JP2015107024A - 固定子及び回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】異相の導体部の間の絶縁性能を十分に確保しつつ、同相の導体部の間の距離を小さくし、もって、スロット内における占積率を向上させる技術を提供する。【解決手段】固定子3は、スロット9を有する固定子鉄心6と、導体部15と導体部15を覆う絶縁皮膜部16を有する断面略方形の固定子巻線10と、を備える。スロット9内では、同相の固定子巻線10が固定子鉄心6の径方向において隣接する。スロット9外では、異相の固定子巻線10が固定子鉄心6の径方向において隣接する。固定子巻線10の長手方向に対して直交する断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法(図6のm2やn2)は、固定子巻線10の長手方向において同じである。スロット9内における固定子巻線10の導体部15は、スロット9外における固定子巻線10の導体部15と比較して、固定子鉄心6の径方向における寸法が大きい。【選択図】図6

Description

本発明は、固定子及び回転電機に関する。
この種の技術として、特許文献1は、三相交流電動機の固定子用の巻線を開示している。本願の図9に示すように、固定子鉄心105のスロット106内では、同相の巻線100が固定子鉄心105の径方向において隣接している。また、本願の図10に示すように、固定子鉄心105のスロット106外では、異相の巻線100が固定子鉄心105の径方向において隣接している。
本願の図9に示すように、巻線100は、断面略方形状の導体部101と、導体部101の外周に形成された皮膜部102を有する。導体部101と皮膜部102の断面形状は、巻線100の長手方向において一様とされる。皮膜部102は、2つの厚膜部103と2つの薄膜部104を有する。一方の厚膜部103と一方の薄膜部104は導体部101から見て固定子鉄心105の内周側に配置され、他方の厚膜部103と他方の薄膜部104は、導体部101から見て固定子鉄心105の外周側に配置されている。そして、固定子鉄心105のスロット106内では、巻線100の厚膜部103と薄膜部104が、この巻線100に対して固定子鉄心105の径方向において隣接する巻線100の薄膜部104と厚膜部103と、固定子鉄心105の径方向において夫々対向している。従って、同相の導体部101の間の距離は、厚膜部103の膜厚と薄膜部104の膜厚を合算した距離となる。また、固定子鉄心105のスロット106外では、本願の図10に示すように、巻線100の厚膜部103が、この巻線100に対して固定子鉄心105の径方向において隣接する巻線100の厚膜部103と、固定子鉄心105の径方向において対向している。従って、異相の導体部101の間の距離は、厚膜部103の膜厚の2倍の距離となる。
特開2009-232607号
しかしながら、上記の構成では、異相の導体部101の間の距離Aは、同相の導体部101の間の距離Bの2倍を超えることができない。なぜなら、厚膜部103の膜厚をcとし、薄膜部104の膜厚をdとすると、A/B=2c/(c+d)となり、仮にdを限りなくゼロに近づけることができたとしてもA/Bは2を超えることができないからである。
ところで、同相の導体部101の間の電位差はせいぜい数ボルトであるから、同相の導体部101の間の絶縁性能を確保するために求められる、同相の導体部101の間の距離は、たった数マイクロメートルに過ぎない。一方、異相の導体部101の間の電位差は1000ボルト程度に達するので、異相の導体部101の間の絶縁性能を確保するために求められる、異相の導体部101の間の距離は、少なくとも30マイクロメートルとされている。しかしながら、上記特許文献1の構成では、A/Bが2を超えることができないので、同相の導体部101の間の距離は、本来的にはたった数マイクロメートルで足りるのに、実際には、30マイクロメートルの半分である15マイクロメートルを下回ることさえできていない。つまり、同相の導体部101の間の距離は、固定子鉄心105のスロット106内における占積率の観点から言えば可能な限り小さくすることが望ましいのに、異相の導体部101の間の絶縁性能を確保するという遠因により、必要最小限の距離から程遠い状況である。なお、「占積率」とは、巻線の断面に占める導体の割合のことを言う。
そこで、本願発明の目的は、異相の導体部の間の絶縁性能を十分に確保しつつ、同相の導体部の間の距離を小さくし、もって、スロット内における占積率を向上させる技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、巻線収容空間を有する固定子鉄心と、導体部と前記導体部を覆う絶縁皮膜部を有する、断面略方形の固定子巻線と、を備え、前記巻線収容空間内では、同相の前記固定子巻線が前記固定子鉄心の径方向において隣接し、前記巻線収容空間外では、異相の前記固定子巻線が前記固定子鉄心の径方向において隣接し、前記固定子巻線の長手方向に対して直交する断面の、前記固定子鉄心の径方向における寸法は、前記固定子巻線の長手方向において同じである、固定子であって、前記巻線収容空間内における前記固定子巻線の前記導体部は、前記巻線収容空間外における前記固定子巻線の前記導体部と比較して、前記固定子鉄心の径方向における寸法が大きい、固定子が提供される。以上の構成によれば、前記巻線収容空間内における前記固定子巻線の前記絶縁皮膜部は、前記巻線収容空間外における前記固定子巻線の前記絶縁皮膜部と比較して、前記固定子鉄心の径方向における寸法が小さくなる。従って、異相の前記導体部の間の絶縁性能を十分に確保しつつ、同相の前記導体部の間の距離を小さくし、もって、前記巻線収容空間内における占積率を向上させることができる。
上記の前記固定子と、回転子と、を備えた回転電機が提供される。
前記固定子の製造方法であって、前記導体部が厚肉部と前記厚肉部よりも薄い薄肉部とを有するように、前記導体部を形成する第1工程と、前記導体部を絶縁樹脂で覆って前記絶縁皮膜部を形成して前記固定子巻線を生成する第2工程と、前記厚肉部が前記巻線収容空間内に、前記薄肉部が前記巻線収容空間外に、夫々位置するように前記固定子巻線を前記固定子鉄心に取り付ける第3工程と、を含む、固定子の製造方法が提供される。
前記第2工程において、押出成形により、前記導体部を覆う前記絶縁皮膜部を形成する。
本発明によれば、異相の前記導体部の間の絶縁性能を十分に確保しつつ、同相の前記導体部の間の距離を小さくし、もって、前記巻線収容空間内における占積率が向上する。
三相交流電動機の断面図である。 固定子の斜視図である。 固定子の部分斜視図である。 スロット内での固定子巻線の断面図である。 U字状セグメントの正面図である。 固定子巻線の断面図である。 スロット外での固定子巻線の断面図である。 固定子の製造方法の説明図である。 特許文献1の図9に相当する図である。 特許文献1の図12に相当する図である。
図1に示すように、三相交流電動機である回転電機1は、ハウジング2と、固定子3と、回転子4と、一対の軸受5と、を備える。固定子3は、ハウジング2に収容されている。回転子4は、固定子3の内周側に配置されると共に、一対の軸受5を介してハウジング2に回転自在に支持されている。
回転子4は、永久磁石を備えることで、例えば8極の磁極を有する。
図2及び図3に示すように、固定子3は、固定子鉄心6と、三相の固定子コイル7と、複数の絶縁紙8と、を備える。固定子鉄心6は、複数の電磁鋼板を積層させて筒状に形成されている。固定子鉄心6には、複数のスロット9(巻線収容空間)が形成されている。複数のスロット9は、固定子鉄心6の周方向に等間隔に形成されている。各スロット9は、固定子鉄心6の軸方向に沿って細長く形成されている。各スロット9は、図4に示すように固定子鉄心6の軸方向に対して直交する断面で見ると、固定子鉄心6の径方向に沿って細長い断面形状を有する。図2に戻り、三相の固定子コイル7は、固定子巻線10からU字状セグメント11を複数形成し、形成された複数のU字状セグメント11の所定の端部同士を接合することで形成されている。図4に示すように、固定子巻線10は、導体部15と、導体部15を覆う絶縁皮膜部16と、によって構成されている。導体部15は、典型的には、銅である。絶縁皮膜部16は、例えば、フッ素、ナイロン、ポリアミドイミド、ポリフェニレンサルファイドである。
各U字状セグメント11は、図5に示すように、一対のスロット部12と、一対のコイルエンド部13と、一対のスロット部12同士を接続する接続部14と、を有する。各U字状セグメント11の長手方向において、コイルエンド部13、スロット部12、接続部14、スロット部12、コイルエンド部13がこの順で繋がっている。
各スロット部12は、図4に示すようにスロット9内に位置する部分である。図6に、各スロット部12の長手方向に対して直交する断面(以下、単に「断面」と言う場合は、「長手方向の断面」を意味する。)を示す。図6に示すように、各スロット部12は、断面略方形である。詳しくは、各スロット部12は、断面略長方形である。従って、各スロット部12の断面は、長辺12aと短辺12bを有する。
各コイルエンド部13は、図3に示すようにスロット9外に位置する部分である。図6に、各コイルエンド部13の断面を示す。図6に示すように、各コイルエンド部13は、断面略方形である。詳しくは、各スロット部12は、断面略長方形である。従って、各コイルエンド部13の断面は、長辺13aと短辺13bを有する。
そして、図4に示すように、スロット9内では、同相のU字状セグメント11のスロット部12が、固定子鉄心6の径方向において隣接している。換言すれば、スロット9内で固定子鉄心6の径方向に隣接する2つのスロット部12は、同相である。スロット9内で固定子鉄心6の径方向に隣接する2つのスロット部12は、長辺12a同士が対向している。従って、各スロット部12は、短辺12bが固定子鉄心6の径方向に対して平行となるようにスロット9内に収容されている。
