JP2015103044A - 情報処理システム、共有サービス利用方法及び情報機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】グループに参加して共有サービスを利用する手間を簡易化する。【解決手段】メディアプレーヤ(110)は、サーバ(170)からのグループ化開始信号に従い映像出力装置(128)から音声を出力させ、出力した音声データをサーバ(170)に通知する。デジタルカメラ(130)はサーバ(170)からのグループ化開始信号に従いメディアプレーヤ(110)からの音声を取り込み、記憶する。共有サービスを利用する際、デジタルカメラ(130)は記憶する音声データをサーバ170に送信する。サーバ170は、デジタルカメラ(130)からの音声データを記憶音声データと照合し、一致する場合に、共有サービスへのアクセスを示す共有サービス情報をデジタルカメラ(130)に送信する。デジタルカメラ(130)は、受信した共有サービス情報を使って共有サービスにアクセスする。【選択図】 図1
Description
本発明は、外出先などで使用する複数の情報機器間でデータ共有を行う情報処理システム、共有サービス利用方法及び情報機器に関する。
パーソナルコンピュータ、携帯電話及びデジタルカメラなどの多くの機器がインターネットに接続する通信機能を具備し、相互に、また、インターネット上のサーバとの間でデータを送受信できるようになってきている
これらの情報機器を使用するユーザが近くにいる場合に、機器間でデータを共有して利用したいという要望がある。例えば一緒に旅行に行ったメンバ間やパーティに参加したメンバ間で撮影画像/映像をその場で又は事後的に交換したいことがある。具体的には、各ユーザが有するデジタルカメラの撮影画像をこのユーザグループのみがアクセスできるインターネット上の共有サーバにアップロードし、同じユーザグループに属する他のユーザは自己の情報機器で共有サーバ上の画像を閲覧する。
他にも、パーティ又は会議に参加したメンバ間でSNS(ソシアル・ネットワーク・サービス)のための一時的なグループを構成し、当該グループ間で特定のサービスを享受したいとする需要もある。
このような目的で情報機器をグループ化又はクラスタ化する方法として、従来、共有サーバにアクセスするためのパスワード等を各情報機器に設定する方法や、同一LAN又は近距離の条件を付加する方法が知られている。
特許文献1には、LANに接続する機器間でMACアドレス等の識別情報を定期的にブロードキャストし、受信した識別情報を周辺機器管理テーブルに記憶することで、同じLANに接続する機器を動的にグループ化する方法が記載されている。
特許文献2には、端末識別信号を送受信する手段を有する移動通信端末間において、任意の場所で端末を持ち寄るだけで、複数の端末をグループ化し端末間でデータ通信を可能とする技術が記載されている。
昨今の携帯端末はGPS等の測位手段を具備する。そのような端末を使って同じネットワークサービスを利用するユーザが物理的に近くにいる場合、自動的に又は承認を得た上で、相互通信を可能にする技術も知られている。
同一LAN又は近距離等の条件を付加する方法、及びパスワード等の識別情報を追加的に設定する方法では、この付加条件から外れた時点で、グループから離脱することになる。例えば、繰り返し送出される識別信号を元に動的にグループを構成する方法では、識別信号の到達範囲外に移動した情報機器はグループから除外される。また、物理的に近くに位置することを条件とする方法でも、互いに一定距離以上に離れることでグループから除外される。従って、これらの方法によるグループ化は、LANから離脱し又は互いに離れることで、相互通信又はデータ共有が不可能になってしまう。
これに対し、一緒にパーティに参加したメンバの所有するデジタルカメラの撮影画像/映像を共有したいとするケースでは、その場でのデータ共有に限らず、帰宅後又は別の場所での共有が希望される。例えば、グループ化するデジタルカメラの判定はパーティ開催時に行うものの、共有サーバへの画像送信は帰宅後に実施したいという要望がある。
より一般的には、グループへの帰属と、グループ内でのデータ共有又は通信の機会享受とを互いに異なるタイミングで制御したいとする要望があり、従来の技術では、このような要望を満たせない。
本発明は上記問題点に鑑み、複数の情報機器の容易なグループ化を実現しつつ、別のタイミングでのデータ共有又は通信の機会享受を可能にする情報処理システム、共有サービス利用方法及び情報機器を提示することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理システムは、1以上の情報機器をグループ化し、グループのための共有サービスへのアクセスを可能にする情報処理システムであって、前記1以上の情報機器の前記共有サービスの利用を管理する管理装置と、グループ化開始信号に応じて、所定距離内に位置する前記情報機器が受信できるグループ識別キー信号をブロードキャストすると共に、ブロードキャストした前記グループ識別キー信号を前記管理装置に通知するグループ識別キー信号生成手段とを具備し、前記管理装置は、前記情報機器からの前記ブロードキャストされた前記グループ識別キー信号を伴う信号を受信すると、前記情報機器からの前記グループ識別キー信号を前記グループ識別キー信号生成手段からの前記グループ識別キー信号と照合し、これらが一致する場合に、前記情報機器に前記共有サービスの利用を可能にする共有サービス情報を通知することを特徴とする。
本発明によれば、複数の情報機器に対して特別な操作をすることなく、かつ、任意の場所でデータ共有を行うことのできる情報処理システムを提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る情報処理システムとその共有サービス利用方法の一実施例の概略構成ブロック図を示す。本実施例では、音響発生手段から所定距離内に位置する複数のユーザ(の情報機器)が一時的にグループを構成し、当該グループに利用可能な共有サービスを使って互いに情報を共有することを可能にする。グループを構成する各ユーザ(の情報機器)には共有サービスを利用するための共有サービス情報が配布され、各ユーザ(の情報機器)はこの共有サービス情報を使って特定の共有サービスにアクセスする。共有サービスとしては、ファイル交換サービスやテキストメッセージングサービス等がある。本実施例は、グループ化の手続き及び共有サービス条件の配布のためのユーザの手間を大幅に軽減することで、快適な使用感と操作性を実現する。
図1に示す構成例では、メディアプレーヤ110及びデジタルカメラ130が、移動体通信網160、無線LANアクセスポイント162及びインターネット164を介してサーバ170に接続し、情報処理システムを構成する。図1では、メディアプレーヤ110及びデジタルカメラ130としてそれぞれ1台のみを図示しているが、これらは一般的には複数である。移動体通信網160は、多数の基地局、基地局間ネットワーク及びインターネット164とのゲートウェイなどから構成される。
メディアプレーヤ110の構成と基本機能を説明する。112は、メディアプレーヤ110を全体的に制御するCPU112である。すなわち、CPU112は、メディアプレーヤ110を構成する各ユニット114〜124を制御し、ユーザの設定と操作に応じて映像出力装置128への映像出力及びインターネット164上の機器へのアクセス等を制御管理する。
114は書き換え可能なメモリであり、CPU112上で動作するプログラムの作業領域として使用される。メモリ114はまた、通信部124から受信するデータ、及び映像IF118から外部に出力する画像データ等を一時的に保存するためのバッファとしても使用される。メモリ114は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性メモリ)などからなる。
116は不揮発性メモリであり、メディアプレーヤ110を制御するプログラムと、画像データ、文字データ及びその他のデータなどを格納する。メディアプレーヤ110に電源が投入されると、CPU112は不揮発性メモリ116からプログラムを読み込み、メディアプレーヤ110の制御を開始する。メモリ116は、例えばROM(半導体素子を利用した不揮発性メモリ)などからなる。
118は映像IF(インターフェース)であり、CPU112の制御に基づいて、画像データ、音声データ及びGUI(Graphical User Interface)データを映像出力装置128に出力する。映像IF118は、例えば、HDMI(登録商標)コネクタと、HDMI信号を生成するHDMIコントローラからなる。
120は操作部であり、ユーザの指示をCPU112に入力するために使用される。操作部120は、複数のボタンとリモートコントローラから構成される。操作部120は、ボタンの操作を示す信号及びリモートコントローラから送信される操作信号をCPU112に通知する。
122はHDD(ハードディスクドライブ)であり、静止画、動画及び音声などの大容量のデータを格納するために利用する。CPU112は、HDD122に格納される画像データを読み出し、映像IF118から外部に出力すべき画像データ等を生成する。
124は通信部であり、メディアプレーヤ110をネットワークに接続するための通信手段である。通信部124は、Ethernet(登録商標)ケーブルを接続するコネクタと、Ethernet信号を処理する通信コントローラから構成され、IEEE802.3に従った通信を実現する。通信部124は、インターネット164に接続する。通信部124を有線通信手段としているが、IEEE802.11a/b/g/n等の無線通信手段であってもよい。
126はシステムバスである。システムバス126に接続する各部112〜124は、システムバス126を介して互いにデータを送受信できる。
デジタルカメラ130の構成と基本機能を説明する。132は、デジタルカメラ130全体を制御するCPUである。すなわち、CPU132は、後述する各ユニット132〜154を制御し、ユーザの設定と操作に応じて撮影画像(動画及び静止画)を記憶媒体158に記録する。
134は書き換え可能なメモリであり、CPU132上で動作するプログラムが作業領域として使用する。メモリ134は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリ)などからなる。
136は不揮発性メモリであり、デジタルカメラ130を制御するプログラムと、画像データ、音声データ及びその他のデータなどの、プログラムが使用するデータを格納する。デジタルカメラ130に電源が投入されると、CPU132は不揮発性メモリ136からプログラムを読み込み、デジタルカメラ130の制御を開始する。不揮発性メモリ136は、例えばROM(半導体素子を利用した不揮発性メモリ)などからなる。
138は操作部であり、ユーザの指示をCPU132に入力するのに使用される。操作部138は、図示しない複数のボタン及びダイヤルなどより構成される。
140は表示部であり、CPU132の制御に基づいて、画像、及びGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。表示部140は、例えば、液晶表示装置(LCD)と当該画像表示装置をコントロールするLCDドライバユニットで構成される。CPU132は、プログラムに従い表示制御信号を生成して表示部140を制御し、表示部140に表示すべき映像信号を生成して表示部140に出力するようにデジタルカメラ130の各部を制御する。表示部140はシステムバス156から入力する映像信号に基づいて映像を表示する。
142は記憶媒体IFであり、メモリカードなどの記憶媒体158を装着するためのインターフェースである。記憶媒体IF142は、CPU132の制御に基づき、記憶媒体IF142に装着された記憶媒体158にデータを読み書きする。記憶媒体158は、撮影画像データを保持する書き換え可能な不揮発性メモリである。
144は撮像部であり、CPU132の制御に基づいて、撮影レンズによる光学像を電気映像信号に変換し、内部バス156に出力する。撮像部144は、例えば、光学レンズユニット、光学レンズユニットの絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学制御系と、光学レンズユニットによる光学像を電気映像信号に変換する撮像素子などで構成される。撮像素子は、一般的には、CMOSを利用したCMOS撮像素子(CMOSイメージセンサ)、又は、CCDを利用したCCD撮像素子(CCDイメージセンサ)からなる。
146は画像処理部であり、CPU132の制御に基づいて、不揮発性メモリ136や記憶媒体158に格納された画像データ及び撮像部144が出力する映像信号に各種画像処理を施す。画像処理部146が行う画像処理は、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理及び顔検出処理などを含む。画像処理部146は、特定の画像処理を施すための専用回路で構成しても良い。また、画像処理の種別によっては、画像処理部146を用いずにCPU132がプログラムに従って必要な画像処理を施してもよい。
148はバッテリであり、デジタルカメラ130が動作するための電力を供給するためのユニットである。バッテリ148は、充電可能な二次電池からなるユニットで、図示しない外部バッテリ充電器により充電されうる。
150はマイクであり、CPU132の制御に基づいて、外部の音声を電気的な音声信号に変換し、音声信号を内部バス156に出力する。マイク150は、例えば、エレクトレット素子を用いたマイクロフォンと、当該マイクロフォンにから出力される音声信号をデジタルデータに変換するA/D変換器などで構成される。
152は3G通信部であり、デジタルカメラ130を移動体通信網160に接続し、移動体通信網160を介したデータ通信を司るユニットである。3G通信部152は、無線通信を行うためのアンテナと無線信号を処理する通信コントローラから構成され、W−CDMA(UMTS)に従って無線通信を実現する。本実施例では、3G通信部152は、CPU132の制御に基づいて移動体通信網160を構成する基地局の一つと接続し、インターネット164上のサーバなどとデータ通信を行う。
154は無線LAN通信部であり、家庭内などの近距離での無線通信を実現するための通信ユニットである。無線LAN通信部154は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための通信コントローラから構成され、IEEE802.11a/b/g/nに従った無線通信を実現する。本実施例では、無線LAN通信部154は、無線LANアクセスポイント162を介してインターネット164上のサーバ等との間のデータ通信に利用される。
156はシステムバスである。システムバス156に接続される各部132〜154は、システムバス156を介して互いにデータのやりとりを行うことができる。
デジタルカメラ130は、カメラ機能付き携帯電話器に組み込まれているものであってもよい。
サーバ170の構成と基本機能を説明する。サーバ170は、図1に示す情報システムにおいてデジタルカメラ130のグループ化を管理する管理サーバである。
172は、サーバ170全体を制御するCPUである。すなわち、CPU172は、後述する各ユニット172〜184を制御し、インターネット164を介してメディアプレーヤ110及びデジタルカメラ130と通信する。
174は書き換え可能なメモリであり、CPU172上で動作するプログラムが作業領域として使用する。メモリ134は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリ)などからなる。
176は不揮発性メモリであり、CPU172上で動作するプログラムを格納する。サーバ170に電源が投入されると、CPU172は不揮発性メモリ176からプログラムを読み込み、サーバ170の制御を開始する。不揮発性メモリ136は、例えばROM(半導体素子を利用した不揮発性のメモリ)などからなる。
178は通信部であり、サーバ170をネットワークに接続するための通信手段である。通信部178は、Ethernet(登録商標)ケーブルを接続するコネクタと、Ethernet信号を処理する通信コントローラから構成され、IEEE802.3に従った通信を実現する。通信部178は、インターネット164に接続する。
180は操作部であり、ユーザの指示をCPU172に入力するために使用される。操作部180は、キーボード及びマウスから構成される。操作部180は、キーボード及びマウスの操作を示す信号をCPU112に通知する。なお、操作部180としては、物理的なキーボードやマウスを使用せず、遠隔地からサーバ170を制御するターミナルソフトウエアなどで代替し、又は介在させてもよい。
182は表示部であり、CPU172の制御に基づいてサーバ170の動作状況等を表示する。表示部182は、例えば、液晶表示装置(LCD)と当該画像表示装置をコントロールするLCDドライバユニットで構成される。サーバ170には映像インターフェースのみを搭載し、外部の映像出力装置に接続する形態としてもよいし、遠隔地に情報を転送して表示させるターミナルソフトウエアなどを用いてもよい。
184はHDD(ハードディスクドライブ)であり、サーバ170を制御するプログラムを格納し、静止画、動画及び音声などの大容量のデータを格納可能である。CPU172は、不揮発性メモリ176に格納されている起動プログラムに従い、HDD184から制御プログラムを読み込み、サーバ170の動作を開始する。通信部178で受信したデータも、必要に応じてHDD184に格納される。
186はシステムバスである。システムバス186に接続する各部172〜184は、システムバス186を介して互いにデータを行うことができる。
図2は、メディアプレーヤ110、デジタルカメラ130(130A,130B,130C,130D)、サーバ170及び無線LANアクセスポイント162(162A,162B)の接続関係と位置関係の説明例を示す。デジタルカメラ130A,130B,130C,130Dは、図1に示すデジタルカメラ130と同じ構成からなり、同じ機能を奏する。無線LANアクセスポイント162A,162Bは、図1に示す無線LANアクセスポイント162と同じ構成からなり、同じ機能を奏する。
図2(A)は、メディアプレーヤ110とデジタルカメラ130A,130B,130Cが近い場所201に位置し、デジタルカメラ130Dが場所201から離れた別の場所202に位置する状況を示す。例えば、パーティなどの会場において、メディアプレーヤ110を映像や情報表示用に会場に設置し、パーティの参加者がデジタルカメラ130A,130B,130Cを撮影用に持ち寄っている場合である。このような状況において、メディアプレーヤ110は通信部124を介してインターネット164に接続し、デジタルカメラ130A,130B,130Cはそれぞれの3G通信部152を介して移動体通信網160に接続する。また、サーバ170は通信部178を介してインターネット164に接続する。従って、メディアプレーヤ110およびデジタルカメラ130A,130B,130Cは、移動体通信網160とインターネット164を介してサーバ170と通信できる。ただし、デジタルカメラ130A,130B,130Cは移動体通信網160に接続していることから、デジタルカメラ130A,130B,130Cにとっては大容量の通信又は長時間の通信には適さないネットワーク構成となっている。
図2(B)は、デジタルカメラ130Aを場所203で使用し、デジタルカメラ130Bを場所203とは全く別の場所204で使用している状況を示す。例えば、デジタルカメラ130Aのユーザが図2(A)に示す状況(パーティ)から帰宅し、自宅203の無線LANアクセスポイント162Aにデジタルカメラ130Aを接続している。同様に、デジタルカメラ130Bのユーザが図2(A)に示す状況(パーティ)から帰宅し、自宅204の無線LANアクセスポイント162Bにデジタルカメラ130Bを接続している。
図2(B)に示す状況において、デジタルカメラ130A,130Bはそれぞれの無線LAN通信部154を介して、それぞれ無線LANアクセスポイント162A,162Bに接続する。サーバ170は、通信部178を介してインターネット164に接続している。従って、デジタルカメラ130A,130Bは、無線LANアクセスポイント162A,162Bとインターネット164を介してサーバ170と通信できる。
図2(B)に示す例では、205は、インターネット164に接続するデータ保管サービス(又はデータ保管サーバ)であり、画像共有サービスに使用され得る。データ保管サービス205は、アカウント名とパスワードによりアクセス制限されている。URLとアカウント情報を知るユーザは、データ保管サービス205にデータを保管できる。この実施例では、データ保管サービス205のURLとアカウント情報が、グループ構成員がデータ保管サービス205を利用するために必要な共有サービス情報である。
図3A、図3B、図3C、図4A及び図4Bに示すフローチャートを参照して、本実施例の特徴的な動作を説明する。前提として、グループ化開始時刻、グループ化終了時刻、及び、グループ化開始信号を送信する必要がある1以上の情報処理端末を特定する情報が、予めサーバ170にセットされているとする。グループ化開始時刻は、例えばパーティを開始する時刻、グループ化終了時刻は例えばパーティが終了する時刻である。グループ化開始信号を送信する必要がある情報処理端末は、例えば、パーティに参加予定のメンバのデジタルカメラ130である。データ保管サービス205にアクセスするためのアクセス条件情報(具体的には、URLとアカウント情報)は、予めメディアプレーヤ110に設定されている。
図3A、図3B及び図3C示すフローチャートを参照して、図2(A)に示すネットワーク構成における動作を説明する。
図3Aは、メディアプレーヤ110の動作フローチャートである。メディアプレーヤ110がサーバ170からデータを受信するごとに、CPU112が図3Aに示すフローチャートに相当する機能を実行する。なお、CPU112は、図3Aに示すフローチャートと並行して他の処理を実行できる。
ステップS301Aでは、CPU112は、サーバ170から通信部124を介して受信したデータ信号を解析し、グループ化開始信号を受信したか否かを判定する。なお、グループ化開始信号は、後述するステップS302Cでサーバ170が送信するものである。サーバ170からグループ化開始信号を受信した場合、CPU112は、ステップS302Aに進む。サーバ170からグループ化開始信号を受信していない場合、CPU112は、図3Aに示すフローを終了する。
ステップS302Aでは、CPU112は、グループ識別キー信号として、映像IF118を用いて任意の音声データを音響出力、すなわちブロードキャストする。音響出力する音声データは、HDD122に格納されている音声データでもよいし、CPU112が生成した音声データでもよい。また、音声データの内容は、メディアプレーヤ110が設置されている状況に適した音声(例えば、パーティーの開始の合図)でもよいし、人間には聞こえにくい可聴域外の音声でもよい。
ステップS303Aでは、CPU112は、共有サービス情報として、予め設定されているデータ保管サービス205にアクセスするための情報(アクセス条件情報)をHDD122から取得する。この実施例では、アクセス条件情報は、データ保管サービス205のURL、アカウント及びそのパスコードからなる。
ステップS304Aでは、CPU112は、ステップS302Aで出力した音声データ(グループ識別キー信号)とステップS303Aで取得した共有サービス情報(アクセス条件情報)を、通信部124を介してサーバ170に送信する。
図3Bは、デジタルカメラ130(130A〜130D)の動作フローチャートである。デジタルカメラ130がサーバ170からデータを受信するごとに、CPU132が図3Bに示すフローチャートに相当する機能を実行する。なお、CPU132は、図3Bに示すフローチャートと並行して撮影などの他の処理を実行できる。
ステップS301Bでは、CPU132は、サーバ170から3G通信部152を介して受信したデータを解析し、グループ化開始信号を受信したか否かを判定する。ステップS301Aと同様に、グループ化開始信号は、後述するステップS302Cでサーバ170が送信するものである。
サーバ170から受信した信号がグループ化開始信号である場合、CPU132はステップS302Bに進む。グループ化開始信号でない場合、CPU132は図3Bに示すフローを終了する。
ステップS302Bでは、CPU132は、マイク150を用いて周囲の音を取得し、対応する音声信号をサンプリングする。
ステップS303Bでは、CPU132は、ステップS302Bでサンプリングして得られた音声データを記憶媒体158に記録する。
ステップS304Bでは、CPU132は、ステップS301Bにおいてグループ化開始信号を受信した時刻を、ステップS303Bで記憶媒体158に記録した音声データに付加するように記憶媒体158に記録する。
ステップS305Bでは、CPU132は、サーバ170から3G通信部152を介してグループ化終了信号を受信するのを待機する。
ステップS306Bでは、CPU132は、ステップS305Bにおいてグループ化終了信号を受信した時刻を、ステップS304Bと同様に記憶媒体158に記録する。
図3Cは、サーバ170の動作フローチャートである。CPU172は、図3Cに示す動作を、1分おきなどの一定時間毎に実行する。サーバ170は、図3Cに示すフローチャートと並行して他の処理を実行できる。
ステップS301Cでは、CPU172は、現在時刻がグループ化開始時刻になったか否かを判定する。CPU172は、グループ化開始時刻となった場合にはステップS302Cに進み、グループ化開始時刻でない場合には、図3Cに示すフローを終了する。なお、グループ化開始時刻は、予めサーバ170に設定されているとする。例えば、パーティの主催者が、パーティの開始時刻をグループ化開始時刻として予めサーバ170に登録しておく。
ステップS302Cでは、CPU172は、メディアプレーヤ110とデジタルカメラ130にグループ化開始信号を、通信部178を介して送信する。なお、このグループ化開始信号は、ステップS301Aでメディアプレーヤ110により受信され、ステップS301Bでデジタルカメラ130により受信される。
ステップS303Cでは、CPU172は、メディアプレーヤ110から音声データとデータ保管サービス205にアクセスするためのアクセス条件情報(共有サービス情報)の受信を待機する。なお、ここで受信を待機する音声データは、ステップS304Aでメディアプレーヤ110が送信する信号である。
ステップS304Cでは、CPU172は、ステップS303Cで受信した音声データをHDD184に保存する。
ステップS305Cでは、CPU172は、ステップS303Cで受信したアクセス条件情報(共有サービス情報)をHDD184に保存する。
ステップS306Cでは、CPU172は、現在時刻がグループ化終了時刻になるのを待つ。なお、グループ化終了時刻は、予めサーバ170に設定されているとする。例えば、パーティの主催者が、パーティ終了時刻をグループ化終了時刻として事前にサーバ170に登録する。
ステップS307Cでは、CPU172は、通信部178によりデジタルカメラ130にグループ化終了信号を送信する。デジタルカメラ130は、このグループ終了信号をステップS306Bで受信する。
図4A及び図4Bに示すフローチャートを参照して、図2(B)に示すネットワーク構成における動作を説明する。
図4Aは、デジタルカメラ130(130A,130B)の動作フローチャートである。デジタルカメラ130のCPU132は、図4Aに示すフローチャートに対応する動作を、ユーザがデータのアップロードを行おうとした場合に実行する。
ステップS401Aでは、CPU132は、記憶媒体158にステップS303Bで保存したサンプリングデータ(グループ識別キー信号)があるか否かを判定する。
サンプリングデータが存在する場合、CPU132はステップS402Aに進み、サンプリングデータが存在しない場合、CPU132は、図4Aに示すフローを終了する。
ステップS402Aでは、CPU132は、記憶媒体158からサンプリングデータを取得する。
ステップS403Aでは、CPU132は、ステップS402Aで取得したサンプリングデータ(グループ識別キー信号)を、無線LAN部154によりサーバ170に送信する。
ステップS404Aでは、CPU132は、ステップS403Aで送信したデータの応答として、サーバ170からデータ共有の対象か否かを指示するグループ情報を受信する。ここで受信するグループ情報は、後述のステップS407B又はS408Bでサーバ170が送信する情報であり、共有サービスの利用を許可する信号である。グループ情報は、デジタルカメラ130が共有対象となっている場合(後述のS405AでYES)、データ保管サービス205にデータを送信する際に必要なアクセス条件情報(URLとアカウント情報)を含む。
ステップS405Aでは、CPU132は、ステップS404Aで受信した信号を解析し、自機がデータ共有対象となっているか否かを判定する。具体的には、ステップS404Aで受信した信号が、ステップS407Bでサーバ170が送信した信号である場合、データ共有対象であり、CPU132は、S406Aに進む。他方、ステップS404Aで受信した信号が、ステップS408Bでサーバ170が送信した信号である場合、データ共有対象ではなく、CPU132は、図4Aに示すフローを終了する。
ステップS406Aでは、CPU132は、ステップS304BとステップS306Bで記憶媒体158に保存したグループ化開始時刻とグループ化終了時刻を読み出す。そして、CPU132は、記憶媒体158に記録されている画像データの中から、グループ化開始時刻とグループ化終了時刻の間に撮影した画像データを抽出する。
ステップS407Aでは、CPU132は、ステップS406Aで抽出した画像データを、無線LAN部154によりデータ保管サービス205に送信する。なお、外部へのデータ通信に無線LAN部154を用いると説明しているが、もちろん、3G通信部152を用いてもよい。
図4Bは、サーバ170の動作フローチャートである。CPU172は、図4Bに示すフローチャートに対応する動作を、通信部178でデータを受信する毎に実行する。
ステップS401Bでは、CPU172は、通信部178で受信した信号がサンプリングデータ(グループ化識別キー信号)か否かを判定する。なお、サーバ170が受信を期待するサンプリングデータは、ステップS403Aでデジタルカメラ130が送信するデータである。受信信号がサンプリングデータである場合(S401B)、CPU172はステップS402Bに進み、サンプリングデータでない場合、CPU172は、図4Bに示すフローを終了する。
ステップS402Bでは、CPU172は、ステップS401で受信したサンプリングデータをHDD184に保存する。
ステップS403B〜ステップS405Bで、CPU172は、ステップS402Bで受信したサンプリングデータを、HDD184に格納されている音声データ(メディアプレーヤ110から送信されたグループ識別キー信号)と照合する。
すなわち、ステップS403Bでは、CPU172は、HDD184に処理対象となる音声データ(ステップS404B〜S405Bの処理を適用していない音声データ)があるか否かを確認する。なお、処理対象となる音声データは、ステップS304CにおいてHDD184に格納されたものである。CPU172は、処理対象の音声データが存在する場合にはステップS404Bに進み、存在しない場合にはステップS408Bに進む。
ステップS404Bでは、CPU172は、処理対象の音声データをHDD184から読み出し、メモリ174に格納する。このステップS404Bにおける処理対象の音声データは、ステップS304Cで受信した音声データである。
ステップS405Bでは、CPU172は、ステップS404Bで読み出した音声データと、ステップS402Bで保存したサンプリングデータの類似度を算出する。
音声の類似度判定(照合)方法として、音声データのスペクトルを比較してスペクトル間の距離を用いて判定する方法等、多くの方法が知られている。例えば、特許文献3には、二つの音声データをフーリエ変換し、各音声データの特徴点を算出し、これらの特徴点を用いて音声データ間の距離を算出する方法が記載されている。本実施例では、音声の類似度の判定に、これら公知のアルゴリズムを適用できる。
ステップS405Bで、CPU172は、ステップS402Bで受信したサンプリングデータと、ステップS404Bで読み出した音声データが、その類似度により一致すかどうかを判定する。CPU172は、類似度が高く、一致と判定できる場合(S405B)、ステップS406Bに進む。類似度が低く、不一致と判定できる場合(S405B)、CPU172は、ステップS403Bに戻り、HDD184内の他の音声データについて類似度を判定する。
ステップS406Bでは、CPU172は、データ保管サービス205にアクセスするためのアクセス条件情報(共有サービス情報)をHDD184から読み出す。ここでHDD184から読み出されるアクセス条件情報は、ステップS404Bで読み出した音声データとともにステップS303Cで受信したものである。
ステップS407Bでは、CPU172は、ステップS401Bでサンプリングデータを送信してきたデジタルカメラ130に対し、通信部178を介してグループ情報を送信する。ここで送信するグループ情報は、送信相手のデジタルカメラ130がデータ共有の対象であること(データ共有対象)を示す情報と、ステップS406Bで取得したデータ保管サービス205にアクセスするためのアクセス条件情報を含む。
ステップS408Bでは、CPU172は、ステップS407Bと同様にグループ情報を送信する。但し、このステップS408Bで送信するグループ情報は、送信相手のデジタルカメラ130がデータ共有の対象でないこと(データ共有非対象)を示す情報を含む。
共有したいデータをアップロードする必要の無いグループ構成メンバの情報機器は、グループ識別キー信号であるサンプリングデータを保持している限り、データ保管サービス205にアクセスして、共有された画像を閲覧できる。グループ構成メンバによる閲覧を一律に禁止したい場合、サーバ170はデータ保管サービス205のURL又はアクセス管理条件を変更すればよい。
本実施例では、複数のデジタルカメラ130を、その場で特別な操作をすること無しに、データ共有のためのグループ化を行うことが出来る。データ共有対象のデジタルカメラにデータ保管サービスにアクセスするためのアクセス条件情報を提供することで、撮影画像の共有化を実現できる。
実施例1では、グループ化終了信号により明示的にグループ化を解消したが(ステップS305B,S307C)、その場を離れても一定期間内、グループの共有サービスを利用できるようにした実施例を説明する。
実施例2では、サーバ170が、データ保管サービス205にアクセスするためのアクセス条件情報を保持する。サーバ170には、グループ化開始時刻、グループ化期間、及び、グループ化開始信号を送信する必要がある一つ以上のデジタルカメラ130の情報が予めセットされている。
図5A、図5B及び図5Cを参照して、図2(A)に示すネットワーク構成における実施例2の動作を説明する。
図5Aは、図2(A)に示すネットワーク構成におけるメディアプレーヤ110の動作フローチャートである。メディアプレーヤ110がサーバ170からデータを受信するごとに、CPU112が図5Aに示すフローチャートに相当する機能を実行する。なお、CPU112は、図5Aに示すフローチャートと並行して他の処理を実行できる。
ステップS501A,S502Aの処理はそれぞれステップS301A,S302Aの処理に対応しているので、説明を省略する。
ステップS503Aでは、CPU112は、ステップS502Aで出力した音声データを、通信部124を介してサーバ170に送信する。
図5Bは、図2(A)に示すネットワーク構成におけるデジタルカメラ130(130A〜130D)の動作フローチャートである。デジタルカメラ130がサーバ170からデータを受信するごとに、CPU132が図5Bに示すフローチャートに相当する機能を実行する。なお、CPU132は、図5Bに示すフローチャートと並行して撮影などの他の処理を実行できる。
ステップS501B〜S504BはそれぞれステップS301B〜S304Bと同じ処理であるので、詳細な説明を省略する。なお、ステップS501におけるグループ化開始信号は、ステップS502Cでサーバ170が送信するものであり、グループ化期間(例えばパーティの開催期間)に関する情報を有している。
ステップS505Bでは、CPU132は、ステップS501Bで受信したグループ化開始信号に含まれているグループ化期間の経過を待つ。グループ化期間が経過した場合、CPU132は、ステップS506Bに進む。
ステップS506Bでは、CPU132は、現在時刻をグループ化終了時刻として記憶媒体158に保存する。
図5Cは、図2(A)に示すネットワーク構成におけるサーバ170の動作フローチャートである。CPU172は、図5Cに示す動作を、1分おきなどの一定時間毎に実行する。サーバ170は、図5Cに示すフローチャートと並行して他の処理を実行できる。
ステップS501Cでは、CPU172は、現在時刻がグループ化開始時刻になったか否かを判定する。CPU172は、グループ化開始時刻となった場合にはステップS502Cに進み、グループ化開始時刻でない場合には、図5Cに示すフローを終了する。なお、グループ化開始時刻とグループ化期間は、予めサーバ170に設定されているとする。例えば、パーティの主催者が、パーティの開始時刻と開催期間をそれぞれグループ化開始時刻とグループ化期間として予めサーバ170に登録しておく。
ステップS502Cでは、CPU172は、メディアプレーヤ110とデジタルカメラ130にグループ化開始信号を、通信部178を介して送信する。なお、このグループ化開始信号は、ステップS501Aでメディアプレーヤ110により受信され、ステップS501Bでデジタルカメラ130により受信される。先に説明したように、グループ化開始信号は、グループ化期間に関する情報を含む。
ステップS503Cでは、CPU172は、メディアプレーヤ110から音声データを受信するのを待機する。なお、ここで受信を待機するデータは、ステップS503Aでメディアプレーヤ110が送信する音声データである。
ステップS504Cでは、CPU172は、ステップS503Cで受信した音声データをHDD184に保存する。
図6A及び図6Bを参照して、図2(B)に示すネットワーク構成における実施例2の動作を説明する。
図6Aは、図2(B)に示すネットワーク構成におけるデジタルカメラ130(130A,130B)の動作フローチャートである。デジタルカメラ130のCPU132は、図6Aに示すフローチャートに対応する動作を、ユーザがデータのアップロードを行おうとした場合に実行する。
ステップS601Aでは、CPU132は、記憶媒体158内にステップS503Bで保存したサンプリングデータがあるか否かを判定する。サンプリングデータが存在する場合、CPU132はステップS602Aに進む。サンプリングデータが存在しない場合、CPU132は、図6Aに示すフローを終了する。
ステップS602A〜S607Aの処理はそれぞれ、ステップS402A〜S406Aと同様であるので、詳細な説明を省略する。なお、ステップS604Aで受信するグループ情報は、ステップS607B又はS608Bにおいてサーバ170が送信する信号である。
図6Bは、図2(B)に示すネットワーク構成におけるサーバ170の動作フローチャートである。CPU172は、図6Bに示すフローチャートに対応する動作を、通信部178でデータを受信する毎に実行する。
ステップS601B〜S605Bの処理は、ステップS401B〜S405Bの処理と同様であるので、詳細は説明を省略する。
ステップS606Bでは、CPU172は、データ保管サービス205にアクセスするためのアクセス条件情報(共有サービス情報)をHDD184から取得する。このアクセス条件情報は、ユーザにより予めサーバ170に設定されている。
ステップS607B,S608Bの処理は、それぞれステップS407B,S408Bの処理と同様であるので、詳細は説明を省略する。
実施例2では、実施例1と同様に、デジタルカメラ130を使って、特別な操作無しに任意の場所でデータ共有を行うことができる。また、データ共有対象のデジタルカメラにデータ保管サービスへのアクセス条件情報を提供し、データ共有対象のデジタルカメラがグループ化期間内に撮影した画像データを集積することによって、容易にデータ共有を実現できる。
上記実施例において、デジタルカメラ130が、共有サービスを利用する情報機器の一例である。メディアプレーヤ110が、メディアプレーヤ110により出力される音声が届く距離範囲内のデジタルカメラ130にグループ化のためのグループ識別キー信号である音声信号を生成するグループ識別キー信号生成手段の一例である。サーバ170が、図1に示す情報処理システムでグループ化されたデジタルカメラ130による共有サービスの利用を管理する管理装置の一例である。例えば、デジタルカメラ130をパーソナルコンピュータ又はタブレット端末に変更することで、会議参加者を一時的にグループ化し、会議資料の閲覧を会議中のみ又は会議終了後の一定期間に制限する情報処理システムを構築できる。
メディアプレーヤ110、デジタルカメラ130及びサーバ170からなるシステム構成の実施例を説明したが、本発明はこれら要素に限定されない。例えば,メディアプレーヤ110の代わりに、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットコンピュータ、ゲーム機又はデジタルカメラなど他の装置であってもよい。デジタルカメラ130の代わりに、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、タブレットコンピュータ、ゲーム機又はデジタルカメラなど他の装置であってもよい。サーバ170の代わりに、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、タブレットコンピュータ、ゲーム機又はデジタルカメラなど他の装置であってもよい。
実施例1,2では、通信手段として無線LAN(IEEE802.11)を用いたが、これは例示であり、Ethernet(登録商標)、3G、WiMAX(登録商標)、LTE、PHS又はGSM(登録商標)など他の広域通信方式を用いてもよい。
実施例1および2では、信号出力手段および信号入力手段で扱う信号を音声信号としたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、伝達範囲が限定される他の無線信号を用いてもよい。例えば、無線LAN信号を用いてもよい。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (17)
- 1以上の情報機器をグループ化し、グループのための共有サービスへのアクセスを可能にする情報処理システムであって、
前記1以上の情報機器の前記共有サービスの利用を管理する管理装置と、
グループ化開始信号に応じて、所定距離内に位置する前記情報機器が受信できるグループ識別キー信号をブロードキャストすると共に、ブロードキャストした前記グループ識別キー信号を前記管理装置に通知するグループ識別キー信号生成手段
とを具備し、
前記管理装置は、前記情報機器からの前記ブロードキャストされた前記グループ識別キー信号を伴う信号を受信すると、前記情報機器からの前記グループ識別キー信号を前記グループ識別キー信号生成手段からの前記グループ識別キー信号と照合し、これらが一致する場合に、前記情報機器に前記共有サービスの利用を可能にする共有サービス情報を通知する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 前記グループ識別キー信号生成手段がブロードキャストする前記グループ識別キー信号が、音声信号、無線LAN信号及び無線信号の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記管理装置は、グループ化期間を示すグループ化終了信号を前記1以上の情報機器に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
- 前記情報機器は撮像手段と前記撮像手段による撮影画像を記憶する記憶手段とを具備し、
前記共有サービスが画像共有サービスであり、
前記共有サービス情報が、前記共有サービスのアクセス条件情報を含む
ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の情報処理システム。 - 前記グループ識別キー信号生成手段が、ブロードキャストした前記グループ識別キー信号と共に前記共有サービス情報を前記管理装置に通知することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の情報処理システム。
- 1以上の情報機器と、
所定距離内に位置する前記情報機器が受信できるグループ識別キー信号を生成するグループ識別キー信号生成手段と、
前記1以上の情報機器の共有サービスの利用を管理する管理装置
とを有する情報処理システムにおいて、
前記グループ識別キー信号生成手段が、前記管理装置からのグループ化開始信号に応じて、前記グループ識別キー信号をブロードキャストすると共に前記管理装置に通知するステップと、
前記1以上の情報機器が前記グループ識別キー信号を受信して記憶するステップと、
前記管理装置が前記グループ識別キー信号生成手段から通知される前記グループ識別キー信号を記憶するステップと、
前記共有サービスの利用に際して、前記情報機器が、記憶する前記グループ識別キー信号を前記管理装置に送信するステップと、
前記管理装置が、前記情報機器から送信される前記グループ識別キー信号を前記グループ識別キー信号生成手段から通知された前記グループ識別キー信号と照合し、これらが一致する場合に、前記情報機器に前記共有サービスの利用を可能にする共有サービス情報を通知するステップと、
前記共有サービス情報を受信した前記情報機器が、受信した前記共有サービス情報を使って前記共有サービスにアクセスするステップ
とを有することを特徴とする共有サービス利用方法。 - 前記グループ識別キー信号生成手段がブロードキャストする前記グループ識別キー信号が、音声信号、無線LAN信号及び無線信号の何れかであることを特徴とする請求項6に記載の共有サービス利用方法。
- 前記共有サービスの利用を許可された前記情報機器が、前記管理装置により指示されるグループ化期間内の情報を前記共有サービスに送信するステップを有することを特徴とする請求項6又は7に記載の共有サービス利用方法。
- 前記管理装置は、前記グループ化期間を示すグループ化終了信号を前記1以上の情報機器に送信することを特徴とする請求項8に記載の共有サービス利用方法。
- 前記情報機器は撮像手段と前記撮像手段による撮影画像を記憶する記憶手段とを具備し、
前記共有サービスが画像共有サービスであり、
前記共有サービス情報が、前記共有サービスのアクセス条件情報を含む
ことを特徴とする請求項6ないし9の何れか1項に記載の共有サービス利用方法。 - 前記情報機器は、グループ化期間内に前記撮像手段により撮影された撮影画像を前記共有サービスに送信することを特徴とする請求項10に記載の共有サービス利用方法。
- 前記グループ識別キー信号生成手段が、ブロードキャストした前記グループ識別キー信号と共に前記共有サービス情報を前記管理装置に通知することを特徴とする請求項6ないし11の何れか1項に記載の共有サービス利用方法。
- ネットワークに接続する通信手段と、
グループ化開始信号に応じてグループ識別キー信号を受信し記憶する手段と、
共有サービスの利用に際して、記憶する前記グループ識別キー信号を管理装置に前記通信手段により送信する送信手段と、
前記管理装置への前記グループ識別キー信号の送信への応答を前記通信手段により受信する受信手段と、
前記管理装置からの応答が前記共有サービスの利用を可能にする共有サービス情報を場合に、前記共有サービス情報を使って前記共有サービスに前記通信手段によりアクセスするアクセス手段
とを有することを特徴とする情報機器。 - 前記グループ識別キー信号が、音声信号、無線LAN信号及び無線信号の何れかであることを特徴とする請求項13に記載の情報機器。
- 前記アクセス手段は、前記管理装置により指示されるグループ化期間内に取得した情報を前記共有サービスに前記通信手段により送信することを特徴とする請求項13又は14に記載の情報機器。
- 更に、撮像手段と前記撮像手段による撮影画像を記憶する記憶手段とを具備することを特徴とする請求項13又は14に記載の情報機器。
- 前記情報機器は、グループ化期間内に前記撮像手段により撮影された撮影画像を前記共有サービスに送信することを特徴とする請求項16に記載の情報機器。
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