JP6749496B2 - タッチパネル付き表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルの感度の調整が可能なタッチパネル付き表示装置に関する。
近年、入力装置として物理ボタンではなく、タッチパネルを採用する製品が増えている。静電容量方式のタッチパネルは、たとえば、アクリル板と、アクリル板の裏面側に設けられた電極とを有する。静電容量方式のタッチパネルでは、静電容量を持ったユーザがアクリル板の表面側にタッチすることによるアクリル板の表面と電極との間の静電容量が変化することを利用して、ユーザによるタッチを検出している。
静電容量方式のタッチパネルでは、ユーザの指の大きさの違い、アクリル板の表面側をユーザがタッチしている時間の違い、およびタッチパネルの設置場所の気温および湿度といった環境の違いによって、ユーザによるタッチを検出したり検出しなかったりするため、タッチパネルの感度を調整する必要がある。タッチパネルの感度を調整するとは、ユーザによるタッチの有無を判定するためのアクリル板の表面と電極との間の静電容量の変化量の閾値を調整することを意味する。タッチパネルの感度が高すぎる場合、またはタッチパネルの感度が低すぎる場合は、タッチパネルでの誤検出および非検出が起こりやすくなるため、タッチパネルの使い勝手が悪くなる。
たとえば、特許文献1に記載されているタッチパネルを備える携帯端末では、タッチパネルの周縁部に対して低感度領域を設定し、低感度領域の感度を感度入力部の操作に応じた感度に設定している。
特開2013−89212号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザがアクリル板の表面側にタッチしたときにアクリル板の表面と電極との間の静電容量の変化量がどの程度であるのかを、ユーザが把握することができない。このため、ユーザはタッチパネルを最適な感度にするために、タッチと感度の調整とを試行錯誤して行う必要があり、タッチパネルの感度の調整をユーザが容易に行うことができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タッチパネルの感度の調整をユーザが容易に行うことができるタッチパネル付き表示装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる、タッチパネル付き表示装置は、投影型の静電容量方式のタッチパネルを備える。タッチパネル付き表示装置は、タッチパネルのボタン部が操作されたか否かを、静電容量の変化量に基づいて判別する操作判別部を備える。タッチパネル付き表示装置は、操作判別部が、ボタン部が操作されたと判別したときは、操作されたボタン部に対応する発光部を静電容量の変化量に応じて点灯させる表示制御部を備える。
本発明にかかるタッチパネル付き表示装置は、タッチパネルの感度の調整をユーザが容易に行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかるタッチパネル付き表示装置である操作パネルを備える空気調和機の室内機の一例を示す斜視図 図1に示す操作パネルの外観の一例を示す図 図2における線III−IIIに沿うタッチパネルの概略断面図 図1に示す操作パネルの機能構成の一例を示すブロック図 図1に示す操作パネルのハードウェア構成の一例を示す図 図4における操作パネルの操作パネル制御部が実行するタッチ感度調整処理のフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかるタッチパネル付き表示装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、本発明の実施の形態にかかるタッチパネル付き表示装置である操作パネルを備える空気調和機の室内機について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるタッチパネル付き表示装置である操作パネルを備える空気調和機の室内機の一例を示す斜視図である。
図1に示す、空気調和機の室内機1には、前面に操作パネル2、吹出し口3および吸込み口4が設けられている。操作パネル2は、タッチパネル付き表示装置の一例である。室内機1と、図示しない空気調和機の室外機とは、電気配線5によって接続され、冷媒配管6によっても接続されている。室内機1は、風を作り出すための図示しないファンと、風向を制御するための図示しないフラップと、室温測定用サーミスタといった図示しない各センサ類とを有する。
本実施の形態では、操作パネル2を備える機器が空気調和機の室内機1であるが、操作パネル2を備える機器は室内機1に限定されない。
図2は、図1に示す操作パネルの外観の一例を示す図である。
図2に示す、操作パネル2は、状態表示LED(Light Emitting Diode)を用いて室内機1の運転状態などを表示する状態表示部7を有する。たとえば、状態表示部7は、7セグメント表示LED8を用いて室内温度および設定温度などを表示する。操作パネル2は、タッチパネル9を有する。タッチパネル9には、タッチボタン10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10j(以下、これらの各々を単に「タッチボタン10」と称することもある。)が表示されている。たとえば、タッチパネル9には、タッチボタン10の絵が描かれている。タッチボタン10は、ボタン部の一例である。タッチパネル9は、タッチボタン用LED11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j(以下、これらの各々を単に「タッチボタン用LED11」と称することもある。)を有する。タッチボタン用LED11は、発光部の一例である。
タッチボタン10aはタッチボタン用LED11aと対応付けがされている。同様に、タッチボタン10bはタッチボタン用LED11bと、タッチボタン10cはタッチボタン用LED11cと、タッチボタン10dはタッチボタン用LED11dと、タッチボタン10eはタッチボタン用LED11eと、タッチボタン10fはタッチボタン用LED11fと、タッチボタン10gはタッチボタン用LED11gと、タッチボタン10hはタッチボタン用LED11hと、タッチボタン10iはタッチボタン用LED11iと、タッチボタン10jはタッチボタン用LED11jとそれぞれ対応付けがされている。
タッチボタン10aは、たとえば、空気調和機をオン(ON)またはオフ(OFF)にするためのタッチボタンである。タッチボタン10bは、たとえば、空気調和機の運転モードを変更するためのタッチボタンである。タッチボタン10cは、たとえば、設定温度を上げるためのタッチボタンである。タッチボタン10cは、たとえば、タッチパネル9の感度を高くするためのタッチボタンでもある。タッチボタン10dは、たとえば、設定温度を下げるためのタッチボタンである。タッチボタン10dは、たとえば、タッチパネル9の感度を低くするためのタッチボタンでもある。タッチボタン10jは、たとえば、操作パネル2のモードを移行させるためのタッチボタンである。
図3は、図2における線III−IIIに沿うタッチパネルの概略断面図である。
図3に示すタッチパネル9は、たとえば、アクリル板12と、アクリル板12の裏面12b側に設けられたタッチボタン用LED11および電極13とを有する。タッチボタン10は、たとえば、アクリル板12の電極13が設けられている裏面12bの領域に対応する表面12aの領域内に表示される。たとえば、アクリル板12の電極13が設けられている裏面12bの領域に対応する表面12aの領域内にタッチボタン10の絵が描かれている。
タッチパネル9は、投影型の静電容量方式のタッチパネルである。タッチパネル9では、静電容量を持ったユーザがアクリル板12の表面12a側にタッチすることによるアクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量が変化することを利用して、ユーザによるタッチを検出する。具体的には、タッチパネル9では、静電容量を持ったユーザがアクリル板12の表面12a側にタッチすることによるアクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量の値が、タッチ検出閾値以上の値であるときに、ユーザによるタッチを検出する。タッチ検出閾値は、ユーザによるタッチの有無を判定するための閾値であって、アクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量の閾値である。タッチ検出閾値は、設定値の一例である。
タッチ検出閾値が小さい値であると、タッチパネル9の感度が高くなる。タッチ検出閾値が大きい値であると、タッチパネル9の感度が低くなる。ユーザは、タッチ検出閾値の値を調整して、タッチパネル9の感度を調整する。
本実施の形態では、ユーザにはタッチボタン用LED11が点灯していると認識させるようにタッチボタン用LED11を点滅させ、タッチボタン用LED11が点滅しているときのある期間における点灯期間の割合を調整することにより、ユーザが認識するタッチボタン用LED11の明るさの度合いを調整することができる。本実施の形態では、点灯時の明るさを変更する方法の例として、点灯時間と消灯時間との比を変更して点滅させる、すなわちPWM(Pulse Width Modulation)制御により点灯の明るさを変更する方法を用いることができる。本実施の形態では、明るさを調整するための点滅であって、ユーザが点滅とは認識しない点滅も、点灯という。本実施の形態では、明るさを調整するための点滅とは別に、ユーザが点滅と認識できる点滅が用いられることもある。
次に、図1における操作パネルの機能構成について説明する。図4は、図1に示す操作パネルの機能構成の一例を示すブロック図である。
図4に示す操作パネル2は、入出力部21と、操作パネル制御部22と、記憶部23とを有する。入出力部21は、状態表示部7およびタッチパネル9を含む。操作パネル制御部22は、操作パネル2の全体の動作を制御する。記憶部23は、情報を記憶する。操作パネル制御部22は、操作判別部24と、表示制御部25と、設定変更部26とを有する。
操作判別部24は、操作パネル2のモード移行操作が行われたか否かを判別する。操作判別部24は、図2に示すタッチボタン10が操作されたか否かを判別する。操作判別部24は、操作されたタッチボタン10が1つであるか否かを判別する。操作判別部24は、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高く、または低くするためのタッチボタン10であるか否かを判別する。操作判別部24は、タッチボタン10の操作が終了したか否かを判別する。