また、図7に示すように、スロット9外では、異相のU字状セグメント11のコイルエンド部13が、固定子鉄心6の径方向において隣接している。換言すれば、スロット9外で固定子鉄心6の径方向に隣接する2つのコイルエンド部13は、異相である。スロット9外で固定子鉄心6の径方向に隣接する2つのコイルエンド部13は、長辺13a同士が対向している。
ここで、図6を参照して、スロット部12とコイルエンド部13の断面寸法について説明する。スロット部12の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法をm2とする。スロット部12の導体部15の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法をm1とする。スロット部12の絶縁皮膜部16の断面の、長辺12a側の部分の、固定子鉄心6の径方向における寸法をm3とする。すると、m3=(m2-m1)/2の関係が成立する。同様に、コイルエンド部13の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法をn2とする。コイルエンド部13の導体部15の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法をn1とする。コイルエンド部13の絶縁皮膜部16の断面の、長辺13a側の部分の、固定子鉄心6の径方向における寸法をn3とする。すると、n3=(n2-n1)/2の関係が成立する。
そして、本実施形態では、スロット部12の導体部15の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法m1や、コイルエンド部13の導体部15の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法n1を別個独立して自在に変更することで、スロット部12の絶縁皮膜部16の断面の、長辺12a側の部分の、固定子鉄心6の径方向における寸法m3や、コイルエンド部13の絶縁皮膜部16の断面の、長辺13a側の部分の、固定子鉄心6の径方向における寸法n3を自在に調整している。
詳しくは、図6に示すように、固定子巻線10の断面の輪郭は、固定子巻線10の長手方向において同じである。即ち、固定子巻線10の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法は、固定子巻線10の長手方向において同じである。つまり、図6において、スロット部12の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法m2は、コイルエンド部13の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法n2と等しく、m2=n2の関係が成立している。また、本実施形態では、スロット部12の導体部15の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法m1は、コイルエンド部13の導体部15の断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法n1よりも大きい。即ち、m1>n1の関係が成立している。従って、スロット部12の絶縁皮膜部16の断面の、長辺12a側の部分の、固定子鉄心6の径方向における寸法m3は、コイルエンド部13の絶縁皮膜部16の断面の、長辺13a側の部分の、固定子鉄心6の径方向における寸法n3よりも小さい。即ち、m3<n3の関係が成立している。
即ち、図4に示すようにスロット9内において固定子鉄心6の径方向において隣接する2つの同相のスロット部12の導体部15の間の距離D1と、図7に示すようにスロット9外において固定子鉄心6の径方向において隣接する2つの異相のコイルエンド部13の導体部15の間の距離D2は、互いに独立して増減させることができる。
従って、図4に示すように、スロット9内においては、固定子鉄心6の径方向において隣接する2つの同相のスロット部12の導体部15の間の距離D1を、固定子鉄心6の径方向において隣接する2つの同相のスロット部12の導体部15の間で必要とされる絶縁性能を満足する必要最小限の距離とすることができる。これにより、スロット9内における占積率を向上させることができ、あるいは、回転電機1自体を固定子鉄心6の径方向でコンパクトにすることができる。
また、図7に示すように、スロット9外においては、固定子鉄心6の径方向において隣接する2つの異相のコイルエンド部13の導体部15の間の距離D2を、固定子鉄心6の径方向において隣接する2つの異相のコイルエンド部13の導体部15の間で必要とされる絶縁性能を満足するように設定することができる。
次に、図8を参照して、固定子3の製造方法を説明する。
図8の(a)に示すように、断面略方形の銅線20を一対の圧延ローラ21にて部分的に押しつぶし、スロット部12に相当する厚肉部22と、コイルエンド部13及び接続部14に相当する薄肉部23と、を形成する。
