JP2015105961A - インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 - Google Patents
インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015105961A JP2015105961A JP2013246324A JP2013246324A JP2015105961A JP 2015105961 A JP2015105961 A JP 2015105961A JP 2013246324 A JP2013246324 A JP 2013246324A JP 2013246324 A JP2013246324 A JP 2013246324A JP 2015105961 A JP2015105961 A JP 2015105961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- layer
- container
- peripheral wall
- mold molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
(a)のラベル111は、ポリプロピレン(以下、PPと略記する。)樹脂製の無延伸のキャストフィルム(以下、CPPフィルムと略記する。)からなる透明な基材層112の裏面側にグラビア印刷による印刷層113を形成し、さらにポリエチレン系樹脂を押出しラミネートにより積層し、接着層116を積層したものである。
(b)のラベル111は、CPPフィルムからなる透明な基材層112の裏面にグラビア印刷による印刷層113を形成し、ドライラミネート層115を介して共重合系PP樹脂フィルム製の接着層116を積層したものである。
(c)のラベル111は、合成紙からなる基材層112の裏面側にヒートシール(HS)層による接着層116を積層し、表面側にフレキソ印刷による印刷層113を形成し、さらに印刷層113を透明な保護層117で被覆したものである。
すなわち、3次元曲面は平面形状のラベルを引伸すことなく、また皺を寄せることなく、単に湾曲させることにより形成させることができない曲面であり、平面形状のラベルをインモールド成形で3次元曲面に強引に貼着しようとすると、エア溜りや皺が発生し易く外観が毀損してしまうと云う問題があった。
3次元曲面にラベルを貼着することができれば、表示面積を拡大することができ、表示量を多くすることができる利点、あるいは文字やイラスト等を大きくすることができ、見やすくできる利点がある。
インサート材として使用され合成樹脂製の容器本体の成形と同時にこの容器本体の周壁に貼着されるインモールド成形用ラベルにおいて、
裏面側に印刷層を形成した透明な合成樹脂フィルム製の基材層と、接着層を有し、
接着層は、貼着する容器本体の周壁面と熱溶着可能な合成樹脂製フィルムの裏面側に予めエンボス加工により凹部を規則的なパターンで形成した状態で基材層の裏面側に押出ラミネート法により積層したものとし、
基材層に接着層を積層した状態での凹部の平均深さを0.02〜0.07mmの範囲とし、ラベルの表面積1cm2あたりの凹部の空間体積の総和を0.0005〜0.004cm3の範囲とする、と云うものである。
容器本体の周壁に接着する接着層の裏面側にエンボス加工により規則的なパターンで凹部を配設し、これら凹部の深さと総体積を適宜の範囲に設定することにより、3次元曲面領域でエア溜りや皺の発生のない状態で高品位な貼着が可能なことを見出し、上記構成を創出するに至った。
容器本体の周壁の3次元曲面領域でのエア溜りや皺の発生を効果的に抑制することができ、高品位な状態でラベルを貼着したラベル付き容器を提供することが可能となった。
なお、上記構成、また以下の説明では、ラベルの層構成の方向性を明確にするため、裏面側あるいは表面側と云う用語を使用しているが、ここで裏面側は容器本体の周壁と接着する側を示し、表面側はその反対側、すなわち容器本体に貼着した状態で外部に露出する側を示す。
一方で、ラベルの凹部の平均深さが0.07mmを超えると、後述するように基材層とエンボス加工した接着層の間に形成される空間を、押出ラミネート時に溶融樹脂で埋められないため、基材層とエンボス加工した接着層との押出ラミネート時にエアを巻き込み、インモールド成形後にラベルの層間に多数の気泡、所謂、層間ブリスターが発生し外観が損なわれる。
また表面積1cm2あたりの凹部の総体積が0.004cm3を超えるとラベルを金型に挿入する際の搬送治具によるラベルの吸着適性が低下すると云う問題もある。
接着層の表面側にも凹凸が形成されるため、基材層の裏面側と接着層の表面側に形成される凹部の間に空間が形成され、その空間にエアが巻き込まれた場合、インモールド成形時にパリソンにより押し込まれ、ラベル表面が膨らみ、ラベルの層間にブリスターが発生し外観が損なわれることが懸念されるが、
