JP2015100076A - 起動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を携帯情報端末に適切に着信させることが可能な起動装置を提供する。
【解決手段】携帯情報端末の端末側接続端子に接続される出力端子101と、コミュニケーションに関連する情報である携帯情報端末を送信先とするコミュニケーション情報についての、着信に関する情報である着信情報を受信する着信受信部102と、着信受信部102が着信情報を受信した場合に、出力端子101と接続された端末側接続端子を介して、端末側接続端子を有する携帯情報端末に起動指示を出力する起動指示出力部103と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】携帯情報端末の端末側接続端子に接続される出力端子101と、コミュニケーションに関連する情報である携帯情報端末を送信先とするコミュニケーション情報についての、着信に関する情報である着信情報を受信する着信受信部102と、着信受信部102が着信情報を受信した場合に、出力端子101と接続された端末側接続端子を介して、端末側接続端子を有する携帯情報端末に起動指示を出力する起動指示出力部103と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯情報端末に起動指示を出力する装置に関するものである。
従来の携帯情報端末においては、ユーザが操作を行っていない際の消費電力を削減するために、操作されていない時間が予め指定された時間を超えた場合や、ユーザの特定の操作等に応じて、携帯情報端末の電源がオフになったり、省電力状態、いわゆるスリープになるものが知られていた。このような状態になった携帯情報端末を、ユーザが操作可能な状態にするためには、例えば、電源をオンにしたり、省電力状態を解除したりする必要があった。このような従来の技術として、筐体の異なる面に配置されたタッチパネル及び省電力状態解除ボタンを備え、タッチパネルと省電力状態解除ボタンとが同時にタッチされているときに、省電力状態が解除される携帯情報端末が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来においては、ユーザが操作を行っていない場合における携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を、適切に着信させることができないという課題があった。
例えば、従来においては、携帯情報端末の電源がオフである場合、携帯情報端末が、外部から送信される通話のための呼出や、メール等を着信を確認することができなかった。また、例えば、携帯情報端末が省電力状態である場合、外部から送信される通話のための呼出や、メール等の着信を確認することは可能であるが、着信の確認のための電力を常時消費することとなるため、電力消費を抑えることは困難であった。
本発明は上記のような課題を解消するためになされたものであり、携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を、携帯情報端末に適切に着信させることが可能な起動装置を提供することを目的とする。
本発明の起動装置は、携帯情報端末の端末側接続端子に接続される出力端子と、コミュニケーションに関連する情報である携帯情報端末を送信先とするコミュニケーション情報についての、着信に関する情報である着信情報を受信する着信受信部と、着信受信部が着信情報を受信した場合に、出力端子と接続された端末側接続端子を介して、端末側接続端子を有する携帯情報端末に起動指示を出力する起動指示出力部と、を備えた起動装置である。
かかる構成により、起動装置が着信情報を受信した場合に、携帯情報端末を起動させることができ、携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を携帯情報端末に適切に着信させることができる。
また、本発明の起動装置は、前記起動装置において、起動指示出力部が起動指示を出力した後、着信受信部が着信情報の受信を行わないようにした起動装置である。
かかる構成により、携帯情報端末を起動させた後は、起動装置が着信情報を受信待ちする処理を行わないようにして、起動装置の電力消費を抑えることができる。
また、本発明の起動装置は、前記起動装置において、出力端子と電気的に接続された入力端子を更に備えた起動装置である。
かかる構成により、例えば、携帯情報端末の端末側接続端子に接続する必要がある端子等を入力端子に接続することにより、起動装置を携帯情報端末から取り外すことなく、携帯情報端末の端末接続端子を容易に利用することができ、利便性を向上させることができる。
また、本発明の起動装置は、前記起動装置において、端末側接続端子は、イヤホンジャックであり、出力端子は、イヤホンプラグである起動装置である。
かかる構成により、起動指示を、イヤホンジャックを介して携帯情報端末に出力することができ、携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を携帯情報端末に適切に着信させることができる。
また、本発明の起動装置は、前記起動装置において、端末側接続端子は、充電用のジャックであり、出力端子は、充電用のプラグである起動装置である。
かかる構成により、起動指示を、充電用のジャックを介して携帯情報端末に出力することができ、携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を携帯情報端末に適切に着信させることができる。
本発明による起動装置によれば、携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションに関連する情報を携帯情報端末に適切に着信させることが可能な起動装置を提供することができる。
以下、起動装置の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における起動装置と、この起動装置が取り付けられた携帯情報端末2とのブロック図である。
図1は、本実施の形態における起動装置と、この起動装置が取り付けられた携帯情報端末2とのブロック図である。
起動装置1は、出力端子101、着信受信部102、起動指示出力部103を備える。
携帯情報端末2は、端末側接続端子200、起動指示受付部201、起動部202、処理実行部203、操作受付部204、及び出力部205を備える。
起動装置1は、内部に電池等のバッテリ(図示せず)を有しており、このバッテリにより駆動する。起動装置1は、電源を投入するためのスイッチ(図示せず)を有していてもよい。
出力端子101は、携帯情報端末2の端末側接続端子200に接続される端子である。出力端子101は、後述する起動指示を出力するために用いられる端子である。例えば、起動装置1は、出力端子101により、携帯情報端末2に対して着脱可能に接続される。着脱可能な接続とは、例えば、着脱可能なコネクタや着脱可能なコネクタを有するケーブル等を用いた接続である。ここでの接続は、通常、電気的な接続及び物理的な接続である。出力端子101と端末側接続端子200との接続は、着脱可能なものであれば、どのような形態の接続であってもよい。出力端子101は、例えば、端末側接続端子200とコード(図示せず)等を介して接続されてもよいし、直接接続されてもよい。
出力端子101が接続される携帯情報端末2の端末側接続端子200が、どのような仕様や用途の端子であるかは問わない。端末側接続端子200は、例えば、外部電源の入力端子、充電用端子、イヤホン端子、ライン入力端子、ライン出力端子、USB端子等のシリアルバスの端子、パラレルバスの端子、情報の同期用の端子等である。出力端子101は、例えば、この出力端子101が接続される端末側接続端子の規格に適合した端子である。
出力端子101の形状等は問わない。出力端子101は、例えば、プラグ等の凸型の端子であってもよく、ジャックやソケット等の凹型の端子であってもよい。出力端子101は、例えば、この出力端子101が接続される携帯情報端末2の一の端末側接続端子200に対応した形状を有している。例えば、出力端子101は、この出力端子が接続される携帯情報端末2の一の端末側接続端子に対応した形状を有するコネクタである。端末側接続端子に対応した形状とは、例えば、端末側接続端子に嵌合した形状である。
出力端子101は、例えば、多くの携帯情報端末2が有している端末側接続端子200であるイヤホンジャックに対応した、イヤホンプラグ、例えば、3極のステレオミニプラグ等である。出力端子101は、制御用の情報、例えば、後述する起動指示を出力する際に利用される端子や、マイク用の端子をさらに備えたイヤホンプラグ、例えば4極のステレオミニプラグ等であってもよい。例えば、出力端子101が、イヤホンプラグである場合、このプラグを、携帯情報端末2のイヤホンジャックに挿入することで、起動装置1を、携帯情報端末2に直接、着脱可能に接続することができる。
また、出力端子101は、携帯情報端末2の充電に利用される充電用のジャックと接続される充電用のプラグであってもよい。ただし、ここでの充電用のプラグとは、例えば、形状が、充電用のジャックに挿入可能な形状のプラグという意味であり、実際に充電を行うために電力を供給するプラグでなくてよい。
また、出力端子101は、携帯情報端末2に対して情報の入出力を行うために利用されるデータ入出力用のジャックと接続されるデータ入出力用のプラグであってもよい。データ入力用のジャック及びプラグは、データ同期用のジャック及びプラグであってもよい。
着信受信部102は、携帯情報端末2を送信先とするコミュニケーション情報についての着信情報を受信する。ここでの携帯情報端末2とは、起動装置1と接続された携帯情報端末2であり、具体的には、出力端子101と接続された端末側接続端子200を有する携帯情報端末2である。携帯情報端末2を送信先とするコミュニケーション情報とは、例えば、携帯情報端末2を送信先として送信されるコミュニケーション情報や、携帯情報端末2を送信先として送信されたコミュニケーション情報である。
コミュニケーション情報とは、コミュニケーションに関連する情報である。ここでのコミュニケーションは、例えば、人間の間で行われるコミュニケーションである。コミュニケーション情報は、例えば、知覚や、感情、思考等を伝達するための、音声や、画像や、文字等の1以上を有する情報である。例えば、例えば、コミュニケーション情報は、例えば、電話等の音声通話の情報であってもよく、電子メール(以下、単にメールと称す)や、ショートメッセージやチャット等の文字の情報であってもよい。また、テレビ電話やビデオ通話等に用いられる音声と画像とを有する情報であってもよい。例えば、携帯情報端末2を送信先として送信されたコミュニケーション情報とは、携帯情報端末2を宛先として送信されたメールである。また、携帯情報端末2が携帯電話の機能を有する場合、例えば、携帯情報端末2を送信先として送信されるコミュニケーション情報とは、携帯情報端末2を宛先として送信される電話の音声情報や画像情報であってもよい。
着信情報は、コミュニケーション情報の着信に関する情報である。着信情報は、例えば、携帯情報端末2に送信されたコミュニケーション情報を着信したことを示す情報である。着信情報は、例えば、携帯情報端末2に対して着信があったことを示す情報である。着信情報は、例えば、携帯情報端末2に対して送信されたメールやショートメッセージ等のコミュニケーション情報自身であってもよい。着信情報は、例えば、メールやショートメッセージ等のコミュニケーション情報を受信するサーバ(図示せず)が、携帯情報端末2を送信先(例えば、宛先)としたこれらのコミュニケーション情報を着信したことを示すための情報であってもよい。
また、着信情報は、例えば、携帯情報端末2に送信されようとしているコミュニケーション情報の受信を要求する情報であってもよい。着信情報は、例えば、携帯情報端末2に対してコミュニケーション情報の受信を要求する情報の着信があったことを示す情報である。着信情報は、例えば、携帯電話の基地局(図示せず)や、ビデオ通話用のサーバ等(図示せず)が、携帯情報端末2を送信先(例えば、通話先)として送信される電話やビデオ通話等のコミュニケーション情報の受信を携帯情報端末2に要求する情報や、電話やビデオ通話等のコミュニケーション情報を用いた通信を開始するための応答を要求する情報等であってもよい。着信情報は、電話やビデオ通話を開始するための応答を携帯情報端末2に要求するための情報であってもよい。着信情報は、例えば、携帯情報端末2に、電話やビデオ通話の呼出音の出力や、呼出のための振動や、呼出のための画像表示等を行わせるための情報である呼出情報であってもよい。呼出情報は、例えば、電話の発信元の電話番号等を有していてもよい。呼出情報は、例えば、通常の電話の呼出に利用される情報として公知であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
着信受信部102は、どのように、起動装置1と接続された携帯情報端末2を送信先とするコミュニケーション情報についての着信情報を受信してもよい。
以下、コミュニケーション情報がメールであり、着信情報がメール自身、あるいはその複製である場合について、着信受信部102が、起動装置1と接続された携帯情報端末2を送信先とするコミュニケーション情報についての着信情報を受信する仕組みの一例を説明する。例えば、携帯情報端末2のメールアドレスに対して送信されたメールを受信するメールサーバ(図示せず)が、受信したメールを送信要求の有無にかかわらず携帯情報端末2等に送信するメールサーバ、いわゆるプッシュ送信するプッシュ型のメールサーバであるとする。この場合、例えば、メールサーバが、携帯情報端末2のメールアドレスに対して送信されたメールを、携帯情報端末2に送信するようにするとともに、このメールの複製を、起動装置1に対しても送信するように予めメールサーバに設定しておくようにすることで、着信受信部102は、携帯情報端末2に送信されたメールに関する着信情報であるメールの複製を受信することが可能となる。この場合、起動装置1のメールアドレスは、任意のメールアドレスに予め設定しておけばよい。
また、起動装置1のメールアドレスを、起動装置1が取り付けられた携帯情報端末2のメールアドレスと同じメールアドレスとし、携帯情報端末2のメールアドレスに対して送信されたメールをメールサーバが受信した場合、このメールサーバが受信したメールを、起動装置1と携帯情報端末2とにプッシュ送信するようにすればよい。これにより、起動装置1は、携帯情報端末2に送信されたメールについての着信情報であるメール自身、あるいはその複製を受信することができる。この場合、受信したメールを、メールサーバに予め指定された期間だけ保存しておくことで、携帯情報端末2が起動しておらず、メールを受信できない状態にあったとしても、携帯情報端末2が起動した時点で、メールサーバに未受信のメールの送信を要求することで、携帯情報端末2は送信されたメールを受信することができる。なお、この場合、メールサーバが受信したメールは、必ずしもプッシュ送信する必要はなく、起動装置1や携帯情報端末2が、それぞれ、メールサーバに対して、予め指定されたタイミングやトリガー等に応じて、未受信のメールの送信を要求することで、それぞれが、携帯情報端末2に送信されたメールをメールサーバから受信するようにしてもよい。起動装置1は、携帯情報端末2に対して送信されたメールであって、起動装置1が未受信であるメールを要求する情報を、メールサーバに対して送信する送信部(図示せず)やアンテナ(図示せず)等を有していてもよい。
なお、かかることは、ショートメッセージ等においても同様である。
また、ここでは、メール自身を、着信情報とした場合について説明したが、携帯情報端末2に対して送信された新たなメールがメールサーバに格納されているか(メールサーバに届いているか)否かを示す情報、例えば、判断結果を示す情報を着信情報として用いてもよい。
また、起動装置1と接続された携帯情報端末2が携帯電話の機能を有しており、コミュニケーション情報が電話であり、着信情報が電話の呼出情報である場合の、着信受信部102が、携帯情報端末2を送信先とするコミュニケーション情報についての着信情報を受信する仕組みの一例について、以下に説明する。
例えば、携帯情報端末2の電話番号と同じ電話番号を起動装置1に設定しておく。携帯情報端末2に設定された電話番号に対する接続を要求する情報を電話の基地局(図示せず)が受信した場合、基地局は、通信圏内において、この電話番号に対応する通信が可能な状態の携帯情報端末2や起動装置1等の機器を検出し、検出した機器に対して、呼出情報を送信する。基地局は、この処理を、呼出信号に対して携帯情報端末2が応答するか、接続を要求する情報の送信を終了する指示を受け付けるまで繰り返し実行する。これにより、基地局の通信圏内にある起動装置1は、携帯情報端末2を送信先とするコミュニケーション情報である電話に関する着信情報である呼出情報を受信する。また、起動しておらず、呼出信号を受信することができない携帯情報端末2については、通信圏内において検出することはできないため、基地局は呼出信号を送信しないが、基地局が携帯情報端末2等を繰り返し検出しているため、後述する起動指示により携帯情報端末2が起動した場合、上述した電話番号に対応する携帯情報端末2を検出して、基地局がこの携帯情報端末2に対して呼出情報を出力する。
なお、起動装置1に対して、携帯情報端末2の電話番号に対応づけられた、携帯情報端末2の電話番号とは異なる電話番号を設定しておくようにし、基地局は、接続を要求する情報を受け付けた場合に、携帯情報端末2とともに、この携帯情報端末2の電話番号と対応づけられた電話番号が示す起動装置1に対しても呼出情報を送信するようにしてもよい。
なお、ここでの基地局は、交換機等と考えてもよい。
また、上記の仕組みは、ビデオ通話等においても同様である。この場合、電話番号の代わりに、ユーザID等を用い、ビデオ通話用のサーバ等に対して、上記の基地局や交換機と同様の処理を行わせるようにすればよい。
なお、起動装置1は、着信受信部102が着信情報を受信するために用いられるアンテナ(図示せず)等を有していてもよい。
着信受信部102は、通常、無線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。着信受信部102は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
起動指示出力部103は、着信受信部102が着信情報を受信した場合に、出力端子101と接続された端末側接続端子200を介して、端末側接続端子200を有する携帯情報端末2に起動指示を出力する。具体的には、起動指示出力部103は、着信受信部102が着信情報を受信した場合に、出力端子101を介して、携帯情報端末2に起動指示を出力する。携帯情報端末2は、出力端子101と接続された端末側接続端子200を介して起動指示出力部103が出力する起動指示を受け付ける。例えば、起動指示出力部103は、着信受信部102がメールを受信した場合や、電話の呼出情報を受信した場合に、起動指示を出力する。
起動指示とは、出力端子101により接続された携帯情報端末2を起動する指示である。起動指示は、コマンドや予め指定された情報等であってもよいし、単なる電気信号であってもよい。起動指示は、例えば、携帯情報端末2に対し電源を投入(オン)する指示である。ただし、ここでの携帯情報端末2の起動前の状態、例えば、電源が投入されていない状態においては、電話やメール等のコミュニケーション情報の受信を行うことができない状態であるとする。つまり、起動指示は、携帯情報端末2を、コミュニケーション情報の受信が可能な状態に移行させる指示と考えてもよい。なお、例えば、携帯情報端末2のいわゆる待機状態や、休止状態、スリープ状態が、コミュニケーション情報の受信を行うことができない状態である場合、起動指示は、携帯情報端末2を待機状態や、休止状態、スリープ状態から解除させる指示(復帰させる指示)を含む概念と考えてもよい。起動指示は、携帯情報端末2を起動させるためのコマンド等であってもよいし、起動を指示するための単なる電気信号であってもよい。
待機状態とは、例えば、キーやボタンやタッチパネル等のユーザが操作する入力デバイスや、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPS通信モジュール、モニタ等の、携帯情報端末2が有している電子デバイスを停止した状態や、停止したモードである。ここでの停止とは、電力を消費しない状態とすることであり、電源のオフ等と考えてもよい。休止状態や、スリープ状態についても同様である。ただし、待機状態と、休止状態と、スリープ状態とにおいて、停止される機能やデバイスが適宜異なるようにしてもよい。
なお、起動指示出力部103が起動指示を出力した後、例えば出力した時点で、着信受信部102が着信情報の受信を行わないようにしてもよい。このようにすることで、携帯情報端末2を起動させた後は、起動装置1が着信情報を受信待ちする処理を行わないようにして、起動装置の電力消費を抑えることができる。また、携帯情報端末2の電源がオフになった場合に、着信受信部102が着信情報の受信を開始するようにしても良い。例えば、携帯情報端末2の電源がオフとなった時点で、携帯情報端末2が電源がオフになったことを示す情報を起動装置1に出力し、起動装置1の着信受信部102が、この情報に応じて、着信情報を受信する処理を開始するようにしてもよい。携帯情報端末2の電源がオフであるか否かは、起動中の携帯情報端末2の端末側接続端子200に流れる電流の有無等により判断しても良い。
また、起動指示出力部103は、既に携帯情報端末2が起動している場合、起動指示を携帯情報端末2に送信しないようにしてもよい。例えば、出力端子101を介して、携帯情報端末2から、携帯情報端末2が起動していることを示す予め指定された情報、あるいは任意の情報が出力されている場合に、起動指示出力部103が、携帯情報端末2が起動していると判断し、出力されていない場合、起動していないと判断してもよい。あるいは、携帯情報端末2が起動している場合、例えば、着信情報を受信する処理等を行わないようにしてもよい。
また、携帯情報端末2が起動している間は、起動装置1の電源がオフとなるようにしてもよい。例えば、起動指示出力部103が起動指示を出力した後に、起動装置1等が、自装置の電源をオフするようにしても良い。起動装置1の電源がオフの場合、着信受信部102が着信情報の受信を行えないため、起動装置1の電源オフは、着信受信部102が着信情報の受信処理を行わないようにすることを一態様と考えてもよい。また、例えば、携帯情報端末2に電源が投入された時点で、起動装置1に対して、端末側接続端子200と出力端子101とを介して電源をオフする指示が送信されるようにし、この指示を受けた場合に、起動装置1の電源がオフされるようにしてもよい。
また、例えば、起動装置1の電源がオフになっている場合、携帯情報端末2の電源がオフとなった時点で、起動装置1の電源が投入され、着信受信部102が着信情報を受信する処理、例えば、受信を待ち受ける処理を開始するようにしてもよい。携帯情報端末2の電源がオフであるか否かは、例えば、起動中の携帯情報端末2の端末側接続端子200に流れる電流の有無等により判断しても良い。また、例えば、携帯情報端末2の電源がオフされる際に、携帯情報端末2の電源がオフされることを示す情報を携帯情報端末2が起動装置1に送信することにより、携帯情報端末2の電源オフを携帯情報端末2に通知するようにしても良い。
また、起動指示出力部103が起動指示を出力した場合において、携帯情報端末2が既に起動している場合、携帯情報端末2が、この起動指示を破棄するようにしたり、この起動指示を無視したりするようにしてもよい。
携帯情報端末2は、例えば、電話や、メール等の1以上のコミュニケーション情報を受信可能な装置である。携帯情報端末2は、例えば、いわゆるスマートフォン等の多機能携帯電話や、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型端末、電子手帳、電子ブックリーダ、携帯ゲーム機等である。携帯情報端末2は、起動装置1を着脱可能に接続可能な端末である。携帯情報端末2は、起動指示により起動可能な端末である。例えば、携帯情報端末2は、起動装置1と接続され、起動装置1からの起動指示に応じて起動する。例えば、携帯情報端末2は、電源が投入されていない状態等の起動されていない状態においては、メールや電話等のコミュニケーション情報が受信できない装置、あるいは、受信できないように設定可能な装置であるとする。例えば、携帯情報端末2は、起動されていない状態においてメールや電話等のコミュニケーション情報を受信しないことで、省電力化を図ることができる装置である。
端末側接続端子200は、起動装置1の出力端子101と着脱可能に接続される端子である。端末側接続端子200は、例えば、音声信号を出力端子101に出力する端子である。また、端末側接続端子200は、例えば、出力端子101を介して起動指示出力部103が出力する起動指示を受け付ける端子である。
端末側接続端子200の形状等は問わない。端末側接続端子200の形状は、例えば、出力端子101の形状に対応した形状である。例えば、端末側接続端子200は、例えば、出力端子101の形状に嵌合する形状を有している。例えば、出力端子101が、プラグ等の凸型端子である場合、端末側接続端子200は、このプラグを挿入可能なジャックやソケット等の凹型の端子である。また、例えば、出力端子101が、ジャックやソケット等の凹型の端子である場合、端末側接続端子200は、この凹型端子に挿入可能なプラグ等の凸型端子である。
端末側接続端子200は、例えば、多くの携帯情報端末2が有している外部接続端子の一つであるイヤホンジャックである。このイヤホンジャックは、制御用の情報、例えば、起動指示を受け付ける際に利用される端子や、マイク用の端子をさらに備えたジャック、例えば4極のステレオミニプラグに対応するジャックであってもよい。例えば、出力端子101が、イヤホンプラグである場合、端末側接続端子200は、イヤホンジャックであってもよい。例えば、出力端子101であるイヤホンプラグを、端末側接続端子200であるイヤホン用のイヤホンジャックに挿入することで、起動装置1を、携帯情報端末2に直接、着脱可能に接続することができる。
また、端末側接続端子200は、例えば、多くの携帯情報端末2が有している外部接続端子の一つである充電用のジャックである。充電用のジャックは、充電用の電流を供給するためのジャックである。携帯情報端末2が、USB端子等を介して充電可能なものである場合、このUSBのジャックを、充電用のジャックと考えてもよい。
起動指示受付部201は、起動装置1から出力される起動指示を、例えば、端末側接続端子200を介して受け付ける。ここでの起動指示等の受付は、起動指示等の入力や受信と考えてもよい。
起動部202は、起動指示受付部201が受け付けた起動指示に応じて、携帯情報端末2の起動を行う。携帯情報端末2の起動とは、例えば、上述したように、メールや電話等のコミュニケーション情報を受信可能な状態とすることである。起動部202は、例えば、起動指示に応じて携帯情報端末2に対し電源を投入(オン)する。また、起動部202が、例えば、起動指示に応じて携帯情報端末2を待機状態や、休止状態、スリープ状態から解除(復帰)させることも、ここでは起動指示に応じた起動と考えてもよい。例えば、起動部202は、携帯情報端末2の待機状態において実行できなかったメールや電話等のコミュニケーション情報を受信する処理を実行可能となるようにする。また、例えば、起動部202は、携帯情報端末2の待機状態において利用できなかった一部の機能のうちの少なくとも一以上の機能を、利用可能となるようにする。例えば、起動部202は、停止状態(オフ状態)にあるキーやボタンやタッチパネル等のユーザが操作する入力デバイスや、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPS通信モジュール、モニタ等の、携帯情報端末2が有している電子デバイスに対し、起動指示に応じて電力を供給する。また、ここでの起動とは、携帯情報端末2を起動以外の操作が不可である状態から、操作可能な状態とすることと考えてもよい。
起動部202は、例えば、図示しない電力を供給する電源や、その電力供給を制御部(図示せず)等に、電力供給を行う指示や制御信号等を送信することにより、携帯情報端末2の起動を行ってもよい。起動部202は、例えば、上述したような携帯情報端末2を構成する2以上の各電子デバイスやモジュール等を、予め指定された順番で起動させるようにしてもよい。
処理実行部203は、予め指定された処理を実行する。例えば、操作受付部204が受け付けた操作に応じた処理を実行する。例えば、処理実行部203は、メールや電話等のコミュニケーション情報を受信する処理を実行する。電話の場合、処理実行部203は、着信情報である呼出情報に応じて呼出音等を出力部205等に出力させる処理を実行してもよい。また、電話の場合、コミュニケーション情報である通話の情報を、出力部205等から出力させる処理や、通話の情報を図示しない受付部等から受け付けて、図示しない送信部から通話先に送信する処理等を実行してもよい。また、処理実行部203は、例えば、図示しない記憶媒体等に格納されているアプリケーションプログラム等を、操作受付部204が受け付けた操作に応じて実行する。
処理実行部203は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理実行部203の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
操作受付部204は、ユーザが入力する操作を受け付ける。操作受付部204は、例えば、操作を、図示しないテンキーやキーボードやタッチパネル等の入力デバイスを介して受け付ける。操作受付部204は、これらの入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
出力部205は、処理実行部203が実行した処理結果等を出力する。例えば、出力部205は、受信したメールを表示したり、電話の呼出音を出力したりする。ここでの出力とは、ディスプレイへの表示、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラム等への処理結果の引渡し等を含む概念である。
出力部205は、ディスプレイやプリンタ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部205は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
なお、図示していないが、携帯情報端末2は、コミュニケーション情報を送信する送信部や受信部、音声等のコミュニケーション情報をを受け付ける受付部、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPS通信モジュール等の電子デバイスやモジュールや、モニタ等を有していてもよい。また、上述した処理実行部203は、これらのデバイス等が出力する情報等を利用して、処理を実行してもよい。また、携帯情報端末2が、音声情報等の情報を送受信するアンテナや送受信部等(図示せず)を備えていても良いことはいうまでもない。
次に、起動装置1の動作の一例について説明する。起動装置1の着信受信部102は、着信情報を受信したか否かを判断する処理を繰り返し行う。着信受信部102が着信情報を受信した場合、起動指示出力部103は、起動指示を出力端子101から携帯情報端末2に送信する。そして、処理を終了する。
以下、本実施の形態における起動装置1の具体的な動作について説明する。
図2は、本実施の形態における起動装置と、この起動装置に接続される携帯情報端末の一例の外観を示す図(図2(a))、及び携帯情報端末と接続された起動装置の一例を説明するための図(図2(b))である。ここでは、起動装置1の出力端子101がイヤホンプラグである場合を例に挙げて説明する。また、携帯情報端末2がイヤホンジャックを備えた多機能携帯電話であるスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
図2は、本実施の形態における起動装置と、この起動装置に接続される携帯情報端末の一例の外観を示す図(図2(a))、及び携帯情報端末と接続された起動装置の一例を説明するための図(図2(b))である。ここでは、起動装置1の出力端子101がイヤホンプラグである場合を例に挙げて説明する。また、携帯情報端末2がイヤホンジャックを備えた多機能携帯電話であるスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
(1)メールの場合
ここでは、まず、コミュニケーション情報がメールである場合について一例を挙げて説明する。
ここでは、まず、コミュニケーション情報がメールである場合について一例を挙げて説明する。
例えば、図2(b)に示すように、起動装置1の出力端子101であるイヤホンプラグが、携帯情報端末2の端末側接続端子200であるイヤホンジャックと接続されており、携帯情報端末2の電源がオフであり、起動装置1が起動している状態であるとする。また、ここでは、例えば、携帯情報端末2のメールアドレスと同じメールアドレス、例えば、「abcdefg@hijk….com」等が、起動装置1のメールアドレスとして設定されているものとする。
携帯情報端末2のメールアドレスに、図示しない外部の装置等からメールが送信されたとする。送信されたメールは、携帯情報端末2のメールアドレスに対応した図示しないメールサーバに送信される。メールサーバは、受信したメールを、このメールアドレスに対応する装置、ここでは、起動装置1と、携帯情報端末2とにプッシュ送信する。プッシュ送信については、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明は省略する。携帯情報端末2は、電源がオフであり、メールを受信できない状態であるので、メールを受信しない。一方、起動装置1は起動しているため、着信受信部102が、携帯情報端末2宛のメールを着信情報として受信する。
着信受信部102が着信情報を受信したため、起動指示出力部103は、出力端子101を介して、携帯情報端末2に起動指示を出力する。
携帯情報端末2の起動指示受付部201は、端末側接続端子200を介して、出力端子101から出力される起動指示を受け付ける。起動部202は、起動指示受付部201が受け付けた起動指示に応じて、携帯情報端末2を起動する。例えば、携帯情報端末2に電源を投入する。電源が投入されると、処理実行部203は、図示しない送信部等から、上述したメールサーバに対して、未受信のメールの送信を要求する情報を送信する。メールサーバは、起動装置1に送信したメールと同じメールを携帯情報端末2に送信する。携帯情報端末2は、図示しない受信部等によりメールを受信する。これにより、携帯情報端末2の電源がオフの状態においてメールサーバが携帯情報端末2を送信先としたメールを受信した場合に、携帯情報端末2を起動させて、メールを受信させることができる。
(2)電話の場合
次に、コミュニケーション情報が電話の音声情報等である場合について一例を挙げて説明する。
次に、コミュニケーション情報が電話の音声情報等である場合について一例を挙げて説明する。
例えば、図2(b)に示すように、起動装置1の出力端子101であるイヤホンプラグが、携帯情報端末2の端末側接続端子200であるイヤホンジャックと接続されており、携帯情報端末2の電源がオフであり、起動装置1が起動している状態であるとする。また、ここでは、例えば、携帯情報端末2の電話番号と同じ電話番号、例えば、「090−1234−5…」等が、起動装置1の電話番号として設定されているものとする。
携帯情報端末2の電話番号に、図示しない外部の装置等から通話を要求する情報が電話回線に対して送信されたとする。携帯電話の基地局(図示せず)は、この通話を要求する情報が示す電話番号の装置であって、現在起動している装置に対して、呼出情報を送信する。携帯情報端末2は起動していないため、呼出情報を受信しない。一方、起動装置1は起動しているため、着信受信部102が着信情報として呼出情報を受信する。
着信受信部102が着信情報を受信したため、起動指示出力部103は、出力端子101を介して、携帯情報端末2に起動指示を出力する。
携帯情報端末2の起動指示受付部201は、端末側接続端子200を介して、出力端子101から出力される起動指示を受け付ける。起動部202は、起動指示受付部201が受け付けた起動指示に応じて、携帯情報端末2を起動する。例えば、携帯情報端末2に電源を投入する。
携帯電話の基地局は、呼出情報の送信中にも、起動している装置の検出を行っており、新たに、通話を要求する情報が示す電話番号の装置として携帯情報端末2が検出されたため、この携帯情報端末2に対しても呼出情報を送信する。
処理実行部203は、図示しない送信部等を介して、呼出情報を受信し、出力部205から呼出音を出力する。そして、ユーザが、操作受付部204を操作して、呼出情報に応答する操作を行うと、図示しない送信部から、呼出情報に応答する情報が携帯電話の基地局に送信され、基地局により、通話の要求元となる装置と、携帯情報端末2とが通話可能な状態に設定される。これにより、コミュニケーション情報である電話の音声情報等の送受信が可能となる。これにより、携帯情報端末2の電源がオフの状態において携帯情報端末2に対する通話を要求する情報を受け付けた場合に、起動装置1が、携帯情報端末2を起動させて、電話の呼出を行わせることができ、通話を可能とすることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、携帯情報端末2の電源をオフにした状態において、携帯情報端末2に送信されるコミュニケーション情報に関する着信情報を着信受信部102が受信した場合に、起動指示出力部103が起動指示を携帯情報端末2に出力する要にしたことにより、着信情報の受信により携帯情報端末2を起動させて、コミュニケーション情報を受信可能な状態とすることができ、電源オフ時におけるメールや電話等のコミュニケーション情報の受信を待ち受けるための処理を行わないようにして、携帯情報端末の電力消費を抑えつつ、外部から携帯情報端末に送信されるコミュニケーションのための情報を、携帯情報端末に適切に着信させるようにすることができる。
なお、上記の具体例においては、出力端子101がイヤホンプラグ、端末側接続端子200がイヤホンジャックである場合を例に挙げて説明したが、本発明においては、出力端子101が充電用のプラグ、端末側接続端子200がこの充電用のプラグに嵌合する充電用のジャックである場合においても適用可能であり、このような場合においても、上記の具体例と同様の効果を奏する。
また、上記実施の形態において、起動装置1を、携帯情報端末2を載置可能なクレイドルとし、出力端子101を、このクレイドルの充電用のプラグ、端末側接続端子200が、携帯情報端末2をクレイドルに載置した場合に、クレイドルの充電用のプラグに嵌めあわされる携帯情報端末2の充電用のジャックとしてもよい。
図3は、本実施の形態の起動装置の変形例を説明するための、起動装置と携帯情報端末とを接続する前の状態を示す図(図3(a))及び、接続した後の状態を示す図(図3(b))である。この起動装置1aは、上記実施の形態に示した起動装置1において、出力端子101と電気的に接続された入力端子104を設けたものである。
入力端子104は、出力端子101と電気的に接続された端子である。入力端子104は、例えば、他の1以上の端子と、着脱可能となるよう接続される端子である。例えば、入力端子104は、出力端子101が接続される携帯情報端末2の端末側接続端子200に対して本来接続される端子(コネクタ)が、着脱可能となるよう接続されるコネクタである。入力端子104は、どのような仕様や用途の端子であってもよい。入力端子104としては、例えば、上述したような出力端子101や、端末側接続端子200として利用可能な端子と同様の種類の端子が利用可能である。また、入力端子104の形状等は問わない。入力端子104としては、例えば、上述したような携帯情報端末2の端末側接続端子200と同様のイヤホンジャックや、充電用ジャックや、データ入出力用のジャック等が用いられる。なお、図3においては、入力端子が、イヤホンジャックである場合を例に挙げて説明している。
入力端子104が出力端子101と電気的に接続されているということは、例えば、出力端子101に入力された電流や電気信号が、入力端子104から出力される状態であることや、入力端子104に入力された電流や電気信号が、出力端子101から出力される状態であることを意味すると考えてもよい。入力端子104と出力端子101とは、例えば、電線や信号線等を介して接続される。入力端子104と、出力端子101とは、電線や信号線等を介して直接接続されていてもよいし、電気回路や、電子回路や、抵抗等の電気部品や、電子部品等を介して接続されていてもよい。
このような変形例によれば、例えば、起動装置1aの出力端子101と、携帯情報端末2の端末側接続端子200とが接続されている場合、携帯情報端末2の端末側接続端子200に接続する必要がある端子等を、入力端子104に接続することにより、起動装置1aの接続を外すことなく、即ち、起動装置1aを携帯情報端末2から取り外すことなく、端末側接続端子200に電気的に接続させることができる。例えば、図3(b)においては、イヤホン(図示せず)のイヤホンプラグ(図示せず)等を出漁端子101に挿入することで、起動装置1aを携帯情報端末2から取り外すことなく、イヤホンを、携帯情報端末2に接続することができる。このようにして、起動装置1aを接続した場合においても、携帯情報端末2の端末接続端子200を容易に利用することができ、利便性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる起動装置は、携帯情報端末装置を起動する装置等として適しており、特に、メールや電話等のコミュニケーション情報を受信する際に携帯情報端末装置を起動する装置等として有用である。
1、1a 起動装置
2 携帯情報端末
101 出力端子
102 着信受信部
103 起動指示出力部
104 入力端子
200 端末側接続端子
201 起動指示受付部
202 起動部
203 処理実行部
204 操作受付部
205 出力部
2 携帯情報端末
101 出力端子
102 着信受信部
103 起動指示出力部
104 入力端子
200 端末側接続端子
201 起動指示受付部
202 起動部
203 処理実行部
204 操作受付部
205 出力部
Claims (5)
- 携帯情報端末の端末側接続端子に接続される出力端子と、
コミュニケーションに関連する情報である前記携帯情報端末を送信先とするコミュニケーション情報についての、着信に関する情報である着信情報を受信する着信受信部と、
前記着信受信部が着信情報を受信した場合に、前記出力端子と接続された端末側接続端子を介して、当該端末側接続端子を有する携帯情報端末に起動指示を出力する起動指示出力部と、を備えた起動装置。 - 前記着信受信部が、前記起動指示出力部が起動指示を出力した後、着信情報の受信を行わない請求項1記載の起動装置。
- 前記出力端子と電気的に接続された入力端子を更に備えた請求項1または請求項2記載の起動装置。
- 前記端末側接続端子は、イヤホンジャックであり、
前記出力端子は、イヤホンプラグである請求項1から請求項3いずれか一項記載の起動装置。 - 前記端末側接続端子は、充電用のジャックであり、
前記出力端子は、充電用のプラグである請求項1から請求項3いずれか一項記載の起動装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013239984A JP2015100076A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 起動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2015100076A true JP2015100076A (ja) | 2015-05-28 |
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Family Applications (1)
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JP2013239984A Pending JP2015100076A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 起動装置 |
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Country | Link |
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2013
- 2013-11-20 JP JP2013239984A patent/JP2015100076A/ja active Pending
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