JP2015094701A - Mtf測定装置およびmtf測定プログラム - Google Patents

Mtf測定装置およびmtf測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像系が撮像したエッジ画像のエッジが歪んでいる場合でも、精度よくMTFを測定するMTF測定装置を提供する。
【解決手段】MTF測定装置1は、エッジ画像の画素値分布から、エッジの形状を非線形関数で近似するエッジ関数近似手段131と、非線形関数の形状に沿って、エッジ画像の画素を、エッジと交差するエッジ画像のピクセルよりも小さいサブピクセルを座標単位とする座標軸に投影する画素投影手段132と、エッジ画像の各画素の画素値を投影先となる座標軸上のサブピクセル間隔に区分けした各区間で平均化して、エッジプロファイルを生成する投影画素値平均化手段133と、エッジプロファイルからMTFを算出するMTF算出手段14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像系の空間周波数特性を表すMTFを測定するMTF測定装置およびMTF測定プログラムに関する。
従来、撮像系(デジタルカメラ、スキャナ等)の品質評価を行うため、空間周波数特性を表すMTF(Modulation Transfer Function)をその指標として用いる手法が知られている。このMTFは、撮像対象である被写体の持つコントラストをどの程度忠実に再現できるかを空間周波数特性として表現したものである。
このMTFの測定法としては、MTF測定用のチャートに記載された傾きを有するエッジ画像を用いる方法(Slanted−edge法〔傾斜エッジ法〕;特許文献1,2、非特許文献1,2参照)が知られている。
このSlanted−edge法は、撮像素子に対して垂直(または水平)方向から数度傾いた境界が直線となる白黒パターンを撮像した測定対象の画像部分(ROI:Region Of Interest〔関心領域〕)を用いて、水平方向の周波数特性または垂直方向の周波数特性(MTF)を求めるものである。
図8(a)に、垂直方向から数度傾いた境界が直線となる白黒パターンを撮影したROI画像(垂直エッジ画像)を示し、図8(b)に、水平方向から数度傾いた境界が直線となる白黒パターンを撮影したROI画像(水平エッジ画像)を示している。
例えば、図8(a)のROI画像(垂直エッジ画像)から、MTFとして水平方向の周波数特性を求める場合、まず、Slanted−edge法は、図9(a)に示すように、エッジの傾きと同じ角度で水平軸(x軸)にエッジ画像の画素を投影する。
そして、Slanted−edge法は、図9(b)に示すように、水平軸(x軸)に投影された画素の画素値を平均化することで、エッジの特性を示すエッジプロファイルを生成する。
そして、Slanted−edge法は、エッジプロファイルを微分することで、線広がり関数(LSF:Line Spread Function)を求め、そのLSFをフーリエ変換することでMTFを求める。
なお、図8(b)のROI画像(水平エッジ画像)から、MTFとして垂直方向の周波数特性を求める場合、Slanted−edge法は、エッジ画像の画素を投影する軸を垂直軸とすることで、図8(a)のROI画像(垂直エッジ画像)と同様の手法でMTFを求めている。
あるいは、Slanted−edge法は、撮像した図8(b)のROI画像(水平エッジ画像)を90°回転させて、図8(a)のROI画像(垂直エッジ画像)と同様に、エッジ画像の画素を水平軸(x軸)に投影してMTFを求めている。
特許第4092853号公報 特許第5193113号公報
ISO 12233:2000,"Photography-Electronic Still-picture Cameras-Resolution Measurements" K.Masaoka,M.Sugawara,Y.Nojiri,"Muitidirectional MTF measurement of digital image acquisition devices using a Siemens star,"Proc. SPIE-IS&T,vol.7537,pp.75370V-1-75370V-8,Jan.2010.
前記したように、従来のSlanted−edge法は、エッジ画像のエッジを直線とみなして、MTFを求めている。
しかし、MTF測定用のチャート上ではエッジが直線であっても、撮像系を介して撮像された画像には、レンズの歪曲収差が発生するため、エッジに歪みが存在する。
例えば、図10(a)に示すレンズの樽歪み、図10(b)に示す糸巻き歪みのように、レンズを介して撮像した場合、撮像画像の周辺部でより大きくエッジが歪んでしまう。
そのため、特に、レンズ周辺部のMTFを測定したい場合、従来のSlanted−edge法では、歪んだエッジを直線とみなしてMTFを求めることになるため、正しくMTFを測定することができないという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑み、撮像されたエッジ画像のエッジの歪みを推定することで、精度よくMTFを測定することが可能なMTF測定装置およびMTF測定プログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るMTF測定装置は、撮像系の空間周波数特性を表すMTFを測定するMTF測定装置であって、エッジ画像抽出手段と、エッジ関数近似手段と、画素投影手段と、投影画素値平均化手段と、MTF算出手段と、を備える。
かかる構成において、MTF測定装置は、被測定対象となる撮像系(デジタルカメラ)が撮像した撮像画像を入力する。この撮像画像は、直線境界でコントラストの異なるチャートを、直線境界がMTFの測定方向と直交する方向に対して所定角度傾くように、撮像系が撮像したものである。なお、所定角度とは、Slanted−edge法で多様な位相を測定することが可能な角度として予め定められた角度であって、例えば、1°〜数度程度である。
そして、MTF測定装置は、エッジ画像抽出手段によって、撮像系が撮像した撮像画像から、直線境界をエッジとして含んだエッジ画像を抽出する。例えば、エッジ画像抽出手段は、外部から抽出領域を指定されることで、エッジ画像を抽出する。
そして、MTF測定装置は、エッジ関数近似手段によって、エッジ画像抽出手段で抽出されたエッジ画像の画素値分布から、2次関数、指数関数等の非線形関数で、エッジを近似する。これによって、MTF測定装置は、エッジが歪んでいる場合でも、エッジの形状を推定することができる。
また、MTF測定装置は、画素投影手段によって、エッジ関数近似手段で近似した非線形関数の形状に沿って、エッジ画像の画素を、1次元の座標軸に投影する。なお、この投影される座標軸は、エッジ画像のピクセルよりも小さいサブピクセルを座標単位とする。これは、オーバーサンプリングすることで、サンプリング周波数を超える十分広い帯域のMTFを測定するためである。
これによって、MTF測定装置は、エッジ画像の各画素がエッジの歪みに沿って、1次元の座標軸に投影されることになる。
そして、MTF測定装置は、投影画素値平均化手段によって、画素投影手段で座標軸に投影される各画素について、その座標軸上において、1/4または1/8ピクセル間隔に区分けした各サブピクセル区間で画素値を平均化し、4倍または8倍でオーバーサンプリングしてエッジプロファイルを生成する。
このように、MTF測定装置は、歪んだエッジ曲線に沿って画素を投影したエッジプロファイルを生成することで、より正確なエッジプロファイルを生成することができる。
そして、MTF測定装置は、MTF算出手段によって、エッジプロファイルを、微分して線広がり関数を求めた後、フーリエ変換を行うことで、MTFを算出する。
なお、本発明に係るMTF測定装置は、MTF測定装置のコンピュータを、エッジ画像抽出手段、エッジ関数近似手段、画素投影手段、投影画素値平均化手段、MTF算出手段、として機能させるためのMTF測定プログラムで動作させることができる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
本発明は、撮像系で撮像されたエッジ画像のエッジの形状を非線形関数で推定するため、エッジに歪みが生じ、形状が直線とみなせない場合でも、その形状を曲線で推定することができる。さらに本発明は、推定した非線形関数の形状に沿ってエッジ画像のエッジプロファイルを生成するため、精度の高いMTFを測定することができる。
これによって、本発明は、撮像系のレンズにより、撮像画像に樽歪み、糸巻き歪み等の歪曲収差が発生する場合でも、エッジ画像から精度よくMTFを測定することができる。
本発明の実施形態に係るMTF測定装置の構成を示すブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るMTF測定装置が測定するエッジ画像をxy座標系に配置した図である。 正規累積分布関数とエッジ形状の分布との関係を説明するためのグラフであって、(a)は正規累積分布関数のグラフ、(b)はエッジ画像の水平方向の画素値分布を示すグラフである。 図3(b)のグラフを、エッジ画像の2次元の画素値分布に適用したグラフである。 本発明の実施形態に係るMTF測定装置の画素投影手段が、非線形関数を用いて、エッジ画像の画素を水平軸に投影する処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るMTF測定装置の動作を示すフローチャートである。 放射領域ごとに異なるコントラストを配色したパターンを示すチャートである。 従来のSlanted−edge法で用いられるエッジ画像であって、(a)は、MTFとして水平周波数特性を求めるための画像(垂直エッジ画像)、(b)は、MTFとして垂直周波数特性を求めるための画像(水平エッジ画像)である。 従来のSlanted−edge法のエッジプロファイルの生成手順を説明するための図であって、(a)はエッジ画像の画素をエッジの傾きで水平軸(x軸)に投影する処理、(b)は投影された画素の画素値を平均化してエッジプロファイルを生成する処理を示す図である。 撮像系のレンズの歪曲収差を説明するための図であって、(a)は樽歪み、(b)は糸巻き歪みを示す。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[MTF測定装置の構成]
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係るMTF測定装置の構成について説明する。このMTF測定装置1は、撮像系の空間周波数特性を表すMTFを測定するものである。ここでは、MTF測定装置1は、画像入力手段10と、画像記憶手段11と、エッジ画像抽出手段12と、エッジプロファイル生成手段13と、MTF算出手段14と、を備える。なお、ここでは、MTF測定装置1は、被測定対象の撮像系(デジタルカメラ、スキャナ等)2と、MTF測定装置1を操作するユーザインタフェースを提供する表示装置3とを接続しているものとする。
画像入力手段10は、撮像系2を介して撮像された画像を入力するものである。ここで、撮像系2からは、MTFを測定するための直線境界でコントラストの異なるMTF測定用のチャート(例えば、白黒パターン)を撮像した撮像画像が入力される。この画像入力手段10は、撮像画像を画像記憶手段11に書き込み記憶する。
なお、撮像系2は、直線境界でコントラストの異なるチャートを、直線境界がMTFの測定方向と直交する方向に対して所定角度傾くように撮像する。例えば、垂直方向のMTFを測定する場合、撮像系2は、直線境界が水平方向から所定角度傾くようにチャートを撮像する。また、例えば、水平方向のMTFを測定する場合、撮像系2は、直線境界が垂直方向から所定角度傾くように撮像対象を撮像する。この所定角度は、例えば、1°〜数度程度である。
また、撮像画像は、MTF測定用のチャートを所定角度分傾けて壁面に添付した後、撮像したものであってもよいし、撮像系2を所定角度分傾けて、傾きのないチャートを撮像したものであってもよい。あるいは、撮像画像は、傾きのないチャート内に、直線境界を所定角度分傾けた白黒パターンを配置したものを撮像したものであってもよい。
また、操作者は、撮像系2のMTFを測定したい撮像領域、例えば、中央部分、中央右(左、上、下)部分、右(左)斜め上部分、右(左)斜め下部分等に白黒パターンが配置されるように撮像系2でチャートを撮像する。
画像記憶手段11は、画像入力手段10を介して入力された撮像系2で撮像した画像を記憶するものであって、ハードディスク等の一般的な記憶装置である。この画像記憶手段11に記憶された画像は、エッジ画像抽出手段12によって参照される。
エッジ画像抽出手段12は、画像記憶手段11に記憶されている撮像系2で撮像した画像から、MTFを測定する対象として、コントラストの直線境界をエッジとして含んだエッジ画像(ROI画像)を抽出するものである。なお、ここでは、撮像画像から抽出するエッジ画像を、図8に示した白黒パターンのエッジ画像とする。すなわち、水平方向のMTFを求めるための垂直エッジ画像(図8(a))については、左側に黒領域、右側に白領域を配置した画像を用いる。また、垂直方向のMTFを求めるための水平エッジ画像(図8(b))については、下側に黒領域、上側に白領域を配置した画像を用いる。
ここでは、エッジ画像抽出手段12は、ROI抽出手段121と、ROI回転手段122と、を備える。
ROI抽出手段(測定対象画像抽出手段)121は、撮像画像において、MTFを測定する位置、大きさ等の矩形情報を指定されることで、撮像画像から、エッジ画像であるMTF測定対象の画像(ROI画像)を抽出するものである。
このROI抽出手段121は、画像記憶手段11に記憶されている撮像画像を表示装置3上に表示させる。そして、ROI抽出手段121は、例えば、タッチペン31等のポインティングデバイスを介して、操作者が指定した矩形領域を入力されることで、ROI画像の位置および大きさを特定する。
ここでは、ROI抽出手段121は、ROI画像として、縦方向にエッジが存在する垂直エッジ画像(図8(a)参照)を抽出した場合、抽出したROI画像をエッジプロファイル生成手段13に出力する。また、ROI抽出手段121は、ROI画像として、横方向にエッジが存在する水平エッジ画像(図8(b)参照)を抽出した場合、抽出したROI画像をROI回転手段122に出力する。
なお、ROI抽出手段121が行うROI画像が垂直エッジ画像か水平エッジ画像かの判定は、適宜外部から指定されることとしてもよいし、例えば、縦長の矩形であれば垂直エッジ画像、横長の矩形であれば水平エッジ画像として判定することとしてもよい。
あるいは、ROI抽出手段121は、指定された矩形領域内における画素値の分布によって、ROI画像が垂直エッジ画像であるか水平エッジ画像であるかを判定してもよい。
ROI回転手段(測定対象画像回転手段)122は、ROI抽出手段121で抽出されたROI画像(水平エッジ画像)を回転して、垂直エッジ画像に変換するものである。このROI回転手段122は、回転後のROI画像(垂直エッジ画像)を、エッジプロファイル生成手段13に出力する。
なお、ROI回転手段122は、水平エッジ画像を回転する際に、回転した画像の白黒パターンが、ROI抽出手段121で抽出する垂直エッジ画像の白黒パターンと同じになるように水平エッジ画像を回転する。
すなわち、ここでは、ROI回転手段122は、図8(b)の水平エッジ画像を、図8(a)の垂直エッジ画像と白黒パターンが同じ(左側が黒領域、右側が白領域)になるように、時計回りに90°回転させる。
エッジプロファイル生成手段13は、エッジ画像抽出手段12で抽出されたROI画像(垂直エッジ画像)から、エッジの画素分布形状を示すエッジプロファイルを生成するものである。ここでは、エッジプロファイル生成手段13は、エッジ関数近似手段131と、画素投影手段132と、投影画素値平均化手段133と、を備える。
エッジ関数近似手段131は、エッジ画像抽出手段12で抽出されたROI画像(エッジ画像)の画素値分布から、ROI画像内のエッジを、2次関数、指数関数等の非線形関数で近似するものである。
すなわち、エッジ関数近似手段131は、ROI画像を水平方向および垂直方向の軸を2軸とする座標系(xy座標系)に配置した際のエッジを、非線形関数で近似する。ここでは、非線形関数として、2次関数を用いた例で説明する。
エッジと近似するxy座標系における2次関数を以下の式(1)とする。なお、p,p,pは、関数を近似する際の推定対象となるパラメータである。
ここで、正規累積分布関数normcdfを以下の式(2)と定義する。μは分布の平均、σは分布の標準偏差を示す。
このエッジ関数近似手段131は、この式(2)を2次元の分布に適用した以下の式(3)の分布関数が、エッジ画像の画素値分布に最も近似するパラメータを推定することで、前記式(1)の2次関数を特定する。
ここで、p〜pは、パラメータであって、p〜pは、前記式(1)と同じパラメータである。
ここで、図2〜図4を参照して、この式(3)の意味について説明しておく。
図2は、xy座標上に、x軸の正方向に黒領域、白領域の順となるようにROI画像(エッジ画像)を配置した状態を示している。
図2に示すようにROI画像Rのエッジeは、レンズの歪曲収差によって直線とみなせない場合があるため、ここでは、前記式(1)の2次関数で近似する。
このとき、前記式(1)のpはyの係数、pはyの係数である。また、pはx切片である。このyの項を用いることで、歪んだエッジを近似することが可能になる。
ここで、ROI画像Rにおいて、y=0での画素値の分布に着目する。この分布は、図3に示すように、前記式(2)の正規累積分布関数normcdfを用いて近似することができる。
前記式(2)の正規累積分布関数f(x)をグラフ化すると、図3(a)のグラフ形状となる。この正規累積分布関数f(x)は、xの増加に伴い、“0”から“1”に変化する。一方、ROI画像Rの左側の黒領域から右側の白領域への画素値のレベル変化を表すようにするため、図3(b)に示すように、正規累積分布関数f(x)をp倍する。すなわち、pは、ROI画像Rの白黒画素値のレベル差を示す。
また、ROI画像Rの黒領域の画素値は、必ずしも“0”ではないため、画素値のレベルをp加算しておく。すなわち、pは、ROI画像Rの黒領域の画素値を示す。
なお、ここでは、エッジの歪みだけを求めればよく、標準偏差を推定する必要はないため、正規累積分布関数f(x)の標準偏差σを定数“1”として、最適化していない。
また、正規累積分布関数f(x)の平均μは、標準偏差σを定数“1”とした場合、ROI画像Rの左側の黒領域から右側の白領域へ切り替わるエッジとみなすことができる。すなわち、平均μは、白黒領域の画素値が切り替わる前記式(1)の2次関数でエッジを近似した際のx切片pとして推定すればよい。
このROI画像Rのy=0での画素値の1次元の分布を、y方向に拡張させることで、図4に示すように、ROI画像Rの2次元の画素値の分布を表すことができる。
すなわち、前記式(3)の分布関数f(x,y)は、2次関数を用いて、ROI画像Rの2次元の画素値の分布を表す関数となる。
図1に戻って、MTF測定装置1の構成について説明を続ける。
前記式(3)の分布関数f(x,y)のパラメータp〜pは、一般的な最小二乗法によるフィッティングにより推定することができる。
すなわち、エッジ関数近似手段131は、以下の式(4)に示すように、ROI画像Rを構成する(x,y)座標上のすべての画素において、ROI画像Rの画素値v(x,y)と、前記式(3)の分布関数f(x,y)の値との差の2乗の総和Sが最小となるパラメータp〜pを特定する。ここで、NはROI画像Rの水平画素数、MはROI画像Rの垂直画素数を示す。
なお、エッジ関数近似手段131は、以下の式(5)に示すように、ROI画像Rを構成する(x,y)座標上のすべての画素において、ROI画像Rの画素値v(x,y)と、前記式(3)の分布関数f(x,y)の値との差の絶対値の総和S′が最小となるパラメータp〜pを特定することとしてもよい。
ここで、パラメータpについては、ROI画像R内における白黒画素値のレベル差を、最適化を行う際の初期値として用いることができる。また、パラメータpについては、ROI画像Rの黒領域の画素値を、最適化を行う際の初期値として用いることができる。
例えば、エッジ関数近似手段131は、ROI画像R内において、平均画素値よりも小さい画素値の中で最も多い画素値を黒領域の画素値とし、平均画素値よりも大きい画素値の中で最も多い画素値を白領域の画素値とすることで、パラメータp,pを予め定め最適化の初期値とする。
画素投影手段132は、エッジ関数近似手段131で近似して得たエッジカーブに沿って、ROI画像Rの画素を、1次元の座標軸に投影するものである。ここでは、エッジ関数近似手段131で推定された2次関数で特定されるエッジの傾き(曲線)に沿ってROI画像Rの画素を、水平方向の座標軸(x軸)に投影する。
なお、投影される側の軸の座標系は、ROI画像Rのピクセル単位の座標系よりも小さいサブピクセル単位とし、例えば、1画素の1/4や1/8とする。
この画素投影手段132は、ROI画像Rの各画素を投影したサブピクセルの水平軸の座標位置を投影画素値平均化手段133に出力する。
ここで、図5を参照して、画素投影手段132が、前記式(3)で表される関数を用いて水平軸へ画素投影を行う手法について具体的に説明する。
図5では、説明を分かり易くするため、ROI画像R上に非線形関数で特定されるエッジeを重ねて図示している。また、ROI画像Rの各画素の白点または黒点は、ROI画像Rの座標系(xy座標)における画素位置を示している。
図5に示すように、画素投影手段132は、xy座標上に、x軸方向でコントラストが異なるようにROI画像Rを配置し、ROI画像R上の画素をエッジeの傾き(歪み)に沿ってサブピクセルの水平軸(xsub座標)に投影する。
例えば、エッジe上の画素gは、エッジeの2次関数において、y=0に対応するxsub座標のxに投影される。また、エッジe上に存在しない画素gは、エッジeを水平方向にスライドさせた画素gを通る2次関数(図中、点線)において、y=0に対応するサブピクセル座標のxに投影される。
具体的には、画素投影手段132は、非線形関数を前記式(1)の2次関数としたとき、y=m(0≦m≦M−1;MはROI画像の垂直画素数)に対応するエッジeのx座標x(x=p−pm−p)と、y=mにおける投影元の画素のx座標x(0≦x≦N−1;NはROI画像の水平画素数)との差分Δxを以下の式(6)により算出する。
これによって、y=mにおけるエッジeと投影元の画素のx座標の差分が求められる。
そして、画素投影手段132は、以下の式(7)に示すように、y=0におけるエッジeのx座標(x=p)に、式(6)で求めたy=mにおけるエッジのx座標と投影元の画素のx座標との差分Δxを加算することで、投影元の画素に対応するy=0のx座標の値を算出する。
なお、ここでは、処理手順を分かり易く説明するため、式(6)、式(7)の順でx座標値を算出した。しかし、画素投影手段132は、この式(6)および式(7)をマージした、以下の式(8)により、x座標値を算出してもよい。これによって、pを演算対象から省略することができる。
また、ここでは、y=0の座標軸(x軸)に画素を投影することとしたが、この座標軸は、水平軸であればどこでもよい。すなわち、画素投影手段132は、任意の予め定めたyの値で特定される座標軸(水平軸)に画素を投影すればよい。
これによって、画素投影手段132は、投影元の画素上にエッジeを水平方向にスライドさせて、エッジeの傾き(歪み)に沿って、投影元の画素を水平軸に投影することができる。
図1に戻って、MTF測定装置1の構成について説明を続ける。
投影画素値平均化手段133は、画素投影手段132で座標軸(水平軸)に投影される各画素の画素値を、その座標軸上のサブピクセル間隔に区分けした各区間で平均化し、オーバーサンプリングすることでエッジファイルを生成するものである。
ここでは、投影画素値平均化手段133は、画素投影手段132で特定される投影先である水平軸上の1/4または1/8ピクセル区間の各サブピクセル区間において、投影される画素の画素値を平均化し、4倍または8倍でオーバーサンプリングすることでエッジファイルを生成する。なお、画素値を平均化する画素の数は、すべての画素である必要はなく、サブサンプリング区間ごとに、予め定めた数で上限を定めてもよい。
この投影画素値平均化手段133は、生成したエッジプロファイルをMTF算出手段14に出力する。
このように、エッジプロファイル生成手段13は、エッジに近似した2次関数のカーブに沿って画素を投影するため、精度の高いエッジプロファイルを生成することができる。
MTF算出手段14は、エッジプロファイル生成手段13で生成されたエッジプロファイルから、MTFを算出するものである。
このMTF算出手段14におけるエッジプロファイルからMTFを算出する手法は、既知の一般的な手法を用いればよい。例えば、MTF算出手段14は、一般的なSlanted−edge法と同様の手法によりMTFを算出する。すなわち、MTF算出手段14は、エッジプロファイルに順次、窓関数をかけて微分することで線広がり関数(LSF)を求めた後、フーリエ変換を行う。
これによって、MTF算出手段14は、空間周波数ごとに、MTFを算出することができる。
以上説明したようにMTF測定装置1を構成することで、MTF測定装置1は、撮像系2を介して撮像される画像において、レンズの歪曲収差によりエッジに歪みが生じている場合でも、その形状を前記式(3)に示したような2次関数を用いて推定することができる。そして、MTF測定装置1は、2次関数で推定したエッジの形状に沿ってエッジプロファイルを生成することで、エッジの分布を精度よくエッジプロファイルに反映することができるため、精度の高いMTFを算出することができる。
なお、このMTF測定装置1は、図示を省略したCPUやメモリを搭載した一般的なコンピュータで実現することができる。このとき、MTF測定装置1は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるためのMTF測定プログラムによって動作する。
[MTF測定装置の動作]
次に、図6を参照(構成については適宜図1参照)して、本発明の実施形態に係るMTF測定装置の動作について説明する。
まず、MTF測定装置1は、画像入力手段10によって、撮像系2が撮像した、MTFを測定するための直線境界でコントラストの異なるMTF測定用のチャートの撮像画像を入力し(ステップS1)、画像記憶手段11に記憶する(ステップS2)。
そして、MTF測定装置1は、エッジ画像抽出手段12(ROI抽出手段121)によって、撮像画像から、コントラストの直線境界をエッジとして含んだエッジ画像(ROI画像)を抽出する(ステップS3)。
なお、抽出したROI画像が、横方向にエッジが存在する水平エッジ画像(図8(b)参照)の場合、MTF測定装置1は、エッジ画像抽出手段12のROI回転手段122によって、抽出したROI画像を回転して、垂直エッジ画像とする(ステップとして図示せず)。
そして、MTF測定装置1は、エッジプロファイル生成手段13のエッジ関数近似手段131によって、ステップS3で抽出したROI画像のエッジを、非線形関数(例えば、前記式(1))で近似する(ステップS4)。
例えば、エッジを2次関数で近似する場合、エッジ関数近似手段131は、正規累積分布関数(前記式(1)参照)を2次元の分布に適用した前記式(3)の分布関数が、ROI画像の画素値分布に最も近似するパラメータを推定する。
これによって、エッジが歪んでいる場合でも、非線形関数で近似することができる。
そして、MTF測定装置1は、エッジプロファイル生成手段13の画素投影手段132によって、ステップS4で近似した非線形関数で特定されるエッジの傾き(歪み)に沿ってROI画像の画素を、水平方向の座標軸(x軸)に投影する(ステップS5)。
このとき、水平方向の座標軸は、ROI画像のピクセル単位の座標系よりも細かいサブピクセル単位(1/4または1/8ピクセル)とする。
そして、MTF測定装置1は、エッジプロファイル生成手段13の投影画素値平均化手段133によって、座標軸(水平軸)のサブピクセル間隔に区分けした各区間で、その区間に投影されるROI画像の各画素の画素値を平均化し、オーバーサンプリング(4倍または8倍)する(ステップS6)。これによって、エッジプロファイルが生成されることになる。
そして、MTF測定装置1は、MTF算出手段14によって、ステップS6で生成されたエッジプロファイルについて、線広がり関数(LSF)を求めた後、フーリエ変換を行うことでMTFを算出する(ステップS7)。
以上の動作により、MTF測定装置1は、エッジ画像のエッジが歪んでいる場合でも、エッジの分布を精度よくエッジプロファイルに反映することができ、精度の高いMTFを算出することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、ここでは、垂直エッジ画像(図8(a)参照)を基準とし、水平エッジ画像(図8(b)参照)については、ROI回転手段122によって回転させることとした。
しかし、水平エッジ画像についてエッジプロファイルを生成する際に、エッジ画像の画素を投影する軸を垂直軸とすればよい。すなわち、水平エッジ画像のMTFを測定する場合、エッジプロファイル生成手段13の各手段において、x軸とy軸とを換えて同様の処理を行えばよい。これによって、ROI回転手段122を構成から省略することができる。
また、ここでは、エッジ画像(ROI画像)として、図8(a)に示すような左側に黒領域、右側に白領域を配置した画像を用いた。しかし、エッジ画像の白黒の配置は逆であっても構わない。その場合、エッジ画像の画素分布の形状は、図3に示した正規累積分布関数の形状に対して、x=0の垂直軸で対象の形状となる。
そこで、左側に白領域、右側に黒領域を配置したエッジ画像を用いる場合、エッジ関数近似手段131は、近似する2次関数を、前記式(1)に対して、xの符号とpの符号を変えた式(9)とし、前記式(3)において、xの符号とpの符号を変えた、以下の式(10)の分布関数を用いて、パラメータを推定すればよい。
また、ここでは、ROI抽出手段121は、ROI画像(エッジ画像)として、各辺がx軸またはy軸と平行となる矩形領域を抽出した。
しかし、図7に示したような特許第5193113号で用いられている放射領域ごとに異なるコントラストを配色したパターンを含んだチャートCHからROI画像(エッジ画像)を抽出する場合、ROI抽出手段121は、その放射方向に沿った辺を有する矩形領域(例えば、図7中、R)を、当該辺が水平または垂直となるように、回転させた領域として抽出すればよい。
また、ここでは、MTF算出手段14が算出したMTFを外部に出力することとした。しかし、MTF測定装置1は、空間周波数ごとのMTFをグラフ化するグラフ生成手段をさらに備え、生成したグラフを表示装置3に出力して視覚化することとしてもよい。
1 MTF測定装置
10 画像入力手段
11 画像記憶手段
12 エッジ画像抽出手段
121 ROI抽出手段(測定対象画像抽出手段)
122 ROI回転手段(測定対象画像回転手段)
13 エッジプロファイル生成手段
131 エッジ関数近似手段
132 画素投影手段
133 投影画素値平均化手段
14 MTF算出手段
2 撮像系
3 表示装置

Claims (5)

  1. 撮像系の空間周波数特性を表すMTFを測定するMTF測定装置であって、
    直線境界でコントラストの異なるチャートを、当該直線境界が前記MTFの測定方向と直交する方向に対して所定角度傾くように、前記撮像系が撮像した撮像画像から、前記直線境界をエッジとして含んだエッジ画像を抽出するエッジ画像抽出手段と、
    このエッジ画像抽出手段で抽出されたエッジ画像の画素値分布から、前記エッジを非線形関数で近似するエッジ関数近似手段と、
    このエッジ関数近似手段で近似した非線形関数の形状に沿って、前記エッジ画像の画素を、前記エッジ画像のピクセルよりも小さいサブピクセルを座標単位とする座標軸に投影する画素投影手段と、
    前記エッジ画像の各画素の画素値を、投影先となる座標軸上のサブピクセル間隔に区分けした各区間で平均化して、前記エッジの画素分布形状を示すエッジプロファイルを生成する投影画素値平均化手段と、
    前記エッジプロファイルから、前記MTFを算出するMTF算出手段と、
    を備えることを特徴とするMTF測定装置。
  2. 前記エッジ関数近似手段は、xy座標上に、x軸の正方向に黒領域、白領域の順となるように前記エッジ画像を配置し、前記非線形関数として、p、p、pをパラメータとする2次関数である
    を用い、前記黒領域と前記白領域との画素値のレベル差をパラメータp、前記黒領域の画素値をパラメータpとしたとき、正規累積分布関数normcdfを用いたエッジ画像の画素値の分布関数である
    と、前記エッジ画像の画素値v(x,y)との画素ごとの差の2乗の総和または画素ごとの差の絶対値の総和が最小となるパラメータp、p、p、p、pを求め、前記エッジを前記2次関数で近似することを特徴とする請求項1に記載のMTF測定装置。
  3. 前記エッジ関数近似手段は、xy座標上に、x軸の正方向に白領域、黒領域の順となるように前記エッジ画像を配置し、前記非線形関数として、p、p、pをパラメータとする2次関数である
    を用い、前記黒領域と前記白領域との画素値のレベル差をパラメータp、前記黒領域の画素値をパラメータpとしたとき、正規累積分布関数normcdfを用いたエッジ画像の画素値の分布関数である
    と、前記エッジ画像の画素値v(x,y)との画素ごとの差の2乗の総和または画素ごとの差の絶対値の総和が最小となるパラメータp、p、p、p、pを求め、前記エッジを前記2次関数で近似することを特徴とする請求項1に記載のMTF測定装置。
  4. 前記画素投影手段は、xy座標上に、x軸方向でコントラストが異なるように前記エッジ画像を配置し、前記エッジ画像の画素ごとに、画素位置のx座標の値と、当該画素位置のy座標に対応する前記非線形関数のx座標の値との差分だけ、前記非線形関数の予め定めたyの値におけるx座標の値をシフトするように、前記エッジ画像の画素位置(x,y)を前記予め定めたyの値で特定される座標軸の位置に投影することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のMTF測定装置。
  5. コンピュータを、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のMTF測定装置として機能させるためのMTF測定プログラム。
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