JP2015103989A - 電子機器、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】できるだけ利用者の操作の利便性を向上させること。【解決手段】1つの態様において、電子機器(例えば、スマートフォン1)は、第1の画像が表示されている第1の領域と、第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを有するタッチスクリーンディスプレイと、前記第1の領域で受け付けたタッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するコントローラとを有する。電子機器(例えば、スマートフォン1)は、タッチスクリーンディスプレイ上に、第1の画像と第2の画像とが重畳表示された第2の領域がある場合であっても、利用者の操作上の煩わしさを低減することができ、その結果、できるだけ利用者の操作の利便性を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本出願は、電子機器、制御方法、及び制御プログラムに関する。
タッチスクリーンを備えるタッチスクリーンデバイスが知られている。タッチスクリーンデバイスは、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの電子機器を含むが、これらに限定されない。タッチスクリーンデバイスは、タッチスクリーンを介して指、ペン、又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンデバイスは、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
タッチスクリーンデバイスの基本的な動作は、デバイスに搭載されるOS(Operating System)によって実現される。タッチスクリーンデバイスに搭載されるOSは、例えば、Android(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Symbian(登録商標) OS、及びWindows(登録商標) Phoneを含むが、これらに限定されない。
近年、上記電子機器の中には、表示領域の縦横比を従来製品とは異なる寸法に変更するものが普及しはじめている。
国際公開第2008/086302号
表示領域の縦横比を変更するなどの製品開発の動向に応じて、できるだけ利用者の操作の利便性を向上させる必要性がある。
1つの態様に係る電子機器は、第1の画像が表示されている第1の領域と、前記第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを含むタッチスクリーンディスプレイと、前記タッチスクリーンを介して前記第1の領域で受け付けたタッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するコントローラとを有する。
1つの態様に係る制御方法は、第1の画像が表示されている第1の領域と、前記第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを含むタッチスクリーンディスプレイを有する電子機器によって実行される制御方法であって、前記タッチスクリーンを介して前記第1の領域に対するタッチ操作を受け付けるステップと、前記タッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するステップとを含む。
1つの態様に係る制御プログラムは、第1の画像が表示されている第1の領域と、前記第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを含むタッチスクリーンディスプレイを有する電子機器に、前記タッチスクリーンを介して前記第1の領域に対するタッチ操作を受け付けるステップと、前記タッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するステップとを実行させる。
図1は、本実施形態に係るスマートフォンの機能構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係るスマートフォンの制御の一例を示す図である。 図3は、第1の画像の一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係るスマートフォンによる処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、スマートフォンにより実行される制御の他の例を示す図である。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、本発明に係る電子機器の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
本実施形態に係るスマートフォン1の機能構成の一例を説明する。図1は、本実施形態に係るスマートフォンの機能構成を示すブロック図である。以下の説明においては、同様の構成要素に同一の符号を付すことがある。さらに、重複する説明は省略することがある。
図1に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12と、姿勢検出ユニット15と、バイブレータ18とを備える。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、例えば、重ねて配置されてもよいし、並べて配置されてもよいし、離して配置されてもよい。ディスプレイ2Aとタッチスクリーン2Bとが重ねて配置される場合、例えば、ディスプレイ2Aの1ないし複数の辺がタッチスクリーン2Bのいずれの辺とも沿っていなくてもよい。
ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。ディスプレイ2Aが表示する文字、画像、記号、及び図形等を含む画面には、ロック画面と呼ばれる画面、ホーム画面と呼ばれる画面、アプリケーションの実行中に表示されるアプリケーション画面が含まれる。ホーム画面は、デスクトップ、待受画面、アイドル画面、標準画面、アプリ一覧画面又はランチャー画面と呼ばれることもある。
