JP2015105567A - 屋根の雪下ろし装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備、維持管理を抑え屋根からの雪下ろしの重労働の軽減、屋根からの転落等の危険の減少、家屋の倒壊を抑える雪下ろし装置を提供する。【解決手段】丸棒11を縦方向に並べ組み込んだポリカーボネート板3で屋根全体を覆い、屋根頂部の鉄板4と端部をスプリング5で結節したポリカーボネート中空板6下面に丸棒11とアルミパイプ7を組み合わせて横方向に組み込み、丸棒上を転がり滑るようにし、潤滑油を密閉し薄膜状にしたマット13をポリカーボネート中空板上に固着し、鉄板とスプリングで端部を連結させた耐候性シート12を敷設し、シートはスプリングに抗する屋根上の雪の重み圧力で屋根下方向に滑り、屋根中央部の雪割り板8と勾配45?〜50?の雪受け棚部を支える脚部はスキー板状で、雪受け棚部9及び脚部スキー板10は屋根1を跨ぐように位置し、雪受け棚部上の積雪及びそこからの落雪の圧力変化でスキー板が動き屋根上の雪を落とす。【選択図】図1

Description

既存の屋根に着脱可能で屋根に積もった雪を屋根に上って雪下ろしないで済む屋根の雪下ろし装置に関する。
概して克雪住宅には大別して落雪式住宅、融雪式住宅、耐雪式住宅となるが、本案は落雪式住宅に関するものである。一般に屋根の勾配は3/10程度で人力で屋根の雪下ろしを行う。住人の高齢化、地域の過疎化、重労働、屋根からの転落の危険、雪下ろし費用の負担増等各家庭及び各自治体には深刻である。
落雪式住宅を40°以上の急勾配の屋根構造やドーム型屋根構造に設備するには簡単ではない。実用新案登録第3179554号には平坦な屋根に急勾配の骨組みの積雪防止案を提案しているが強度や組み立てに不安がある。
特開第2007−309018号公報では撥水性、耐水性カバーを屋根全体に覆って雪を落雪させようと提案している。雪質は地域により水分量が異なり、積雪量も気候変化や地形地域で極端に厳しく簡単ではない。
特開第2012−233359号公報では屋根をシートで被い手動でシートの端を引いて屋根の雪を落としている。屋根からの雪に埋もれる危険がある。
特開第2007−46429号公開ではベルトコンベアーを回転させ屋根の雪をおとす装置は製造組み立てが負担である。
特開第2001−207686号公報、特開第2007−247370号公報、実願第3166370号公報には屋根の上のシートを動力で回転させる構造の装置での雪下ろしを提案しているが、設備費、維持管理、可動部分の補修が大変と思える。
特開第2001−207686号公報 特開第2007−191913号公報 特開第2007−205037号公報 特開第2007−217983号公報 特開第2007−247370号公報 特開第2007−254991号公報 特開第2007−291820号公報 特開第2007−309018号公報 特開第2007−46429号公報 特開第2012−233359号公報
実用新案文献
実用新案文献1
実用新案登録第3122843号公報
実用新案文献2
実用新案登録第3166370号公報
実用新案文献3
実用新案登録第3179554号公報
屋根の雪下ろしに関する先行技術等が多く示されているが普及していない現状であり気候変動、住人の高齢化、地域の過疎化等各家庭及び各自治体にとり精神的、経済的、人的重労働及び生命の危険の軽減が求められている。
