JP2015091573A - 汚泥の直接加熱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汚泥を高温状態で脱水するため加熱室で熱気と撹拌して直接加熱するに当り、汚泥の加熱室滞在時間を調節し易くする。
【解決手段】 加熱室6は、中央部を撹拌部12に、一方の端部を供給部11に、他方の端部を排出部13にし、供給部、撹拌部と排出部を横方向に配列し、汚泥を供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る構成にする。汚泥の横方向移送速度を調節可能にし、汚泥の横方向移送速度の調節によって汚泥の加熱室滞在時間を増減する。また、供給部に汚泥を供給するに当り回転弁7又は汚泥ポンプを介在する。回転弁は、ケースとロータの隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給する。凝集剤溶液は、ロータとケースの隙間に充満し、その隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出させ、回転弁を通過する汚泥に混入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、汚泥を高温状態で脱水するため直接加熱する技術に関する。
汚泥は、加熱して高温状態で脱水すると脱水効率が高くなる。汚泥を高温状態で脱水するため直接加熱する技術が発明された。直接加熱は、間接加熱より加熱効率が高くなる。
廃水を直接加熱脱水処理する場合、凝集反応槽、濃縮機、直接加熱装置とスクリュープレス脱水機を順次連結する。
廃水の汚水は、凝集反応槽で凝集剤を添加して汚泥にする。汚泥は、濃縮機で脱水して濃縮する。濃縮汚泥は、直接加熱装置に供給する。直接加熱装置では、加熱室に汚泥と蒸気や熱風の熱気を供給し、また、凝集剤を供給する。汚泥は、加熱室の撹拌装置で熱気、凝集剤と掻き混ぜられ、熱気に接触し、凝集剤が混入する。加熱室の汚泥は、温度が上昇し、凝集する。この汚泥は、高温凝集状態で、スクリュープレス脱水機に供給し、脱水する。汚泥は、含水率が低下し、脱水ケーキになる。
直接加熱装置は、加熱室の上面に入口を設け、入口に回転弁の出口を接続している。加熱室の下面には、出口を設け、出口に回転弁の入口を接続している。入口側回転弁と出口側回転弁は、それぞれ、流量制御弁であって、開閉弁と流量調整弁を兼ねている。撹拌装置は、加熱室に回転軸を横方向に設け、回転軸に撹拌片を取り付けている。加熱室には、熱気の供給路と凝集剤の供給路を接続している。
直接加熱装置では、汚泥は、入口側回転弁の入口に供給され、入口側回転弁と加熱室の入口を通過して加熱室に入る。そして、加熱室内の撹拌装置を通過し、加熱室の出口と出口側回転弁を通過して加熱室から排出される。
特開2012−187449号公報(図5)
[課 題]
1.上記のような直接加熱装置では、汚泥の加熱室滞在時間を調節し難い。特に、汚泥の加熱室滞在時間を長くし難い。汚泥の加熱室滞在時間は、汚泥の温度上昇量と汚泥の凝集度合に関連している。それらが汚泥の性状に適合していないと、その後の脱水で含水率の低下量が多くならない。
2.また、入口側や出口側の回転弁から臭気や熱気が漏れることがある。臭気や熱気が外部に漏れると、外部の環境を害することになる。熱気が漏れると、熱エネルギが無駄になる。
3.直接加熱装置の上側位置には、前工程の濃縮機と凝集反応槽を配置する。濃縮機は、濃縮汚泥を直接加熱装置に流下させるため、出口を直接加熱装置の入口側回転弁の入口より高い位置に配置する。凝集反応槽は、汚泥を濃縮機に流下させるため、出口を濃縮機の入口より高い位置に配置する。凝集反応槽、濃縮機と直接加熱装置を含む直接加熱脱水処理装置は、背が高くなる。設置場所が制限される。設置可能範囲が狭い。
[着 想]
1.上記のような直接加熱装置の加熱室では、上面の入口の真下に下面の出口が位置している。汚泥は、入口から出口に重力で落下し、その落下途中で撹拌装置の回転中の撹拌片で跳ね飛ばされる。撹拌装置の回転速度は調節可能であるが、汚泥が重力で落下する速度は調節し難い。