上記構成では基材層と接着層の積層を、基材層と接着層の間に、接着剤としての機能を発揮する低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂等の溶融樹脂をシート状に押出成形する押出ラミネート法、所謂、サンドイッチ押出ラミネート法によるものとすることにより、溶融樹脂の厚さは0.01〜0.03mm程度であり、上記のように積層後のエンボス加工による凹部の平均深さを0.07mm以下とすることにより、接着層の表面側の凹部に溶融樹脂が押し込まれるようになり、上記空間を溶融樹脂で埋めることができ、層間ブリスターの発生を効果的に抑制することが可能となる。
G=E*t3 (1)
但し、E、tは、それぞれ次のようである。
E;ラベルの引張弾性率(MPa)
t;ラベル厚さ(mm)
上記構成により、ラベルの曲げ剛性に相関する値である、(1)式から算出されるG値を0.05〜0.20の範囲とすることにより、特に0.20以下とすることにより十分に柔軟性を有するものとすることにより、容器の3次元曲面に沿った変形について、十分に追従性を有するものとし、
前述した主たる構成におけるエンボス加工による凹部の配設態様による作用効果と相俟って、皺等の発生のない状態で高品位な貼着を可能とすることができる。
また、ラベルを貼着したラベル付き容器を誤って落下させた場合に、落下衝撃によりラベルの貼着周縁部を起点として割れが発生しやすくなると云う問題もある。
一方、腰強さの値が0.05未満の値になるとラベルを機械で金型面にセットする際のラベル自動供給適性が低下する、またセット後に溶融樹脂の流動によって皺が発生すると云う問題が生じる。
すなわち、本発明のインモールド成形用ラベルは容器本体の周壁に接着する接着層の裏面側にエンボス加工により規則的なパターンで凹部を配設し、ラベルの凹部の深さ、総体積を所定の適宜の範囲にすることにより、ラベルに3次元曲面に沿って変形可能な追従性を付与することができ、また、凹部による空気の逃げ道としての機能及び逃がしきれなかった空気を吸収する機能が十分に発揮されることと相俟って、3次元曲面領域でのエア溜まりや皺の発生を効果的に抑制することができ、容器本体の周壁の3次元曲面領域でエア溜りや皺のない状態で高品位に貼着することができる。
図1〜4は本発明のラベル付き容器の一実施例を示すもので、図1は側面方向からみた斜視図、図2は正面図、図3は側面図、図4(a)は平面図、(b)は図2中のA−A線に沿って示す平断面図、(c)は底面図である。
また、図5はこのラベル付き容器に使用される、本発明のインモールド成形用ラベルの一実施例の層構成を示す断面図、図6は図5のラベルの裏面側からみた凹部19の配設パターンを示す平面図である。
図1のラベル付き容器は、容器本体1の周壁に図5、6に示すラベル11をインサート材としたインモールド成形法により容器本体1の表面、裏面の両面に貼着したものである。
また、容器本体1の胴部4は全体として楕円筒状であるが、上端部から下端部にかけて緩やかに縮径した形状で、その周壁は周方向と共に縦方向についても湾曲状であり、胴部4の外周面は略全範囲に亘って3次元曲面状の3次元曲面領域となっている。
そして、ラベル11はこの容器本体1の胴部4の正面側の上端部から下端部にかけての3次元曲面領域を含む広い範囲に、3次元曲面に沿って密着状に貼着しており、全領域に亘ってエア溜りや皺や剥がれのない状態で高品位に貼着している。
ここで、基材フィルム層12は透明なCPPフィルム製で層厚は0.030mm、そして接着層16はCPPフィルム製で、エンボス加工前の層厚は0.050mmであり、ラベル11全体の平均厚さtは0.095mmである。
1)基材層12となる透明なCPPフィルム12fの裏面側に印刷層13をグラビア印刷し、次に印刷層13の裏面側からAC剤を塗布、乾燥してAC層14aを積層したAフィルムFaを供給する。
2)他方で、接着層16となるCPPフィルム16fの裏面側に、予めエンボスパターンを有するエンボスロールによるエンボス加工を施して凹部19を形成し、表面側にAC剤を塗布、乾燥してAC層14bを積層したBフィルムFbを供給する。
3)次に、上記AフィルムFaの裏面側とBフィルムFbの表面側の間に押出機EからTダイTを経て押出形成されるシート状の低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂製の溶融樹脂Rmをサンドイッチ状に挟み込むようにする、所謂、サンドイッチ押出ラミネート法により、AフィルムFaとBフィルムFbを溶融樹脂Rmで接着状に積層して積層フィルムFcを製造する。
4)そして、上記積層フィルムFcをスリット、断裁後、所定のラベル形状に打ち抜き加工を行ない、ラベル11とする。
また、接着層16は共重合タイプのCPPフィルム製でインモールド成形において、PP樹脂製やポリエチレン(PE)樹脂製の容器本体1の周壁に直接熱融着する。
また、本実施例では印刷層13はグラビア印刷により形成しているが、スクリーン印刷、フレキソ印刷等、さまざまな印刷法により形成することができる。
またアンカーコート剤としては、例えばポリエチレンイミン、ポリエーテルポリオール・ポリイソシアネート、ポリエステルポリオール・ポリイソシアネート等を水や有機溶剤で希釈したものを使用することができる。
なお、本実施例のラベル11の表面側の光沢度は56.0%であった。(JISZ8741に準拠して日本電色工業VG700を用い、測定角度60°で測定)
・凹部19の深さ(エンボス深さ)dの平均値は0.040mm
・ラベル11の表面積1cm2あたりの凹部の総体積Vtは0.00130cm3/cm2