既存の屋根(1)全体を耐候性シート(2)を保護として覆いその上にポリカーボネート板(3)を敷設する。ポリカーボネート板(3)の上部には丸棒(11)を縦方向に並べ組み込む。図(4)。ポリカーボネート板は屋根全体に屋根頂部を跨ぐように敷き詰める。その上にポリカーボネート中空板(6)上端を屋根頂部を跨いで設置した鉄板(4)とスプリング(5)で連結して屋根下方向に動くようにしてある図(7)。当該ポリカーボネート中空板下面には丸棒(11)とアルミパイプ(7)を組み合わせ横方向に並べ組み立て図(5)、丸棒と丸棒及びアルミパイプが縦、横方向で交差しポリカーボネート板(3)の上でポリカーボネート中空板(6)が点接触状に転がり滑るようにする。
ポリカーボネート中空板(6)の上部には耐候性シート(12)端部を前記屋根頂部の鉄板(4)とスプリング(5)にて連結した状態で屋根全体に敷設する図(11)。耐油性シートを袋状にし潤滑油を薄膜状に密閉したマット図(9)をポリカーボネート中空板(6)上に固着させる。上記耐候性シート(12)はシート上に圧力がかかると該マット(13)の効果により屋根下方向にずれ動く。
屋根中央部に雪割り板(8)と45°〜50°の角度の雪受け棚部(9)を設けそれを受け支える脚部はスキー板(10)状にし前記耐候性シート(12)に設置する図(11)。上記棚部及び脚部スキー板部は屋根両側で屋根頂部を跨ぐようにスプリング(5)で連結し固定されている。スキー板の裏面には前記潤滑油入りマット(13)を固着してある。雪受け棚部(9)の上に積もった雪の重みがスプリング(5)の張力に抗して脚部スキー板が屋根下方向に滑り上記耐候性シート(12)上の雪を屋根下に落とす動きをする。
複雑かつ精密な構造及び組立が不要であり設備費、維持費が少ない。上記板(3)(6)同志は丸棒(11)と丸棒(11)及びアルミパイプ(7)との点接触により上記板の上への圧力により転がり滑り効果が雪を落とす屋根下方向の動きを発生する。上記板(6)と耐候性シート(12)は潤滑油入りマット(13)の効果で上記板(6)への圧力が屋根下方向の滑りを引き出す。屋根上の雪割り部と雪受け棚部への雪の積雪及びそれを下支えするスキー板による屋根下方向への動き並びに耐候性シート上への積雪の重量の圧力は各材料とその組み合わせによる上記点接触効果による転がり滑り並びに潤滑油入りマットの滑り効果が複合的誘発的に作用し屋根下方向への動きは屋根の雪を雪崩発生的に落とす効果がある。
総合参考図 屋根上の耐候性シート 屋根上のポリカーボネート板及び丸棒縦方向配置図 ポリカーボネート板及び丸棒の組み立て図 ポリカーボネート板の丸棒組み立て横断面図 ポリカーボネート板の丸棒組み立て縦断面図 ポリカーボネート中空板及び丸棒、アルミパイプ配置図とスプリング ポリカーボネート中空板丸棒アルミパイプ組み立て断面図 耐油性シート製袋状薄潤滑油膜マット 屋根上部の雪割り板、雪受け棚部及び脚部スキー板の配置図 屋根上部の雪割り板、雪受け棚部及び脚部スキー板と下部耐候性シート並びに袋状薄潤滑油膜マットの配置図
屋根の保護の為耐候性シート(2)を屋根全体に覆いその上部にポリカーボネート板(3)を屋根全体に敷設、当ポリカーボネート板(3)上には丸棒(11)を縦方向に組み込み配置する図(3)。丸棒(11)とアルミパイプ(7)を組み合わせ横方向にポリカーボネート中空板(6)下面に組み込み配置した当該ポリカーボネート中空板上端は屋根を跨ぐように設置した鉄板(4)とスプリング(5)により連結されていて、上記ポリカーボネート板(3)上設置した丸棒(11)とアルミパイプ(7)との点接触による転がり滑り作用を発生し上記ポリカーボネート中空板(6)は屋根上に雪の重量による圧力が発生した場合、屋根下方向にスプリング(5)に抗してスプリングを伸ばして屋根下方向に動く。
