JP2015092796A - 車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 1クラスSVM法によって、データ収集手段により収集されたデータを分類し、分類されたデータに基づいて異常度を求め、該異常度が予め設定された所定のしきい値よりも大きいか否か判定して、異常度がしきい値よりも小さいと判定された場合には車両用戸閉装置のメンテナンスが不要であることを表示装置に表示する一方、データ収集手段により収集されたデータを主成分分析法によって演算処理して第1主成分及び第2主成分を算出し、第1主成分及び第2主成分に基づいて2次元マップの画像データを作成するとともに該2次元マップの画像データと正常な状態で収集されたデータに基づいて作成された2次元マップの画像データとの合成画像を作成し、異常度がしきい値よりも大きいと判定された場合には合成画像を表示装置に表示するようにした。
【選択図】 図2
Description
また、特許文献2には、ドア駆動装置の入力電流が判定値以上である状態が所定回数発生した場合に、ドア駆動装置に異常が発生したと判断して警報を発するようにした発明が開示されている。
ドアを開閉駆動する駆動手段と、開閉操作手段からの信号に応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、少なくとも前記ドアの位置および前記駆動手段の駆動電流を含む装置の動作状態を検出する複数の状態検出手段と、前記複数の状態検出手段からの信号を収集するデータ収集手段とを備えた車両用戸閉装置のメンテナンスの時期をデータ処理装置によって判定するメンテナンス時期判定方法であって、
前記データ処理装置は、
前記データ収集手段により収集されたデータを、1クラスSVM法によって正常データと異常データとに分類し、該分類されたデータに基づいて全データ中の異常データの割合を表す異常度を求め、該異常度が予め設定された所定のしきい値よりも大きいか否かの判定を行い、異常度がしきい値よりも小さい場合には車両用戸閉装置のメンテナンスが不要であることを表示装置に表示する一方、
前記データ収集手段により収集されたデータを主成分分析法によって演算処理して第1主成分および第2主成分を算出し、第1主成分および第2主成分に基づいて2次元マップの画像データを作成するとともに、該2次元マップの画像データと正常な状態で収集されたデータに基づいて作成された2次元マップの画像データとの合成画像を作成し、前記異常度が前記しきい値よりも大きいと判定した場合には前記合成画像を表示装置に表示するようにした。
ドアを開閉駆動する駆動手段と、開閉操作手段からの信号に応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、少なくとも前記ドアの位置および前記駆動手段の駆動電流を含む装置の動作状態を検出する複数の状態検出手段と、前記複数の状態検出手段からの信号を収集するデータ収集手段とを備えた車両用戸閉装置のメンテナンスの時期をデータ処理装置によって判定するメンテナンス時期判定方法であって、
前記データ処理装置は、
前記データ収集手段により収集されたデータを、1クラスSVM法によって正常データと異常データとに分類し、該分類されたデータに基づいて全データ中の異常データの割合を表す異常度を求めるとともに、
前記データ収集手段により収集されたデータを主成分分析法によって演算処理して第1主成分および第2主成分を算出し、第1主成分および第2主成分に基づいて2次元マップの画像データを作成するとともに、正常な状態で収集されたデータに基づいて作成された2次元マップの画像データを記憶装置より読み出し、
前記第1主成分および第2主成分に基づいて作成された前記2次元マップの画像データと前記正常時の2次元マップの画像データとの重なり度を算出し、
前記異常度が予め設定された第1しきい値よりも小さいと判定され、かつ、前記重なり度が予め設定された第2しきい値よりも大きいと判定された場合には、車両用戸閉装置のメンテナンスが不要であることを表示装置に表示する一方、
前記異常度が前記第1しきい値よりも大きい、または、前記重なり度が前記第2しきい値よりも小さいと判定された場合には、車両用戸閉装置のメンテナンスが必要であることを表示装置に表示するようにしたものである。