また、容器本体1の周壁に貼着した後の凹部19の深さdの平均値は、ラベルが貼着した部分で断面をスライスして顕微鏡で拡大観察した結果、0.025mmであった。
G=E*t3 (1)
但し、E、tは、それぞれ次のようである。
E;ラベルの引張弾性率(MPa)
t;ラベル厚さ(mm)
なお、引張弾性率はラベルをASTM−1822Lのダンベル形状に打ち抜き、1mm/分の引張速度で引張り試験を実施して求めた。
ここで、ラベルの縦方向は、容器本体に貼着した際の容器本体の軸方向に相当し、横方向はそれに直角な方向に相当する。
ラベル11は予め型面に減圧吸気路24により吸着されるが、3次元曲面領域に該当する箇所は型面とは必ずしも接触せず、一部浮いた状態となっている。
この状態で、ブローエアを吹き込むとパリソン22は膨張し(図8中の矢印方向参照)キャビティの形状に沿って順次、賦形され(図8中の2点鎖線の状態参照)るが、胴部4の周壁に一体化された状態に貼着される。
この際、特に、図1に示すようにラベル11を容器本体1の胴部4の周壁の3次元曲面領域を有する外周面に貼着する場合には、平面形状のラベル11がこの3次元曲面に沿って変形しながら接着が進行するため、2次元曲面に貼着する場合に比較してエア溜りや、皺や、剥がれが発生し易いが、
上記のように、凹部19の深さd、総体積Vtを所定の範囲とすることにより、インモールド成形時における空気の逃げ道としての機能が十分に発揮され、ラベル11の貼着時におけるエア溜まりの発生が効果的に防止される。また、凹部による蛇腹効果が発揮され、さらに腰強さの指標となるG値を0.05〜0.20の範囲とすることによる作用効果が相俟って、3次元曲面に沿って変形可能な追従性が付与され、皺の発生が抑制される。
なお表1中の「ラベルの層構成」の欄では、左側から右側に向けて表面側から裏面側に向けての層構成を記載している。
また、Lc1〜Lc6のラベルの凹部の配設パターンはL1のラベルと同様に図6に示したパターンである。
なお、実施例1(B1とする。)の容器は図5に示されるラベル11を使用したものであり、また、比較例1、2、3、4、5、6(Bc1、Bc2、Bc3、Bc4、Bc5、Bc6とする。)の容器は、図9に示される、Lc1、Lc2、Lc3、Lc4、Lc5、Lc6のラベルを使用したものである。
このLc1は図に示されるように、表面側から(図中、上側から)、基材層112/印刷層113/AC層114/接着層116、と云う層構成を有する。そして、図9の表1に示されるように基材層112は透明なCPPフィルム製で層厚は0.070mmである、そして接着層116はLDPE樹脂を押出ラミネート法により積層したもので後述するエンボス加工前の層厚が0.010mmであり、ラベル111全体の平均厚さtは0.085mmである。
ここで、接着層116の凹部119は、基材層112と接着層116を押出ラミネート法により積層した後でエンボス加工したもので(このように基材層と接着層を積層した後でのエンボス加工を、以降、後エンボス加工と記載する。表1中には(後エンボス)と記載している。)押出ラミネートした接着層116を冷却ロールで冷却固化させた後、接着層116の裏面側からエンボスパターンを有するエンボスロールでエンボス加工したものであり、ラベル111の表面側も凹凸状態になっている。
しかし、後エンボス加工の影響でラベルの表面が凹凸状態となっているので表面光沢度は表1中に示されるように4.4%と低くかった。
このLc2は保護層117/AC層114/印刷層113/接着層116、と云う層構成を有し、接着層116はCPPフィルム製で層厚は0.070mm、保護層117はLDPE樹脂を押出ラミネート法により積層したもので層厚が0.010mmであり、ラベル11全体の平均厚さは0.085mmで、図11(a)にあるLc1の層構成を上下逆にしたような層構成となっており、接着層116は基材層112としての機能も発揮する。
また、このLc2は保護層117と接着層116を積層した後に接着層116の裏面側から後エンボス加工したものである。
このLc3は図9の表1に示されるようにLc1と同様な層構成を有しているが、押出ラミネート法によりLDPE樹脂を積層して形成された接着層116を、エンボスパターンを有する冷却ロールで冷却固化すると同時にエンボス加工を行ったもので、凹部119が0.020mmの接着層116の厚さ範囲に留まり、凹部の深さdと総体積Vtが小さな値に留り、Bc3では、表面の光沢度は45.6%と高い値であったが、Bc3では、成形後の凹部深さは0.01mm未満と浅く、皺とエア溜りの発生が見られた。
従って、ドライラミネート層は厚みが0.002〜0.004mmと薄く、基材層の裏面側と接着層の表面側に形成される凹部の間に形成される空間を十分に埋めることができず、インモールド成形後には、この空間に起因する層間ブリスターの発生が見られる。
そして、Bc6ではインモールド成形前のラベル表面の光沢度は53.2%と高く、また成形後の凹部深さdは0.025mmと十分深く、皺、エア溜りの発生が見られないものであったが、上記したインモールド成形後の層間ブリスターの発生により外観が損なわれたものとなった。
これらの実施例と比較例を全体的に見ると次のことが云える。
まず、皺やエア溜りの発生について見ると、図10の表2に示されるように、B1、Bc1、Bc2、Bc6では、皺やエア溜りの発生はなく、Bc3、Bc4、Bc5では皺とエア溜りの発生がある。
ここで、成形前のラベルの凹部の深さを測定した結果をみると、皺やエア溜りの発生したBc3、Bc4、Bc5では0.020mm未満であり、インモールド成形時における凹部の空気の逃げ道としての機能や、3次元曲面に沿った変形を可能とする、凹部による蛇腹効果による追従性に係る機能が低下し、皺やエア溜りの発生を抑制する機能が不足したものと推察される。
従って、実際にラベルを実用化する際には、その層構成やエンボス加工による凹部の深さや総体積等の配設態様を適宜決めた後に、さらにG値を指標としてラベル全体の腰強さを適宜の大きさ(0.05〜0.20)にしておくことが好ましい。
また、L1とLc6は共に後エンボス加工を採用して光沢度の高いラベルであるが、基材層と予めエンボス加工した接着層の積層に際しサンドイッチラミネート法を採用したL1(B1)ではインモールド成形後の層間ブリスターの発生がなく、ドライラミネート法を採用したLc6(Bc6)ではインモールド成形後の層間ブリスターが発生し、サンドイッチラミネート法を採用した効果が確認された。
たとえば、上記実施例では、容器本体をダイレクトブロー成形によるものとしたが、2軸延伸ブロー成形、熱成形によるものとすることもできる。
また、ラベルの層構成は実施例に示した他にも、容器本体に使用する合成樹脂との組み合わせも考慮しながら、様々な層構成のバリエーションの中から適宜選択できるものである。
また、凹部の規則的な配設パターンについても、図6に示したパターンの他にも様々なバリエーションの中から適宜選択できるものである。
2 ;口筒部
3 ;肩部
4 ;胴部
5 ;底部
11;ラベル
12;基材層
13;印刷層
14a、14b;アンカーコート層
15;押出樹脂層
16;接着層
19;凹部
19a;凹部
19f;平坦部
21;ダイ
22;パリソン
23;ブロー割型
24;減圧吸気路
111;ラベル
112;基材層
113;印刷層
114;アンカーコート層
115;ドライラミネート層
116;接着層
117;保護層
119;凹部
E ;押出機
T ;Tダイ
R1;ロール
R2;ロール
Fa;Aフィルム
Fb;Bフィルム
Fc;積層フィルム
Rm;押出溶融樹脂
12f;(基材層用の)フィルム
16f;(接着層用の)フィルム
d ;(凹部の)深さ
t ;(ラベルの)厚さ
Claims (6)
- インサート材として使用され合成樹脂製の容器本体の成形と同時に該容器本体の周壁に貼着されるインモールド成形用ラベルであって、裏面側に印刷層(13)を形成した透明な合成樹脂フィルム製の基材層(12)と、接着層(16)を有し、前記接着層(16)は、貼着する前記容器本体の周壁面と熱溶着可能な合成樹脂製フィルムの裏面側に予めエンボス加工により凹部(19)を規則的なパターンで形成した状態で前記基材層(12)の裏面側に押出ラミネート法により積層したものであり、前記基材層(12)に接着層(16)を積層した状態での前記凹部(19)の平均深さを0.02〜0.07mmの範囲とし、ラベルの表面積1cm2あたりの凹部(19)の空間体積の総和を0.0005〜0.004cm3の範囲としたことを特徴とするインモールド成形用ラベル。
- ラベルの表面側の光沢度を40%以上とした請求項1記載のインモールド成形用ラベル。
- 下記式(1)で算出されるG値が、0.05〜0.20の範囲である請求項1または2記載のインモールド成形用ラベル。
G=E*t3 (1)
但し、E、tは、それぞれ次のようである。
E;ラベルの引張弾性率(MPa)
t;ラベル厚さ(mm) - 請求項1、2または3の何れかに記載されるインモールド成形用ラベル(11)をインサート材としたブロー成形により、該ラベル(11)を合成樹脂製の容器本体(1)の周壁に貼付したことを特徴とするラベル付き容器。
- 容器本体(1)の周壁が3次元曲面状に形成された3次元曲面領域を有することを特徴とする請求項4記載のラベル付き容器。
- ブロー成形後の、ラベル(11)の凹部(19)の平均深さが0.01〜0.06mmの範囲である請求項4または5記載のラベル付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013246324A JP6437190B2 (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013246324A JP6437190B2 (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018198751A Division JP6577117B2 (ja) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015105961A true JP2015105961A (ja) | 2015-06-08 |
JP6437190B2 JP6437190B2 (ja) | 2018-12-12 |
Family