表示制御部25は、たとえば7セグメント表示LED8を用いて現在または変更後のタッチパネル9の感度の設定の表示を行う。表示制御部25は、タッチボタン用LED11の点灯および消灯を制御する。表示制御部25は、操作されたタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量に応じた明るさで点灯させる。表示制御部25は、操作されていないタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値に応じた明るさで点灯させる。表示制御部25は、操作された全てのタッチボタン10にそれぞれ対応する全てのタッチボタン用LED11を点灯または点滅させる。
設定変更部26は、タッチパネル9の感度の設定を変更する。
次に、図1における操作パネルのハードウェア構成について説明する。図5は、図1に示す操作パネルのハードウェア構成の一例を示す図である。操作パネル2は、入出力部21の一部、操作パネル制御部22および記憶部23を実現するハードウェアである制御回路30を備える。
制御回路30は、制御回路30の外部からの情報が入力される入力回路および情報を制御回路30の外部へ出力する出力回路を含む入出力インターフェース回路31と、プロセッサ32と、メモリ33とを備える。入出力インターフェース回路31は、外部から受信した情報をメモリ33に送る。メモリ33は、入出力インターフェース回路31から受け取った情報を記憶する。また、メモリ33にはコンピュータプログラムが記憶されている。プロセッサ32は、メモリ33に記憶されているコンピュータプログラムを読み出し、メモリ33に記憶されている情報に基づいて演算処理を行う。プロセッサ32による演算結果を示す演算結果情報は、メモリ33に送られる。入出力インターフェース回路31は、メモリ33に記憶されている情報を外部に送る。
入出力インターフェース回路31は、入出力部21の一部を実現する。プロセッサ32は、操作パネル制御部22を実現する。メモリ33は、記憶部23を実現する。
次に、図4における操作パネルの操作パネル制御部が実行するタッチ感度調整処理について説明する。図6は、図4における操作パネルの操作パネル制御部が実行するタッチ感度調整処理のフローチャートである。操作パネル2のモードは、少なくとも、通常モードと、タッチパネル9の感度を調整するためのタッチ感度調整モードとがあるものとする。
ステップS101において、まず、操作パネル制御部22の操作判別部24は、タッチパネル9の感度を調整するためのタッチ感度調整モードへの移行操作が行われたか否かを判別する。タッチ感度調整モードへの移行操作は、たとえば、図2におけるタッチボタン10jをユーザが3秒間に亘ってタッチする操作とする。
ステップS101での判別の結果、タッチ感度調整モードへの移行操作が行われていないときは(ステップS101でNo)、ステップS101の処理に戻る。
ステップS101での判別の結果、タッチ感度調整モードへの移行操作が行われたときは(ステップS101でYes)、操作パネル制御部22は、操作パネル2のモードをタッチ感度調整モードに移行する(ステップS102)。
次いで、操作パネル制御部22の表示制御部25は、たとえば7セグメント表示LED8を用いて現在または変更後のタッチパネル9の感度の設定を表示する(ステップS103)。たとえば、タッチパネル9の感度を5段階に設定可能である場合には、操作パネル制御部22の表示制御部25は、現在のタッチパネル9の感度の設定、すなわち設定「1」、設定「2」、設定「3」、設定「4」または設定「5」の表示を、7セグメント表示LED8を用いて行う。設定「1」、設定「2」、設定「3」、設定「4」および設定「5」は感度の段階を示している。たとえば、7セグメント表示LED8は、設定「1」に対応する数字の「1」、設定「2」に対応する数字の「2」、設定「3」に対応する数字の「3」、設定「4」に対応する数字の「4」および設定「5」に対応する数字の「5」を表示する。タッチパネル9の感度を5段階に設定可能とするためには、タッチ検出閾値を5つ用意する必要がある。タッチパネル9の感度は5段階に設定可能であることに限られず、2段階、3段階または4段階に設定可能であってもよく、6段階以上に設定可能であってもよい。
次いで、操作パネル制御部22の操作判別部24は、タッチボタン10が操作されたか否かを判別する(ステップS104)。たとえば、操作パネル制御部22の操作判別部24は、静電容量を持ったユーザがアクリル板12の表面12a側にタッチすることによるアクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量の値が、タッチ検出閾値以上の値であるときに、タッチボタン10が操作されたと判別する。
ステップS104での判別の結果、タッチボタン10が操作されていないときは(ステップS104でNo)、ステップS104の処理に戻る。
ステップS104での判別の結果、タッチボタン10が操作されたときは(ステップS104でYes)、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作されたタッチボタン10は1つであるか否かを判別する(ステップS105)。本実施の形態では、操作判別部24は、全てのタッチボタン10、すなわちタッチボタン10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10jについて、タッチボタン10と、当該タッチボタン10に対応する電極13との間の静電容量の変化量の値を、それぞれ個別にモニタリングする。そして、操作判別部24は、全てのタッチボタン10、すなわちタッチボタン10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10jについて、静電容量の変化量の値が、タッチ検出閾値以上の値であるかを、それぞれ個別に判定する。このようにして、操作判別部24は、操作されたタッチボタン10を判別して、操作されたタッチボタン10が1つであるか否かについて判別する。
ステップS105での判別の結果、操作されたタッチボタン10が1つであるときは(ステップS105でYes)、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作されたタッチボタン10が操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10であるか否かを判別する(ステップS106)。たとえば、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作されたタッチボタン10が図2における操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10jであるか否かを判別する。
ステップS106での判別の結果、操作されたタッチボタン10が操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10jでないときは(ステップS106でNo)、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高く、または低くするためのタッチボタン10であるか否かを判別する(ステップS107)。たとえば、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作されたタッチボタン10が図2におけるタッチパネル9の感度を高くするためのタッチボタン10cまたは低くするためのタッチボタン10dであるか否かを判別する。
ステップS107での判別の結果、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高く、または低くするためのタッチボタン10でないときは(ステップS107でNo)、操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作されたタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量に応じた明るさで点灯させる(ステップS108)。たとえば、操作されたタッチボタン10がタッチボタン10eであるときは、操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作されたタッチボタン10eに対応するタッチボタン用LED11eを静電容量の変化量に応じた明るさで点灯させる。たとえば、操作パネル制御部22の表示制御部25は、静電容量の変化量が大きい値である場合はタッチボタン用LED11eを、明るさの度合いを大きく、すなわち明るく点灯させる。たとえば、操作パネル制御部22の表示制御部25は、静電容量の変化量が小さい値である場合はタッチボタン用LED11eを、明るさの度合いを小さく、すなわち暗く点灯させる。
次いで、操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作されていないタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値に応じた明るさで点灯させる(ステップS109)。静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値は、タッチパネル9で推奨する反応度に対応するものである。静電容量の変化量の値と、タッチ検出閾値との差が小さい値であるときは、反応度が小さく、当該差が大きい値であるときは、反応度が大きい。反応度は、静電容量の変化量の値がタッチ検出閾値からずれている程度を示すものである。タッチパネル9の感度が高くなると、タッチ検出閾値が小さい値となるため、反応度は大きくなる。タッチパネル9の感度が低くなると、タッチ検出閾値が大きい値となるため、反応度は小さくなる。たとえば、操作されたタッチボタン10がタッチボタン10eであるときは、操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作されていないタッチボタン10fに対応するタッチボタン用LED11fを静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値に応じた明るさで点灯させる。操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作されていない全てのタッチボタン10に対応する全てのタッチボタン用LED11を静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値に応じた明るさで点灯させてもよい。
ステップS105での判別の結果、操作されたタッチボタン10が1つでないとき、すなわち操作されたタッチボタン10が2つ以上であるとき、またはユーザがタッチボタン10を1つだけタッチしたにも関わらず、操作判定がされたタッチボタン10が2つ以上であるときは(ステップS105でNo)、操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作された、または操作判定がされた全てのタッチボタン10にそれぞれ対応する全てのタッチボタン用LED11を点滅させる(ステップS110)。ステップS110では、操作パネル制御部22の表示制御部25は、操作された、または操作判定がされた全てのタッチボタン10にそれぞれ対応する全てのタッチボタン用LED11を点灯させてもよい。
ステップS109、またはステップS110の後、操作パネル制御部22の操作判別部24は、タッチボタン10の操作が終了したか否かを判別する(ステップS111)。たとえば、操作パネル制御部22の操作判別部24は、アクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量の値が、タッチ検出閾値未満の値であるときに、タッチボタン10の操作が終了したと判別する。
ステップS111での判別の結果、タッチボタン10の操作が終了していないときは(ステップS111でNo)、ステップS111の処理に戻る。
ステップS111での判別の結果、タッチボタン10の操作が終了したときは(ステップS111でYes)、操作パネル制御部22の表示制御部25は、タッチボタン用LED11を消灯させて(ステップS112)、ステップS103の処理に戻る。
ステップS107での判別の結果、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高く、または低くするためのタッチボタン10であるときは(ステップS107でYes)、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高くするためのタッチボタン10であるか否かを判別する(ステップS113)。
ステップS113での判別の結果、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高くするためのタッチボタン10であるときは(ステップS113でYes)、操作パネル制御部22の設定変更部26は、タッチパネル9の感度の設定を1つ、すなわち1段階上げて(ステップS114)、ステップS103の処理に戻る。タッチパネル9の感度の設定を1段階上げるとは、タッチ検出閾値を現在の値よりも小さい値に変更することを意味する。
ステップS113での判別の結果、操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を高くするためのタッチボタン10でないとき、すなわち操作されたタッチボタン10がタッチパネル9の感度を低くするためのタッチボタン10であるときは(ステップS113でNo)、操作パネル制御部22の設定変更部26は、タッチパネル9の感度の設定を1つ、すなわち1段階下げて(ステップS115)、ステップS103の処理に戻る。タッチパネル9の感度の設定を1段階下げるとは、タッチ検出閾値を現在の値よりも大きい値に変更することを意味する。
ステップS106での判別の結果、操作されたタッチボタン10が操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10であるときは(ステップS106でYes)、操作パネル制御部22の操作判別部24は、操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10が第1の時間に亘ってタッチされたか否かを判別する(ステップS116)。第1の時間は、たとえば3秒間である。
ステップS116での判別の結果、操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10が第1の時間に亘ってタッチされていないときは(ステップS116でNo)、ステップS103の処理に戻る。
ステップS116での判別の結果、操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10が第1の時間に亘ってタッチされたときは(ステップS116でYes)、操作パネル制御部22は、操作パネル2のモードを通常モードに移行して(ステップS117)、本処理を終了する。
図6に示すタッチ感度調整処理によれば、表示制御部25が、操作されたタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量に応じて点灯させる。これにより、ユーザがアクリル板12の表面12a側にタッチしたときにアクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量がどの程度であるのかを、ユーザが把握することができる。たとえば、ユーザは、タッチボタン用LED11eが消灯しているときは、タッチパネル9の感度が低いと認識することができ、タッチパネル9の感度が高くなるようにタッチパネル9の感度を調整することができる。これにより、タッチパネル9の感度の調整をユーザが容易に行うことができる。
図6に示すタッチ感度調整処理によれば、表示制御部25が、操作されたタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量に応じた明るさで点灯させる。これにより、ユーザがアクリル板12の表面12a側にタッチしたときにアクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量がどの程度であり、ユーザによるタッチの有無を判定するためのアクリル板12の表面12aと電極13との間の静電容量の変化量に対してどの程度差があるのかを、ユーザが把握することができる。たとえば、表示制御部25は、静電容量の変化量が大きい値である場合はタッチボタン用LED11eを明るさの度合いを大きく、すなわち明るく点灯させ、静電容量の変化量が小さい値である場合はタッチボタン用LED11eを明るさの度合いを小さく、すなわち暗く点灯させる。この場合、ユーザは、タッチボタン用LED11eが明るく点灯しているときは、タッチパネル9の感度が高いと認識することができ、タッチパネル9の感度が低くなるようにタッチパネル9の感度を調整することができる。また、ユーザは、タッチボタン用LED11eが暗く点灯しているときは、タッチパネル9の感度が低いと認識することができ、タッチパネル9の感度が高くなるようにタッチパネル9の感度を調整することができる。これにより、タッチパネル9の感度の調整をユーザが容易に行うことができる。
図6に示すタッチ感度調整処理によれば、表示制御部25が、操作されていないタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11を静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値に応じた明るさで点灯させる。これにより、ユーザは、操作されたタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11の明るさと、操作されていないタッチボタン10に対応するタッチボタン用LED11の明るさとを比較することにより、現在のタッチパネル9の反応度と、タッチパネル9で推奨する反応度との差を把握することができる。これにより、さらに容易にユーザがタッチパネル9の感度の調整を行うことができる。
図6に示すタッチ感度調整処理によれば、操作された、または操作判定がされたタッチボタン10が2つ以上であるときは、表示制御部25が、操作された全てのタッチボタン10にそれぞれ対応する全てのタッチボタン用LED11を点灯または点滅させる。ユーザがタッチボタン10を1つだけタッチしたにも関わらず、2つ以上のタッチボタン10の操作判定がされた場合には、操作判定がされた2つ以上のタッチボタン10にそれぞれ対応する2つ以上のタッチボタン用LED11が点灯または点滅する。これにより、ユーザは、タッチボタン10を1つだけタッチしたにも関わらず、2つ以上のタッチボタン10の操作判定がされたことを把握でき、現在のタッチパネル9の感度が高いことを把握することができる。これにより、さらに容易にユーザがタッチパネル9の感度の調整を行うことができる。
図6に示すタッチ感度調整処理によれば、表示制御部25が、現在または変更後のタッチパネル9の感度の設定の表示を行う。これにより、ユーザは、現在または変更後のタッチパネル9の感度の設定を把握することができる。
本実施の形態では、操作パネル2のモード移行のためのタッチボタン10j、タッチパネル9の感度を高くするためのタッチボタン10c、およびタッチパネル9の感度を低くするためのタッチボタン10dは、これらタッチボタン10の操作不能を回避するために、タッチパネル9におけるこれらタッチボタン10の感度は高く設定し、当該設定は変更不可能にしておくことが好ましい。この場合、タッチパネル9におけるこれらタッチボタン10の感度の調整は行うことができない。このため、これらタッチボタン10は使用頻度が低いタッチボタン10にそれらの機能を持たせることが好ましい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
1 室内機、2 操作パネル、3 吹出し口、4 吸込み口、5 電気配線、6 冷媒配管、7 状態表示部、8 7セグメント表示LED、9 タッチパネル、10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10j タッチボタン、11,11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j タッチボタン用LED、12 アクリル板、12a 表面、12b 裏面、13 電極、21 入出力部、22 操作パネル制御部、23 記憶部、24 操作判別部、25 表示制御部、26 設定変更部、30 制御回路、31 入出力インターフェース回路、32 プロセッサ、33 メモリ。

Claims (3)

  1. 投影型の静電容量方式のタッチパネルを備えるタッチパネル付き表示装置であって、
    前記タッチパネルのボタン部が操作されたか否かを、静電容量の変化量に基づいて判別する操作判別部と、
    前記操作判別部が、前記ボタン部が操作されたと判別したときは、操作された前記ボタン部に対応する発光部を前記静電容量の変化量に応じた明るさで点灯させ、操作された前記ボタン部に対応する前記発光部とは別の発光部を前記静電容量の変化量のあらかじめ定められた推奨値に応じた明るさで点灯させる表示制御部とを備える
    ことを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  2. 前記操作判別部は、前記静電容量の変化量の値が、現在設定されている設定値以上の値であるときに、前記ボタン部が操作されたと判別し、
    前記設定値を変更する設定変更部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項に記載のタッチパネル付き表示装置。
  3. 前記操作判別部は、複数の前記ボタン部が操作されたか否かを前記静電容量の変化量に基づいて判別し、
    前記表示制御部は、前記操作判別部が、複数の前記ボタン部が操作されたと判別したときは、操作された複数の前記ボタン部にそれぞれ対応する複数の前記発光部を点灯または点滅させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル付き表示装置。
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