かかる手段によれば、異常度が所定のしきい値よりも大きいか重なり度が所定のしきい値よりも小さい場合には、メンテナンスが必要であることが表示されるとともに、主成分分析法によって算出された第1主成分および第2主成分に基づいて作成した2次元マップの画像データと正常な状態での2次元マップの画像データとを合成した画像が表示されるため、画像を見て異常の原因を推測することが可能となり、効率的な修理、点検が可能となる。
上記した手段によれば、ドアの位置および駆動手段の電流の他、制御手段から出力されるドアの開指令信号および閉指令信号に基づいて動作状態を判断するため、より精度の高い判定が可能となる。
かかる手段によれば、限られた時間だけデータを収集すればよいので、常時連続してデータを収集する方法に比べて、異常の判定に有効なデータを効率よく収集して記憶することができるため、記憶装置が必要とする容量を少なくしコストの増加を抑制することができる。
図1は、本実施形態における鉄道車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定を行うシステムの構成を示した図である。
図1に示すように、本実施形態のシステムは、車両側システム10と地上側システム50とにより構成される。車両側システム10は戸閉装置20と車両制御部30とからなる。図示しないが、戸閉装置20は1編成の列車の複数の車両にそれぞれ複数個設けられ、車両制御部30はそれら複数の戸閉装置20を制御するとともに各戸閉装置からのデータを収集する機能を有する。
モーター21には駆動電流を検出する電流検出器12が設けられており、データ収集部25には、電流検出器12からの検出電流値やエンコーダ22からのドア位置情報信号、ロック機構部23からのロック状態応答信号、制御部24からの開指令信号および閉指令信号が入力される。この開指令信号および閉指令信号は、運転台等に設けられている開閉ボタン11が操作された際に制御部24に入力される信号に対応して生成される信号である。
一方、車両制御部30は、車両制御用の中央処理装置(CPU)31と、1編成の車両の全ての戸閉装置20から収集したデータを履歴情報として蓄積するデータ蓄積部32、所定の通信網40を介して無線通信でデータを送信するデータ送信部33などから構成されている。
車両側システム10のデータ収集部25によるデータ収集は、例えば戸閉装置の開閉動作ごとに毎回行なわれ、データ蓄積部32に蓄積される。車両側システム10のデータ送信部33から地上側システム50のデータ受信部51へのデータの送信は、データ収集ごとに毎回行なっても良いが、データ送信部33やデータ受信部51の通信能力等に応じて、例えば1日1回などのように決定しても良い。
車両制御用の中央処理装置(CPU)31は、全ての戸閉装置20から収集したデータを履歴情報としてデータ蓄積部32に蓄積する。そして、予め決められた時刻になると、データ蓄積部32から履歴情報を読み出して、データ送信部33により通信網40を介して地上側システム50へ送信するように構成されている。
地上側システム50は、データ受信部51により受信したデータを一旦蓄積して読出し、データ分析部53で分析を行なって、分析結果を表示装置54に表示する。これにより、戸閉装置の故障が発生する前にメンテナンスが必要か否か知ることができる。
戸閉装置の異常には、ドアを誘導するスライドレールへの異物の介入や、戸袋への異物の介入、レールの変形、レールやドアリーフなどの部品を固定するボルトの緩み、グリスの劣化、レールの汚損等さまざまなものであるが、これらの異常を放置しておくと、ドアが開かなくなったり閉じなくなるなど故障の原因となる。本実施形態においては、故障に結びつく異常を、故障に至る前に検出してメンテナンスの必要性を報知するとともに、異常の原因を判断し易い形態で表示することで戸閉装置のメンテナンスを支援できるように工夫している。
先ず、戸閉装置の異常(性能劣化を含む)を見つけてメンテナンスの要否を判定し結果を表示するようにした第1実施例のデータ分析処理の内容について、図2のフローチャートを使用して説明する。
このデータ分析処理においては、先ず開閉ボタン11から制御部24へ送られる開指令信号または閉指令信号もしくはそれに対応する信号および電流検出器12からの検出電流値やエンコーダ22からの位置情報信号、ロック機構部23からの状態信号を読み込む(ステップS1)。続いて、読み込んだこれらの値に基づいて、1classSVMで、データを正常値nと異常値mとに分類し(ステップS2)、得られた値nとmとから異常度を算出する(ステップS3)。
次に、上記ステップS3で算出した異常度が予め設定したしきい値よりも大きいか否か判定し(ステップS4)、小さい(No)と判定した場合は異常が発生している可能性が低いので、表示部54にてメンテナンス不要の表示を行い(ステップS5)、分析処理を終了する。
続いて、算出された第1成分と第2成分に基づいて2次元マップの画像データを作成する(ステップS7)。また、正常状態の戸閉装置について予め測定し作成、記憶しておいた2次元マップの画像データをデータベース(図示省略)から読み出して、ステップS7で作成した2次元マップの画像データと合成する(ステップS8)。そして、ステップS8で合成した2次元マップの画像(合成画像)を、表示部54へ表示させて(ステップS9)、分析処理を終了する。
図4より、符号Bの円内のドアの全開時において、特に実線と破線とのずれが大きいことから、表示された2次元マップから例えば全開状態で異常が発生している可能性が高いと判断できることが分かる。因みに、図4に示す2次元マップは、戸袋内に下敷きのような異物を介在させた状態でドアの開閉を行った際に得られたデータを主成分分析した結果に基づくものである。
図6の(A)と(B)の波形図を比較すると、(B)の異常時の方がドアの開放開始から終了までの時間T1が長いとともに、モーターの電流値の変動が大きいことが分かる。これは、戸袋内に異物が介在していると、ドア全開時にドアのモーター抵抗が大きくなり、モーターの電流が大きくなるためであると推測することができる。
図示しないが、そのような場合の2次元マップにも、図4とは異なる箇所で、正常時と異常時で形状のずれが認められた。これは、下レールにボールペンが介在したり、下レールがせり上がっていたり、スライドレールのグリスの減少、スライドレールへの塵の付着によって、ドア移動時の抵抗が大きくなってモーターの電流値が大きくなるためであると推測することができた。また、レールやドアリーフを固定するボルトの緩みがあると、ドア移動時のガタつきが大きくなってモーターの電流値の変動が大きくなり、それが2次元マップのずれとして現れていた。
なお、本発明者らが検証を行なった戸閉装置のドア開閉用のモーターは、交流モーターであるが、直流モーターやリニアモーターをドア開閉用の駆動源とする戸閉装置に適用することもできる。
次に、判定装置50によるデータ分析処理の第2の実施例について、図3を用いて説明する。第2の実施例を適用するのに必要なシステムの構成は、図1と同じであるので、説明は省略する。また、図3の中には第1の実施例の手順を示す図2のフローチャートと同一の処理があるので、同一の処理には同一のステップ符号を付してある。具体的には、ステップS1〜S3およびステップS6〜S8が第1の実施例と第2の実施例で同一である。
一方、ステップS11で異常度が予め設定したしきい値よりも大きい(Yes)と判定した場合、またはステップS12で重なり度が設定しきい値よりも大きい(Yes)と判定した場合には、異常が発生している可能性が高いので、ステップS14へ進み、表示部54にてメンテナンスの指示およびステップS8で合成した2次元マップの画像の表示を行い、分析処理を終了する。
先ず、主成分分析の基本的な概念を説明する。
観測しているシステムから得られるデータの種類が複数あり、データが高次元になるときには、データを可視化することが難しい。一方でこのようなデータは、データ間に相関関係が存在することがある。したがって、このようなデータをまとめることによって、データの次元を減らすことが可能になる。
2次元のデータを1次元のデータとして説明するということは、2次元のデータを
ある直線の上に射影(投影)するということである。図7ではデータを各軸に射影した様子を示している。2次元の平面上に1次元の直線を引く方法は無数に存在する。仮に図8に示すu 2の方向の直線上にデータを射影してみると、データが固まって分布してしまい、データが本来持つ情報量が失われてしまうので、このような射影は意味がない。最もよい射影の仕方は、データを射影した時にそのデータの散らばり(分散)が最も大きい時であり、図8のu 1軸のように2つの軸方向を適当に合成した方向に射影するのがよいということが分かる。
観測値の集合からなるデータ集合{x n}を考える。ただし、n=l,…,Nとし、x nはD次元の変数であるとする。主成分分析の目的は、射影されたデータ点の分散を最大化しながら、データをM次元(M<D)に射影することである。
このデータを1次元空間に射影することを考える。この方向をD次元ベクトルu 1で表す。ここでは方向だけに意味があるので、このベクトルは単位ベクトル、すなわちu 1 T u 1=1であるとする。図8のようにこの方向u 1にデータx nが射影されたとき、もとのデータと射影されたデータの間の射影誤差は内積と一致してu 1 T x nとなる。
この分散を、u 1 T u 1=1という制限の下に最大化すれば良いのでラグランジュ乗数λ1を導入して、
u 1 TSu 1+λ1(1−u 1 T u 1)
を最大化する。ここで、u 1に関する微分を0と置くと、Su 1=λ1 u 1となるので、u 1はSの固有ベクトルでなければならない。また、上の式の両辺に、u 1をかけると、Su 1=λ1となるので、分散の値は固有値で与えられるということが分かる。
その他の主成分も、既に得られている主成分に直交するという条件の下で射影分散を最大にするような方向を選ぶことで逐次得ることができる。
で表わされるデータマトリックスXを作成する。続いて、次式
で表わされる分散共分散行列Sを作成する。
ただし、Jは中心化行列であり、1は要素がすべて1のN×1行列である。
そして、上記分散共分散行列Sについて、第p成分までの固有値と固有ベクトル(主成分ベクトル)を求める。
主成分分析の結果から第2固有ベクトルまでを取り出し、この固有ベクトルが張る平面上にデータを射影すると高次元のデータを2次元に表示することが可能になる。このとき、データの低次元表現はどのようになるかを考える。
データの平均ベクトルをμとし、データが分布している空間の原点をμに合わせる。データは3次元であるとし、このデータを、データ分布から計算された第1・第2固有ベクトルが張る2次元の平面に射影することを考える。
なお、この平面に射影したベクトルは、次式
ここで、上記行列Wを主成分得点係数行列とし、全データが変数ごとに平均値0,分散1になるように標準化された行列をZとおくと、主成分得点行列Fは、次式
F=ZW
で表わされる。
上記のようにして得られた主成分得点を、第1成分の得点と第2成分の得点を直交軸とする座標上に、各データのサンプリング時刻の順序に従ってプロットして、各点を接続する直線を順次引いて行くことで図4に示すような2次元マップを作成することができる。
また、上記実施例では、本発明を、鉄道車両用の戸閉装置に適用した場合を例にとって説明してきたが、本発明は鉄道車両用の戸閉装置に限定されず、自動車用のスライド式ドア開閉装置、施設や建物などのスライド式自動ドアなどにも適用することができる。
11 開閉操作ボタン(開閉操作手段)
12 モーターの電流検出器(状態検出手段)
20 戸閉装置
21 モーター(駆動手段)
22 エンコーダ(ドア位置検出手段,状態検出手段)
25 データ収集部
30 車両制御部
32 データ蓄積部
33 データ送信部
50 地上側システム(メンテナンス時期判定装置)
51 データ受信部
52 データ蓄積部
53 データ分析部
54 表示装置
Claims (5)
- ドアを開閉駆動する駆動手段と、開閉操作手段からの信号に応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、少なくとも前記ドアの位置および前記駆動手段の駆動電流を含む装置の動作状態を検出する複数の状態検出手段と、前記複数の状態検出手段からの信号を収集するデータ収集手段とを備えた車両用戸閉装置のメンテナンスの時期をデータ処理装置によって判定するメンテナンス時期判定方法であって、
前記データ処理装置は、
前記データ収集手段により収集されたデータを、1クラスSVM法によって正常データと異常データとに分類し、該分類されたデータに基づいて全データ中の異常データの割合を表す異常度を求め、該異常度が予め設定された所定のしきい値よりも大きいか否かの判定を行い、異常度がしきい値よりも小さい場合には車両用戸閉装置のメンテナンスが不要であることを表示装置に表示する一方、
前記データ収集手段により収集されたデータを主成分分析法によって演算処理して第1主成分および第2主成分を算出し、第1主成分および第2主成分に基づいて2次元マップの画像データを作成するとともに、該2次元マップの画像データと正常な状態で収集されたデータに基づいて作成された2次元マップの画像データとの合成画像を作成し、前記異常度が前記しきい値よりも大きいと判定した場合には前記合成画像を表示装置に表示することを特徴とする車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定方法。 - ドアを開閉駆動する駆動手段と、開閉操作手段からの信号に応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、少なくとも前記ドアの位置および前記駆動手段の駆動電流を含む装置の動作状態を検出する複数の状態検出手段と、前記複数の状態検出手段からの信号を収集するデータ収集手段とを備えた車両用戸閉装置のメンテナンスの時期をデータ処理装置によって判定するメンテナンス時期判定方法であって、
前記データ処理装置は、
前記データ収集手段により収集されたデータを、1クラスSVM法によって正常データと異常データとに分類し、該分類されたデータに基づいて全データ中の異常データの割合を表す異常度を求めるとともに、
前記データ収集手段により収集されたデータを主成分分析法によって演算処理して第1主成分および第2主成分を算出し、第1主成分および第2主成分に基づいて2次元マップの画像データを作成するとともに、正常な状態で収集されたデータに基づいて作成された2次元マップの画像データを記憶装置より読み出し、
前記第1主成分および第2主成分に基づいて作成された前記2次元マップの画像データと前記正常時の2次元マップの画像データとの重なり度を算出し、
前記異常度が予め設定された第1しきい値よりも小さいと判定され、かつ、前記重なり度が予め設定された第2しきい値よりも大きいと判定された場合には、車両用戸閉装置のメンテナンスが不要であることを表示装置に表示する一方、
前記異常度が前記第1しきい値よりも大きい、または、前記重なり度が前記第2しきい値よりも小さいと判定された場合には、車両用戸閉装置のメンテナンスが必要であることを表示装置に表示することを特徴とする車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定方法。 - 前記データ処理装置は、前記第1主成分および第2主成分に基づいて作成された前記2次元マップの画像データと前記正常時の2次元マップの画像データとの合成画像を作成し、前記異常度が前記第1しきい値よりも大きい、または、前記重なり度が予め設定された第2しきい値よりも小さいと判定された場合には、車両用戸閉装置のメンテナンスが必要であることおよび前記合成画像を表示装置に表示することを特徴とする請求項2に記載の車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定方法。
- 前記複数の状態検出手段には、少なくとも、前記駆動手段の駆動電流を検出する電流検出手段と、前記ドアの位置を検出するドア位置検出手段が含まれ、
前記データ収集手段は、前記複数の状態検出手段からの信号とともに、前記制御手段から出力されるドアの開指令信号および閉指令信号を収集することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定方法。 - 前記データ収集手段は、前記制御手段から前記開指令信号が出力された時点より所定時間が経過するまでの期間に前記各信号を収集することを特徴とする請求項4に記載の車両用戸閉装置のメンテナンス時期判定方法。
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