JP2015108688A - 画像処理装置およびそれを備えた撮像装置、画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像装置の振れに伴う画像の振れを補正する画像処理装置であって、前記撮像装置が有する撮像素子(103)により生成された画像を取得する画像取得手段と、前記撮像装置の振れに起因する前記画像に生じる第1の歪みを算出する第1の歪み算出手段(109)と、前記撮像装置の振れを補正する像振れ補正光学系(102)が偏心することに起因する前記画像に生じる第2の歪みを算出する第2の歪み算出手段(110)と、前記第1の歪み算出手段から得られる第1の歪みおよび前記第2の歪み算出手段から得られる第2の歪みの情報に基づいて、前記画像を補正する補正手段(111)と、を有する。
【選択図】図1
Description
p3(t)=p1(t)−p2(t) (式1)
本実施例では、撮像装置に起因するローリングシャッタ歪みの例として、露光時間中に一定の速度で水平移動した場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、露光時間中に撮像装置の速度や移動方向が変化した場合でも同様のことが言える。また、撮像装置がロールやあおりの動きをすることによって生じるローリングシャッタ歪みについては、像振れ補正光学系では打ち消すことが困難なため、このような場合には撮像装置の動き情報のみからローリングシャッタ歪みの形状を算出する。そして本ステップによって求められた撮像装置に起因するローリングシャッタ歪みの形状p3(t)は幾何変形処理部111へと伝送される。
p5(t)=αp3(t)+βp4(t) (式2)
上式においてα及びβはローリングシャッタ歪みの形状に対する重み付け係数であり、それぞれ0〜1の値が設定される。また、α及びβの設定方法としては、例えばα=β=1とすれば、2つの歪み形状をそのまま足し合わせたものとなる。従って、このときの合成歪み形状p5(t)を用いることにより、ローリングシャッタ歪みを完全に補正することを目的とした幾何変形を行うことが出来る。この際、実施例1とは異なり、S205で行う幾何変形処理部111におけるローリングシャッタ歪み補正の為の幾何変形処理は1回だけ行えば良いことになる。そのため、複数回幾何変形処理を行うことによる画質の劣化を防ぎ、さらに演算量の削減により消費電力を抑えることが可能となる。
110 第2の歪み算出部
111 幾何変形処理部
Claims (10)
- 撮像装置の振れに伴う画像の振れを補正する画像処理装置であって、
前記撮像装置が有する撮像素子により生成された画像を取得する画像取得手段と、
前記撮像装置の振れに起因する前記画像に生じる第1の歪みを算出する第1の歪み算出手段と、
前記撮像装置の振れを補正する像振れ補正光学系が偏心することに起因する前記画像に生じる第2の歪みを算出する第2の歪み算出手段と、
前記第1の歪み算出手段から得られる第1の歪みおよび前記第2の歪み算出手段から得られる第2の歪みの情報に基づいて、前記画像を補正する補正手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記撮像装置の振れに起因する前記画像に生じる第1の歪みと、前記像振れ補正光学系が偏心することに起因する前記画像に生じる第2の歪みを独立して算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1の歪み算出手段は、前記撮像装置の振れを検出する振れ検出手段から得られる振れ情報と、前記像振れ補正光学系の駆動量を検出する駆動量検出手段から得られる駆動情報と、に基づいて前記撮像装置の振れに起因する前記画像に生じる第1の歪みを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記第2の歪み算出手段は、前記像振れ補正光学系の駆動量を検出する駆動量検出手段から得られる駆動情報と、前記撮像装置の撮影パラメータを取得する撮影パラメータ取得手段から得られる撮影パラメータ情報と、に基づいて前記像振れ補正光学系が偏心することに起因する前記画像に生じる第2の歪みを算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記撮像素子は、1ライン単位で画像情報が順次読み出されるローリングシャッタ型のセンサであり、
前記歪みは、ライン毎の露光期間のずれによって被写体像が歪んだローリングシャッタ歪みであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記第1の歪み算出手段から得られる第1の歪みと前記第2の歪み算出手段から得られる第2の歪みを合成する歪み合成手段を有し、
前記補正手段は、前記歪み合成手段により合成された歪みの情報に基づいて、前記画像を補正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 像振れ補正光学系を含む撮像光学系と、
前記撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、
請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置と、を備えた撮像装置。 - 撮像装置の振れに伴う画像の振れを補正する画像処理方法であって、
前記撮像装置が有する撮像素子により生成された画像を取得する画像取得ステップと、
前記撮像装置の振れに起因する前記画像に生じる第1の歪みを算出する第1の歪み算出ステップと、
前記撮像装置の振れを補正する像振れ補正光学系が偏心することに起因する前記画像に生じる第2の歪みを算出する第2の歪み算出ステップと、
前記第1の歪み算出ステップから得られる第1の歪みおよび前記第2の歪み算出ステップから得られる第2の歪みの情報に基づいて、前記画像を補正する補正ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記第1の歪み算出ステップは、前記撮像装置の振れを検出する振れ検出手段から得られる振れ情報と、前記像振れ補正光学系の駆動量を検出する駆動量検出手段から得られる駆動情報と、に基づいて前記撮像装置の振れに起因する前記画像に生じる第1の歪みを算出することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記第2の歪み算出ステップは、前記像振れ補正光学系の駆動量を検出する駆動量検出手段から得られる駆動情報と、前記撮像装置の撮影パラメータを取得する撮影パラメータ取得手段から得られる撮影パラメータ情報と、に基づいて前記像振れ補正光学系が偏心することに起因する前記画像に生じる第2の歪みを算出することを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理方法。
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