JP2015102881A5

JP2015102881A5 -

Info

Publication number: JP2015102881A5
Application number: JP2013240541A
Authority: JP
Filing date: 2013-11-21
Publication date: 2016-12-28
Anticipated expiration: 2033-11-21

Description

上記に示したように、既存の電卓で税込価格の差分を求めるためには、元値入力、税計算、税率変更、メモリ計算、といった、煩雑な操作が必要となる。さらに、電卓の操作が不慣れなユーザが扱えば、途中で入力ミスや操作ミスが発生し、正しい計算結果が得られなくなる可能性もある。
本願発明は、１つの元値に対し、異なる税率から求まる値の差を容易に求められる仕組みを提供する。

本願発明は、ユーザからの計算指示に従って計算を行う電卓であって、第１の税率と第２の税率とを記憶する記憶部と、前記電卓の計算の基準となる値である元値の入力を、ユーザから受けつける入力受付部と、ユーザから前記元値に基づく計算の指示を受付ける計算指示受付部と、前記計算指示受付部で受付けた指示に応じて、計算を行う計算部と、前記計算部で求まった計算結果の値を表示する表示部とを備え、前記計算部は、前記元値に前記第１の税率のかかった値と当該元値に前記第２の税率のかかった値との差の値である税込差額を計算できることを特徴とする。

このように設けることによって、１つの元値に対し、異なる税率から求まる値の差を容易に求められる仕組みを提供することができる。

ステップＳ２１４では、電卓は、ユーザが第１の税率４０１と第２の税率４０２に基づく税込差額計算を行うための税込差額計算指示ボタン３０５を押下したか否かを、判別する。

なお、税込差額計算の補助表示９０１が表示ディスプレイ１０７に表示されている状態で、税込差額計算ボタン３０５がさらに押下された場合、差分、第２の税率４０２の税込値、第１の税率４０１の税込値、元値の表示を切り替える指示を出す切替手段となる。
つまり、表示ディスプレイ１０７の表示が、税込差額計算ボタン３０５が押下されるたびに、図９、図６、図５、図３と切替わる（画面遷移する）形となる。

Claims

ユーザからの計算指示に従って計算を行う電卓であって、
第１の税率と第２の税率とを記憶する記憶部と、
前記電卓の計算の基準となる値である元値の入力を、ユーザから受けつける入力受付部と、
ユーザから前記元値に基づく計算の指示を受付ける計算指示受付部と、
前記計算指示受付部で受付けた指示に応じて、計算を行う計算部と、
前記計算部で求まった計算結果の値を表示する表示部とを備え、
前記計算部は、前記元値に前記第１の税率のかかった値と当該元値に前記第２の税率のかかった値との差の値である税込差額を計算できることを特徴とする電卓。
前記計算部は、前記計算指示受付部の指示の受付けに応じ、前記元値に当該元値の前記第１の税率分の値を加算した値である第１の税込値および、前記元値に当該元値の前記第２の税率分の値を加算した値である第２の税込値を、更に計算可能であることを特徴とする請求項１に記載の電卓。
前記表示部は、前記計算指示受付部の指示の受付けに応じて、前記税込差額と前記元値と前記第１の税込値と前記第２の税込値とのうちのいずれかの値を、切替えて表示すること特徴とする請求項２に記載の電卓。
前記計算部で前記第１の税込値を計算する指示をユーザから受付ける第１の税込計算指示受付部と、
前記計算部で前記第２の税込値を計算する指示をユーザから受付ける第２の税込計算指示受付部とを更に備え、
前記電卓は、同一平面上に前記計算指示受付部と前記第１の税込計算指示受付部と前記第２の税込計算指示受付部とを、物理的に備えていることを特徴とする請求項２または３に記載の電卓。
前記表示部は、前記税込差額の値が正の数か負の数かに問わず、予め定められた正の数か負の数かのいずれか一方の値で表示すること特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の電卓。
前記表示部は、前記計算指示受付部で受付けた計算指示に基づいて前記計算部が算出した前記税込差額を表示する際に、当該税込差額が前記元値に前記第１の税率のかかった値から当該元値に前記第２の税率のかかった値を差し引いた値であることを、もしくは、当該税込差額が当該元値に前記第２の税率のかかった値から当該元値に前記第１の税率のかかった値を差し引いた値であることを、識別可能な補助表示を当該税込差額と共に表示することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の電卓。
ユーザからの計算指示に従って計算を行ない、第１の税率と第２の税率とを記憶する記憶部を備える電卓の制御方法であって、
前記電卓の入力受付部が、当該電卓の計算の基準となる値である元値の入力を、ユーザから受けつける入力受付工程と、
前記電卓の計算指示受付部が、ユーザから前記元値に基づく計算の指示を受付ける計算指示受付工程と、
前記電卓の計算部が、前記計算指示受付部で受付けた指示に応じて、計算を行う計算工程と、
前記電卓の表示部が、前記計算部で求まった計算結果の値を表示する表示工程とを含み、
前記計算工程は、前記元値に前記第１の税率のかかった値と当該元値に前記第２の税率のかかった値との差の値である税込差額を計算できることを特徴とする制御方法。
ユーザからの計算指示に従って計算を行う電卓で読み取り実行可能なプログラムあって、
前記電卓を、
第１の税率と第２の税率とを記憶する記憶部と、
前記電卓の計算の基準となる値である元値の入力を、ユーザから受けつける入力受付部と、
ユーザから前記元値に基づく計算の指示を受付ける計算指示受付部と、
前記計算指示受付部で受付けた指示に応じて、計算を行う計算部と、
前記計算部で求まった計算結果の値を表示する表示部として機能させ、
前記計算部は、前記元値に前記第１の税率のかかった値と当該元値に前記第２の税率のかかった値との差の値である税込差額を計算できることを特徴とするプログラム。