JP2015096994A - 情報表示システム及び情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報表示システム100は、サーバ装置130及び表示装置150を備え、サーバ装置130は、表示装置150に表示させる線分を示す線分情報を送信し、表示装置150は、動画を含むコンテンツを表示するためのコンテンツデータを取得して、線分を描画する描画領域を指定する描画領域要素及び線分を描画するコマンドを含む描画手段要素を、コンテンツデータに挿入することで、線分情報で示される線分を、描画手段要素に含まれているコマンドを用いて、描画領域要素で指定された描画領域に描画して、コンテンツに、線分を重畳した画面データを生成する。
【選択図】図1
Description
図1は、実施の形態1に係る情報表示システム100の構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態1に係る情報表示システム100は、入力装置110と、サーバ装置130と、情報表示装置としての表示装置150と、ウェブサーバ170とを備える。これらは、ネットワーク190に接続されている。入力装置110、表示装置150及びウェブサーバ170は、1つのシステムに複数存在しうる。
なお、図1の括弧内の符号は、実施の形態2における構成を示している。
入力装置110は、表示入力部111と、制御部112と、通信部119とを備える。
制御部112は、線分入力部113と、線分情報取得部114と、線分情報送信部115と、コンテンツ一覧取得部116と、コンテンツ選択部117と、選択コンテンツ通知部118とを備える。
線分入力部113は、ユーザが表示入力部111に入力した手書き入力の軌跡に含まれる線分を特定する。
線分情報取得部114は、線分入力部113が特定した線分を示す線分情報を取得する。
線分情報送信部115は、線分情報取得部114が取得した線分情報を、通信部119を介して、サーバ装置130に送信する。
コンテンツ一覧取得部116は、通信部119を介して、ウェブサーバ170から選択可能なコンテンツ一覧を取得する。
コンテンツ選択部117は、コンテンツ一覧取得部116で取得されたコンテンツ一覧に基づいて、選択することのできるコンテンツの一覧を表示入力部111に表示させて、ユーザからコンテンツの選択を受け付ける。
選択コンテンツ通知部118は、コンテンツ選択部117で選択を受け付けたコンテンツ(以下、選択コンテンツともいう)を、通信部119を介して、サーバ装置130に通知する。
通信部119は、ネットワーク190との間で通信を行なう。
サーバ装置130は、記憶部131と、制御部134と、通信部141とを備える。
記憶部131は、コンテンツ取得先記憶部132と、選択コンテンツ記憶部133とを備える。
コンテンツ取得先記憶部132は、ユーザにより選択されたコンテンツの取得先を示すコンテンツ取得先情報を記憶する。
図4は、コンテンツ取得先情報の一例を示す概略図である。
図4に示されているコンテンツ取得先情報132aは、識別子欄132bと、コンテンツ取得先欄132cとを有するテーブル形式の情報である。
識別子欄132bは、コンテンツを表示する表示装置150を識別するための表示装置識別情報である表示装置識別子を格納する。
コンテンツ取得先欄132cは、識別子欄132bで特定される表示装置150に表示されるコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を格納する。実施の形態1では、コンテンツは、例えば、HTMLコンテンツであり、コンテンツ識別情報は、ウェブサーバ170に蓄積されたHTMLコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)である。
図5は、選択コンテンツ情報の一例を示す概略図である。
図5に示されている選択コンテンツ情報133aは、識別子欄133bと、選択コンテンツ欄133cとを有するテーブル形式の情報である。
識別子欄133bは、ユーザが使用する入力装置110を識別するための入力装置識別情報である入力装置識別子を格納する。
選択コンテンツ欄133cは、識別子欄133bで識別される入力装置110を利用するユーザが選択したコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を格納する。
制御部134は、コンテンツ取得先決定部135と、コンテンツ取得先送信部136と、線分情報受信部137と、選択コンテンツ通知受信部138と、線分情報送信先特定部139と、線分情報送信部140とを備える。
コンテンツ取得先送信部136は、コンテンツ取得先決定部135で決定されたコンテンツの取得先を、通信部141を介して、表示装置150に送信する。
線分情報受信部137は、通信部141を介して、入力装置110が送信した線分情報を受信する。
選択コンテンツ通知受信部138は、通信部141を介して、入力装置110において選択されたコンテンツの通知を受ける。また、選択コンテンツ通知受信部138は、入力装置110において選択されたコンテンツのコンテンツ識別情報と、その入力装置110の入力装置識別子とを、選択コンテンツ記憶部133に記憶されている選択コンテンツ情報133aに格納する。
線分情報送信先特定部139は、選択コンテンツ記憶部133に記憶されている選択コンテンツ情報133a及びコンテンツ取得先記憶部132に記憶されているコンテンツ取得先情報132aを元に、線分情報受信部137が受信した線分情報をどの表示装置150に送信するかを特定する。
線分情報送信部140は、通信部141を介して、線分情報送信先特定部139が特定した送信先に対して線分情報を送信する。
通信部141は、ネットワーク190との間で通信を行なう。
表示装置150は、制御部151と、表示部159と、通信部160とを備える。
制御部151は、コンテンツ取得先受信部152と、コンテンツ取得部153と、描画領域挿入部154と、描画手段挿入部155と、線分情報受信部156と、線分情報通知部157と、コンテンツ表示処理部158とを備える。
コンテンツ取得部153は、ネットワーク190からコンテンツデータを取得する。例えば、コンテンツ取得部153は、コンテンツ取得先受信部152において受信されたコンテンツ取得先に従って、ウェブサーバ170からコンテンツデータを取得する。ここで取得されるコンテンツデータは、マークアップ言語により記述されたデータ、例えば、HTML形式のデータである。
描画領域挿入部154は、線分を描画する描画領域を指定する描画領域要素を、コンテンツ取得部153から受け取ったコンテンツデータに挿入する。描画領域要素で指定される描画領域は、コンテンツの表示時に最前面に表示される。
図7は、描画領域要素が追加されたHTMLのコンテンツデータの一例を示す概略図である。なお、図7の記述の中で先頭の数字は説明のための行番号でありコンテンツデータには含まれない。
実施の形態1では、描画領域要素として、HTMLで規定されるcanvas要素を使用している。描画領域要素を追加する方法の一例としては、HTMLのコンテンツデータからbody要素(03行目)を検索し、その子要素の先頭(04行目)にcanvas要素を挿入すればよい。ここで、canvas要素の開始位置及びサイズは、HTMLのコンテンツデータのサイズに合わせるものとする。
図8は、描画手段要素を追加したHTMLのコンテンツデータの一例を示す概略図である。なお、図8の記述の中で先頭の数字は説明のための行番号でありコンテンツデータには含まれない。
実施の形態1では、JavaScript(登録商標)のスクリプト言語(スクリプト要素)が埋め込まれている。描画手段要素を追加する方法の一例としては、HTMLのコンテンツデータからhead要素を検索し、その子要素の末尾(03行目)にスクリプト言語(03〜16行目)を追加すればよい。このような記述を追加することにより、関数drawが呼ばれたときに描画領域挿入部154が追加したcanvas要素に線分を描画することができる。
ここで、描画領域要素及び描画手段要素が挿入されたコンテンツデータを線分表示追加コンテンツデータともいう。
線分情報通知部157は、線分情報受信部156から受け取った線分情報をコンテンツ表示処理部158に通知する。例えば、実施の形態1においては、線分情報通知部157は、描画手段挿入部155が追加した描画手段要素中の関数drawを読み出して、線分情報受信部156から受け取った線分情報で示されているパラメータを通知するためのプラグインを生成して、当該プラグインをコンテンツ表示処理部158に与える。このプラグインは、線分情報で示される線分を、描画手段要素としてのスクリプト要素に描画させるためのものである。
ここで、コンテンツ表示処理部158は、線分情報通知部157から通知された線分情報で示される線分を、描画手段挿入部155で挿入された描画手段要素に含まれているコマンドを用いて、描画領域挿入部154に挿入された描画領域要素で指定される描画領域に描画する。例えば、コンテンツ表示処理部158は、線分情報通知部157から与えられたプラグインを実行することにより、映像等の動的要素を表示中のコンテンツデータから関数drawを読み出し、そのプラグインに含まれているパラメータを関数drawに通知する。以上のようにして、コンテンツ表示処理部158は、コンテンツに線分情報で示される線分を重畳した画面データを生成する。なお、コンテンツ表示処理部158は、線分情報で示される線分を繰り返しコンテンツに重畳することで、ユーザが入力した軌跡をコンテンツに表示することができる。
表示部159は、コンテンツ表示処理部158から与えられる画面データに基づいて表示を行なう。
通信部160は、ネットワーク190との間で通信を行なう。
図9は、入力装置110における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
入力装置110では、まず、コンテンツ一覧取得部116が、ウェブサーバ170から取得可能なコンテンツの一覧を示す情報であるコンテンツ一覧を取得する(S10)。ここで、コンテンツ一覧は、例えば、ウェブサーバ170に蓄積されたHTMLコンテンツのURLと、そのHTMLコンテンツのサムネイル画像との組である。
なお、タッチパネルの接触位置の取得間隔を短くすれば、より曲線に近い線を取得することができる。
ここでは、それぞれの表示装置150に表示させるコンテンツが予め時刻単位でスケジューリングされており、そのスケジュールに従って、コンテンツ取得先決定部135は、どの表示装置150にどのコンテンツを表示させるかを決定するものとする。なお、そのスケジュールは、例えば、記憶部131に記憶されているものとする。
ここでは、図4に示されているように、識別子AAA及びCCCの表示装置150には“http://myhost/test01.html”というコンテンツ取得先を、識別子BBBの表示装置150には“http://myhost/test02.html”という取得先を指定しているものとする。
まず、選択コンテンツ通知受信部138は、通信部141を介して、入力装置110から選択コンテンツ通知を受ける(S30)と、選択コンテンツ記憶部133に記憶されている選択コンテンツ情報133aに、どの入力装置110がどのURLを選択しているのかを格納する(S31)。
まず、線分情報受信部137は、通信部141を介して、線分情報を受信すると、線分情報送信先特定部139は、選択コンテンツ記憶部133に記憶されている選択コンテンツ情報133a及びコンテンツ取得先記憶部132に記憶されているコンテンツ取得先情報132aを参照して、線分情報の送信先を特定する(S41)。例えば、線分情報送信先特定部139は、選択コンテンツ情報133aの識別子欄133bに、線分情報を送信してきた入力装置110が格納されているレコードを特定して、この特定されたレコードの選択コンテンツ欄133cを参照することで、この入力装置110で選択されているコンテンツのURLを特定する。そして、線分情報送信先特定部139は、コンテンツ取得先記憶部132に記憶されているコンテンツ取得先情報132aにおいて、コンテンツ取得先欄132cに特定されたURLが格納されているレコードを特定し、特定されたレコードの識別子欄132bを参照することで、線分情報の送信先である表示装置150を特定する。例えば、線分情報の送信元である入力装置110が識別子DDDで識別されるものである場合、図5において選択コンテンツのURLが“http://myhost/test01.html”と特定される。そして、図4において、そのURLに対応する識別子AAA及びCCCで識別される表示装置150が、線分情報の送信先として決定される。
図13は、表示装置150における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ取得先受信部152が通信部160を介して、サーバ装置130からコンテンツの取得先を受信する(S50)と、コンテンツ取得先受信部152は、通信部160を介して、受信された取得先からコンテンツデータを取得する(S51)。
ここで、線分情報の通知は、ブラウザのプラグイン機能を用いて描画手段要素として挿入されたスクリプト言語の関数を呼び出すことにより実現することができる。
図1に示されているように、実施の形態2に係る情報表示システム200は、入力装置110と、サーバ装置230と、表示装置250と、ウェブサーバ170とを備える。実施の形態2に係る情報表示システム200は、サーバ装置230及び表示装置250において、実施の形態1に係る情報表示システム100と異なっている。
なお、実施の形態2に係る情報表示システム200は、サーバ装置230が線分情報をいったん蓄積した上で、表示装置250に送信する点で、実施の形態1に係る情報表示システム100と異なる。
サーバ装置230は、記憶部231と、制御部234と、通信部141とを備える。実施の形態2におけるサーバ装置230は、記憶部231及び制御部234において、実施の形態1におけるサーバ装置130と異なっている。
記憶部231は、コンテンツ取得先記憶部132と、選択コンテンツ記憶部133と、線分情報記憶部242とを備える。実施の形態2における記憶部231は、線分情報記憶部242をさらに備える点において、実施の形態1における記憶部131と異なっている。
線分情報記憶部242は、入力装置110から送信されてきた線分情報を蓄積した線分蓄積情報を記憶する。
図15は、線分蓄積情報の一例を示す概略図である。
図15に示されている線分蓄積情報242aは、選択コンテンツURL欄242bと、開始座標欄242cと、終了座標欄242dと、送信欄242eとを備えるテーブル形式の情報である。
選択コンテンツURL欄242bは、入力装置110で選択されたコンテンツの識別情報であるコンテンツ識別情報を格納する。
開始座標欄242cは、入力装置110から送られてきた線分情報に含まれている開始座標の値を格納する。
終了座標欄242dは、入力装置110から送られてきた線分情報に含まれている終了座標の値を格納する。
送信欄242eは、開始座標欄242c及び終了座標欄242dに格納されている値を、選択コンテンツURL欄242bで識別されるコンテンツを表示している表示装置250に送信したか否かを示す情報を格納する。例えば、この欄の情報が「済」である場合には、送信済みであり、「未」である場合には、未送信であることを示す。
ここで、線分蓄積情報242aの開始座標欄242c及び終了座標欄242dは、入力装置110から送信されてきた線分情報に含まれている値を格納する欄である。なお、線分情報に、線の太さ及び色等の他の値が含まれている場合には、線分蓄積情報242aは、そのような値を格納する欄をさらに有していてもよい。
制御部234は、コンテンツ取得先決定部135と、コンテンツ取得先送信部136と、線分情報受信部237と、選択コンテンツ通知受信部138と、線分情報送信先特定部239と、線分情報送信部240と、線分情報再送要求受信部243とを備える。実施の形態2における制御部234は、線分情報受信部237、線分情報送信先特定部239及び線分情報送信部240での処理の点、並びに、線分情報再送要求受信部243をさらに備える点において、実施の形態1における制御部134と異なっている。
線分情報送信先特定部239は、選択コンテンツ記憶部133に記憶されている選択コンテンツ情報133a及びコンテンツ取得先記憶部132に記憶されているコンテンツ取得先情報132aを元に、線分情報記憶部242に記憶されている線分蓄積情報242aに格納されている線分情報をどの表示装置250に送信するかを特定する。また、線分情報送信先特定部239は、線分蓄積情報242aに格納されている線分情報が複数ある場合には、線分情報を結合して、線分情報送信部240に与える。
線分情報送信部240は、予め定められた時間毎に、線分情報記憶部242に記憶されている線分蓄積情報242aを確認して、未送信の線分情報があるか否かを判断する。未送信の線分情報がある場合には、線分情報送信部240は、通信部141を介して、線分情報送信先特定部239が特定した送信先に対して、線分蓄積情報242aに格納されている線分情報を送信する。また、線分情報送信部240は、線分情報再送要求受信部243が、通信部141を介して、線分情報の再送要求を表示装置250から受信した場合にも、線分蓄積情報242aに格納されている線分情報をその表示装置250に送信する。
線分情報再送要求受信部243は、通信部141を介して、表示装置250から線分情報の再送要求を受信すると、そのような要求を受けた旨を線分情報送信部240に通知する。
表示装置250は、制御部251と、表示部159と、通信部160とを備える。
制御部251は、コンテンツ取得先受信部152と、コンテンツ取得部253と、描画領域挿入部154と、描画手段挿入部255と、線分情報受信部156と、線分情報通知部157と、コンテンツ表示処理部258と、線分情報再送要求送信部261とを備える。実施の形態2における制御部251は、コンテンツ取得部253、描画手段挿入部255及びコンテンツ表示処理部258での処理の点、並びに、線分情報再送要求送信部261をさらに備える点において、実施の形態1における制御部151と異なっている。
線分情報再送要求送信部261は、コンテンツ取得部253からの指示に応じて、通信部160を介して、線分情報の再送要求をサーバ装置230に送信する。
図17は、描画手段要素を追加したHTMLのコンテンツデータの一例を示す概略図である。なお、図17の記述の中で先頭の数字は説明のための行番号でありコンテンツデータには含まれない。
図17に示されているように、11行目及び12行目に、複数の線分情報から各々の線分情報を取り出すコマンドが追加されている。
なお、実施の形態2においても、入力装置110における処理の流れは、実施の形態1と同様である。
なお、図10に示されているコンテンツ取得先取得処理及び図11に示されているコンテンツ選択処理については、実施の形態2でも同様である。また、図12に示されている線分情報転送処理の代わりに、実施の形態2では、図18に示されている線分情報蓄積処理が行われる。
まず、線分情報受信部237は、通信部141を介して、線分情報を受信する(S60)と、選択コンテンツ記憶部133に記憶されている選択コンテンツ情報133aを参照して、線分情報を送信してきた入力装置110により選択されたコンテンツのコンテンツ識別情報を特定する(S61)。例えば、線分情報受信部237は、選択コンテンツ情報133aの識別子欄133bに、線分情報を送信してきた入力装置110の識別子が格納されているレコードを特定して、この特定されたレコードの選択コンテンツ欄133cを参照することで、この入力装置110で選択されているコンテンツのURLを特定する。
ステップS75では、ステップS74で抽出された線分情報が複数である場合には、線分情報送信先特定部239は、それらの線分情報を結合する。線分情報を結合する方法としては、例えば、単純に文字列として結合してもよいし、XML(eXtensible Markup Language)の要素として並列に配置してもよい。但し、表示装置250が、受信された結合線分情報を個々の線分情報に分割できる形式である必要がある。
そして、ステップS78では、線分情報送信部240は、インデックスNに「1」を加算する。
線分情報送信部240は、通信部141を介して、与えられた線分情報を、要求を送ってきた表示装置250に送信する(S83)。
ここで、図21において、実施の形態1における図13と同様の処理については、図13と同じ符号が付されている。
このような通知を受けたコンテンツ表示処理部258は、結合された線分情報を個々の線分情報に分割し(S97)、線分情報の重畳を行う(S98)。
Claims (11)
- サーバ装置及び表示装置を備える情報表示システムであって、
前記サーバ装置は、前記表示装置に表示させる線分を示す線分情報を送信する第1の線分情報送信部を備え、
前記表示装置は、
コンテンツを表示するためのコンテンツデータを取得するコンテンツ取得部と、
線分を描画する描画領域を指定する描画領域要素を、前記コンテンツ取得部で取得されたコンテンツデータに挿入する描画領域挿入部と、
線分を描画するコマンドを含む描画手段要素を、前記描画領域挿入部で前記描画領域要素が挿入されたコンテンツデータに挿入することで、線分表示追加コンテンツデータを生成する描画手段挿入部と、
前記サーバ装置から送信された線分情報を受信する第1の線分情報受信部と、
前記描画手段挿入部で生成された線分表示追加コンテンツデータに基づいて、前記第1の線分情報受信部で受信された線分情報で示される線分を、前記描画手段要素に含まれているコマンドを用いて、前記描画領域要素で指定された描画領域に描画して、前記コンテンツに、前記第1の線分情報受信部で受信された線分情報で示される線分を重畳した画面データを生成するコンテンツ表示処理部と、
前記コンテンツ表示処理部で生成された画面データに基づいて表示を行なう表示部と、を備えること
を特徴とする情報表示システム。 - 前記情報表示システムは、入力装置をさらに備え、
前記入力装置は、
手書き入力を受け付ける入力部と、
前記入力部で受け付けられた手書き入力に含まれる線分を特定する線分入力部と、
前記線分入力部で特定された線分を示す線分情報を取得する線分情報取得部と、
前記線分情報取得部で取得された線分情報を前記サーバ装置に送信する第2の線分情報送信部と、を備え、
前記サーバ装置は、前記入力装置から送信された線分情報を受信する第2の線分情報受信部をさらに備え、
前記第1の線分情報送信部は、前記第2の線分情報受信部で受信された線分情報を、前記表示装置に送信すること
を特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記情報表示システムは、前記表示装置を複数備え、
前記入力装置は、
前記入力部を介して、コンテンツの選択を受け付けるコンテンツ選択部と、
前記コンテンツ選択部において選択を受け付けたコンテンツを選択コンテンツとして前記サーバ装置に通知する選択コンテンツ通知部と、を備え、
前記サーバ装置は、前記選択コンテンツの通知を受ける選択コンテンツ通知受信部をさらに備え、
前記第1の線分情報送信部は、前記第2の線分情報受信部で受信された線分情報を、前記選択コンテンツのコンテンツデータを取得している表示装置に送信すること
を特徴とする請求項2に記載の情報表示システム。 - 前記サーバ装置は、前記第2の線分情報受信部で受信された線分情報を記憶する線分情報記憶部をさらに備え、
前記第1の線分情報送信部は、前記線分情報記憶部に記憶されている線分情報を、前記表示装置に送信すること
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情報表示システム。 - 前記表示装置は、前記線分情報の再送要求を送信する線分情報再送要求送信部をさらに備え、
前記サーバ装置は、前記再送要求を受信する線分情報再送要求受信部をさらに備え、
前記第1の線分情報送信部は、前記線分情報再送要求受信部が前記再送要求を受信した場合に、前記線分情報記憶部に記憶されている線分情報を、前記表示装置に送信すること
を特徴とする請求項4に記載の情報表示システム。 - 前記線分情報再送要求送信部は、前記コンテンツ取得部が前記コンテンツデータを新たに取得した際に、前記再送要求を送信すること
を特徴とする請求項5に記載の情報表示システム。 - 前記線分情報再送要求送信部は、前記記憶部に記憶されている線分情報の一部を取得できていない場合に、前記再送要求を送信すること
を特徴とする請求項5又は6に記載の情報表示システム。 - 前記コンテンツデータは、マークアップ言語により記述されたデータであること
を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の情報表示システム。 - 前記描画領域要素は、Canvas要素であり、
前記描画手段要素は、線分を描画するためのコマンドを含むスクリプト要素であること
を特徴とする請求項8に記載の情報表示システム。 - 前記表示装置は、前記第1の線分情報受信部で受信された線分情報で示される線分を前記スクリプト要素に描画させるためのプラグインを生成して、前記コンテンツ表示処理部に与える線分情報通知部をさらに備えること
を特徴とする請求項9に記載の情報表示システム。 - コンテンツを表示するためのコンテンツデータを取得するコンテンツ取得部と、
線分を描画するための描画領域を特定する描画領域要素を、前記コンテンツ取得部で取得されたコンテンツデータに挿入する描画領域挿入部と、
線分を描画するためのコマンドを含む描画手段要素を、前記描画領域挿入部で前記描画領域要素が挿入されたコンテンツデータに挿入することで、線分表示追加コンテンツデータを生成する描画手段挿入部と、
線分を示す線分情報を受信する線分情報受信部と、
前記描画手段挿入部で生成された線分表示追加コンテンツデータに基づいて、前記線分情報受信部で受信された線分情報で示される線分を、前記描画手段要素に含まれているコマンドを用いて、前記描画領域要素で指定された描画領域に描画して、前記コンテンツに、前記線分情報受信部で受信された線分情報で示される線分を重畳した画面データを生成するコンテンツ表示処理部と、
前記コンテンツ表示処理部で生成された画面データに基づいて表示を行なう表示部と、を備えること
を特徴とする情報表示装置。
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