JP2015094282A - バルブ作動装置及び過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェイストゲートバルブ35からのチャタリング音を低減すること。【解決手段】コンプレッサハウジング11の外壁にはサージタンク87が設けられ、サージタンク87は筒状のタンク本体91を備え、タンク本体91は内側に配管経路81の途中に連通した受容室93とタンク大気室95とを有し、タンク本体91内に仕切部材101が受容室93とタンク大気室95を区画するように設けられ、タンク大気室95にストッパ105側へ仕切部材101を付勢するコイルスプリング107が設けられていること。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用過給機等の過給機におけるタービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を可変とするためのガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構を作動させるためのバルブ作動装置等に関する。
車両用過給機による過給圧の過度の上昇を防止する対策として、通常、車両用過給機におけるタービンハウジングの内部には、排気ガスの一部をタービンインペラをバイパスさせるためのバイパス通路が形成される。また、タービンハウジングの適宜位置には、バイパス通路の開口部を開閉するウェイストゲートバルブが設けられている。ここで、バイパス通路は、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を可変とするガス流量可変通路の1つであって、ウェイストゲートバルブは、ガス流路可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構の1つである。そして、流量可変バルブ機構の1つであるウェイストゲートバルブの構成は、次のようになる。
即ち、タービンハウジングの外壁に貫通形成した支持穴には、ステム(回転軸)が正逆方向へ回転可能に設けられており、このステムの基端部は、タービンハウジングの外側へ突出してある。また、ステムの先端部には、取付部材の基端部が一体的に連結されており、この取付部材の先端部には、バイパス通路の開口部側のバルブシートに当接離隔可能なバルブが設けられている。更に、ステムの基端部には、リンク部材の基端部(一端部)が一体的に連結されている。ここで、リンク部材をステムの軸心周りに正逆方向へ揺動させることによって、バルブがステム及び取付部材を介して正逆方向(開閉方向)へ揺動するようになっている。
コンプレッサハウジングの外壁には、ウェイストゲートバルブを作動させるためのバルブ作動装置としてダイヤフラム式アクチュエータが設けられており、このダイヤフラム式アクチュエータは、リンク部材を正逆方向へ揺動させるものである。そして、ダイヤフラム式アクチュエータの構成は、次のようになる。
即ち、ダイヤフラム式アクチュエータは、筒状のアクチュエータ本体を備えており、このアクチュエータ本体は、内側(内部)に、圧力源としてのコンプレッサインペラの出口側から正圧を印加可能(供給可能)な圧力室と、大気に連通したアクチュエータ大気室とを有している。また、アクチュエータ本体内には、ダイヤフラムが圧力室とアクチュエータ大気室を区画するように設けられており、このダイヤフラムの中央部は、アクチュエータ軸方向(アクチュエータ本体の軸方向)へ変位可能である。そして、アクチュエータ大気室には、圧力室側へ付勢するアクチュエータ付勢部材が設けられている。更に、ダイヤフラムの中央部には、作動ロッドの基端部が一体的に連結されており、作動ロッドの先端部は、リンク部材の先端部に回転可能に連結されている。なお、コンプレッサインペラの出口側とは、例えばコンプレッサハウジングの空気排出口又はコンプレッサスクロール流路のことである。
従って、車両用過給機の運転中に、過給圧(コンプレッサインペラの出口側の圧力)が設定圧に達して、コンプレッサインペラの出口側から圧力室に正圧が印加されると、ダイヤフラムの中央部がアクチュエータ付勢部材の付勢力に抗してアクチュエータ軸方向の一方側へ変位する。すると、作動ロッドがアクチュエータ軸方向の一方側へ移動して、リンク部材を正方向へ揺動させることができる。これにより、バルブがステム及び取付部材を介して正方向(開方向)へ揺動して、バイパス通路の開口部を開くことができ、排気ガスの一部をタービンインペラをバイパスさせて、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を減少させることができる。
また、バイパス通路の開口部を開いた後に、過給圧が設定圧未満になって、コンプレッサインペラの出口側からの正圧の印加状態が解除されると、アクチュエータ付勢部材の付勢力によってダイヤフラムの中央部がアクチュエータ軸方向の他方側へ変位する。すると、作動ロッドがアクチュエータ軸方向の他方側へ移動して、リンク部材を逆方向へ揺動させることができる。これにより、バルブがステム及び取付部材を介して逆方向(閉方向)へ揺動して、バイパス通路の開口部を閉じることができ、バイパス通路内の排気ガスの流れを遮断して、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を増加させることができる。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1及び特許文献2に示すものがある。
特開2009−236088号公報 特開2008−101589号公報
ところで、車両用過給機の運転中、圧力源側から印加される正圧が脈動成分を持つことがあり、このような場合には、作動ロッドが微小振動して、その振動がリンク部材等を介してバルブに伝達される。そのため、バルブがバイパス通路の開口部側のバルブシート又は取付部材に接触して、ウェイストゲートバルブからチャタリング音が発生して、ウェイストゲートバルブの静音性の低下を招くことが懸念される。
なお、前述の問題は、圧力源から正圧の代わりに負圧が印加されるタイプのウェイストゲートバルブ、ウェイストゲートバルブ以外の流量可変バルブ機構においても同様に生じるものである。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の流量可変バルブ機構等を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、タービンハウジング又は前記タービンハウジングに連通した状態で接続した接続体の内部に、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を可変とするためのガス流量可変通路が形成された過給機に用いられ、前記タービンハウジング又は前記接続体の外壁に貫通形成した支持穴に正逆方向へ回転可能に設けられたステム(回転軸)、基端部が前記ステムに一体的に連結された取付部材と、前記取付部材の先端部に設けられかつ前記ガス流量可変通路の開口部側のバルブシート(周縁部)に当接離隔可能なバルブ、及び基端部(一端部)が前記ステムの基端部に一体的に連結されたリンク部材を備え、前記ガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構を作動させるためのバルブ作動装置において、内側(内部)に圧力源から正圧又は負圧を印加可能(供給可能)な圧力室と大気に連通したアクチュエータ大気室とを有した筒状のアクチュエータ本体、前記アクチュエータ本体内に前記圧力室とアクチュエータ大気室を区画するように設けられかつ中央部がアクチュエータ軸方向へ変位可能なダイヤフラム、前記圧力室に印加される正圧又は負圧に抗する方向へ前記ダイヤフラムを付勢するアクチュエータ付勢部材、及び基端部が前記ダイヤフラムの中央部に一体的に連結されかつ先端部(他端部)が前記リンク部材の先端部に回転可能(揺動可能)に連結された作動ロッドを備え、前記リンク部材を正逆方向へ揺動させるダイヤフラム式アクチュエータと、内側に前記圧力源と前記圧力室を連絡するため(前記圧力室に正圧又は負圧を印加するため)の配管経路(経路)の途中(中間部)に連通した受容室と大気に連通したタンク大気室とを有した筒状のタンク本体、前記タンク本体内に前記受容室と前記タンク大気室を区画するように設けられかつタンク軸方向へ気密的に摺動可能な仕切部材(ピストン)、及び前記受容室に印加される正圧又は負圧に抗する方向へ前記仕切部材を付勢するタンク付勢部材を備え、前記圧力源から正圧又は負圧を受容するサージタンク(受容タンク)と、を具備したことを要旨とする。
ここで、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「タービンハウジングに連通した状態で接続した接続体」とは、タービンハウジングのガス導入口又はガス排出口に連通した状態で接続した配管、マニホールド、ケーシング等を含む意である。また、「ガス流量可変通路」とは、排気ガスの一部をタービンインペラをバイパスさせるためのバイパス通路を含む意であって、「流量可変バルブ機構」とは、バイパス通路の開口部を開閉するウェイストゲートバルブを含む意である。更に、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意であって、「連結され」とは、直接的に連結されたことの他に、別部材を介して間接的に連結されたことを含む意である。そして、「アクチュエータ軸方向」とは、アクチュエータ本体の軸方向のことをいい、「タンク軸方向」とは、タンク本体の軸方向のことをいう。
本発明の第1の特徴によると、前記過給機の運転中に、前記圧力源が正圧の圧力源の場合には、前記圧力源から前記圧力室に正圧が印加されると、前記ダイヤフラムの中央部が前記復帰スプリングの付勢力に抗してアクチュエータ軸方向の一方側へ変位する。又は、前記圧力源が負圧の圧力源の場合には、前記圧力源からの負圧の印加状態が解除されると、前記復帰スプリングの付勢力によって前記ダイヤフラムの中央部がアクチュエータ軸方向の一方側へ変位する。すると、前記作動ロッドがアクチュエータ軸方向の一方側へ移動して、前記リンク部材を正方向へ揺動させることができる。これにより、前記バルブが前記ステム及び前記取付部材を介して正方向(開方向)へ揺動して、前記ガス流量可変通路の開口部を開くことができる。なお、前記ガス流量可変通路の開口部を開くことによって、前記タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を減少させる場合と増加させる場合がある。
また、前記圧力源が正圧の圧力源の場合には、前記ガス流量可変通路の開口部を開いた後に、前記圧力源からの正圧の印加状態が解除されると、前記復帰スプリングの付勢力によって前記ダイヤフラムの中央部がアクチュエータ軸方向の他方側へ変位する。又は、前記圧力源が負圧の圧力源の場合には、前記圧力源から前記圧力室に負圧が印加されると、前記ダイヤフラムの中央部が前記復帰スプリングの付勢力に抗してアクチュエータ軸方向の他方側へ変位する。すると、前記作動ロッドがアクチュエータ軸方向の他方側へ移動して、前記リンク部材を逆方向へ揺動させる。これにより、前記バルブが前記ステム及び前記取付部材を介して逆方向(閉方向)へ揺動して、前記ガス流量可変通路の開口部を閉じることができる。なお、前記ガス流量可変通路の開口部を閉じることによって、前記タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を増加させる場合と減少させる場合がある(本発明の第1の特徴による通常の作用)。
前記過給機の運転中に、前記圧力源から前記圧力室に正圧又は負圧が印加される他に、前記圧力源から前記受容室に正圧又は負圧が受容されることにより、前記仕切部材が前記タンク付勢部材の付勢力に抗してタンク軸方向の一方側又は他方側へ気密的に摺動する。これにより、前記圧力源側から印加される正圧又は負圧が脈動成分を持っている場合でも、前記サージタンク(主に前記タンク付勢部材)によってその脈動成分を十分に吸収することができる。よって、前記過給機の運転中における前記作動ロッドの振動、及びその振動による前記バルブの振動を十分に抑えることができる(本発明の第1の特徴による特有の作用)。
本発明の第2の特徴は、エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジンに供給される空気を過給する過給機において、第1の特徴からなるバルブ作動装置を具備したことを要旨とする。
本発明の第2の特徴によると、本発明の第1の特徴による作用と同様の作用を奏する。
本発明によれば、前記圧力源側から印加される正圧又は負圧が脈動成分を持っている場合でも、前記過給機の運転中における前記バルブの振動を十分に抑えることができるため、前記流量可変バルブ機構からのチャタリング音を低減して、前記流量可変バルブ機構の静音性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用過給機の右側面図である。 図2は、ダイヤフラム式アクチュエータ及びサージタンク等を説明する図である。 図3は、図4におけるIII-III線に沿った断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る車両用過給機の正面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る車両用過給機の正断面図である。
本発明の実施形態について図1から図5を参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「L」は、左方向、「R」は、右方向である。
図4及び図5に示すように、本発明の実施形態に係る車両用過給機(過給機の一例)1は、エンジン(図示省略)からの排気ガスのエネルギーを利用して、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)するものである。そして、車両用過給機1の具体的な構成等は、以下のようになる。
車両用過給機1は、ベアリングハウジング3を具備しており、ベアリングハウジング3内には、一対のラジアルベアリング5及び一対のスラストベアリング7が設けられている。また、複数のベアリング5,7には、左右方向へ延びたロータ軸(タービン軸)9が回転可能に設けられており、換言すれば、ベアリングハウジング3には、ロータ軸9が複数のベアリング5,7を介して回転可能に設けられている。
ベアリングハウジング3の右側には、コンプレッサハウジング11が設けられている。また、コンプレッサハウジング11内には、遠心力を利用して空気を圧縮するコンプレッサインペラ13が回転可能に設けられており、このコンプレッサインペラ13は、ロータ軸9の右端部に同心上に一体的に連結されている。
コンプレッサハウジング11におけるコンプレッサインペラ13の入口側(空気の流れ方向の上流側)には、空気を導入するための空気導入口(空気導入通路)15が形成されており、この空気導入口15は、空気を浄化するエアクリーナー(図示省略)に接続可能である。また、ベアリングハウジング3とコンプレッサハウジング11との間におけるコンプレッサインペラ13の出口側(空気の流れ方向の下流側)には、圧縮された空気を昇圧する環状のディフューザ流路17が形成されている。更に、コンプレッサハウジング11の内部には、渦巻き状のコンプレッサスクロール流路19がコンプレッサインペラ13を囲むように形成されており、このコンプレッサスクロール流路19は、ディフューザ流路17に連通してある。そして、コンプレッサハウジング11の外壁の適宜位置には、圧縮された空気を排出するための空気排出口(空気排出通路)21が形成されており、この空気排出口21は、コンプレッサスクロール流路19に連通しており、エンジンの給気マニホールド(図示省略)に接続可能である。
ベアリングハウジング3の左側には、タービンハウジング23が設けられている。また、タービンハウジング23内には、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させるタービンインペラ25が回転可能に設けられており、このタービンインペラ25は、ロータ軸9の左端部に同心上に一体的に連結されている。
図3から図5に示すように、タービンハウジング23の外壁の適宜位置には、排気ガスを導入するためのガス導入口(ガス導入通路)27が形成されており、このガス導入口27は、エンジンの排気マニホールド(図示省略)に接続可能である。また、タービンハウジング23の内部におけるタービンインペラ25の入口側(排気ガスの流れ方向の上流側)には、渦巻き状のタービンスクロール流路29が形成されている。そして、タービンハウジング23におけるタービンインペラ25の出口側(排気ガスの流れ方向の下流側)には、排気ガスを排出するためのガス排出口(ガス排出通路)31が形成されており、このガス排出口31は、排気ガスを浄化する触媒(図示省略)に接続管(図示省略)を介して接続可能である。
図3及び図4に示すように、タービンハウジング23の内部には、ガス導入口27から導入した排気ガスの一部をタービンインペラ25をバイパスさせてガス排出口31側へ導出するためのバイパス通路33が形成されている。ここで、バイパス通路33は、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を可変とするためのガス流量可変通路の1つであって、特開2013−185552号公報に示す公知のバイパス通路と同様の構成を有している。
タービンハウジング23の適宜位置には、バイパス通路33の開口部を開閉する流量可変バルブ機構の1つとしてのウェイストゲートバルブ35が設けられている。そして、ウェイストゲートバルブ35の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、タービンハウジング23の外壁に貫通形成した支持穴37には、ステム(回転軸)39がブッシュ41を介して正逆方向へ回転可能に設けられており、このステム39の基端部(一端部)は、タービンハウジング23の外側へ突出してある。また、ステム39の先端部(他端部)には、取付部材(取付板)43の基端部が隅肉溶接によって一体的に連結されており、この取付部材43の先端部には、二面幅形状又は円形状の取付穴(図示省略)が貫通形成されている。なお、取付部材43の基端部が隅肉溶接の代わりにTIG溶接、レーザビーム溶接、又はかしめ等によってステム39の先端部に一体的に連結されても構わない。
取付部材43の取付穴には、バルブ45が嵌合して設けられており、このバルブ45は、取付部材43に対するガタ(傾動及び微動含む)が許容されている。また、バルブ45は、バイパス通路33の開口部側のバルブシート(周縁部)に当接離隔可能なバルブ本体47、及びバルブ本体47の中央部に一体形成されかつ取付部材43の取付穴に嵌合したバルブ軸49を備えている。ここで、取付部材43に対するバルブ45のガタが許容されることによって、バイパス通路33の開口部側のバルブシートに対するバルブ本体47の追従性(密着性)を確保している。更に、バルブ軸49の先端部には、環状の止め金(座金)51が隅肉溶接によって一体的に設けられている。なお、止め金51が隅肉溶接の代わりにTIG溶接、レーザビーム溶接、又はかしめ等によってバルブ軸49の先端部に一体的に連結されても構わない。
ここで、バルブ軸49がバルブ本体47の中央部に一体形成されかつ止め金51がバルブ軸49の先端部に隅肉溶接等によって一体的に設けられる代わりに、バルブ軸49がバルブ本体47の中央部にかしめによって一体的に設けられかつ止め金51がバルブ軸49の先端部に一体形成されても構わない。なお、バルブ軸49がかしめの代わりに隅肉溶接、TIG溶接、又はレーザビーム溶接によってバルブ本体47の中央部に一体的に設けられても構わない。
ステム39の基端部には、リンク部材(リンク板)53の基端部(一端部)が隅肉溶接によって一体的に連結されている。ここで、リンク部材53をステム39の軸心周りに正逆方向へ揺動させることによって、バルブ45がステム39及び取付部材43を介して正逆方向(開閉方向)へ揺動するようになっている。なお、リンク部材53の基端部が隅肉溶接の代わりにTIG溶接、レーザビーム溶接、又はかしめ等によってステム39の基端部に一体的に連結されても構わない。
図1、図2、及び図4に示すように、コンプレッサハウジング11の外壁には、ウェイストゲートバルブ35を作動させるためのバルブ作動装置55が設けられている。そして、バルブ作動装置55の具体的な構成は、以下のようになる。
即ち、コンプレッサハウジング11の外壁には、リンク部材53を正逆方向へ揺動させるためのダイヤフラム式アクチュエータ57がブラケット59を介して設けられており、このダイヤフラム式アクチュエータ57は、バルブ作動装置55の主要な構成要素の1つである。また、ダイヤフラム式アクチュエータ57は、コンプレッサハウジング11の外壁にブラケット59を介して設けられた筒状のアクチュエータ本体61を備えている。更に、アクチュエータ本体61は、内側(内部)に、圧力源としての空気排出口21から正圧を印加可能(供給可能)な圧力室63と、大気に連通したアクチュエータ大気室65とをアクチュエータ軸方向(アクチュエータ本体61の軸方向)に沿って有している。なお、アクチュエータ本体61がコンプレッサハウジング11の外壁に設けられる代わりに、ベアリングハウジング3又はタービンハウジング23の外壁等の車両用過給機1の適宜箇所に設けられても構わない。
図2及び図4に示すように、アクチュエータ本体61内には、ダイヤフラム67が圧力室63とアクチュエータ大気室65を区画するように設けられており、このダイヤフラム67の中央部は、アクチュエータ軸方向へ変位可能(移動可能)になっている。そして、ダイヤフラム67の圧力室63側の面には、第1リテーナプレート69が設けられており、ダイヤフラム67のアクチュエータ大気室65側の面には、第2リテーナプレート71が設けられている。また、アクチュエータ大気室65内には、ダイヤフラム67を圧力室63側(換言すれば、圧力室63に印加される正圧に抗する方向)へ付勢するアクチュエータ付勢部材としてコイルスプリング73が設けられている。
アクチュエータ本体61には、作動ロッド75がブッシュ77を介してアクチュエータ軸方向へ移動可能に設けられており、この作動ロッド75は、アクチュエータ本体61から外側へ突出してある。また、作動ロッド75の基端部は、ダイヤフラム67の中央部に一体的に連結されており、作動ロッド75の先端部は、リンク部材53の先端部に連結ピン79を介して回転可能(揺動可能)に連結されている。
図1及び図2に示すように、圧力源としての空気排出口21と圧力室63との間には、配管経路(経路)81が連絡するように設けられている。また、配管経路81の途中には、圧力制御弁の1つとしてデューティ制御可能なデューティソレノイドバルブ83が配設されており、このデューティソレノイドバルブ83と空気導入口15との間には、逃がし用の配管経路(逃がし用の経路)85が連絡するように設けられている。
コンプレッサハウジング11の外壁には、空気排出口21からの正圧を受容するサージタンク(受容タンク)87が設けられている。また、サージタンク87は、バルブ作動装置55の主要な構成要素の1つであって、コンプレッサインペラ13の軸心を中心としたダイヤフラム式アクチュエータ57の反対側の領域に位置している。
サージタンク87は、コンプレッサハウジング11の外壁にブラケット89を介して設けられた筒状のタンク本体91を備えている。また、タンク本体91は、内側(内部)に、空気排出口21と圧力室63を連絡するための配管経路81の途中(中間部)に連通した受容室93と、大気に連通したタンク大気室95とをタンク軸方向(タンク本体91の軸方向、左右方向)に沿って有している。更に、エンジン側からの排気ガスの脈動を吸収するために、受容室93の横断面積は、バイパス通路33の開口部の開口面積よりも大きく設定されることが好ましく、具体的には、バイパス通路33の開口部の開口面積の4倍以上に設定されることが好ましい。また、タンク本体91の長辺部分91aには、配管経路81におけるデューティソレノイドバルブ83側の部分に連通した第1ポート97、及び配管経路81におけるアクチュエータ本体61側の部分に連通した第2ポート99がそれぞれ形成されている。なお、タンク本体91がコンプレッサハウジング11の外壁に設けられる代わりに、ベアリングハウジング3又はタービンハウジング23の外壁等の車両用過給機1の適宜箇所、エンジン側の適宜箇所等に設けられたり、コンプレッサハウジング11の一部に一体形成されたりしても構わない。
タンク本体91内には、板状の仕切部材(ピストン)101が受容室93とタンク大気室95を区画するように設けられており、この仕切部材101は、Oリング103を介してタンク軸方向へ気密的に摺動可能(移動可能)である。また、タンク本体91内には、仕切部材101におけるタンク軸方向の一方側の側面(右側面)に当接可能な環状のストッパ105が設けられている。更に、タンク大気室95(タンク本体91内)には、ストッパ105側(換言すれば、受容室93に印加される正圧に抗する方向)へ仕切部材101を付勢するタンク付勢部材としてのコイルスプリング107が設けられている。ここで、コイルスプリング107のバネ定数は、コイルスプリング73のバネ定数の0.1〜1.5倍に設定されている。なお、仕切部材101の摺動時の気密性が必要ない場合には、Oリング103を省略しても構わなく、板状の仕切部材101の代わりに、ゴム(樹脂)等からなる弾性変形可能な膜状の仕切部材(図示省略)を用いても構わない。また、コイルスプリング107がタンク大気室95に設けられる代わりに、ストッパ105側へ仕切部材101を付勢する別のタンク付勢部材(図示省略)がタンク本体91の外側に設けられても構わない。
なお、配管経路81の途中(配管経路81の途中における圧力室63と受容室93との間又はデューティソレノイドバルブ83と受容室93との間)に、膨張収縮可能であってかつ空気排出口21からの正圧を受容する収容袋(図示省略)が分岐して設けられたり、配管経路81の一部が膨張収縮可能なゴム等により構成されたりしても構わない。また、配管経路81内(配管経路81内における圧力室63と受容室93との間又はデューティソレノイドバルブ83と受容室93との間)に、流路面積(経路面積)を絞るオリフィス(図示省略)が設けられても構わない。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
ガス導入口27から導入した排気ガスがタービンスクロール流路29を経由してタービンインペラ25の入口側から出口側へ流通することにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸9及びコンプレッサインペラ13をタービンインペラ25と一体的に回転させることができる。これにより、空気導入口15から導入した空気を圧縮して、ディフューザ流路17及びコンプレッサスクロール流路19を経由して空気排出口21から排出することができ、エンジンに供給される空気を過給することができる。
車両用過給機1の運転中に、過給圧(空気排出口21の圧力)が設定圧に達して、圧力源としての空気排出口21から圧力室63に正圧が印加されると、ダイヤフラム67の中央部がアクチュエータ軸方向の一方側(左方向)へ変位する。すると、作動ロッド75がアクチュエータ軸方向の一方側へ移動して、リンク部材53を正方向(図4において時計回り方向)へ揺動させることができる。これにより、バルブ45がステム39及び取付部材43を介して正方向(開方向)へ揺動して、バイパス通路33の開口部を開くことができる。これにより、ガス導入口27から導入した排気ガスの一部をタービンインペラ25をバイパスさせて、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を減少させることができる。
また、バイパス通路33の開口部を開いた後に、過給圧が設定圧未満になって、空気排出口21からの正圧の印加状態が解除されると、コイルスプリング73の付勢力によってダイヤフラム67の中央部がアクチュエータ軸方向の他方側(右方向)へ変位する。すると、作動ロッド75がアクチュエータ軸方向の他方側へ移動して、リンク部材53を逆方向(図4において反時計回り方向)へ揺動させる。これにより、バルブ45がステム39及び取付部材43を介して逆方向(閉方向)へ揺動して、バイパス通路33の開口部を閉じることができる。これにより、バイパス通路33内の排気ガスの流れを遮断して、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を増加させることができる。
更に、過給圧が設定圧未満である場合に、デューティソレノイドバルブ83の励磁と消磁をデューティ制御して圧力室63に印加する正圧を調節することにより、ダイヤフラム67の中央部がアクチュエータ軸方向へ適宜に変位する。すると、作動ロッド75がアクチュエータ軸方向へ適宜に移動して、リンク部材53を正逆方向へ適宜に揺動させることができる。これにより、バルブ45の開度を連続的又は断続的に調節することができ、エンジンの運転状況に応じて、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を可変(調節)することができる(本発明の実施形態の通常の作用)。
車両用過給機1の運転中に、空気排出口21から圧力室63に正圧が印加される他に、空気排出口21から受容室93に正圧が受容されることにより、仕切部材101がコイルスプリング107の付勢力に抗してタンク軸方向の一方側(左方向)へ気密的に摺動する。これにより、空気排出口21側から印加される正圧が脈動成分を持っている場合でも、サージタンク87(主にコイルスプリング107)によってその脈動成分を十分に吸収することができる。よって、車両用過給機1の運転中における作動ロッド75の振動、及びその振動によるバルブ45の振動を十分に抑えることができる。
特に、コイルスプリング107のバネ定数がコイルスプリング73のバネ定数の0.8〜1.5倍に設定されているため、コイルスプリング107による正圧の脈動成分の吸収性が高くなる。また、第1ポート97及び第2ポート99がタンク本体91の長辺部分91aにそれぞれ形成されているため、タンク本体91の短辺部分91bにそれぞれ形成されている場合に比較して、受容室93内において正圧の脈動成分が緩和(分散)され易くなる。これにより、車両用過給機1の運転中における作動ロッド75の振動等をより十分に抑えることができる。
サージタンク87がコンプレッサインペラ13の軸心を中心としたダイヤフラム式アクチュエータ57の反対側の領域に位置しているため、車両用過給機1にバルブ作動装置55を装備しても、車両用過給機1の重量バランスを安定させることができる。(本発明の実施形態の特有の作用)。
従って、本発明の実施形態によれば、空気排出口21側から印加される正圧が脈動成分を持っている場合でも、車両用過給機1の運転中におけるバルブ45の振動をより十分に抑えることができるため、ウェイストゲートバルブ35からのチャタリング音を低減して、ウェイストゲートバルブ35の静音性を向上させることができる。
また、車両用過給機1にバルブ作動装置55を装備しても、車両用過給機1の重量バランスを安定させることができるため、車両に対する車両用過給機1の搭載性を向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、次のように種々の態様で実施可能である。
即ち、例えば、タービンハウジング23の適宜位置にバイパス通路33を開閉するウェイストゲートバルブ35が設けられる代わりに、タービンハウジング23のガス導入口27に連通した状態で接続した排気マニホールド(図示省略)の適宜位置に、排気マニホールドに形成したバイパス通路(図示省略)の開口部を開閉するウェイストゲートバルブ(図示省略)が設けられても構わない。また、圧力室63を空気排出口21から正圧を印加可能とする代わりに、エンジン側の別の圧力源(図示省略)から負圧を印加可能としても構わなく、この場合には、コイルスプリング73が圧力室63に設けられかつコイルスプリング107が受容室93に設けられることになる。
アクチュエータ本体61が内側にアクチュエータ大気室65の代わりに、負圧ポンプ等の別の圧力源(図示省略)から負圧を印加可能な別の圧力室(図示省略)を有しても構わない。また、タンク本体91による脈動成分の吸収性が十分に高い場合には、サージタンク87から仕切部材101、ストッパ105、及びコイルスプリング107を省略しても構わない。
そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されないものである。
即ち、本願の流量可変バルブ機構は、前述のウェイストゲートバルブ35に限定されるものでなく、例えば、実開昭61−33923号公報及び特開2001−263078号公報等に示すように、タービンハウジング(図示省略)内に形成された複数のタービンスクロール流路(図示省略)のうちのいずれかのタービンスクロール流路に対して排気ガスの供給状態と供給停止状態とを切り替える切替バルブ機構(図示省略)にも適用可能である。また、本願の流量可変バルブ機構は、例えば、特開2010−209688号公報、特開2011−106358号公報等に示すように、複数段のタービンハウジング(図示省略)のうちいずれかの段のタービンハウジングに対して排気ガスの供給状態と供給停止状態とを切り替える切替バルブ機構(図示省略)にも適用可能である。
1:車両用過給機、3:ベアリングハウジング、5:ラジアルベアリング、9:ロータ軸、11:コンプレッサハウジング、13:コンプレッサインペラ、15:空気導入口、17:ディフューザ流路、21:空気排出口(圧力源)、23:タービンハウジング、25:タービンインペラ:27:ガス導入口、29:タービンスクロール流路、31:ガス排出口、33:バイパス通路(ガス流量可変通路)、35:ウェイストゲートバルブ(流量可変バルブ機構)、37:支持穴、39:ステム、41:ブッシュ、43:取付部材、45:バルブ、53:リンク部材、55:バルブ作動装置、57:ダイヤフラム式アクチュエータ、61:アクチュエータ本体、63:圧力室、65:アクチュエータ大気室、67:ダイヤフラム、73:コイルスプリング(アクチュエータ付勢部材)、75:作動ロッド、81:配管経路、87:サージタンク、91:タンク本体、93:受容室、95:タンク大気室、101:仕切部材、105:ストッパ、107:コイルスプリング(タンク付勢部材)

Claims (3)

  1. タービンハウジング又は前記タービンハウジングに連通した状態で接続した接続体の内部に、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を可変とするためのガス流量可変通路が形成された過給機に用いられ、
    前記タービンハウジング又は前記接続体の外壁に貫通形成した支持穴に正逆方向へ回転可能に設けられたステム、基端部が前記ステムに一体的に連結された取付部材、前記取付部材の先端部に設けられかつ前記ガス流量可変通路の開口部側のバルブシートに当接離隔可能なバルブ、及び基端部が前記ステムの基端部に一体的に連結されたリンク部材を備え、前記ガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構を作動させるためのバルブ作動装置において、
    内側に圧力源から正圧又は負圧を印加可能な圧力室と大気に連通したアクチュエータ大気室とを有した筒状のアクチュエータ本体、前記アクチュエータ本体内に前記圧力室とアクチュエータ大気室を区画するように設けられかつ中央部がアクチュエータ軸方向へ変位可能なダイヤフラム、前記圧力室に印加される正圧又は負圧に抗する方向へ前記ダイヤフラムを付勢するアクチュエータ付勢部材、及び基端部が前記ダイヤフラムの中央部に一体的に連結されかつ先端部が前記リンク部材の先端部に回転可能に連結された作動ロッドを備え、前記リンク部材を正逆方向へ揺動させるダイヤフラム式アクチュエータと、
    内側に前記圧力源と前記圧力室を連絡するための配管経路の途中に連通した受容室と大気に連通したタンク大気室とを有した筒状のタンク本体、前記タンク本体内に前記受容室と前記タンク大気室を区画するように設けられかつタンク軸方向へ摺動可能な仕切部材、及び前記受容室に印加される正圧又は負圧に抗する方向へ前記仕切部材を付勢するタンク付勢部材を備え、前記圧力源から正圧又は負圧を受容するサージタンクと、を具備したことを特徴とするバルブ作動装置。
  2. 前記ダイヤフラム式アクチュエータが前記過給機におけるコンプレッサハウジングの外壁に設けられ、前記サージタンクが前記コンプレッサハウジングの外壁における前記タービンインペラの軸心を中心とした前記ダイヤフラム式アクチュエータの反対側の領域に位置していることを特徴とする請求項1に記載のバルブ作動装置。
  3. エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジンに供給される空気を過給する過給機において、
    請求項1又は請求項2に記載のバルブ作動装置を具備したことを特徴とする過給機。
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