JP2015101470A - クレーン動作監視システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を精度よく検出できるクレーンの動作監視システム及び方法を低コストで提供する。
【解決手段】クレーン1のステージ4にジブ2の旋回中心に対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置された複数のマーカm0〜m5と、ジブ2における旋回中心から所定の距離の位置に設置されて旋回中心とマーカm0〜m5とを撮影するカメラ12と、カメラ12で撮影された画像からマーカm0〜m5の少なくとも一を抽出して識別し、識別されたマーカm0〜m5と旋回中心とカメラ12との位置関係を求め、求めた位置関係に基づいて前記ジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を算出するパソコン30とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】クレーン1のステージ4にジブ2の旋回中心に対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置された複数のマーカm0〜m5と、ジブ2における旋回中心から所定の距離の位置に設置されて旋回中心とマーカm0〜m5とを撮影するカメラ12と、カメラ12で撮影された画像からマーカm0〜m5の少なくとも一を抽出して識別し、識別されたマーカm0〜m5と旋回中心とカメラ12との位置関係を求め、求めた位置関係に基づいて前記ジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を算出するパソコン30とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、クレーン動作監視システム及び方法に関する。
クレーン動作監視システムとして、クレーンのジブが配電線に接触したり、クレーンのジブ同士が衝突したりすることを防止する目的で、クレーンのジブを含む2箇所にGPS(Global Positioning System)アンテナを取り付けてジブの旋回角度及び起伏角度を検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ジブの旋回角度及び起伏角度を高精度に検出するためには、高精度なGPS計測システムが必要となり、高コストとなる。特に、GPS衛星からの電波を遮る高層ビル等の建造物が多い都心部では、測位精度が悪くなったり、測位できなくなったりするため、高性能なGPS計測システムが必要となり、高コストとなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を精度よく検出できるクレーンの動作監視システム及び方法を低コストで提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係るクレーン動作監視システムは、クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を検出するクレーン動作監視システムであって、前記クレーンの非旋回部に前記ジブの旋回中心に対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置された複数のマーカと、前記クレーンの旋回部における前記旋回中心から所定の距離の位置に設置されて前記旋回中心と前記マーカとを撮影するカメラと、前記カメラで撮影された画像から前記複数のマーカの少なくとも一を抽出して識別するマーカ抽出識別部と、前記マーカ抽出識別部で識別された前記マーカと前記旋回中心との前記画像での位置関係、前記カメラと前記旋回中心との前記所定の距離、当該マーカの前記旋回中心に対する前記所定の位置関係、及び、当該マーカとその他の前記マーカとの前記所定の位置関係とに基づいて、前記ジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を算出する旋回/起伏角度算出部とを備える。
また、本発明に係るクレーン動作監視方法は、クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を検出するクレーン動作監視方法であって、複数のマーカを、前記クレーンの非旋回部に前記ジブの旋回中心に対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置し、前記カメラを、前記クレーンの旋回部における前記旋回中心から所定の距離の位置に設置して、前記カメラにより、前記旋回中心と前記マーカとを撮影し、前記カメラで撮影した画像から前記マーカを抽出してその他の前記マーカと識別し、前記カメラで撮影した画像から前記複数のマーカの少なくとも一を抽出して識別し、識別した前記マーカと前記旋回中心との前記画像での位置関係、前記カメラと前記旋回中心との前記所定の距離、当該マーカの前記旋回中心に対する前記所定の位置関係、及び、当該マーカとその他の前記マーカとの前記所定の位置関係とに基づいて、前記ジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を算出する。
