JP2015100522A - 清掃用具 - Google Patents

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Shozaburo Kobayashi
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Abstract

【課題】汚れた拭取部材をその場で短時間で清浄な拭取部材にすることが可能であり、清掃の効率を向上させる清掃用具を提供する。
【解決手段】清掃用具は、四角筒から1つの側面が取り除かれた形状で、取り除かれた側面に隣接する第2垂直部分14aが自身の側稜を中心軸として回動可能である保持枠10と、保持枠10の内側の空間にあって、保持枠10の残存側面と対向し且つ平行な巻き付け面を4面有する四角柱状の芯と、芯の巻き付け面の全面を覆うように巻きつけられ、保持枠10と芯とに挟み込まれて保持されるシート状の拭取部材52と、保持枠10に取り付けられ、側稜に垂直な方向に延在する把持柄70とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、床面を清掃する清掃用具に関する。
従来より、床面の拭き掃除には、塵や埃等の汚れを拭き取る清掃部と、清掃をする人が把持する把持柄とを具備する柄付きモップなどの清掃用具が用いられている。この清掃用具は、清掃者が把持柄の端部を握り、清掃部を床面に押し当てて滑らせながら床面を拭いていくもので、立ったまま清掃ができるものである。
特許文献1には、モップヘッド、及びローラーヘッドからなる先端アタッチメントと、複数の管を入れ子にし、管のつなぎ目にジョイントを取り付けて伸縮自在にした伸縮式柄と、凸部と凹部の組からなり、先端アタッチメント側と伸縮式柄側にそれぞれ設けられ、ワンタッチで該先端アタッチメントと該伸縮式柄を着脱するカプラーとを備えた清掃用具が開示されている。この清掃用具においては、モップヘッドのシート装着部にナイロン製のモップ取付シートを取付け、そのモップ取付シートに毛束モップや布モップを装着して使用する。
特開2003−052601号公報
しかし、特許文献1に記載の清掃用具の場合、床面と直接接触する毛束モップや布モップの部分(以下、モップと称する)は、拭き掃除を行うことにより汚れが付着して汚れてしまう。モップが汚れたまま床面の清掃を続けた場合には、床面の汚れを十分拭き取れないだけでなく、汚れていない床面にモップの汚れを再付着させてしまい、逆に汚れを拡散させてしまうおそれがある。そのため、モップが汚れると、清掃者はその都度モップを水洗いしたり、新しいモップに取り換えていた。しかし、モップの水洗いには絞り器付きのバケツが別途必要となり、又、新しいモップへの交換には交換用のモップを別途準備する必要がある。このように、モップをきれいにするには専用の用具が別途必要になると共に時間を要するので、清掃効率が低下していた。このように、清掃用具には更なる改善の余地があった。
上記問題に鑑み、本発明は、汚れた拭取部材をその場で短時間で清浄な拭取部材にすることが可能であり、清掃の効率を向上させる清掃用具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る清掃用具の特徴構成は、多角筒から少なくとも1つの側面が取り除かれた形状で、取り除かれた前記側面に隣接する第1側面が該第1側面の側稜を中心軸として回動可能である保持枠と、前記保持枠の内側の空間にあって、前記第1側面を含む前記保持枠の残存側面と対向し且つ前記残存側面のそれぞれと平行な複数の第2側面を有する多角柱状の芯と、前記第2側面の全面を覆うように巻きつけられ、前記保持枠と前記芯とに挟まれて保持されるシート状の拭取部材と、前記保持枠に取り付けられ、前記側稜に垂直な方向に延在する把持柄と、を備えた点にある。
このような特徴構成とすれば、拭取部材は、芯の第2側面の全面を覆うように巻き付けられているので、床面と接して汚れを拭き取る面となり得る面は全ての第2側面に存在する。そのため、床面の清掃により拭取部材の1つの面が汚れたら、その場で、拭取部材が巻かれた芯を保持枠から取り外して回転させ、別の面が床面と接する向きにして保持枠に取り付ける。これにより、汚れていない清浄な面を使って清掃を継続することができる。これを繰り返すことにより、拭取部材自体を交換することなく、芯を回転させて芯の全ての第2側面上にある拭取部材を順に使用して清掃を継続することができるので、清掃の効率を向上させることができる。
