JP2015093279A - プレスロール装置 - Google Patents

プレスロール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015093279A
JP2015093279A JP2013232018A JP2013232018A JP2015093279A JP 2015093279 A JP2015093279 A JP 2015093279A JP 2013232018 A JP2013232018 A JP 2013232018A JP 2013232018 A JP2013232018 A JP 2013232018A JP 2015093279 A JP2015093279 A JP 2015093279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rolls
support frame
pair
press roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013232018A
Other languages
English (en)
Inventor
秀樹 竹熊
Hideki Takekuma
秀樹 竹熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013232018A priority Critical patent/JP2015093279A/ja
Publication of JP2015093279A publication Critical patent/JP2015093279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】形成される膜厚の精度を向上させること。【解決手段】本発明にかかるプレスロール装置は、対向する一対の鉄製のロール11及び21と、前記一対のロール11及び21の回転軸となるロール軸12及び22を支持するために一体形成された鉄製の支持フレーム30と、前記一対のロール内部にそれぞれ形成され、熱量Qrをロール11及び21に供給する冷却構造34と、を有するプレスロール装置であって、前記熱量Qrは、前記プレスロール装置1の加工の総熱量をQ、ロール11及び21のそれぞれの質量をmr、支持フレーム30の質量をmc、ロール軸間距離をL、ロール11とロール21の隙間をロール間ギャップδrとすると、【数12】となるよう設定されるものである。【選択図】図1

Description

本発明はプレスロール装置に関する。
近年、自動車や携帯電話等にリチウムイオン電池が搭載されている。高性能のリチウムイオン電池を製造するためには、均一な厚みの金属電極を形成する必要がある。均一な厚みの金属電極の製造には、プレスロール装置を用いることが一般的である。
特許文献1には、上下に対向配置された一対の加圧ロールと、それらのロール軸を支持するロール軸受と、を備える。加圧ロールは、鋳造系ロールであり、300〜800mmφ、ロール回転数が数十rpmオーダーである。
特開2011−181348号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるようなロールプレス機においては、ロール回転の高速化と長時間運転とにより、ロール転がり軸受に発生する熱がロールに伝達して、ロールが熱変形し、ロールの精度が低下するという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、より膜厚の精度を向上したプレスロール装置を提供することを課題とする。
本発明にかかるプレスロール装置は、対向する一対の鉄製のロールと、前記一対のロールの回転軸となるロール軸を支持するために一体形成された鉄製の支持フレームと、前記一対のロール内部に形成され、熱量Qrをロールに供給する冷却構造と、を有するプレスロール装置であって、前記熱量Qrは、前記プレスロール装置の加工の総熱量をQ、ロールの質量をmr、支持フレームの質量をmc、ロール軸間距離をL、ロール間の隙間をロール間ギャップδrとすると、
Figure 2015093279
となるよう設定されるものである。これにより、支持フレームの熱膨張を加味してロールの温度調節をすることが可能となる。
本発明にかかるプレスロール装置によれば、より形成される膜厚の精度を向上させることができる。
実施の形態にかかるプレスロール装置1を示す側面図である。
実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態にかかるプレスロール装置1を示す側面図である。プレスロール装置1は、上下に対向する一対のロール11及びロール21と、ロール11及びロール21を支持するための支持フレーム30と、冷却構造34と、を有する。
ロール11は鉄製であり、略円筒形の形状である。ロール11は、ロール軸12を備える。ロール軸12は、ロール11の中心軸に沿って突出したロール11より直径小さい略円筒形状である。ロール11は、支持フレーム30のロール軸受け31にロール軸12を回転可能に支持される。
ロール11と同様に、ロール21は鉄製であり、略円筒形の形状である。ロール21はロール軸22を備える。ロール軸22は、ロール21の中心軸に沿って突出したロール21より直径小さい略円筒形状である。ロール21は、支持フレーム30のロール軸受け32にロール軸22を回転可能に支持される。
支持フレーム30は、鉄製であり、ロール軸12を支持するためのロール軸受け31と、ロール軸22を支持するためのロール軸受け32と、ロール11とロール21とを回転する回転機構33(不図示)を備える。回転機構33はロール11とロール21とを逆方向に回転させ、ロール11とロール21との間に、リチウムイオン電池の電極となる金属板を通過させることにより、ロール11とロール21から受ける圧力により、金属板が均一な厚みで延性される。
ロール11とロール21の内部には、冷却構造34を備える。冷却構造34は、外部の温度調整構造(不図示)に接続され、ロール11とロール21の入熱量Qが管理される。本実施の形態にかかるプレスロール装置1は、冷却構造34における、ロール11及びロール12の入熱量Qの設定に特徴を有する。
入熱量Qの設定について説明する。まず、ロール11とロール21とのギャップ(以下ロール間ギャップという。)をδrとし、支持フレーム30上のロール間ギャップに相当する部分をLとする。また、ロールプレス加工によって上昇した温度を、プレスロール11または21の温度上昇をΔt、支持フレーム30の温度上昇をΔt′とする。
このとき、ロール間ギャップδrの寸法は、ロールプレス開始前のロール間ギャップをδとし、ロール11及び12の円筒の直径方向の熱膨張率を熱膨張率αとすると、以下のように示される。
Figure 2015093279
・・・(式1)
支持フレーム30におけるロール11のロール軸12とロール21のロール軸22との間の距離L(以下ロール軸間距離という。)の変化量が、式1の変化量に等しければ、形成される金属膜の膜厚は変化しない。従って、支持フレーム30の熱膨張率を熱膨張率Aとすると、膜厚精度に影響されない条件は以下のように示される。
Figure 2015093279
・・・(式2)
ここで、ロール11及び21の入熱量をそれぞれ入熱量Qrとし、支持フレーム30の入熱量を入熱量Qcとし、ロール11及び21の熱容量をそれぞれ熱容量Crとし、支持フレーム30の熱容量をCcとする。また、ロール11及びロール21の質量をそれぞれmrとし、支持フレーム30の質量をmcとする。そして鉄の比熱を比熱c0とすると、以下のようになる。
Figure 2015093279
・・・(式3)
Figure 2015093279
・・・(式4)
Figure 2015093279
・・・(式5)
Figure 2015093279
・・・(式6)
さらに、式3から式6を式2に代入して整理すると、式7のようになる。
Figure 2015093279
・・・(式7)
加工の発熱総量を発熱総量Qとすると、発熱総量Qは以下のように示される。
て、式7を整理すると以下のようになる。
Figure 2015093279
・・・(式8)
式8において右辺は定数であるから、定数Kとすると、ロール11及びロール21の入熱量Qrは以下のように示される。
Figure 2015093279
・・・(式9)
以上より、式9を満たすように、ロール11及びロール21への入熱量Qrを温度制御すれば、ロール間ギャップδrを均一にすることができる。
入熱量Qrは、冷却構造34を介してロール11及びロール21に供給される。冷却構造34は、例えば、ロール11とロール軸12との内部及びロール21とロール軸22の内部に設けられた冷却穴131に熱媒体132が流れるようにして形成される。ロール11に設けられる冷却構造34と、ロール21に設けられる冷却構造34は同じ構造であるため、ここではロール11の例のみ説明する。
冷却構造34は、ロール11の一端側に形成されたロール軸12から、ロール11、ロール11の他端側に形成されたロール軸12の内部に冷却穴131が設けられ、熱媒体132が冷却穴131の内部を通過する。熱媒体132は、冷却構造334に接続された外部の温度調整構造(不図示)により温度管理される。これにより、ロール11とロール21との入熱量Qが管理される。
本実施の形態にかかるプレスロール装置1においては、対向するロール11及びロール21の温度管理について、支持フレーム30の温度を加味して調整するため、より形成される電極の厚みの精度を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 プレスロール装置
11 ロール
12 ロール軸
21 ロール
22 ロール軸
30 支持フレーム
31 ロール軸受け
32 ロール軸受け
33 回転構造
34 冷却構造
131 冷却穴
132 熱媒体

Claims (1)

  1. 対向する一対の鉄製のロールと、
    前記一対のロールの回転軸となるロール軸を支持するために一体形成された鉄製の支持フレームと、
    前記一対のロール内部にそれぞれ形成され、熱量Qrを前記ロールに供給する冷却構造と、を有するプレスロール装置であって、
    前記熱量Qrは、前記プレスロール装置の加工の総熱量をQ、ロールの質量をmr、支持フレームのそれぞれの質量をmc、ロール軸間距離をL、ロール間の隙間をロール間ギャップδrとすると、
    Figure 2015093279
    となるよう設定される、プレスロール装置。
JP2013232018A 2013-11-08 2013-11-08 プレスロール装置 Pending JP2015093279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232018A JP2015093279A (ja) 2013-11-08 2013-11-08 プレスロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232018A JP2015093279A (ja) 2013-11-08 2013-11-08 プレスロール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015093279A true JP2015093279A (ja) 2015-05-18

Family

ID=53196056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232018A Pending JP2015093279A (ja) 2013-11-08 2013-11-08 プレスロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015093279A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Li et al. Magnesium nanowires: enhanced kinetics for hydrogen absorption and desorption
KR101555697B1 (ko) 롤 프레스 장치
CN103380231A (zh) 基板输送辊、薄膜制造装置以及薄膜制造方法
JP2014042923A (ja) ロールプレス機及びロールプレス方法
US20180006292A1 (en) Manufacturing method of electrode and manufacturing apparatus of electrode
JP2016115406A (ja) 厚み計及びそれを備えるロールプレス機
CN109955583A (zh) 配有测量和调节两旋转轴线间隔设备的承印材料处理机器
JP6640394B1 (ja) ロールプレス装置の軸受冷却機構および軸受冷却方法並びにロールプレス装置
CN113067026A (zh) 一种电池叠片热复合装置
JP2015093279A (ja) プレスロール装置
Liu et al. Theoretical analysis and experimental study on thermal stability of high-speed motorized spindle
CN202162211U (zh) 一种电磁加热的电池极片轧机
KR20120110352A (ko) 열회수장치를 구비한 사이드 가이드
CN202263942U (zh) 一种利用热管作为散热机构的机床主轴
JP6044510B2 (ja) プレスロール装置
JP2015089556A (ja) プレスロール装置
JP2012061513A (ja) プレスロール装置およびプレス方法
CN109318608A (zh) 一种打印机搓纸辊
KR20160116087A (ko) 압축공기를 이용하는 추력 조절 및 베어링 냉각 장치
CN207736612U (zh) 精密压延机专用独立电机压延辊筒
CN202560566U (zh) 单螺杆压缩机的螺杆轴向调整机构
CN204566528U (zh) 立式炼胶压片机的机架组件
JP6140861B1 (ja) ロール、ロールを備えたフィルムまたはシートの製造装置及びフィルムまたはシートの製造方法
JP2014105832A (ja) 転がり軸受装置
JP2013208634A (ja) 加圧システム及びその調整方法