1.1 そこで、汚泥は、加熱室で、重力の作用方向の鉛直方向、縦方向ではなく、水平方向、横方向に送り、横方向移送の途中で撹拌し、横方向移送速度を調節可能にすることにした。汚泥は、横方向移送速度の調節で加熱室滞在時間を増減することができる。
加熱室は、中央部を撹拌部に、一方の端部を供給部に、他方の端部を排出部にする。汚泥は、供給部に供給して撹拌部に送り、撹拌部で熱気と撹拌して排出部に送り、排出部から排出する。供給部、撹拌部と排出部は、横方向に配列する。汚泥は、供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る。
1.2 加熱室は、外郭となる筒、外筒を横向きに配置する。外筒は、中央部を撹拌部に、一方の端部を供給部に、他方の端部を排出部にする。外筒には回転軸を同心状に設ける。回転軸は、羽根を螺旋状に巻き付けて取り付ける。螺旋状羽根で、外筒と回転軸の間に螺旋状の通路を形成する。螺旋状羽根付き回転軸の回転で外筒内の汚泥を供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る構成にする。回転軸は、回転速度調節可能にする。回転軸の回転速度の調節によって汚泥の横方向移送速度を調節可能にする。
汚泥の加熱室滞在時間は、回転軸の回転速度、汚泥の横方向移送速度の調節によって簡単に増減することができる。
1.3 撹拌部では、回転軸に撹拌片を取り付ける。撹拌片付き回転軸の回転で汚泥と熱気を撹拌する構成にする。撹拌部は、供給部、排出部より外筒と螺旋状羽根を大径にする。掻き混ぜる撹拌能力が高くなる。汚泥と熱気が接触する空間が広くなる。加熱効率が高くなる。
1.4 加熱室、好ましくは加熱室の撹拌部は、下部に液体排出口を設ける。汚泥の撹拌、加熱や、熱気の冷却により生ずる液体が排出される。加熱室の汚泥は、含水率が低下する。
1.5 供給部は、上部に加熱室の入口を設ける。加熱室の入口には入口側回転弁の出口を接続する。汚泥は、前工程の濃縮機から入口側回転弁の入口に供給する。すると、汚泥は、入口側回転弁と加熱室の入口を通過して加熱室の供給部に入る。
排出部は、下部に加熱室の出口を設ける。加熱室の出口には出口側回転弁の入口を接続する。汚泥は、加熱室の出口と出口側回転弁を通過して加熱室から排出される。出口側回転弁の出口から次工程の脱水機に入る。
加熱室は、一方の端部の上部に入口を、他方の端部の下部に出口を設ける。入口の真下には、出口が位置しない。
2.一般に、回転弁は、ポケット付きのロータとステータのケースが内外に嵌合し、それらの間に隙間がある。密封性が低い。このような回転弁は、汚泥に使用すると、汚泥に含まれる臭気、気体や液体が外部に漏れることがある。
そこで、加熱室の入口側回転弁と出口側回転弁又は入口側回転弁は、ロータとケースの間の隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給することにした。凝集剤溶液は、ロータとケースの隙間に充満して密封性を高める。また、ロータとケースに対して潤滑作用をする。更に、凝集剤溶液は、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出し、回転弁を通過する汚泥に混入する。
入口側回転弁のロータとケースの隙間に供給された凝集剤溶液は、入口側回転弁の出口から加熱室の入口を通って加熱室に入る。即ち、凝集剤溶液は、入口側回転弁を介して加熱室に供給される。
入口側回転弁から汚泥に混入する凝集剤溶液が適量であれば、凝集剤は加熱室に直接供給する必要がなくなる。
3.加熱室、好ましくは加熱室の供給部又は撹拌部には、熱気の供給路を接続する。必要に応じ、凝集剤の供給路も接続する。
加熱室は、回転軸の回転速度を、撹拌部で撹拌能力の高くなる適正値にすると、供給部で汚泥の供給流量が過大になることがある。そのようなときには、供給部は、螺旋状羽根の一部を切り欠いて欠落部にし、又は、螺旋状羽根のピッチを短くして、回転軸の一回転当りの汚泥移送量を下げ、汚泥の横方向移送流量を適正値にする。
4.加熱室の入口側回転弁は、汚泥を吸入して吐出する汚泥ポンプに置き換える。汚泥ポンプは、回転弁と同様に、汚泥流路の開閉機能と汚泥流の流量調整機能がある。その上、密封性が高く、汚泥を吸入する機能と吐出する機能がある。汚泥ポンプは、前工程の濃縮機を加熱室より低い低所に設置しても、高所に位置する加熱室の入口に汚泥を供給することができる。従って、濃縮機は、設置可能範囲が広くなる。また、凝集反応槽も、設置可能範囲が広くなる。