本発明に係る清掃用具においては、前記把持柄は、前記第1側面に取り付けられていると好適である。
清掃用具を用いて清掃する際には、通常、把持柄を押して、すなわち保持枠を押して汚れを拭き取る。そのため、把持柄が第1側面に取り付けられていると、把持柄を押したときに第1側面には芯を挟み込む方向に力が作用するので、芯に巻き付けられた拭取部材はより強く保持枠に保持される。従って、清掃時に第1側面が開く方向に力が作用することがないので、保持枠による拭取部材の保持力を低下させることがなく、安定して清掃を行うことができる。
本発明に係る清掃用具においては、前記保持枠は第1水平部分と第2水平部分の一部を重ねた状態で接合されて構成されており、前記第1水平部分と前記第2水平部分との重なり面積を変えることにより、前記保持枠の幅を変えることができると好適である。
このような構成とすれば、床面と接触して汚れを拭き取る拭取部材の面の面積を変えて清掃を行うことができるので、床面や汚れの種類、及びそれらの状況、並びに清掃目的に応じて床面と接触する拭取部材の面積を変化させて清掃を行うことができる。
本発明に係る清掃用具においては、前記拭取部材が、前記芯の長手方向の少なくとも一方の端部から延出した部分であるはみ出し部分を有していると好適である。
このような構成とすれば、壁に沿って床面を清掃すると同時に、はみ出し部分により壁の下部にある幅木の汚れを拭き取ることができる。また、階段の清掃を行うときには、踏面の清掃と同時に蹴上の清掃をすることができる。このように、床面の清掃と同時に別の箇所の清掃を行うことができるので、さらに清掃の効率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る清掃用具の外観を表す斜視図である。 保持枠を表す分解斜視図である。 清掃部の保持枠への取り付け途中の状態を表す斜視図である。 清掃部の保持枠への取り付け途中の状態を表す斜視図である。 清掃部の保持枠への取り付けが完了した状態を表す斜視図である。 大きな清掃部を保持枠に取り付けた状態を表す斜視図である。 保持枠に錘を載せる過程を表す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る清掃用具の要部を表す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る清掃用具における清掃部を表す斜視図である。 清掃部を保持枠に取り付けた状態を表す部分拡大斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る清掃用具における清掃部の保持枠への取り付け途中の状態を表す斜視図である。 清掃部の保持枠への取り付けが完了した状態を表す斜視図である。
1.第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る清掃用具1は、保持枠10と、清掃部50と、把持柄70とから構成されている。
保持枠10は、金属、樹脂、又は木材からなり、四角筒の1つの側面が取り除かれて開口となった形状を有している。保持枠10は、図2に示すように、互いに垂直な平板状の第1垂直部分12aと第1水平部分12bとを有する第1保持部12と、平板状の第2垂直部分14aと第2水平部分14bとを蝶番19により接合して形成した第2保持部14とを組み合わせて構成されている。第2垂直部分14aは第1側面の一例である。
第1保持部12と第2保持部14との組み合わせは、第1水平部分12bと第2水平部分14bとを重ねた状態で、第1水平部分12bと第2水平部分14bに形成した貫通孔に皿ねじ16を貫通させ、平ワッシャ17を挿入して蝶ナット18で螺合することにより実現されている。皿ねじ16が貫通する孔として、第1水平部分12bには皿モミ穴12cが形成され、第2水平部分14bには長円孔14cが形成されている。これにより、第1水平部分12bと第2水平部分14bの重なり部分をX方向に変化させて重なり面積を変化させることが可能になり、保持枠10で保持する清掃部50のX方向の長さの変化に対応することができる。これにより、床面や汚れの種類、及びそれらの状況、並びに清掃目的に応じて清掃部50のうち床面と接触して汚れを拭き取る清掃面54の面積を変化させたり、拭取部材52の材質や厚さを選択する等して清掃を行うことができる。図6に、図1、図5で示す清掃部50よりも大きな断面積を有する清掃部50を取り付けた状態を示す。なお、拭取部材52の詳細については後述する。
