JP2015089181A - 回転電機、コイルおよびコイルの製造方法 - Google Patents

回転電機、コイルおよびコイルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015089181A
JP2015089181A JP2013224007A JP2013224007A JP2015089181A JP 2015089181 A JP2015089181 A JP 2015089181A JP 2013224007 A JP2013224007 A JP 2013224007A JP 2013224007 A JP2013224007 A JP 2013224007A JP 2015089181 A JP2015089181 A JP 2015089181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
coil
shield layer
reinforcing layer
rotating electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013224007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6178209B2 (ja
Inventor
史雄 澤
Fumio Sawa
史雄 澤
俊幸 阿曽
Toshiyuki Aso
俊幸 阿曽
崇 原川
Takashi Harakawa
崇 原川
博明 石塚
Hiroaki Ishizuka
博明 石塚
将史 大久保
Masafumi Okubo
将史 大久保
秀行 蜂谷
Hideyuki Hachitani
秀行 蜂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013224007A priority Critical patent/JP6178209B2/ja
Publication of JP2015089181A publication Critical patent/JP2015089181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6178209B2 publication Critical patent/JP6178209B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】導体群のシールド性能を向上することができる回転電機、コイルおよびコイルの製造方法を提供する。【解決手段】回転電機は、回転子または固定子の一部にコイルを用いる。コイルは導体群、半導電のシールド層、対地絶縁用の主絶縁層、補強層を備える。導体群は複数の導体素線を束にしたものである。半導電のシールド層は導体群の周囲に形成されている。対地絶縁用の主絶縁層はシールド層の外側に配置されている。補強層は主絶縁層とシールド層との間に形成されている。補強層は主絶縁層とシールド層とを接着して補強する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、回転電機、コイルおよびコイルの製造方法に関する。
例えば発電機などの回転電機には、ロータまたはステータのいずれかにコイルを使用するものがあり、コイルの耐久性の向上が望まれている。
ロータまたはステータに用いられるコイルは、複数の銅線からなる導体群の外側にシールド層を設け、そのシールド層の外側に主絶縁層を形成している。
シールド層と導体は、電気的な接続が保たれ、シールド層の表面は、導体と同電位に保たれるとともに、主絶縁層の外周側のアース電位と、一定の電界が形成される。
一般的には、主絶縁層はマイカをエポキシ樹脂で含浸させたものを硬化させたものであり、シールド層との界面にはマイカ層が存在する。
特開2000−069702号公報
しかしながら、近年、過酷な運転環境で使用されるコイル、例えば揚水発電機などのように起動停止回数を多く繰り返す発電機のコイルには、より一層高品位の絶縁特性が求められている。特にIEEE1310に規定されるような、コイル単独でのヒートサイクル試験においては、試験後にシールド層と主絶縁層との間にわずかな浮き(隙間)が生じ、導体群のシールド性能が悪くなり、誘電損失の変化量が大きくなってしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、導体群のシールド性能を向上することができる回転電機、コイルおよびコイルの製造方法を提供することにある。
実施形態の回転電機は、回転子または固定子の一部にコイルを用いる。コイルは導体群、半導電のシールド層、対地絶縁用の主絶縁層、補強層を備える。導体群は複数の導体素線を束にしたものである。半導電のシールド層は導体群の周囲に形成されている。対地絶縁用の主絶縁層はシールド層の外側に配置されている。補強層は主絶縁層とシールド層との間に形成されている。補強層は主絶縁層とシールド層とを接着して補強する。
実施形態の立軸バルブ水車発電機の構成を示す図である。 立軸バルブ水車発電機のコイルの構成を示す斜視図である。 図2のコイルの断面図である。 図3の要部Aの拡大図である。 補強層の構造を示す図である。 マイカテープの構造を示す図である。 主絶縁層の構造を示す図である。 一般的なコイルの層構造でのせん断接着強度試験(改良前)を示す図である。 実施形態のコイルの層構造でのせん断接着強度試験(改良後)を示す図である。 改良前と改良後のせん断接着強さを比較した図である。 一般的なコイルの層構造での引き剥がし試験(改良前)を示す図である。 実施形態のコイルの層構造での引き剥がし試験(改良後)を示す図である。 改良前と改良後の引き剥がし強さを比較した図である。
以下、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
(実施形態)
図1は回転電機の一つの実施の形態の立軸バルブ水車発電機の構成を示す断面摸式図、図2は図1の立軸バルブ水車発電機に用いられるコイルの構造を示す斜視図、図3はコイルの断面図、図4は図3の要部Aの拡大図である。
図1に示すように、この例の立軸バルブ水車発電機は、縦方向に続く水路内に埋設されており、水路を流れる水流により水車ランナー12を回転させ、その回転エネルギーを水車ランナー12に直結された発電機へ伝達して発電する発電機である。
すなわち、この立軸バルブ水車発電機は、外側ケーシング17aとその内側に配置されたバルブ1との間に設けられた水路に流水し、この流水の力により水車ランナー12を回転させてその回転エネルギーをバルブ1内に収容された発電機本体9へ伝えて発電する発電機である。
この立軸バルブ水車発電機は、外側ケーシング17aの内側に中空構造のバルブ1を備えており、外側ケーシング17aとバルブ1間に水路(水の流れを矢印で示す)が形成されている。つまり水路中にバルブ1を含めた発電機本体9が組み込まれている。なおバルブ1の外壁をケーシング17ともいう。
バルブ1の部分は、部位毎にバルブノーズ2、固定子枠3という言い方をする。バルブ1の部分には、監査路(図示せず)が設けられている。監査路は発電機内部にアクセスするための通路である。
固定子枠3の内壁部には、固定子鉄心4に固定子巻線5を挿入した固定子6が密着固定されている。また固定子枠3の内側には、回転子軸7(シャフトともいう)とともに回転する回転子8が設けられており、これらの部材により発電機本体9が構成される。
回転子軸7の下部には水路にランナーを露出させた水車ランナー12が支持されている。水車ランナー12は、水の圧力をランナーが受けてランナーを支持する回転子軸7を回転させる。
この立軸バルブ水車発電機は、運転時に固定子巻線5や固定子鉄心4などの発電機本体9の発熱部(回転子軸7を含む)を、バルブ1内の空気を循環させることで冷却する空冷方式をとっている。
空冷方式には、バルブ1内に空気冷却器を設置して発電機本体9にて加温された冷却風を冷却する方式と、バルブ1の内壁部に設けられた冷却フィンにて冷却風を冷却する冷却フィン方式があるが、この例の立軸バルブ水車発電機の場合、冷却フィン方式が採用されている。
冷却フィン方式の立軸バルブ水車発電機では、回転子8のファン効果を送風源として利用し、機内に機内空気10を循環させる。
より詳細には、この立軸バルブ水車発電機は、機内空気10が固定子鉄心4に設けた半径方向のダクトと、固定子巻線5のエンド部を通って発電機本体9を冷却して加温されて、固定子鉄心4と固定子枠3との間に設けたステー構造からなる通風流路13と、固定子枠(胴部)3とバルブノーズ(ノーズ部)2の接続部を密閉して覆うジョイント部通風流路14とを通って、固定子枠(胴部)3の内壁部およびバルブノーズ(ノーズ部)2の内壁部に設けた胴部冷却フィン11aおよびノーズ部冷却フィン11bなどで冷却されてバルブ1内を循環するよう構成されている。
胴部冷却フィン11aおよびノーズ部冷却フィン11bは、固定子枠3の内壁部およびバルブノーズ(ノーズ部)2の内壁部の周方向に所定の間隔を保って複数のフィンがそれぞれ軸方向に溶接され、放射状に設けられている。
胴部冷却フィン11aおよびノーズ部冷却フィン11bは、発電機本体9で加温された機内空気10(冷却風)が各フィンに当たりその熱をバルブ1の外壁部の水路の流水中に放熱し、機内空気10を冷却する。
ここで、上記固定子巻線5として用いるコイルの構成とコイルの製造方法について説明する。
図2乃至4に示すように、コイルは、複数の導体素線21、内部シールド層22、主絶縁層24、補強層23などを備える。
導体素線21は例えば銅線などであり、例えば2段複数列に積み重ねて束にして導体群とされている。
内部シールド層22は複数の導体素線21の束(導体群)の周囲に密着して導体群を包む(覆う)ように形成された半導電のシールド層である。
補強層23は、図5に示すように、テープ基材のガラス布(ガラス繊維)にエポキシ樹脂を塗布または含浸させたテープ状の部材25であり、その厚みは例えばT1とする。補強層23は主絶縁層24と内部シールド層22との間(界面)に配設(形成)されている。補強層23は主絶縁層24と内部シールド層22とを接着して補強する。
補強層23としては、ガラス布(ガラス繊維)にエポキシ樹脂を含浸させた後に加熱乾燥して半固化状態(プリプレグ)にしたものを用いる。プリプレグにした補強層23(ガラス布)を、内部シールド層22の表面に、一定のテンションを加えながら導体外周にそって巻き回すことで、内部シールド層22と粘着される。このようにプリプレグ化した補強層23(ガラス布)を繊維強化プリプレグという。
その後、マイカテープ31を巻き回して多重に積層し(多層化し)、加熱することにより一体化させて主絶縁層24を形成する。
すなわち、プリプレグの状態の補強層23を内部シールド層22の周囲に配設した後にマイカテープ31を補強層23の外面に多重に巻き回し、マイカテープ31と補強層23を共に加熱して硬化させて主絶縁層24を形成する。
このように、複数の導体素線21を束にした導体群の周囲に内部シールド層22を形成し、ガラス繊維にエポキシ樹脂を塗布または含浸させた後、加熱乾燥してプリプレグ化した補強層23を形成し、プリプレグ化した補強層23の外周に主絶縁層24を形成することでコイルを製造する。
なお、補強層23には、プリプレグ化していないガラス布(ガラス繊維)を用いてもよく、その場合は、ガラス布を巻き回した後に、エポキシ樹脂等の接着樹脂を塗布もしくは含浸処理を行うことによって内部シールド層22とガラス布との間を樹脂により埋める処理を行ってもよい。
主絶縁層24は内部シールド層22の外側に、図6に示すように、マイカを主材とするマイカシート32にエポキシ樹脂を含浸させた1枚のマイカテープ31を多重に巻き回して、図7のように積層して形成した対地絶縁用の絶縁層である。1枚のマイカテープ31の厚みは例えばT2とする。
主絶縁層24に用いるマイカテープ31が、例えば接着樹脂量の少ないドライタイプの場合は、プリプレグ化していないガラス布を巻き回した後に引き続きドライタイプのマイカテープ31を巻き回し、その後に含浸処理を一括して実施してもよい。
ここで、本実施形態の効果について説明する。
図8、図9はせん断接着強さ試験を行う試験体の例であり、図10は2つの試験体によるせん断接着強さ試験結果(測定データ)を示す図である。
図8に示すように、2枚の銅板70の間に、ガラス層73(主絶縁層73を想定)と一般的なマイカ層72(主絶縁層73の最内層を想定)と内部シールド用のテープ71(内部シールド層22を想定)を積層した試験体(比較元)を作成し、両端の銅板70を上下方向Bへ引っ張り試験を行った。
また図9に示すように、2枚の銅板70の間に、マイカ層72(主絶縁層73の最内層を想定)とプリプレグ化したガラス布の層73(以下「ガラスプリプレグ層73」と称す)(補強層23を想定)と内部シールド用のテープ71(内部シールド層22を想定)を積層した試験体(本実施形態)を作成し、両端の銅板70の端部を上下方向Bへ引っ張り試験を行った。
そして、図8の試験体(比較元)でせん断接着強さの試験を行った場合と、図9の試験体(本実施形態)でせん断接着強さの試験を行った場合との試験結果を図10に示す。
図10に示すように、棒グラフ41は一般的な構成(比較元)のせん断接着力を示し、棒グラフ42は本実施形態のコイルの構成(ガラスプリプレグ層73を用いた補強層23と内部シールド層22)でのせん断接着力を示す。
互いの棒グラフ41,42を比較すると、比較元のせん断接着力に対して、ガラスプリプレグ層73を用いた補強層23の内部シールド層22へのせん断接着力が1.5倍程度向上していることがわかる。
図11、図12は引き剥がし試験を行う試験体の例であり、図13は2つの試験体による引き剥がし試験結果(測定データ)を示す図である。
図11に示すように、一般的なマイカ層72の表面に内部シールド用のテープ71(内部シールド層22を想定)を貼り付けて、テープ71の先端を矢印Cの方向へ引き上げた場合と、図12に示すように、ガラスプリプレグ層73の表面に内部シールド用のテープ71(内部シールド層22を想定)を貼り付けて、テープ71の先端を矢印Cの方向へ引き上げた場合について、それぞれ強度のデータを測定し、互いの測定結果を比較するために生成したグラフを図13に示す。ここでは、引き剥がし力を測定する試験に準拠して試験を実施した。
図13に示すように、棒グラフ51は、一般的な構成での引き剥がし力であり、棒グラフ52は、本実施形態の構成での引き剥がし力を示すものである。
これら2つのグラフ51、52を比較すると、比較元の引き剥がし力に対して、ガラスプリプレグ層73を用いた補強層23の内部シールド層22との間での引き剥がし力が5.5倍以上向上していることがわかる。
また、一般的に使用されるマイカテープは、様々な厚みのものがあり、したがってマイカ層の厚みも、各種類のマイカテープによって様々である。
使用するマイカテープ31のマイカ層33の厚みと補強層23の厚みの比率が適切でないと、良好な電気絶縁特性と耐ヒートサイクル特性の両立が難しい。
補強層23の厚みT1(図5参照)と主絶縁層24の最内層のマイカテープ31の厚み(図6参照)との比率が例えば1/3よりも小さいと、補強層23の耐ヒートサイクル特性効果が低減した。
また、補強層23の厚みT1(図5参照)と主絶縁層24の最内層のマイカテープ31の厚み(図6参照)との比率が1/2よりも大きいと、耐ヒートサイクル特性の効果は得られるものの、電界の集中する導体近傍に配置される最内層付近でのマイカテープ31の体積分率を減ずることから課電寿命特性が低下する。
これらのことから、補強層23の厚みT1と、主絶縁層24を多層で構成するマイカテープ31一枚の厚みT2との比率(T1/T2)は1/3〜1/2が好ましい。多重に巻いたマイカテープ31のうち特に最内層のマイカテープ31の厚みが重要であり、この最内層のマイカテープ31の厚みと補強層23の厚みとの比率を基準とすることがよい。
一例として、主絶縁層24の最内層のマイカテープ31の厚み:0.13mmに対して補強層23の厚み:0.05mmとする。なおこの例は一例に過ぎず他の数値の組み合わせであってもよい。
