JP5894862B2 - 温水生成装置 - Google Patents

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本発明は、蒸気の熱で冷水を加熱することにより温水を生成する温水生成装置に関する。
従来の温水生成装置は、例えば特開特開2010−25394公報に示されたものがある。これは、コルゲートスパイラルチューブ式熱交換器の複数のスパイラルチューブに連通する冷水取入管と温水取出管を接続すると共にシェルに連通する蒸気供給管とドレン排出管を接続したものである。
特開2010−25394公報
上記従来の温水生成装置は、冷水取入管からの冷水流量が低下すると、複数のスパイラルチューブ内の冷水流速が低下し、冷水と蒸気との熱交換効率が低下して温水が設定温度以下に低下する問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、冷水取入管からの冷水流量が低下した場合に温水が設定温度以下に低下することを防止できる温水生成装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の気液分離器は、コルゲートスパイラルチューブ式熱交換器の複数のスパイラルチューブに連通する冷水取入管と温水取出管を接続すると共にシェルに連通する蒸気供給管とドレン排出管を接続したものにおいて、複数のスパイラルチューブの冷水取入管側に複数のスパイラルチューブ側に向って小径となる有頂円錐形状で頂壁及び周囲壁に冷水取入管側と複数のスパイラルチューブを連通する複数の常開開口を有する分流部材を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、冷水取入管からの冷水流量が低下すると、分流部材の頂壁の複数の常開開口を通して冷水が複数のスパイラルチューブの一部に供給されることにより、冷水流速の低下による冷水と蒸気との熱交換効率の低下を防止できるので、温水が設定温度以下に低下することを防止できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わる温水生成装置の断面図。 図1の逆止弁部分の構成図。
以下、本発明の実施の形態について、図1と図2を参照して説明する。コルゲートスパイラルチューブ式熱交換器1の複数のスパイラルチューブに連通する冷水取入管4と温水取出管5を接続すると共にシェルに連通する蒸気供給管2とドレン排出管3を接続する。蒸気供給管2に上流側から、開閉弁6、気液分離器7、操作弁としての電動弁8、安全弁9、制御弁10を取り付ける。ドレン排出管3にヘッダータンク11を接続する。ヘッダータンク11は熱交換器1から排出されるドレンを一時的に溜め置くものである。ヘッダータンク11にドレン流入管12を接続し、ドレン流入管12に上流側から逆止弁13、ドレン圧送ポンプ14を取り付ける。逆止弁13はヘッダータンク11からドレン圧送ポンプ14への流体の通過を許容し、反対方向の通過を阻止するものである。
ドレン圧送ポンプ14はドレン流入口15、ドレン圧送口16、蒸気導入口17、蒸気排出口18を有する。ドレン流入口15に逆止弁13を介してドレン流入管12を接続する。ドレン圧送口16にドレン圧送管19を接続し、ドレン圧送管19に上流側から逆止弁20、開閉弁21を取り付ける。逆止弁20はドレン圧送ポンプ14から開閉弁21への流体の通過を許容し、反対方向の通過を阻止するものである。蒸気導入口17に蒸気供給管2から分岐した蒸気導入管22を接続し、蒸気導入管22に上流側から開閉弁23、ストレーナ24、減圧弁25を接続する。蒸気導入管22の減圧弁25の前後に圧力計26と圧力計27を設ける。蒸気導入管22の蒸気導入口17への接続部から分岐するドレン排除管28をドレン圧送管19に接続し、ドレン排除管28に上流側から蒸気トラップ29、逆止弁30を取り付ける。蒸気トラップ29は蒸気を排出することがなくドレンを自動的に下流側の逆止弁30側に排出するものである。逆止弁30は蒸気トラップ29からドレン圧送管19への流体の通過を許容し、反対方向の通過を阻止するものである。蒸気排出口18は下記の初期空気排出管33の排気弁34の上流側に排気管43で接続する。
ドレン圧送ポンプ14は内部に配置した図示しないフロートが下方部に位置する場合に、蒸気導入口17を閉口し蒸気排出口18を開口して、ヘッダータンク11に溜まったドレンを逆止弁13を介してドレン流入口15から内部に流下させる。そして、内部にドレンが溜まって図示しないフロートが所定上方部に位置すると、蒸気排出口18を閉口し、蒸気導入口17を開口して、蒸気導入管22の蒸気を蒸気導入口17から内部に流入させることにより、内部に溜まったドレンをドレン圧送口16からドレン圧送管19を通して所望の圧送先に圧送する。ドレンの圧送により内部の液位が低下すると、再び蒸気導入口17を閉口し蒸気排出口18を開口して、ドレンをドレン流入口15から内部に流下させる。このような作動サイクルを繰り返すことにより、ドレン圧送ポンプ14はヘッダータンク11からのドレンを所望の圧送先に圧送する。
気液分離器7のドレン排出口31をドレン排除管28の蒸気トラップ29と逆止弁30との間にドレン排除管32で接続する。ドレン排出管3から分岐する初期空気排出管33をドレン排除管32に接続する。初期空気排出管33に排気弁34と逆止弁35を取り付ける。排気弁34はヘッダータンク11の初期空気を排気するものである。逆止弁35は排気弁34からドレン排除管32への流体の通過を許容し、反対方向の通過を阻止するものである。冷水取入管4にフロースイッチ36を設ける。温水取出管5に温度センサ37を設け、温水利用先に開閉弁38を取り付ける。熱交換器1の冷水取入管4側に冷水溜部42を設ける。冷水溜部42は熱交換器1と一体に形成したり熱交換器1とは別体に熱交換器1と冷水取入管4の間に設けたりすることができる。熱交換器1の複数のスパイラルチューブの冷水取入管4側に外円筒部材44の下端に下端を溶接により固着した分流部材45を配置する。外円筒部材44と分流部材45はスパイラルチューブ側フランジと冷水溜部側フランジの間に配置され図示しないボルトとナットからなる締結手段によって挟持される。分流部材45は上方の複数のスパイラルチューブ側に向って小径となる有頂円錐形状で頂壁及び周囲壁に冷水取入管側と複数のスパイラルチューブを連通する複数の常開開口46を有する。