次に、図8の(b)に示すように、押出成形機24を用いて、銅線20を覆う絶縁皮膜部25を形成して、固定子巻線10が形成される。
次に、固定子巻線10を所定の長さに切り分けてU字状に折り曲げることで、図8の(c)に示すU字状セグメント11を形成する。
次に、図8(d)に示すように、固定子鉄心6の各スロット9内にU字状セグメント11の各スロット部12が収容されるように、U字状セグメント11を固定子鉄心6に取り付ける。
最後に、複数のU字状セグメント11のコイルエンド部13同士を接合することで、固定子コイル7を形成し、もって、固定子3が完成する。
以上に、本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特長を有する。
(1)固定子3は、スロット9(巻線収容空間)を有する固定子鉄心6と、導体部15と導体部15を覆う絶縁皮膜部16を有する断面略方形の固定子巻線10と、を備える。スロット9内では、同相の固定子巻線10が固定子鉄心6の径方向において隣接する。スロット9外では、異相の固定子巻線10が固定子鉄心6の径方向において隣接する。固定子巻線10の長手方向に対して直交する断面の、固定子鉄心6の径方向における寸法(図6のm2やn2)は、固定子巻線10の長手方向において同じである。スロット9内における固定子巻線10の導体部15は、スロット9外における固定子巻線10の導体部15と比較して、固定子鉄心6の径方向における寸法が大きい。以上の構成によれば、スロット9内における固定子巻線10の絶縁皮膜部16は、スロット9外における固定子巻線10の絶縁皮膜部16と比較して、固定子鉄心6の径方向における寸法が小さくなる。従って、異相の導体部15の間の絶縁性能を十分に確保しつつ、同相の導体部15の間の距離を小さくし、もって、スロット9内における占積率を向上させることができる。
(2)回転電機1は、上記固定子3と回転子4を備える。
(3)固定子3は、導体部15が厚肉部22と厚肉部22よりも薄い薄肉部23とを有するように、導体部15を形成する第1工程と、導体部15を絶縁樹脂で覆って絶縁皮膜部16を形成して固定子巻線10を生成する第2工程と、厚肉部22がスロット9内に、薄肉部23がスロット9外に、夫々位置するように固定子巻線10を固定子鉄心6に取り付ける第3工程と、を経て製造される。
(4)第2工程において、押出成形により、導体部15を覆う絶縁皮膜部16を形成する。
上記の実施形態は、以下のように変更できる。
即ち、上記実施形態では、固定子巻線10を切り分けて複数のU字状セグメント11を形成した上で固定子鉄心6に取り付ける所謂U字巻きを採用しているが、これに代えて、波巻きを採用してもよい。
また、固定子巻線10の導体部15は、単線であるとしたが、これに代えて、複数の線から成る集合線としてもよい。
1 回転電機
2 ハウジング
3 固定子
4 回転子
5 軸受
6 固定子鉄心
7 固定子コイル
8 複数の絶縁紙
9 スロット
10 固定子巻線
11 U字状セグメント
12 スロット部
12a 長辺
12b 短辺
13 コイルエンド部
13a 長辺
13b 短辺
14 接続部
15 導体部
16 絶縁皮膜部
20 銅線
21 圧延ローラ
22 厚肉部
23 薄肉部
24 押出成形機
25 絶縁皮膜部
D1 距離
D2 距離

Claims (4)

  1. 巻線収容空間を有する固定子鉄心と、
    導体部と前記導体部を覆う絶縁皮膜部を有する、断面略方形の固定子巻線と、
    を備え、
    前記巻線収容空間内では、同相の前記固定子巻線が前記固定子鉄心の径方向において隣接し、
    前記巻線収容空間外では、異相の前記固定子巻線が前記固定子鉄心の径方向において隣接し、
    前記固定子巻線の長手方向に対して直交する断面の、前記固定子鉄心の径方向における寸法は、前記固定子巻線の長手方向において同じである、
    固定子であって、
    前記巻線収容空間内における前記固定子巻線の前記導体部は、前記巻線収容空間外における前記固定子巻線の前記導体部と比較して、前記固定子鉄心の径方向における寸法が大きい、
    固定子。
  2. 請求項1に記載の前記固定子と、回転子と、を備えた回転電機。
  3. 請求項1に記載の固定子の製造方法であって、
    前記導体部が厚肉部と前記厚肉部よりも薄い薄肉部とを有するように、前記導体部を形成する第1工程と、
    前記導体部を絶縁樹脂で覆って前記絶縁皮膜部を形成して前記固定子巻線を生成する第2工程と、
    前記厚肉部が前記巻線収容空間内に、前記薄肉部が前記巻線収容空間外に、夫々位置するように前記固定子巻線を前記固定子鉄心に取り付ける第3工程と、
    を含む、固定子の製造方法。
  4. 請求項3に記載の固定子の製造方法であって、
    前記第2工程において、押出成形により、前記導体部を覆う前記絶縁皮膜部を形成する、
    固定子の製造方法。
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