このようにこの実施形態によれば、導体素線21の束の外側に半導電の内部シールド層22を設け、その外側に対地絶縁のマイカテープ31を多重に巻き回した主絶縁層24を配置し、主絶縁層24と内部シールド層22との間に、エポキシ樹脂を塗布または含浸させたガラス布の層である補強層23を設けたことで、せん断接着強さと引き剥がし強さを向上することができる。
すなわち、主絶縁層24と内部シールド層22との間に補強層23を設けて層間の接着力を高めたことで、コイルのせん断方向の接着力と引き剥がし方向の耐力とを共に向上でき、この結果、複数の導体素線11からなる導体群のシールド性能を向上することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上記実施形態では、固定子巻線5のコイルについて説明したが、回転子8側にコイルがある場合は、回転子8のコイルに適用してもよい。
また、上記実施形態では、補強層23の基材にガラス布を用いたが、この他、アミラド繊維、アルミナ繊維などを用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、立軸バルブ水車発電機を例にして説明したが、大容量の揚水発電機の固定子のコイルや可変速揚水発電電動機の回転子のコイルについても良好なヒートサイクル特性が得られることはいうまでもない。つまり耐ヒートサイクル特性に優れた回転電機を提供することができる。
5…固定子巻線、6…固定子、21…導体素線、22…内部シールド層、23…補強層、24…主絶縁層、31…マイカテープ。

Claims (7)

  1. 回転子または固定子の一部にコイルを用いた回転電機において、
    前記コイルが、
    複数の導体素線を束にした導体群と、
    前記導体群の周囲に形成された半導電のシールド層と、
    前記シールド層の外側に配置された対地絶縁用の主絶縁層と、
    前記主絶縁層と前記シールド層との間に形成され、前記主絶縁層と前記シールド層とを接着して補強する補強層と
    を具備する回転電機。
  2. 前記補強層が、ガラス繊維にエポキシ樹脂を塗布または含浸させた後、加熱乾燥してプリプレグ化したものである請求項1に記載の回転電機。
  3. プリプレグの状態の前記補強層を、前記シールド層の周囲に配設した後にマイカテープを前記補強層の外面に多重に巻き回し、前記マイカテープと前記補強層を共に加熱し硬化させて前記主絶縁層を形成した請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記マイカテープは、マイカシートにエポキシ樹脂を含浸させた後、硬化させて形成したものである請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記補強層の厚みと前記主絶縁層を多重に巻いて構成する一枚の前記マイカテープの厚みとの比率が1/3〜1/2である請求項3または請求項4のいずれかに記載の回転電機。
  6. 回転電機の回転子または固定子に用いられるコイルにおいて、
    複数の導体素線を束にした導体群と、
    前記導体群の周囲に形成された半導電のシールド層と、
    前記シールド層の外側に配置された対地絶縁用の主絶縁層と、
    前記主絶縁層と前記シールド層との間に形成され、前記主絶縁層と前記シールド層とを接着して補強する補強層と
    を具備するコイル。
  7. 回転電機の回転子または固定子に用いられるコイルの製造方法において、
    複数の導体素線を束にした導体群の周囲に半導電のシールド層を形成する工程と、
    ガラス繊維にエポキシ樹脂を塗布または含浸させた後、加熱乾燥してプリプレグ化した補強層を形成する工程と、
    プリプレグ化した前記補強層の外周に主絶縁層を形成する工程と
    を有するコイルの製造方法。
JP2013224007A 2013-10-29 2013-10-29 回転電機、コイルおよびコイルの製造方法 Active JP6178209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224007A JP6178209B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 回転電機、コイルおよびコイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224007A JP6178209B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 回転電機、コイルおよびコイルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015089181A true JP2015089181A (ja) 2015-05-07
JP6178209B2 JP6178209B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=53051452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013224007A Active JP6178209B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 回転電機、コイルおよびコイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6178209B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108023443A (zh) * 2018-01-25 2018-05-11 博远机电(嘉兴)有限公司 定子及电机
