JP2015095328A - 点灯装置、及びそれに用いる光源ユニット、並びに照明器具 - Google Patents

点灯装置、及びそれに用いる光源ユニット、並びに照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】着脱自在に接続された各々の負荷回路に合わせて出力を調整可能な点灯装置、光源ユニット、及び照明器具を提供する。
【解決手段】点灯回路2は、第1コネクタ3を介して光源ユニット50が備える複数の負荷回路の各々が出力端子間に接続される第1調光回路21及び第2調光回路22を備える。順電圧測定部28は、第1調光回路21及び第2調光回路22のそれぞれに接続される負荷回路の情報として順方向電圧の合計値を測定する。制御部24は、順電圧測定部28が測定した順方向電圧の合計値に基づいて、対応する調光回路(第1調光回路21、第2調光回路22)の出力を制御する。第1コネクタ3は、複数の負荷回路の正極側に共通接続される第1端子4と、第1コネクタ3を接続方向から見た場合に第1端子4を中心とする円周上に等間隔に配置され、複数の負荷回路の負極側にそれぞれ電気的に接続される複数の第2端子5a,5bを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、点灯装置、及びそれに用いる光源ユニット、並びに照明器具に関し、より詳細には、複数の光源ユニットが着脱自在に接続される点灯装置、及びそれに用いる光源ユニット、並びに照明器具に関する。
従来、複数のLEDモジュールが着脱自在に接続されるソケットと、ソケットに接続されたLEDモジュールに対して電力を供給する電源部とを備えた照明装置があった(例えば特許文献1参照)。特許文献1の照明装置では、各々のLEDモジュールが、ソケットに接続されているか否かを検出する接続状態検出部を備えている。接続状態検出部は、ソケットに接続されているか否かを検出した結果を、自己の状態情報として電源部に出力する。電源部には、ソケットに接続されたLEDモジュールの接続状態検出部から接続情報が入力されており、LEDモジュールの装着個数に応じて出力を調整するように構成されていた。
特開2012−119336号公報
特許文献1の照明装置は、ソケットに装着されたLEDモジュールの個数に応じて、電源部の供給電力を調整するだけで、接続されたLEDモジュールの仕様に合わせて、個々のLEDモジュールに供給する電力を調整することはできなかった。
本発明は上記課題に鑑みて為され、着脱自在に接続された各々の負荷回路に合わせて出力を調整可能な点灯装置、及びそれに用いる光源ユニット、並びに照明器具を提供することを目的とする。
本発明の点灯装置は、光源ユニットの電線が着脱自在に接続されるコネクタと、複数の調光回路と、負荷情報取得部と、制御部とを備える。前記光源ユニットは、固体発光素子を有する負荷回路を複数備え、複数の前記負荷回路は、正極側及び負極側のうちの一方が第1入力端子に共通接続され、正極側及び負極側のうちの他方が個別の第2入力端子に接続されるように構成される。複数の前記調光回路は、前記コネクタを介して、前記光源ユニットが備える複数の前記負荷回路の各々が出力端子間に接続される。前記負荷情報取得部は、複数の前記調光回路のそれぞれに前記コネクタを介して接続される前記負荷回路の情報を取得する。前記制御部は、前記負荷情報取得部が取得した前記負荷回路の情報に基づいて、対応する前記調光回路の出力を制御する。前記コネクタは第1端子と第2端子を備える。前記第1端子は、前記光源ユニットの前記第1入力端子に電気的に接続される。前記第2端子は、前記コネクタを接続方向から見た場合に前記第1端子を中心とする円周上に等間隔に配置されて、複数の前記第2入力端子のそれぞれに電気的に接続される。
この点灯装置において、複数の前記調光回路の各々は、前記第1端子と、対応する前記第2端子との間に接続されることも好ましい。
この点灯装置において、以下の構成をさらに備えることも好ましい。前記負荷情報取得部は、前記負荷回路の情報として、前記負荷回路が有する前記固体発光素子の順方向電圧の合計値を測定するように構成される。前記制御部は、前記負荷情報取得部が取得した順方向電圧の合計値に基づいて、対応する前記調光回路の出力を制御するように構成される。
この点灯装置において、複数の前記調光回路が、同じ定数の回路部品で構成された同じ回路構成のスイッチング電源回路であることも好ましい。
本発明の光源ユニットは上述した点灯装置に使用される。この光源ユニットは、固体発光素子を有する負荷回路を複数備え、複数の前記負荷回路は、正極側の入力端子及び負極側の入力端子のうちの一方が第1入力端子に共通接続され、他方が個別の第2入力端子に接続されるように構成される。
本発明の照明器具は、上述した点灯装置と、上述した光源ユニットとを備えたことを特徴とする。
本発明の点灯装置によれば、複数の調光回路のそれぞれにどの負荷回路が接続されたとしても、制御部は、負荷情報取得部が取得した負荷回路の情報に基づいて、対応する調光回路の出力を制御するから、負荷回路の特性に合わせた調光が可能になる。また、コネクタに接続位置を1つに規制する構造を持った高価なコネクタを使用する必要がなく、無極性の安価なコネクタを使用できるから、全体としてコストダウンを図ることができる。
本発明の光源ユニットによれば、点灯装置のコネクタに接続する位置を複数通りの接続位置から選択できる。したがって、コネクタに接続位置を一つに規制する構造を持った高価なコネクタを使用する必要がなく、無極性の安価なコネクタを使用できるから、全体としてコストダウンを図ることができる。
本発明の照明器具によれば、複数の調光回路のそれぞれにどの負荷回路が接続されたとしても、制御部は、負荷情報取得部が取得した負荷回路の情報に基づいて、対応する調光回路の出力を制御するから、負荷回路の特性に合わせた調光が可能になる。また、コネクタに接続位置を1つに規制する構造を持った高価なコネクタを使用する必要がなく、無極性の安価なコネクタを使用できるから、全体としてコストダウンを図ることができる。
本実施形態の点灯装置を用いた照明器具の回路図である。 本実施形態の点灯装置を用いた照明器具の一部を省略した具体回路図である。 本実施形態の点灯装置を用いた照明器具の使用状態を説明する説明図である。 本実施形態の点灯装置を用いた照明器具の他の構成を示す回路図である。 (a)〜(e)は本実施形態の点灯装置が備えるコネクタの端子配列を模式的に示した図である。
本発明に係る点灯装置、点灯装置に用いられる光源ユニット、及び照明器具の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
本実施形態の点灯装置1は、光源として例えば発光ダイオードのような固体発光素子を備える光源ユニット50を点灯させるために用いられる。
先ず、光源ユニット50について、図1及び図3を参照して説明する。
光源ユニット50は、複数の発光ダイオード71が直列に接続された第1負荷回路61と、複数の発光ダイオード72が直列に接続された第2負荷回路62を備える。第1負荷回路61と第2負荷回路62とは、それぞれの負荷回路を構成する発光ダイオード(半導体発光素子)の順方向電圧を合計した値が互いに異なっており、調光レベルと負荷電流との関係を示す調光カーブも互いに異なっている。
光源ユニット50のケース51は円板形状に形成されており、ケース51の内部には第1負荷回路61及び第2負荷回路62が収納されている。ケース51の一面(図3における下面)には、ドーム状に形成された透光性のレンズカバー56が取り付けられている。第1負荷回路61を構成する発光ダイオード71の発光、及び、第2負荷回路62を構成する発光ダイオード72の発光は、それぞれ、レンズカバー56を通して外部に照射されるように構成されている。
光源ユニット50のケース51からは3本の電線55が引き出され、電線55の先端には、点灯装置1側の第1コネクタ3に着脱自在に接続される第2コネクタ52が結線されている。第2コネクタ52は3極タイプのプラグコネクタであり、1個の第1入力端子53と、2個の第2入力端子54a,54bを備えている。第1入力端子53には、第1負荷回路61の正極側と、第2負荷回路62の正極側とが共通接続されている。第2入力端子54aには第1負荷回路61の負極側が接続され、第2入力端子54bには第2負荷回路62の負極側が接続されている。而して、第1負荷回路61は第1入力端子53と第2入力端子54aとの間に電気的に接続され、第2負荷回路62は第1入力端子53と第2入力端子54bとの間に電気的に接続されている。
ここで、第2コネクタ52を接続方向から見た場合に、2個の第2入力端子54a,54bは、第1入力端子53を中心とする円周上に等間隔に配置されている。すなわち、本実施形態の第2コネクタ52では、第2コネクタ52を接続方向から見た場合に、第2入力端子54a,54bが、第1入力端子53に対して互いに対称な位置に配置されるような極配置となっている。
次に、光源ユニット50を点灯させる点灯装置1について図1及び図2を参照して説明する。本実施形態の点灯装置1は、光源ユニット50を点灯させる点灯回路2と、点灯回路2の出力用の電線6を光源ユニット50側の第2コネクタ52に着脱自在に接続するための第1コネクタ3を備えている。
第1コネクタ3は3極タイプのレセプタクルコネクタであり、点灯回路2から導出された3本の電線6の先端側に結線されて、光源ユニット50の第2コネクタ52に着脱自在に接続される。第1コネクタ3は第1端子4と2個の第2端子5a,5bを備える。第1端子4は、第2コネクタ52の第1入力端子53に電気的に接続される。2個の第2端子5a,5bのうちの一方は、第2コネクタ52が備える第2入力端子54aに接続され、第2端子5a,5bのうちの他方は、第2コネクタ52が備える第2入力端子54bに接続される。
ここで、第1コネクタ3を接続方向から見た場合に、2個の第2端子5a,5bは、第1端子4を中心とする円周上に等間隔に配置されている。本実施形態の第1コネクタ3では、図5(c)に示すように、第1コネクタ3を接続方向(図5(c)において紙面と垂直な方向)から見た場合に、第2端子5a,5bが、第1端子4に対して互いに対称な位置に配置されるような極配置となっている。
第1コネクタ3及び第2コネクタ52には、接続方向を規制する構造が設けられていないので、どちらの向きにも接続できるように構成されている。図1に示す接続状態では、第2端子5aが第2入力端子54aに接続され、第2端子5bが第2入力端子54bに接続されており、第1端子4と第2端子5aの間に第1負荷回路61が接続され、第1端子4と第2端子5bの間に第2負荷回路62が接続される。一方、図1に示す接続状態から第2コネクタ52を180度回転させて第1コネクタ3に接続すれば、第2端子5aが第2入力端子54bに接続され、第2端子5bが第2入力端子54aに接続される。この場合、第1端子4と第2端子5aの間に第2負荷回路62が接続され、第1端子4と第2端子5bの間に第1負荷回路61が接続されることになる。
なお本実施形態では点灯装置1側の第1コネクタ3をレセプタクルコネクタとし、光源ユニット50側の第2コネクタ52をプラグコネクタとしているが、第1コネクタ3がプラグコネクタで、第2コネクタ52がレセプタクルコネクタであってもよい。
点灯回路2は、複数の調光回路たる第1調光回路21及び第2調光回路22と、負荷情報取得部たる順電圧測定部28と、制御部24を備える。また本実施形態の点灯回路2は、上記の構成に加えてAC/DC変換回路20をさらに備えている。また、制御部24は、判定部25と、調光信号変換部26と、出力制御部27を備えている。
AC/DC変換回路20は、商用電源100から供給される交流電力を直流に変換して第1調光回路21及び第2調光回路22に出力する。尚、点灯回路2はAC/DC変換回路20を備える代わりに、一定の直流電圧を出力する直流電源(図示せず)を備えていてもよい。
第1調光回路21及び第2調光回路22は、同じ定数の回路部品で構成された同じ回路構成のスイッチング電源回路であり、本実施形態では第1調光回路21及び第2調光回路22が例えばバックコンバータで構成されている。図2は第1調光回路21の具体的な回路構成を示している。図2の回路図では、第1調光回路21の入力側に、AC/DC変換回路20に代えて直流電源29が接続されているが、第1調光回路21の動作は第1調光回路21の入力側にAC/DC変換回路20が接続された場合と同様である。また、図2の回路図では、第2調光回路22及び第2負荷回路62の図示を省略している。第2調光回路22は、第1調光回路21と同じ定数の回路部品で構成された、同じ回路構成のスイッチング電源回路であるから、第2調光回路22については図示及び説明は省略する。
第1調光回路21は、電界効果トランジスタのようなスイッチング素子Q1と、回生用のダイオードD1と、チョークコイルL1と、平滑用のコンデンサC1とを備えた降圧チョッパ回路である。ダイオードD1のカソードは、直流電源29の高圧側の出力端子に接続され、ダイオードD1のアノードは、スイッチング素子Q1を介して直流電源29の低圧側の出力端子に接続される。また、ダイオードD1のカソードに平滑用のコンデンサC1の一端が接続され、コンデンサC1の他端はチョークコイルL1を介してダイオードD1のアノードに接続されている。
スイッチング素子Q1のオン/オフは制御部24によって制御される。制御部24がスイッチング素子Q1をオンにすると、直流電源29→コンデンサC1→インダクタL1→スイッチング素子Q1→直流電源29の経路で電流が流れ、インダクタL1にエネルギが蓄積される。制御部24がスイッチング素子Q1をオフにすると、インダクタL1がスイッチング素子Q1のオン時に蓄積したエネルギを放出し、インダクタL1→ダイオードD1→コンデンサC1→インダクタL1の経路で電流が流れて、コンデンサC1が充電される。このようなスイッチング動作によって、コンデンサC1の両端間には入力電圧を降圧した直流電圧が発生し、コンデンサC1から第1負荷回路61にほぼ一定の電流が供給される。制御部24は、スイッチング素子Q1のオンデューティを変化させることによって、コンデンサC1の両端間に発生する電圧を調整し、第1負荷回路61に流れる電流を制御する。
第1調光回路21の高圧側の出力端子と、第2調光回路22の高圧側の出力端子とは電気的に接続されている。第1調光回路21及び第2調光回路22の高圧側の出力端子と、第1調光回路21の低圧側の出力端子と、第2調光回路22の低圧側の出力端子にはそれぞれ別々の電線6の一端側が接続されている。3本の電線6の他端には第1コネクタ3が接続されている。図1に示す接続状態では、第1調光回路21の高圧側の出力端子と第2調光回路22の高圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第1端子4に接続される。第1調光回路21の低圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第2端子5aに接続され、第2調光回路22の低圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第2端子5bに接続される。したがって、図1に示す接続状態では、第1調光回路21の高圧側の出力端子が第1負荷回路61の正極側に接続され、第1調光回路21の低圧側の出力端子が第1負荷回路61の負極側に接続される。また、第2調光回路22の高圧側の出力端子が第2負荷回路62の正極側に接続され、第2調光回路22の低圧側の出力端子が第2負荷回路62の負極側に接続される。
順電圧測定部28は、第1コネクタ3の第1端子4と第2端子5aの間に接続される負荷回路の情報、及び、第1端子4と第2端子5bの間に接続される負荷回路の情報として、それぞれ負荷回路を構成する発光ダイオードの順方向電圧の合計値を測定する。
本実施形態では、光源ユニット50が2つの負荷回路(第1負荷回路61及び第2負荷回路62)を備え、第1負荷回路61と第2負荷回路62では、調光レベルに応じた負荷電流の設定、すなわち調光カーブが異なっている。また、第1負荷回路61と第2負荷回路62では、各々の負荷回路を構成する半導体発光素子(発光ダイオード)の順方向電圧の合計値が異なっている。
例えば本実施形態では、第1負荷回路61を構成する発光ダイオード71と、第2負荷回路62を構成する発光ダイオード72とで色温度を異ならせ、発光ダイオード71の出力光と発光ダイオード72の出力光を混色した光が出力されるようにしてある。点灯回路2は、外部から入力される調光信号S1に応じて、光源ユニット50からの出力光(混色光)の光出力を変化させており、所望の光出力が得られるように、第1負荷回路61の光出力と、第2負荷回路62の光出力を個別に調整している。すなわち、第1負荷回路61と第2負荷回路62では、調光レベルに応じた負荷電流の設定(調光カーブ)が異なっており、第1調光回路21及び第2調光回路22は、出力端子間に接続された負荷回路の種類に応じて調光カーブを切り替える必要がある。
本実施形態では、第1負荷回路61と第2負荷回路62とで色温度が異なっており、混色光の光出力及び色温度を所望の値に調整するために、第1負荷回路61と第2負荷回路62とで、各々の負荷回路を構成する発光ダイオードの数を異ならせている。したがって、第1負荷回路61と第2負荷回路62とで、各々の負荷回路を構成する発光ダイオードの順方向電圧の合計値が異なっており、判定部25は、順電圧測定部28によって測定された順方向電圧の合計値から負荷回路の種類を判別できる。
図2に順電圧測定部28の具体回路を示す。図2では、順電圧測定部28において第1端子4と第2端子5aの間に接続される負荷回路の情報を取得する部分のみを図示してあり、第1端子4と第2端子5bの間に接続される負荷回路の情報を取得する部分については図示を省略してある。順電圧測定部28は、第1端子4と第2端子5aの間に接続される抵抗R1と、第2端子5a(第1調光回路21の低圧側の出力端子)と回路のグランドとの間に接続された抵抗R2,R3の直列回路とを備える。図2の例では第1端子4と第2端子5aの間に第1負荷回路61が接続されているので、第1端子4と第2端子5aの間(すなわち抵抗R1の両端間)には、第1負荷回路61を構成する複数個の発光ダイオード71の順方向電圧を合計した電圧V2が発生する。したがって、第2端子5aの電圧V3は、直流電源29の両端電圧V1から、第1負荷回路61を構成する発光ダイオード71の順方向電圧の合計値V2を引いた電圧となり、V3=V1−V2となる。順電圧測定部28は、第2端子5aの電圧V3を抵抗R2,R3の抵抗比で分圧した電圧V4を判定部25に出力している。ここで、直流電源29の両端電圧V1は既知であり、定数として判定部25に設定されており、判定部25は、電圧V4をもとに、第1端子4と第2端子5aの間に接続された負荷回路の順方向電圧の合計値V2を求めることができる。
判定部25には、点灯回路2に接続される可能性がある全ての負荷回路(本実施形態では第1負荷回路61及び第2負荷回路62)について、順方向電圧の合計値が予め登録されている。判定部25は、順電圧測定部28から入力される電圧V4をもとに、第1端子4と第2端子5aの間に接続された負荷回路の順方向電圧の合計値V2を求め、この値から第1端子4と第2端子5aの間に接続された負荷回路の種類を判定する。なお、順電圧測定部28は、直流電源29の両端電圧V1から、第1端子4と第2端子5bの間に接続された負荷回路の順方向電圧の合計値を引いた電圧を、抵抗器の直列回路で分圧した電圧を判定部25に出力している。判定部25は、この電圧をもとに、第1端子4と第2端子5bの間に接続された負荷回路の順方向電圧の合計値を求め、この値から負荷回路の種類を判定する。そして、判定部25は、第1端子4と第2端子5aの間に接続された負荷回路の種類を判定した結果、及び、第1端子4と第2端子5bの間に接続された負荷回路の種類を判定した結果をそれぞれ出力制御部27に出力する。
調光信号変換部26には、例えば外部から調光レベルに応じてデューティ比が変化するPWM(Pulse Width Modulation)信号からなる調光信号S1が入力される。調光信号変換部26は、外部から入力される調光信号S1のデューティ比を調光レベルに変換して、出力制御部27に出力する。
出力制御部27は、点灯回路2に接続される可能性のある全ての負荷回路(本実施形態では第1負荷回路61、第2負荷回路62)について、調光レベルと負荷電流とを対応付けた調光カーブを、内蔵するフラッシュメモリ(図示せず)に記憶させている。出力制御部27は、判定部25の判定結果をもとに、第1調光回路21に接続された負荷回路(本実施形態では第1負荷回路61)の調光カーブと、第2調光回路22に接続された負荷回路(第2負荷回路62)の調光カーブをフラッシュメモリから読み出す。出力制御部27は、調光信号変換部26から調光レベルが入力されると、第1調光回路21に接続された負荷回路の調光カーブをもとに負荷回路に供給する電流値を決定し、電流値に応じたデューティ比で第1調光回路21のスイッチング動作を制御する。また、出力制御部27は、調光信号変換部26から調光レベルが入力されると、第2調光回路22に接続された負荷回路の調光カーブをもとに負荷回路に供給する電流値を決定し、電流値に応じたデューティ比で、第2調光回路22のスイッチング動作を制御する。これにより、点灯回路2から第1負荷回路61及び第2負荷回路62のそれぞれに調光レベルに応じた電流が供給され、第1負荷回路61の出力光及び第2負荷回路62の出力光を混色した所望の出力光を得ることができる。
ここで、本実施形態の点灯装置1の動作をまとめて説明する。AC/DC変換回路20又は直流電源29から点灯回路2に直流電力が供給されると、点灯回路2では第1調光回路21及び第2調光回路22によるスイッチング動作が開始される。このとき、調光信号変換部26が、外部から入力される調光信号S1のデューティ比を調光レベルに変換して出力制御部27に出力し、出力制御部27は、調光レベルに応じた駆動信号を仮設定して、第1調光回路21及び第2調光回路22に出力する。この時点では、順電圧測定部28が負荷情報(順方向電圧の合計値)を取り込んでいないため、出力制御部27は、所定の駆動信号を第1調光回路21及び第2調光回路22に出力する。ここで、所定の駆動信号は、例えばスイッチングのゼロ電流が検出できなかった場合のために、予め設定された最低周波数で第1調光回路21及び第2調光回路を動作させるための駆動信号としてもよい。
第1調光回路21及び第2調光回路22がスイッチング動作を行い、その出力端に接続された平滑用のコンデンサが十分に充電された状態で、順電圧測定部28が、第2端子5a,5bの電圧をそれぞれ分圧した電圧を測定し、測定値を判定部25に出力する。
判定部25は、順電圧測定部28から入力された第2端子5aの電圧の分圧値をもとに、第1端子4と第2端子5aの間に接続された負荷回路の順方向電圧の合計値を求め、この値から第1調光回路21に接続された負荷回路の種類を判定する。また、判定部25は、順電圧測定部28から入力された第2端子5bの電圧の分圧値をもとに、第1端子4と第2端子5bの間に接続された負荷回路の順方向電圧の合計値を求め、この値から第2調光回路22に接続された負荷回路の種類を判定する。
出力制御部27は、判定部25の判定結果をもとに、第1調光回路21に接続された負荷回路に対応する調光カーブと、第2調光回路22に接続された負荷回路に対応する調光カーブをフラッシュメモリから読み出して、各調光回路に割り当てる。そして、出力制御部27は、調光信号変換部26から入力される調光レベルと、第1調光回路21に割り当てた調光カーブをもとに、第1調光回路21の出力を制御する制御信号を第1調光回路21に出力し、第1調光回路21の出力を制御する。また、出力制御部27は、調光信号変換部26から入力される調光レベルと、第2調光回路22に割り当てた調光カーブをもとに、第2調光回路22の出力を制御する制御信号を第2調光回路22に出力し、第2調光回路22の出力を制御する。これにより、第1調光回路21及び第2調光回路22に接続された負荷回路の種類に応じて、第1調光回路21及び第2調光回路22の出力を制御することができる。
なお、順電圧測定部28は電源投入時に負荷回路を構成する順方向電圧の合計値を測定しているが、負荷回路を一旦点灯させてから、接続されている負荷回路の順方向電圧の合計値を測定し、その測定結果をもとに接続されている負荷回路の種類を判定してもよい。この場合、負荷回路の種類を判定した後に、出力制御部27は、人の目には変化が認識できない程度の緩やかな速度で、第1調光回路21及び第2調光回路22からそれぞれ供給される電流値を、接続された負荷回路に適合した電流値にフェードさせればよい。
ところで、図1の回路例では、光源ユニット50が備える2個の負荷回路が点灯回路2に接続されるように構成されているが、負荷回路の数は2個に限定されない。光源ユニット50が3個以上の負荷回路を備え、点灯回路2に、光源ユニット50が備える3個以上の負荷回路が接続されるように構成されてもよい。
図4は、光源ユニット50が3個の負荷回路(第1負荷回路61、第2負荷回路62、第3負荷回路63)を備え、光源ユニット50が備える3個の負荷回路を点灯可能なように点灯装置1が構成された場合の回路図を示している。
図4に示す光源ユニット50は、複数の発光ダイオード71が直列に接続された第1負荷回路61と、複数の発光ダイオード72が直列に接続された第2負荷回路62と、複数の発光ダイオード73が直列に接続された第3負荷回路63を備える。第1負荷回路61と第2負荷回路62と第3負荷回路63とは、それぞれの負荷回路を構成する発光ダイオード(半導体発光素子)の順方向電圧を合計した値が互いに異なっており、調光レベルと負荷電流との関係を示す調光カーブも互いに異なっている。
光源ユニット50のケース51からは4本の電線55が引き出され、電線55の先端には第2コネクタ52が結線されている。第2コネクタ52は4極タイプのプラグコネクタであり、1個の第1入力端子53と、3個の第2入力端子54a,54b,54cを備えている。第1入力端子53には、第1負荷回路61の正極側と、第2負荷回路62の正極側と、第3負荷回路63の正極側とが共通接続されている。第2入力端子54aには第1負荷回路61の負極側が接続され、第2入力端子54bには第2負荷回路62の負極側が接続され、第2入力端子54cには第3負荷回路63の負極側が接続されている。而して、第1負荷回路61は第1入力端子53と第2入力端子54aとの間に電気的に接続され、第2負荷回路62は第1入力端子53と第2入力端子54bとの間に電気的に接続されている。また、第3負荷回路63は第1入力端子53と第2入力端子54cとの間に電気的に接続されている。
ここで、第2コネクタ52を接続方向から見た場合に、3個の第2入力端子54a,54b,54cは、第1入力端子53を中心とする円周上に等間隔(約120度間隔)に配置されるような極配置となっている。したがって、3個の第2入力端子54a,54b,54cは、第1入力端子53を中心に第2コネクタ52を120度又は240度回転させると、別の第2入力端子があった位置に重なるような位置に配置されている。
一方、光源ユニット50を点灯させる点灯装置1は、光源ユニット50を点灯させる点灯回路2と、点灯回路2の出力用の電線6を光源ユニット50側の第2コネクタ52に着脱自在に接続するための第1コネクタ3を備えている。
第1コネクタ3は4極タイプのレセプタクルコネクタであり、点灯回路2から導出された4本の電線6の先端側に結線されて、光源ユニット50の第2コネクタ52に着脱自在に接続される。第1コネクタ3は第1端子4と3個の第2端子5a,5b,5cを備える。第1端子4は、第2コネクタ52の第1入力端子53に電気的に接続される。
ここで、図5(a)に示すように、第1コネクタ3を接続方向(図5(a)において紙面と垂直な方向)から見た場合に、3個の第2端子5a,5b,5cは、第1端子4を中心とする円周上に等間隔(約120度間隔)に配置されている。したがって、3個の第2端子5a,5b,5cは、第1端子4を中心に第1コネクタ3を120度又は240度回転させると、別の第2端子があった位置に重なるような位置に配置されている。
点灯回路2は、複数の調光回路として第1調光回路21、第2調光回路22及び第3調光回路23と、負荷情報取得部たる順電圧測定部28と、制御部24を備える。なお、調光回路の数が3個である点を除いては、図1に示す回路と同様の構成を備えているので、共通の構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
第1調光回路21と第2調光回路22と第3調光回路23とは、同じ定数の回路部品で構成された同じ回路構成のスイッチング電源回路であり、本実施形態では第1調光回路21と第2調光回路22と第3調光回路23とが例えばバックコンバータで構成されている。
第1調光回路21の高圧側の出力端子と、第2調光回路22の高圧側の出力端子と、第3調光回路23の高圧側の出力端子とは電気的に接続されている。第1調光回路21、第2調光回路22及び第3調光回路23の高圧側の出力端子と、第1調光回路21の低圧側の出力端子と、第2調光回路22の低圧側の出力端子と、第3調光回路23の低圧側の出力端子にはそれぞれ別々の電線6の一端側が接続されている。3本の電線6の他端には第1コネクタ3が接続されている。本実施形態では、第1調光回路21の高圧側の出力端子と第2調光回路22の高圧側の出力端子と第3調光回路23の高圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第1端子4に接続される。第1調光回路21の低圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第2端子5aに接続され、第2調光回路22の低圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第2端子5bに接続される。また第3調光回路23の低圧側の出力端子は電線6を介して第1コネクタ3の第2端子5cに接続されている。
図4の向きで第1コネクタ3と第2コネクタ52を対面させた状態で、第1コネクタ3と第2コネクタ52が接続された場合、第2端子5aが第2入力端子54aに、第2端子5bが第2入力端子54bに、第2端子5cが第2入力端子54cにそれぞれ接続される。このとき、第1端子4と第2端子5aの間に第1負荷回路61が接続され、第1端子4と第2端子5bの間に第2負荷回路62が接続され、第1端子4と第2端子5bの間に第2負荷回路62が接続される。したがって、第1調光回路21の高圧側の出力端子が第1負荷回路61の正極側に接続され、第1調光回路21の低圧側の出力端子が第1負荷回路61の負極側に接続される。また、第2調光回路22の高圧側の出力端子が第2負荷回路62の正極側に接続され、第2調光回路22の低圧側の出力端子が第2負荷回路62の負極側に接続される。また、第3調光回路23の高圧側の出力端子が第3負荷回路63の正極側に接続され、第3調光回路23の低圧側の出力端子が第3負荷回路63の負極側に接続される。
ここで、第1コネクタ3及び第2コネクタ52には接続位置を1つに規制する構造が設けられていない。したがって、図4に示す向きで第1コネクタ3と第2コネクタ52とが対面している状態で、第2コネクタ52を第1コネクタ3に対して120度又は240度回転させた状態でも第1コネクタ3に接続できる。その場合、第1調光回路21と第2調光回路22と第3調光回路23には別の負荷回路が接続されることになり、接続された負荷回路に応じた調光カーブで調光する必要がある。
そこで、図4に示す回路においても、順電圧測定部28が、第2端子5a,5b,5cと第1端子4との間にそれぞれ接続された負荷回路の順方向電圧の合計値を測定し、その測定結果を判定部25に出力する。判定部25は、順電圧測定部28が測定した順方向電圧の合計値をもとに、第2端子5a,5b,5cと第1端子4との間にそれぞれ接続された負荷回路の種類を判定する。判定部25は、負荷回路の種類を判定した結果を、対応する調光回路(第1調光回路21、第2調光回路22、第3調光回路23)に出力しており、第1調光回路21、第2調光回路22、第3調光回路23は接続された負荷回路に応じた調光カーブで調光する。
なお、第1コネクタ3の外殻は図5(a)に示すように円筒形状に形成されているが、第1コネクタ3の外殻は人が持ちやすい形状であれば、円筒以外の形状でもよく、例えば図5(b)に示すように角柱状でもよい。
また、図4の回路例では負荷回路の数が3個であったが、負荷回路の数は4個以上でもよい。例えば負荷回路の数が4個で、調光回路の数も4個の場合、図5(d)に示すように第1コネクタ3は1個の第1端子4と4個の第2端子5a,5b,5c,5dを備える。4個の第2端子5a,5b,5c,5dは、第1端子4を中心とする円周上に等間隔(例えば90度間隔)に配置されている。第1コネクタ3と第2コネクタ52とには接続位置を規制する構造は設けられていないので、第1コネクタ3と第2コネクタ52とは4通りの接続状態で接続することができる。なお、図5(d)に示すように第1コネクタ3の外殻は円筒形状でもよいし、図5(e)に示すように第1コネクタ3の外殻は角柱形状でもよい。
上述のように、本実施形態の点灯装置1は、光源ユニット50の電線55が着脱自在に接続される第1コネクタ3と、複数の調光回路(第1調光回路21、第2調光回路22、第3調光回路23)と、負荷情報取得部たる順電圧測定部28と、制御部24を備える。光源ユニット50は、それぞれ固体発光素子(発光ダイオード71,72,73)を有する複数の負荷回路(第1負荷回路61、第2負荷回路62、第3負荷回路63)を備える。複数の負荷回路は、正極側及び負極側のうちの一方が第1入力端子(第1入力端子53)に共通接続され、正極側及び負極側のうちの他方が個別の第2入力端子(第2入力端子54a,54b,54c)に接続されるように構成される。複数の調光回路は、第1コネクタ3を介して、光源ユニット50が備える複数の負荷回路の各々が出力端子間に接続される。負荷情報取得部たる順電圧測定部28は、複数の調光回路のそれぞれに第1コネクタ3を介して接続される負荷回路の情報(例えば半導体発光素子の順方向電圧の合計値)を取得する。制御部24は、順電圧測定部28が取得した負荷回路の情報に基づいて、対応する調光回路の出力を制御する。第1コネクタ3は第1端子(第1端子4)と第2端子(第2端子5a,5b,5c)を備える。第1端子は、光源ユニット50の第1入力端子に電気的に接続される。第2端子は、第1コネクタ3を接続方向から見た場合に第1端子を中心とする円周上に等間隔に配置されて、複数の第2入力端子のそれぞれに電気的に接続される。
これにより、複数の調光回路のそれぞれにどの負荷回路が接続されたとしても、制御部24は、順電圧測定部28が取得した負荷回路の情報に基づいて、対応する調光回路の出力を制御するから、負荷回路の特性に合わせた調光が可能になる。また、第1コネクタ3及び第2コネクタ52に接続位置を規制する構造を持った高価なコネクタを使用する必要がなく、安価なコネクタを使用できるから、全体としてコストダウンを図ることができる。
この点灯装置1において、複数の調光回路(第1調光回路21、第2調光回路22、第3調光回路23)の各々は、第1端子(第1端子4)と、対応する第2端子(第2端子5a,5b,5c)との間に接続されることも好ましい。
この点灯装置において、以下の構成をさらに備えることも好ましい。負荷情報取得部たる順電圧測定部28は、負荷回路(第1負荷回路61、第2負荷回路62、第3負荷回路63)の情報として、負荷回路が有する固体発光素子の順方向電圧の合計値を測定するように構成される。制御部24は、順電圧測定部28が取得した順方向電圧の合計値に基づいて、対応する調光回路の出力を制御するように構成される。このように、複数の負荷回路で順方向電圧の合計値が異なる場合は、順方向電圧の合計値を測定した結果から負荷回路の種類を判定することができる。
この点灯装置において、複数の調光回路(第1調光回路21、第2調光回路22、第3調光回路23)が、同じ定数の回路部品で構成された同じ回路構成のスイッチング電源回路であることも好ましい。
本実施形態の光源ユニット50は上述した点灯装置1に使用される。この光源ユニット50は、それぞれ固体発光素子を有する複数の負荷回路(第1負荷回路61、第2負荷回路62、第3負荷回路63)を備える。複数の負荷回路は、正極側の入力端子及び負極側の入力端子のうちの一方が第1入力端子(第1入力端子53)に共通接続され、他方が個別の第2入力端子(第2入力端子54a,54b,54c)に接続されるように構成される。
次に、本実施形態の点灯装置1を用いた照明器具の一例を図3に基づいて説明する。
図示する照明器具は、例えば、天井材200に埋め込み配置される。
この照明器具は、光源ユニット50を収納する第1ケース80と、点灯装置1の構成部品を収納する第2ケース40を備える。
第1ケース80は、例えば鉄、アルミニウム、ステンレスなどの金属で、下面が開口した円筒状に形成されている。第1ケース80の下端部には、径方向における外向きに突出する外鍔81が一体に設けられている。第1ケース80の底壁(図3における上側壁)の内面には、光源ユニット50が発光面を開口側に向けた状態で取り付けられており、光源ユニット50から照射された光は第1ケース80の開口を通して、外部に照射される。
第1ケース80は、天井材200に形成された取付用の孔201に下側から挿入され、外鍔81の上面を孔201の周縁部に接触させた状態で、天井材200に固定される。
第2ケース40は、例えば鉄、アルミニウム、ステンレスなどの金属で、箱状に形成されており、天井材200の上側に載置されている。第2ケース40の下部の両端にはスタンド41が取り付けられており、スタンド41を介して天井材200の上面に第2ケース40が載置された状態では、第2ケース40の下面と天井材200の上面との間に隙間が設けられている。
第1ケース80からは、光源ユニット50内の複数の負荷回路(第1負荷回路61、第2負荷回路62、第3負荷回路63)に電気的に接続された電線55が引き出され、電線55の先端には第2コネクタ52が接続されている。また、第2ケース40からは、複数の調光回路(第1調光回路21、第2調光回路22、第3調光回路23)の出力端に電気的に接続された電線6が引き出され、電線6の先端には第1コネクタ3が接続されている。そして、第2コネクタ52と第1コネクタ3とが接続されると、複数の調光回路のそれぞれに負荷回路が電気的に接続されるようになっている。
この照明器具は、上述した点灯装置1と光源ユニット50を備えており、光源ユニット50が備える複数の負荷回路の各々に合わせて出力を調整することができる。
1 点灯装置
2 点灯回路
3 第1コネクタ(コネクタ)
4 第1端子
5a,5b,5c 第2端子
21 第1調光回路(調光回路)
22 第2調光回路(調光回路)
23 第3調光回路(調光回路)
24 制御部
25 判定部
26 出力制御部
28 順電圧測定部(負荷情報取得部)
50 光源ユニット
52 第2コネクタ
53 第1入力端子
54a,54b,54c 第2入力端子
61 第1負荷回路(負荷回路)
62 第2負荷回路(負荷回路)
63 第3負荷回路(負荷回路)
71,72,73 発光ダイオード(固体発光素子)

Claims (6)

  1. 固体発光素子を有する負荷回路を複数備え、複数の前記負荷回路は、正極側及び負極側のうちの一方が第1入力端子に共通接続され、正極側及び負極側のうちの他方が個別の第2入力端子に接続されるように構成された光源ユニットの電線が着脱自在に接続されるコネクタと、
    前記コネクタを介して、前記光源ユニットが備える複数の前記負荷回路の各々が出力端子間に接続される複数の調光回路と、
    複数の前記調光回路のそれぞれに前記コネクタを介して接続される前記負荷回路の情報を取得する負荷情報取得部と、
    前記負荷情報取得部が取得した前記負荷回路の情報に基づいて、対応する前記調光回路の出力を制御する制御部とを備え、
    前記コネクタは、
    前記光源ユニットの前記第1入力端子に電気的に接続される第1端子と、
    前記コネクタを接続方向から見た場合に前記第1端子を中心とする円周上に等間隔に配置されて、複数の前記第2入力端子のそれぞれに電気的に接続される第2端子とを備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 複数の前記調光回路の各々は、前記第1端子と、対応する前記第2端子との間に接続されたことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記負荷情報取得部は、前記負荷回路の情報として、前記負荷回路が有する前記固体発光素子の順方向電圧の合計値を測定するように構成され、
    前記制御部は、前記負荷情報取得部が取得した順方向電圧の合計値に基づいて、対応する前記調光回路の出力を制御するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の点灯装置。
  4. 複数の前記調光回路が、同じ定数の回路部品で構成された同じ回路構成のスイッチング電源回路であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の点灯装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の点灯装置に使用され、
    固体発光素子を有する負荷回路を複数備え、
    複数の前記負荷回路は、正極側及び負極側のうちの一方が第1入力端子に共通接続され、正極側及び負極側のうちの他方が個別の第2入力端子に接続されるように構成されたことを特徴とする光源ユニット。
  6. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の点灯装置と、
    前記点灯装置に接続される請求項5に記載の光源ユニット
    とを備えたことを特徴とする照明器具。
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