JP2015095063A - 顧客メールアドレス取得方法及び顧客メールアドレス取得システム - Google Patents

顧客メールアドレス取得方法及び顧客メールアドレス取得システム Download PDF

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Abstract

【課題】
拠点端末に顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを知られることなく、顧客メールアドレスを管理装置で取得可能な顧客メールアドレス取得方法及び顧客メールアドレス取得システムを提供することにある。
【解決手段】
拠点端末が、カードIDを取得し、カードIDを取得した時刻であるリードタイム等を補助データとして管理装置に送信し、カードID及び補助データに基づき顧客側端末が管理装置宛てに送る電子メールの送信先メールアドレスを生成すると共に、送信先メールアドレスを顧客側端末に引き渡し、顧客側端末が、送信先メールアドレス宛てに、顧客メールアドレスを用いて電子メールを送り、管理装置が、カードID及び補助データと送信先メールアドレスのローカル部の内容とを照会し、顧客メールアドレスを取得することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを取得するための顧客メールアドレス取得方法及び顧客メールアドレス取得システムに関する。
従来より、顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを取得して、その顧客メールアドレス宛に宣伝広告のための電子メールを送ることが、行われている。そして、顧客側端末の顧客メールアドレス等の顧客情報を管理して、電子メールを顧客側端末に送信する管理装置で、顧客メールアドレスを取得する方法としては、いろいろな形式が提案されている。
例えば、特許文献1に示される認証サーバでは、顧客に複雑な操作を強いることなく、短時間で、顧客側端末の顧客メールアドレスを登録できるようにしている。特許文献1の認証サーバでは、具体的には、拠点端末であるATMでワンタイムパスワードを生成し、キャッシュカードから読み取った口座番号とワンタイムパスワードを管理装置である認証サーバに送信し、認証サーバはそれらの情報を認証DBに登録し、そしてATMのFeliCaリーダに顧客端末がかざされたら、ATMはワンタイムパスワードを含む空メールを3者間通信により顧客端末に送信し、顧客端末から空メールが送信されたら、認証サーバはそれらを受信して空メールに含まれるワンタイムパスワードと同一のワンタイムパスワードを持つレコードを認証DBから探し出し、レコードの口座番号に紐付けて顧客DBにメールアドレスを登録している。
特開2009−276864号公報
しかしながら、従来の顧客メールアドレスの取得の方法では、拠点端末で顧客側端末の顧客メールアドレスを取得しているが、店舗における拠点端末を介して店員が顧客メールアドレスを知り得てしまう場合があり、顧客としては店員に自分の顧客メールアドレスを知られたくない場合もあり、このような方法では、セキュリティ上の問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、拠点端末に顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを知られることなく、顧客メールアドレスを管理装置で取得可能な顧客メールアドレス取得方法及び顧客メールアドレス取得システムを提供することにある。
請求項1記載の顧客メールアドレス取得方法は、店舗内に設けられた拠点端末が、顧客が所持する電子カードのカードIDを取得し、拠点端末が、カードID及び少なくとも1つの任意のデータからなるカードIDと顧客メールアドレスとを関連付けるときの補助データを、電気通信回線を介して管理装置に送信し、拠点端末が、顧客が操作可能な顧客側端末が管理装置宛てに送る電子メールの送信先メールアドレスのローカル部をカードID及び補助データに基づき生成した上で、ローカル部と管理装置を示すホスト名とを繋ぎ合わせて送信先メールアドレスを生成すると共に、送信先メールアドレスを顧客側端末に引き渡し、顧客側端末が、送信先メールアドレス宛てに、顧客メールアドレスを用いて電子メールを送り、管理装置が、拠点端末から受け取ったカードID及び補助データと、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部の内容とを照会し、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることにより、拠点端末でカードIDを取得した顧客の顧客メールアドレスを取得・登録することを特徴とする。
請求項2記載の顧客メールアドレス取得方法は、拠点端末が、補助データを構成する任意のデータのうちの1つをキーと定めると共に、カードID及び補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、キーとハッシュ値とにより送信先メールアドレスのローカル部を生成し、管理装置が、拠点端末から受け取った補助データを基にキーを特定すると共に、拠点端末から受け取ったカードID及び補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、管理装置が、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部から、キーとハッシュ値とを把握し、管理手段が、キーとハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする。
請求項3記載の顧客メールアドレス取得方法は、拠点端末が、カードIDを取得した時刻であるリードタイムを補助データのうちのキーとすると共に、カードID及びリードタイムからハッシュ値を算出して送信先メールアドレスのローカル部を生成し、管理装置が、拠点端末から受け取ったリードタイムをキーと特定すると共に、拠点端末から受け取ったカードID及びリードタイムからハッシュ値を算出し、管理装置が、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部から、キーであるリードタイムとハッシュ値とを把握し、管理手段が、リードタイムとハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする。
請求項4記載の顧客メールアドレス取得方法は、管理装置が、リードタイムから送信先メールアドレスの有効期間を定め、有効期間を経過した後は、カードIDと顧客メールアドレスとの関連付けを行わないことを特徴とする。
請求項5記載の顧客メールアドレス取得システムは、店舗内に設けられた拠点端末と、顧客が操作可能な顧客側端末と、拠点端末及び顧客側端末と電気通信回線を介して接続された管理装置とを備え、拠点端末が、顧客が所持する電子カードのカードIDを取得し、拠点端末が、カードID及び少なくとも1つの任意のデータからなるカードIDと顧客メールアドレスとを関連付けるときの補助データを、電気通信回線を介して管理装置に送信し、拠点端末が、顧客側端末が管理装置宛てに送る電子メールの送信先メールアドレスのローカル部をカードID及び補助データに基づき生成した上で、ローカル部と管理装置を示すホスト名とを繋ぎ合わせて送信先メールアドレスを生成すると共に、送信先メールアドレスを顧客側端末に引き渡し、顧客側端末が、送信先メールアドレス宛てに、顧客メールアドレスを用いて電子メールを送り、管理装置が、拠点端末から受け取ったカードID及び補助データと、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部の内容とを照会し、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることにより、拠点端末でカードIDを取得した顧客の顧客メールアドレスを取得・登録することを特徴とする。
請求項6記載の顧客メールアドレス取得システムは、拠点端末が、補助データを構成する任意のデータのうちの1つをキーと定めると共に、カードID及び補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、キーとハッシュ値とにより送信先メールアドレスのローカル部を生成し、管理装置が、拠点端末から受け取った補助データを基にキーを特定すると共に、拠点端末から受け取ったカードID及び補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、管理装置が、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部から、キーとハッシュ値とを把握し、管理手段が、キーとハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする。
請求項7記載の顧客メールアドレス取得システムは、拠点端末が、カードIDを取得した時刻であるリードタイムを補助データのうちのキーとすると共に、カードID及びリードタイムからハッシュ値を算出して送信先メールアドレスのローカル部を生成し、管理装置が、拠点端末から受け取ったリードタイムをキーと特定すると共に、拠点端末から受け取ったカードID及びリードタイムからハッシュ値を算出し、管理装置が、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部から、キーであるリードタイムとハッシュ値とを把握し、管理手段が、リードタイムとハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする。
請求項8記載の顧客メールアドレス取得システムは、管理装置が、リードタイムから送信先メールアドレスの有効期間を定め、有効期間を経過した後は、カードIDと顧客メールアドレスとの関連付けを行わないことを特徴とする。
請求項1及び請求項5の発明によれば、管理装置が、拠点端末から受け取ったカードID及び補助データと、顧客側端末から受け取った送信先メールアドレスのローカル部の内容とを照会し、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることにより、拠点端末でカードIDを取得した顧客の顧客メールアドレスを取得することから、拠点端末に顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを知られることなく、顧客メールアドレスを管理装置で取得可能である。
請求項2、請求項3、請求項5及び請求項6の発明によれば、補助データ特にリードタイムを用いてカードIDと顧客メールアドレスとを関連付けを行うことから、多種の送信先メールアドレスを容易に生成可能で、送信先メールアドレスの錯綜を防止しやすい。また、送信先メールアドレスの生成にハッシュ関数を用いることで、送信先メールアドレスに含まれる情報を類推することが困難になる。
請求項4及び請求項8の発明によれば、管理装置が、リードタイムから送信先メールアドレスの有効期間を定め、有効期間を経過した後は、カードIDと顧客メールアドレスとの関連付けを行わないことから、不必要であったり不正な、カードIDと顧客メールアドレスとの関連付けを防止することができる。
本発明に係る顧客メールアドレス取得システムの一例を示す構成図である。 同顧客メールアドレス取得システムの動作を示す説明図である。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る顧客メールアドレス取得システムの一例を示す構成図である。図2は、同顧客メールアドレス取得システムの動作を示す説明図である。図における顧客メールアドレス取得システム1は、顧客が操作可能な顧客側端末30の顧客メールアドレスを取得するためのものである。具体的には、顧客メールアドレス取得システム1は、図1に示すように、店舗内に設けられた拠点端末20と、顧客側端末30と、拠点端末20及び顧客側端末30と電気通信回線5を介して接続された管理装置であるサーバ10とを備えている。
ここで、店舗等とは、商品を販売しているお店やレストラン等の飲食店のような商品やサービスを提供している場所の他、電子カードである会員カード8を介して顧客や会員にIDを付与し、カードIDを用いて顧客や会員の把握を可能にしている場所の全般を示している。
また、会員カード8は、内部にICチップが組み込まれた電子カードである。そして、会員カード8には、カードID等の顧客ごとの情報が記憶されている。電子カードとしては、具体的には、ICカード、NFC(Near Field Communication)カード、RFID(Radio Frequency IDentification)カード、磁気ストライプカード等がある。尚、図1では、他の機能を有さないあくまでも単体の会員カード8を示しているが、例えば、顧客側端末30自体に電子カードとしての機能を有する場合もある。また、電子カード自体は、特定の店舗等でしか使用できないもののほか、いろいろな店舗やサービスを提供する場所で、共通的に使用できるものも含まれ、使用場所や用途によって制限されるものではない。
拠点端末20とは、顧客が所持する会員カード8のカードIDを接触或いは非接触で読み取り可能な装置であり、図1に示す例では、レジ装置22とカードリーダ24とにより拠点端末20が構成されている。そして、拠点端末20は、電気通信回線5を介して、後述する管理装置であるサーバ10に接続されている。尚、図1では、拠点端末20として、レジ装置22とカードリーダ24とで構成されているが、この形態に限られるものではなく、顧客の会員カード8のカードIDを読み取る他、後述する機能を実行可能な手段であれば、その形態によって制限されるものではない。
顧客側端末30は、例えば、携帯電話やスマートフォンやPDAのような電子携帯端末で、電子メールを送信可能な装置である。また、顧客側端末30は、携帯端末に限られず、顧客の自宅や職場のパソコン等のような電子機器でもよく、顧客が操作可能で電子メールを送受信できる機能を有すれば、その形態により制限させるものではない。
顧客メールアドレスは、顧客が登録を希望する電子メールのアドレスであって、携帯電話やスマートフォンやPDAのような電子携帯端末のメールアドレスのほか、パソコンで送受信可能なメールアドレスであってもよい。
電気通信回線5は、例えば、インターネット網や携帯電話網等の複合体である。実際には、例えば、拠点端末20は、直接、インターネット網に接続されているのに対し、顧客側端末30は、携帯電話網を介してインターネット網に接続され、全体としては拠点端末20も顧客側端末30も共に電気通信回線5によってサーバ10に接続されているが、個々に見ると電気通信回線5の別のルートでサーバ10に接続されている。
管理装置は、電気通信回線5を介して拠点端末20及び顧客側端末30に接続され、顧客側端末30の顧客メールアドレス等を保管・管理するシステム全体を制御する制御手段であり、その一例がサーバ10である。尚、サーバ10は、管理装置の一例で有り、電気通信回線5とのやり取りの制御と、顧客メールアドレス等の保管・管理を1つの装置内で行うことが可能なものであるが、2つの機能をそれぞれ別々の装置で実現することも可能で有り、その形態によって限定されるものではない。
次に、以上のように構成された顧客メールアドレス取得システム1の動作について、図を用いて説明する。尚、以後の本実施例の説明において、括弧内の符号は図2の符号に対応している。
まず、顧客が、店舗内の拠点端末20のカードリーダ24に顧客自身が所持する会員カード8をかざし、拠点端末20がカードリーダ24を用いて会員カード8のカードIDを取得する(S100)。次に、拠点端末20は、取得したカードIDと、カードIDを取得した時間であるリードタイムと、拠点端末20の拠点端末IDとから、タイムスタンプデータ(図2では、「TimeStampData」と記載)を生成する(S101)。そして、拠点端末20は、電気通信回線5を介して、タイムスタンプデータを、管理装置であるサーバ10に送信する。
尚、図2にも示すように、本実施の形態では、拠点端末20からサーバ10に送るデータとしては、カードIDの他に、拠点端末IDとリードタイムがあり、この3つのデータをタイムスタンプデータと称しているが、すなわち、タイムスタンプデータは、カードIDと、後述するようなカードIDと顧客メールアドレスとを関連付けるときの補助データにより構成されている。そして、ここでは、補助データが、拠点端末IDとリードタイムの2つのデータから構成されている。しかしながら、補助データは、あくまでも少なくとも1つの任意のデータであればよく、1つでも、2つでも、それ以上の任意のデータによって構成されてもよく、データの構成や種類によって制限されるものではない。
次に、拠点端末20が、タイムスタンプデータに基づき顧客側端末30がサーバ10宛てに送る電子メールの送信先メールアドレスであるリンクメールアドレスのローカル部を生成した上で(S103)、ローカル部とサーバ10を示すホスト名とを繋ぎ合わせてリンクメールアドレスを生成する。具体的には、拠点端末20が、リードタイムをキーとすると共に、拠点端末ID、カードID及びリードタイムからハッシュ値を算出して送信先メールアドレスのローカル部を生成する。すなわち、リンクメールアドレスが、原則として、ローカル部がキー+ハッシュ値であり、@以降は、サーバ10を示すホスト名となる(リンクメールアドレス=キー+ハッシュ値@サーバ10を示すホスト名)。但し、ハッシュ値は、ビット列であるため、メールアドレスとして取り扱えるアスキー文字になっているとは限られないため、Base32Encode等の方式変換を用いて、電子メールとして取り扱えるようにする。
そして、拠点端末20が、リンクメールアドレスを顧客側端末30に引き渡す(S110)。拠点端末20が、リンクメールアドレスを顧客側端末30に渡す方法としては、いくつか考えられるが、例えば、拠点端末20のレジ装置22のディスプレイにバーコードで表示したり、プリンタでバーコードで印刷し、そのバーコードを顧客側端末30で読み込むことにより、リンクメールアドレスを顧客側端末30に引き渡すことができる(S111)。また、リンクメールアドレスを、拠点端末20のレジ装置22のディスプレイに表示したり、プリンタで印刷し、そのリンクメールアドレスを顧客が顧客側端末30に打ち込むことにより、リンクメールアドレスを顧客側端末30に引き渡すことができる(S112)。
また、会員カード8が顧客側端末30と一体になっている場合には、カードリーダ24に顧客側端末30をかざしてカードIDを読み取ることになるが、その読み取りの課程で、拠点端末20から顧客側端末30にリンクメールアドレスを引き渡すようにしてもよい。さらに、例えば、顧客が所持する携帯電話等の携帯端末に一旦リンクメールアドレスを引き渡し、その携帯端末から、さらに他に位置する顧客側端末にリンクメールアドレスを引き渡し、最終的に顧客が登録させたい顧客メールアドレスを取り扱える顧客側端末にリンクメールアドレスを引き渡すようにしてもよい。このように、拠点端末20がリンクメールアドレスを最終的な顧客側端末30に引き渡す方法は、特に限定されるものではない。
次に、顧客側端末30が、受け取ったリンクメールアドレス宛てに、顧客側端末30自身の顧客メールアドレスを用いて電子メールを送る(S201)。この顧客メールアドレスは、顧客自らが使用した会員カード8に関連つけて管理装置であるサーバ10に登録させたいメールアドレスである。サーバ10側は、ホスト名が自分宛のものであれば、すべての電子メールを受信可能に設定されており、この場合も、リンクメールアドレスのローカル部がサーバ10側で定義されていなくても、顧客側端末30からのリンクメールアドレス宛ての電子メールを受信することが可能である。
管理装置であるサーバ10では、拠点端末20から受け取ったタイムスタンプデータからキーとハッシュ値とを算出する。具体的には、拠点端末20から受け取ったリードタイムをキーと特定すると共に、拠点端末20から受け取った拠点端末ID、カードID及びリードタイムからハッシュ値を算出する(S301)。そして、サーバ10は、リードタイム、ハッシュ値、カードID等をサーバ10内のデータベースに記憶する(S302)。
また、サーバ10は、顧客側端末30からの電子メールを受信した後、顧客側端末30から受け取った電子メールのリンクメールアドレスのローカル部から、リードタイムとハッシュ値とを把握する(S311)。尚、元々のキー+ハッシュ値が、Base32Encode等の方式変換を用いてメールアドレスとして取り扱えるアスキー文字にされているため、キー+ハッシュ値を復元し、キーであるリードタイムとハッシュ値とを把握する。そして、サーバ10は、リードタイム、ハッシュ値、送信元メールアドレスをサーバ10内のデータベースに記憶する(S312)。
次に、サーバ10は、拠点端末20から受け取ったタイムスタンプデータと、顧客側端末30から受け取った送信先メールアドレスのローカル部の内容とを照会し、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることにより、拠点端末20でカードIDを取得した顧客の顧客メールアドレスを取得する(S320)。具体的には、サーバ10は、拠点端末20から得たリードタイムとハッシュ値と、顧客側端末30からの送信先メールアドレスの情報から得たリードタイムとハッシュ値とを照会し、それぞれのリードタイムとハッシュ値とが一致した場合に、拠点端末20から得たカードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることにより、サーバ10が、顧客のメールアドレスを取得することになる。
尚、サーバ10において、電気通信回線5の状況等により、拠点端末20からのタイムスタンプデータの取得と、顧客側端末30からの電子メールの受け取りとの間に時差が生じた場合でも、それぞれからのデータをサーバ10内に記憶し(S302、S312)、その後に照会して関連付けを行うため(S320)、特に問題を生じない。
また、管理装置であるサーバ10が、リードタイムから送信先メールアドレスであるリンクメールアドレスの有効期間を定め、有効期間を経過した後は、カードIDと顧客メールアドレスとの関連付けを行わないようにすることも可能であり、不必要であったり不正な、カードIDと顧客メールアドレスとの関連付けを防止することができる。また、拠点端末20やサーバ10で取り扱うキーにおいて、リンクメールアドレスの有効期間を組み込んで、有効期間の管理を行うことも可能である。
以上のように構成された顧客メールアドレス取得システム1によれば、管理装置であるサーバ10が、拠点端末20から受け取ったカードID及び補助データと、顧客側端末30から受け取った送信先メールアドレスのローカル部の内容とを照会し、カードIDと顧客メールアドレスとを関連付けることにより、拠点端末20でカードIDを取得した顧客の顧客メールアドレスを取得することから、拠点端末20に顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを知られることなく、顧客メールアドレスをサーバ10で取得可能である。
また、補助データ特にリードタイムを用いてカードIDと顧客メールアドレスとを関連付けを行うことから、多種の送信先メールアドレスを容易に生成可能で、送信先メールアドレスの錯綜を防止しやすい。また、送信先メールアドレスの生成にハッシュ関数を用いることで、送信先メールアドレスに含まれる情報を類推することが困難になる。
以上のように、本発明によれば、拠点端末に顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを知られることなく、顧客メールアドレスを管理装置で取得可能な顧客メールアドレス取得方法及び顧客メールアドレス取得システムを提供することができる。
1・・・・顧客メールアドレス取得システム
5・・・・電気通信回線
8・・・・会員カード
10・・・サーバ
20・・・拠点端末
22・・・レジ装置
24・・・カードリーダ
30・・・顧客側端末

Claims (8)

  1. 顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを取得するための顧客メールアドレス取得方法において、
    店舗内に設けられた拠点端末が、該顧客が所持する電子カードのカードIDを取得し、
    該拠点端末が、該カードID及び少なくとも1つの任意のデータからなる該カードIDと該顧客メールアドレスとを関連付けるときの補助データを、電気通信回線を介して管理装置に送信し、
    該拠点端末が、該顧客が操作可能な顧客側端末が該管理装置宛てに送る電子メールの送信先メールアドレスのローカル部を該カードID及び該補助データに基づき生成した上で、該ローカル部と該管理装置を示すホスト名とを繋ぎ合わせて該送信先メールアドレスを生成すると共に、該送信先メールアドレスを該顧客側端末に引き渡し、
    該顧客側端末が、該送信先メールアドレス宛てに、該顧客メールアドレスを用いて電子メールを送り、
    該管理装置が、該拠点端末から受け取った該カードID及び該補助データと、該顧客側端末から受け取った該送信先メールアドレスの該ローカル部の内容とを照会し、該カードIDと該顧客メールアドレスとを関連付けることにより、該拠点端末で該カードIDを取得した顧客の該顧客メールアドレスを取得・登録することを特徴とする顧客メールアドレス取得方法。
  2. 前記拠点端末が、前記補助データを構成する前記任意のデータのうちの1つをキーと定めると共に、前記カードID及び該補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、該キーと該ハッシュ値とにより前記送信先メールアドレスのローカル部を生成し、
    前記管理装置が、該拠点端末から受け取った該補助データを基にキーを特定すると共に、該拠点端末から受け取った該カードID及び該補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、
    該管理装置が、前記顧客側端末から受け取った該送信先メールアドレスの該ローカル部から、該キーと該ハッシュ値とを把握し、
    該管理手段が、該キーと該ハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、前記カードIDと前記顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする請求項1記載の顧客メールアドレス取得方法。
  3. 前記拠点端末が、前記カードIDを取得した時刻であるリードタイムを前記補助データのうちの前記キーとすると共に、前記カードID及び該リードタイムからハッシュ値を算出して前記送信先メールアドレスのローカル部を生成し、
    前記管理装置が、該拠点端末から受け取ったリードタイムを該キーと特定すると共に、該拠点端末から受け取った該カードID及び該リードタイムから該ハッシュ値を算出し、
    該管理装置が、前記顧客側端末から受け取った該送信先メールアドレスの該ローカル部から、該キーである該リードタイムと該ハッシュ値とを把握し、
    該管理手段が、該リードタイムと該ハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、該カードIDと前記顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする請求項2記載の顧客メールアドレス取得方法。
  4. 前記管理装置が、前記リードタイムから前記送信先メールアドレスの有効期間を定め、該有効期間を経過した後は、前記カードIDと前記顧客メールアドレスとの関連付けを行わないことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の顧客メールアドレス取得方法。
  5. 顧客が登録を希望する顧客メールアドレスを取得するための顧客メールアドレス取得システムにおいて、
    店舗内に設けられた拠点端末と、顧客が操作可能な顧客側端末と、該拠点端末及び該顧客側端末と電気通信回線を介して接続された管理装置とを備え、
    該拠点端末が、該顧客が所持する電子カードのカードIDを取得し、
    該拠点端末が、該カードID及び少なくとも1つの任意のデータからなる該カードIDと該顧客メールアドレスとを関連付けるときの補助データを、該電気通信回線を介して管理装置に送信し、
    該拠点端末が、該顧客側端末が該管理装置宛てに送る電子メールの送信先メールアドレスのローカル部を該カードID及び該補助データに基づき生成した上で、該ローカル部と該管理装置を示すホスト名とを繋ぎ合わせて該送信先メールアドレスを生成すると共に、該送信先メールアドレスを該顧客側端末に引き渡し、
    該顧客側端末が、該送信先メールアドレス宛てに、該顧客メールアドレスを用いて電子メールを送り、
    該管理装置が、該拠点端末から受け取った該カードID及び該補助データと、該顧客側端末から受け取った該送信先メールアドレスの該ローカル部の内容とを照会し、該カードIDと該顧客メールアドレスとを関連付けることにより、該拠点端末で該カードIDを取得した顧客の該顧客メールアドレスを取得・登録することを特徴とする顧客メールアドレス取得システム。
  6. 前記拠点端末が、前記補助データを構成する前記任意のデータのうちの1つをキーと定めると共に、前記カードID及び該補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、該キーと該ハッシュ値とにより前記送信先メールアドレスのローカル部を生成し、
    前記管理装置が、該拠点端末から受け取った該補助データを基にキーを特定すると共に、該拠点端末から受け取った該カードID及び該補助データを基にハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、
    該管理装置が、前記顧客側端末から受け取った該送信先メールアドレスの該ローカル部から、該キーと該ハッシュ値とを把握し、
    該管理手段が、該キーと該ハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、前記カードIDと前記顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする請求項5記載の顧客メールアドレス取得システム。
  7. 前記拠点端末が、前記カードIDを取得した時刻であるリードタイムを前記補助データのうちの前記キーとすると共に、前記カードID及び該リードタイムからハッシュ値を算出して前記送信先メールアドレスのローカル部を生成し、
    前記管理装置が、該拠点端末から受け取ったリードタイムを該キーと特定すると共に、該拠点端末から受け取った該カードID及び該リードタイムから該ハッシュ値を算出し、
    該管理装置が、前記顧客側端末から受け取った該送信先メールアドレスの該ローカル部から、該キーである該リードタイムと該ハッシュ値とを把握し、
    該管理手段が、該リードタイムと該ハッシュ値とがそれぞれ一致した場合に、該カードIDと前記顧客メールアドレスとを関連付けることを特徴とする請求項6記載の顧客メールアドレス取得システム。
  8. 前記管理装置が、前記リードタイムから前記送信先メールアドレスの有効期間を定め、該有効期間を経過した後は、前記カードIDと前記顧客メールアドレスとの関連付けを行わないことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれかに記載の顧客メールアドレス取得システム。
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