1.汚泥を高温状態で脱水するため直接加熱する方法において、
直接加熱は、加熱室に汚泥と熱気を供給し、加熱室で汚泥と熱気を撹拌することにより行う方法であって、
汚泥は、加熱室で、横方向に送り、横方向移送の途中で撹拌し、
汚泥の横方向移送速度を調節可能にし、汚泥の横方向移送速度の調節によって汚泥の加熱室滞在時間を増減することを特徴とする汚泥の直接加熱方法。
2.上記1の汚泥の直接加熱方法において、
加熱室に汚泥を供給するに当り、ポケット付きのロータとケースが内外に嵌合した回転弁を介在し、
回転弁のロータとケースの隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給し、
凝集剤溶液を、ロータとケースの隙間に充満し、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出させ、回転弁を通過する汚泥に混入することを特徴とする。
3.上記1の汚泥の直接加熱方法において、
汚泥は、濃縮機で脱水して濃縮し、濃縮汚泥を加熱室に供給するに当り、汚泥を吸入して吐出する汚泥ポンプを介在することを特徴とする。
4.汚泥を高温状態で脱水するため直接加熱する装置において、
加熱室に汚泥と熱気を供給し、加熱室で汚泥と熱気を撹拌する直接加熱装置であって、
加熱室は、中央部を撹拌部に、一方の端部を供給部に、他方の端部を排出部にし、汚泥は、供給部に供給して撹拌部に送り、撹拌部で熱気と撹拌して排出部に送り、排出部から排出する構成にし、
供給部、撹拌部と排出部を横方向に配列し、汚泥を供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る構成にし、
汚泥の横方向移送速度を調節可能にし、汚泥の横方向移送速度の調節によって汚泥の加熱室滞在時間を増減する構成にしたことを特徴とする汚泥の直接加熱装置。
5.上記4の汚泥の直接加熱装置において、
加熱室は外筒を横向きに配置し、外筒は、中央部を撹拌部に、一方の端部を供給部に、他方の端部を排出部にし、
外筒には回転軸を同心状に設け、回転軸に羽根を螺旋状に巻き付けて取り付け、外筒と回転軸の間に螺旋状の通路を形成し、螺旋状羽根付き回転軸の回転で外筒内の汚泥を供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る構成にし、
回転軸の回転速度を調節可能にし、回転軸の回転速度の調節によって汚泥の横方向移送速度を調節可能にしたことを特徴とする。
6.上記5の汚泥の直接加熱装置において、
撹拌部では、回転軸に撹拌片を取り付け、撹拌片付き回転軸の回転で汚泥と熱気を撹拌する構成にし、
撹拌部は、供給部、排出部より外筒と螺旋状羽根を大径にしたことを特徴とする。
7.上記4、5又は6の汚泥の直接加熱装置において、
加熱室は下部に液体排出口を設けたことを特徴とする。
8.上記4〜7のいずれかの汚泥の直接加熱装置において、
供給部は、上部に加熱室の入口を設け、加熱室の入口に入口側回転弁の出口を接続し、汚泥が入口側回転弁と加熱室の入口を通過して加熱室の供給部に入る構成にし、
入口側回転弁は、ポケット付きのロータとケースを内外に嵌合し、ロータとケースの間の隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給する供給路を設け、凝集剤溶液が、ロータとケースの隙間に充満し、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出し、回転弁を通過する汚泥に混入する構成にしたことを特徴とする。
9.上記4〜7のいずれかの汚泥の直接加熱装置において、
供給部は、加熱室の入口を設け、加熱室の入口に、汚泥を吸入して吐出する汚泥ポンプの吐出口を接続し、汚泥が汚泥ポンプと加熱室の入口を通過して加熱室の供給部に入る構成にしたことを特徴とする。
10.上記4〜9のいずれかの汚泥の直接加熱装置において、
排出部は、下部に加熱室の出口を設け、加熱室の出口に出口側回転弁の入口を接続し、汚泥が加熱室の出口と出口側回転弁を通過して排出される構成にし、
出口側回転弁は、ポケット付きのロータとケースを内外に嵌合し、ロータとケースの間の隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給する供給路を設け、凝集剤溶液が、ロータとケースの隙間に充満し、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出し、回転弁を通過する汚泥に混入する構成にしたことを特徴とする。
汚泥の加熱室滞在時間は、調節し易い。
また、入口側又は出口側の回転弁から臭気や熱気が漏れ難い。
汚泥ポンプを使用する場合、前工程の濃縮機は、設置可能範囲が広くなる。
本発明の実施形態の第1例における直接加熱装置を含む直接加熱脱水処理の工程図。 同直接加熱装置の縦断正面図。 図2のA−A線断面拡大図。 図2のB−B線断面拡大図。 実施形態の第2例における直接加熱装置を含む直接加熱脱水処理装置の概略図。
[第1例(図1〜図4参照)]
[直接加熱脱水処理装置]
本例における直接加熱装置を含む直接加熱脱水処理装置は、図1に示すように、凝集反応槽1、濃縮機2、直接加熱装置3とスクリュープレス脱水機4を順次連結している。
廃水の汚水は、凝集反応槽1で凝集剤を添加して汚泥にする。汚泥は、濃縮機2で脱水して濃縮汚泥にする。濃縮汚泥は、直接加熱装置3に供給する。
直接加熱装置3では、汚泥を加熱室6の一端部に入口側回転弁7を経て供給し、蒸気や熱風の熱気を加熱室6に供給し、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を入口側回転弁7と出口側回転弁8に供給する。汚泥は、入口側回転弁通過時に凝集剤溶液が混入し、横長の加熱室6で、一端部の供給部から中央部の撹拌部を経て他端部の排出部へ横方向に送られる。汚泥の横方向移送の速度は、予め調節して設定する。横方向移送中の汚泥は、横方向移送の途中で、加熱室6の中央部の撹拌部で熱気、凝集剤溶液と撹拌される。高温凝集汚泥になる。高温凝集汚泥は、加熱室6の排出部から出口側回転弁8を経て排出される。出口側回転弁8通過時に凝集剤溶液が混入する。
この汚泥は、スクリュープレス脱水機4に供給される。スクリュープレス脱水機4では、汚泥は、高温凝集状態で脱水され、脱水ケーキになる。
[直接加熱装置]
本例における直接加熱装置3は、図1と図2に示すように、加熱室6、入口側回転弁7と出口側回転弁8を備えている。
加熱室6は、円筒形状の外筒11、12、13を横向きに配置している。外筒は、3部に区画し、一方の端部を供給部11に、中央部を撹拌部12に、他方の端部を排出部13にしている。供給部11、撹拌部12と排出部13は、横方向に同心状に配列して連通している。外筒には、回転軸14を同心状に貫通している。回転軸14は、両端部を外筒の両端板に軸受けし、片端の端部を減速機を介して電動機15に連結している。図示しないが、電動機15の回転速度、従って、回転軸14の回転速度を調節する制御装置を設けている。
回転軸14は、外筒内の部分に、撹拌部12内の部分の中央部を除き、羽根16を螺旋状に巻き付けて取り付けている。外筒と回転軸14の間に螺旋状の通路を形成している。螺旋状羽根16付き回転軸14の回転で、汚泥を供給部11から撹拌部12に、撹拌部12から排出部13に横方向に送る構成にしている。回転軸14の回転速度の調節によって汚泥の横方向移送速度を調節する。汚泥の横方向移送速度の調節によって汚泥の加熱室滞在時間を増減する。
撹拌部12内の回転軸14は、図2と図4に示すように、中央部に複数本の撹拌片17を放射状に取り付けている。撹拌片17の供給部11側と排出部13側には、それぞれ、螺旋状羽根16を隣接している。撹拌部12では、供給部11から送られる汚泥は、供給部側の螺旋状羽根16で撹拌片17の間に送られ、撹拌片17で熱気、凝集剤溶液と掻き混ぜられて撹拌される。撹拌後、排出部側の螺旋状羽根16で排出部13に送られる。撹拌部12は、供給部11、排出部13より外筒と螺旋状羽根16を大径にしている。汚泥と熱気が接触する撹拌空間を広くしている。
加熱室6は、図1と図2に示すように、撹拌部12の外筒の上部に熱気供給口21を設け、熱気供給口21に熱気の供給路22を接続している。熱気は、熱気供給口21から撹拌部12に流入し、撹拌部12から供給部11と排出部13にそれぞれ流入し、加熱室6に充満する。実施例では、熱気は水蒸気にしている。
撹拌部12は、図2と図4に示すように、外筒の下部に孔明き板のスクリーン付き液体排出口26を設け、液体排出口26に液体の排出路27を接続している。汚泥の撹拌、加熱や熱気の冷却により生ずる液体が排出される。
供給部11は、図2に示すように、外筒の上部に加熱室の入口31を設け、加熱室の入口31に入口側回転弁7の出口を接続している。入口側回転弁7の入口には、前工程の濃縮機2から汚泥を供給する。すると、汚泥は、入口側回転弁7と加熱室の入口31を通過して供給部11に入る。
供給部11内の螺旋状羽根16は、図3に示すように、外周部の一部を切り欠いて欠落部36にして、回転軸14の一回転当りの汚泥移送量を下げている。汚泥の供給流量を過大にせずに適正値にする。
排出部13は、図2に示すように、外筒の下部に加熱室の出口32を設け、加熱室の出口32に出口側回転弁8の入口を接続している。排出部13の汚泥は、加熱室の出口32と出口側回転弁8を通過して排出される。この汚泥は、出口側回転弁8の出口から次工程のスクリュープレス脱水機4に入る。
排出部13内の螺旋状羽根16は、加熱室の出口32の中央の撹拌部12側とその反対側で螺旋の巻き方向を逆にしている。排出部13の汚泥は、螺旋状羽根16付き回転軸14の回転で、加熱室の出口32の中央に向かって送られる。
入口側回転弁7と出口側回転弁8は、同一構造の回転弁にしている。回転弁7、8は、図2と図3に示すように、円筒形状のケース41を横向きに配置している。ケース41には、丸軸形状のロータ42を同心状に嵌合している。ロータ42は、両端の軸部をケース41の両端板に軸受けし、片端の軸部を減速機を介して電動機43に連結している。図示しないが、電動機43の回転速度、従って、ロータ42の回転速度を調節する制御装置を設けている。
ケース41は、中央部の上部に入口46を設け、中央部の下部に出口47を設けている。ロータ42は、大径のポケット構成部の中央部にポケット48を設けている。ポケット48は、ロータ42のポケット構成部の外周面に開口し、ポケット構成部の上部に位置すると入口46に連通し、ポケット構成部の下部に位置すると出口47に連通する。実施例では、ポケット48は単数にしている。
回転弁7、8は、入口46に入った汚泥がロータ42の上部位置のポケット48に落下して入り、ロータ42の半回転で汚泥入りポケット48がロータ42の下部に達し、ロータ42の下部位置のポケット48から汚泥が出口47に落下する。汚泥がロータ42の回転で入口46から出口47に送られる。ポケット48付きロータ42の回転速度の調節によって汚泥の流量を制御する。ロータ42の回転停止で、入口46と出口47の間を閉鎖する。
ケース41の両端部とロータ42のポケット構成部の両端部は、それぞれ、全周で対面している。ケース41の両端部は、それぞれ、内周面に周方向に沿って潤滑溝51を設けている。また、ケース41の内周面には、前部と後部に、それぞれ、軸方向に沿って潤滑溝52を設けている。軸方向の両潤滑溝52は、それぞれ、周方向の両潤滑溝51と交差して連通している。周方向の両潤滑溝51には、それぞれ、注入口53をケース41を貫通して設けている。両注入口53には、それぞれ、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給する供給路54を接続している。両注入口53に供給する凝集剤溶液の流量を調節する制御装置を設けている。凝集剤溶液は、両注入口53から周方向の両潤滑溝51と軸方向の両潤滑溝52に流入し、ケース41とロータ42のポケット構成部の隙間に流入して充満する。その隙間から、ケース41に開口した出口47又は入口46、ロータ42に開口したポケット48に流出する。凝集剤溶液は、回転弁を通過する汚泥に混入する。
出口側回転弁8の入口には、温度センサ56を設けている。温度センサ56が検出する高温汚泥の温度に基いて、加熱室6に供給する熱気の流量や温度を調節する制御装置を設けている。
[第2例(図5参照)]
本例は、第1例における入口側回転弁7を、図5に示すように、汚泥ポンプ61に置き換えている。
汚泥ポンプ61、濃縮機2と凝集反応槽1は、加熱室6より低い位置に設置している。実施例では、スクリュープレス脱水機4を設置した床面に設置している。加熱室6は、スクリュープレス脱水機4の上側に設置している。
汚泥ポンプ61は、吸入口と吐出口を加熱室6の入口31より低い位置に配置している。汚泥ポンプ61の吐出口は、汚泥の供給路62を介して加熱室6の入口31に接続している。濃縮機2は、出口を汚泥ポンプ61の吸入口の直ぐ上側に配置して汚泥ポンプ61の吸入口に接続している。凝集反応槽1は、出口を濃縮機2の入口の直ぐ上側に配置して濃縮機2の入口に接続している。濃縮機2の出口から流出する濃縮汚泥は、汚泥ポンプ61の吸入吐出作用で、汚泥ポンプ61、汚泥の供給路62と加熱室6の入口31を順次通過して加熱室6の供給部11に供給される。
凝集剤溶液の供給路54は、出口側回転弁8に接続している一方、加熱室6の供給部11に設けた凝集剤供給口63に接続している。供給部11は、汚泥と凝集剤溶液が供給され、汚泥に凝集剤溶液が混入する。
汚泥ポンプ61は、汚泥を吸入して吐出する機能のあるポンプである。形式を問わず、使用することができる。ピストンポンプ、モーノポンプやチューブポンプが例示される。実施例では、ピストンポンプにしている。ピストンポンプは、ピストンのシリンダ中の往復運動によって吸入吐出を行う往復ポンプである。
なお、モーノポンプは、スネークポンプとも言われ、雄ネジのロータが雌ネジのステータ中で回転して吸入吐出を行う回転容積式一軸編芯ねじポンプである。チューブポンプは、ホースポンプとも言われ、弾性のあるチューブを、ロータに付けたローラでしごいて吸入吐出を行う容積式ポンプである。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図5中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[変形例]
本発明は、上記の実施形態に限定されない。次のような変形が例示される。
1.上記の実施形態において、加熱室6の熱気供給口21は、撹拌部12に設けているが、供給部11又は排出部13に設ける。
2.上記の実施形態において、熱気は、水蒸気にしているが、その他の蒸気又は熱風にする。
3.上記の実施形態において、加熱室6の液体排出口26は、撹拌部12のみに設けているが、供給部11又は排出部13にも設ける。
4.上記の実施形態において、回転弁7、8の周方向の潤滑溝51と軸方向の潤滑溝52は、ケース41の内周面に設けているが、ロータ42の外周面に設ける。
本発明は、生活廃水や産業廃水の直接加熱脱水処理に利用することができる。
1 凝集反応槽
2 濃縮機
3 直接加熱装置
4 スクリュープレス脱水機
6 直接加熱装置の加熱室
7、8 直接加熱装置の回転弁
7 入口側回転弁
8 出口側回転弁
11 加熱室の供給部
12 加熱室の撹拌部
13 加熱室の排出部
14 回転軸
15 電動機
16 羽根、螺旋状羽根
17 撹拌片
21 熱気供給口
22 熱気の供給路
26 液体排出口
27 液体の排出路
31 加熱室の入口
32 加熱室の出口
36 螺旋状羽根の欠落部
41 回転弁のケース
42 回転弁のロータ
43 電動機
46 回転弁の入口、ケースに開口した入口
47 回転弁の出口、ケースに開口した出口
48 回転弁のポケット、ロータに開口したポケット
51 周方向の潤滑溝
52 軸方向の潤滑溝
53 注入口
54 凝集剤溶液の供給路
56 温度センサ
61 汚泥ポンプ
62 汚泥の供給路
63 凝集剤供給口

Claims (10)

  1. 汚泥を高温状態で脱水するため直接加熱する方法において、
    直接加熱は、加熱室に汚泥と熱気を供給し、加熱室で汚泥と熱気を撹拌することにより行う方法であって、
    汚泥は、加熱室で、横方向に送り、横方向移送の途中で撹拌し、
    汚泥の横方向移送速度を調節可能にし、汚泥の横方向移送速度の調節によって汚泥の加熱室滞在時間を増減することを特徴とする汚泥の直接加熱方法。
  2. 加熱室に汚泥を供給するに当り、ポケット付きのロータとケースが内外に嵌合した回転弁を介在し、
    回転弁のロータとケースの隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給し、
    凝集剤溶液を、ロータとケースの隙間に充満し、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出させ、回転弁を通過する汚泥に混入することを特徴とする請求項1に記載の汚泥の直接加熱方法。
  3. 汚泥は、濃縮機で脱水して濃縮し、濃縮汚泥を加熱室に供給するに当り、汚泥を吸入して吐出する汚泥ポンプを介在することを特徴とする請求項1に記載の汚泥の直接加熱方法。
  4. 汚泥を高温状態で脱水するため直接加熱する装置において、
    加熱室に汚泥と熱気を供給し、加熱室で汚泥と熱気を撹拌する直接加熱装置であって、
    加熱室は、中央部を撹拌部に、一方の端部を供給部に、他方の端部を排出部にし、汚泥は、供給部に供給して撹拌部に送り、撹拌部で熱気と撹拌して排出部に送り、排出部から排出する構成にし、
    供給部、撹拌部と排出部を横方向に配列し、汚泥を供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る構成にし、
    汚泥の横方向移送速度を調節可能にし、汚泥の横方向移送速度の調節によって汚泥の加熱室滞在時間を増減する構成にしたことを特徴とする汚泥の直接加熱装置。
  5. 加熱室は外筒を横向きに配置し、外筒は、中央部を撹拌部に、一方の端部を供給部に、他方の端部を排出部にし、
    外筒には回転軸を同心状に設け、回転軸に羽根を螺旋状に巻き付けて取り付け、外筒と回転軸の間に螺旋状の通路を形成し、螺旋状羽根付き回転軸の回転で外筒内の汚泥を供給部から撹拌部を経て排出部に横方向に送る構成にし、
    回転軸の回転速度を調節可能にし、回転軸の回転速度の調節によって汚泥の横方向移送速度を調節可能にしたことを特徴とする請求項4に記載の汚泥の直接加熱装置。
  6. 撹拌部では、回転軸に撹拌片を取り付け、撹拌片付き回転軸の回転で汚泥と熱気を撹拌する構成にし、
    撹拌部は、供給部、排出部より外筒と螺旋状羽根を大径にしたことを特徴とする請求項5に記載の汚泥の直接加熱装置。
  7. 加熱室は下部に液体排出口を設けたことを特徴とする請求項4、5又は6に記載の汚泥の直接加熱装置。
  8. 供給部は、上部に加熱室の入口を設け、加熱室の入口に入口側回転弁の出口を接続し、汚泥が入口側回転弁と加熱室の入口を通過して加熱室の供給部に入る構成にし、
    入口側回転弁は、ポケット付きのロータとケースを内外に嵌合し、ロータとケースの間の隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給する供給路を設け、凝集剤溶液が、ロータとケースの隙間に充満し、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出し、回転弁を通過する汚泥に混入する構成にしたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の汚泥の直接加熱装置。
  9. 供給部は、加熱室の入口を設け、加熱室の入口に、汚泥を吸入して吐出する汚泥ポンプの吐出口を接続し、汚泥が汚泥ポンプと加熱室の入口を通過して加熱室の供給部に入る構成にしたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の汚泥の直接加熱装置。
  10. 排出部は、下部に加熱室の出口を設け、加熱室の出口に出口側回転弁の入口を接続し、汚泥が加熱室の出口と出口側回転弁を通過して排出される構成にし、
    出口側回転弁は、ポケット付きのロータとケースを内外に嵌合し、ロータとケースの間の隙間に、潤滑材としても作用する凝集剤溶液を供給する供給路を設け、凝集剤溶液が、ロータとケースの隙間に充満し、ロータとケースの隙間から、ケースに開口した出口又は入口、ロータに開口したポケットに流出し、回転弁を通過する汚泥に混入する構成にしたことを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の汚泥の直接加熱装置。
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