冷水取入管4からの冷水流量が低下すると、分流部材45の頂壁の複数の常開開口46を通して冷水が複数のスパイラルチューブの一部に供給されることにより、冷水流速の低下による冷水と蒸気との熱交換効率の低下を防止でき、温水が設定温度以下に低下することを防止できる。制御弁10は温度センサ37で検出される温水の温度が設定温度よりも上昇すると開度が小さくされ設定温度よりも低下すると開度が大きくされる。操作弁としての電動弁8は制御弁10の制御範囲以下により或いは制御弁10の故障により、温度センサ37で検出される温水の温度が設定温度よりも所定温度上昇すると閉じられる。また、操作弁としての電動弁8は温水の取出が停止されてフロースイッチ36で冷水の流下が検出されなくなった場合に或いはフロースイッチ36の故障により温度センサ37で検出される温水の温度が設定温度よりも所定温度上昇した場合に閉じられる。温水の取出が停止されてフロースイッチ36で冷水の流下が検出されなくなった場合に、操作弁としての電動弁8を閉弁することにより、電動弁8を早期に閉弁することができ、温水の取出が再開された場合に、比較的低温の温水を取出すことができる。
本発明は、蒸気の熱で冷水を加熱することにより温水を生成する温水生成装置に利用することができる。
1 コルゲートスパイラルチューブ式熱交換器
2 蒸気供給管
3 ドレン排出管
4 冷水取入管
5 温水取出管
6 開閉弁
7 気液分離器
8 操作弁としての電動弁
9 安全弁
10 制御弁
11 ヘッダータンク
12 ドレン流入管
13 逆止弁
14 ドレン圧送ポンプ
15 ドレン流入口
16 ドレン圧送口
17 蒸気導入口
18 蒸気排出口
19 ドレン圧送管
20 逆止弁
21 開閉弁
22 蒸気導入管
23 開閉弁
24 ストレーナ
25 減圧弁
26 圧力計
27 圧力計
28 ドレン排除管
29 蒸気トラップ
30 逆止弁
31 ドレン排出口
32 ドレン排除管
33 初期空気排出管
34 排気弁
35 逆止弁
36 フロースイッチ
37 温度センサ
38 開閉弁
42 冷水溜部
43 排気管
44 外円筒部材
45 分流部材
46 常開開口

Claims (1)

  1. コルゲートスパイラルチューブ式熱交換器の複数のスパイラルチューブに連通する冷水取入管と温水取出管を接続すると共にシェルに連通する蒸気供給管とドレン排出管を接続したものにおいて、複数のスパイラルチューブの冷水取入管側に複数のスパイラルチューブ側に向って小径となる有頂円錐形状で頂壁及び周囲壁に冷水取入管側と複数のスパイラルチューブを連通する複数の常開開口を有する分流部材を設けたことを特徴とする温水生成装置。
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