、一速から二速にシフトアップ(1−2Up)、二速から一速にシフトダウン(2−1Dw)などがわかるようになっており、この変速動作の動作後のギヤ段が求めるギヤ段となる。
また、変速ECU11は、図7に示すようなギヤ段に対応するギヤ比が設定されたギヤ比マップにより、有段変速部ギヤ段j’から有段変速部ギヤ比i’を求める。このギヤ比マップは、有段変速部38の仕様により定まるものである。
また、変速ECU11は、車速b[km/h]と有段変速部ギヤ比i’から、下記の式(4)によりエンジン回転数c’[rpm]を算出する。
c’[rpm]=b×100/6/(2×π×r)/i’…(4)
ここで、πは円周率、rはタイヤ43の半径である。
また、変速ECU11は、例えば、図3に示すようなアクセル開度[%]とエンジン回転数[rpm]に対応したエンジントルク[Nm]が設定されたトルクマップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c’[rpm]からエンジントルクd’[Nm]を求める。
また、変速ECU11は、例えば、図4に示すようなアクセル開度[%]とエンジン回転数[rpm]に対応した燃料消費量[L/h]が設定された燃料消費マップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c’[rpm]から燃料消費量e’[L/h]を求める。
また、変速ECU11は、例えば、図8に示すような、ギヤ段ごとに用意した、エンジン回転数[rpm]とエンジントルク[Nm]に対応した有段変速部効率が設定された有段変速部38の効率マップにより、エンジン回転数c’[rpm]とエンジントルクd’[Nm]から有段変速部効率f’を求める。
この有段変速部38の効率マップは、有段変速部38の仕様により定まるものであり、試験等により求めてもよい。なお、図8では、有段変速部38のギヤ段毎に効率マップを用意しており、上述の方法により求めたギヤ段が予め設定された閾値により分類され、該当する効率マップにより有段変速部効率f’が求められる。
また、変速ECU11は、エンジン回転数c’[rpm]、エンジントルクd’[Nm]、有段変速部効率f’から、下記の式(5)によりエンジン駆動輪出力g’[kW]を算出する。
g’[kW]=c’×d’×2×π/60000×f’…(5)
また、変速ECU11は、燃料消費量e’[L/h]とエンジン駆動輪出力g’[kW]から、下記の式(6)により燃料消費率h’[L/kWh]を算出する。すなわち、変速ECU11は、燃料消費率算出部11bを構成する。
h’[L/kWh]=e’/g’…(6)
そして、変速ECU11は、算出した無段変速部37の燃料消費率hと有段変速部38の燃料消費率h’とを比較し、燃料消費率hと燃料消費率h’が等しければ、現在の変速部を継続して使用する。
燃料消費率hのほうが燃料消費率h’よりも小さい場合、変速ECU11は、第1フォワードクラッチ32aを伝達状態とするとともに、第2フォワードクラッチ32bを遮断状態とすることで、無段変速部37を使用しての走行を行わせる。
燃料消費率h’のほうが燃料消費率hよりも小さい場合、変速ECU11は、第2フォワードクラッチ32bを伝達状態とするとともに、第1フォワードクラッチ32aを遮断状態とすることで、有段変速部38を使用しての走行を行わせる。すなわち、変速ECU11は、比較部11c、切替制御部11aを構成する。
以上のように構成された本発明の実施形態に係る変速機の制御装置10による変速部の切替制御動作について図9を参照して説明する。なお、以下に説明する変速部の切替制御動作は、変速ECU11の動作開始と同時に開始され、予め設定された時間間隔で繰り返し実行される。
まず、変速ECU11は、第1、第2フォワードクラッチ32a、32bのどちらかが完全伝達状態であるか否かを判定する(ステップS11)。
どちらも完全伝達状態で無いと判定した場合、変速ECU11は、現在の変速部を継続して使用することとし(ステップS35)、処理を終了する。
どちらかが完全伝達状態であると判定した場合、変速ECU11は、アクセル開度a[%]と車速b[km/h]を取得する(ステップS12)。
そして、変速ECU11は、無段変速部37の燃料消費率hと有段変速部38の燃料消費率h’を同時に算出する。
まず、無段変速部37の燃料消費率hの算出手順について説明する。変速ECU11は、無段変速部37の変速マップにより、アクセル開度a[%]と車速b[km/h]から無段変速部ギヤ比iを求める(ステップS13)。
次いで、変速ECU11は、上述の式(1)によりエンジン回転数c[rpm]を算出する(ステップS14)。
次いで、変速ECU11は、エンジン20のトルクマップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c[rpm]に対応したエンジントルクd[Nm]を求め(ステップS15)、エンジンの燃料消費マップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c[rpm]に対応した燃料消費量e[L/h]を求める(ステップS16)。
次いで、変速ECU11は、無段変速部37の効率マップにより、エンジン回転数c[rpm]とエンジントルクd[Nm]に対応した無段変速部効率fを求める(ステップS17)。
次いで、変速ECU11は、上述の式(2)によりエンジン駆動輪出力g[kW]を算出し(ステップS18)、上述の式(3)により燃料消費率h[L/kWh]を算出する(ステップS19)。
次に、有段変速部38の燃料消費率h’の算出手順について説明する。変速ECU11は、有段変速部38の変速マップにより、アクセル開度a[%]と車速b[km/h]から有段変速部ギヤ段j’を求める(ステップS21)。
次いで、変速ECU11は、ギヤ比マップにより、有段変速部ギヤ段j’から有段変速部ギヤ比i’を求める(ステップS22)。
次いで、変速ECU11は、上述の式(4)によりエンジン回転数c’[rpm]を算出する(ステップS23)。
次いで、変速ECU11は、エンジン20のトルクマップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c’[rpm]に対応したエンジントルクd’[Nm]を求め(ステップS24)、エンジン20の燃料消費マップにより、アクセル開度a[%]とエンジン回転数c’[rpm]に対応した燃料消費量e’[L/h]を求める(ステップS25)。
次いで、変速ECU11は、有段変速部38の効率マップにより、エンジン回転数c’[rpm]とエンジントルクd’[Nm]に対応した有段変速部効率f’を求める(ステップS26)。
次いで、変速ECU11は、上述の式(5)によりエンジン駆動輪出力g’[kW]を算出し(ステップS27)、上述の式(6)により燃料消費率h’[L/kWh]を算出する(ステップS28)。
そして、変速ECU11は、無段変速部37の燃料消費率hと有段変速部38の燃料消費率h’が等しいか否かを判定する(ステップS29)。
無段変速部37の燃料消費率hと有段変速部38の燃料消費率h’が等しい場合、変速ECU11は、現在の変速部を継続して使用することとし(ステップS31)、処理を終了する。
無段変速部37の燃料消費率hと有段変速部38の燃料消費率h’が等しくない場合、変速ECU11は、無段変速部37の燃料消費率hが有段変速部38の燃料消費率h’より小さいか否かを判定する(ステップS32)。
無段変速部37の燃料消費率hが有段変速部38の燃料消費率h’より小さい場合、変速ECU11は、無段変速部37を使用しての走行を開始する(ステップS33)。
無段変速部37の燃料消費率hが有段変速部38の燃料消費率h’より大きい場合、変速ECU11は、有段変速部38を使用しての走行を開始する(ステップS34)。
したがって、無段変速部の燃料消費率hと有段変速部の燃料消費率h’とを求め、燃料消費率の小さい変速部を使って走行を行っているため、車速のみで変速部を切り替えた場合に比べて燃費を向上させることができる。
なお、図10に示すように、変速部とアウトプットシャフト39の間に第1、第2リアクラッチ51a、51bを設け、動力伝達していない変換部に接続されたリアクラッチ51を遮断状態にするようにすれば、走行抵抗を減らして燃費をさらに向上させることができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
10 制御装置
11 変速ECU
11a 切替制御部
11b 燃料消費率算出部
11c 比較部
12 アクセル開度センサ
13 車速センサ
20 エンジン
30 自動変速機
32a 第1フォワードクラッチ
32b 第2フォワードクラッチ
37 無段変速部
38 有段変速部
51a 第1リアクラッチ
51b 第2リアクラッチ

Claims (1)

  1. 内燃機関から出力される駆動力を無段階で変速する無段変速部および前記内燃機関から出力される駆動力を多段階に変速する多段変速部を切替可能に有する自動変速機の、前記無段変速部と前記有段変速部とを予め設定された条件に基づいて切り替える切替制御部と、
    前記無段変速部で走行した場合の第1の燃料消費率および前記有段変速部で走行した場合の第2の燃料消費率を算出する燃料消費率算出部と、
    前記第1の燃料消費率と前記第2の燃料消費率との比較を行う比較部と、を備え、
    前記切替制御部は、前記比較部の結果により前記燃料消費率の小さい前記変速部に切り替えることを特徴とする変速機の制御装置。
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