CN111312496A (zh) * 2020-03-20 2020-06-19 惠州三盛源电子有限公司 可调节共模的变压器及其共模调节方法
JP7451457B2 (ja) 2021-03-23 2024-03-18 株式会社東芝 回転電機のコイル及び回転電機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916122B1 (ja) * 1970-08-31 1974-04-19
JP2011078232A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Toshiba Corp 電気絶縁バー、コイル、および回転電機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916122B1 (ja) * 1970-08-31 1974-04-19
JP2011078232A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Toshiba Corp 電気絶縁バー、コイル、および回転電機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108023443A (zh) * 2018-01-25 2018-05-11 博远机电(嘉兴)有限公司 定子及电机
CN111312496A (zh) * 2020-03-20 2020-06-19 惠州三盛源电子有限公司 可调节共模的变压器及其共模调节方法
CN111312496B (zh) * 2020-03-20 2023-05-09 惠州三盛源电子有限公司 可调节共模的变压器及其共模调节方法
JP7451457B2 (ja) 2021-03-23 2024-03-18 株式会社東芝 回転電機のコイル及び回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6178209B2 (ja) 2017-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10436204B2 (en) Fan assembly for cooling electric machine and electric machine incorporating same
US20160365755A1 (en) Lightweight and efficient electrical machine and method of manufacture
US8716914B2 (en) Stator of vehicle AC generator and method for manufacturing the same
JP6178209B2 (ja) 回転電機、コイルおよびコイルの製造方法
US8104164B2 (en) Method of manufacturing a rotor of electric rotating machine
CA2830814A1 (en) Laminated core assembly
US9667112B2 (en) Rotor slot liners
JP6942304B2 (ja) 回転電機用コイル、回転電機用コイルの製造方法および回転電機
TWI554009B (zh) Permanent magnet type rotating machine
JP6266435B2 (ja) 回転電機
JP2012161153A (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
AU3565000A (en) Improvements in electrical machines
JPH09322450A (ja) 電動モータのロータ
US20030000732A1 (en) Electrical isolation layer for generator stator strand assembly and other uses
JP2015507465A (ja) 電力チップアップが低減した高電圧固定子コイル
US20150001983A1 (en) Corona Shield
JP2011250563A (ja) 回転電機のコイル製造方法
JP2008086182A (ja) 電機子、電機子の製造方法、コアレスモータ及びブラシレス発電機
JP7451457B2 (ja) 回転電機のコイル及び回転電機
JP6591317B2 (ja) 回転電機
JP7153437B2 (ja) 回転電機
JPS624937B2 (ja)
JP2008312313A (ja) 高熱伝導回転電機及びその製造方法
JP2014217109A (ja) 回転電機
CN117833531A (zh) 一种无槽电机线圈骨架

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170713

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6178209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151