ID=53436133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013246324A Active JP6437190B2 (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6437190B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0283566U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-28 | ||
JP2006276646A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル及びインモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
EP2441577A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-18 | Nan Ya Plastics Corporation | In-mold label and method for producing the same |
WO2013161403A1 (ja) * | 2012-04-27 | 2013-10-31 | 株式会社 吉野工業所 | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 |
-
2013
- 2013-11-28 JP JP2013246324A patent/JP6437190B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0283566U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-28 | ||
JP2006276646A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル及びインモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
EP2441577A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-18 | Nan Ya Plastics Corporation | In-mold label and method for producing the same |
WO2013161403A1 (ja) * | 2012-04-27 | 2013-10-31 | 株式会社 吉野工業所 | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6437190B2 (ja) | 2018-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6103343B2 (ja) | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 | |
JP4789033B2 (ja) | インモールドラベル及びインモールドラベル付き合成樹脂製容器の製造方法 | |
TWI681001B (zh) | 熱塑性樹脂膜及其製造方法、模內成形用標籤與附設標籤的塑膠容器及其製造方法 | |
JP5579394B2 (ja) | インモールド成形用ラベル | |
JP2010076132A (ja) | 積層フィルムの加工方法 | |
JP5660431B2 (ja) | ラベル付き容器 | |
WO2016002862A1 (ja) | ラベル付きブロー成形容器及びブロー成形用金型 | |
JP4947511B2 (ja) | インモールドラベル付き合成樹脂製容器 | |
JP6577117B2 (ja) | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 | |
JP6437190B2 (ja) | インモールド成形用ラベル及びラベル付き容器 | |
EP3138681B1 (en) | Blow-molded container with in-mold label and method for manufacturing blow-molded container with in-mold label | |
JP5700335B2 (ja) | インモールドラベル付き薄肉容器 | |
JP5182660B2 (ja) | インモールドラベル付き薄肉容器 | |
JP5693979B2 (ja) | 透明性に優れた耐熱包装用容器およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180309 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181022 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20181029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6437190 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |