JP2015102015A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015102015A
JP2015102015A JP2013242879A JP2013242879A JP2015102015A JP 2015102015 A JP2015102015 A JP 2015102015A JP 2013242879 A JP2013242879 A JP 2013242879A JP 2013242879 A JP2013242879 A JP 2013242879A JP 2015102015 A JP2015102015 A JP 2015102015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
egr
passage
combustion chamber
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013242879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6031431B2 (ja
Inventor
裕樹 渡辺
Hiroki Watanabe
裕樹 渡辺
伊藤 昌晴
Masaharu Ito
昌晴 伊藤
健司 大島
Kenji Oshima
健司 大島
武山 雅樹
Masaki Takeyama
雅樹 武山
幸平 元尾
Kohei Motoo
幸平 元尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013242879A priority Critical patent/JP6031431B2/ja
Publication of JP2015102015A publication Critical patent/JP2015102015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6031431B2 publication Critical patent/JP6031431B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

【課題】燃焼室に燃料を直接噴射してその燃料を圧縮自着火燃焼させるように構成された内燃機関の燃焼室に気体燃料を吸入するとともに、冷損を十分に低減できる内燃機関の吸気制御装置を提供する。【解決手段】内燃機関の吸気制御装置としてのエンジンシステム1において、排気濃度が希薄なEGRリーンガスが流れる通路22が、内燃機関としてのエンジン10のスワール生成ポート12に接続され、排気濃度が濃厚なEGRリッチガス及び改質器73で改質された気体燃料が流れる通路25がタンブル生成ポート13に接続される。通路25には、EGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量を絞る吸気制御バルブ42が設けられる。EGRリーンガスはスワール流で吸入し、EGRリッチガス及び気体燃料は吸気流量を絞ってタンブル流で吸入する。これにより、燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させる。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室への吸気を制御する装置に関し、詳細には、燃焼室に直接噴射した燃料が圧縮自着火燃焼するように構成された内燃機関の燃焼室に気体燃料を吸入する内燃機関の吸気制御装置に関する。
従来、燃焼室に直接噴射した燃料を圧縮自着火燃焼させるように構成された内燃機関(圧縮自着火型の内燃機関)において、燃焼エネルギー(発熱量)を増加させるために、燃焼室に直接噴射する燃料とは別に気体燃料を吸入する技術が知られている(特許文献1参照)。
例えば特許文献1の発明は、単位量当たりの燃料から出力される燃焼エネルギーが増加するよう、燃料の性状を触媒上で改質する改質器を備える。そして、改質器で改質された改質燃料(気体燃料)を排気ポートに噴射して、排気口から排気ガスとともに燃焼室内の内周面に沿って環状に、つまり燃焼室の外周領域に吸入する。また、改質されていない非改質燃料を燃焼室の中央領域に直接噴射する。そして、非改質燃料は圧縮自着火燃焼させ、改質燃料は非改質燃料の燃焼を火種として着火燃焼させている。これによれば、燃料を改質するにあたり、自着火性低下の問題を解消し、燃焼熱がシリンダ壁面から逃げていくことによる熱損失、つまり冷損を低減できるとしている。
特開2013−104364号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、非改質燃料による高温燃焼は燃焼室の外周領域から離れた中央領域で生じるので、外周領域で高温燃焼をする場合に比べて冷損は低減できるものの、中央領域の温度は高温であるので、冷損の低減効果は依然として不十分であるという問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、燃焼室に燃料を直接噴射してその燃料を圧縮自着火燃焼させるように構成された内燃機関の燃焼室に気体燃料を吸入するとともに、冷損を十分に低減できる内燃機関の吸気制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための、本発明は、燃焼室を有し、その燃焼室に燃料を直接噴射してその燃料を圧縮自着火燃焼させるように構成された内燃機関の前記燃焼室の外周領域に第1ガスを吸入し、前記外周領域の内側の中央領域に第2ガスを吸入する内燃機関の吸気制御装置であって、
前記第1ガスを、前記内燃機関の排気系から吸気系に還流される排気ガスであるEGRガスの濃度が前記第2ガスよりも希薄な空気であるEGRリーンガスとし、
前記第2ガスを、前記EGRガスの濃度が前記第1ガスよりも濃厚な空気であるEGRリッチガスと気体燃料とを含んだガスとしたことを特徴とする。
本発明によれば、特許文献1と同様に、燃焼室の外周領域と中央領域との間でガスを成層分布させるが、外周領域、中央領域に吸入する各ガス(第1ガス、第2ガス)は、本発明と特許文献1とで異なっている。具体的には、本発明では、燃焼室の外周領域にEGRガス(排気ガス)が希薄な空気であるEGRリーンガス(第1ガス)を吸入し、中央領域にEGRガスが濃厚な空気であるEGRリッチガスと気体燃料とを含んだガス(第2ガス)を吸入する。これによって、圧縮自着火燃焼したときに高温となる中央領域の酸素濃度を外周領域よりも低くすることができ、外周領域にEGRリッチガス、中央領域にEGRリーンガスを吸入した場合に比べて、中央領域の燃焼温度を下げることができる。また、本発明では、中央領域に気体燃料を吸入するので、外周領域に吸入する場合に比べて、気体燃料の着火性を向上できるとともに、着火した気体燃料の火炎が燃焼室の外周壁から逃げてしまうのを低減できる。ゆえに、本発明では冷損を十分に低減できる。なお、本明細書におけるEGRリーンガスには、EGRガスの濃度がゼロの場合、つまり新気のみの場合も含む趣旨である。
エンジンシステム1の構成図である。 気筒11の断面図である。 改質器73の概略構成を示した図である。 変形例に係るエンジンシステム2の構成図である。 EGRリーンガス通路22の一部と、EGRリッチガス通路25の一部を抜き出した図である。 吸気バルブのリフト量の変化(図6(A))と、EGRリーンガスの吸気流量、EGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量(図6(B))とを示した図である。 燃焼室110に吸入されるガスの流れ(スワール流、タンブル流)を模式的に示した図である。 燃焼室110の平面視断面図におけるガスの成層分布を示した図である。 圧縮行程終了時における燃焼室の様子を示し、燃焼室の各部における排気濃度を色の濃淡で表した図である。 燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させた場合における燃焼温度を示した図である。 燃焼室の外周領域にEGRリッチガスを、中央領域にEGRリーンガス及び気体燃料を成層分布させた場合における燃焼温度を示した図である。 未成層と比較した冷却損失の低減割合を示した図である。
以下、本発明に係る内燃機関の吸気制御装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、車両に搭載されたエンジンシステム1の構成図を示している。エンジンシステム1は、内燃機関としてのディーゼルエンジン10(以下、単にエンジンという)と、そのエンジン10の運転に必要な各種構成とを備える形で構成されている。なお、本実施形態では、エンジン10は、4つの気筒11(シリンダ)を有した4気筒エンジンである。エンジン10は、各気筒11において、吸気、圧縮、燃焼、排気の4行程を経て動力を生み出す4ストローク機関である。吸気、圧縮、燃焼、排気の4行程のよる燃焼サイクル(「720°CA」周期)が、例えば各気筒11間で「180°CA」ずらして逐次実行される。図1の右側の気筒11から順に1番から4番までの番号を付けたときに、例えば、1番、3番、4番、2番の気筒11の順に燃焼サイクルが実行される。
図2は気筒11の断面図を示している。図2に示すように、気筒11は、気筒11の側壁を構成するシリンダブロック111とそのシリンダブロック111の上部に配置されたシリンダヘッド112とにより構成されている。シリンダブロック111にはウォータージャケット113が形成されており、ウォーターポンプ(図示外)から吐出される冷却水がウォータージャケット113内を循環して、シリンダブロック111を冷却している。また、気筒11内にはピストン16が収容されており、そのピストン16の往復運動により、エンジン10の出力軸であるクランク軸(図示外)が回転するようになっている。
そして、これらシリンダブロック111、シリンダヘッド112及ピストン16で囲まれた領域110を燃焼室として、その燃焼室110で圧縮自着火燃焼が行われるようになっている。すなわち、シリンダヘッド112の中心(燃焼室110の中央領域110bの直上)には燃焼室110に燃料(例えば軽油)を噴射するインジェクタ18が設けられており、そのインジェクタ18から噴射された燃料が燃焼室110で圧縮自着火燃焼する。
各気筒11には、燃焼室110に吸入される吸入空気(ガス)の導入口となる吸気ポートとして、スワール生成ポート12とタンブル生成ポート13の2つの吸気ポートが形成されている。それら吸気ポート12、13はシリンダヘッド112内に形成されている。スワール生成ポート12は、スワール生成ポート12から燃焼室110に吸入されるガスにスワール流(横渦)を生じさせる吸気ポートである。タンブル生成ポート13は、タンブル生成ポート13から燃焼室110に吸入されるガスにタンブル流(縦渦)を生じさせる吸気ポートである。
また、各吸気ポート12、13と燃焼室110とを繋ぐ開口には、その開口の開閉を行う吸気バルブ14が設けられている。また、シリンダヘッド112内には、燃焼室110での燃焼後のガスを燃焼室110から排出する排気ポート17が形成されている。その排気ポート17と燃焼室110との繋ぐ開口にはその開口の開閉を行う排気バルブ15が設けられている。
図1に示すように、エンジンシステム1には、燃焼室110に吸入される新気が流れる吸気通路21が設けられている。その吸気通路21には、上流側から、新気を圧縮する過給器31、過給器31で圧縮された新気を冷却するインタークーラ32が設けられている。また、インタークーラ32より下流の吸気通路21には、新規量を調整するスロットル33が設けられている。そのスロットル33より下流の吸気通路21から、各気筒11に繋がる通路22(インテークマニホールドの通路。以下、EGRリーンガス通路という)が分岐している。各EGRリーンガス通路22は各気筒11のスワール生成ポート12に接続されている。EGRリーンガス通路22及び吸気通路21には、新気のみ又は新気にEGRバルブ41の開度に応じたEGRガスや後述する接続通路29から流入するEGRガスが混ざったガス(以下、EGRリーンガスという)が流れる。
また、各気筒11には、各気筒11から排出される排気ガスをまとめて排気通路27に渡すためのエキゾーストマニホールド23が接続されている。なお、排気通路27には、上流側から、排気ガスからエネルギーを回収する過給器のタービン37(可変ノズルターボ(VNT))、排気ガスに対して所定の処理を行う後処理装置38、排気ガスの流量を調整する排気絞り弁39がこの順で配置されている。後処理装置38は、排気ガス中のCO、HC等を酸化して除去する酸化触媒や排気ガス中のPMを除去するDPFなどである。
後処理装置38より下流の排気通路27に一端が接続され、他端が過給器31よりも上流にて吸気通路21に接続された低圧EGR通路28が設けられている。そして、この低圧EGR通路28を介して、VNT37通過後の排気ガスの一部が吸気通路21に還流されるようになっている。低圧EGR通路28には、その低圧EGR通路28を流れるEGRガスを冷却する低圧EGRクーラ40や、そのEGRガスの流量を調整する低圧EGRバルブ41が設けられている。なお、これら低圧EGR通路28、低圧EGRクーラ40及び低圧EGRバルブ41を有した低圧EGRシステムが備えられていなくても良い。この場合には、吸気通路21には新気のみが流れることになる。
エキゾーストマニホールド23には、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させるための高圧EGR通路24が接続されている。その高圧EGR通路24には、高圧EGR通路24を流れるEGRガスを冷却する高圧EGRクーラ34や、その高圧EGRクーラ34より下流にはEGRガスの流量を調整する高圧EGRバルブ35が設けられている。その高圧EGRバルブ35より下流の高圧EGR通路24からは、各気筒11に繋がる通路25(以下、EGRリッチガス通路という)が分岐している。各EGRリッチガス通路25は、各気筒11のタンブル生成ポート13に接続されている。EGRリッチガス通路25には、EGRリーンガス通路22を流れるEGRリーンガスよりもEGRガスの濃度が濃い(排気濃度が高い、酸素濃度が低い)ガス(以下、EGRリッチガスという)が流れる。
また、エンジンシステム1には、吸気通路21と高圧EGR通路24とを接続する接続通路29が設けられている。その接続通路29は、EGRリーンガス通路22に分岐する前の吸気通路21と、EGRリッチガス通路25に分岐する前の高圧EGR通路24とを接続している。その接続通路29により、吸気通路21及びその下流のEGRリーンガス通路22を流れるガスの圧力と、高圧EGR通路24及びその下流のEGRリッチガス通路25を流れるガスの圧力とを同等にできる。その結果、燃焼室におけるEGRリーンガスとEGRリッチガスとの成層分布が乱れるのを抑制できる。
さらに、低圧EGR通路28から還流されるEGRガスやEGRリッチガス通路25を流れるEGRリッチガス(排気ガス)だけではEGR率の目標値(目標EGR率)を達成できない場合には、接続通路29を介して高圧EGR通路24から吸気通路21にEGRガスを流し、又は吸気通路21から高圧EGR通路24に新気を流すことで、目標EGR率を達成できるようになっている。すなわち、目標EGR率が高い場合には、接続通路29を介して高圧EGR通路24から吸気通路21にEGRガスを流して吸気通路21及びEGRリーンガス通路22を流れるEGRリーンガスのEGR濃度を高くすることで、EGR率を上げることができる。反対に目標EGR率が低い場合には、接続通路29を介して吸気通路21から高圧EGR通路24に新気を流して高圧EGR通路24及びEGRリッチガス通路25を流れるEGRリッチガスのEGR濃度を低くすることで、EGR率を下げることができる。なお、EGR率は、燃焼室に吸入されるEGRガス(排気ガス)の量を、燃焼室に吸入されるガスの総吸入量(新気の吸入量+EGRガスの吸入量+気体燃料の吸入量)で割った値である。
また、エンジンシステム1には、燃焼室での燃焼エネルギーを増加させるために、インジェクタ18から燃焼室に直接噴射する燃料とは別に気体燃料(燃料ガス)を吸入するシステム(以下、気体燃料吸入システムという)が備えられている。その気体燃料吸入システムは、特許文献1と同様に、メタノール(CH3−OH)等の液体燃料(アルコール燃料)を、単位量当たりの燃料から出力される発熱量が増加するように、水素(H2)や一酸化炭素(CO)に改質し、その改質後の燃料(改質燃料、気体燃料)を燃焼室に吸入するシステムである。
具体的には、気体燃料吸入システムは、改質前の燃料(例えばメタノール)を貯蔵する貯蔵部71と、その貯蔵部71と改質器73の間を繋ぐ通路72と、改質器73と、改質器73により改質された改質燃料(気体燃料)が流れる通路74とを備えている。なお、図1では図示していないが、気体燃料吸入システムは、貯蔵部71で貯蔵された燃料を通路72を介して改質器73側に圧送するポンプや、通路72を流れる燃料の流量を調整する弁なども備えている。
ポンプにより貯蔵部71から吐出された燃料は通路72を介して改質器73に供給される。その改質器73は、単位量当たりの燃料から出力される発熱量が増加するように貯蔵部71から供給された燃料の性状を触媒上で改質する。ここで、図3は、改質器73の概略構成を示している。改質器73は、特許文献1の改質器と同様の構成を有している。すなわち、改質器73は、メタノール等の燃料をH2やCO等の改質燃料に変換する化学反応を促進させる触媒701と、その触媒701の周囲に配置された熱交換器702とを有している。また、改質器73には、排気通路27(図1参照)を流れる排気ガスが供給されるようになっており、改質器73は、供給された排気ガスが改質器73内を流れる排気通路703を有している。その排気通路703は、排気通路703を流れる排気ガスと熱交換器702との間で熱交換するように、熱交換器702の周囲に配置されている。また、改質器73は、貯蔵部71から供給された燃料が改質器73内を流れる燃料通路704を有している。その燃料通路704は、触媒701上を通過する形で配置されている。
改質器73の作用を説明すると、排気通路703を流れる排気ガスは高温(数100℃)となっているので、熱交換器702を介して、排気ガスと触媒701との間で熱交換が行われる。つまり、触媒701は、排気ガスにより暖められ、活性化する。なお、熱交換後の排気ガスは改質器73外に排出される。改質器73に供給された燃料は、燃料通路704を通って排気ガスにより暖められた触媒701に供給され、その触媒701上でH2O(水)と反応してH2やCO等の気体燃料に改質(変換)される。なお、触媒701上で燃料と反応させるためのH2Oとして、例えば排気ガス中に含まれたH2Oを用いれば良い。気体燃料は、触媒701を通過した後の燃料通路704を通って、改質器73から排出される。なお、気体燃料(H2、CO)は、改質前の燃料(CH3−OH)に比べて自着火性が低下するものの、単位量当たりの発熱量が増加した燃料である。
図1に示すように、改質器73で改質された気体燃料は、通路74を介して、各EGRリッチガス通路25に分岐する前、かつ、接続通路29より下流の高圧EGR通路241に供給されるようになっている。よって、高圧EGR通路241より下流の各EGRリッチガス通路25には、EGRリッチガスと気体燃料とを含んだガスが流れる。また、接続通路29より下流で気体燃料を供給することにより、接続通路29を介してEGRリーンガス通路22に気体燃料が供給されてしまうのを抑制できる。
各EGRリッチガス通路25には、EGRリッチガス通路25を流れるガスの流量を調整するバルブ42(以下、吸気制御バルブという)が設けられている。吸気制御バルブ42としては例えばバタフライ弁が用いられる。吸気制御バルブ42の設置位置はできるだけ吸気バルブ14に近いほうが良い。なぜなら、吸気バルブ14から吸気制御バルブ42までの容積が小さくなり、吸気流量の制御性が良くなるからである。
ただし、図4のエンジンシステム2のように、各EGRリッチガス通路25に分岐する前の通路241に吸気制御バルブ42を設けたとしても良い。この通路241は気体燃料が供給される通路であるが、図4では、吸気制御バルブ42は気体燃料の供給口よりも下流に設けられている。なお、図4のエンジンシステム2は、吸気制御バルブ42の設置位置及び個数が図1のエンジンシステム1と異なっており、それ以外は図1のエンジンシステム1と同じである。図2の位置に吸気制御バルブ42を設けることで、吸気制御バルブ42の個数を1つに削減できる。
図1に戻り、エンジンシステム1には、吸気制御バルブ42に接続してその吸気制御バルブ42を作動させるアクチュエータ43が設けられている。そのアクチュエータ43は、例えばモータであったり、油圧、負圧で作動するアクチュエータであったりする。なお、アクチュエータ43は、吸気制御バルブ42ごとに設けられたとしても良いし、4つの吸気制御バルブ42間で共通のアクチュエータであったとしても良い。
エンジンシステム1には、吸気制御バルブ42を含む各バルブ(スロットル33、EGRバルブ35、41など)の開閉(開閉時期や開度など)やインジェクタ18(図2参照)による燃料供給、吸入する気体燃料の量などを制御することでエンジン10の運転を制御するECU50が設けられている。そのECU50は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータを主として構成されている。
ECU50は、エンジン10から排出されるエミッションを抑制するためや、燃焼エネルギーを増加させるためや、冷損を低減するために、EGRリーンガスと、EGRリッチガス及び気体燃料とが燃焼室で成層分布するように、それらガスを燃焼室に吸入させている。図5は、EGRリーンガス通路22の一部と、EGRリッチガス通路25の一部を抜き出して、それら通路22、25を並べて示した図である。また、図6は、吸気行程において、EGRリーンガスと、EGRリッチガス及び気体燃料とをどのように吸入するのかを説明する図である。詳細には、図6は、クランク角に対する吸気バルブ14のリフト量の変化(図6(A))、EGRリーンガスの吸気流量、EGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量の変化(図6(B))を示している。なお、図6(B)において、ライン201はスワール生成ポート12から吸入されるガス、つまりEGRリーンガスの吸気流量を示している。ライン202は、タンブル生成ポート13から吸入されるガス、つまりEGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量を示している。
図5に示すように、EGRリーンガス通路22には、吸気制御バルブが設けられていないので、EGRリーンガスは、図6(B)のライン201で示すように、吸気バルブ14のリフト量(図6(A)参照)に応じた吸気流量で燃焼室に吸入される。これに対して、EGRリッチガス及び気体燃料の吸入に関し、ECU50は、図5に示すように、吸気行程の間中、吸気制御バルブ42を全開よりも小さい開度にする。これによって、図6(B)のライン202で示すように、EGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量をEGRリーンガスの吸気流量(ライン201)よりも少なくする。なお、吸気行程中、吸気制御バルブ42は全開ではないものの低開度で開いていることになるので、EGRリッチガス及び気体燃料は、吸気バルブ14のリフトに連動して燃焼室に吸入、つまり、吸気行程の前半から吸入されることになる。このように、EGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量を絞る結果、EGRリッチガス及び気体燃料はEGRリーンガスよりも弱く吸入されることになる。
なお、1回の吸気行程で燃焼室に吸入されるガスの総吸入量に対するEGRリッチガス及び気体燃料の吸入量の割合が30%程度となるように、EGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量を絞るのが好ましい。つまり、EGRリーンガス:EGRリッチガス及び気体燃料=7:3程度とするのが好ましい。この割合にすることで、EGR成層化の程度を高くすることができるという知見を本発明者は得ている。なお、EGR成層化の程度とは、吸気行程の後、圧縮行程が終了した段階で最も排気濃度が高い部分(最も酸素濃度が低い部分)と最も排気濃度が低い部分(最も排気濃度が高い部分)との差を意味する。そして、EGR成層化の程度が高くなると、エミッション(NOx、スモーク)を低減できるという知見を本発明者は得ている。
図7は、スワール生成ポート12から燃焼室110に吸入されるガスの流れ(スワール流)と、タンブル生成ポート13から吸入されるガスの流れ(タンブル流)とを模式的に示している。図7に示すように、スワール流(EGRリーンガス)は燃焼室110の外周寄りに吸入されるのに対し、タンブル流(EGRリッチガス及び気体燃料)は燃焼室110の中央寄りに吸入される。
図6(B)のようにEGRリッチガス及び気体燃料の吸気流量が絞られ、かつ、EGRリーンガス、EGRリッチガス及び気体燃料が図7のように吸入される結果、吸気行程終了時(圧縮行程開始時)では、図2、図8に示すように燃焼室110においてガスを成層分布させることができる。なお、図8は、燃焼室110を図2のVIII−VIII線で切ったときの図(燃焼室110の平面視断面図)である。すなわち、燃焼室110の下部(ピストン16側)にEGRリーンガスが配置され、上部(インジェクタ18側)の中央領域110bにはEGRリッチガス及び気体燃料が配置され、外周領域110a、つまりシリンダブロック111の内周面に沿って環状にEGRリーンガスが配置される。
その後、圧縮行程の終了時になると、図9に示すように、燃焼室の中央領域161(インジェクタ18の直下領域)に気体燃料を含んだEGRリッチガスを、つまり排気濃度が高い(酸素濃度が低い)ガスを配置できる。また、中央領域161の周りのスキッシュエリア(ピストンの上面外周部とシリンダヘッドの間の隙間)及びピストンの上面(頂部)に形成されたキャビティエリア(図9の符号「162」のエリア。以下、スキッシュ及びキャビティエリアという)に、EGRリーンガスを、つまり排気濃度が低い(酸素濃度が高い)ガスを配置できる。なお、図9は、圧縮行程終了時における燃焼室の様子を示し、燃焼室の各部における排気濃度の違いを色の濃淡の違いで表した図である。図9において、色が濃くなるほど排気濃度が高いことを示している。
中央領域161は、酸素量が多くなりやすくかつ燃焼温度が高くなりやすい領域であり、窒素と酸素が結びついてNOxが発生しやすい領域である。これに対して、スキッシュ及びキャビティエリア162(燃焼室の外周領域)は、酸素量が少なくなりやすく、スモーク(煤)が発生しやすい領域である。よって、中央領域161に配置された、酸素濃度が低いEGRリッチガス及び気体燃料の層はNOxの低減に寄与し、スキッシュ及びキャビティエリア162に配置された、酸素濃度が高いEGRリーンガスの層はスモークの低減に寄与する。つまり、図9のように成層化することで、エミッション(NOx、スモーク)を低減できる。
また、燃焼室に気体燃料を吸入しているので、気体燃料を吸入しない場合に比べて燃焼エネルギーを増加できる。さらに、着火しにくい気体燃料(H2、CO)をEGRリッチガスとともに燃焼室の中央領域161(図9参照)に配置するように吸入しているので、インジェクタ18から噴射された燃料の圧縮自着火燃焼を火種として気体燃料を容易に着火燃焼させることができる。つまり、気体燃料をスキッシュ及びキャビティエリア162に配置する場合に比べて、気体燃料の着火性を向上できるとともに、着火した気体燃料の燃焼エネルギーが燃焼室の外周壁(シリンダブロック111)から逃げてしまうのを低減できる。
また、中央領域161にはEGRリッチガスを吸入しているので、中央領域161の酸素濃度を低くでき、その結果、中央領域161の燃焼温度(インジェクタ18からの燃料及び気体燃料の燃焼温度)を下げることができる。
ここで、図10は、燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させた場合における燃焼温度を示している。詳細には、図10の上段には、燃焼室の平面視断面図において、燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させた状態を示している。図10の下段には、図10の上段の平面視断面図における燃焼室の中心Oから外周Xまでの燃焼温度の分布を示している。図10の下段の図では、燃焼温度の違いを色の濃淡の違いで示しており、燃焼温度が3000Kに近づくほど色が濃くなっている。また、図11は、図10に対する比較例の図であり、燃焼室の外周領域にEGRリッチガスを、中央領域にEGRリーンガス及び気体燃料を成層分布させた場合における燃焼温度を示しており、詳細には、図10と同様に、上段に燃焼室の平面視断面図を、下段に燃焼温度の分布を示している。
図10、図11の成層分布のどちらも、燃焼室の中心O付近(中央領域)は、外周X付近(外周領域)に比べて燃焼温度が高くなっている。一方、本発明の成層分布(図10)のほうが、比較例の成層分布(図11)よりも中心O付近の燃焼温度が低い(色が薄い)ことがわかる。また、外周X付近の燃焼温度は、図10、図11の成層分布間でそれほど差異がないことがわかる。このことから、図10の成層分布のほうが、図11の成層分布より冷損を低減できるといえる。
図12は、本発明のように成層分布させることで冷損を低減できることを示した図である。詳細には、図12は、気体燃料を含むガスを未成層で吸入した場合の冷却損失(冷損)を基準(100%)としたときの、本発明の成層分布、比較例の成層分布における冷却損失の低減割合を示している。図12の左の結果は、新気、EGRガス及び気体燃料を燃焼室で混ざるように吸入、つまり未成層で吸入した場合における冷却損失(100%)を示している。図12の真ん中の結果は、図11と同様に成層分布させた場合、つまり燃焼室の外周領域にEGRリッチガスを、中央領域にEGRリーンガス及び気体燃料を成層分布させた場合における冷却損失を示している。図12の右の結果は、図10と同様に成層分布させた場合、つまり燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させた場合における冷却損失を示している。
図12に示すように、気体燃料を燃焼室の中央領域に成層分布させると、成層分布させない場合に比べて冷却損失を低減できることがわかる。具体的には、焼室の外周領域にEGRリッチガスを、中央領域にEGRリーンガス及び気体燃料を成層分布させた場合(図12の真ん中の結果)には、成層分布させない場合に比べて冷却損失が10%低減する。また、燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させた場合(図12の右の結果)には、成層分布させない場合に比べて冷却損失が28%低減する。これは、気体燃料を燃焼室の中央領域に成層分布させると、気体燃料の燃焼が燃焼室の外周壁から逃げてしまうのを低減できるためである。
また、図12の真ん中の結果と右の結果を比較すると、EGRリッチガスを燃焼室の中央領域に成層分布させたほうが、外周領域に成層分布させた場合に比べて冷却損失を低減できることがわかる。これは、図10、図11で説明したように、EGRリッチガスを燃焼室の中央領域に成層分布させたほうが、燃焼室の中央領域の燃焼温度を低減できるためである。
以上説明したように、本実施形態によれば、燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させているので、エミッションを低減できるとともに、発熱量を増加でき、冷損を低減、つまり熱効率を向上できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、4つの気筒を有したエンジンシステムに本発明を適用した例を説明したが、単気筒エンジンや4気筒エンジン以外の多気筒エンジンの吸気に本発明を適用しても良い。また、上記実施形態では、改質燃料を吸入する例を説明したが、CNG等の気体燃料を改質しないで直接吸入しても良い。
また、吸気行程の前半は吸気制御バルブを閉じてEGRリッチガス及び気体燃料の吸入を停止させ、後半から吸気制御バルブを開いてEGRリッチガス及び気体燃料の吸入を開始するようにしても良い。これによっても、燃焼室の外周領域にEGRリーンガスを、中央領域にEGRリッチガス及び気体燃料を成層分布させることができる。また、吸気制御バルブを省略して、タンブル生成ポートに設けられた吸気バルブのリフト量を、スワール生成ポートに設けられた吸気バルブのリフト量よりも抑えることで、成層分布を実現しても良い。また、上記実施形態では、インジェクから燃焼室に軽油を供給していたが、改質器で改質する前の非改質燃料をインジェクタから供給するシステムに本発明を適用しても良い。
なお、上記実施形態において、エンジンシステム1、2が本発明に係る「内燃機関の吸気制御装置」に相当する。通路21、22が本発明の「第1通路」に相当する。通路24、25が本発明の「第2通路」に相当する。吸気制御バルブ42が本発明の「流量調整手段」に相当する。通路74が本発明の「供給手段」に相当する。
1、2 エンジンシステム(内燃機関の吸気制御装置)
10 ディーゼルエンジン10(内燃機関)
110 燃焼室
110a 燃焼室の外周領域
110b 燃焼室の中央領域

Claims (5)

  1. 燃焼室(110)を有し、その燃焼室に燃料を直接噴射してその燃料を圧縮自着火燃焼させるように構成された内燃機関(10)の前記燃焼室の外周領域(110a)に第1ガスを吸入し、前記外周領域の内側の中央領域(110b)に第2ガスを吸入する内燃機関の吸気制御装置(1、2)であって、
    前記第1ガスを、前記内燃機関の排気系から吸気系に還流される排気ガスであるEGRガスの濃度が前記第2ガスよりも希薄な空気であるEGRリーンガスとし、
    前記第2ガスを、前記EGRガスの濃度が前記第1ガスよりも濃厚な空気であるEGRリッチガスと気体燃料とを含んだガスとしたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  2. 前記内燃機関は、前記燃焼室にガスを吸入するための吸気ポートとして吸入したガスにスワール流を生じさせるスワール生成ポート(12)と、タンブル流を生じさせるタンブル生成ポート(13)とを備え、
    前記第1ガスが流れる通路であって前記スワール生成ポートに接続された第1通路(21、22)と、
    前記第2ガスが流れる通路であって前記タンブル生成ポートに接続された第2通路(24、25)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  3. 前記タンブル生成ポートから前記燃焼室に吸入する前記第2ガスの流量を、前記スワール生成ポートから前記燃焼室に吸入する前記第1ガスの流量より少なくなるように調整する流量調整手段(42)を備えることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  4. 前記スワール生成ポート及び前記タンブル生成ポートの上流で前記第1通路と前記第2通路との間を接続する接続通路(29)を備え、
    前記接続通路より前記タンブル生成ポートに近い位置で前記第2通路内に前記気体燃料を供給する供給手段(74)を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  5. 単位量当たりの燃料から出力される発熱量が増加するよう、燃料の性状を触媒上で改質する改質器(73)を備え、
    前記気体燃料は、前記改質器で燃料の性状が改質された改質燃料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の吸気制御装置。
JP2013242879A 2013-11-25 2013-11-25 内燃機関の吸気制御装置 Expired - Fee Related JP6031431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242879A JP6031431B2 (ja) 2013-11-25 2013-11-25 内燃機関の吸気制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242879A JP6031431B2 (ja) 2013-11-25 2013-11-25 内燃機関の吸気制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015102015A true JP2015102015A (ja) 2015-06-04
JP6031431B2 JP6031431B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=53377928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013242879A Expired - Fee Related JP6031431B2 (ja) 2013-11-25 2013-11-25 内燃機関の吸気制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6031431B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138695A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2012082802A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Denso Corp 内燃機関の吸気制御装置
JP2013160119A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Nippon Soken Inc 内燃機関
JP2013170535A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関
JP2013217238A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Denso Corp 吸気制御モジュール

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138695A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2012082802A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Denso Corp 内燃機関の吸気制御装置
JP2013160119A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Nippon Soken Inc 内燃機関
JP2013170535A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関
JP2013217238A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Denso Corp 吸気制御モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP6031431B2 (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7302939B2 (en) Exhaust gas recirculation methods and apparatus for reducing NOx emissions from internal combustion engines
JP6089640B2 (ja) 天然ガスエンジン及び天然ガスエンジンの運転方法
US9194307B2 (en) Multi-fuel flow systems and methods with dedicated exhaust gas recirculation
US9835065B2 (en) Internal combustion engine system and method for increasing the temperature in at least one part of the internal combustion engine system
US8769927B2 (en) EGR control in engine equipped with cylinders having dual exhaust valves
EP2948667B1 (en) Method for operating piston engine and piston engine
US20080156293A1 (en) Method for operating a diesel engine in a homogeneous charge compression ignition combustion mode under idle and light-load operating conditions
US9677465B2 (en) Natural gas engine and operation method for natural gas engine
US11898448B2 (en) Hydrogen-powered opposed-piston engine
JP6634774B2 (ja) 天然ガスエンジン及び天然ガスエンジンの遮熱方法
KR101953050B1 (ko) 내연 기관의 제어 장치 및 이것을 구비한 선박 그리고 내연 기관의 운전 방법
JP6031431B2 (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JP6398543B2 (ja) 天然ガスエンジン及び天然ガスエンジンの運転方法
JP4175243B2 (ja) 予混合圧縮着火内燃機関
JP4412055B2 (ja) 予混合圧縮自着火内燃機関
JP5983449B2 (ja) 燃料改質システム
JP2006266182A (ja) ディーゼルエンジンの作動方法
JP2008291725A (ja) 6サイクルエンジン
JP2018204471A (ja) 圧縮着火式エンジン及び圧縮着火式エンジンの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6031431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees