JP2015090251A - 操作装置およびそれを搭載した空気清浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が操作可能なスイッチ部のみを表示するような操作ガイド機能を備えた通常モードと、特殊な操作を行うメンテナンス設定の両立を可能にすることを目的とする。【解決手段】使用者が操作する操作盤として静電容量式タッチスイッチの操作パネル2を備えた電気機器の操作装置であって、使用者がスイッチ3,4,5に触れたことを判断する判定手段6と、判定手段6が判断する使用者の操作によって、スイッチ5ごとに表示/非表示を切り替えるスイッチ表示制御手段7とを備え、判定手段6が、スイッチ4を所定の方法で操作する特殊操作を行なったことを判定した場合に、スイッチ表示制御手段7は、全てのスイッチ5を表示させる。【選択図】図5
Description
本発明は、一般家庭や事務所等で使用される空気清浄機等に搭載される操作装置に関するものである。
従来、この種の空気清浄機は、室内のほこり、ガス、湿度、照度、ひと等の環境変化を検出する各種センサの感度設定や、室内にイオンを発生させるイオン発生装置によるイオン発生の有無設定や、製品の運転状態表示の表示方法の切替え設定等のように複数のメンテナンス設定モードが存在するとともに、メンテナンス設定をする際は、一般的にスイッチの複数押しによる組み合わせにより実現させている(例えば、特許文献1)。
一方で、操作パネルとして静電容量式のタッチスイッチを搭載した機器が普及し始めている。この種のタッチスイッチは、裏面にLED等を配置し、特定のスイッチのみを表示させるとともに、表示させたスイッチのみについて操作を許可するものである。そして、操作可能なスイッチのみを表示させることによって、使用者に対して、次の操作、あるいは現在可能な操作を知らせる操作ガイダンスを行なうことが可能となっている。
上記空気清浄機のような機器に、操作パネルとして静電容量式のタッチスイッチを搭載しようとした場合、通常の運転操作と、メンテナンス設定モードのような特殊なスイッチ操作とを切り分けることが課題となる。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであり、通常モードとメンテナンスモードをタッチスイッチの操作で切替え、メンテナンスモードではスイッチの全表示を行なうことで、複数スイッチの組み合わせが必要となるメンテナンス設定を可能にすることを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、使用者が操作する操作盤として、機能ごとに割り当てられた複数のスイッチで構成される静電容量式タッチスイッチを備えた電気機器の操作装置であって、使用者がスイッチに触れたことを判断する判定手段と、前記判定手段が判断する使用者の操作によって、スイッチごとに表示/非表示を切り替えるスイッチ表示制御手段とを備え、前記判定手段が、所定のスイッチを所定の方法で操作する特殊操作を行なったことを判定した場合に、前記スイッチ表示制御手段は、全てのスイッチを表示させることとしたものであり、これにより、所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、通常モードとメンテナンスモードをタッチスイッチの操作で切替え、メンテナンスモードでスイッチを全部表示させることで、複数スイッチの組み合わせが必要となるメンテナンス設定を可能にすることが出来る。
本発明の請求項1記載の操作装置の発明は、使用者が操作する操作盤として、機能ごとに割り当てられた複数のスイッチで構成される静電容量式タッチスイッチを備えた電気機器の操作装置であって、使用者がスイッチに触れたことを判断する判定手段と、前記判定手段が判断する使用者の操作によって、スイッチごとに表示/非表示を切り替えるスイッチ表示制御手段とを備えたものである。
これにより、判定手段が、所定のスイッチを所定の方法で操作する特殊操作を行なったことを判定した場合に、前記スイッチ表示制御手段は、全てのスイッチを表示させることで、各種スイッチの組み合わせによる複数のメンテナンス設定をすることが出来るという効果を有する。
また、判定手段は、所定のスイッチを所定時間以上触れ続けたときに前記特殊操作を行なったと判定することとしたものであり、通常操作とメンテナンス設定操作を識別することで使用者が意図しないときにメンテナンス設定モードになってしまうことを防止することが出来るという効果を有する。
また、判定手段は、所定のスイッチを所定の面積以上の接触面積で触れたときに前記特殊操作を行なったと判定することとしたものであり、通常操作とメンテナンス設定操作を識別することで使用者が意図しないときにメンテナンス設定モードになってしまうことを防止することが出来るという効果を有する。
また、上記の電気機器の操作装置を搭載した空気清浄機としたものであり、室内のほこり、ガス、湿度、照度、ひと等の環境変化を検出する各種センサの感度設定や、室内にイオンを発生させるイオン発生装置によるイオン発生の有無設定や、製品の運転状態表示の表示方法の切替え設定等のように複数のメンテナンス設定モードが存在する空気清浄機においても各種スイッチの組み合わせによる複数のメンテナンス設定をすることが出来るという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態の空気清浄機50は、本体1の天面に静電容量式タッチスイッチを用いた操作パネル2を備えたものである。図示しないが、空気清浄機50は、内部にファンとモータを備えたファンモータ、フィルタ、加湿部、および制御部を備えている。また、本体1には、吹出ルーバ、吸込ルーバを備え、吸込風向、吹出風向が変更できるようになっている。制御部は、ファンモータ、さらには、吹出ルーバ、吸込ルーバを制御する。本体1には、汚れセンサを設け、汚れ度合によって風量制御を行なってもよい。
図1に示すように、本実施の形態の空気清浄機50は、本体1の天面に静電容量式タッチスイッチを用いた操作パネル2を備えたものである。図示しないが、空気清浄機50は、内部にファンとモータを備えたファンモータ、フィルタ、加湿部、および制御部を備えている。また、本体1には、吹出ルーバ、吸込ルーバを備え、吸込風向、吹出風向が変更できるようになっている。制御部は、ファンモータ、さらには、吹出ルーバ、吸込ルーバを制御する。本体1には、汚れセンサを設け、汚れ度合によって風量制御を行なってもよい。
図2、3に示すように、操作パネル2には、常時表示されているスイッチ3、スイッチ4と、特定の操作を行ったときに表示されるスイッチ5とを備えている。スイッチ3は、空気清浄機50の待機状態(切)、運転状態(入)を切替えるものである。スイッチ4は、空気清浄機50の運転モード、すなわち、室内空気を吸い込んで塵埃などを内部のフィルタで除去する「空気清浄運転」、さらに内部の加湿部を運転させる「加湿空気清浄運転」又は空気清浄機50に備えられた汚れセンサ、湿度センサなどによって運転条件を判断する「おまかせ自動運転」を切替えるものである。スイッチ5は、待機状態時は表示されておらず、運転状態時(スイッチ3で「入」に切り替えたとき)で操作可能な条件時のみ表示される。スイッチ5は、空気清浄機50の運転条件を設定する複数の操作ボタンで構成され、風量、気流、省エネ自動運転、湿度設定、衣類脱臭運転、タイマー、チャイルドロックの設定をする。「風量」設定ボタンは、吸い込んだ空気を室内へ排気する際の風量を制御する。「気流」設定ボタンは、排気する空気の風向を制御する。「自動」設定ボタンは、備えられた各種センサ信号に応じて自動で省エネ運転をする。「湿度」設定ボタンは、室内をお好みの湿度になるように運転する。「脱臭」設定ボタンは、空気清浄運転で所定の風量と風向で所定時間だけ運転する。「タイマー」設定ボタンは、空気清浄機50を運転状態から停止させるまでの時間を任意に設定する。「ロック」設定ボタンは、幼児が勝手にスイッチ操作をしていまい運転状態が変わってしまうことを防止する。
ここで、操作パネル2は、静電容量式のタッチスイッチを用いて構成されるものであり、スイッチ3、4、5の操作面の背面に各スイッチ毎に電極9を配置したものである。このような静電容量式タッチスイッチは、操作面に触れたときに変化する電極9周辺の静電容量を検出することでスイッチ操作されたかどうかを判断するものである。
また、操作パネル2は、使用者がスイッチ3、4、5に触れたことを判定する判定手段6と、スイッチ5を表示させるためにスイッチ5の背面に配置されたLED10と、LED10の点灯を制御するスイッチ表示制御手段7とで構成される。スイッチ表示制御手段7は、操作させたいスイッチ5の背面のLED10の点灯を制御し、操作可能なスイッチのみを表示させている。
例えば、スイッチ4で運転モードを「おまかせ自動運転」に設定した場合は、スイッチ5のうち、使用者が任意に運転状態を設定するような「風量」「気流」「湿度」設定は操作できない状態になり、LED10による表示もしない。一方、スイッチ5のうち、「タイマー」設定ボタンのみ対応するLED10を点灯し、操作可能とする。なお、「タイマー」設定ボタンは、全ての運転モード(「おまかせ自動運転」、「省エネ自動運転」および「衣類脱臭運転」)において操作可能なボタンである。
判定手段6は、スイッチ3,4あるいは表示されたスイッチ5を操作したときに操作を受け付け、表示していないスイッチ5(スイッチ部分)を操作したときには操作を受け付けない判断を行なっている。
ここで、スイッチ3,4,5と判定手段6は電気的に接続されている。スイッチ5とスイッチ表示制御手段7は電気的に接続されている。判定手段6とスイッチ表示制御手段7はマイクロコンピューター8に内蔵されているものとする。
常時表示されているスイッチ3、スイッチ4は、空気清浄機50の運転に応じて、運転/待機及び運転モード設定のスイッチ操作を行う。
一方、スイッチ5は、通常時には操作可能なスイッチのみ表示されており、操作できないスイッチは表示されておらず(背面のLEDが消灯した状態)、操作は禁止(すなわち、判定手段6がスイッチ操作を受け付けない状態)されている。
上記構成において、空気清浄機50が使用者のスイッチ操作によってメンテナンス設定モードになるまでの動作を図4のフローチャートを用いて具体的に説明する。
図4におけるSTEP1は、空気清浄機50の運転において、スイッチ3で「入」で運転を開始した「通常モード」状態を示している。図示していないが、このSTEP1では、スイッチ3の操作を行ったときには、このフローを抜けて運転を停止する処理を行う。
STEP2以降は、スイッチ4を用いた特殊操作(メンテナンスモード)への移行と、通常モードへの復帰について示している。STEP2では、スイッチ4の操作を行ったかどうかを判断している。STEP2では、スイッチ4を操作した際に発生するスイッチ4に対応する電極9の静電容量の変化量が、所定の値(第1のON/OFF判定閾値)を超えたかどうかを判定手段6が判断する。電極9の静電容量の変化量が、第1のON/OFF判定閾値を超えた場合には、スイッチ4を操作した(STEP2の「Y」)として、STEP3へ移行する。なお、電極9の静電容量の変化量が、第1のON/OFF判定閾値を超えていない場合には、スイッチ4の操作を受け付けず(STEP2の「N」)、STEP1へ戻る。
静電容量式タッチスイッチの特性は、スイッチに対する接触面積の大小によって、電極部における静電容量の変化量が変わるものである。従って、第1のON/OFF判定閾値としては、図5に示すように、使用者が指1本でスイッチ4に触れた時にスイッチ4に触れたと認識されるようなレベルに設定するものとすることが望ましい。
次に、STEP3では、判定手段6は、スイッチ4の操作が特殊操作かどうかを判断する。STEP3では、スイッチ4を押し続けた時間が第1の所定時間を越えたかどうかを判断する。すなわち、電極9の静電容量の変化量が、第1のON/OFF判定閾値を超え、かつ、その状態が第1の所定時間を越えて継続したとき、特殊操作を行った(STEP3の「Y」)としてSTEP4へ移行する。
STEP4では、スイッチ表示制御手段7は、LED10を全て点灯させ、スイッチ5のすべてのスイッチを表示させる。スイッチ5のすべてのスイッチが表示されることで、メンテナンス設定モードが確定される。
スイッチ3,4,5は、合計9つ存在するため、通常モード時には、使用者にスイッチ操作の煩雑さを解消してもらうために操作可能なスイッチのみを表示している。すなわち、操作可能なスイッチのみを表示させることによって操作ガイダンスの役割を果たしている。一方、メンテナンス設定モードでは、すべてのスイッチが表示されているため使用者がスイッチ3〜5の組み合わせ操作により、空気清浄機50に搭載されている各種センサのセンサ感度設定や、イオン発生機能によるイオンの発生有無設定や、運転状態を表示しているLEDの制御パターン設定等の複数のメンテナンス設定をすることが出来ることになる。
メンテナンス設定モード確定後は、STEP5において、設定操作を確認、実行するとともに、STEP6において経過時間をチェックする。STEP6では、あらかじめ設定された第2の所定時間内に使用者がスイッチを操作しなかった場合には、自動的に通常モードへ復帰する。あるいは、使用者が操作をし終わって、第2の所定時間が経過した場合に、通常モードに戻る。
ここで、第1の所定時間としては、通常操作と特殊操作を識別させるために3秒程度とすることが望ましい。
また、第2の所定時間としては、10秒〜30秒程度が望ましい。
なお、STEP3における特殊操作かどうかの判断において、図5に示すように、電極9の静電容量の変化量に対して第2のON/OFF判定閾値を設けてもよい。この第2のON/OFF判定閾値は、使用者が指2本以上でスイッチ4に触れた時にスイッチ4に触れたことが認識されるようなレベルに設定するものとする。すなわち、STEP3においては、電極9の静電容量の変化量が第2のON/OFF判定閾値を越え、さらに、その状態で第1の所定時間を経過したとき、特殊操作を行ったと判断するものである。
このように、電極9の静電容量の変化量に対して第2のON/OFF判定閾値を設けることにより、特殊操作と通常の指一本によるスイッチ操作を区別することができ、例えば、子供の小さな指による操作を除外することも可能である。
以上のように、判定手段6が、特殊操作によるスイッチ操作を認識するとスイッチ表示制御手段7がスイッチ5すべてのスイッチを表示させることで使用者が意図しないときにメンテナンス設定モードになってしまうことを防止するとともに、各種スイッチの組み合わせによる複数のメンテナンス設定をすることが出来る。
本発明にかかる空気清浄機等に搭載される操作装置は、タッチスイッチにより使用者が操作可能なスイッチ部のみを表示するような操作ガイド機能のように常時表示されているスイッチがほとんど存在しない製品においても、簡単な操作でありながらも使用者が誤ってメンテナンス設定モードにしてしまうことを防止するような特殊操作を加えることによりすべてのスイッチを表示させて、複数のメンテンス設定を可能にすることが出来るものであり、一般家庭や事務所等で使用される空気清浄機等の操作装置に有用である。
1 本体
2 操作パネル
3 スイッチ(運転「切/入」)
4 スイッチ(運転「モード」設定)
5 スイッチ(各種設定)
6 判定手段
7 スイッチ表示制御手段
8 マイクロコンピューター
9 電極
10 LED
2 操作パネル
3 スイッチ(運転「切/入」)
4 スイッチ(運転「モード」設定)
5 スイッチ(各種設定)
6 判定手段
7 スイッチ表示制御手段
8 マイクロコンピューター
9 電極
10 LED
Claims (4)
- 使用者が操作する操作盤として、機能ごとに割り当てられた複数のスイッチで構成される静電容量式タッチスイッチを備えた電気機器の操作装置であって、
使用者がスイッチに触れたことを判断する判定手段と、
前記判定手段が判断する使用者の操作によって、スイッチごとに表示/非表示を切り替えるスイッチ表示制御手段とを備え、
前記判定手段が、所定のスイッチを所定の方法で操作する特殊操作を行なったことを判定した場合に、前記スイッチ表示制御手段は、全てのスイッチを表示させる電気機器の操作装置。 - 前記判定手段は、所定のスイッチを所定時間以上触れ続けたときに前記特殊操作を行なったと判定する請求項1記載の電気機器の操作装置。
- 前記判定手段は、所定のスイッチを所定の面積以上の接触面積で触れたときに前記特殊操作を行なったと判定する請求項1記載の電気機器の操作装置。
- 請求項1〜3いずれかひとつに記載の電気機器の操作装置を搭載した空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013230940A JP2015090251A (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 操作装置およびそれを搭載した空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013230940A JP2015090251A (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 操作装置およびそれを搭載した空気清浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015090251A true JP2015090251A (ja) | 2015-05-11 |
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ID=53193869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013230940A Pending JP2015090251A (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 操作装置およびそれを搭載した空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015090251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017068524A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | ホーチキ株式会社 | 防災設備盤 |
WO2018189924A1 (ja) * | 2017-04-10 | 2018-10-18 | シャープ株式会社 | 空気清浄機 |
-
2013
- 2013-11-07 JP JP2013230940A patent/JP2015090251A/ja active Pending
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CN110520678A (zh) * | 2017-04-10 | 2019-11-29 | 夏普株式会社 | 空气净化器 |
JPWO2018189924A1 (ja) * | 2017-04-10 | 2020-02-20 | シャープ株式会社 | 空気清浄機 |
US11202845B2 (en) | 2017-04-10 | 2021-12-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Air purifier |
JP7121728B2 (ja) | 2017-04-10 | 2022-08-18 | シャープ株式会社 | 空気清浄機 |
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