JP2015091087A - パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム - Google Patents

パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015091087A
JP2015091087A JP2013231110A JP2013231110A JP2015091087A JP 2015091087 A JP2015091087 A JP 2015091087A JP 2013231110 A JP2013231110 A JP 2013231110A JP 2013231110 A JP2013231110 A JP 2013231110A JP 2015091087 A JP2015091087 A JP 2015091087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage waveform
package
internal voltage
characteristic
internal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013231110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6201652B2 (ja
Inventor
幸司 澁谷
Koji Shibuya
幸司 澁谷
慶洋 明星
Yoshihiro Akeboshi
慶洋 明星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013231110A priority Critical patent/JP6201652B2/ja
Publication of JP2015091087A publication Critical patent/JP2015091087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6201652B2 publication Critical patent/JP6201652B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】 パッケージの通過特性がわからなくてもパッケージの内部波形を推定できるようにする。【解決手段】 この発明に係るパッケージ内受信波形測定装置は、測定された外部電圧波形とパッケージ内部の反射特性とからパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算部を備え、内部電圧波形演算部は、反射特性から通過特性の振幅を計算する通過特性振幅算出部と、通過特性の振幅に対して設定した位相に基づいて、通過特性をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性に変換するフーリエ変換を交互に反復し、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映し、通過特性の振幅を実測値に置き換えて通過特性の位相を計算する通過特性位相算出部と、反射特性と通過特性と外部電圧波形とから内部電圧波形を計算する内部波形算出部を備えたものである。【選択図】 図1

Description

この発明は、高速なデジタル信号伝送における、パッケージ内部での受信波形を測定する、パッケージ内部電圧波形測定装置およびシステムに関するものである。
高速デジタル伝送では、伝送波形の善し悪しを判定するため、アイパターン等の波形評価が行われる。波形評価では、できるだけ受信端に近い場所での波形測定が望ましい。しかし、レシーバICのパッケージ内部には、プローブを当てることができないため、Gbpsを超えるような非常に高速な信号では、レシーバICの外部の波形とICの受信波形が大きく異なってしまうことになる。よって、従来のパッケージ内受信波形測定では、パッケージの完全な電気特性と、パッケージ外部での観測波形を組み合わせることで、パッケージ内の受信波形を推定していた(例えば非特許文献1、非特許文献2、および特許文献1参照)。
電子情報通信学会2012年総合大会B−4−8、2012年3月 Agilent N5465A InfiniiSim波形変換ツールセット Infiniium 9000/90000シリーズ・オシロスコープ用データシート、アジレント・テクノロジー社、2009年7月
特開2006−208060号公報
従来のパッケージ内部電圧波形測定装置では、パッケージ内の受信波形を推定する手法は、外部波形とパッケージ特性を用いるため、パッケージの完全な特性(すなわち、通過特性と反射特性)が必要であった。しかし、通過特性は、ユーザー側での測定が困難であるため、ICベンダーから電気特性が提供されない場合は、波形の推定ができないという課題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ユーザー側で測定が容易な反射特性と実測した外部波形とからパッケージの内部波形を算出可能とするパッケージ内部電圧波形測定装置を得ることを目的とする。
この発明に係るパッケージ内部電圧波形測定装置は、パッケージ外部から外部電圧波形を測定する波形測定部と、パッケージ外部の測定位置からパッケージ内部の反射特性(S11)を測定する反射特性測定部と、外部電圧波形および反射特性(S11)からパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算部を備えたパッケージ内部電圧波形測定装置であって、内部電圧波形演算部は、反射特性(S11)から通過特性(S21)の振幅|S21|を計算する通過特性振幅算出部と、計算された通過特性(S21)の振幅|S21|に対して設定した位相に基づいて、通過特性(S21)をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性(S21)に変換するフーリエ変換を交互に反復し、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映しながら、変換された通過特性(S21)の変換後振幅|S21’|を測定された通過特性(S21)の振幅|S21|に置き換えて通過特性(S21)の位相を計算する通過特性(S21)位相算出部と、測定された反射特性(S11)および計算された通過特性(S21)および外部電圧波形から内部電圧波形を計算する内部波形算出部を備えたものである。
この発明によれば、ユーザー側で測定が容易な反射特性と実測した外部波形とからパッケージの内部波形を算出するようにしたので、ユーザー側で測定が困難なパッケージの通過特性が公表されていない場合でもパッケージの内部波形を推定できるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の一例を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の測定対象物の模式図である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の内部波形推定手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置によるパッケージの外部波形測定の一例を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置によるパッケージの反射特性測定の一例を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の内部遅延算出部のTDR波形の一例である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置のS21位相算出部のS21位相算出手順の概略図である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置のS21の逆フーリエ変換(インパルス応答)の模式図である。 パッケージ外部において計測された検証対象の波形の一例である。 この発明の実施の形態1に係る内部波形推定手順によって推定された、図9の検証対象の波形に対応するパッケージ内部の推定波形である。 図10の推定波形に対応するパッケージ内部において実際に計測された実測波形である。 この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定システムの一例を示す模式図である。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の一例を示す模式図である。図において、パッケージ内部電圧波形測定装置100は、外部波形測定部101a、反射特性測定部102a、内部電圧波形演算部104aから構成される。
外部波形測定部101aは、センサ1011(第1のセンサとする)とメモリ1012(第1のメモリとする)から構成され、センサ1011は測定対象物のパッケージ外部の観測点で伝送信号の電圧波形(以下、外部波形という)の時間変化を測定し、メモリ1012は測定された電圧波形のデータ(以下、外部波形データという)を蓄積する。
反射特性測定部102aは、センサ1021(第2のセンサとする)とメモリ1022(第2のメモリとする)から構成され、センサ1021は測定対象物のパッケージ外部の観測点からパッケージ内部で見込まれる反射特性S11の周波数特性を測定し、メモリ1022は測定されたパッケージ内部の反射特性S11の周波数特性のデータを蓄積する。
内部電圧波形演算部104aは、演算部103、結果出力手段1041から構成され、さらに演算部103は、内部遅延算出部1031、通過特性振幅算出部(S21振幅算出部)1032、通過特性位相算出部(S21位相算出部)1033、内部波形算出部1034から構成される。演算部103の内部遅延算出部1031は測定対象物のパッケージ外部の観測点を通過した信号がパッケージ内部の回路接続部(例えばレシーバチップ)に到達するまでの時間である内部遅延時間τを算出し、S21振幅算出部1032は測定対象物のパッケージ外部の観測点からパッケージ内部の回路接続部までの通過特性S21の振幅を算出し、S21位相算出部1033は、通過特性S21の振幅から内部遅延時間τに基づく時間領域拘束条件を満たす通過特性S21の位相を算出し、内部波形算出部1034はメモリ1012に蓄積された外部波形データとメモリ1022に蓄積された反射特性S11の周波数特性データとS21位相算出部1033で算出した通過特性S21から内部波形を算出する。結果出力手段1041は、演算部103が算出した内部波形を出力する。なお、結果出力手段1041は、内部電圧波形演算部104aの外部に設けて、演算部103が算出した結果を出力するようにしてもよい。ここで、結果の出力とは、表示装置による表示、印刷装置による印刷、また記憶装置への記憶なども含むものとする。
次にパッケージ内部電圧波形測定装置の動作について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の測定対象物の一例を示す模式図である。ドライバチップ1がパッケージ10に格納されており、ドライバICを構成している。同様に、レシーバチップ2がパッケージ20に格納されており、レシーバICを構成している。レシーバチップ2には終端抵抗が内蔵されているものとする。伝送線路3は、ドライバICとレシーバICを接続している。ここで、伝送線路3は、プリント配線板の配線を想定しているが、ケーブル等でも構わない。
