JP2015095889A - 光送信器及び動作点ドリフトの補償方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で、光信号の低周波ノイズを除去でき、安定したバイアス制御ができる光送信器及び動作点ドリフトの補償方法を提供する。
【解決手段】光送信器10は、光源201からの光を2つに分岐した各光を2つのデータ信号でそれぞれ変調する光変調器101A、101Bからの変調光を合波した光信号を出力する。X偏波用ディザ重畳部404AとY偏波用ディザ重畳部404Bは光変調器101A、101Bのバイアス電圧に交互に期間を異にしてディザ信号を重畳する。X偏波用モニタ103A及びY偏波用モニタ103Bは、光変調器101A、101Bからの変調光の強度をそれぞれ検出し、変調光の強度を示す検出信号を出力する。X偏波用ディザ減算器402A、Y偏波用ディザ減算器402Bは、2つの検出信号の差分をとる。バイアス制御部400は、取得した差分に基づいて光変調器101A、101Bの動作点の電圧にバイアス電圧を更新する。
【選択図】図1
【解決手段】光送信器10は、光源201からの光を2つに分岐した各光を2つのデータ信号でそれぞれ変調する光変調器101A、101Bからの変調光を合波した光信号を出力する。X偏波用ディザ重畳部404AとY偏波用ディザ重畳部404Bは光変調器101A、101Bのバイアス電圧に交互に期間を異にしてディザ信号を重畳する。X偏波用モニタ103A及びY偏波用モニタ103Bは、光変調器101A、101Bからの変調光の強度をそれぞれ検出し、変調光の強度を示す検出信号を出力する。X偏波用ディザ減算器402A、Y偏波用ディザ減算器402Bは、2つの検出信号の差分をとる。バイアス制御部400は、取得した差分に基づいて光変調器101A、101Bの動作点の電圧にバイアス電圧を更新する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光送信器及び動作点ドリフトの補償方法に関する。
マッハツェンダー(MZ)型などの光変調器は、電極に印加する電圧を変化することにより、光導波路の屈折率を変化させて光信号の位相が変化し、変調した光信号を出力する。詳しくは、光変調器の電極には、光変調器のバイアス電圧にデータ信号を重畳した電圧信号を印加する。MZ型光変調器を用いて光変調する場合には、光変調器に対するバイアス電圧の制御が重要である。光変調器の変調光強度が最小となる点(Null点)の電圧を規定電圧V0と呼び、変調光強度が最大となる点(Peak点)の電圧を規定電圧V1と呼ぶ。バイアス電圧が規定電圧V0に一致していれば、光変調器の動作点は最適である。
バイアス電圧は一度最適な動作点へ制御されたとしても、温度変化や経年変化の影響を受けて最適な動作点からシフトする。これは動作点ドリフトと呼ばれる。バイアス電圧が最適な動作点からシフトすると、光信号の送受信が不安定又は不可能になる。
そこで、光変調器のバイアス電圧を動作点に自動追尾を実行するバイアス制御方式が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1に開示されているバイアス制御方式は、光変調器のバイアス電圧に微小な既知の低周波のディザ信号を重畳し、光変調器からの変調光をPD(Photo Diode)にてモニタして、変調光のレベル変化が「0」となるようにバイアス電圧を更新するものである。つまり、バイアス電圧を、光変調器の動作点(Null点)の規定電圧V0に一致させる。
しかしながら、特許文献1のバイアス制御方式では、ディザ信号に近い周波数のノイズ(以下、「低周波ノイズ」と呼ぶ)が光信号に乗っている場合、モニタしたレベル変化に低周波ノイズが重畳され、バイアス制御が不安定になるという問題がある。
特許文献2に開示されているバイアス制御方式は、光信号に低周波ノイズが乗っている場合に、ディザ信号の周波数を切り替えることで、低周波ノイズに対してディザ信号を識別し易くしてバイアス制御を行う。
しかしながら、特許文献2のバイアス制御方式では、異なる周波数のディザ信号を生成するための複数のディザ発振器と、複数の周波数のレベル変化をモニタするディザ検出回路と、低周波ノイズの発生の有無を判定する判定部とが必要になり、構成が複雑になるという問題がある。また、低周波ノイズが切り替え後のディザ信号の周波数に近い場合には、低周波ノイズを除去できず、ディザ信号を識別できないことがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で、光信号から低周波ノイズを除去でき、安定したバイアス制御ができる光送信器及び補償方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光送信器は、光源からの光を2つに分岐した各光を、2つの光変調器のバイアス電圧にそれぞれ重畳した2つのデータ信号でそれぞれ変調した2つの変調光を合波した光信号を出力する光送信器であって、重畳部と、2つの光強度検出部と、減算部と、バイアス制御部とを備える。重畳部は、2つの光変調器のバイアス電圧の一方にディザ信号を重畳する。2つの光強度検出部は、2つの光変調器からの変調光の強度をそれぞれ検出し、変調光の強度を示す検出信号を出力する。減算部は、2つの光強度検出部から出力された2つの検出信号の差分を取得する。バイアス制御部は、減算部にて取得した差分に基づいて、光変調器の動作点の電圧をバイアス電圧とするように制御する。
本発明によれば、重畳部は、2つの光変調器のバイアス電圧の一方にディザ信号を重畳する。減算部は、ディザ成分を含む検出信号と、ディザ成分を含まない検出信号との差分をとる。この差分は、すなわちディザ信号そのものである。このため、光信号に低周波ノイズが乗っている場合であっても、低周波ノイズ及びディザ成分を含む検出信号と、低周波ノイズを含むがディザ成分を含まない検出信号との差分をとることで、低周波ノイズを除去したディザ信号を取得できる。バイアス制御部は、減算部にて取得した差分、つまり低周波ノイズを除去したディザ信号に基づいて、光変調器のバイアス電圧を最適な動作点に更新することができる。よって、安定したバイアス制御を行うことができる。また、減算部を設けるだけでよいため、簡易な構成とすることができる。したがって、簡易な構成で、光信号の低周波ノイズを除去でき、安定したバイアス制御ができる光送信器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る光送信器及び動作点ドリフトの補償方法について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る光送信器10は、図1に示すように、光源201からの連続光(キャリア)を、データ信号生成部202からのデータ信号で変調する光変調を行う偏波多重用MZ型光変調器100を備える。
本発明の実施の形態1に係る光送信器10は、図1に示すように、光源201からの連続光(キャリア)を、データ信号生成部202からのデータ信号で変調する光変調を行う偏波多重用MZ型光変調器100を備える。
偏波多重用MZ型光変調器100は、光源201からの連続光を2つに分岐する光分岐部102と、分岐された各光が入力されるX偏波用MZ型光変調器101A及びY偏波用MZ型光変調器101Bとを備える。
データ信号生成部202は、任意のデータ系列を示すデータ信号(電気信号)を生成するものである。データ信号生成部202は、生成したデータ信号のうち、X偏波用データ信号をX偏波用MZ型光変調器101Aに出力し、Y偏波用データ信号をY偏波用MZ型光変調器101Bに出力する。
X偏波用MZ型光変調器101Aは、光分岐部102にて分岐された一方の連続光(キャリア)を、後述するX偏波用DAC204AからのX偏波用バイアス電圧に重畳したデータ信号生成部202からのX偏波用データ信号で変調し、光信号として出力する。この直流電圧には、後述するX偏波用ディザ重畳部404Aにより、微少で既知の低周波のディザ信号が重畳される。
X偏波用MZ型光変調器101Aの変調曲線上の光強度最小点(NULL点)を動作点とし、この動作点を中心として、光強度最大となるピーク点とピーク点を結ぶ振幅のデータ信号生成部202からのX偏波用データ信号をX偏波用MZ型光変調器101Aの電極に印加して、光変調を行っている。
Y偏波用MZ型光変調器101Bは、光分岐部102にて分岐された他方の連続光(キャリア)を、後述するY偏波用DAC204BからのY偏波用バイアス電圧に重畳したデータ信号生成部202からのY偏波用データ信号で変調し、光信号として出力する。この直流電圧には、後述するY偏波用ディザ重畳部404Bにより、微少で既知の低周波のディザ信号が重畳される。
Y偏波用MZ型光変調器101Bの変調曲線上の光強度最小点(NULL点)を動作点とし、この動作点を中心として、光強度最大となるピーク点とピーク点を結ぶ振幅のデータ信号生成部202からのY偏波用データ信号をY偏波用MZ型光変調器101Bの電極に印加して、光変調を行っている。
偏波回転部104は、X偏波用MZ型光変調器101Aからの光信号が入力され、入力された光信号の光の偏波面を90°回転させてX偏波光として出力する。
光合波部105は、X偏波用MZ型光変調器101Aにて変調されて偏波回転部104にて光の偏波面が90°回転された光信号(X偏波光)と、Y偏波用MZ型光変調器101Bにて変調された光信号(Y偏波光)とを合波し、この合波した偏波多重光信号を出力する。
偏波多重用MZ型光変調器100は、光強度検出部として機能するX偏波用モニタ103A及びY偏波用モニタ103Bを備える。
X偏波用モニタ103Aは、X偏波用MZ型光変調器101Aから出力された変調光の一部が漏れ出た放射光の強度を検出し、その強度を示す検出電流(検出信号)を出力するPD(Photo Detector)である。Y偏波用モニタ103Bは、Y偏波用MZ型光変調器101Bから出力された変調光の一部が漏れ出た放射光の強度を検出し、その強度を示す検出電流(検出信号)を出力するPD(Photo Detector)である。
光送信器10は、ディザ信号を検出するディザ信号検出部300と、検出されたディザ信号に基づいて偏波多重用MZ型光変調器100をバイアス制御するバイアス制御部400とを備える。
ディザ信号検出部300は、X偏波用モニタ103A及びY偏波用モニタ103Bから出力された2つの電流信号を電圧信号にそれぞれ変換するX偏波用電流電圧変換部301A及びY偏波用電流電圧変換部301Bと、それらの電圧信号を信号処理するX偏波用信号処理部302A及びY偏波用信号処理部302Bとを備える。
X偏波用電流電圧変換部301Aは、X偏波用モニタ103Aからの電流信号を電圧信号に変換する。
X偏波用信号処理部302Aは、X偏波用電流電圧変換部301Aからの電圧信号から、ディザ信号の周波数以外の特定周波数成分を除去し、増幅処理等を実行し、X偏波用MZ型光変調器101Aのバイアス電圧に印加されたディザ成分を検出し、X偏波のディザ電圧として出力する。特定周波数成分の除去には、直流成分の除去、ローパスフィルタなどを用いた高周波成分の除去が含まれる。増幅処理には、X偏波用ディザ減算器402Aに適正なレベルで入力される倍率で増幅することが含まれる。
Y偏波用電流電圧変換部301Bは、Y偏波用モニタ103Bからの電流信号を電圧信号に変換する。
Y偏波用信号処理部302Bは、Y偏波用電流電圧変換部301Bからの電圧信号から、ディザ信号の周波数以外の特定周波数成分を除去し、増幅処理等を実行し、Y偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧に印加されたディザ成分を検出し、Y偏波のディザ電圧として出力する。特定周波数成分の除去には、直流成分の除去、ローパスフィルタなどを用いた高周波成分の除去が含まれる。増幅処理には、Y偏波用ディザ減算器402Bに適正なレベルで入力される倍率で増幅することが含まれる。
X偏波用ADC(Analog-to-Digital Converter)203Aは、ディザ信号検出部300から出力されたX偏波のディザ電圧をアナログ値からデジタル値に変換し、X偏波用ディザ信号としてバイアス制御部400に出力する。
Y偏波用ADC(Analog-to-Digital Converter)203Bは、ディザ信号検出部300から出力されたY偏波のディザ電圧をアナログ値からデジタル値に変換し、Y偏波用ディザ信号としてバイアス制御部400に出力する。
バイアス制御部400は、入力された信号に基づいて演算処理ができればよく、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのマイクロコンピュータにより構成されている。
バイアス制御部400は、X偏波用ディザ信号とY偏波用ディザ信号との差分をとる、減算器として機能するX偏波用ディザ減算器402A及びY偏波用ディザ減算器402Bと、その差分に基づいてX偏波用MZ型光変調器101A及びY偏波用MZ型光変調器101Bの動作点を算出するX偏波用動作点算出部401A及びY偏波用動作点算出部401Bとを備える。
また、バイアス制御部400は、X偏波用MZ型光変調器101Aのバイアス電圧にX偏波用ディザ信号を重畳する図2に示す第1期間T1と、Y偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧にY偏波用ディザ信号を重畳する図2に示す第2期間T2とを、交互に繰り返し設定する期間設定部403を備える。
期間設定部403は、バイアス制御部400を構成するマイクロコンピュータのタイマ機能により構成されている。このタイマ機能は、第1期間T1を計時する第1タイマと、第2期間T2を計時する第2タイマとの機能を有し、第1タイマの計時が終了すると2タイマの計時が開始し、第2タイマの計時が終了すると第1タイマの計時が開始することを交互に繰り返すものである。
X偏波用ディザ減算器402Aは、X偏波用ディザ信号からY偏波用ディザ信号を減算する。図2に示すように、第1期間T1では、X偏波用ディザ信号を抽出するために、バイアス電圧に低周波のX偏波用ディザ信号を重畳したX偏波用バイアス信号から、バイアス電圧に低周波のY偏波用ディザ信号を重畳しないY偏波用バイアス信号を減算する。そして、X偏波用ディザ減算器402Aは、この減算結果の信号をX偏波用動作点算出部401Aに出力する。
X偏波用動作点算出部401Aは、入力された信号に基づいてX偏波用MZ型光変調器101Aの動作点を算出する。つまり、バイアス電圧を、X偏波用MZ型光変調器101Aの変調光強度が最小となる点(Null点)の規定電圧V0に更新する。
X偏波用動作点算出部401Aは、第1期間T1において規定電圧V0に更新後のバイアス電圧に、低周波で矩形波のX偏波用ディザ信号を重畳する重畳部として機能するX偏波用ディザ重畳部404Aを備える。
X偏波用ディザ重畳部404Aは、第1期間T1ではバイアス電圧にX偏波用ディザ信号を重畳したX偏波用バイアス信号を出力し、第2期間T2ではバイアス電圧にX偏波用ディザ信号を重畳しないX偏波用バイアス信号を出力する。
Y偏波用ディザ減算器402Bは、Y偏波用ディザ信号からX偏波用ディザ信号を減算する。図2に示すように、第2期間T2では、Y偏波用ディザ信号を抽出するために、バイアス電圧に低周波のY偏波用ディザ信号を重畳したY偏波用バイアス信号から、バイアス電圧に低周波のX偏波用ディザ信号を重畳しないX偏波用バイアス信号を減算する。そして、Y偏波用ディザ減算器402Bは、この減算結果の信号をY偏波用動作点算出部401Bに出力する。
Y偏波用動作点算出部401Bは、入力された信号に基づいてY偏波用MZ型光変調器101Bの動作点を算出する。つまり、バイアス電圧を、Y偏波用MZ型光変調器101Bの変調光強度が最小となる点(Null点)の規定電圧V0に更新する。
Y偏波用動作点算出部401Bは、第2期間T2において規定電圧V0に更新後のバイアス電圧に、低周波で矩形波のY偏波用ディザ信号を重畳する重畳部として機能するY偏波用ディザ重畳部404Bを備える。
Y偏波用ディザ重畳部404Bは、第2期間T2ではバイアス電圧に低周波のY偏波用ディザ信号を重畳したY偏波用バイアス信号を出力し、第1期間T1ではバイアス電圧に低周波のY偏波用ディザ信号を重畳しないY偏波用バイアス信号を出力する。
要するに、バイアス制御部400は、X偏波用ディザ信号とY偏波用ディザ信号とを、同一期間においてパラレルにバイアス電圧に重畳させないようにしている。つまり、X偏波用ディザ信号をX偏波用MZ型光変調器101Aのバイアス電圧に重畳する第1期間T1では、Y偏波用ディザ信号をY偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧に重畳しない。また、Y偏波用ディザ信号をY偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧に重畳する第2期間T2では、X偏波用ディザ信号をX偏波用MZ型光変調器101Aのバイアス電圧に重畳しない。
X偏波用DAC(Digital-to-Analog Converter)204Aは、バイアス制御部400から出力されたX偏波用バイアス電圧をデジタル値からアナログ値に変換してX偏波用MZ型光変調器101Aに出力する。X偏波用MZ型光変調器101Aは、光分岐部102にて分岐された一方の連続光(キャリア)を、X偏波用DAC204AからのX偏波用バイアス電圧に重畳したデータ信号生成部202からのX偏波用データ信号で変調し、光信号として出力する。
Y偏波用DAC(Digital-to-Analog Converter)204Bは、バイアス制御部400から出力されたY偏波用バイアス電圧をデジタル値からアナログ値に変換してY偏波用MZ型光変調器101Bに出力する。Y偏波用MZ型光変調器101Bは、光分岐部102にて分岐された他方の連続光(キャリア)を、Y偏波用DAC204BからのY偏波用バイアス電圧に重畳したデータ信号生成部202からのY偏波用データ信号で変調し、光信号として出力する。
上述したように、光送信器10は、光源201からの連続光(キャリア)を2つに分岐した各光を、X偏波用MZ型光変調器101A及びY偏波用MZ型光変調器101Bにて、バイアス電圧に重畳したデータ信号生成部202からのデータ信号(送信情報信号)で変調し、X偏波用MZ型光変調器101Aからの光信号(X偏波光)とY偏波用MZ型光変調器101Bからの光信号(Y偏波光)とが光合波部105にて合波された偏波多重光信号を出力する。
光送信器10は、光源201からの連続光(キャリア)への低周波ノイズの有無に関わらず、同一動作で、偏波多重用MZ型光変調器100のバイアス電圧を動作点に自動追尾することが可能である。以下に、低周波ノイズが乗っていない場合と低周波ノイズが乗っている場合とに分けて説明する。
ここで、光源201の出力に低周波ノイズが乗っていない場合の動作点ドリフトを補償する補償方法について説明する。
ここで説明を容易にするために図1の一部を抜き出した図3(a)を用いて説明する。図3(a)に示す光源201の出力に、図3(b)に示すように低周波ノイズが乗っていない場合には、X偏波用モニタ103Aは、第1期間T1において図3(a)に示す矩形波SAのX偏波用ディザ電圧を示す波形Saを含む変調光の強度を検出し、第2期間T2において矩形波SAのX偏波用ディザ電圧を示す波形Saを有さない変調光の強度を検出する。
また、Y偏波用モニタ103Bは、第2期間T2において図3(a)に示す矩形波SBのY偏波用ディザ電圧を示す波形Sbを含む変調光の強度を検出し、第1期間T1において矩形波SBのY偏波用ディザ電圧を示す波形Sbを有さない変調光の強度を検出する。
図2に示すように、第1期間T1では、X偏波用ディザ減算器402Aの差分、つまりX偏波用のディザを重畳したバイアス電圧と、Y偏波用のディザを重畳しないバイアス電圧との差分は、X偏波用ディザ信号となる。X偏波用動作点算出部401Aは、X偏波用ディザ信号に応じて目標値(誤差が0となるバイアス電圧)からの誤差を算出する。つまり、図3(c)に示すようにノイズ成分の影響を取り除いた誤差算出結果の誤差が「0」となる規定電圧V0にバイアス電圧を更新する。つまり、バイアス電圧を、X偏波用MZ型光変調器101Aの動作点(Null点)の規定電圧V0に一致させることができる。
図2に示すように、第2期間T2では、Y偏波用ディザ減算器402Bの差分、つまりY偏波用のディザを重畳したバイアス電圧と、X偏波用のディザを重畳しないバイアス電圧との差分も、Y偏波用ディザ信号となる。Y偏波用動作点算出部401Bは、Y偏波用ディザ信号に応じて目標値(誤差が0となるバイアス電圧)からの誤差を算出する。つまり、図3(c)に示すようにノイズ成分の影響を取り除いた誤差算出結果の誤差が「0」となる規定電圧V0にバイアス電圧を更新する。つまり、バイアス電圧を、Y偏波用MZ型光変調器101Bの動作点(Null点)の規定電圧V0に一致させることができる。
次に、光源201の出力に、ディザ信号に近い周波数の低周波ノイズが乗っている場合の動作点ドリフトの補償方法について説明する。
ここでも説明を容易にするために図1の一部を抜き出した図4(a)を用いて説明する。図4(a)に示す光源201の出力に、図4(b)に示す低周波ノイズLNSが乗っている場合には、X偏波用MZ型光変調器101Aの変調光とY偏波用MZ型光変調器101Bの変調光との両方に同一の低周波ノイズLNSが含まれる。低周波ノイズは、光源201自体又は光源201の周辺回路の影響により光源201の出力に乗ることがある。従来の特許文献1のバイアス制御方式では、図4(c)に示す低周波ノイズLNSの影響を受けた誤差算出結果に基づいて、誤差を「0」にするため、バイアス制御が不安定である。
これに対して、本実施の形態1の光送信器10は、X偏波用モニタ103A及びY偏波用モニタ103Bから出力された、図4(a)に示す低周波ノイズLNSを含む両電流信号の差分を、X偏波用ディザ減算器402AとY偏波用ディザ減算器402Bにて取得する。
図2に示すように、第1期間T1では、X偏波用ディザ減算器402Aの差分、つまり低周波ノイズLNSが乗り且つX偏波用のディザを重畳したバイアス電圧と、低周波ノイズLNSが乗り且つY偏波用のディザを重畳しないバイアス電圧との差分をとる。この差分は、X偏波用ディザ信号となる。X偏波用動作点算出部401Aは、X偏波用ディザ信号に応じて目標値(誤差が0となるバイアス電圧)からの誤差を算出する。つまり、図3(c)に示すようにノイズ成分の影響を取り除いた誤差算出結果の誤差が「0」となるバイアス電圧に更新する。すなわち、バイアス電圧を、X偏波用MZ型光変調器101Aの動作点(Null点)の規定電圧V0に一致させることができる。
図2に示すように、第2期間T2では、Y偏波用ディザ減算器402Bの差分、つまり低周波ノイズLNSが乗り且つY偏波用のディザを重畳したバイアス電圧と、低周波ノイズLNSが乗り且つX偏波用のディザを重畳しないバイアス電圧との差分をとる。この差分は、Y偏波用ディザ信号となる。Y偏波用動作点算出部401Bは、Y偏波用ディザ信号に応じて目標値(誤差が0となるバイアス電圧)からの誤差を算出する。つまり、図3(c)に示すようにノイズ成分の影響を取り除いた誤差算出結果の誤差が「0」となるバイアス電圧に更新する。すなわち、バイアス電圧を、Y偏波用MZ型光変調器101Bの動作点(Null点)の規定電圧V0に一致させることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る光送信器10によれば、X偏波用ディザ重畳部404AとY偏波用ディザ重畳部404Bは、X偏波用MZ型光変調器101AとY偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧の一方にディザ信号を交互に重畳する。ディザ信号を重畳したバイアス電圧が印加されたX偏波用MZ型光変調器101A又はY偏波用MZ型光変調器101Bからの変調光の強度を検出した検出信号には、ディザ成分が含まれる。X偏波用ディザ減算器402A、Y偏波用ディザ減算器402Bは、ディザ成分を含む検出信号と、ディザ成分を含まない検出信号との差分をとる。この差分は、すなわちディザ信号そのものである。
このため、光信号に低周波ノイズが乗っている場合であっても、低周波ノイズ及びディザ成分を含む検出信号と、低周波ノイズを含むがディザ成分を含まない検出信号との差分をとることで、低周波ノイズを除去したディザ信号を取得できる。バイアス制御部400は、X偏波用ディザ減算器402A、Y偏波用ディザ減算器402Bにて取得した差分、つまり低周波ノイズを除去したディザ信号に基づいて、X偏波用MZ型光変調器101A及びY偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧を最適な動作点に更新することができる。このため、安定したバイアス制御を行うことができる。
また、X偏波用ディザ減算器402A、Y偏波用ディザ減算器402Bを設けるだけでよいため、簡易な構成とすることができる。言い換えれば、従来例の複数のディザ発振器とディザ検出回路と判定部とを不要にでき、構成が複雑になることを解消できる。したがって、簡易な構成で、光信号の低周波ノイズを除去でき、安定したバイアス制御ができる光送信器を提供することができる。
また、X偏波用ディザ重畳部404AとY偏波用ディザ重畳部404Bは、X偏波用MZ型光変調器101AとY偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧に交互に期間を異にしてディザ信号を重畳する。このため、X偏波用MZ型光変調器101AとY偏波用MZ型光変調器101Bのバイアス電圧を交互に最適な動作点に更新することができる。
また、X偏波用信号処理部302A及びY偏波用信号処理部302Bは、X偏波用電流電圧変換部301A及びY偏波用電流電圧変換部301Bからの電圧信号から、特定周波数成分を除去する。このため、X偏波用ディザ減算器402A、Y偏波用ディザ減算器402Bにて取得する差分、つまりディザ信号を高精度に取得できる。
(実施の形態2)
続いて、本発明の実施の形態2に係る光送信器10について説明する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付す。
続いて、本発明の実施の形態2に係る光送信器10について説明する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付す。
前述の実施の形態1では、X偏波用ディザ減算器402A及びY偏波用ディザ減算器402Bは、X偏波用ディザ信号とY偏波用ディザ信号とをデジタル値で差分を取得する。これに対して、実施の形態2に係る光送信器10は、図5に示すように、X偏波用ディザ減算器303A及びY偏波用ディザ減算器303Bをディザ信号検出部300に備え、アナログ信号であるX偏波用ディザ信号とY偏波用ディザ信号との差分をとる。
X偏波用ディザ減算器303Aは、第1期間T1では、バイアス電圧に低周波のX偏波用ディザ信号を重畳したX偏波用バイアス信号から、バイアス電圧に低周波のY偏波用ディザ信号を重畳しないY偏波用バイアス信号を減算する。そして、X偏波用ディザ減算器402Aは、この減算結果の信号をX偏波用動作点算出部401Aに出力する。
Y偏波用ディザ減算器303Bは、第2期間T2では、バイアス電圧に低周波のY偏波用ディザ信号を重畳したY偏波用バイアス信号から、バイアス電圧に低周波のX偏波用ディザ信号を重畳しないX偏波用バイアス信号を減算する。そして、Y偏波用ディザ減算器402Bは、この減算結果の信号をY偏波用動作点算出部401Bに出力する。
X偏波用ディザ減算器303A、Y偏波用ディザ減算器303Bは、入力されたアナログ電圧の差分を出力できればよく、例えばオペアンプを用いた差動回路で構成されている。
X偏波用ADC203Aは、X偏波用ディザ減算器303Aにて減算処理されたX偏波のディザ電圧をアナログ値からデジタル値に変換し、X偏波用ディザ信号としてバイアス制御部400のX偏波用動作点算出部401Aに出力する。
以上説明したように、本発明の実施の形態2に係る光送信器によれば、X偏波用ディザ減算器303A及びY偏波用ディザ減算器303Bにおいて、アナログ信号であるX偏波用ディザ信号とY偏波用ディザ信号との差分をとることができ、前述の実施の形態1と同様の効果を有する。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
なお、前述した各実施の形態の光送信器10は、図1に示すようにX偏波用ディザ減算器402A及びY偏波用ディザ減算器402Bの二つを備えているが、これに限定されない。光送信器10は、例えば、図6に示すように単一のディザ減算器402とスイッチ405とを備える構成としてもよい。スイッチ405は、例えばソフトウエアスイッチである。
ディザ減算器402は、X偏波用ADC203AからのX偏波用ディザ信号と、Y偏波用ADC203BからのY偏波用ディザ信号とを減算する。スイッチ405は、期間設定部403が設定する第1期間T1においてX偏波用動作点算出部401Aに接続され、減算結果を示す信号をX偏波用動作点算出部401Aに出力する。また、スイッチ405は、期間設定部403が設定する第2期間T2においてY偏波用動作点算出部401Bに接続され、減算結果を示す信号をX偏波用動作点算出部401Aに出力する。
また、図6に示すスイッチ405を設けず、ディザ減算器402による減算結果を示す信号を直接にX偏波用動作点算出部401AとY偏波用動作点算出部401Bとに供給するようにしてもよい。X偏波用動作点算出部401Aは、第1期間T1においてX偏波用MZ型光変調器101Aの動作点を算出する。また、Y偏波用動作点算出部401Bは、第2期間T2においてY偏波用MZ型光変調器101Bの動作点を算出する。
なお、前述した各実施の形態では、マッハツェンダー型などの光変調器としているが、これに限定されない。マッハツェンダー型以外のLN(Litium-Niobate)変調器としてもよい。
なお、前述した各実施の形態では、X偏波用モニタ103A、Y偏波用モニタ103BとしてPDを用いているが、PD以外にフォトダイオードなどの光検出器としてもよい。
なお、前述した各実施の形態では、光変調器(X偏波用MZ型光変調器101A、Y偏波用MZ型光変調器101B)の変調曲線上の光強度最小点(NULL点)を動作点とし、光変調器の動作点をバイアス電圧とするように更新しているが、これに限定されない。光変調器の変調曲線の最大値と最小値との中間点を動作点とし、この動作点をバイアス電圧とするように更新してもよい。
例えば、QPSK変調器において、I/Q変調器に関しては、変調曲線の最小値が最適な動作点となり、I/Q間の位相(Phase)調整部であれば変調曲線の最大値と最小値の中間が最適な動作点となる。
10 光送信器、 100 偏波多重用MZ型光変調器、 101A X偏波用MZ型光変調器(光変調器)、 101B Y偏波用MZ型光変調器(光変調器)、 102 光分岐部、 103A X偏波用モニタ(光強度検出部)、 103B Y偏波用モニタ(光強度検出部)、 104 偏波回転部、 105 光合波部、 201 光源、 202 データ信号生成部、 203A X偏波用ADC、 203B Y偏波用ADC、 204A X偏波用DAC、 204B Y偏波用DAC、 300 ディザ信号検出部、 301A X偏波用電流電圧変換部、 301B Y偏波用電流電圧変換部、 302A X偏波用信号処理部(信号処理部)、 302B Y偏波用信号処理部(信号処理部)、 303A X偏波用ディザ減算器、 303B Y偏波用ディザ減算器、 400 バイアス制御部、 401A X偏波用動作点算出部、 401B Y偏波用動作点算出部、 402 ディザ減算器、 402A X偏波用ディザ減算器(減算部)、 402B Y偏波用ディザ減算器(減算部)、 403 期間設定部、 404A X偏波用ディザ重畳部(重畳部)、 404B Y偏波用ディザ重畳部(重畳部)、 405 スイッチ
Claims (4)
- 光源からの光を2つに分岐した各光を、2つの光変調器のバイアス電圧にそれぞれ重畳した2つのデータ信号でそれぞれ変調した2つの変調光を合波した光信号を出力する光送信器であって、
前記2つの光変調器のバイアス電圧の一方にディザ信号を重畳する重畳部と、
前記2つの光変調器からの変調光の強度をそれぞれ検出し、変調光の強度を示す検出信号を出力する2つの光強度検出部と、
前記2つの光強度検出部から出力された2つの検出信号の差分を取得する減算部と、
前記減算部にて取得した差分に基づいて、前記光変調器の動作点の電圧をバイアス電圧とするように制御するバイアス制御部と、
を備えることを特徴とする光送信器。 - 前記重畳部は、前記2つの光変調器のバイアス電圧に交互に期間を異にしてディザ信号を重畳し、
前記バイアス制御部は、前記2つの光変調器のうちの一方の光変調器のバイアス電圧にディザ信号を重畳した場合には、前記減算部にて取得した差分に基づいて、前記一方の光変調器の動作点の電圧をバイアス電圧とするように制御し、その他方の光変調器のバイアス電圧にディザ信号を重畳した場合には、前記減算部にて取得した差分に基づいて、前記他方の光変調器の動作点の電圧をバイアス電圧とするように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光送信器。 - 前記2つの光強度検出部から出力された2つの検出信号から、ディザ信号の周波数以外の特定周波数成分を除去して前記減算部に出力する信号処理部を備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信器。 - 偏波多重用光変調器の動作点ドリフトを補償する、動作点ドリフトの補償方法であって、
前記偏波多重用光変調器を構成する2つの光変調器のバイアス電圧の一方にディザ信号を重畳する重畳ステップと、
前記2つの光変調器の変調光の強度をそれぞれ検出する光強度検出ステップと、
前記光強度検出ステップにて検出された2つの変調光の強度の差分を取得する減算ステップと、
前記減算ステップにて取得した差分に基づいて前記光変調器の動作点の電圧をバイアス電圧とするように制御する制御ステップと、
を備えることを特徴とする、動作点ドリフトの補償方法。
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JP2013236256A JP2015095889A (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 光送信器及び動作点ドリフトの補償方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016219954A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | 日本電信電話株式会社 | 光送信器 |
US11073706B2 (en) | 2016-07-15 | 2021-07-27 | Nec Corporation | Transmitter and bias adjustment method |
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2013
- 2013-11-14 JP JP2013236256A patent/JP2015095889A/ja active Pending
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