前記ポリカーボネート中空板(6)には耐油性シートを袋状にし潤滑油を薄膜状に密閉したマット(13)を固着させておき、その上に前記屋根上の鉄板(4)と耐候性シート(12)の上端部をスプリング(5)で連結させた当該耐候性シート(12)は潤滑油入り薄膜マット(13)を介して接触し当該耐候性シート(12)は屋根の雪の重量の圧力でスプリング(5)を伸ばして屋根下方向に動く。
屋根の頂部には雪割り板(8)とその下に勾配45〜50でポリカーボネート中空板製の雪受け棚部(9)を設けそれらを支えうける脚部は、スキー板(10)状でスキー板裏面には前記の潤滑油入り薄膜マット(13)を固着され当該スキー板は上記耐候性シート(12)上に設置される。雪受け棚部(9)及び当該スキー板部は屋根中央位置でスプリング(5)で固定連結されている。雪受け棚部に積もった雪の重量の下方向圧力がスプリング(5)を伸ばしスキー板が屋根下方向に動き当該耐候性シート(12)も屋根下方向に動くことで雪受け棚部上の雪も当該耐候性シート(12)の上の雪も勢い落ち、上記各板(3)(6)の間の転がり滑り効果及び板(6)と耐候性シート(12)の間の潤滑油入り薄膜マットの滑り効果との複合作用が屋根下方向の動きが屋根の雪を屋根から落とす。
産業上の利用の可能性
屋根の雪下ろしに伴う各家庭、各自治体の精神的、経済的、人的重労働及び生命の危険等それらの負担のは軽減は喫緊の課題であり、その課題に対し当該発明は簡易な構造及び各材料の組合せにより滑り、転がり作用を複合的、誘発的に引出して屋根に上らずに雪下ろしの出来しかも小経費、再構築可能な装置である故、利用性は大と思われる。
1 屋根部
2 耐候性シート
3 ポリカーボネート板
4 屋根頂部の鉄板
5 スプリング
6 ポリカーボネート中空板
7 アルミパイプ
8 雪割り部
9 雪受け棚部
10 スキー板
11 丸棒
12 耐候性シート
13 耐油性シート製の潤滑油入り薄膜状マット
14 屋根の雪割り部及び雪受け棚部と屋根部との支柱

Claims (2)

  1. 既存の屋根上に敷設したポリカーボネート板(3)上には、縦方向に丸棒(11)が並べ組み込まれており、上端をスプリング(5)で屋根頂上の鉄板(4)と連結したポリカーボネート中空板(6)下には丸棒(11)とアルミパイプ(7)を組み合わせ横方向に並べ組み込まれている。上記各板(3)(6)は丸棒(11)とアルミパイプ(7)の点接触による転がり滑り作用で屋根下方向に移動する。更に耐油性シートを袋状にした中に潤滑油を薄膜状に内蔵密閉したマット(13)を上記ポリカーボネート中空板(6)上に貼り付けその上に上端を上記鉄板(4)とスプリング(5)で連結した耐候性シート(12)を屋根上に覆う構造、組み合わせをした屋根の雪下ろし装置。
  2. 屋根中央頂上部上に取り付けた雪割り板(8)の下に45°〜50°の傾斜のポリカーボネート中空板製の雪受け棚部(9)を設けそれを支える脚部はスキー板(10)状でスキー板裏面には上記潤滑油入りマット(13)を貼り付け上記屋根上の耐候性シート(12)上に設置される。雪受け棚部(9)は屋根上を跨ぐ様にスプリング(5)で連結し棚部に積もった雪の重みがスプリングの張力に抗して広がり屋根下方向にスキー板(10)が動き上記耐候性シート(12)上の雪を落とす作用をする。雪割り板、雪受け棚部及びスキー板の組み合せた特徴の構造の作動が前記各板(3)(6)間の滑り転がり効果更にポリカーボネート中空板(6)と上記耐候性シート(12)間の滑り効果を誘導し屋根の雪を落す特徴を有する雪落とし装置。
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