JP2015084276A - シールドユニット及びその製造方法 - Google Patents

シールドユニット及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015084276A
JP2015084276A JP2013221768A JP2013221768A JP2015084276A JP 2015084276 A JP2015084276 A JP 2015084276A JP 2013221768 A JP2013221768 A JP 2013221768A JP 2013221768 A JP2013221768 A JP 2013221768A JP 2015084276 A JP2015084276 A JP 2015084276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shield
plates
shield member
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013221768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6182424B2 (ja
Inventor
茂生 森
Shigeo Mori
茂生 森
孝 石原
Takashi Ishihara
孝 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2013221768A priority Critical patent/JP6182424B2/ja
Priority to PCT/JP2014/078232 priority patent/WO2015060390A1/ja
Priority to DE112014004875.5T priority patent/DE112014004875B4/de
Publication of JP2015084276A publication Critical patent/JP2015084276A/ja
Priority to US15/075,776 priority patent/US9603290B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6182424B2 publication Critical patent/JP6182424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/0018Casings with provisions to reduce aperture leakages in walls, e.g. terminals, connectors, cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/18Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing bases or cases for contact members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

【課題】シールド部材のシールドシェルへの取り付けに当たり、安価な部品と簡便な製造工程でシールド部材の端部をシールドシェルに取付固定すること。【解決手段】平坦な板状の第1プレート51とこれに重ね合わせた第2プレート53とでシールド部材3の展開部33を挟持し、第1プレート51の貫通孔51aからシールド部材3の筒部31をシールドシェル5の外部に引き出して、筒部31内を第2プレート53の貫通孔53aに露出させる。第1プレート51の加締め片51dをヘミング加工して第2プレート53を第1プレート51に加締め固定する。【選択図】図6

Description

本発明は、シールド部材の開口端にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットに関する。
電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV)等の高電圧を取り扱うシールドケーブルには、シールドケースと電気的に接続されるシールドユニットが設けられる。このシールドユニットは、電線束を覆う編組線等のシールド部材と、シールド部材の開口端に接続されるシールドシェルとを有している。接地されたシールドケースにシールドシェルを固定すると、シールドシェルを介してシールド部材がシールドケースと電気的に導通し、シールド部材で覆った電線束が、ノイズに対するシールド性を有するシールドケーブルとして機能するようになる。
ところで、シールド部材とシールドシェルとの接続には、シールドシェルに設けた筒部にシールド部材の端部を被せて、その上から加締めリングを加締め固定する方法が多く用いられている。また、シールド部材の固定性を高めるために、シールド部材の上から締め付けベルトを嵌めてボルトの締め付けによりシールド部材を縮径するものや(例えば、特許文献1)、シールド部材の上からシールドシェルの筒部に取り付けたバンド形状のクランプを、シールド部材と共にシールドシェルの筒部に溶着するもの(例えば、特許文献2)もある。