本実施形態において、ディスプレイ2Aには、ホーム画面などの画像が表示されるとともに、ホーム画面などの画像と各種アプリケーションに対応する画像が重畳表示される。以下の説明において、ホーム画面などの画像を第1の画像と表記し、第1の画像が表示されるディスプレイ2A(タッチスクリーンディスプレイ2)における領域を第1の領域を表記し、各種アプリケーションに対応する画像を第2の画像と表記し、第1の画像と第2の画像とが重畳表示されるディスプレイ2A(タッチスクリーンディスプレイ2)における領域を第2の領域と表記する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等(以下、単に「指」という)がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2B(タッチスクリーンディスプレイ2)に対する指の接触を、接触された場所のタッチスクリーンディスプレイ2上での位置とともに、コントローラ10に通知する。実施形態1において、タッチスクリーン2Bは、ディスプレイ2Aに表示される文字入力画面に対する指の接触、及び文字入力画面上での位置を、コントローラ10に通知する。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下の説明では、説明を簡単にするため、利用者はスマートフォン1を操作するために指を用いてタッチスクリーン2Bに接触するものと想定する。
コントローラ10(スマートフォン1)は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された位置の変化、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいて、ジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、指を用いて、タッチスクリーン2B(タッチスクリーンディスプレイ2)に対して行われる操作である。コントローラ10(スマートフォン1)が、タッチスクリーン2Bを介して判別するジェスチャには、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトが含まれるが、これらに限定されない。
ボタン3は、利用者からの操作入力を受け付ける。ボタン3の数は、単数であっても、複数であってもよい。
照度センサ4は、スマートフォン1の周囲光の照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、ディスプレイ2Aが顔に近づけられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、1つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる無線通信規格には、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格と、近距離無線の通信規格がある。セルラーフォンの通信規格としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。近距離無線の通信規格としては、例えば、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等がある。WPANの通信規格には、例えば、ZigBee(登録商標)がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
通信ユニット6は、GPS衛星からの所定の周波数帯の電波信号を受信し、受信した電波信号の復調処理を行って、処理後の信号をコントローラ10に送出する。スマートフォン1は、GPS衛星との通信機能を通信ユニット6から分散させて、通信ユニット6から独立した個別の通信部を設けてもよい。
レシーバ7は、音出力部である。レシーバ7は、コントローラ10から送信される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。マイク8は、音入力部である。マイク8は、利用者の音声等を音信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。フォアグランドで実行されるアプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに画面が表示される。制御プログラムには、例えば、OSが含まれる。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、制御プログラム9A、通話アプリケーション9B、メールアプリケーション9C、ブラウザアプリケーション9D、カメラアプリケーション9E、音声入力アプリケーション9F、ソフトウェアキーアプリケーション9G、設定データ9Zなどを記憶する。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。例えば、制御プログラム9Aは、タッチスクリーン2Bを介して第1の領域で受け付けたタッチ操作が第2の領域に近づいた場合に、第2の画像を透過させて第1の画像を表示するための機能を提供する。
その他、制御プログラム9Aは、通信ユニット6などを制御することによって、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)などを用いた通信を実現させるための機能、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等を用いた近距離無線通信を実現させるための機能、並びに、通信ユニット6及びマイク8などを制御することによって、通話を実現させるための機能を提供する。
制御プログラム9Aにより提供される機能は、通話を実現させる場合、通話アプリケーション9B又はメールアプリケーション9Cなど、ストレージ9に記憶される他のプログラムなどが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。制御プログラム9Aにより提供される機能は、複数のプログラムモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
通話アプリケーション9Bは、無線通信による通話のための通話機能を提供する。メールアプリケーション9Cは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Dは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。カメラアプリケーション9Eは、画像および動画像の撮影、編集および管理などを行うための機能を提供する。音声入力アプリケーション9Fは、マイクにより入力される音声を認識し、認識結果に基づいて処理を実行するための機能を提供する。ソフトウェアキーアプリケーション9Gは、ソウトウェアキーをディスプレイ2Aに表示させて、ソフトウェアキーを介して文字入力を受け付けるための機能を提供する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。本実施形態において、設定データ9Zは、例えば、ホーム画面に表示させる画像に対応するアプリケーションの設定などを記憶する。ストレージ9に記憶されるアプリケーションは一例に過ぎない。図1に示すもの以外に、カレンダーアプリケーション、メモアプリケーション、ナビゲートアプリケーション、音楽プレイヤーアプリケーション、動画再生アプリケーション、計算機アプリケーション、付箋アプリケーションなどが記憶されていてもよい。
コントローラ10は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、及びFPGA(Field−Programmable Gate Array)を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、及び姿勢検出ユニット15を含むが、これらに限定されない。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して第1の領域で受け付けたタッチ操作が第2の領域に近づいた場合に、第2の画像を透過させて第1の画像を表示する処理を実行する。
スピーカ11は、音出力部である。スピーカ11は、コントローラ10から送信される音信号を音として出力する。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。
カメラ12は、撮影した画像を電気信号へ変換する。カメラ12には、例えば、ディスプレイ2Aに面している物体を撮影するインカメラ、ディスプレイ2Aの反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラが含まれる。
姿勢検出ユニット15は、スマートフォン1の姿勢を検出する。姿勢検出ユニット15は、姿勢を検出するために、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロスコープの少なくとも1つを備える。姿勢検出ユニット15は、例えば、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロスコープなどの検出結果に基づいて、例えば、スマートフォン1の姿勢を検出する。
バイブレータ18は、スマートフォン1の一部又は全体を振動させる。バイブレータ18は、振動を発生させるために、例えば、圧電素子、又は偏心モータなどを有する。バイブレータ18による振動は、着信等の各種のイベントを利用者に報知するために用いられる。
続いて、図2を用いて、本実施形態に係るスマートフォン1により実行される制御の一例について説明する。図2は、本実施形態に係るスマートフォン1の制御の一例を示す図である。
図2に示すように、スマートフォン1は、第1の画像G1と、第1の画像G1に重畳表示される第2の画像G2を含むホーム画面をタッチスクリーンディスプレイ2に表示させる(ステップS11)。図3は、第1の画像の一例を示す図である。図3に示すように、第1の画像G1は、ホーム画面用に設定される壁紙の画像と、ホーム画面に配置設定される複数のアイコンの画像とで構成される。第2の画像は、例えば、音声入力アプリケーション9Fに対応するウィジェットの画像で構成される。
続いて、スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して、第1の画像G1が表示されるタッチスクリーンディスプレイ2上の第1の領域A1に対するタッチ操作を検出すると、検出したタッチ操作が、第1の画像G1と第2の画像G2とが重畳表示される第2の領域A2に接近したかを判定する(ステップS12)。タッチ操作は、例えば、ロングタッチ、ドラッグなど、タッチスクリーンディスプレイ2から指が離れることのないタッチジェスチャに対応する。
スマートフォン1は、判定の結果、タッチ操作が第2の領域A2に接近した場合には、第2の画像G2を透過させて、第1の画像G1を第2の領域A2に表示させる(ステップS13)。図2に示す例では、第2の画像G2が透過されることにより、第2の画像G2を通して、ホーム画面の画像及びホーム画面に配置されているアイコンの画像が視認可能な状態で表示される。
スマートフォン1は、リリースが検出された場合には、再び、ステップS11に示すホーム画面の表示に戻る。
図4を用いて、本実施形態に係るスマートフォン1による処理の流れを説明する。図4は、本実施形態に係るスマートフォン1による処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aなどを実行することにより実現される。
図4に示すように、コントローラ10は、第1の画像G1及び第1の画像G1に重畳される第2の画像G2を含むホーム画面をタッチスクリーンディスプレイ2に表示する(ステップS101)。
続いて、コントローラ10は、第1の画像G1を表示するタッチスクリーンディスプレイ上の第1の領域A1にタッチ操作が検出されたかを判定する(ステップS102)。
コントローラ10は、判定の結果、第1の領域A1にタッチ操作が検出された場合には(ステップS102,Yes)、続いて、検出されたタッチ操作がタッチスクリーンディスプレイ2上の第2の領域A2に接近したかを判定する(ステップS103)。
コントローラ10は、判定の結果、タッチ操作が第2の領域A2に接近した場合には(ステップS103,Yes)、第2の領域A2において第2の領域A2に表示される第2の画像G2を透過させることにより第1の画像G1を表示する(ステップS104)。
続いて、コントローラ10は、タッチ操作が終了したか(リリースが検出されたか)を判定する(ステップS105)。
コントローラ10は、判定の結果、タッチ操作が終了した場合には(ステップS105,Yes)、ステップS101と同じホーム画面をタッチスクリーンディスプレイ2に再表示して(ステップS106)、図4に示す処理を終了する。すなわち、コントローラ10は、第1の画像G1に重畳表示された第2画像G2を透過させていないホーム画面の表示に戻す。
上記ステップS103において、コントローラ10は、判定の結果、タッチ操作が第2の領域A2に接近しない場合には(ステップS103,No)、続いて、タッチ操作が終了したか(リリースが検出されたか)を判定する(ステップS107)。
コントローラ10は、判定の結果、タッチ操作が終了した場合には(ステップS107,Yes)、図4に示す処理を終了する。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、タッチ操作が終了していない場合には(ステップS107,No)、上記ステップS103の処理手順に戻る。
上記ステップS102において、コントローラ10は、判定の結果、第1の領域A1にタッチ操作が検出されない場合には(ステップS102,No)、図4に示す処理を終了する。
(その他の実施形態)
図5を用いて、スマートフォン1により実行される制御の他の例について説明する。図5は、スマートフォン1により実行される制御の他の例を示す図である。
図5に示すように、スマートフォン1は、オブジェクトQ1と、第1の画像G3と、第1の画像G3に重畳表示される第2の画像G4を含むホーム画面をタッチスクリーンディスプレイ2に表示させる(ステップS21)。オブジェクトQ1は、アプリケーションに対応するアイコンなどのオブジェクトである。第1の画像G3は、例えば、ホーム画面などに設定される壁紙である。第2の画像G4は、ソフトウェアキーアプリケーション9Gに対応する画像である。図5に示す例では、第1の画像G3に第2の画像G4が重畳されたホーム画面がタッチスクリーンディスプレイ2に表示されている。
続いて、スマートフォン1は、オブジェクトQ1に対するタッチ及びドラッグを検出すると(ステップS22及びステップS23)、オブジェクトQ1が、第1の画像G3及び第2の画像G4が重畳表示される第2の領域A2に対して所定の距離まで接近したかを判定する。図5に示す例では、タッチ及びドラッグの操作が行われたオブジェクトQ1は、第1の画像G3のみが表示される第1の領域A1を移動している。
スマートフォン1は、判定の結果、オブジェクトQ1が第2の領域A2に対して所定の距離まで接近した場合には、第2の画像G4の透過を開始する(ステップS24)。続いて、スマートフォン1は、オブジェクトQ1と第2の領域A2との距離が短くなるに従って、第2の画像を透過させる度合いを次第に強め、オブジェクトQ1と第2の画像G4との接触を検出した段階で、第2の画像G4を完全に透過させて、第1の画像G3を表示する(ステップS25)。図5に示す例では、透過させた第2の画像を通して、第1の画像G3上に配置されているゴミ箱のアイコンQ2が表示される。
スマートフォン1は、オブジェクトQ1と第1の画像G3上に配置されているゴミ箱のアイコンQ2との接触を検出すると(ステップS26)、オブジェクトQ1をホーム画面上から削除し、リリースの検出に応じて、再び、透過されていない第2の画像G4が第1の画像G3に重畳表示されたホーム画面を表示する(ステップS27)。
上記実施形態では、スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2上に、第1の画像と第2の画像とが重畳表示された第2の領域がある場合に、利用者のタッチ操作の位置が第2の領域に接近すると、第2の画像を透過させて第1の画像を表示する。このため、上記実施形態によれば、タッチスクリーンディスプレイ2上に、第1の画像と第2の画像とが重畳表示された第2の領域がある場合であっても、利用者の操作上の煩わしさを低減することができ、その結果、できるだけ利用者の操作の利便性を向上させることができる。
上記の実施形態では、添付の請求項に係る装置の例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る装置は、タッチスクリーン機能を備える携帯電話、タブレットなどの電子機器であれば、スマートフォン以外の装置であってもよい。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記の実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B 通話アプリケーション
9C メールアプリケーション
9D ブラウザアプリケーション
9E カメラアプリケーション
9F 音声入力アプリケーション
9G ソフトウェアキーアプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12 カメラ
15 姿勢検出ユニット
18 バイブレータ

Claims (3)

  1. 第1の画像が表示されている第1の領域と、前記第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを含むタッチスクリーンディスプレイと、
    前記タッチスクリーンを介して前記第1の領域で受け付けたタッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するコントローラと
    を有する電子機器。
  2. 第1の画像が表示されている第1の領域と、前記第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを含むタッチスクリーンディスプレイを有する電子機器によって実行される制御方法であって、
    前記タッチスクリーンを介して前記第1の領域に対するタッチ操作を受け付けるステップと、
    前記タッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するステップと
    を含む制御方法。
  3. 第1の画像が表示されている第1の領域と、前記第1の画像及び第2の画像が重畳表示されている第2の領域とを含むタッチスクリーンディスプレイを有する電子機器に、
    前記タッチスクリーンを介して前記第1の領域に対するタッチ操作を受け付けるステップと、
    前記タッチ操作が前記第2の領域に近づいた場合に、前記第2の画像を透過させて前記第1の画像を表示するステップと
    を実行させる制御プログラム。
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