第2水平部分14bの中央には蝶番19の開閉を固定するロック金具22が第2水平部分14bの平面上を回転可能に取り付けられている。また、第2垂直部分14aには、清掃時に清掃者が把持する把持柄70が第2垂直部分14aに対して所定の角度で固定された状態で取り付けられている。清掃用具1を用いて清掃する際には、通常、把持柄70を押して、すなわち保持枠10を押して汚れを拭き取る。そのため、把持柄70が第2垂直部分14aに取り付けられていると、把持柄70を押したときに第2垂直部分14aには清掃部50を挟み込む方向に力が作用するので、清掃部50はより強く保持枠10に保持される。従って、清掃時においても第2垂直部分14aが開く方向に力が作用することがないので、保持枠10による清掃部50の保持力を低下させることがなく、安定して清掃を行うことができる。
把持柄70の軸心を保持枠10の方向へ延長した仮想線は、清掃部50を取り付けた状態での保持枠10の重心かそれよりも清掃面54に近いところを通る。これにより、清掃時に清掃部50が回転する力を受けることないので、清掃面54を安定して床面に垂直に押し付けることができ、床面の汚れを効率的に拭き取ることができる。
清掃部50は、芯30の4つの側面である巻き付け面34にシート状の拭取部材52を巻き付けたものである。芯30は、保持枠10の内側の空間に配置され、正四角柱状を有している。芯30のY方向の長さは保持枠10のY方向と同じ長さで、X方向とZ方向の長さは保持枠10のZ方向の長さと同じかそれより長い。芯30は、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン、合成ゴム等の軽量で弾力性のある素材で構成されるのが望ましいが、これに限られるものではない。なお、巻き付け面34は第2側面の一例である。
拭取部材52には、雑巾や不繊布、ラーグ等の材質の違い、又、乾拭きと水拭きの違いに関係なく、清掃する床面や汚れの種類、及びそれらの状況、並びに清掃目的に応じて任意のものを使用することができる。図3、図4に示すように、使用する際には、巻き付け面34の全面を覆うように拭取部材52を芯30に巻き付けて、清掃部50を保持枠10の内部空間に挿入する。上述したように第2垂直部分14aと第2水平部分14bとは蝶番19により接合されているので、図4に示すように、第2垂直部分14aを回動させて内部空間を大きくした状態で清掃部50を挿入することができる。そして、図5に示すように、第2垂直部分14aを元の位置に戻して第1垂直部分12aと第2垂直部分14aとで清掃部50を挟み込む。最後に、ロック金具22の窪みを把持柄70に引掛けて、第2水平部分14bと把持柄70の位置、すなわち第2水平部分14bと第2垂直部分14aの位置を固定する。これにより、清掃部50は保持枠10に保持される。このとき、拭取部材52の両端部が芯30と保持枠10との間で挟み込まれるように保持枠10に取り付けると、清掃中に拭取部材52の端部が捲れ上がることはない。清掃面54は、保持枠10のZ方向の端部よりも外方に突出している。
拭取部材52は、巻き付け面34の全面を覆うように巻き付けられているので、清掃面54となり得る面は全ての巻き付け面34に存在する。そのため、床面の清掃により1つの清掃面54が汚れたら、その場で、ロック金具22を解除して清掃部50を保持枠10から取り外して回転させ、別の巻き付け面34が清掃面54となる向きにして保持枠10に取り付ける。これにより、汚れていない清浄な清掃面54を使って清掃を継続することができる。これを3回繰り返すことにより、拭取部材52自体を交換することなく、清掃部50を回転させて全ての巻き付け面34上にある拭取部材52を順に清掃面54として使用して清掃を継続することができる。従って、清掃の効率を向上させることができる。
本実施形態においては、図7に示すように、皿ねじ16及び蝶ナット18に挿入可能な2つの孔を有する金属製の錘80を保持枠10の第2水平部分14bの上に載せてもよい。これにより、清掃面54の面圧を大きくすることができる。この構成は、特に汚れのひどい床面の清掃において有効である。
保持枠10の材質が木材のときは、第1垂直部分12a、第1水平部分12b、第2垂直部分14a、第2水平部分14bのそれぞれの内側の面に吸水性を有しないプラスチック等の材質からなる薄いシートをライナー24として張り付けておくことが好ましい。これにより、水拭き清掃の場合であっても、保持枠10が吸水しないので、保持枠10の腐食を防ぐことができる。
2.第2実施形態
以下、本発明の第2実施形態に係る清掃用具1について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態においては、芯30及び拭取部材52のY方向の長さが保持枠10よりも長くなっており、それ以外の構成は第1実施形態と同じである。
図8に示すように、芯30は、保持枠10のY方向長さに対して片側で最大約10%はみ出しており、拭取部材52は芯30の端部よりさらに外側にはみ出している。拭取部材52のうち芯30から延出した部分であるはみ出し部分56は、当該はみ出し部分56が内側に折れ曲がった時に芯30の底面全体を覆う程度の長さを有している。
本実施形態に係る清掃用具1においては、はみ出し部分56は芯30に巻き付けられていないので、この状態で、壁に沿って床面を清掃すると、はみ出し部分56が芯30の底面を覆いつつ壁の下部にある幅木と接触するので、床面の汚れと同時に幅木の汚れを拭き取ることができる。また、階段の踏面を清掃しているときには、踏面の汚れと同時に、芯30の底面を覆ったはみ出し部分56により蹴上の汚れを拭き取ることができる。このように、拭取部材52がはみ出し部分56を有していると、床面や踏面の清掃と同時に幅木や蹴上の清掃をすることができるので、さらに清掃の効率を向上させることができる。なお、図8においては、はみ出し部分56は保持枠10の両側にあるが、いずれか片側にのみあってもよい。また、芯30の長さは保持枠10のY方向の長さと同じで、拭取部材52だけが保持枠10(芯30)からはみ出してはみ出し部分56を構成してもよい。
3.第3実施形態
以下、本発明の第3実施形態に係る清掃用具1について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態においては、異なる4種類の拭取部材52が1つの芯30に取り付けられており、それ以外の構成は第1実施形態と同じである。
これまでの実施形態では、拭取部材52の端部を保持枠10と芯30の間で保持していたが、本実施形態においては、図9に示すように、芯30の4つの側稜に切欠き32がそれぞれ形成されており、拭取部材52の両端部を切欠き32に挿入することにより拭取部材52を芯30に固定している。清掃部50をこのような構成にすることにより、図10に示すように、最大で芯30の4つの側面にそれぞれ異なる4種類の拭取部材52を取り付けることができる。これにより、一回の清掃で、床面や汚れの種類、及びそれらの状況、並びに清掃目的に応じて異なった種類の拭取部材52を使用する必要がある場合でも、清掃用具1自体や清掃部50全体を交換することなく、その場で、清掃部50を回転させて適当な拭取部材52を清掃面54として使用することにより清掃を継続することができる。従って、清掃の効率を大幅に向上させることができる。
本実施形態では4種類の拭取部材52を使用したが、2種類又は3種類の拭取部材52を使用してもよい。また、第1、第2実施形態においても、芯30の巻き付け面34の全面を覆うように巻き付けた1枚の拭取部材52の端部をいずれかの切欠き32に挿入することにより、拭取部材52を芯30に固定させるようにしてもよい。
第1〜第3実施形態においては、第2垂直部分14aと第2水平部分14bの接合に蝶番19を使用し、ロック金具22により蝶番19の開閉、すなわち第2水平部分14bに対する第2垂直部分14aの回動が発生しないように固定したがこれだけに限られるものではない。蝶番19の替わりに閉じ方向にばね力が働いて清掃部50を保持するスプリング蝶番や、任意の角度で蝶番を固定できるトルク蝶番を用いてもよい。これらを用いることにより、ロック金具22を使うことなく、保持枠10は清掃部50を保持することができる。
第1〜第3実施形態においては、第1水平部分12bに対して第2水平部分14bがZ方向で上側になるように両者が重ねられていたが、これに限られるものではなく、第1水平部分12bに対して第2水平部分14bがZ方向で下側になるように両者が重ねられてもよい。この場合は、第1水平部分12bに長円孔14cが設けられ、第2水平部分14bに皿モミ穴12cが設けられる。
4.第4実施形態
以下、本発明の第4実施形態に係る清掃用具1について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態においては、図11に示すように、保持枠10が第1保持部12と第2保持部14とに分かれておらず一体化されており、蝶番19及びロック金具22が備えられていない。さらに、保持枠10の対向する垂直部分の内側に、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン等の軽量で弾性力のある素材からなるライナー24が貼り付けられている。それら以外の構成は第1実施形態と同じである。
清掃用具1においては、図12に示すように、ライナー24が弾性変形することにより、保持枠10は清掃部50を保持する。保持枠10のX方向の長さは変化しないが、ライナー24のX方向の弾性変形の程度が変化することにより、保持枠10はX方向の長さが異なる清掃部50を保持することができる。
上記各実施形態においては、芯30は断面が正方形の正四角柱状であったが、これは巻き付け面34の全面を清掃面54として使用するためである。もし、巻き付け面34の全面を清掃面54として使用せずに、2面だけを清掃面54として使用する場合には、芯30は断面が長方形の四角柱状であってもよい。
上記各実施形態においては、芯30を四角柱状にし、保持枠10もそれに合わせた四角筒状にしたが、これだけに限られるものではない。芯30と保持枠10の各側面同士が対向し且つ平行になるように構成されている限り、保持枠10と芯30のXZ平面に平行な断面形状は、三角形でもよいし、五角形以上の多角形でもよい。また、断面形状が四角形以上の場合、連続する複数の側面を取除いて保持枠10を構成してもよい。
上記各実施形態においては、床面の汚れを拭き取る目的のみを説明してきたが、床面に消毒剤やワックス等の液剤を塗布する際にも清掃用具1を使用することができる。その際、芯30に発泡素材を用いると、その内部に液剤を含ませることができるので、その状態で拭取部材52を巻き付け面34の全面を覆うように巻き付けると、芯30から拭取部材52へと液剤が滲み出し、拭取部材52への液剤の供給を継続して行うことができる。これにより、拭取部材52に外部から液剤を含ませることなく、床面への液剤の塗布を継続して行うことができる。
上記各実施形態で説明した構成は可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、床面を清掃する清掃用具に利用することが可能である。
1 清掃用具
10 保持枠
12b 第1水平部分
14a 第2垂直部分(第1側面)
14b 第2水平部分
30 芯
34 巻き付け面(第2側面)
52 拭取部材
56 はみ出し部分
70 把持柄

Claims (4)

  1. 多角筒から少なくとも1つの側面が取り除かれた形状で、取り除かれた前記側面に隣接する第1側面が該第1側面の側稜を中心軸として回動可能である保持枠と、
    前記保持枠の内側の空間にあって、前記第1側面を含む前記保持枠の残存側面と対向し且つ前記残存側面のそれぞれと平行な複数の第2側面を有する多角柱状の芯と、
    前記第2側面の全面を覆うように巻きつけられ、前記保持枠と前記芯とに挟まれて保持されるシート状の拭取部材と、
    前記保持枠に取り付けられ、前記側稜に垂直な方向に延在する把持柄と、を備えた清掃用具。
  2. 前記把持柄は、前記第1側面に取り付けられている請求項1に記載の清掃用具。
  3. 前記保持枠は第1水平部分と第2水平部分の一部を重ねた状態で接合されて構成されており、前記第1水平部分と前記第2水平部分との重なり面積を変えることにより、前記保持枠の幅を変えることができる請求項1又は2に記載の清掃用具。
  4. 前記拭取部材が、前記芯の長手方向の少なくとも一方の端部から延出した部分であるはみ出し部分を有している請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018079822A1 (ja) * 2016-10-31 2018-10-25 大王製紙株式会社 清掃用ウェットシートおよび清掃用ウェットシートの製造方法

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