特開2005−339933号公報 特開2002−324627号公報
上述したいずれの接続方法でも、シールドシェルには、シールドケースに取り付ける部分とは別に筒部を絞り加工等によって設ける必要がある。この筒部を設ける分、シールドシェルの構成が複雑になり、部品コストや製造コストも高く付く。
また、筒部にシールド部材を固定するのに用いる加締めリングや締め付けベルト、バンド形状のクランプ等はいずれも、シールド部材の筒部と同様に絞り加工を必要とする環状部品であり、部品コストがかかる。
さらに、クランプをシールドシェルの筒部に溶着する接続方法では、溶接で上昇したシールドシェルやシールド部材等の温度を冷却する必要があり、その時間や設備を製造工程に追加する分、製造コストがさらに高くなる。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、シールド部材をシールドシェルに取り付けてシールドユニットを構成するのに当たり、安価な部品と簡便な製造工程でシールド部材の端部をシールドシェルに取付固定することができるシールドユニットとその製造方法を提供することにある。
上述した目的を達成するため、請求項1に記載した本発明のシールドユニットは、
筒状のシールド部材の端部にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットにおいて、
前記シールドシェルは一対の平坦なプレートを有しており、
前記一対のプレートはそれぞれの中央部に貫通孔を有しており、
前記貫通孔どうしの位置を合わせて重ね合わせた前記各プレートによって、前記シールド部材の径方向外側に展開した前記端部が挟持されており、
前記一対のプレートのうち一方のプレートの外周縁には、前記貫通孔の貫通方向における前記一方のプレートの片面側に折り返された1又は複数の加締め片が設けられており、
前記一方のプレートに重ね合わせて前記シールド部材の前記端部を挟持した、前記一対のプレートのうち他方のプレートは、前記加締め片の先端部分により前記一方のプレートの前記片面に加締め固定されており、
前記シールド部材の前記端部に連なる部分は、前記一対のプレートのうちいずれかの前記貫通孔を挿通して前記シールドシェルの外方に延出されている、
ことを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のシールドユニットによれば、シールドシェルを構成する一対のプレートによってシールド部材の端部が挟持される。挟持された端部に連なるシールド部材部分は、どちらかのプレートの貫通孔から引き出されて(貫通孔を挿通して)シールドシェルの外方に延出されている。
この状態では、シールド部材の内部が、シールド部材を貫通孔から引き出したプレートでない方のプレートの貫通孔を介してシールドシェルの外部と連通する。したがって、このプレートをシールドケース側に取り付けると、シールド部材内のシールドケーブルをシールドケース側のケーブルに接続できる状態となる。
このため、シールド部材を接続する筒部をシールドシェルに設ける必要や、筒部にシールド部材を取り付けるための加締めリング等の環状部材を用いる必要をなくして、シールド部材のシールドシェルへの取り付けに当たり、安価な部品と簡便な製造工程でシールド部材の端部をシールドシェルに取付固定することができる。
また、請求項2に記載した本発明のシールドユニットは、請求項1に記載した本発明のシールドユニットにおいて、前記加締め片の前記先端部分に連なる折り返し部分は、前記貫通方向における高さが前記一対のプレートの合計高さよりも高くなる曲率の円弧状に形成されており、前記加締め片の先端部分は、前記他方のプレートよりも高い位置から該他方のプレートに弾接することを特徴とする。
請求項2に記載した本発明のシールドユニットによれば、請求項1に記載した本発明のシールドユニットにおいて、シールドシェルの一方のプレートの加締め片の折り返し部分が、両プレートを重ねた合計の高さよりも大きい直径となる曲率の円弧状を有しているので、加締め片の先端部分が他方のプレートにそれよりもさらに高い位置から弾接する。
このため、他方のプレートに弾接した加締め片に蓄積できる弾発力を大きくして加締め片による他方のプレートの加締め力を強めることができる。これにより、シールド部材の端部を両プレートで強固に挟み込み、シールド部材のシールドシェルへの固定を強固にすることができる。
さらに、上記した目的を達成するため、請求項3に記載した本発明のシールドユニットの製造方法は、請求項1又は2に記載した本発明のシールドユニットにおけるシールド部材の端部を挟持したシールドシェルの一対のプレートのうち、一方のプレートに重ね合わせた他方のプレートを、前記一方のプレートの外周縁に設けられた加締め片の先端部分により前記一方のプレートの片面に加締め固定して、前記シールドユニットを製造する方法であって、前記他方のプレートを押さえ部材により前記一方のプレートに押圧する押圧ステップと、前記一方のプレートにダイスを接近させつつ該ダイスのテーパ面に、前記先端部分側から前記一方のプレート側に位置を順次変えつつ前記加締め片を当接させ、前記加締め片の前記テーパ面に当接した部分を該テーパ面に倣って内側に順次折り返させる折り返しステップと、前記先端部分が前記他方のプレート及び前記押さえ部材に当接した前記加締め片の前記テーパ面への当接部分を、前記ダイスの前記一方のプレートに対するさらなる接近により内側に折り返させて、前記他方のプレートに前記先端部分を圧接させることで、前記加締め片により前記他方のプレートを前記一方のプレートの片面に加締め固定する加締めステップとを含むことを特徴とする。
請求項3に記載した本発明のシールドユニットの製造方法によれば、ダイスを一方のプレートに近づけてダイスのテーパ面により加締め片を先端部分側から順次内側に折り返させる。そして、加締め片の先端部分が押さえ部材と他方のプレートに当接してそれ以上の移動を両者によって規制されると、その後にテーパ面に当接した加締め片の部分が内側に引き続き折り返されることで、加締め片の先端部分が他方のプレートに圧接され、他方のプレートが一方のプレートに強固に加締め固定される。
このため、シールド部材を接続する筒部をシールドシェルに設ける必要や、筒部にシールド部材を取り付けるための加締めリング等の環状部材を用いる必要をなくして、シールド部材のシールドシェルへの取り付けに当たり、安価な部品と簡便な製造工程でシールド部材の端部をシールドシェルに取付固定したシールドユニットを製造することができる。
本発明によれば、シールド部材のシールドシェルへの取り付けに当たり、安価な部品と簡便な製造工程でシールド部材の端部をシールドシェルに取付固定することができる。
本発明の一実施形態に係るシールドユニットを示す分解斜視図である。 図1の第1プレートと第2プレートとを重ねてその間にシールド部材の展開部を挟み込んだ状態を示す斜視図である。 図2の第1プレートの加締め片により第2プレートを加締め固定するプレス機によるプレス作業を説明する断面図である。 (a)は図3のプレス機による第2プレートの第1プレートに対する加締め固定作業の第1段階を示す断面図、(b)は(a)のA部の拡大断面図である。 (a)は図3のプレス機による第2プレートの第1プレートに対する加締め固定作業の第2段階を示す断面図、(b)は(a)のB部の拡大断面図である。 第2プレートの第1プレートに対する加締め固定によりシールドシェルにシールド部材を接続したシールドユニットの斜視図である。 図6のシールドユニットにおける加締め片の折り返し部分と先端部分との位置関係を示す説明図である。 図6のシールド部材の筒部を内側に折り返して先端を第2プレートの貫通孔シールドシェルの外方に引き出す工程の状態を示すシールドユニットの斜視図である。 図8のシールド部材を第2プレート側に全て引き出した完成状態のシールドユニットを示す斜視図である。 図9のシールドユニットの第1プレートをシールドケースの取付面に取り付けた状態の要部を一部切り欠いて示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係るシールドユニットについて図面を参照して説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は本発明の一実施形態に係るシールドユニットを示す分解斜視図である。図1に示す本実施形態のシールドユニット1は、複数の電線束(図示せず)を覆ってシールドケーブル(図示せず)を構成するために用いられる。シールドユニット1は、不図示の電線束を覆うアルミニウムや銅等の金属製の編組線による筒状のシールド部材3と、シールド部材3に接続される金属製のシールドシェル5を有しており、シールドシェル5は、第1及び第2の一対のプレート51,53で構成されている。
第1プレート51(請求項中の一方のプレートに相当)は、略長方形の平坦な板状に形成されている。第1プレート51の中央には、シールド部材3を挿通するための長孔状の貫通孔51aが形成されており、貫通孔51aの長手方向における両脇には、係止片51bがそれぞれ突設されている。
また、第1プレート51の四隅には、不図示のシールドケースに対する取付ねじ(図示せず)の挿通孔51cが形成されており、第1プレート51の四辺には、加締め片51dがそれぞれ連設されている。
なお、本実施形態では、各加締め片51dを第1プレート51の四辺から90度折り曲げて延出させている。しかし、これはあくまで、後述するダイスを用いた加締め片51dの加締め作業の都合によるもので、そのような都合がなければ、第1プレート51の平面に沿って外方に延出させる等、加締め片51dの延出方向は他の方向であってもよい。
第2プレート53(請求項中の他方のプレートに相当)は、図2に示すように、第1プレート51の各加締め片51dの内側に重ねて配置できる大きさで、略長方形の平坦な板状に形成されている。
図1に示すように、第2プレート53の中央には、シールド部材3を挿通するための長孔状の貫通孔53aが形成されており、貫通孔53aは、図2に示すように、第2プレート53を第1プレート51の各加締め片51dの内側部分に重ねた状態で、第1プレート51の貫通孔51aと合致する。
また、図1に示すように、第2プレート53には、貫通孔53aとその長手方向の両端において連なる2つの逃がし孔53bが形成されている。各逃がし孔53bには、第2プレート53を第1プレート51の各加締め片51dの内側部分に重ねた状態で、第1プレート51の各係止片51bがそれぞれ配置される。
さらに、第2プレート53の四隅には、不図示のシールドケースに対する取付ねじ(図示せず)の挿通孔53cが形成されており、各挿通孔53cは、第2プレート53を第1プレート51の各加締め片51dの内側部分に重ねた状態で、第1プレート51の各挿通孔51cと重なるように形成されている。
次に、上述のように構成された本実施形態のシールドシェル5にシールド部材3を接続する手順について説明する。
まず、シールド部材3の端部を径方向外側に拡げてフランジ状に展開し、シールド部材3に図1に示すような筒部31(請求項中のシールド部材の端部に連なる部分に相当)と展開部33(請求項中のシールド部材の端部に相当)とを形成する。
このとき、筒部31の終端からシールド部材3の延在方向に何箇所か切れ目を入れて、切れ目どうしの間の端部部分を外側に展開して、図1の右上部に示すような矩形状の外形の展開部33を形成しても良い。以下の説明では、切れ目を入れずにシールド部材3の端部をフランジ状に展開して展開部33を形成したものとする。
そして、筒部31を第1プレート51の係止片51bを突設した面側から貫通孔51aに挿通し、展開部33を第1プレート51の各加締め片51dの内側部分に配置して、その上から第2プレート53を重ねる。これにより、第1プレート51と第2プレート53とを重ねてその間にシールド部材3の展開部33を挟み込んだ図2の状態とする。
続いて、第1プレート51とこれに重ねた第2プレート53とでシールド部材3の展開部33を挟み込み、図3に示すプレス機100を用いて、第1プレート51の各加締め片51dをヘミング(折り返し)加工して、折り返した加締め片51dにより第2プレート53を第1プレート51に加締め固定する。プレス機100は、下ダイス110と、下ダイス110の上方に昇降可能に配置された上ダイス120(請求項中のダイスに相当)とを有している。
下ダイス110は、上ダイス120と対向する上面に凹部111を有している。凹部111には、第2プレート53を重ねた第1プレート51が、各加締め片51dの先端を上方に向けて載置される。凹部111に載置した第1及び第2プレート51,53は、凹部111に立設した位置決めボス112が第1及び第2プレート51,53の各挿通孔51c,53cにそれぞれ挿通されることで、凹部111に対して位置決めされる。
なお、下ダイス110には、凹部111に連通する逃がし溝113が形成されている。逃がし溝113は、下ダイス110の上面及び側面の2面に開放されている。逃がし溝113には、凹部111に載置した第1及び第2プレート51,53により展開部33が挟持されたシールド部材3の筒部31が、プレス動作時に邪魔にならないように収容される。
上ダイス120は、下ダイス110と対向する下面に、下ダイス110の凹部111に対向する凹部121を有している。凹部121には、プレート押さえ122(請求項中の押さえ部材に相当)が昇降可能に収容されている。プレート押さえ122の凹部121に対する昇降範囲は規制ねじ123によって規制されている。また、プレート押さえ122は、凹部121との間に介設されたコイルスプリング124によって、凹部121から突出する方向に付勢されている。
プレート押さえ122は、先端に矩形の押圧面を有しており、この押圧面によって、プレス動作時に下ダイス110の凹部111の第2プレート53を第1プレート51側に押圧する。なお、プレート押さえ122には、プレス動作時に下ダイス110の位置決めボス112との干渉を避ける逃がし孔(図示せず)が形成されている。
また、上ダイス120の下面には、凹部121の矩形の開口の四辺に沿って、折り曲げガイド部125が形成されている。各折り曲げガイド部125は、下ダイス110の凹部111に載置した第1プレート51の各加締め片51dに対応しており、各折り曲げガイド部125のプレス動作時に各加締め片51dの先端部分51fに当接する部分には、テーパ面126が形成されている。テーパ面126は、凹部121に近づくに連れて上ダイス120の下面からの深さが大きくなるように傾斜している。
上述した下ダイス110の凹部111に、第2プレート53を重ねた第1プレート51を載置したら、図4(a)に示すように、下ダイス110の上方から上ダイス120を降下させる。そして、図4(a)中のA部を拡大した図4(b)に示すように、第1プレート51の各加締め片51dの先端部分51fを、上ダイス120の対応する各折り曲げガイド部125のテーパ面126にそれぞれ当接させる。
この状態では、図4(a)に示すように、プレート押さえ122の押圧面が第2プレート53に当接し、コイルスプリング124の弾発力により第2プレート53を第1プレート51に押圧している(押圧ステップ)。
そこで、図5(a)に示すように、上ダイス120の下面が下ダイス110の上面に当接するまで、上ダイス120をさらに降下させる。すると、第1プレート51の各加締め片51dが、先端部分51f側から第1プレート51側に向けて順次、折り曲げガイド部125のテーパ面126に当接する。これにより、各加締め片51dのテーパ面126に当接した部分が、図5(a)中のB部を拡大した図5(b)に示すように、テーパ面126に倣って内側に円弧状に折り返される(折り返しステップ)。
各加締め片51dの円弧状の折り返し部分51eに連なる先端部分51fは、第2プレート53に圧接してプレート押さえ122の側面に突き当たる。これにより、図6に示すように、各加締め片51dが第2プレート53を第1プレート51に加締め固定した状態となる(加締めステップ)。
具体的には、各加締め片51dの先端部分51fが第2プレート53の表面とプレート押さえ122の端面とに当接して、各面にさらに近づく向きへの移動を規制される。この状態で、上ダイス120が降下により第1プレート51にさらに近づき、各加締め片51dのテーパ面126に対する当接部分がテーパ面126により内側に折り返されると、第2プレート53に各加締め片51dの先端部分51fが圧接されて、加締め片51dにより第2プレート53が第1プレート51に強固に加締め固定される。
この状態では、シールド部材3の内部が、第2プレート53の貫通孔53aを介してシールドシェル5の外部と連通する。したがって、シールドシェル5の第2プレート53側を不図示のシールドケース側に取り付けることで、シールド部材3内のシールドケーブル(図示せず)をシールドケース側のケーブル(図示せず)に、不図示のコネクタを介して接続することができる。
また、第2プレート53を第1プレート51に加締め固定すると、シールド部材3の展開部33のうち、第1プレート51の各係止片51bに重なって膨らんだ部分が、第2プレート53の対応する各逃がし孔53bの周縁部で押さえ込まれて、各係止片51bに係止された状態となる。この係止によって、シールド部材3の展開部33は、筒部31に引張力が加わっても第1及び第2プレート51,53の間から抜け落ちないように挟持される。
なお、プレス機100を用いたプレス作業により加締め片51dの折り返し部分51eは、図7に示すように、第1及び第2プレート51,53を重ねた合計の高さよりも大きい直径となる曲率R(曲率半径r)の円弧状となる。
このように構成された本実施形態のシールドユニット1によれば、シールド部材3をシールドシェル5に接続するのに当たり、従来のように、シールド部材3を接続する筒部をシールドシェル5に設けたり、その筒部にシールド部材3を取り付けるための加締めリング等の環状部材を用いる必要がない。このため、絞り加工を必要とする部品や部分を不要として、安価な部品と簡便な製造工程でシールド部材3の端部をシールドシェル5に取付固定することができる。
また、本実施形態のシールドユニット1によれば、第1プレート51の加締め片51dの折り返し部分51eが、第1プレート51及び第2プレート53を重ねた合計の高さよりも大きい直径となる曲率Rの円弧状を有しているので、加締め片51dの先端部分51fが第1プレート51に重ねた第2プレート53にそれよりもさらに高い位置から弾接する。このため、第2プレート53に弾接した加締め片51dに蓄積できる弾発力を大きくして加締め片51dによる第2プレート53の加締め力を強めることができる。これにより、シールド部材3の展開部33を第1プレート51と第2プレート53とで強固に挟み込み、シールド部材3のシールドシェル5への固定を強固にすることができる。
なお、加締め片51dの折り返し部分51eが第2プレート53の端部に密着するようにヘミング加工してもよい。
また、第1プレート51の係止片51bと第2プレート53の逃がし孔53bとによりシールド部材3の展開部33を係止する構成は、省略してもよい。
次に、シールドシェル5の第1プレート51側をシールドケースに取り付ける場合について、図8乃至図10を参照して説明する。この場合、図6に示す状態でシールドシェル5に接続したシールド部材3の筒部31を、図8の斜視図に示すように内側に折り返し、貫通孔53aから第2プレート53側に引き出して、シールドユニット1を図9の斜視図に示すような状態とする。その後、第1プレート51をシールドケース7上に載置し、重ね合わされた第1プレート51及び第2プレート53の各挿通孔51c,53cに挿通した不図示のボルトによって、シールドシェル5をシールドケース7に固定する。
なお、シールドケース7への取り付け固定前に行うシールドユニット1の組付手順は、次のような手順としてもよい。まず、図1の状態で、シールド部材3の筒部31を第2プレート53の貫通孔53aに挿通し、第2プレート53を第1プレート51の各加締め片51dの内側部分に配置して、展開部33を第1プレート51と第2プレート53で挟み込む。これにより、シールド部材3の筒部31が図9に示すように第2プレート53側に延出し、かつ、図2に示すように、各加締め片51dが第2プレート53を第1プレート51に加締め固定する前の状態となる。