伝送波形評価では、ドライバチップ1から出力された信号をレシーバチップ2直近のレシーバチップ接続部4bでの波形を測定するのが理想的であるが、レシーバチップはパッケージ20で覆われているため、レシーバチップ接続部4bでの測定は困難である。
このため、パッケージ20の外部である、外部波形観測点4aでの測定が一般に行われるが、外部波形観測点4aとレシーバチップ接続部4bの間にはパッケージ内部配線5があるため、実際には外部波形観測点4aとレシーバチップ接続部4bの波形は異なってくる。ここで、波形の差は信号が高速になるほど大きくなってくるが、外部波形観測点4aの波形からレシーバチップ接続部4bでの受信波形を推定しなければならない。
図3は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の内部波形推定手順を示すフローチャートである。図において、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置は、次の3つのステップの動作にて内部波形を推定する。ここで、3ステップとは、パッケージの外部波形測定(ステップST101)、パッケージの反射特性測定(ステップST102)、パッケージの内部波形演算(ステップST103)である。以下、この3つのステップの動作について説明する。
<第1のステップ> パッケージの外部波形測定(ステップST101)
第1のステップにおけるパッケージ内部電圧波形測定装置100の外部波形測定部101aの動作について説明する。
図4は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置によるパッケージの外部波形測定の一例を示す模式図である。パッケージ内部電圧波形測定装置100の外部波形測定部101aのセンサ1011にプローブ201を装着可能とし、このプローブ201を外部波形観測点4aに接触させることで、外部波形観測点4aでの電圧波形の時間変化を測定する。メモリ1012はセンサ1011が測定した波形を記録する。
<第2のステップ> パッケージの反射特性測定(ステップST102)
第2のステップにおけるパッケージ内部電圧波形測定装置100の反射特性測定部102aの動作について説明する。
図5は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置によるパッケージの反射特性測定の一例を示す模式図である。ここでは、測定対象物は、外部波形観測点4aで切断する。このときの測定対象物は、図4の外部波形測定と同一個体のレシーバICでもよいし、例えば同じ設計で製造されて同一特性を持つ別個体のレシーバICでもよい。パッケージ内部電圧波形測定装置100の反射特性測定部102aのセンサ1021は切断した測定対象物の外部波形観測点4aと接続可能とし、外部波形観測点4aからパッケージ内部を見込む反射特性S11の周波数特性を測定する。メモリ1022はセンサ1021が測定した特性を記録する。
<第3のステップ> パッケージの内部波形演算(ステップST103)
第3のステップにおけるパッケージ内部電圧波形測定装置の内部電圧波形演算部104aの演算部103の動作について説明する。
演算部103内の内部遅延算出部1031では内部遅延τを算出する。ここで、内部遅延τとは、外部波形観測点4aを通過した信号が、レシーバチップ接続部4bに到達するまでの時間とする。内部遅延算出部1031では、まず外部波形観測点4aからパッケージを見込む反射特性S11のステップ応答を計算する。これは、いわゆる時間領域反射率(Time Domain Reflectometry。以下、TDRと略す)波形である。図6は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置の内部遅延算出部のTDR波形の一例である。TDR波形が、レシーバチップ2の入力容量のため、ある一部で大きく落ち込む。この落ち込みの横軸の値が、ステップ波の入射から入力容量による反射が返ってくる信号の往復時間に相当するので、この値を半分にしたものを遅延時間τとする。
演算部103内のS21振幅算出部1032では、通過特性S21の振幅を算出する。ここで、通過特性S21とは、パッケージの外部波形観測点4aからパッケージ内部のレシーバチップ接続部4bまでの通過特性であり、レシーバチップ2の寄生容量の影響を含むものとする。一般的に、パッケージの大きさは数センチ程度であり、パッケージ内部配線5も数センチ程度であることから、パッケージ内部配線5での損失が十分小さいことから、例えばメモリ1022に記録された反射特性S11を用いて、通過特性S21の振幅の周波数特性を、次の式(1)で近似的に計算する。
Figure 2015091087
この式(1)ではパッケージ内部配線5での損失が十分小さく無損失と仮定したが、信号の周波数が数十Gbpsになると、パッケージの損失が無視できなくなってくる。そこで、式(1)の近似計算式の変形例として、周波数依存性を持った損失量Loss(ω)をパッケージ内部の終端抵抗と入力側ポート以外で損失した信号の割合として、式(1)の近似計算式を補正する次の式(2)で近似するようにしてもよい。
Figure 2015091087
ここで、式(2)は、式(1)で計算された通過特性S21の振幅から損失量Loss(ω)に基づく損失分を差し引いたものとなる。なお、損失量Loss(ω)の割合は、0≦Loss(ω)≦1をとり、Loss(ω)=0で無損失となる。損失量Loss(ω)の値が既知でなければ、外部から設定手段を介して任意の値を設定できるようにしてもよい。
演算部103内のS21位相算出部1033では、通過特性S21の位相を算出する。
ある複素数量の振幅およびその複素数量のフーリエ逆変換(インパルス応答)が満たすべき断片的な条件が与えられたときに、もとの複素数量の位相を計算する手法として、フーリエ反復位相回復法が知られている。この発明では、この手法によりS21の位相を算出する。