本発明によれば、クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を精度よく検出できるクレーンの動作監視システム及び方法を低コストで提供できる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係るクレーン動作監視システム10の概略構成を示す図である。この図に示すように、クレーン動作監視システム10は、ジブ2が旋回及び起伏するクレーン1が高圧配電線や他のクレーンや建物等に接近していないかを監視するシステムである。このクレーン動作監視システム10は、ジブ2に設置されたカメラ12と、クレーン1のマスト3のステージ4上に設置された複数(本実施形態では6個)のマーカm0、m1、m2、m3、m4、m5(図2参照)と、クレーン1のオペレータ室5内に設置されたパソコン30及び警報装置14とを備えている。
カメラ12は、デジタルビデオカメラであり、マスト3の軸心(ジブ2の旋回軸)上でマーカm0〜m5の設置高さと一致する一点(以下、旋回中心点という)Oを視準するように設置されている。また、カメラ12は、旋回中心点Oからカメラ12のレンズ中心点Kc(図2参照)までの距離がL0となるようにジブ2に設置されている。なお、カメラ12の画素数は、適宜設定すればよいが、30万画素以上が好適である。
図2は、複数のマーカm0〜m5の配置と座標系との関係を示す図である。この図に示すように、複数のマーカm0〜m5は、に旋回中心点Oの周りに所定間隔(本実施形態では60°間隔)で配されており、1個以上(3個以下)が常にカメラ12の画角に入るように配されている。また、本システムでは、旋回中心点Oを原点とするxyz座標系でのカメラ12のレンズ中心点Kcの位置を算出してジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrを算出するところ、複数のマーカm0〜m5は、xy平面の原点(旋回中心点Oと一致)を中心とする半径R0の円上に配されている。また、マーカm0は、xy平面のx軸上に配置されており、マーカm1〜m5は、マーカm0から時計回り方向に所定間隔(本実施形態では60°間隔)で設置されている。
ここで、マーカm0〜m5は、背景が白のボードに異なるパターンが記されたものであり、後述のマーカ識別部302(図3参照)が、カメラ12の撮影画像中のマーカm0〜m5をそのパターンから識別する。マーカm0は、赤色の丸の中に赤色の点のあるパターンが記されたもの、マーカm1は、赤色の丸の中に緑色の点のあるパターンが記されたもの、マーカm2は、赤色の丸のみのパターンが記されたものである。また、マーカm3は、緑色の丸の中に赤色の点のあるパターンが記されたもの、マーカm4は、緑色の丸の中に緑色の点のあるパターンが記されたもの、マーカm5は、緑色の丸のみのパターンが記されたものである。
図3は、パソコン30の機能ブロック図である。この図に示すように、パソコン30は、マーカ抽出部301と、マーカ識別部302と、旋回及び起伏角度算出部303と、警報制御部304とを備えている。マーカ抽出部301は、カメラ12の撮影画像からマーカm0〜m5の領域を抽出し、抽出したマーカm0〜m5の中心点の座標値を求める。また、マーカ識別部302は、マーカ抽出部301により抽出されたマーカm0〜m5を、パターン認識によって識別する。
旋回及び起伏角度算出部303は、マーカ抽出部301により抽出されてマーカ識別部302によって識別されたマーカm0〜m5の何れかの画像中での位置座標(原点は旋回中心点O)に基づいてジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrを算出する。なお、この点については後述する。
警報制御部304は、高圧配電線や周辺の建物や他のタワークレーン等の位置座標を含む現場座標系のデータを記憶しており、旋回及び起伏角度算出部303が算出したジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrからジブ2の位置座標と高圧配電線等の位置座標との距離が、所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内と判定した場合に警報装置14を作動させる。
図4は、カメラ12のレンズ中心点Kcの位置座標(x,y,z)の算出方式を説明するための図である。この図において、旋回中心点Oからマーカm1〜m3までの距離(即ち旋回半径)R0と、旋回中心点Oからカメラ12のレンズ中心点Kcまでの距離L0は既知の定数である。また、マーカm1〜m3の座標(xm1,ym1,zm1)、(xm2,ym2,zm2)、xm3,ym3,zm3)は、既知の座標であり、マーカm1〜m3同士の距離(例えば、図中A,B,C)も既知の長さである。なお、マーカm1〜m3がカメラ12により撮影される場合を例に挙げて、カメラ12のレンズ中心点Kcの位置座標(x,y,z)の算出方式を説明するが、その他のマーカm0,m4,m5がカメラ12により撮影される場合も同様である。
本算出方式では、△m1m3Kcにおけるマーカm1、m3を結ぶ辺Aの対角∠Ta、△m2m3Kcにおけるマーカm2、m3を結ぶ辺Bの対角∠Tb,及び△m1m2Kcにおけるマーカm1、m2を結ぶ辺Cの対角∠Tcと、△m1OKcにおけるマーカm1と旋回中心点Oとを結ぶ辺の対角∠Tm1O,△m2OKcにおけるマーカm2と旋回中心点Oと結ぶ辺の対角∠Tm2O,及び△m3OKcにおけるマーカm3と旋回中心点Oとを結ぶ辺の対角∠Tm3Oとを、マーカm1〜m3の撮影画像中での位置座標と、現場座標系のマーカm1〜m3の位置座標(既知)と、カメラ12のレンズの焦点距離pとに基づいて算出する。そして、以下説明するように、正弦定理により、マーカm1〜m3とカメラ12のレンズ中心点Kcとの距離L1,L2,L3を算出する。
L1を算出するにあたり、まず、下記(1)式より、△m1OKcにおける旋回中心点Oとレンズ中心点Kcとを結ぶ辺(長さL0)の対角(頂点m1の角度)∠TKcO1を求める。また、下記(2)式より、△m1OKcにおけるマーカm1とレンズ中心点Kcとを結ぶ辺(長さL1)の対角∠TKcm1を求める。そして、下記(3)式より、L1を求める。
そして、同様に、下記(4)〜(6)式よりL2を求める。なお、∠TKcO2は、△m2OKcにおける旋回中心点Oとレンズ中心点Kcとを結ぶ辺(長さL0)の対角(頂点m2の角度)であり、∠TKcm2は、△m2OKcにおけるマーカm2とレンズ中心点Kcとを結ぶ辺(長さL2)の対角である。
さらに、同様に、下記(7)〜(9)式よりL3を求める。なお、∠TKcO3は、△m3OKcにおける旋回中心点Oとレンズ中心点Kcとを結ぶ辺(長さL0)の対角(頂点m3の角度)であり、∠TKcm3は、△m3OKcにおけるマーカm3とレンズ中心点Kcとを結ぶ辺(長さL3)の対角である。
そして、カメラ12のレンズ中心点Kcの座標(x,y,z)を未知数とする下記(10)の3元2次方程式から、プログラミング近似法により該未知数(x,y,z)を求める。
カメラ12のレンズ中心点Kcの座標(x,y,z)が求まると、旋回中心点Oからレンズ中心点Kcまでの距離L0は既知の値であるため、下記(11)式よりジブ2の旋回角度θcを求め、下記(12)式よりジブ2の起伏角度θrを求める。
以上説明したように、本実施形態に係るクレーン動作監視システム100は、クレーン1の非旋回部であるステージ4にジブ2の旋回中心点Oに対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置された複数のマーカm0〜m5と、クレーン1の旋回部であるジブ2における旋回中心点Oから所定の距離L0の位置に設置されて旋回中心点Oとマーカm0〜m5とを撮影するカメラ12と、カメラ12の撮影画像が送信されるパソコン30とを備える。このパソコン30は、カメラ12で撮影された画像からマーカm0〜m5を抽出するマーカ抽出部301と、マーカ抽出部301が抽出したマーカm0〜m5の一部を識別するマーカ識別部302と、マーカ識別部302で識別されたマーカm0〜m5と旋回中心点Oとの画像での位置関係、カメラ12と旋回中心Oとの上記所定の距離L0、当該マーカm0〜m5の旋回中心点Oに対する上記所定の位置関係、及び、当該マーカm0〜m5と他のマーカm0〜m5との上記所定の位置関係とに基づいて、ジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrを算出する旋回及び起伏角度算出部303とを備える。
これにより、1台のカメラ12をクレーン1のジブ2に設置し、複数のマーカm0〜m5をステージ4に設置し、演算処理をするプログラムをインストールしたパソコン30を準備することにより、クレーン1のジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrを検出することができる。従って、クレーン1のジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrを精度よく検出できるクレーン動作監視システム10を低コストで提供できる。
図5は、他の実施形態に係るクレーン動作監視システム100の概略構成を示す図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。図5に示すように、クレーン動作監視システム100は、マスト3に旋回可能に支持されてジブ2を起伏可能に支持する旋回部6に設置されたカメラ12と、ジブ2に設置された傾斜計102と、マスト3のステージ4上に設置された複数(本実施形態では6個)のマーカm0、m1、m2、m3、m4、m5(図6参照)と、複数(本実施形態では2個)のサブマーカsm1、sm2(図6参照)と、クレーン1のオペレータ室5内に設置されたパソコン30と、警報装置14とを備えている。
カメラ12は、旋回中心点Oを視準してマーカm0〜m5のうちの少なくとも一つが画角に入るように旋回部6に設置されている。また、傾斜計102は、ジブ2の起伏角度θrを計測してパソコン30へ出力する。
マーカm0〜m1、m5は、白のボードに緑色の丸のパターンが記されたものであり、マーカm2〜m4は、白のボードに赤色の丸のパターンが記されたものである。マーカm0〜m5は、xy平面のx軸から時計回り方向にマーカm0、m1、m2、m3、m4、m5の順序で等間隔(本実施形態では60°間隔)で設置されている。
サブマーカsm1は、白のボードに緑色の点のパターンが記されたものであり、マーカm0とマーカm5との間に配置されている。また、サブマーカsm2は、白のボードに赤色の点のパターンが記されたものであり、マーカm2とマーカm3との間に配置されている。ここで、カメラ12により撮影されるサブマーカsm1、sm2に対する相対位置を基準として、マーカm0〜m5を識別する。
図6は、ジブ2の旋回角度θcの算出方式を説明するための図である。この図に示すように、1個のマーカの位置座標及び傾斜計102により計測されたジブ2の起伏角度θrとに基づいてジブ2の旋回角度θcを算出する。まず、下記(100)式より旋回中心点Oとカメラ12のレンズ中心点Kcとを結ぶ辺B(長さL0)の対角∠Tbを求める。なお、式中のR0は、マーカと旋回中心点Oとを結ぶ辺Aの長さである。
次に、下記(101)式よりカメラ12のレンズ中心点Kcとマーカの中心点とを結ぶ辺Cの対角∠Tc、即ち、カメラ12が撮影したマーカの位置からのジブ2の旋回角度∠Tcを求める。
ここで、マーカm0の位置からのジブ2の旋回角度∠Tcが0°の場合に、ジブ2の旋回角度θcを0°とし、ジブ2の旋回角度θcを下記(102)式より求める。なお、θnは、xy座標における各マーカの偏角である。
以上説明したように、本実施形態に係るクレーン動作監視システム100では、パソコン30が、カメラ12で撮影された画像からマーカm0〜m5を抽出するマーカ抽出部301と、マーカ抽出部301が抽出したマーカm0〜m5の一部を識別するマーカ識別部302と、マーカ識別部302で識別されたマーカm0〜m5と旋回中心点Oとの画像での位置関係、カメラ12と旋回中心Oとの上記所定の距離L0、当該マーカm0〜m5の旋回中心点Oに対する上記所定の位置関係、及び、当該マーカm0〜m5とその他のマーカm0〜m5との上記所定の位置関係とに基づいて、ジブ2の旋回角度θcを算出する旋回角度算出部(図示省略)とを備える。
これにより、1台のカメラ12をクレーン1のジブ2に設置し、複数のマーカm0〜m5をステージ4に設置し、演算処理をするプログラムをインストールしたパソコン30を準備することにより、クレーン1のジブ2の旋回角度θcを検出することができる。また、クレーン動作監視システム100では、傾斜計102によりジブ2の起伏角度θrを計測してパソコン30に送信する。従って、クレーン1のジブ2の旋回角度θc及び起伏角度θrを精度よく検出できるクレーン動作監視システム100を低コストで提供できる。
なお、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、上述の各実施形態では、旋回角度θc及び起伏角度θr、あるいは旋回角度θcのみを撮影画像に基づいて算出したが、起伏角度θrのみを撮影画像に基づいて算出してもよい。
1 クレーン、2 ジブ、3 マスト、4 ステージ、5 オペレータ室、6 旋回部、10 クレーン動作監視システム、12 カメラ、14 警報装置、30 パソコン、100 クレーン動作監視システム、102 傾斜計、301 マーカ抽出部、302 マーカ識別部、303 旋回及び起伏角度算出部、304 警報制御部、m0〜m5 マーカ
Claims (2)
- クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を検出するクレーン動作監視システムであって、
前記クレーンの非旋回部に前記ジブの旋回中心に対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置された複数のマーカと、
前記クレーンの旋回部における前記旋回中心から所定の距離の位置に設置されて前記旋回中心と前記マーカとを撮影するカメラと、
前記カメラで撮影された画像から前記複数のマーカの少なくとも一を抽出して識別するマーカ抽出識別部と、
前記マーカ抽出識別部で識別された前記マーカと前記旋回中心との前記画像での位置関係、前記カメラと前記旋回中心との前記所定の距離、当該マーカの前記旋回中心に対する前記所定の位置関係、及び、当該マーカとその他の前記マーカとの前記所定の位置関係とに基づいて、前記ジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を算出する旋回/起伏角度算出部と
を備えるクレーン動作監視システム。 - クレーンのジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を検出するクレーン動作監視方法であって、
複数のマーカを、前記クレーンの非旋回部に前記ジブの旋回中心に対して所定の位置関係になると共に相互が所定の位置関係になるように設置し、
前記カメラを、前記クレーンの旋回部における前記旋回中心から所定の距離の位置に設置して、前記カメラにより、前記旋回中心と前記マーカとを撮影し、
前記カメラで撮影した画像から前記複数のマーカの少なくとも一を抽出して識別し、
識別した前記マーカと前記旋回中心との前記画像での位置関係、前記カメラと前記旋回中心との前記所定の距離、当該マーカの前記旋回中心に対する前記所定の位置関係、及び、当該マーカとその他の前記マーカとの前記所定の位置関係とに基づいて、前記ジブの旋回角度及び起伏角度の少なくとも一方を算出するクレーン動作監視方法。
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