続いて、図3に示すプレス機100を用いて、第1プレート51の各加締め片51dをヘミング(折り返し)加工して、折り返した加締め片51dにより第2プレート53を第1プレート51に加締め固定する。この場合、シールド部材3の筒部31が第2プレート53側に延出しているので、図3に示すプレス機100の逃がし溝113は、下ダイス110ではなく上ダイス120側に、プレート押さえ122やその昇降機構(規制ねじ123、コイルスプリング124)との干渉を避けて設けることになる。
そして、図4及び図5の手順により、プレート押さえ122で第2プレート53を第1プレート51に押圧し(押圧ステップ)、第1プレート51の各加締め片51dを上ダイス120のテーパ面126に倣って内側に円弧状に折り返らせ(折り返しステップ)、各加締め片51dによって第2プレート53を第1プレート51に加締め固定して(加締めステップ)、図9に示す状態とする。
この場合にも、図10の説明図に示すように、第1プレート51の加締め片51dの折り返し部分51eが、第1プレート51及び第2プレート53を重ねた合計の高さよりも大きい直径となる曲率Rの円弧状に形成される。このため、第1プレート51の加締め片51dの先端部分51fを第2プレート53に高い位置から弾接させて、加締め片51dに蓄積できる弾発力を大きくすることができる。よって、加締め片51dによる第2プレート53の加締め力を強めて、シールド部材3の展開部33を第1プレート51と第2プレート53とで強固に挟み込み、シールド部材3のシールドシェル5への固定を強固にすることができる。
なお、加締め片51dの数や配置は、第2プレート52を第1プレート51に加締め固定できる限り、本実施形態の内容に限定されず任意である。
本発明は、シールド部材の端部にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットに適用して極めて有用である。
1 シールドユニット
3 シールド部材
5 シールドシェル
7 シールドケース
31 筒部(端部に連なる部分)
33 展開部(端部)
51 第1プレート(一方のプレート)
51a,53a 貫通孔
51b 係止片
51c 挿通孔
51d 加締め片
51e 折り返し部分
51f 先端部分
53 第2プレート(他方のプレート)
53b 逃がし孔
53c 挿通孔
100 プレス機
110 下ダイス
111,121 凹部
112 位置決めボス
113 逃がし溝
120 上ダイス
122 プレート押さえ(押さえ部材)
123 規制ねじ
124 コイルスプリング
125 折り曲げガイド部
126 テーパ面
R 曲率
r 曲率半径

Claims (3)

  1. 筒状のシールド部材の端部にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットにおいて、
    前記シールドシェルは一対の平坦なプレートを有しており、
    前記一対のプレートはそれぞれの中央部に貫通孔を有しており、
    前記貫通孔どうしの位置を合わせて重ね合わせた前記各プレートによって、前記シールド部材の径方向外側に展開した前記端部が挟持されており、
    前記一対のプレートのうち一方のプレートの外周縁には、前記貫通孔の貫通方向における前記一方のプレートの片面側に折り返された1又は複数の加締め片が設けられており、
    前記一方のプレートに重ね合わせて前記シールド部材の前記端部を挟持した、前記一対のプレートのうち他方のプレートは、前記加締め片の先端部分により前記一方のプレートの前記片面に加締め固定されており、
    前記シールド部材の前記端部に連なる部分は、前記一対のプレートのうちどちらかの前記貫通孔を挿通して前記シールドシェルの外方に延出されている、
    ことを特徴とするシールドユニット。
  2. 前記加締め片の前記先端部分に連なる折り返し部分は、前記貫通方向における高さが前記一対のプレートの合計高さよりも高くなる曲率の円弧状に形成されており、前記加締め片の先端部分は、前記他方のプレートよりも高い位置から該他方のプレートに弾接することを特徴とする請求項1記載のシールドユニット。
  3. 請求項1又は2記載のシールドユニットにおけるシールド部材の端部を挟持したシールドシェルの一対のプレートのうち、一方のプレートに重ね合わせた他方のプレートを、前記一方のプレートの外周縁に設けられた加締め片の先端部分により前記一方のプレートの片面に加締め固定して、前記シールドユニットを製造する方法であって、
    前記他方のプレートを押さえ部材により前記一方のプレートに押圧する押圧ステップと、
    前記一方のプレートにダイスを接近させつつ該ダイスのテーパ面に、前記先端部分側から前記一方のプレート側に位置を順次変えつつ前記加締め片を当接させ、前記加締め片の前記テーパ面に当接した部分を該テーパ面に倣って内側に順次折り返させる折り返しステップと、
    前記先端部分が前記他方のプレート及び前記押さえ部材に当接した前記加締め片の前記テーパ面への当接部分を、前記ダイスの前記一方のプレートに対するさらなる接近により内側に折り返させて、前記他方のプレートに前記先端部分を圧接させることで、前記加締め片により前記他方のプレートを前記一方のプレートの片面に加締め固定する加締めステップと、
    を含むことを特徴とするシールドユニットの製造方法。
JP2013221768A 2013-10-25 2013-10-25 シールドユニット及びその製造方法 Expired - Fee Related JP6182424B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013221768A JP6182424B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 シールドユニット及びその製造方法
PCT/JP2014/078232 WO2015060390A1 (ja) 2013-10-25 2014-10-23 シールドユニット及びその製造方法
DE112014004875.5T DE112014004875B4 (de) 2013-10-25 2014-10-23 Abschirmeinheit und Verfahren zur Herstellung selbiger
US15/075,776 US9603290B2 (en) 2013-10-25 2016-03-21 Shield unit and method of manufacturing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013221768A JP6182424B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 シールドユニット及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015084276A true JP2015084276A (ja) 2015-04-30
JP6182424B2 JP6182424B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=52992978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013221768A Expired - Fee Related JP6182424B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 シールドユニット及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9603290B2 (ja)
JP (1) JP6182424B2 (ja)
DE (1) DE112014004875B4 (ja)
WO (1) WO2015060390A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3547457A1 (en) 2018-03-26 2019-10-02 Yazaki Corporation Connector and electric wire with connector

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6169371B2 (ja) * 2013-02-28 2017-07-26 矢崎総業株式会社 シールド部材及びこの製造方法
JP6080703B2 (ja) * 2013-06-18 2017-02-15 矢崎総業株式会社 シールドユニット
US11670892B2 (en) * 2020-07-14 2023-06-06 J.S.T. Corporation High voltage vertical disk ferrule, and method for assembling thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329557A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 機器用シールドコネクタ
JP2006260985A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Yazaki Corp シールド固定部

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324627A (ja) 2001-04-25 2002-11-08 Yazaki Corp 電磁波シールド構造
JP4602680B2 (ja) * 2004-03-22 2010-12-22 株式会社オーツカ 電磁波シールド構造
JP2005339933A (ja) 2004-05-26 2005-12-08 Yazaki Corp シールド電線の固定構造
JP4579059B2 (ja) * 2005-06-07 2010-11-10 トヨタ自動車株式会社 シールドシェル
US7674972B2 (en) * 2007-11-21 2010-03-09 Delphi Technologies, Inc. Fold-in braided shield
US7692096B2 (en) * 2007-12-07 2010-04-06 Delphi Technologies, Inc. Electromagnetically shielded cable
JP5848963B2 (ja) * 2011-11-25 2016-01-27 矢崎総業株式会社 シールド構造及びワイヤハーネス
JP6169371B2 (ja) * 2013-02-28 2017-07-26 矢崎総業株式会社 シールド部材及びこの製造方法
JP6080703B2 (ja) * 2013-06-18 2017-02-15 矢崎総業株式会社 シールドユニット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329557A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 機器用シールドコネクタ
JP2006260985A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Yazaki Corp シールド固定部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3547457A1 (en) 2018-03-26 2019-10-02 Yazaki Corporation Connector and electric wire with connector
US10756493B2 (en) 2018-03-26 2020-08-25 Yazaki Corporation Connector and electric wire with connector

Also Published As

Publication number Publication date
JP6182424B2 (ja) 2017-08-16
DE112014004875T5 (de) 2016-07-14
US20160205815A1 (en) 2016-07-14
WO2015060390A1 (ja) 2015-04-30
US9603290B2 (en) 2017-03-21
DE112014004875B4 (de) 2018-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9693491B2 (en) Shielding unit
JP6182424B2 (ja) シールドユニット及びその製造方法
JP6132206B2 (ja) シールド導電路
JP5186186B2 (ja) シールドシェルの取付構造
US10504637B2 (en) Shielded conduction path
US7238050B2 (en) Shielded connector
JP4767760B2 (ja) シールド電線用アース端子
CN107017528B (zh) 屏蔽连接器
WO2015076349A1 (ja) シールド構造、シールドシェル及び電線付きシールドコネクタの製造方法
JP2012104398A (ja) コネクタ
US9461414B2 (en) Shielding unit
JP6603687B2 (ja) シールドコネクタ
JP5334564B2 (ja) シールドシェルへの編組線の取付方法
JP3952438B2 (ja) 電磁波シールド処理構造
JP2010080318A (ja) コネクタ用シェル
JP6078302B2 (ja) 端子金具
JP4392381B2 (ja) シールドコネクタ
US11699873B2 (en) Method for producing shield wire, shield wire with earthing member, and clamping device
US20240006820A1 (en) Connector unit
WO2014061798A1 (ja) 接続端子
US20160104949A1 (en) Shield unit
JP6326271B2 (ja) 電線のシールド構造
JP6432303B2 (ja) 導電部材及び電磁シールド具
JP2015076381A (ja) シールド構造
JP2017168200A (ja) コネクタカバーの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6182424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees