JP2015103364A - 照明装置 - Google Patents

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浩司 佐伯
松本 弘之
Hiroyuki Matsumoto
弘之 松本
万波 寛明
Tomoaki Mannami
寛明 万波
中田 克佳
Katsuyoshi Nakada
克佳 中田
祐一郎 廣渡
Yuichiro Hirowatari
祐一郎 廣渡
伸一郎 栗原
Shinichiro Kurihara
伸一郎 栗原
智史 八木
Satoshi Yagi
智史 八木
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将輝 福本
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Abstract

【課題】停電の場合にのみ、補助照明を点灯させる照明装置を提供する。【解決手段】主電源開閉スイッチ100を介して、主電源200からの電力供給を受ける照明装置1であって、主光源23を備える主照明部2と、補助電源(電解コンデンサ35)、及び、補助電源から電力を供給されて発光する補助光源36を備える補助照明部3と、補助電源から補助光源36への電力供給を制御する制御部4と、を備え、主電源開閉スイッチ100は、主電源200から照明装置1への電力供給の断続を選択するスイッチ103と、スイッチ103に並列接続されるインピーダンス101とを備え、制御部4は、主電源200から主電源開閉スイッチ100を介して供給される電流値を検出し、電流値がゼロである場合には、補助電源から補助光源36に電力を供給し、電流値がゼロでない場合には、補助電源から補助光源36に電力を供給しない。【選択図】図2

Description

本発明は、照明装置に関し、特に、主照明と補助照明とを備える照明装置に関する。
室内用の照明装置は、一般に商用交流電源によって電力を供給され、通常は、スイッチの開閉により点灯と消灯とを切り換えられる。しかしながら、停電時には使用者の意に反して突然消灯されるため、使用者は、消灯された暗い環境下で懐中電灯を探すなどの対応を行う必要がある。そこで、停電時に、補助照明を自動的に点灯する照明装置が検討されている(例えば、特許文献1)。
特開2013−97899号公報
特許文献1に記載された照明装置においては、点灯時にコンデンサに充電される電力を用いて、停電の場合に補助照明を点灯しようとしている。しかしながら、特許文献1に記載された照明装置においては、停電の場合だけでなく、点灯と消灯とを切り換えるスイッチによって消灯した場合にも、補助照明が点灯される。一般に、スイッチによって消灯する場合には、必ずしも補助照明は必要とされないため、電力が浪費され得るという問題がある。また、特許文献1に記載された照明装置においては、停電の直前にスイッチを開状態にしていると、停電時に、コンデンサが十分に充電されていないため、補助照明を点灯することができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、停電の場合にのみ、補助照明を点灯させる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置の一態様は、主電源開閉スイッチを介して、主電源からの電力供給を受ける照明装置であって、前記主電源から電力を供給されて発光する主光源を備える主照明部と、補助電源、及び、前記補助電源から電力を供給されて発光する補助光源を備える補助照明部と、前記補助電源から前記補助光源への電力供給を制御する制御部と、を備え、前記主電源開閉スイッチは、前記主電源から前記照明装置への電力供給の断続を選択するスイッチ、及び、前記スイッチに並列接続されるインピーダンスを備え、前記制御部は、前記主電源から前記主電源開閉スイッチを介して供給される電流値を検出し、前記電流値がゼロである場合には、前記補助電源から前記補助光源に電力を供給し、前記電流値がゼロでない場合には、前記主電源開閉スイッチの開閉に関わらず前記補助電源から前記補助光源に電力を供給しない。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記制御部は、前記主電源から前記インピーダンスを介して供給される電流値を記憶する記憶部をさらに備え、前記記憶部に記憶された前記電流値に基づいて、前記補助電源から前記補助光源に供給する電力を変更する構成としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記制御部は、前記主電源から前記インピーダンスを介して供給される電流値を記憶する記憶部をさらに備え、前記記憶部に記憶された前記電流値に基づいて、前記補助電源から前記補助光源に電力を供給する時間を変更する構成としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記補助電源は、コンデンサからなる構成としてもよい。
本発明によれば、停電の場合にのみ、補助照明を点灯させる照明装置を提供することができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置を用いる照明システムの概要図である。 図2は、実施の形態1に係る照明装置を用いる照明システムの回路図である。 図3は、一つのシーリングライトを用いる照明システムを示す概観図である。 図4は、複数のシーリングライトを用いる照明システムを示す概観図である。 図5は、複数のシーリングライトを用いる照明システムの概要図である。 図6は、ダウンライトと一つの主電源開閉スイッチとを用いる照明システムを示す概観図である。 図7は、ダウンライトと二つの主電源開閉スイッチとを用いる照明システムを示す概観図である。 図8は、ダウンライトと二つの主電源開閉スイッチとを用いる照明システムの回路図である。 図9は、二つの主電源開閉スイッチを組み合わせた回路の等価回路を示す回路図である。 図10は、実施の形態2に係る照明装置を用いる照明システムの回路図である。 図11は、実施の形態2に係る照明装置の動作概要を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程(ステップ)、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置を用いる照明システムの一例を示す概要図である。また、図2は、図1に示される照明システムの電気回路の概要を示す回路図である。図1及び図2に示されるように、照明システムは、主に、照明装置1と、主電源開閉スイッチ100と、商用交流電源からなる主電源200とから構成される。
上記照明システムが備える主電源開閉スイッチ100は、図1及び図2に示されるように、減流用抵抗であるインピーダンス101と、パイロットランプ102と、主電源200から照明装置1への電力供給の断続を選択するスイッチ103とを備える。主電源開閉スイッチ100は、このように構成されるため、主電源200から電力が供給されている場合、スイッチ103が開状態であれば、図1の点線で示された閉路に電流が流れることによりパイロットランプ102が点灯する。なお、この場合、インピーダンス101によって、上記閉路に流れる電流量が抑制されるため、照明装置1は点灯しない。一方、スイッチ103が閉状態であれば、主電源開閉スイッチ100の両端が短絡され、パイロットランプ102に電圧が印加されないため、パイロットランプ102は点灯しない。このような主電源開閉スイッチ100によれば、照明装置1が点灯していない場合には、パイロットランプ102が点灯することから、使用者は、夜間でも主電源開閉スイッチ100の位置を見つけることができる。
上記照明システムが備える照明装置1は、主電源開閉スイッチ100を介して、主電源200からの電力供給を受ける装置であり、図2に示されるように、主照明部2と、補助照明部3と、制御部4とを備える。
照明装置1の主照明部2は、主電源開閉スイッチ100によって点灯と消灯とが切り替えられる照明部であって、図2に示されるように、整流回路21と、コンバータ回路22と、主光源23とを備える。整流回路21は、主電源200から供給される交流電力を直流電力に変換する回路であり、直流電圧をコンバータ回路22に印加する。コンバータ回路22は、内部に、スイッチング素子、インダクタ、ダイオードなどを備えるDC−DCコンバータであって、整流回路21から印加される直流電圧を所定の電圧に変換して主光源23に印加する。主光源23は、例えば、直列接続された複数のLEDからなる光源であって、コンバータ回路22から供給される直流電力によって発光する。
照明装置1の補助照明部3は、主電源200からの電力供給が停止された場合に点灯する非常用の照明部であって、図2に示されるように、抵抗31、32、37と、トランジスタ33、38と、ツェナーダイオード34と、電解コンデンサ35と、補助光源36とを備える。補助光源36は、例えば、LEDからなる光源である。電解コンデンサ35は、補助光源36に電力を供給するための補助電源として用いられるコンデンサである。
照明装置1の制御部4は、主電源200から主電源開閉スイッチ100を介して供給される電流値を検出し、当該検出結果に基づいて補助光源36の点消灯を制御する処理部である。制御部4は、図2に示されるように、マイコン41と、オペアンプ42と、抵抗43、44と、コンデンサ45と、直流電源46とを備える。制御部4のオペアンプ42、抵抗43、44、コンデンサ45及び直流電源46が比較器を構成する。マイコン41は、オペアンプ42の出力に基づいて、トランジスタ38へ高レベル又は低レベルの信号を出力する処理部である。
次に、照明装置1の動作について、以下の三つの場合に分けて説明する。
[1.電力供給中、かつ、主電源開閉スイッチが閉状態の場合]
まず、主電源200が電力供給中であり、かつ、主電源開閉スイッチ100のスイッチ103が閉状態である場合の照明装置1の動作について説明する。
この場合には、交流電力が、主電源200から照明装置1の主照明部2に供給される。主照明部2に交流電力が供給されると、整流回路21で直流電力に変換される。整流回路21の出力電圧は、例えば100V以上となる。整流回路21で直流に変換された電力は、コンバータ回路22で所定の電圧に変換された後、主光源23に印加されて、主光源23が点灯される。
また、図2に示されるように、整流回路21から出力される直流電力は、補助照明部3及び制御部4にも供給される。
補助照明部3に100V以上の直流電圧が印加される場合、トランジスタ33、ツェナーダイオード34及び抵抗31、32によって、電解コンデンサ35の両端電圧が、ツェナーダイオード34のツェナー降伏電圧以上とならないように制限されながら、電解コンデンサ35が充電される。電解コンデンサ35と並列に接続される補助光源36、抵抗37及びトランジスタ38には、制御部4のマイコン41からトランジスタ38に高レベルの信号が入力される場合にだけ電流が流れる(マイコン41については後述する。)。主電源200が電力を供給している場合には、マイコン41はトランジスタ38に低レベルの信号を出力し、トランジスタ38は非導通状態に維持される。これにより、電解コンデンサ35は放電することなく充電された状態に維持される。
制御部4に100V以上の直流電圧が印加される場合、当該直流電圧は、抵抗43、44によって分圧される。そして、抵抗44の両端に印加される電圧と、直流電源46の両端電圧とがオペアンプ42によって比較される。これによって、制御部4に流れる電流の大きさが、直流電源46の出力電圧によって決定される所定の値と比較される。ここで、直流電源46の出力電圧は、例えば0.5V程度とされ、抵抗43、44によって、整流回路21の出力電圧が、例えば9:1に分圧される。したがって、抵抗44の両端に印加される電圧、すなわち、オペアンプ42の非反転入力電圧は、反転入力電圧0.5Vより大きくなるため、オペアンプ42の出力は高レベルとなる。オペアンプ42の出力は、マイコン41に入力されて、マイコン41は、オペアンプ42から高レベルの信号が入力されると、主電源200から電力が供給されていると判断して、トランジスタ38に低レベルの信号を出力するように設定されている。これにより、補助光源36は消灯状態に維持される。
以上に述べたとおり、主電源200が電力供給中であり、かつ、主電源開閉スイッチ100のスイッチ103が閉状態である場合には、主光源23が点灯状態に、補助光源36が消灯状態に、それぞれ維持され、電解コンデンサ35が充電される。
なお、以上では、制御部4において比較器により主電源200からの電力供給を判別する構成について説明したが、主電源200からの電力供給を判別する構成は、これに限らない。例えば、マイコン41は、主電源200から整流回路21などを介して駆動用電力の供給を受けているので(電力供給回路は図示されていない)、マイコン41に電力供給検知回路を設けて、電力供給を検知する構成を採用することも可能である。
[2.電力供給中、かつ、主電源開閉スイッチが開状態の場合]
次に、主電源200が電力供給中であり、かつ、主電源開閉スイッチ100のスイッチ103が開状態である場合の照明装置1の動作について説明する。
この場合には、交流電力が、主電源200から主電源開閉スイッチ100のインピーダンス101及びパイロットランプ102を介して、照明装置1の主照明部2に供給される。ここで、インピーダンス101における電圧降下により、主照明部2へ印加される交流電圧が低下する。したがって、主照明部2の整流回路21の出力電圧も低下して、例えば、10V程度となる。整流回路21の出力電圧が低いため、主光源23には、微弱な電流しか流れない。このため、主光源23は、実質的に消灯状態に維持される。以下、主電源開閉スイッチ100が開状態の場合に照明装置1に流れる電流のことを「微弱電流」という。
補助照明部3及び制御部4にも整流回路21によって、10V程度の直流電圧が印加され、直流電圧に対応する微弱電流が流れる。制御部4に10V程度の直流電圧が印加される場合、抵抗43、44によって、整流回路21の出力電圧が、9:1に分圧されるとすると、オペアンプ42の非反転入力電圧は1V程度となり、反転入力電圧0.5Vより大きくなる。したがって、主電源開閉スイッチ100が閉状態の場合と同様に、オペアンプ42の出力信号は、高レベルに維持される。以上のように、制御部4は、微弱電流の大きさを、電圧値に変換して、比較器によって比較することで、微弱電流の有無を判別する。マイコン41は、オペアンプ42から高レベルの信号が入力されると、主電源200から電力が供給されていると判断して、トランジスタ38に低レベルの信号を入力して、補助光源36を消灯状態に維持する。
以上に述べたとおり、主電源200が電力供給中であり、かつ、主電源開閉スイッチ100のスイッチ103が開状態である場合には、主光源23及び補助光源36が、消灯状態に維持される。
[3.電力供給停止中の場合(停電の場合)]
次に、主電源200が電力供給を停止している場合(以下、「停電の場合」という。)の照明装置1の動作について説明する。
この場合には、主電源開閉スイッチ100の状態に関わらず、照明装置1の主照明部2には、交流電力が供給されない。したがって、主照明部2の主光源23は消灯状態に維持される。
また、整流回路21の出力電圧が0Vであるため、制御部4に微弱電流は流れない。したがって、微弱電流に対応する抵抗44に印加される電圧も0Vとなる。したがって、オペアンプ42の非反転入力電圧が0V、反転入力電圧が0.5Vであるため、オペアンプ42の出力信号は、低レベルに維持される。マイコン41に低レベルの信号が入力されると、マイコン41は、主電源200が電力供給を停止している、すなわち、停電状態である、と判断して、トランジスタ38に高レベルの信号を入力して導通状態とする。トランジスタ38が導通状態になると、電解コンデンサ35に蓄積された電荷が、放電されて、補助光源36などに流れ、補助光源36が点灯状態となる。そして、電解コンデンサ35から補助光源36に供給される電流が、補助光源36の点灯に必要な電流未満となると、補助光源36が消灯状態となる。
以上に述べたとおり、停電の場合には、主光源23は消灯状態となるが、補助光源36は電解コンデンサ35から電流を供給され、一定時間点灯する。
なお、停電の場合には、オペアンプ42及びマイコン41も主電源200からの駆動用電力の供給を断たれる(駆動用電力供給回路は図示されていない。)。そのため、停電の場合にオペアンプ42及びマイコン41へ電力を供給する構成が必要とされる。当該構成としては、例えば、電解コンデンサ35に充電された電力を用いる構成、別途バッテリを設ける構成などが採用され得る。
以上に述べたように、本実施の形態に係る照明装置1は、主電源開閉スイッチ100を介して、主電源200からの電力供給を受ける照明装置1であって、主電源200から電力を供給されて発光する主光源23を備える主照明部2と、補助電源である電解コンデンサ35、及び、電解コンデンサ35から電力を供給されて発光する補助光源36を備える補助照明部3と、電解コンデンサ35から補助光源36への電力供給を制御する制御部4と、を備え、主電源開閉スイッチ100は、主電源200から照明装置1への電力供給の断続を選択するスイッチ103と、スイッチ103に並列接続されるインピーダンス101と、を備え、制御部4は、主電源200から主電源開閉スイッチ100を介して供給される電流値を検出し、電流値がゼロである場合には、電解コンデンサ35から補助光源36に電力を供給し、電流値がゼロでない場合には、電解コンデンサ35から補助光源36に電力を供給しない。これによれば、主電源200によって電力を供給されている場合には、主電源開閉スイッチ100が開状態であっても補助光源36は点灯されず、主電源200によって電力を供給されない場合には、補助光源36が点灯される照明装置1を実現できる。
また、本実施の形態に係る照明装置1においては、補助電源として、電解コンデンサ35を用いているため、補助光源用の電力を比較的短時間の充電によって確保することができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、停電の場合のみ所定の出力で補助光源を点灯させる構成が用いられた。次に説明する実施の形態2では、微弱電流の大きさが、同一回路内に接続される主電源開閉スイッチ又は照明装置の個数によって変化することを利用して、補助光源の出力及び点灯時間を変更する構成が用いられる。以下では、照明装置の使用態様に応じた補助光源の出力及び点灯時間の設定方法、及び、照明装置の使用態様に応じた微弱電流の変化とその利用方法について説明した後、本実施の形態に係る照明装置について説明する。
[照明装置の使用態様に応じた補助光源の出力設定]
ここで、照明装置の使用態様に応じた補助光源の出力設定について説明する。
まず、照明装置の使用態様の一例として、シーリングライトを用いる照明システムについて図3〜5を用いて説明する。図3は、一つのシーリングライトを用いる照明システムを示す概観図である。図4は、複数のシーリングライトを用いる照明システムを示す概観図である。図5は、図4に示されるシーリングライトを用いる照明システムの概要図である。なお、ここで、シーリングライトとして、上記実施の形態1に係る照明装置1が適用されたシーリングライト1aが用いられることを想定する。
シーリングライト1aと主電源開閉スイッチ100とを組み合わせた照明システムとして、例えば、図3に示されるように、一つの部屋の入口付近に設けられた一つの主電源開閉スイッチ100で、一つのシーリングライト1aの点消灯を切り換える構成が考えられる。また、その他に、図4に示されるように、一つの部屋の入口付近に設けられた一つの主電源開閉スイッチ100で、複数のシーリングライト1aの点消灯を一括して切り換える構成が考えられる。ここで、図3に示される照明システムの電気回路は、図2に示される電気回路と同様であり、図4に示される照明システムの電気回路の概要は、図5で表される。したがって、図3及び図4に示される照明システムにおいて、シーリングライト1aに電力を供給する主電源200が電力供給を停止する場合、実施の形態1について上述したとおり、各シーリングライト1aの補助光源36が点灯される。この場合、図3に示される照明システムにおいては、一つの補助光源36だけが点灯される。一方、図4に示される照明システムにおいては、複数の補助光源36が点灯される。したがって、図4に示される照明システムにおいては、複数の補助光源36が点灯されることから、各補助光源36の出力が低くても、複数の補助光源36全体として十分な明るさを確保できる場合がある。また、補助光源36の出力を低下させることにより消費電力を低下させることができるため、より長い時間、補助光源36が点灯状態に維持される。
以上で述べたことを勘案すると、図4に示される照明システムにおいては、図3に示される照明システムより、各シーリングライト1aの補助光源36の出力を低下させるようにすることで、補助光源36からの光によって十分な明るさを確保しつつ、より長い時間、補助光源36を点灯状態に維持することができる場合があると言える。
次に、照明装置の使用態様の他の例として、ダウンライトの使用態様について図6〜8を用いて説明する。図6は、一つの主電源開閉スイッチと一つのダウンライトとを用いる照明システムの例を示す概観図である。図7は、二つの主電源開閉スイッチと一つのダウンライトとを用いる照明システムの例を示す概観図である。図8は、図7に示されるダウンライトを用いる照明システムの回路図である。なお、ここで、ダウンライトとして、上記実施の形態1に係る照明装置1が適用されたダウンライト1bが用いられることを想定する。
ダウンライト1bと主電源開閉スイッチ100とを組み合わせた照明システムの構成として、例えば、図6に示されるような、一つの部屋の入口付近に設けられた一つの主電源開閉スイッチ100で、一つのダウンライト1bの点消灯を切り換える構成が考えられる。また、その他に、図7に示されるように、階段の上り口及び下り口付近にそれぞれ設けられた二つの主電源開閉スイッチ110で、一つのダウンライト1bの点消灯を切り換える構成が考えられる。ここで、図6に示される照明システムは、図2に示される回路と同様の回路で実現される。また、図7に示される照明システムは、図8に示される回路で実現される。図8に示されるように二つの主電源開閉スイッチ110が接続されることで、階段の上り口及び下り口のいずれの主電源開閉スイッチ110でも、ダウンライト1bの点消灯を切り換えることができる。
図6及び図7に示される照明システムにおいて、ダウンライト1bに電力を供給する主電源200が電力供給を停止した場合、実施の形態1について上述したとおり、各ダウンライト1bの補助光源36が点灯される。ここで、図6及び図7に示される照明システムの使用環境について検討する。図6に示される照明システムのような、一つの主電源開閉スイッチ100だけを用いてダウンライト1bの点消灯を切り換える構成は、比較的狭い空間において用いる照明システムに適用されることが多い。一方、図7に示される照明システムのような、二つの主電源開閉スイッチ110を用いてダウンライト1bの点消灯を切り換える構成は、階段のような比較的広い空間において用いる照明システムに適用されることが多い。したがって、図6に示される照明システムにおいては、図7に示される照明システムより、補助光源36の出力が低くても十分な明るさが確保できる場合がある。また、補助光源36の出力を低下させることにより消費電力を低下させることができるため、より長い時間、補助光源36が点灯状態に維持される。
以上で述べたことを勘案すると、図6に示される照明システムにおいては、図7に示される照明システムより、補助光源36の出力を低下させるようにすることで、補助光源36からの光によって十分な明るさを確保しつつ、より長い時間、補助光源36を点灯状態に維持することができる場合があると言える。
[照明装置の使用態様に応じた微弱電流の変化とその利用方法]
まず、図3に示される照明システムに用いられる場合と、図4に示される照明システムに用いられる場合とで、補助光源の出力を自動的に変えることができるシーリングライトを実現するために、各照明システムにおける微弱電流の大きさの違いを利用する技術について説明する。
図4に示される照明システムにおいては、図5に示されるように、複数のシーリングライト1aが並列に接続されるため、各シーリングライト1aに流れる微弱電流は、図3に示される照明システムより小さくなる。
このように、図3及び図4に示される照明システムにおいては、ぞれぞれ、微弱電流の大きさが異なるため、微弱電流の大きさを検知することによって、シーリングライトが図3又は図4のどちらの照明システムにおいて使用されているのかを検知することができる。また、検知された照明システムに応じて補助光源の出力を変更することにより、照明システムに応じて補助光源の出力を自動的に変更することができるシーリングライトなどの照明装置を実現することができる。
次に、図6に示される照明システムに用いられる場合と、図7に示される照明システムに用いられる場合とで、補助光源の出力を自動的に変えることができるダウンライトを実現するために、各照明システムにおける微弱電流の大きさの違いを利用する技術について説明する。
図7に示される照明システムの微弱電流について、図7に示される照明システムの回路図を示す図8及び図9を用いて説明する。図9は、図8に示される二つの主電源開閉スイッチを組み合わせた回路の等価回路を示す回路図である。図9から理解されるように、二つの主電源開閉スイッチ110を組み合わせた回路の等価回路におけるスイッチ113aが開状態の場合、当該等価回路全体の抵抗値は、インピーダンス101とパイロットランプ102との抵抗値の和の半分である。したがって、図7に示される構成においては、図2に示される構成より、微弱電流が大きい。
このように、図6及び図7に示される照明システムにおいても、図3及び図4に示される照明システムと同様に、微弱電流の大きさを検知することによって、ダウンライトが図6又は図7のどちらの照明システムにおいて使用されているのかを検知することができる。また、検知された照明システムに応じて補助光源の出力を変更することにより、照明システムに応じて補助光源の出力を自動的に変更することができるダウンライトなどの照明装置を実現することができる。
[実施の形態2に係る照明装置の回路構成]
次に、実施の形態2に係る照明装置の回路構成について図10を用いて説明する。図10は、本実施の形態に係る照明装置を用いる照明システムの電気回路の概要を示す回路図である。図10に示されるように、本実施の形態に係る照明装置10は、主照明部2と、補助照明部3aと、制御部4aとを備える。
照明装置10の補助照明部3aは、補助光源36と直列接続される二組の抵抗37a、37b及びトランジスタ38a、38bを備える点において、実施の形態1に係る照明装置1の補助照明部3と異なる。抵抗37aと抵抗37bとは互いに異なる抵抗値を有し、本実施の形態では、例えば、抵抗37aの方が、抵抗37bより大きい抵抗値を有する。これにより、制御部4aのマイコン41aからの信号により、トランジスタ38a又は38bのいずれか一方を選択的に導通状態とすることで、補助光源36を異なる出力で点灯させることができる。ここでは、トランジスタ38aが導通状態とされる場合の補助光源36の出力値をP1とし、トランジスタ38bが導通状態とされる場合の補助光源36の出力値をP1より大きいP2とする。
照明装置10の制御部4aは、オペアンプ42a、42bと、抵抗43a、44a、47a、47b、47cと、コンデンサ45aと、定電圧源48と、マイコン41aとを備える。また、マイコン41aは、オペアンプ42a、42bから出力される信号レベルなどを記憶する記憶部49を備える。制御部4aは、制御部4aに流れる電流値を二つの電流値と比較できる比較器を構成している点と、マイコン41aが二つの出力及び記憶部49を備えている点とにおいて、実施の形態1に係る照明装置1の制御部4と異なる。
[実施の形態2に係る照明装置の動作]
次に、実施の形態2に係る照明装置10の動作概要について、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態に係る照明装置10の動作概要を示すフローチャートである。
まず、照明装置10の制御部4aは、主照明部2の主光源23が点灯状態か否かを判別する(S1)。そして、主光源23が点灯状態である場合(S1:Yes)には、補助光源36は、消灯状態に維持される(S6)。
主光源23が消灯状態である場合(S1:No)には、制御部4aは、制御部4aに流れる電流値Iを予め定められた電流値I2と比較する(S2)。ここで、I2は、例えば、主電源200から一つの主電源開閉スイッチ100を介して一つの照明装置10に電力を供給する構成(図3参照)において流れる微弱電流値より小さく、主電源200から一つの主電源開閉スイッチ100を介して複数の照明装置10に電力を供給する構成(図4参照)において流れる微弱電流値より大きい電流値である。制御部4aは、電流値Iが電流値I2より大きい場合(S2:Yes)には、電流値IがI2より大きいことを記憶し、補助光源36の出力値Pを、例えば、予め定められた出力値P2と記憶する(S3)。出力値Pの設定が終了すると、補助光源36は消灯状態に維持される(S6)。
電流値Iが電流値I2より小さい場合(S2:No)には、制御部4aは、電流値Iを予め定められた電流値I1と比較する(S4)。ここで、I1は、例えば、主電源200から一つの主電源開閉スイッチ100を介して二つの照明装置10に電力を供給する構成(図4参照)において流れる微弱電流値より小さく、ゼロより大きい電流値である。制御部4aは、電流値Iが電流値I1より大きい場合(S4:Yes)には、電流値Iが電流値I1より大きくI2より小さいことを記憶し、補助光源36の出力値Pを、例えば、予め定められた出力値P1と記憶する(S5)。出力値Pの設定が終了すると、補助光源36は消灯状態に維持される(S6)。
電流値Iが電流値I1より小さい場合(S4:No)には、制御部4aは、電流値Iがゼロであると判断する。続いて制御部4aは、補助光源36の出力を決定するために、制御部4aに記憶された出力値PをP2と比較する(S7)。そして、出力値PがP2である場合(S7:Yes)には、補助光源36を出力値P2で点灯させる(S8)。また、制御部4aに記憶された出力値PがP2でない場合(S7:No)には、補助光源36を出力値P1で点灯させる(S9)。
照明装置10は、以上の工程を繰り返し実行し、補助光源36の点消灯を制御する。
以上で説明した図11の各工程における照明装置10の動作の詳細について、図10の回路図を用いて説明する。
まず、工程S1において、図10に記載される制御部4aのマイコン41aにおいて、主光源23が点灯状態か否かを判別する(S1)。ここで、図10には示されないが、マイコン41aは、主電源200から整流回路21を介して駆動用電力を供給されており、整流回路21の出力が100V程度以上であるか否かを判別する機能を備える。工程S1において、マイコン41aは、上記機能を用いて、整流回路21の出力が100V以上である場合には、主光源23が点灯状態であると判断し、整流回路21の出力が100V未満である場合には、主光源23が消灯状態であると判断する。ここで、主光源23が点灯状態であると判断された場合には、マイコン41aは、補助光源36を消灯状態に維持するように、補助照明部3aのトランジスタ38a、38bに低レベルの信号を出力する。トランジスタ38a、38bは、マイコン41aから低レベルの信号が入力されると、非導通状態となるため、補助光源36は消灯状態に維持される(S6)。
工程S1において、主光源23が点灯状態でないと判断されると、続く工程S2において、制御部4aによって、制御部4aに流れる電流値IとI2とが比較される。制御部4aのオペアンプ42aにおいて、電流値I及びI2に対応する電圧値が比較され、オペアンプ42bにおいて、電流値I及びI1に対応する電圧値が比較されるように、制御部4aの各抵抗の抵抗値などが設定されている。これにより、IがI2より大きい場合には、オペアンプ42a、42bのマイコン41aへの出力信号が高レベルになる。マイコン41aの記憶部49は、オペアンプ42a、42bからの出力信号レベルを記憶することで、IがI2より大きい値であることを記憶する。ここで、マイコン41aの記憶部49が記憶するオペアンプ42a、42bからの出力信号レベルが、補助光源36の出力設定値Pと対応付けられている。例えば、オペアンプ42a、42bからの出力信号レベルがともに高レベルであれば、補助光源36を点灯する場合(電流値Iがゼロである場合)の補助光源36の出力設定値が予め定められた比較的大きい出力値P2に設定される。以上のように、マイコン41aの記憶部49において、電流値Iを記憶することで、電流値Iに基づいて、補助光源36の出力設定値としてP2が選択される(S3)。なお、ここでは、補助光源36の出力設定値が選択されるだけであって、補助光源36は点灯されず、消灯状態に維持される(S6)。
上述の工程S2において、制御部4aに流れる電流値IがI2より小さいと判断されると、続く工程S4において、制御部4aの比較器によって、制御部4aに流れる電流値IとI1とが比較される。IがI2より小さく、I1より大きい場合には、制御部4aのオペアンプ42aの出力信号は低レベル、オペアンプ42bの出力信号は高レベルとなる。この工程においても工程S3と同様に、マイコン41aの記憶部49は、オペアンプ42a、42bからの出力信号レベルを記憶することで、IがI2より小さく、I1より大きい値であることを記憶する。また、マイコン41aの記憶部49が記憶するオペアンプ42a、42bからの出力信号レベルが、補助光源36の出力設定値Pと対応付けられている。例えば、オペアンプ42aからの出力信号レベルが低レベル、オペアンプ42bからの出力信号レベルが高レベルであれば、補助光源36の出力設定値が、予め定められた出力値P1(P1<P2)に設定される。以上のように、マイコン41aの記憶部49において、電流値Iを記憶することで、電流値Iに基づいて補助光源36の出力設定値としてP1が選択される(S5)。ここでも、工程S3と同様に、補助光源36の出力設定値が選択されるだけであって、補助光源36は点灯されず、消灯状態に維持される(S6)。
上述の工程S4において、制御部4aに流れる電流値Iが、I1より小さいと判断されると、電流値Iはゼロとみなされて、補助光源36を点灯する工程が実行される。補助光源36を点灯する前に、工程S7において、マイコン41aの記憶部49に記憶された補助光源36の出力設定値PがP2と比較される。ここで、出力設定値PがP2であれば(あるいは、記憶された電流値IがI2より大きければ)、マイコン41aは、補助光源36の出力値がP2となるように、トランジスタ38aに低レベルの信号を出力して、トランジスタ38aを非導通状態とし、トランジスタ38bに高レベルの信号を出力して、トランジスタ38bを導通状態とする。これにより、電解コンデンサ35から、補助光源36、抵抗37b及びトランジスタ38bに電流が流れ、補助光源36が出力値P2で点灯される(S8)。
また、工程S7において、マイコン41aに記憶された補助光源36の出力設定値PがP2でないと判断されると(あるいは、記憶された電流値IがI2より小さく、I1より大きいと判断されると)、マイコン41aは、補助光源36の出力値がP1となるように、トランジスタ38aに高レベルの信号を出力して、トランジスタ38aを導通状態とし、トランジスタ38bに低レベルの信号を出力して、トランジスタ38bを非導通状態とする。これにより、電解コンデンサ35から、補助光源36、抵抗37a及びトランジスタ38aに電流が流れ、補助光源36が出力値P1で点灯される(S9)。
以上で述べた工程を繰り返すことにより、照明装置10は、微弱電流の大きさ(I)に応じて、停電時の補助光源36の出力を変更する。
以上で述べたように、本実施の形態に係る照明装置10の制御部4aは、主電源200から主電源開閉スイッチ100のインピーダンス101を介して供給される電流値を記憶する記憶部49をさらに備え、記憶部49に記憶された電流値に基づいて、補助電源である電解コンデンサ35から補助光源36に供給する電力を変更する。これにより、照明装置10は、主電源200に接続される照明装置10の個数又は主電源開閉スイッチ100の個数などに応じて補助光源36の点灯出力を変更することができる。また、本実施の形態においては、補助光源36の点灯出力を変更することで、点灯時間も変更される。
なお、上記実施の形態の一例として、微弱電流の大きさが大きい場合に、補助光源36の出力を大きくする構成を用いたが、微弱電流の大きさが小さい場合に、補助光源36の出力を大きくする構成を用いることもできる。
(変形例など)
以上、本発明に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態において、主電源は、商用交流電源であったが、他の系統電源、蓄電機、発電機などであってもよい。
また、上記各実施の形態において、補助電源は、電解コンデンサであったが、他のコンデンサ、電池、発電機などであってもよい。
また、上記各実施の形態において、各光源はLEDであったが、有機EL(Electro−Luminescence)素子などであってもよい。
また、上記各実施の形態において、主電源開閉スイッチのスイッチに、インピーダンス及びパイロットランプを並列接続したが、インピーダンスとして、パイロットランプだけを並列接続する構成であってもよい。
また、上記各実施の形態において、補助光源に直列接続される抵抗を可変抵抗として、補助光源の出力を調整可能としてもよい。
また、図11に示されるフローチャートの工程S1においては、主光源の点消灯がマイコンにより判別されるが、主光源の点消灯の判別手段は、これに限らない。例えば、制御部にさらに比較器を追加することにより、制御部に流れる電流を判別することで、主光源の点消灯を判別してもよい。
また、上記実施の形態2において、照明装置の使用態様に応じて、補助光源への供給電力を変更する構成を用いたが、補助光源への供給電力を他のパラメータなどに応じて変更する構成としてもよい。例えば、主光源の出力(ワット数)に応じて補助光源への供給電力を変更する構成としてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、10 照明装置
1a シーリングライト
1b ダウンライト
2 主照明部
3、3a 補助照明部
4、4a 制御部
21 整流回路
22 コンバータ回路
23 主光源
31、32、37、37a、37b、43、43a、44、44a、47a、47b、47c、52a、52b 抵抗
33、38、38a、38b トランジスタ
34 ツェナーダイオード
35 電解コンデンサ
36 補助光源
41、41a マイコン
42、42a、42b オペアンプ
45、45a コンデンサ
46 直流電源
48 定電圧源
49 記憶部
100、110、110a 主電源開閉スイッチ
101 インピーダンス
102 パイロットランプ
103、113、113a スイッチ
200 主電源

Claims (4)

  1. 主電源開閉スイッチを介して、主電源からの電力供給を受ける照明装置であって、
    前記主電源から電力を供給されて発光する主光源を備える主照明部と、
    補助電源、及び、前記補助電源から電力を供給されて発光する補助光源を備える補助照明部と、
    前記補助電源から前記補助光源への電力供給を制御する制御部と、を備え、
    前記主電源開閉スイッチは、
    前記主電源から前記照明装置への電力供給の断続を選択するスイッチ、及び、前記スイッチに並列接続されるインピーダンスを備え、
    前記制御部は、
    前記主電源から前記主電源開閉スイッチを介して供給される電流値を検出し、前記電流値がゼロである場合には、前記補助電源から前記補助光源に電力を供給し、前記電流値がゼロでない場合には、前記主電源開閉スイッチの開閉に関わらず前記補助電源から前記補助光源に電力を供給しない
    照明装置。
  2. 前記制御部は、前記主電源から前記インピーダンスを介して供給される電流値を記憶する記憶部をさらに備え、前記記憶部に記憶された前記電流値に基づいて、前記補助電源から前記補助光源に供給する電力を変更する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記制御部は、前記主電源から前記インピーダンスを介して供給される電流値を記憶する記憶部をさらに備え、前記記憶部に記憶された前記電流値に基づいて、前記補助電源から前記補助光源に電力を供給する時間を変更する
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記補助電源は、コンデンサからなる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
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JP2019135709A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

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