JP2015108808A - 積層体 - Google Patents
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Abstract
【課題】触覚フィードバック機能を付与すべく所定の透明導電層を備える積層体であって、偏光板を備える画像表示装置に適用した場合に、偏光レンズを介した視認性の向上に寄与し得る積層体を提供すること。
【解決手段】本発明の積層体は、位相差層と、該位相差層の片側または両側に配置された透明導電層とを備え、該位相差層の波長590nmにおける正面位相差が、3500nm以上であり、該透明導電層の表面抵抗値が103Ω/□より大きく1012Ω/□以下である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の積層体は、位相差層と、該位相差層の片側または両側に配置された透明導電層とを備え、該位相差層の波長590nmにおける正面位相差が、3500nm以上であり、該透明導電層の表面抵抗値が103Ω/□より大きく1012Ω/□以下である。
【選択図】図1
Description
本発明は、積層体に関する。
近年、入力装置として、タッチパネルが多用されており、該タッチパネルとして、指で直接触れて操作可能なタッチパネルが知られている。通常、タッチパネルの操作は、平坦で滑らかな操作面を触れるという操作であるため、キーボード入力装置のように確かな入力感が得られない。そこで、操作者が操作面に触れた際にその触覚をフィードバックするという、いわゆる触覚フィードバックセンサーをタッチパネルに導入する技術が検討されている。例えば、操作者が触れた際に、操作面が振動するタッチパネルが実用に供されている。また、振動よりもさらに多様なパターンで触覚をフィードバックできる技術として、タッチパネルの操作面の電荷を制御して、電気的な感覚により操作者に触覚を与える技術も提案されている(例えば、特許文献1)。
一方、上記のような触覚フィードバック機能を備えるタッチパネルは、液晶表示装置等の偏光板を備える画像表示装置に適用され得る。偏光板を備える画像表示装置においては、偏光サングラス等の偏光レンズを介して表示画面を見た場合、画像が視認できない、あるいは、色ムラが視認されるという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、触覚フィードバック機能を付与すべく所定の透明導電層を備える積層体であって、偏光板を備える画像表示装置に適用した場合に、偏光レンズを介した視認性の向上に寄与し得る積層体を提供することにある。
本発明の積層体は、位相差層と、該位相差層の片側または両側に配置された透明導電層とを備え、該位相差層の波長590nmにおける正面位相差が、3500nm以上であり、該透明導電層の表面抵抗値が103Ω/□より大きく1012Ω/□以下である。
1つの実施形態においては、上記透明導電層が、導電性ポリマーを含む。
1つの実施形態においては、上記導電性ポリマーが、ポリアセチレン系ポリマー、ポリパラフェニレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、ポリチオフェン系ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系ポリマーおよびポリピロール系ポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1種である。
1つの実施形態においては、本発明の積層体は、上記透明導電層の上記位相差層とは反対側に配置されたハードコート層をさらに備える。
1つの実施形態においては、本発明の積層体は、最外側に配置された粘着剤層をさらに備える。
1つの実施形態においては、本発明の積層体は、上記粘着剤層、上記位相差層、上記透明導電層および上記ハードコート層をこの順に備える。
1つの実施形態においては、上記透明導電層が、導電性ポリマーを含む。
1つの実施形態においては、上記導電性ポリマーが、ポリアセチレン系ポリマー、ポリパラフェニレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、ポリチオフェン系ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系ポリマーおよびポリピロール系ポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1種である。
1つの実施形態においては、本発明の積層体は、上記透明導電層の上記位相差層とは反対側に配置されたハードコート層をさらに備える。
1つの実施形態においては、本発明の積層体は、最外側に配置された粘着剤層をさらに備える。
1つの実施形態においては、本発明の積層体は、上記粘着剤層、上記位相差層、上記透明導電層および上記ハードコート層をこの順に備える。
本発明によれば、特定の正面位相差を有する位相差層と特定の表面抵抗値を有する透明導電層とを備えることにより、触覚フィードバックセンサーを備えるタッチパネルと偏光板とを備える表示装置に適用した場合に、偏光レンズを介した視認性の向上に寄与し得る積層体を得ることができる。
A.積層体
図1は、本発明の1つの実施形態による積層体の概略断面図である。図1に示すように、本発明の積層体110は、位相差層10と、該位相差層10の片側または両側(図示例では片側)に配置された透明導電層20とを備える。位相差層は、単層であってもよく、複層であってもよい。単層の位相差層は、1枚の位相差フィルムにより構成され得る。複層の位相差層は、複数枚の位相差フィルムにより構成される。複数枚の位相差フィルムを用いる場合、同じ位相差フィルムを用いてもよく、異なる位相差フィルムを用いてもよい。本発明の積層体は、例えば、偏光板を備える画像表示装置に適用される。より具体的には、本発明の積層体は、触覚フィードバックセンサーの部材として用いられ得、好ましくは、偏光板とタッチパネルとを有する画像表示装置において、該タッチパネルに備えられる触覚フィードバックセンサーの部材として用いられる。なお、触覚フィードバックセンサーとは、タッチパネルに備えられて、操作者が該タッチパネルに触れた際に、その触覚をフィードバックさせるために設けられるセンサーを意味する。
図1は、本発明の1つの実施形態による積層体の概略断面図である。図1に示すように、本発明の積層体110は、位相差層10と、該位相差層10の片側または両側(図示例では片側)に配置された透明導電層20とを備える。位相差層は、単層であってもよく、複層であってもよい。単層の位相差層は、1枚の位相差フィルムにより構成され得る。複層の位相差層は、複数枚の位相差フィルムにより構成される。複数枚の位相差フィルムを用いる場合、同じ位相差フィルムを用いてもよく、異なる位相差フィルムを用いてもよい。本発明の積層体は、例えば、偏光板を備える画像表示装置に適用される。より具体的には、本発明の積層体は、触覚フィードバックセンサーの部材として用いられ得、好ましくは、偏光板とタッチパネルとを有する画像表示装置において、該タッチパネルに備えられる触覚フィードバックセンサーの部材として用いられる。なお、触覚フィードバックセンサーとは、タッチパネルに備えられて、操作者が該タッチパネルに触れた際に、その触覚をフィードバックさせるために設けられるセンサーを意味する。
図2は、本発明の別の実施形態による積層体の概略断面図である。図2に示す積層体110’は、ハードコート層30をさらに備える。好ましくは、ハードコート層30は、透明導電層20の位相差層10とは反対側に配置される。
さらに別の実施形態においては、本発明の積層体は、粘着剤層をさらに備える。粘着剤層は、積層体の最外側に設けられ得る。例えば、本発明の積層体は、粘着剤層と位相差層と透明導電層とをこの順に備え得る。また、ハードコート層を備える場合、本発明の積層体は、例えば、図3に示すように、粘着剤層40、位相差層10、透明導電層20およびハードコート層30をこの順に備え得る。
本発明の積層体の全光線透過率は、好ましくは80%以上であり、より好ましくは85%以上であり、特に好ましくは90%以上である。
A−1.位相差層
上記位相差層は、波長590nmにおける正面位相差R0が、3500nm以上であり、好ましくは4000nm以上であり、より好ましくは5000nm〜20000nmであり、さらに好ましくは6000nm〜15000nmである。正面位相差R0がこのような範囲であれば、触覚フィードバックセンサーを有するタッチパネルと偏光板とを備える画像表示装置に適用した場合に、該偏光板を透過する光の屈折率の波長依存性の影響を低減し得る積層体を得ることができる。このような積層体は、上記画像表示装置における、偏光レンズを介した際の視認性向上に寄与し得る。より具体的には、本発明の積層体を用いれば、偏光レンズを介した場合であっても、不要な着色、色むら等が視認され難い画像表示装置を提供することができる。なお、本明細書において正面位相差R0は、23℃下において、面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率をnxとし、面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率をnyとし、位相差フィルムの厚みをd(nm)としたとき、R0=(nx−ny)×dによって求められる。
上記位相差層は、波長590nmにおける正面位相差R0が、3500nm以上であり、好ましくは4000nm以上であり、より好ましくは5000nm〜20000nmであり、さらに好ましくは6000nm〜15000nmである。正面位相差R0がこのような範囲であれば、触覚フィードバックセンサーを有するタッチパネルと偏光板とを備える画像表示装置に適用した場合に、該偏光板を透過する光の屈折率の波長依存性の影響を低減し得る積層体を得ることができる。このような積層体は、上記画像表示装置における、偏光レンズを介した際の視認性向上に寄与し得る。より具体的には、本発明の積層体を用いれば、偏光レンズを介した場合であっても、不要な着色、色むら等が視認され難い画像表示装置を提供することができる。なお、本明細書において正面位相差R0は、23℃下において、面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率をnxとし、面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率をnyとし、位相差フィルムの厚みをd(nm)としたとき、R0=(nx−ny)×dによって求められる。
上記位相差層の厚みは、好ましくは500μm以下であり、より好ましくは10μm〜400μmであり、さらに好ましくは10μm〜300μmである。このような範囲であれば、タッチパネルに適用した際に、該タッチパネルの応答性を阻害することのない積層体を得ることができる。
上記位相差層の全光線透過率は、好ましくは80%以上であり、より好ましくは85%以上であり、さらに好ましくは90%以上である。
上記位相差層の比誘電率は、好ましくは2〜5であり、より好ましくは2〜4である。位相差層の誘電率がこのような範囲であれば、後述の透明導電層と組み合わせて、電気的な作用を用いる触覚フィードバックセンサーの機能向上(具体的には、触覚感度の向上)に寄与し得る積層体を得ることができる。なお、誘電率は、アジレント社製の商品名「4294Aプレシジョン インピーダンスアナライザー」(測定周波数100kHz)により測定することができる。
上記位相差層の25℃における弾性率は、好ましくは1GPa〜10GPaであり、より好ましくは2GPa〜9GPaであり、さらに好ましくは3GPa〜8GPaである。このような範囲であれば、タッチパネルに適用した際に、操作時の押圧力に耐え得、かつ、良好な応答性を実現し得る積層体を得ることができる。なお、上記弾性率は、オートグラフ(例えば、島津製作所社製の商品名「オートグラフAG−IS」)により、測定試料に20Nまで引っ張り荷重を加えた際の応力−歪み曲線により測定することができる。
上記位相差層を構成する位相差フィルムは、本発明の効果が得られる限りにおいて、任意の適切な材料で形成され得る。代表例としては、高分子フィルムの延伸フィルムである。当該高分子フィルムを形成する樹脂としては、ポリエステル系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂等が挙げられる。該高分子フィルムを形成する樹脂として、好ましくポリエステル系樹脂が用いられ、より好ましくはポリエチレンテレフタレートが用いられる。ポリエチレンテレフタレートを用いれば、強度および光透過性に優れる位相差フィルムを低コストで形成することができる。また、厚みを薄くしても、大きい正面位相差を得ることができるので、タッチパネルに適用した際に、該タッチパネルの応答性を阻害することのない積層体を得ることができる。
上記高分子フィルムを延伸して位相差フィルムが形成され得る。高分子フィルムの延伸倍率および延伸温度を調整して、位相差フィルムの正面位相差および厚み方向の位相差を制御することができる。
延伸倍率は、位相差フィルムに所望される正面位相差、厚み方向の位相差、位相差フィルムに所望される厚み、使用される樹脂の種類、使用される高分子フィルムの厚み、延伸温度などに応じて、適宜変化し得る。具体的には、延伸倍率は、好ましくは1.1倍〜6倍であり、より好ましくは1.1倍〜5倍であり、さらに好ましくは2倍〜5倍である。
延伸温度は、位相差フィルムに所望される正面位相差、厚み方向の位相差、位相差フィルムに所望される厚み、使用される樹脂の種類、使用される高分子フィルムの厚み、延伸倍率などに応じて、適宜変化し得る。具体的には、延伸温度は、好ましくは100℃〜250℃、より好ましくは105℃〜240℃、さらに好ましくは110℃〜240℃である。
延伸方法は上記のような光学特性および厚みが得られる限りにおいて、任意の適切な方法が採用される。具体例としては、自由端延伸および固定端延伸が挙げられる。好ましくは自由端一軸延伸が用いられ、さらに好ましくは自由端縦一軸延伸が用いられる。
上記位相差フィルムは、必要に応じて任意の適切な添加剤をさらに含み得る。添加剤の具体例としては、可塑剤、熱安定剤、光安定剤、滑剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、難燃剤、着色剤、帯電防止剤、相溶化剤、架橋剤、および増粘剤等が挙げられる。使用される添加剤の種類および量は、目的に応じて適宜設定され得る。
必要に応じて、上記位相差層に対して各種表面処理を行ってもよい。表面処理は目的に応じて任意の適切な方法が採用される。例えば、低圧プラズマ処理、紫外線照射処理、コロナ処理、火炎処理、酸またはアルカリ処理が挙げられる。1つの実施形態においては、位相差層を表面処理して、位相差層表面を親水化させる。位相差層を親水化させれば、水系溶媒により調製された導電性組成物(後述)を塗工する際の加工性が優れる。また、位相差層と透明導電層との密着性に優れる積層体を得ることができる。
A−2.透明導電層
上記透明導電層は、好ましくは導電性ポリマーを含む。導電性ポリマーにより透明導電層を形成すれば、所望の表面抵抗率を有する積層体を形成することができる。導電性ポリマーを含む透明導電層は、例えば、上記位相差層上に、導電性ポリマーを含む導電性組成物を塗工することにより形成させることができる。
上記透明導電層は、好ましくは導電性ポリマーを含む。導電性ポリマーにより透明導電層を形成すれば、所望の表面抵抗率を有する積層体を形成することができる。導電性ポリマーを含む透明導電層は、例えば、上記位相差層上に、導電性ポリマーを含む導電性組成物を塗工することにより形成させることができる。
上記透明導電層の表面抵抗率は、103Ω/□より大きく1012Ω/□以下であり、好ましくは104Ω/□〜1010Ω/□であり、より好ましくは105Ω/□〜1010Ω/□であり、特に好ましくは106Ω/□〜109Ω/□である。このような範囲であれば、適切に電荷をチャージおよびリリースすることができ、電気的な作用を用いる触覚フィードバックセンサーに対して、適切な機能(例えば、応答性、感触の多様性等)を付与し得る積層体を得ることができる。また、透明導電層の表面抵抗率が上記範囲であれば、上記積層体を備える触覚フィードバックセンサーをタッチパネルに適用した際に、該タッチパネルのタッチセンサーに及ぼす不要な電気的影響を抑制することができる。透明導電層の表面抵抗率は、上記導電性組成物の組成、透明導電層の厚み等により調整することができる。
上記透明導電層の厚みは、好ましくは1nm〜500nmであり、より好ましくは1nm〜400nmであり、さらに好ましくは1nm〜300nmである。このような範囲であれば、良好に電荷をチャージおよびリリースし得る透明導電層が形成される。また、このような厚みの透明導電層を備える積層体は、偏光板を備える画像表示装置に適用した場合に、偏光レンズを介した視認性の向上に寄与し得る。
上記透明導電層の全光線透過率は、好ましくは80%以上であり、より好ましくは85%以上であり、さらに好ましくは90%以上である。
上記導電性組成物に含まれる導電性ポリマーとしては、例えば、ポリアセチレン系ポリマー、ポリパラフェニレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、ポリチオフェン系ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系ポリマー、ポリピロール系ポリマー、ポリフェニレン系ポリマー、アクリル系ポリマーで変性されたポリエステル系ポリマー等が挙げられる。好ましくは、透明導電層は、ポリアセチレン系ポリマー、ポリパラフェニレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、ポリチオフェン系ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系ポリマーおよびポリピロール系ポリマーからなる群より選ばれた1種以上のポリマーを含む。
より好ましくは、上記導電性ポリマーとしてポリチオフェン系ポリマーが用いられる。ポリチオフェン系ポリマーを用いれば、透明性および化学的安定性に優れる透明導電層を形成することができる。ポリチオフェン系ポリマーの具体例としては、ポリチオフェン;ポリ(3−ヘキシルチオフェン)等のポリ(3−C1−8アルキル−チオフェン);ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)、ポリ(3,4−プロピレンジオキシチオフェン)、ポリ[3,4−(1,2−シクロヘキシレン)ジオキシチオフェン]等のポリ(3,4−(シクロ)アルキレンジオキシチオフェン);ポリチエニレンビニレン等が挙げられる。
好ましくは、上記導電性ポリマーは、アニオン性ポリマーの存在下で重合される。例えば、ポリチオフェン系ポリマーは、アニオン性ポリマーの存在下で酸化重合させることが好ましい。アニオン性ポリマーとしては、カルボキシル基、スルホン酸基および/またはその塩を有する重合体が挙げられる。好ましくは、ポリスチレンスルホン酸等のスルホン酸基を有するアニオン性ポリマーが用いられる。
上記導電性ポリマー、該導電性ポリマーから構成される透明導電層、および該透明導電層の形成方法は、例えば、特開2011−175601号公報に記載されており、その記載は本明細書に参考として援用される。
上記透明導電層は、任意の適切な方法により、形成され得る。透明導電層は、例えば、上記位相差層上に、導電性組成物を塗工することにより形成させることができる。導電性組成物は、例えば、上記導電性ポリマーと、任意の適切な溶媒(例えば、水)とを含み、該溶媒中に該導電性ポリマーが分散した分散液である。該分散液中の導電性ポリマーの分散濃度は、好ましくは0.01重量%〜50重量%であり、より好ましくは0.01重量%〜30重量%である。
上記導電性組成物の塗布方法としては、任意の適切な方法を採用し得る。例えば、バーコート法、ロールコート法、グラビアコート法、ロッドコート法、スロットオリフィスコート法、カーテンコート法、ファウンテンコート法、コンマコート法が挙げられる。乾燥温度としては、代表的には50℃以上、好ましくは90℃以上、さらに好ましくは110℃以上である。乾燥温度は、好ましくは200℃以下、さらに好ましくは180℃以下である。乾燥時間は、好ましくは1分〜1時間、より好ましくは1分〜30分、さらに好ましくは1分〜10分である。
上記導電性組成物は、必要に応じて任意の適切な添加剤をさらに含み得る。添加剤の具体例としては、分散安定剤、界面活性剤、消泡剤等が挙げられる。使用される添加剤の種類および量は、目的に応じて適宜設定され得る。
A−3.ハードコート層
上記ハードコート層は、上記積層体に耐薬品性、耐擦傷性および表面平滑性等を付与する機能を有する。
上記ハードコート層は、上記積層体に耐薬品性、耐擦傷性および表面平滑性等を付与する機能を有する。
上記ハードコート層を構成する材料としては、任意の適切な材料を採用し得る。上記ハードコート層を構成する材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタンアクリレート系樹脂およびこれらの混合物等が挙げられる。なかでも、高硬度なハードコート層を形成しやすい点から、アクリル系樹脂が好ましく用いられ得る。上記ハードコート層は、例えば、これらの樹脂または該樹脂の前駆体(モノマー、オリゴマー)を含むハードコート層形成用組成物を塗布し、熱または活性エネルギー線により硬化させて得ることができる。
ハードコート層の厚みは、用途に応じて、任意の適切な厚みに設定され得る。ハードコート層の厚みは、例えば、2μm〜20μmである。
上記ハードコート層形成用組成物は、任意の適切な添加剤をさらに含み得る。添加剤としては、例えば、重合開始剤、防汚剤、レベリング剤、ブロッキング防止剤、分散安定剤、揺変剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、増粘剤、分散剤、界面活性剤、触媒、フィラー、滑剤、帯電防止剤等が挙げられる。
A−4.粘着剤層
上記粘着剤層は、任意の適切な粘着剤により形成される。1つの実施形態においては、該粘着剤は、粘着性の樹脂を含み、該樹脂としては、アクリル系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられる。なかでも好ましくは、アクリル系樹脂を含むアクリル系粘着剤である。
上記粘着剤層は、任意の適切な粘着剤により形成される。1つの実施形態においては、該粘着剤は、粘着性の樹脂を含み、該樹脂としては、アクリル系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられる。なかでも好ましくは、アクリル系樹脂を含むアクリル系粘着剤である。
上記粘着剤は、必要に応じて、任意の適切な添加剤をさらに含み得る。該添加剤としては、例えば、架橋剤、粘着付与剤、可塑剤、顔料、染料、充填剤、老化防止剤、導電材、紫外線吸収剤、光安定剤、剥離調整剤、軟化剤、界面活性剤、難燃剤、酸化防止剤等が挙げられる。架橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、過酸化物系架橋剤、メラミン系架橋剤、尿素系架橋剤、金属アルコキシド系架橋剤、金属キレート系架橋剤、金属塩系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、アジリジン系架橋剤、アミン系架橋剤等が挙げられる。
上記粘着剤層の厚みは、好ましくは5μm〜100μmあり、より好ましくは10μm〜50μmである。
B.触覚フィードバックセンサー
本発明の積層体は、触覚フィードバックセンサーに用いられ得る。実用的には、上記触覚フィードバックセンサーは、上記積層体の他、任意の適切な部材をさらに備え得る。上記触覚フィードバックセンサーは、例えば、上記積層体の視認側(透明導電層の位相差層とは反対側、またはハードコート層の透明導電層とは反対側)に設けられる絶縁層、保護層等のその他の層、ならびに、接触を感知して電荷を制御する制御部等をさらに備え得る。好ましくは、上記触覚フィードバックセンサーは、タッチセンサーを備えるタッチパネルの視認側(操作面側)に設けられ、より好ましくは、上記積層体の透明導電層側(図2および3の形態においては、ハードコート層側)を視認側にして該タッチパネルの視認側に設けられる。上記制御部は、タッチセンサーの電極の通電を制御して、上記積層体の電荷を誘起する。触覚フィードバックセンサーに触れた操作者は、該電荷に起因する静電気力の強弱により凹凸等の触覚を感知する。なお、触覚フィードバックセンサーの詳細は、特開2009−087359号公報に記載されており、その記載は本明細書に参考として援用される。
本発明の積層体は、触覚フィードバックセンサーに用いられ得る。実用的には、上記触覚フィードバックセンサーは、上記積層体の他、任意の適切な部材をさらに備え得る。上記触覚フィードバックセンサーは、例えば、上記積層体の視認側(透明導電層の位相差層とは反対側、またはハードコート層の透明導電層とは反対側)に設けられる絶縁層、保護層等のその他の層、ならびに、接触を感知して電荷を制御する制御部等をさらに備え得る。好ましくは、上記触覚フィードバックセンサーは、タッチセンサーを備えるタッチパネルの視認側(操作面側)に設けられ、より好ましくは、上記積層体の透明導電層側(図2および3の形態においては、ハードコート層側)を視認側にして該タッチパネルの視認側に設けられる。上記制御部は、タッチセンサーの電極の通電を制御して、上記積層体の電荷を誘起する。触覚フィードバックセンサーに触れた操作者は、該電荷に起因する静電気力の強弱により凹凸等の触覚を感知する。なお、触覚フィードバックセンサーの詳細は、特開2009−087359号公報に記載されており、その記載は本明細書に参考として援用される。
触覚フィードバックセンサーにおいて、上記積層体の透明導電層は、上記のようにして誘起された電荷を蓄積する機能を有する。上記絶縁層は、透明導電層に蓄積された電荷に基づく電流が、直接、操作者に流入することを防止する機能を有する。上記保護層は上記触覚フィードバックセンサーに、防汚、撥水等を付与する機能を有する。絶縁層および保護層は、別の層の機能をさらに有していてもよい。例えば、絶縁層が絶縁機能に加えて保護機能を有していてもよい。
上記絶縁層を構成する材料としては、絶縁性および光透過性を有する限りにおいて、任意の適切な材料が用いられ得る。例えば、アクリル系樹脂等の樹脂材料が用いられ得る。絶縁層の厚みは、用途に応じて、任意の適切な厚みに設定され得る。
上記保護層を形成する材料としては、任意の適切な材料を採用し得る。上記保護層を構成する材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂およびこれらの混合物が挙げられる。保護層の厚みは、用途に応じて、任意の適切な厚みに設定され得る。
上記その他の層は、任意の適切な接着剤または粘着剤を介して積層され得る。
C.タッチパネル
1つの実施形態においては、上記触覚フィードバックセンサーを備えるタッチパネルが提供され得る。該タッチパネルは、タッチセンサーと、該タッチセンサー上に配置された上記触覚フィードバックセンサーとを備える。触覚フィードバックセンサーの配置方法は、上記B項で説明したとおりである。
1つの実施形態においては、上記触覚フィードバックセンサーを備えるタッチパネルが提供され得る。該タッチパネルは、タッチセンサーと、該タッチセンサー上に配置された上記触覚フィードバックセンサーとを備える。触覚フィードバックセンサーの配置方法は、上記B項で説明したとおりである。
上記タッチセンサーとしては、任意の適切なタッチセンサーが用いられ得、例えば、抵抗膜型タッチセンサー、静電容量型タッチセンサー等が挙げられる。好ましくは、静電容量型タッチセンサーが用いられる。静電容量型タッチセンサーは、代表的には、一対の任意の適切な電極(例えば、ITO電極)と、該電極の間に配置された任意の適切な絶縁膜とを備える。上記タッチセンサーは、任意の適切な部材をさらに備え得る。例えば、上記タッチセンサーの外側、すなわち、タッチセンサーと触覚フィードバックセンサーとの間には、タッチセンサー保護のためのカバーシートが設けられてもよい。また、タッチセンサーは、任意の適切な光学フィルムをさらに備えていてもよい。
D.画像表示装置
1つの実施形態においては、上記タッチパネルを備える画像表示装置が提供され得る。該画像表示装置は、上記タッチパネルと偏光板とを備える。このような画像表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置等が挙げられる。
1つの実施形態においては、上記タッチパネルを備える画像表示装置が提供され得る。該画像表示装置は、上記タッチパネルと偏光板とを備える。このような画像表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置等が挙げられる。
本発明の画像表示装置は、上記タッチパネルおよび偏光板以外にも、任意の適切な部材を備え得る。本発明の画像表示装置の具体的な一例として、図4の概略断面図に示す液晶表示装置が挙げられる。この液晶表示装置500は、タッチパネル300と、液晶パネル400とを備える。タッチパネル300は、液晶パネル400の視認側に配置される。
タッチパネル300は、上記で説明した触覚フィードバックセンサー100と、タッチセンサー200とを備え、タッチセンサー200を液晶パネル400側にして配置される。触覚フィードバックセンサー100は、上記で説明した積層体(図示例においては、積層体110)を備える。触覚フィードバックセンサー100は、上記B項で説明したように各種のその他の層をさらに備え得る。なお、図4においては、代表例として、積層体110と絶縁層120とを備える触覚フィードバックセンサーを示す。触覚フィードバックセンサー100は、積層体110をタッチセンサー200側にして配置される。タッチセンサー200は、代表的には、第1の透明電極210と、第2の透明電極220と、第1の透明電極210と第2の透明電極220との間に配置された絶縁膜230とを備える。タッチパネル300およびタッチセンサー200は、図示した部材の他にも、任意の適切な部材を備え得る。
液晶パネル400は、代表的には、2枚の偏光板(視認側偏光板410、背面側偏光板410’)と、2枚の偏光板の間に配置された液晶セル420とを備える。偏光板および液晶セルとしては、任意の適切なものが用いられ得る。液晶パネル400は、図示した部材の他にも、任意の適切な部材を備え得る。
1つの実施形態においては、画像表示装置に備えられる視認側偏光板の吸収軸と、積層体に備えられる位相差層の遅相軸とのなす角が、好ましくは30°〜60°であり、より好ましくは35°〜55°であり、さらに好ましくは43°〜47°である。
本発明によれば、上記積層体、該積層体を備える触覚フィードバックセンサーおよび該触覚フィードバックセンサーを備えるタッチパネルを用いることにより、触覚フィードバック機能が付与された画像表示装置を提供することができる。また、上記積層体を用いることにより、偏光板を備えつつも、偏光レンズを介した視認性に優れる画像表示装置を提供することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例になんら限定されるものではない。実施例における評価方法は以下のとおりである。なお、厚みは尾崎製作所製ピーコック精密測定機器 デジタルゲージコードレスタイプ「DG−205」を使用して測定した。
(1)位相差値
位相差層の位相差値を、王子計測機器社製の商品名「KOBRA−WRP」を用いて、測定した。測定温度は23℃、測定波長は590nmとした。
(2)表面抵抗値
得られた積層体の表面抵抗値を、三菱化学アナリテック社製の商品名「ハイレスタUP MCP−HT450」を用いて、四端子法により測定した。測定温度は23℃とした。
(3)全光線透過率
得られた積層体の全光線透過率を、村上色彩研究所製の商品名「HR−100」を用いて、室温にて測定した。なお、それぞれ3回ずつ測定し、平均値を測定値とした。
(4)偏光レンズを介した視認性
バックライト上に偏光板(日東電工社製、商品名「NPF−SEG1425DU」)を配置し、さらに該偏光板上に得られた積層体を、偏光板の吸収軸と位相差層の遅相軸との角度が45°となるようにして配置した。その後、積層体を透過した無色光を偏光レンズを介して視認した。
位相差層の位相差値を、王子計測機器社製の商品名「KOBRA−WRP」を用いて、測定した。測定温度は23℃、測定波長は590nmとした。
(2)表面抵抗値
得られた積層体の表面抵抗値を、三菱化学アナリテック社製の商品名「ハイレスタUP MCP−HT450」を用いて、四端子法により測定した。測定温度は23℃とした。
(3)全光線透過率
得られた積層体の全光線透過率を、村上色彩研究所製の商品名「HR−100」を用いて、室温にて測定した。なお、それぞれ3回ずつ測定し、平均値を測定値とした。
(4)偏光レンズを介した視認性
バックライト上に偏光板(日東電工社製、商品名「NPF−SEG1425DU」)を配置し、さらに該偏光板上に得られた積層体を、偏光板の吸収軸と位相差層の遅相軸との角度が45°となるようにして配置した。その後、積層体を透過した無色光を偏光レンズを介して視認した。
[実施例1]
位相差フィルムとしてPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」、正面位相差:1238nm、厚み:23μm)3枚を光学粘着剤(厚み:23μm)を用いて貼り合わせて位相差層を形成した。該位相差層の正面位相差は3946nmであり、厚みは115μmであった。
純水95重量部に、PEDOT/PSS分散液(ヘレウス社製、商品名「Clevios FE−T」;ポリエチレンジオキシチオフェンおよびポリスチレンスルホン酸から構成される導電性ポリマーの分散液;分散液中の導電性ポリマー分散濃度4重量%)5重量部を加え、導電性組成物を調製した。
バーコーター(第一理科株式会社製、製品名「バーコーター No.05」)を用いて、得られた導電性組成物を上記位相差層に塗布し、120℃の送風乾燥機内で2分間乾燥させ、厚み240nmの導電層を形成した。
上記のようにして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。該積層体の表面抵抗値は、3.41×106Ω/□であり、全光線透過率89.4%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
位相差フィルムとしてPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」、正面位相差:1238nm、厚み:23μm)3枚を光学粘着剤(厚み:23μm)を用いて貼り合わせて位相差層を形成した。該位相差層の正面位相差は3946nmであり、厚みは115μmであった。
純水95重量部に、PEDOT/PSS分散液(ヘレウス社製、商品名「Clevios FE−T」;ポリエチレンジオキシチオフェンおよびポリスチレンスルホン酸から構成される導電性ポリマーの分散液;分散液中の導電性ポリマー分散濃度4重量%)5重量部を加え、導電性組成物を調製した。
バーコーター(第一理科株式会社製、製品名「バーコーター No.05」)を用いて、得られた導電性組成物を上記位相差層に塗布し、120℃の送風乾燥機内で2分間乾燥させ、厚み240nmの導電層を形成した。
上記のようにして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。該積層体の表面抵抗値は、3.41×106Ω/□であり、全光線透過率89.4%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
[実施例2]
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)を7枚積層して、位相差層(正面位相差:8726nm、厚み:299μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率86.6%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)を7枚積層して、位相差層(正面位相差:8726nm、厚み:299μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率86.6%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
[実施例3]
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)を10枚積層して、位相差層(正面位相差:13130nm、厚み:437μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、3.45×106Ω/□であり、全光線透過率78.5%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)を10枚積層して、位相差層(正面位相差:13130nm、厚み:437μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、3.45×106Ω/□であり、全光線透過率78.5%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
[実施例4]
アクリル系樹脂(大阪有機化学工業社製、商品名「ビスコート#300」、ペンタエリスリトールとアクリル酸の縮合物)50重量部と、紫外線硬化型樹脂(日本合成化学工業社製、商品名「紫光UV1700TL」、ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂)50重量部と、防汚材料(ダイキン工業社製、商品名「DACHP」)0.5重量部と、光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製 商品名「イルガキュア907」)3重量部を混合し、固形分濃度が30重量%となるように、メチルイソブチルケトン:イソプロピルアルコール=1:1(重量比)混合溶媒で希釈して、ハードコート層形成用組成物を調製した。
バーコーター(第一理科社製、商品名「バーコーターNo.06」)を用いて、実施例1で得られた積層体(位相差層/透明導電層)の透明導電層上に、上記ハードコート層形成用組成物を塗布し、80℃の送風乾燥機内で2分間乾燥させ、厚み5μmのハードコート層を備える積層体(位相差層/透明導電層/ハードコート層)を得た。
得られた積層体の全光線透過率は、85.5%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
アクリル系樹脂(大阪有機化学工業社製、商品名「ビスコート#300」、ペンタエリスリトールとアクリル酸の縮合物)50重量部と、紫外線硬化型樹脂(日本合成化学工業社製、商品名「紫光UV1700TL」、ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂)50重量部と、防汚材料(ダイキン工業社製、商品名「DACHP」)0.5重量部と、光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製 商品名「イルガキュア907」)3重量部を混合し、固形分濃度が30重量%となるように、メチルイソブチルケトン:イソプロピルアルコール=1:1(重量比)混合溶媒で希釈して、ハードコート層形成用組成物を調製した。
バーコーター(第一理科社製、商品名「バーコーターNo.06」)を用いて、実施例1で得られた積層体(位相差層/透明導電層)の透明導電層上に、上記ハードコート層形成用組成物を塗布し、80℃の送風乾燥機内で2分間乾燥させ、厚み5μmのハードコート層を備える積層体(位相差層/透明導電層/ハードコート層)を得た。
得られた積層体の全光線透過率は、85.5%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
[実施例5]
実施例4で得られた積層体(位相差層/透明導電層/ハードコート層)の位相差層上に厚み23μmの粘着剤層を形成して、積層体(粘着剤層/位相差層/透明導電層/ハードコート層)を得た。
粘着剤層を形成する粘着剤としては、アクリル酸ブチル−アクリル酸−酢酸ビニル共重合体(アクリル酸ブチル:アクリル酸:酢酸ビニル(重量比)=100:2:5)100重量部と、イソシアネート系架橋剤1重量部との混合物をも用いた。該粘着剤により、弾性係数10N/cm2の透明な粘着剤層を形成した。
得られた積層体の全光線透過率は、88.2%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
実施例4で得られた積層体(位相差層/透明導電層/ハードコート層)の位相差層上に厚み23μmの粘着剤層を形成して、積層体(粘着剤層/位相差層/透明導電層/ハードコート層)を得た。
粘着剤層を形成する粘着剤としては、アクリル酸ブチル−アクリル酸−酢酸ビニル共重合体(アクリル酸ブチル:アクリル酸:酢酸ビニル(重量比)=100:2:5)100重量部と、イソシアネート系架橋剤1重量部との混合物をも用いた。該粘着剤により、弾性係数10N/cm2の透明な粘着剤層を形成した。
得られた積層体の全光線透過率は、88.2%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光を正常に、すなわち、着色していない透過光を視認することができた。
[比較例1]
PETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)3枚に代えて、ノルボルネン系シクロオレフィンフィルム(日本ゼオン社製、商品名「ゼオノアZF14−100」、正面位相差:1.7nm、厚み方向の位相差:1.8nm、厚み:100μm)1枚を用いた以外は、実施例1と同様にして、積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率91.6%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光が視認できなかった。また、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とが直交していない場合には、透過光が着色して視認された。
PETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)3枚に代えて、ノルボルネン系シクロオレフィンフィルム(日本ゼオン社製、商品名「ゼオノアZF14−100」、正面位相差:1.7nm、厚み方向の位相差:1.8nm、厚み:100μm)1枚を用いた以外は、実施例1と同様にして、積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率91.6%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とを直交させた際に、透過光が視認できなかった。また、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とが直交していない場合には、透過光が着色して視認された。
[比較例2]
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)1枚を用いて、位相差層(正面位相差:1238nm、厚み方向の位相差:3712nm、厚み:23μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率91.9%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とのなす角度を如何に設定しても、透過光が虹斑様に着色して視認された。
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)1枚を用いて、位相差層(正面位相差:1238nm、厚み方向の位相差:3712nm、厚み:23μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率91.9%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とのなす角度を如何に設定しても、透過光が虹斑様に着色して視認された。
[比較例3]
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)2枚を用いて、位相差層(正面位相差:2546nm、厚み方向の位相差:7450nm、厚み:69μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率90.1%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とのなす角度を如何に設定しても、透過光が虹斑様に着色して視認された。
位相差フィルムとしてのPETフィルム(三菱樹脂社製、商品名「ダイアホイル T602E25」)2枚を用いて、位相差層(正面位相差:2546nm、厚み方向の位相差:7450nm、厚み:69μm)を形成した以外は、実施例1と同様にして、位相差層上に透明導電層が形成された積層体を得た。
該積層体の表面抵抗値は、2.12×106Ω/□であり、全光線透過率90.1%であった。上記(4)のようにして、偏光レンズを介して視認したところ、バックライト上の偏光板の偏光子の吸収軸と偏光レンズの吸収軸とのなす角度を如何に設定しても、透過光が虹斑様に着色して視認された。
10 位相差層
20 透明導電層
30 ハードコート層
40 粘着剤層
100 触覚フィードバックセンサー
110 積層体
120 絶縁層
200 タッチセンサー
210 第1の透明電極
220 第2の透明電極
230 絶縁膜
300 タッチパネル
400 液晶パネル
410 偏光板
420 液晶セル
20 透明導電層
30 ハードコート層
40 粘着剤層
100 触覚フィードバックセンサー
110 積層体
120 絶縁層
200 タッチセンサー
210 第1の透明電極
220 第2の透明電極
230 絶縁膜
300 タッチパネル
400 液晶パネル
410 偏光板
420 液晶セル
Claims (6)
- 位相差層と、該位相差層の片側または両側に配置された透明導電層とを備え、
該位相差層の波長590nmにおける正面位相差が、3500nm以上であり、
該透明導電層の表面抵抗値が103Ω/□より大きく1012Ω/□以下である、
積層体。 - 前記透明導電層が、導電性ポリマーを含む、請求項1に記載の積層体。
- 前記導電性ポリマーが、ポリアセチレン系ポリマー、ポリパラフェニレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、ポリチオフェン系ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系ポリマーおよびポリピロール系ポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項2に記載の積層体。
- 前記透明導電層の前記位相差層とは反対側に配置されたハードコート層をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の積層体。
- 最外側に配置された粘着剤層をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記載の積層体。
- 前記粘着剤層、前記位相差層、前記透明導電層および前記ハードコート層をこの順に備える、請求項5に記載の積層体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014196520A JP2015108808A (ja) | 2013-10-23 | 2014-09-26 | 積層体 |
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