図7は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置のS21位相算出部のS21位相算出手順の概略図である。まず初期位相Φ1を生成する。この初期位相Φ1と通過特性S21の振幅|S21|を組み合わせて、仮の通過特性S21とする。この通過特性S21を逆フーリエ変換するとインパルス応答V’(t)が得られる。初期位相Φ1は通過特性S21の正しい位相ではないので、このインパルス応答V’(t)も、正しいインパルス応答とは異なるものとなる。ここで、インパルス応答が正しいとき必ず満たされるべき条件(時間領域拘束条件)をV’(t)に反映させ、V(t)を計算する。
ここで、最初に生成する初期位相Φ1は任意に設定でき、例えば乱数で生成した値を初期値としても構わない。また、例えば内部遅延時間τを群遅延とみなし、この群遅延が周波数によらず一定になる線形位相(直線位相ともいう)の特性をもつと仮定して、計算した初期位相Φ1を設定してもよい。図7のS21位相算出手順の繰り返しによる収束性は初期位相Φ1に大きく依存するが、乱数で生成した初期位相Φ1を設定したときに比べ、線形位相を仮定した初期位相Φ1は一般に真の位相とは異なっても近い特性となっていることが期待され、収束性の改善が図れる。
図8は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置のS21の逆フーリエ変換(インパルス応答)の模式図である。このとき、正しいインパルス応答であれば、内部遅延算出部1031で計算した遅延時間τより以前の時間には応答は現れず、0となるはずである。またインパルス応答の持続時間τ’は、あらかじめ設定しておくが、パッケージの場合、例えば遅延時間の数倍〜10倍程度を通常想定しておいてもよい。しかしながら、様々に設計された各種の測定対象物のパッケージにより自由に対応するために、この想定範囲によらず、遅延時間を外部から設定できる設定手段を設けておいてもよい。正しいインパルス応答であれば、時間τから時間τ+τ’以外の時間領域では応答が0にならなければならない。この条件を時間領域拘束条件とし、V’(t)に強制的に適用する。すなわち、V’(t)の時間τ以前、および時間τ+τ’以降の応答を0で置き換える。もしくは0に近付ける操作を行う。この操作適用後の時間波形V(t)とする。
インパルス応答に時間領域拘束条件を適用したV(t)をフーリエ変換すると、通過特性S21の周波数特性が得られる。ただし、この段階の振幅|S21’|および位相は、S21振幅算出部1032で計算した振幅|S21|および与えた初期位相Φ1と異なるものが得られる。ここで、振幅についてはS21振幅算出部1032で計算した振幅|S21|が正しい振幅と分かっているので、振幅|S21’|を振幅|S21|に置き換える操作を行う。このとき、位相はフーリエ変換で得られた位相そのままとする。これにより新しい振幅|S21|および位相のペアが得られる。
このように、「逆フーリエ変換」、「時間領域拘束条件反映」、「フーリエ変換」、「|S21|反映」というサイクルを繰り返すと、振幅|S21|に対応した、インパルス応答が時間領域拘束条件を満たす妥当な位相に収束していく。
以上の動作によって、通過特性S21の位相が算出できる。この位相と振幅|S21|を組み合わせることで、パッケージの通過特性S21が得られる。
この実施の形態1の説明では、時間領域の拘束条件として遅延時間と通過特性S21のインパルス応答の持続時間を用いて説明したが、これ以外にも対象とするパッケージについてインパルス応答の特徴が分かっているのであれば、その特徴を時間領域の拘束条件として追加してもよい。このとき、時間領域の拘束条件を外部から設定できる設定手段などを設けてもよい。
演算部103内の内部波形算出部1034では、メモリ1012に記録したパッケージ外部の波形と、メモリ1022に記録したパッケージの反射特性S11と、S21位相算出部1033で計算した通過特性S21からパッケージ内部の波形を計算する。具体的には、v1を外部波形のスペクトル、v2を内部波形のスペクトルとすると、次の式(3)で内部波形を計算できる。
Figure 2015091087
この信号スペクトルv1を逆フーリエ変換等で時間軸に戻すことで信号波形が得られる。
これまで説明したこの発明のパッケージ内部電圧波形測定装置おける3つのステップの内部波形推定手順により、外部波形およびパッケージの反射特性のみから、内部波形を算出できる。
この内部波形推定手順をパッケージに対して適用し、パッケージ外部における計測波形、内部波形推定手順で推定したパッケージ内部の推定波形、パッケージ内部における実測波形を比較する。
まず、図9は、パッケージ外部において計測された検証対象の波形の一例である。次に、図10は、この発明の内部波形推定手順によって推定された、図9の検証対象の波形に対応するパッケージ内部の推定波形である。また、図11は、図10の推定波形に対応するパッケージ内部において実際に計測された実測波形である。これらの図において、波形の横軸は時間、縦軸は測定電圧を示している。
このように、パッケージ外部で計測された図9の検証対象の波形とパッケージ内部において実際に計測された図11の実測波形が明らかに異なるのに対して、この内部波形推定手順によって推定された図10のパッケージ内部の推定波形と図11に示した実測波形はほぼ一致していることがわかる。よって、これまで説明した内部波形推定手順が正しく動作していることが確認できる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置によれば、ユーザー側で測定が容易な反射特性と実測した外部波形とからパッケージの内部波形を算出するようにしたので、ユーザー側で測定が困難なパッケージの通過特性が公表されていない場合でもパッケージの内部波形を推定できるという効果がある。
実施の形態2.
これまで説明したこの発明の実施の形態1では、パッケージ内部電圧波形測定装置を一つの装置としていたが、この発明の実施の形態2では、複数の装置に機能を分担し、複数の装置からパッケージ内部電圧波形測定システムとして構成しても、同等の機能を実現できる。
図12は、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定システムの一例を示す模式図である。図において、パッケージ内部電圧波形測定システム1000は、ネットワークで接続された外部波形測定装置101b、反射特性測定装置102b、内部電圧波形演算装置104bから構成される。なお、装置間を接続するネットワークは、有線、無線のいずれでもよい。
以下、図12において、図1のパッケージ内部電圧波形測定装置100の構成と同一または相当する部分については、同一符号を付して説明を省略する。外部波形測定装置101bは、図1に示した外部波形測定部101a、および送信手段1013(第1の送信手段とする)から構成される。反射特性測定部102bは、図1に示した反射特性測定部102a、および送信手段1023(第2の送信手段とする)から構成される。内部電圧波形演算装置104bは、受信手段1042、図1に示した内部電圧波形演算部104aから構成される。なお、内部電圧波形演算部104aの結果出力手段1041は、内部電圧波形演算装置104bの外部に設けて、演算部103が算出した結果を出力するようにしてもよい。ここで、結果の出力とは、表示装置による表示、印刷装置による印刷、また記憶装置への記憶なども含むものとする。
このようなパッケージ内部電圧波形測定システムの構成では、既存の測定器で外部波形測定装置101b、反射特性測定装置102bを実現し、測定された外部波形と反射特性から図12に示した内部電圧波形演算装置104bでパッケージの内部波形を算出するようにすれば、装置コストを低減できるという効果も得られる。
図12に示したパッケージ内部電圧波形測定システム1000では、図1に示した外部波形測定部101a、反射特性測定部102a、内部電圧波形演算部104aが個別の装置である外部波形測定装置101b、反射特性測定装置102b、内部電圧波形演算装置104bとして、送信手段1013、1023から受信手段1042へネットワークを介して通信接続するシステム構成で説明しているが、例えば外部波形測定部101aのメモリ1012、反射特性測定部102aのメモリ1022の後段に各蓄積データを通信でなく媒体で交換する各媒体書き出し手段(図示せず)、内部電圧波形演算部104aの前段に媒体読み出し手段(図示せず)を備えるようにしてもよい。
また、外部波形測定部101aのメモリ1012、反射特性測定部102aのメモリ1022を例えば着脱可能なハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等のドライブ装置としてセンサ1011、1021の後段に書き出し手段(図示せず)を設けて蓄積データを書き出すことで、内部電圧波形演算部104aには外部波形測定部101a、反射特性測定部102aから外してきたドライブ装置を接続して読み出し手段(図示せず)を備えるようにしてもよい。また、USB(Universal Serial Bus)インターフェースなどの汎用入出力インターフェースを使用するメモリを介してもよい。
また、例えば内部電圧波形演算装置104bの受信手段1042の後段にメモリ(第3のメモリ。図示せず)を設け、外部波形測定部101aのメモリ1012、反射特性測定部102aのメモリ1022のデータを通信で受け取り、または媒体、ドライブ装置、メモリから読み出して内部電圧波形演算装置104b内部に設けたメモリ(第3のメモリ)に蓄積し、この蓄積したデータを演算部103に出力するようにしてもよい。
なお、これまで説明したような内部電圧波形演算装置104bの演算部103は、外部波形測定装置101bにより測定された外部波形のデータ、反射特性測定装置102bにより測定された反射特性のデータからパッケージの内部波形を算出する内部電圧波形演算プログラムとして実現し、例えば汎用あるいは専用の計算機(コンピュータ)上で機能するソフトウェアとして実行する形態を採用してもよい。また、例えばそのプログラム演算の一部をハードウェアやミドルウェアに置き換えて、ソフトウェアと組み合わせて実行するような形態を採用してもよい。また、プログラムは、汎用あるいは専用の計算機(コンピュータ)に記憶装置やメモリ、あるいは半導体またはディスクなどの媒体に記憶され、読み取り可能とされる。また、実装の形態によっては、プログラムをプロセッサ等の回路内部メモリに記憶してもよい。
以上のように、この発明の実施の形態2に係るパッケージ内部電圧波形測定システムによれば、この発明の実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置と同様に、ユーザー側で測定が容易な反射特性と実測した外部波形とからパッケージの内部波形を算出するようにしたので、ユーザー側で測定が困難なパッケージの通過特性が公表されていない場合でもパッケージの内部波形を推定できるという効果がある。
また、この発明の実施の形態2に係る内部電圧波形演算装置によれば、ユーザー側で測定が容易な反射特性と外部波形を受け取って、パッケージの内部波形を算出するようにしたので、ユーザー側で測定が困難なパッケージの通過特性が公表されていない場合でもパッケージの内部波形を推定できるという効果がある。また、実施の形態1に係るパッケージ内部電圧波形測定装置や実施の形態2に係るパッケージ内部電圧波形測定システムの導入に対して、反射特性と外部波形の測定を既存の測定器で賄うことで小規模な導入を可能とし、パッケージ内部電圧波形測定装置やパッケージ内部電圧波形測定システムの導入コストの低減を図ることができる。
1 ドライバチップ、2 レシーバチップ、3 伝送線路、4a 外部波形観測点、4b レシーバチップ接続部、5 パッケージ内部配線、10 パッケージ、20 パッケージ、100 パッケージ内部電圧波形測定装置、101a 外部波形測定部、101b 外部波形測定装置、102a 反射特性測定部、102b 反射特性測定装置、103 演算部、104a 内部電圧波形演算部、104b 内部電圧波形演算装置、201 プローブ、1000 パッケージ内部電圧波形測定システム、1011 センサ(第1のセンサ)、1012 メモリ(第1のメモリ)、1013 送信手段(第1の送信手段)、1021 センサ(第2のセンサ)、1022 メモリ(第2のメモリ)、1023 送信手段(第2の送信手段)、1031 内部遅延算出部、1032 通過特性振幅算出部(S21振幅算出部)、1033 通過特性位相算出部(S21位相算出部)、1034 内部波形算出部、1041 結果出力手段、1042 受信手段。

Claims (20)

  1. パッケージ外部から外部電圧波形を測定する波形測定部と、
    パッケージ外部の測定位置からパッケージ内部の反射特性を測定する反射特性測定部と、
    前記外部電圧波形および前記反射特性からパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算部
    を備えたパッケージ内部電圧波形測定装置であって、
    前記内部電圧波形演算部は、
    前記反射特性から通過特性の振幅を計算する通過特性振幅算出部と、
    計算された通過特性の振幅に対して設定した位相に基づいて、通過特性をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性に変換するフーリエ変換を交互に反復し、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映しながら、変換された通過特性の変換後振幅を測定された通過特性の振幅に置き換えて通過特性の位相を計算する通過特性位相算出部と、
    測定された反射特性および計算された通過特性および前記外部電圧波形から前記内部電圧波形を計算する内部波形算出部
    を備えたパッケージ内部電圧波形測定装置。
  2. 前記内部電圧波形演算部は、
    前記反射特性の時間領域反射率応答から前記内部遅延時間を計算する内部遅延算出部
    を備えた請求項1記載のパッケージ内部電圧波形測定装置。
  3. 前記内部電圧波形演算部は、
    前記内部遅延時間を外部から設定する内部遅延設定手段
    を備えた請求項1記載のパッケージ内部電圧波形測定装置。
  4. 前記内部電圧波形演算部における前記通過特性位相算出部は、
    前記内部遅延時間を群遅延とした線形位相に基づいて計算した初期位相を設定する
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のパッケージ内部電圧波形測定装置。
  5. 前記内部電圧波形演算部における前記通過特性振幅算出部は、
    損失量に基づく損失分を差し引いて通過特性の振幅を計算する
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のパッケージ内部電圧波形測定装置。
  6. 前記内部電圧波形演算部における前記通過特性振幅算出部は、
    前記損失量を外部から設定する損失量設定手段
    を備えた請求項5に記載のパッケージ内部電圧波形測定装置。
  7. パッケージ外部から測定された外部電圧波形およびパッケージ外部の測定位置から測定された反射特性からパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算装置であって、
    前記反射特性から通過特性の振幅を計算する通過特性振幅算出部と、
    計算された通過特性の振幅に対して設定した位相に基づいて、通過特性をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性に変換するフーリエ変換を交互に反復しながら、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映し、変換された通過特性の変換後振幅を測定された通過特性の振幅に置き換えて通過特性の位相を計算する通過特性位相算出部と、
    前記反射特性および計算された通過特性および前記外部電圧波形から前記内部電圧波形を計算する内部波形算出部と
    を備えた内部電圧波形演算装置。
  8. 前記反射特性の時間領域反射率応答から前記内部遅延時間を計算する内部遅延算出部
    を備えた請求項7記載の内部電圧波形演算装置。
  9. 前記内部遅延時間を外部から設定する内部遅延設定手段
    を備えた請求項7記載の内部電圧波形演算装置。
  10. 前記通過特性位相算出部は、
    前記内部遅延時間を群遅延とした線形位相に基づいて計算した初期位相を設定する
    請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の内部電圧波形演算装置。
  11. 前記通過特性振幅算出部は、
    損失量に基づく損失分を差し引いて通過特性の振幅を計算する
    請求項7ないし請求項10のいずれか1項に記載の内部電圧波形測定装置。
  12. 前記内部電圧波形演算部における前記通過特性振幅算出部は、
    前記損失量を外部から設定する損失量設定手段
    を備えた請求項11に記載の内部電圧波形測定装置。
  13. パッケージ外部から外部電圧波形を測定する波形測定装置と、
    パッケージ外部の測定位置からパッケージ内部の反射特性を測定する反射特性測定装置と、
    前記外部電圧波形および前記反射特性からパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算装置と
    から構成されるパッケージ内部電圧波形測定システムであって、
    前記内部電圧波形演算装置は、
    前記反射特性から通過特性の振幅を計算する通過特性振幅算出部と、
    計算された通過特性の振幅に対して設定した位相に基づいて、通過特性をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性に変換するフーリエ変換を交互に反復しながら、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映し、変換された通過特性の変換後振幅を測定された通過特性の振幅に置き換えて通過特性の位相を計算する通過特性位相算出部と、
    測定された反射特性および計算された通過特性および前記外部電圧波形から前記内部電圧波形を計算する内部波形算出部
    を備えたパッケージ内部電圧波形測定システム。
  14. パッケージ外部から測定された外部電圧波形およびパッケージ外部の測定位置から測定された反射特性からパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算方法であって、
    前記反射特性から通過特性の振幅を計算する通過特性振幅算出ステップと、
    計算された通過特性の振幅に対して設定した位相に基づいて、通過特性をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性に変換するフーリエ変換を交互に反復しながら、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映し、変換された通過特性の変換後振幅を測定された通過特性の振幅に置き換えて通過特性の位相を計算する通過特性位相算出ステップと、
    前記反射特性および計算された通過特性および前記外部電圧波形から前記内部電圧波形を計算する内部波形算出ステップと
    を有する内部電圧波形演算方法。
  15. 前記反射特性の時間領域反射率応答から前記内部遅延時間を計算する内部遅延算出ステップ
    を有する請求項14記載の内部電圧波形演算方法。
  16. 前記内部遅延時間を外部から設定する内部遅延設定ステップ
    を有する請求項14記載の内部電圧波形演算方法。
  17. 前記通過特性位相算出ステップは、
    前記内部遅延時間を群遅延とした線形位相に基づいて計算した初期位相を設定する
    請求項14ないし請求項16のいずれか1項に記載の内部電圧波形演算方法。
  18. 前記通過特性振幅算出ステップ、
    損失量に基づく損失分を差し引いて通過特性の振幅を計算する
    請求項14ないし請求項17のいずれか1項に記載の内部電圧波形測定方法。
  19. 前記通過特性振幅算出ステップは、
    前記損失量を外部から設定する損失量設定ステップ
    を有する請求項18に記載の内部電圧波形測定方法。
  20. 計算機で実行される、パッケージ外部から測定された外部電圧波形およびパッケージ外部の測定位置から測定された反射特性からパッケージ内部の内部電圧波形を求める内部電圧波形演算プログラムであって、
    前記反射特性から通過特性の振幅を計算する通過特性振幅算出ステップと、
    計算された通過特性の振幅に対して設定した位相に基づいて、通過特性をインパルス応答に変換する逆フーリエ変換とこの変換したインパルス応答を通過特性に変換するフーリエ変換を交互に反復しながら、インパルス応答にパッケージ内の内部遅延時間を含む時間領域で満たすべき拘束条件を反映し、変換された通過特性の変換後振幅を測定された通過特性の振幅に置き換えて通過特性の位相を計算する通過特性位相算出ステップと、
    前記反射特性および計算された通過特性および前記外部電圧波形から前記内部電圧波形を計算する内部波形算出ステップと
    を有する内部電圧波形演算プログラム。
JP2013231110A 2013-11-07 2013-11-07 パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム Active JP6201652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013231110A JP6201652B2 (ja) 2013-11-07 2013-11-07 パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013231110A JP6201652B2 (ja) 2013-11-07 2013-11-07 パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015091087A true JP2015091087A (ja) 2015-05-11
JP6201652B2 JP6201652B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=53194422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013231110A Active JP6201652B2 (ja) 2013-11-07 2013-11-07 パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6201652B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191979A (ja) * 1987-02-05 1988-08-09 Yokogawa Hewlett Packard Ltd 伝送路パラメ−タ測定装置
JPS643571A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Hitachi Ltd Tdr device
JP2012238588A (ja) * 2011-04-25 2012-12-06 Hokkaido Univ フーリエ反復位相回復法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191979A (ja) * 1987-02-05 1988-08-09 Yokogawa Hewlett Packard Ltd 伝送路パラメ−タ測定装置
JPS643571A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Hitachi Ltd Tdr device
JP2012238588A (ja) * 2011-04-25 2012-12-06 Hokkaido Univ フーリエ反復位相回復法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
木下 智博 他: "高速デジタルI/Fにおける実測不可点の波形推定手法", 電子情報通信学会2012年総合大会講演論文集 通信1, JPN6017028064, 6 March 2012 (2012-03-06), JP, pages P.338 *
澁谷 幸司 他: "フーリエ反復法を用いたパッケージ内部波形推定手法の検討", 電子情報通信学会2014年通信ソサイエティ大会講演論文集1, JPN6017028061, 9 September 2014 (2014-09-09), JP, pages P.271 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6201652B2 (ja) 2017-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6349058B2 (ja) Sパラメータのリサンプリング方法及びシリアル・データ・リンク分析装置
US20160139194A1 (en) Reflectometry method for identifying soft faults affecting a cable
Levine et al. Model-based imaging of damage with Lamb waves via sparse reconstruction
CN109917341B (zh) 雷达运动目标跟踪性能测试方法、终端设备及存储介质
KR101115368B1 (ko) 케이블 장애 측정시 손실과 분산 보정방법
JP5246172B2 (ja) 測定誤差の補正方法及び電子部品特性測定装置
JP2006208060A (ja) 伝送遅延評価システムおよび伝送遅延評価方法
US8645091B2 (en) Evaluating high frequency time domain in embedded device probing
US10732222B2 (en) Real-time oscilloscope with a built-in time domain reflectometry (TDR) and/or time-domain transmission (TDT) function
JP6201652B2 (ja) パッケージ内部電圧波形測定装置、内部電圧波形演算装置、パッケージ内部電圧波形測定システム、内部電圧波形演算方法および内部電圧波形演算プログラム
JP6288945B2 (ja) ノイズ源位置推定装置及びノイズ源位置推定プログラム
US10313006B2 (en) Shooting long fiber spans with high loss fiber
FR3000805A1 (fr) Procede d'analyse d'un cable par compensation de la dispersion subie par un signal lors de sa propagation au sein dudit cable
US20190190566A1 (en) Test arrangement, device and method for measuring a directed signal
US11112456B2 (en) Signal skew measurement method, apparatus, medium, and electronic device
Sommervogel et al. Method to compensate dispersion effect applied to time domain reflectometry
JP6272244B2 (ja) 特性インピーダンス測定装置、特性インピーダンス測定システム及び特性インピーダンス測定方法
JP7260605B2 (ja) 波形観測装置及び透過特性取得方法
TWI616064B (zh) 利用波的到達相位及時間差解算到達方向角的高精度解析方法
CN111191409A (zh) 芯片内部硅片管脚信号仿真方法及装置
TW201508646A (zh) 識別系統、實體裝置、識別裝置及實體裝置的識別方法
KR101159657B1 (ko) 레이더 탐색기 고해상도 신호처리를 위한 비선형 위상 오차 추정 장치
US20080319693A1 (en) Method, Device And Computer Program For Evaluating A Signal Transmission
JP6271090B2 (ja) 性能算出システム、性能算出装置、性能算出方法及び性能算出プログラム
CN101315396A (zh) 基于小波变换系数求和的信号频率分量能量变化测量方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170814

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6201652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250