JP2015081802A - 情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015081802A
JP2015081802A JP2013218671A JP2013218671A JP2015081802A JP 2015081802 A JP2015081802 A JP 2015081802A JP 2013218671 A JP2013218671 A JP 2013218671A JP 2013218671 A JP2013218671 A JP 2013218671A JP 2015081802 A JP2015081802 A JP 2015081802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
terminal device
deformed map
deformed
road
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013218671A
Other languages
English (en)
Inventor
部 あゆみ 阿
Ayumi Abe
部 あゆみ 阿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Navitime Japan Co Ltd
Original Assignee
Navitime Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Navitime Japan Co Ltd filed Critical Navitime Japan Co Ltd
Priority to JP2013218671A priority Critical patent/JP2015081802A/ja
Publication of JP2015081802A publication Critical patent/JP2015081802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】デフォルメ地図を表示する際のユーザの利便性を向上できる情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムは、端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段と、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記表示手段に表示されるデフォルメ地図を更新する表示地図制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
スマートフォンやカーナビゲーション装置において、ディスプレイに地図を表示し、当該地図上にユーザの現在位置も表示することが広く行われている。地図が現実の道路や施設を忠実に反映した詳細なものであれば、ユーザの現在位置付近の正確な情報が得られる。一方で、そのような地図では細い道路や小さな建物も描かれており、必ずしも見やすい地図であるとは限らない。
そこで、引用文献1では、詳細な地図ではなく、簡略化されたデフォルメ地図上にユーザの現在位置を表示するナビゲーションシステムが開示されている。
特開2011−163845号公報
しかしながら、デフォルメ地図では、実際の道路が省略されて表示されることがある。そして、ユーザが省略された道路に行ってしまうと、ユーザは自身の位置を把握できなくなってしまうという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、デフォルメ地図を表示する際のユーザの利便性を向上できる情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラムを提供するものである。
本発明の一態様によれば、端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段と、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記表示手段に表示されるデフォルメ地図を更新する表示地図制御手段と、を備える情報処理システムが提供される。
また、本発明の一態様によれば、端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段と、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図より詳細な地図を前記表示手段に表示させる表示地図制御手段と、を備える情報処理システムが提供される。
本発明によれば、デフォルメ地図を表示する際のユーザの利便性を向上できる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略ブロック図。 第1の実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。 端末装置1の位置P1を含む現実の地図の一例を示す図。 図3の現実の地図に基づくデフォルメ地図の一例を示す図。 オフロード判定の一例を説明する図。 デフォルメ地図更新の一例を説明する図。 デフォルメ地図更新の別の例を示す図。 マッチング部234によるマッチング処理を説明する図。 表示部13に表示されるデフォルメ地図の一例を示す図。 第2の実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。 表示部13に表示される詳細な地図の一例を示す図。 第3の実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。 表示部13に表示される詳細な地図およびデフォルメ地図。 本発明の第4の実施形態に係る情報処理システム101の概略構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る情報処理システム101の処理動作の一例を示すシーケンス図。 出発地Sから目的地Gまでの案内経路を含む現実の地図の一例を示す図。 案内経路を考慮して取得されたデフォルメ地図を示す図。 オフルート判定の一例を説明する図。 表示部13に表示されるガイダンス画面の一例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、デフォルメ地図上に端末装置の位置を表示している際に、端末装置がオフロードになると、デフォルメ地図を更新するものである。以下、詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略ブロック図である。情報処理システムは、ネットワーク3を介して通信可能な端末装置1およびサーバ2を備えている。
端末装置1はユーザが使用するものであり、例えば携帯電話、スマートフォンもしくはタブレット端末装置等のモバイル電子機器でもよいし、パーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置等の据え置き型電子機器でもよい。端末装置1およびサーバ2の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。また、端末装置1はネットワーク3を介してサーバ2と通信するが、ネットワーク3は有線回線と無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。
端末装置1は、通信部11と、操作入力部12と、表示部13と、位置測位部14と、制御部15とを有する。
通信部11はネットワーク3を介して制御部15とサーバ2との間で情報を送受信するインターフェースである。
操作入力部12はユーザが端末装置1に操作を入力するためのインターフェースであり、例えばモバイル電子機器におけるタッチパネルやマイク、据え置き型電子機器におけるキーボード、タッチパッドもしくはダイヤルボタンである。
表示部13は端末装置1からユーザへ各種情報を表示するインターフェースであり、例えば映像を表示する液晶ディスプレイである。具体的には、表示部13は、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、地図など種々の情報を表示する。
位置測位部14は端末装置1の位置を測位する。位置測位部14は、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置(不図示)を有し、受信したGPS衛星信号に基づいて位置を測位してもよい。また、位置測位部14は、GPS測位のほか、通信中の基地局からの受信電波強度に基づく基地局測位、Wi−Fi(登録商標)アクセスポイントに基づくWi−Fi測位などで、端末装置1の位置を測位してもよい。あるいは、複数の手法で測位し、そのうち最も精度が高いものを選択的に使用してもよい。
端末装置1の位置は緯度および経度で表現され得る。ユーザが端末装置1を使用している間、端末装置1の位置はユーザの位置とほぼ一致する。ただし、位置測位部14は正確に端末装置1の位置を測位できないこともあり、測位された現在位置が多少の誤差を含んでいることもある。以下、端末装置1の位置を示す情報を端末位置情報という。
制御部15は、例えば端末装置1内のプロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現される。制御部15は、情報取得部151と、表示制御部152と、情報送信部153とを有する。
情報取得部151は、端末位置情報や後述するデフォルメ地図など、種々の情報を取得する。
表示制御部152は表示部13に表示する情報を制御する。具体例として、表示制御部152はデフォルメ地図を表示部13に表示するための画像データを生成する。
情報送信部153は、端末位置情報など種々の情報を、通信部11からネットワーク3を介してサーバ2に送信する。
一方、サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21はネットワーク3を介して制御部23と端末装置1との間で情報を送受信するインターフェースである。
記憶部22は経路ネットワーク情報データベース221を記憶した、例えばハードディスク等の固定型データストレージである。より具体的には、経路ネットワーク情報データベース221は、経路ネットワーク情報として、地図情報および道路ネットワーク情報を含むことができる。
地図情報は、全国および各地方の道路地図などの地図データと、地図データに対応付けられた地図オブジェクト情報とを含む。
地図データは現実の道路をできるだけ忠実に表した詳細な地図である。以下では、デフォルメ地図と区別するために、地図データにおける地図を現実の地図ともよぶ。ただし、現実の地図であっても、細かい道路が省略されていたり、新しい道路がまだ反映されていないこともあり得る。
地図オブジェクト情報とは、地図上に表示される施設の形状についての形状情報、地図上に表示される注記についての注記情報、地図上に表示される記号についての記号情報などである。形状情報も現実の施設をできるだけ忠実に表したものであるが、やはり小さな施設が省略されていたり、新しい施設がまだ反映されていないこともあり得る。
道路ネットワーク情報は道路網を規定する情報である。道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのデータと、ノード間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。ノードの位置は例えば緯度および経度で特定され、現実の地図の位置と対応している。
上記の地図情報および道路ネットワーク情報は、所定のタイミングでアップデートしてもよい。また、記憶部22は、必ずしもサーバ2内に設けなくてもよく、ネットワーク3を介して接続される別個の装置内に設けてもよい。
制御部23は、例えばサーバ2内のプロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現される。制御部23は、情報取得部231と、デフォルメ地図取得部232と、判定部233と、マッチング部234と、表示地図制御部235と、情報送信部236とを有する。
情報取得部231は種々の情報を取得する。具体例として、情報取得部231は、端末装置1から端末位置情報を受信したり、記憶部22から経路ネットワーク情報を取得したりする。
デフォルメ地図取得部232はデフォルメ地図を取得する。デフォルメ地図取得部232は、自身でデフォルメ地図を生成してもよいし、既存のデフォルメ地図(例えば、観光案内用の地図を撮影したものなど)を利用してもよい。いずれの場合でも、デフォルメ地図取得部232は、デフォルメ地図上に表現された各道路と、現実の地図におけるリンクとの対応関係を把握している。言い換えると、デフォルメ地図は経路ネットワーク情報における地図情報と紐づけられている。
自身でデフォルメ地図を生成する場合、デフォルメ地図取得部232は、情報取得部231が取得した経路ネットワーク情報における地図情報に基づいて、デフォルメ地図を生成してもよい。この場合、デフォルメ地図取得部232は地図情報における現実の地図より簡略なデフォルメ地図を生成する。例えば、デフォルメ地図取得部232は、地図データにおける道路を直交化したり、細い道路を省略したり、地図オブジェクト情報における地物を強調したり、地物の位置関係を再配置したり、地物の形状を変更したり、目立たない施設を省略したりして、デフォルメ地図を生成する。
あるいは、予めデフォルメ地図を生成して記憶部22に記憶しておき、必要な範囲のみをデフォルメ地図取得部232が記憶部22から取得してもよい。
既存のデフォルメ地図を利用する場合、既存のデフォルメ地図を予め記憶部22に記憶しておき、必要な範囲のみをデフォルメ地図取得部232が記憶部22から取得してもよい。また、デフォルメ地図取得部232はネットワーク3を介して既存のデフォルメ地図を受信してもよい。
さらに、デフォルメ地図取得部232は、自身でデフォルメ地図を生成するか、既存のデフォルメ地図を利用するかを切り替えてもよい。例えば、デフォルメ地図取得部232は、既存のデフォルメ地図がある場合にはこれを利用し、ない場合には自身で生成してもよい。
判定部233は、端末位置情報に基づいて、端末装置1がデフォルメ地図上にある道路上から外れた状態か否かを判定する。端末装置1がデフォルメ地図上にある道路から外れた状態を「オフロード」ともよび、端末装置1がオフロードであるか否かの判定を「オフロード判定」ともよぶ。
上述のように、デフォルメ地図は現実の地図を簡略化した地図である。よって、端末装置1の位置が実際には道路上にあったとしても、デフォルメ地図上にある道路からは外れている可能性もある。よって、判定部233は、経路ネットワーク情報を参照して、オフロード判定を行う。具体的なオフロード判定手法の例は後述する。
マッチング部234は、経路ネットワーク情報および端末位置情報に基づいて、端末装置1の位置をデフォルメ地図上にマッチングする。これにより、デフォルメ地図における端末装置1の位置が特定される。具体的なマッチング手法の例は後述する。
表示地図制御部235は、オフロードと判定された場合に、デフォルメ地図を更新する。例えば、表示地図制御部235は、端末装置1がある道路をデフォルメ地図に追加してもよい。あるいは、表示地図制御部235は、端末装置1のユーザが現在のデフォルメ地図にある道路に戻れるよう、何らかのランドマークを追加してもよい。
情報送信部236は、デフォルメ地図やデフォルメ地図における端末装置1の位置を示す情報など種々の情報を、通信部21からネットワーク3を介して端末装置1に送信する。
図2は、第1の実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。
端末装置1のユーザが、操作入力部12を介してデフォルメ地図の表示を指示すると、情報送信部153は通信部11を介して当該指示をサーバ2へ送信する(ステップS1)。
デフォルメ地図表示指示に応じて、デフォルメ地図取得部232はデフォルメ地図を取得する(ステップS11)。このとき、デフォルメ地図取得部232は、端末装置1から端末位置情報も合わせて受信し、端末装置1の位置を含む範囲のデフォルメ地図を取得してもよい。あるいは、デフォルメ地図取得部232は予め定めた範囲のデフォルメ地図を取得してもよい。
図3に、端末装置1の位置P1を含む現実の地図の一例を示す。そして、図4に、図3の現実の地図に基づくデフォルメ地図の一例を示す。図3および図4に示すように、現実の地図より簡略化された、見やすいデフォルメ地図が取得される。
図2に戻り、端末装置1の情報取得部151は位置測位部14から端末位置情報を取得し(ステップS2)、情報送信部153は通信部11を介して端末位置情報をサーバ2に送信する(ステップS3)。
これに応じて、サーバ2の情報取得部231は端末位置情報を受信する(ステップS12)。そして、判定部233は端末位置情報に基づいてオフロード判定を行う(ステップS13)。すなわち、判定部233は、ステップS12で受信された端末位置情報が示す端末装置1の位置が、デフォルメ地図に表現された道路上から外れた状態か否かを判定する。なお、ここでのデフォルメ地図とは、ステップS11で取得されたデフォルメ地図である場合もあるし、後述するステップS14で更新されたデフォルメ地図である場合もある。
図5は、オフロード判定の一例を説明する図である。同図における実線はデフォルメ地図に現れている道路であり、破線は実際にはあるがデフォルメ地図には現れていない道路である。
まず、判定部233は経路ネットワーク情報に基づいてマップマッチングを行う。マップマッピングとは、端末装置1の位置が現実の地図におけるどの道路上にあるか、より具体的には、道路ネットワーク情報におけるどのリンク上にあるかを特定することである。一例として、判定部233は端末装置1の位置を示す緯度・経度と最も近いリンクを特定してもよい。
判定部233は、特定されたリンクがデフォルメ地図上に道路として表現されている場合、オフロードではないと判定する(ステップS13のNO、図5(a)の位置P2に端末装置1がある場合)。一方、判定部233は、特定されたリンクがデフォルメ地図上に道路として表現されていない場合、オフロードであると判定する(ステップS13のYES、図5(b)の位置P2に端末装置1がある場合)。
オフロードと判定された場合(図2のステップS13のYES)、表示地図制御部235は端末装置1の位置を考慮してデフォルメ地図を更新する(ステップS14)。
図6は、デフォルメ地図更新の一例を示す図である。オフロードになった場合(図6(a))、表示地図制御部235は、判定部233により特定された道路、すなわち、端末装置1がある道路R2をデフォルメ地図に追加してもよい(図6(b))。このとき、紛らわしい道路をデフォルメ地図から除いてもよい。
図7は、デフォルメ地図更新の別の例を示す図である。オフロードになった場合(図7(a))、表示地図制御部235は、端末装置1のユーザが現在のデフォルメ地図にある道路に戻れるよう、何らかのランドマークLM2を追加してもよい(図7(b))。一例として、表示地図制御部235は、デフォルメ地図にある道路に沿う位置ある、目立つランドマークLM2を追加することができる。そして、紛らわしい道路をデフォルメ地図から除いてもよい。
もちろん、表示地図制御部235は道路を追加するとともにランドマークを追加してもよい。その他、端末装置1にとって有用な種々の変更をデフォルメ地図に加えてもよい。
図2に戻り、マッチング部234は(ステップS11で取得された、または、ステップS14で更新された)デフォルメ地図上に端末装置1の位置をマッチングする(ステップS15)。
図8は、マッチング部234によるマッチング処理を説明する図である。判定部233の処理により、端末装置1は道路ネットワーク情報におけるリンクL1(リンクL1は、ノードN1,N2を両端とする)上の位置P3にあると特定されたとする。なお、端末位置情報に基づく端末装置1の位置がリンクL1上からずれた位置にある場合、端末装置1の位置からリンクL1に下した垂線の足の位置を、端末装置1のリンクL1上の位置としてもよい。
続いて、マッチング部234は、特定されたリンクL1における位置P3と、ノードN1,N2との関係を算出する。図8では、位置P3がノードN1,N2間を2:3に内分する位置にあるものとする。言い換えると、位置P3は、リンクL1において、ノードN1から見て40%の位置にある。
ノードN1,N2および端末位置情報が緯度および経度で表される場合、マッチング部234はこのような関係を簡単に算出できる。
リンクL1がデフォルメ地図における道路として表現されている場合(ステップS13のNOの場合や、ステップS14で端末装置1がある道路をデフォルメ地図に追加した場合)、マッチング部234は、リンクL1に対応するデフォルメ地図上の道路、および、ノードN1,N2に対応するデフォルメ地図上の位置を特定する。図8では、リンクL1がデフォルメ地図における道路R1に対応するものとする。また、ノードN1,N2がデフォルメ地図における位置T1,T2にそれぞれ対応するものとする。
そして、マッチング部234は道路R1上であって、道路R1を2:3に内分する位置Q3を算出する。算出された位置Q3が、デフォルメ地図における端末装置1の位置となる。すなわち、現実の地図における位置P3は、デフォルメ地図における位置Q3と対応している。
このようなマッチング処理により、デフォルメ地図における端末装置1の位置が特定される。そして、サーバ2の情報送信部236は、デフォルメ地図と、デフォルメ地図における端末装置1の位置を示す位置情報とを端末装置1に送信する(図2のステップS16)。ここで送信されるデフォルメ地図は、取得または更新されたデフォルメ地図の全体であってもよいし、その一部(例えば端末装置1周辺のみ)であってもよい。
これに応じて、端末装置1の情報取得部151は、デフォルメ地図と、デフォルメ地図における端末装置1の位置を示す位置情報とを受信する(ステップS4)。そして、表示制御部152は、表示部13を制御して、端末装置1の位置をデフォルメ地図上に表示させる(ステップS5)。
図9は、表示部13に表示されるデフォルメ地図の一例を示す図である。一旦デフォルメ地図における道路から外れても、図9(a)に示すように、端末装置1がある道路が表現されるよう、デフォルメ地図が更新されてもよい(図6に対応)。また、図9(b)に示すように、デフォルメ地図上に表現された道路に復帰する目印となるランドマークLM2が表示されてもよい(図7に対応)。
以降、端末装置1のユーザが操作入力部12を介してデフォルメ地図の表示停止を端末装置1に指示しない限り(ステップS6)、ステップS2〜S5,ステップS12〜S16が定期的に繰り返される。ステップS14でデフォルメ地図が更新されると、以降は更新されたデフォルメ地図がオフロード判定などに用いられる。
このように、第1の実施形態では、端末装置1がオフロードになると、デフォルメ地図を更新する。そのため、ユーザの利便性が向上する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、デフォルメ地図上に端末装置の位置を表示している際に、端末装置がオフロードになると、詳細な地図を表示するものである。
情報処理システムの概略構成は図1と同様であり、その処理動作が図2とは異なっている。本実施形態における表示地図制御部235は、オフロードになると、デフォルメ地図に代えて詳細な地図上に端末装置1の位置が表示されるよう制御する。
図10は、第2の実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。以下、図2との相違点を中心に説明する。
判定部233によりオフロードでないと判定された場合(ステップS13のNO)、図2と同様の処理動作となる。
判定部233によりオフロードと判定された場合(ステップS13のYES)、表示地図制御部235は、デフォルメ地図より詳細な地図(あるいはデフォルメ地図より現実に近い地図)を取得する(ステップS14’)。本実施形態では、表示地図制御部235は、詳細な地図として、端末装置1の位置を含む現実の地図を記憶部22から取得するものとする。この場合、ステップS13によるオフロード判定でマップマッチングされているため、現実の地図における端末装置1の位置も特定される。
表示地図制御部235が取得する現実の地図の範囲は任意である。例えば、表示中のデフォルメ地図と対応する範囲としてもよい。また、端末装置1の位置を中心として、デフォルメ地図より狭い範囲を取得し、拡大表示できるようにしてもよい。逆に、端末装置1の位置を中心として、デフォルメ地図より広い範囲を取得し、より広い範囲をユーザが参照できるようにしてもよい。
そして、情報送信部236は、詳細な地図と、詳細な地図における端末装置1の位置を示す位置情報とを端末装置1に送信する(ステップS16’)。
これに応じて、端末装置1の情報取得部151は、詳細な地図と、詳細な地図における端末装置1の位置を示す位置情報とを受信する(ステップS4’)。そして、表示制御部152は、表示部13を制御して、端末装置1の位置を詳細な地図上に表示させる(ステップS5)。
図11は、表示部13に表示される詳細な地図の一例を示す図である。図示のように、オフロードと判定された場合には、デフォルメ地図に代えて詳細な地図上に端末装置1の位置が表示される。これにより、デフォルメ地図より詳細な地図を用いて、ユーザは自身の位置を把握できる。
以降、端末装置1のユーザが操作入力部12を介してデフォルメ地図の表示停止を端末装置1に指示しない限り(ステップS6)、ステップS2〜S5,ステップS12〜S16,S16’ の処理が定期的に繰り返される。
一旦オフロードと判定されて詳細地図が表示されるようになった後にオフロードでないと判定されると、すなわち、ステップS11で取得されたデフォルメ地図上に表現される道路上に端末装置1の位置が復帰すると、再びデフォルメ地図が表示される(ステップS13のNO,S15,S16)。
なお、詳細な地図が表示されている際に、ユーザが手動でデフォルメ地図を表示できるようにしてもよい。そのために、デフォルメ地図を表示させるためのアイコンを表示部13に表示してもよい。
このように、第2の実施形態では、端末装置1がオフロードになると、デフォルメ地図に代えて詳細な地図を表示する。そのため、ユーザの利便性が向上する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、デフォルメ地図上に端末装置の位置を表示している際に、端末装置がオフロードになると、デフォルメ地図および詳細な地図の両方を表示するものである。
情報処理システムの概略構成は図1と同様であり、その処理動作が図2とは異なっている。本実施形態における表示地図制御部235は、オフロードになると、詳細な地図上に端末装置1の位置が表示され、かつ、デフォルメ地図も表示されるよう制御する。
図12は、第3の実施形態に係る情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。以下、図2および図10との相違点を中心に説明する。
判定部233によりオフロードでないと判定された場合(ステップS13のNO)、図2および図10と同様の処理動作となる。
判定部233によりオフロードと判定された場合(ステップS13のYES)、図10と同様に表示地図制御部235はデフォルメ地図より詳細な地図を取得する(ステップS14’)。そして、情報送信部236は、詳細な地図および詳細な地図における端末装置1の位置を示す位置情報に加え、デフォルメ地図も端末装置1に送信する(ステップS16’’)。
このとき、情報送信部236は、必ずしもデフォルメ地図における端末装置1の位置を示す情報を送信しなくてもよい。ただし、端末装置1がデフォルメ地図における道路上になくても、デフォルメ地図上のおおよその位置をマッチング部234などが特定できる場合には、その位置を示す位置情報を送信してもよい。
端末装置1の情報取得部151は、詳細な地図と、詳細な地図における端末装置1の位置を示す位置情報と、デフォルメ地図とを受信する(ステップS4’’)。そして、表示制御部152は、表示部13を制御して、端末装置1の位置を詳細な地図上に表示させるとともに、デフォルメ地図も表示させる(ステップS5)。デフォルメ地図における端末装置1の位置が特定される場合、表示制御部152は端末装置1の位置を詳細な地図に表示させてもよい。
図13は、表示部13に表示される詳細な地図およびデフォルメ地図の一例を示す図である。図示のように、オフロードと判定された場合には、詳細な地図上に端末装置1の位置が表示されるとともに、デフォルメ地図も表示される。この場合、ユーザはデフォルメ地図よりも詳細な地図を参照する可能性が高いため、表示制御部152は、詳細な地図を大きく、デフォルメ地図を小さく(例えば隅に)表示させるのが望ましい。
以降、端末装置1のユーザが操作入力部12を介してデフォルメ地図の表示停止を端末装置1に指示しない限り(ステップS6)、ステップS2〜S5,ステップS12〜S16,S16’’の処理が定期的に繰り返される。
一旦オフロードと判定されて詳細地図が表示されるようになった後にオフロードでないと判定されると、すなわち、ステップS11で取得されたデフォルメ地図上に表現される道路上に端末装置1の位置が復帰すると、再びデフォルメ地図が表示される(ステップS13のNO,S15,S16)。
なお、両方の地図が表示されている際に、ユーザが手動でデフォルメ地図のみを表示できるようにしてもよい。例えば、デフォルメ地図の部分をユーザがタッチすると、詳細な地図の表示がなくなり、デフォルメ地図のみを表示してもよい。
このように、第3の実施形態では、端末装置1がオフロードになると、詳細な地図とデフォルメ地図とを表示する。そのため、ユーザの利便性が向上する。
(第4の実施形態)
上述した第1〜第3の実施形態は、デフォルメ地図上に端末装置1の位置を表示するものであった。これに対し、以下に説明する第4の実施形態は、デフォルメ地図を用いて経路案内をするものである。そして、第4の実施形態は、経路案内中にオフロードまたはオフルートになると、デフォルメ地図を更新するものである。以下、詳しく説明する。
図14は、本発明の第4の実施形態に係る情報処理システム101の概略構成を示すブロック図である。
図14の端末装置1aにおける制御部15aは、さらに探索条件設定部154と、経路案内部155とを有する。
探索条件設定部154は探索条件を設定する。探索条件設定部154は、操作入力部12を介して、出発地、目的地、時刻に関する情報等の条件をユーザから受け付けることにより、探索条件を設定してもよい。あるいは、探索条件設定部154は探索条件の少なくとも一部をユーザ入力以外から設定してもよく、例えば端末装置1aの位置を出発地としたり、現在時刻を出発時刻としてもよい。
経路案内部155は、サーバ2aが生成する経路案内情報に基づいて、ユーザを目的地に導くための経路案内を行う。本実施形態の特徴の1つとして、経路案内部155は、実際の地図ではなく、デフォルメ地図を表示部13に表示しながら経路案内を行う。経路案内は、例えば所定の位置で右左折のタイミングをユーザに提示したり、目印となる施設(ランドマーク)をユーザに提示したりすることにより行われる。このような提示は、表示部13によるものに限られず、音声案内であってもよい。
サーバ2aにおける制御部23aは、さらに経路探索部237と、経路案内情報生成部238とを有する。
経路探索部237は、経路ネットワーク情報を用い、探索条件に基づいて、経路を探索する。この経路はユーザを出発地から目的地まで案内するための経路であり、以下では案内経路とよぶ。また、案内経路を示す情報を経路情報と呼ぶ。案内経路は道路ネットワーク情報におけるリンクおよびノードから構成される。本実施形態では、案内経路の少なくとも一部が、公共交通機関を用いず、徒歩、自転車、自動車などによって移動する経路を含むことを念頭に置いている。
経路案内情報生成部238は、案内経路に沿って、端末装置1aのユーザを目的地まで案内するための経路案内情報を生成する。本実施形態における経路案内情報は、現実の地図ではなく、デフォルメ地図を用いて案内するものである。経路案内情報として、直進や右左折を案内するガイダンスポイントがデフォルメ地図上に設定される。通常、ガイダンスポイントは交差点などであり、道路ネットワーク情報におけるノードと対応していてもよい。
また、本実施形態における判定部233は、端末位置情報に基づいて、端末装置1aの位置が案内経路上から外れた状態か否かの判定を行う。端末装置1aが案内経路から外れた状態を「オフルート」ともよび、端末装置1aがオフルートであるか否かの判定を「オフルート判定」ともよぶ。
本実施形態では、オフロードまたはオフルートになると、デフォルメ地図を更新する。ただし、判定部233は少なくともオフルート判定を行えばよく、オフロード判定を行わなくてもよい。その理由は、案内経路における道路はデフォルメ地図上に表現されているため、オフロードの場合は必ずオフルートとなり、オフルートさえ検出すれば自動的にオフロードも検出されるからである。
図15は、第4の実施形態に係る情報処理システム101の処理動作の一例を示すシーケンス図である。まず、端末装置1aの探索条件設定部154は探索条件を設定する(ステップS21)。続いて、情報送信部153は、通信部11を介して、探索条件を含む探索要求をサーバ2aに送信する(ステップS22)。
これに応じてサーバ2aの情報取得部231が探索要求を受信すると(ステップS31)、経路探索部237は、探索条件に基づき、経路ネットワーク情報を用いて経路探索を行う(ステップS32)。図16に、出発地Sから目的地Gまでの案内経路を含む現実の地図の一例を示す。
続いて、デフォルメ地図取得部232は、上記案内経路を考慮して、経路案内に必要なデフォルメ地図を取得する(ステップS33)。図17に、案内経路を考慮して取得されたデフォルメ地図を示す。図16および図17に示すように、現実の地図より簡略化された、見やすいデフォルメ地図が取得される。
図15に戻り、端末装置1aでは、探索要求を送信した後、情報取得部151が端末位置情報を取得する(ステップS23)。そして、情報送信部153は端末位置情報をサーバ2aに送信する(ステップS24)。
これに応じて、サーバ2aの情報取得部231は端末位置情報を受信する(ステップS35)。そして、判定部233はルートマッチングによりオフルート判定を行う(ステップS36)。
図18は、オフルート判定の一例を説明する図である。まず判定部233は端末装置1aの位置と案内経路との距離dを算出する。この距離dが所定の閾値以上である場合に、判定部233は端末装置1aがオフルートであると判定する。この閾値は固定値であってもよいし、位置測位部14による測位精度が低くなる場所などでは閾値を高くしてもよい。
オフルートには、図18(a)に示すように、端末装置1aがデフォルメ地図上に表現された道路上にあるが案内経路から外れている場合と、図18(b)に示すように端末装置1aがデフォルメ地図上に表現された道路から外れている場合とがある。図18(b)の場合、端末装置1aはオフロードでもある。
オフルートと判定されると(図15のステップS36のYES)、表示地図制御部235はデフォルメ地図を更新する。デフォルメ地図の更新処理は、図2などのステップS14と同様、端末装置1aがある道路やランドマークを追加するものであってもよい。あるいは、経路探索部237が案内経路の代替経路を再探索し、代替経路に基づいてデフォルメ地図取得部232が新たにデフォルメ地図を取得してもよい。代替経路は、例えば端末装置1aの位置から探索条件における目的地までの経路を探索することで得られる。そして、経路案内情報生成部238は新たなデフォルメ地図を用いて代替経路を案内する経路案内情報を生成してもよい。
オフルートでないと判定された場合(ステップS36のNO)またはデフォルメ地図の更新後(ステップS37)、マッチング部234は端末装置1aの位置をデフォルメ地図における案内経路上にマッチングする(ステップS38)。すなわち、マッチング部234はオフルート判定時にルートマッチングされた案内経路における道路上にマッチングする。具体的な処理は図2などのステップS15とほぼ同様である。
そして、情報送信部236は、デフォルメ地図、デフォルメ地図における端末装置1aの位置を示す位置情報および経路案内情報を端末装置1aに送信する(ステップS39)。送信される経路案内情報は、ステップS34で生成された経路案内情報の全体であってもよいし、その一部(例えば端末装置1a周辺のガイダンス情報のみ)であってもよい。
これに応じて、端末装置1aの情報取得部151は、デフォルメ地図、デフォルメ地図における端末装置1aの位置を示す位置情報および経路案内情報を受信する(ステップS25)。
そして、経路案内部155は、デフォルメ地図と、デフォルメ地図における端末装置1aの位置とを表示部13に表示しながら経路案内を行う(ステップS26)。
図19は、表示部13に表示されるガイダンス画面の一例を示す図である。同図の例では、ユーザが案内経路を把握しやすいよう、デフォルメ地図上に案内経路を太く表示している。その他、デフォルメ地図における右左折すべき地点の近辺に矢印を表示してもよい。そして、経路案内部155は、端末装置1aの位置がガイダンスポイントに近づくと、当該ガイダンスポイントに関連付けられた案内(右左折の指示など)を行う。例えば、図19では端末装置1aの位置Q2が右折すべき交差点C1に近づいているため、右折を促す表示や音声などの案内を行う。
図15に戻り、経路案内が終了するまで、より具体的には、端末装置1aの位置が案内経路における目的地と概ね一致するまで(ステップS27)、端末装置1aはステップS23〜S26を、サーバ2aはステップS35〜S39を繰り返す。
このように、第4の実施形態では、デフォルメ地図を用いた経路案内中に端末装置1aがオフルートまたはオフロードになると、デフォルメ地図を更新して経路案内を行う。そのため、ユーザの利便性を向上できる。
また、本実施形態では、サーバ2a内で経路探索を行う例を示したが、外部から経路を取得してもよい。
第4の実施形態では、経路案内中にオフロードまたはオフルートになると、デフォルメ地図を更新して、経路案内を継続するものであった。これに対し、経路案内中にオフロードまたはオフルートになると、第2の実施形態と同様にして、詳細な地図に切り替えて経路案内を行ってもよい。また、経路案内中にオフロードまたはオフルートになると、第3の実施形態と同様にして、デフォルメ地図および詳細な地図の両方を表示し、その少なくとも一方を用いて経路案内を行ってもよい。詳細な地図を表示する場合、端末装置1aの位置が元のデフォルメ地図にある道路に復帰した場合、詳細な地図を表示せずデフォルメ地図のみで経路案内を行うようにしてもよい。
また、図1や図14の構成は一例であり、サーバ内の構成要件の少なくとも一部がそれぞれ端末装置内にあってもよい。例えば、サーバ内の記憶部および制御部を端末装置内に設けて、通信をすることなく端末装置のみで地図情報を表示可能な情報処理装置を構成してもよい(いわゆるスタンドアローン)。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1,1a 端末装置
11 通信部
12 操作入力部
13 表示部
14 位置測位部
15,15a 制御部
151 情報取得部
152 表示制御部
153 情報送信部
154 探索条件設定部
155 経路案内部
2,2a サーバ
21 通信部
22 記憶部
221 経路ネットワーク情報データベース
23,23a 制御部
231 情報取得部
232 デフォルメ地図取得部
233 判定部
234 マッチング部
235 表示地図制御部
236 情報送信部
237 経路探索部
238 経路案内情報生成部

Claims (14)

  1. 端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、
    前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段と、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記表示手段に表示されるデフォルメ地図を更新する表示地図制御手段と、を備える情報処理システム。
  2. 前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、前記表示地図制御手段は、前記端末装置がある道路を前記デフォルメ地図に追加する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記表示地図制御手段は、前記デフォルメ地図に表示されるランドマークを追加する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記案内経路の代替経路を探索する経路探索手段を備え、
    前記表示地図制御手段は、前記代替経路を案内するためのデフォルメ地図に更新する、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、
    前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段と、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図より詳細な地図を前記表示手段に表示させる表示地図制御手段と、を備える情報処理システム。
  6. 前記表示地図制御手段は、前記端末装置の位置を前記詳細な地図上に表示する、請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示地図制御手段は、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路に復帰した場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路に復帰した場合、前記詳細な地図を前記表示手段に表示させず、デフォルメ地図を表示させる、請求項5または6に記載の情報処理システム。
  8. 前記表示地図制御手段は、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図より詳細な地図と、前記デフォルメ地図と、を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、
    デフォルメ地図および前記デフォルメ地図における前記端末装置の位置を前記端末装置に送信する情報送信手段と、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図を更新する表示地図制御手段と、を備えるサーバ。
  10. 端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段と、
    デフォルメ地図および前記デフォルメ地図における前記端末装置の位置を前記端末装置に送信する情報送信手段と、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図より詳細な地図を前記端末装置に送信する情報送信手段と、を備える情報処理サーバ。
  11. 端末装置の位置を示す端末位置情報を取得するステップと、
    前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示するステップと、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図を更新するステップと、を備える情報処理方法。
  12. 端末装置の位置を示す端末位置情報を取得するステップと、
    前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示するステップと、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図より詳細な地図を表示させるステップと、を備える情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段、
    前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段、および、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図を更新する表示地図制御手段、として機能させるための情報処理プログラム。
  14. コンピュータを、
    端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する情報取得手段、
    前記端末装置の位置をデフォルメ地図上に表示する表示手段、および、
    前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図にある道路から外れた場合、および/または、前記端末装置の位置が前記デフォルメ地図における所定の案内経路から外れた場合、前記デフォルメ地図より詳細な地図を表示させる表示地図制御手段、として機能させるための情報処理プログラム。
JP2013218671A 2013-10-21 2013-10-21 情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム Pending JP2015081802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218671A JP2015081802A (ja) 2013-10-21 2013-10-21 情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218671A JP2015081802A (ja) 2013-10-21 2013-10-21 情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015081802A true JP2015081802A (ja) 2015-04-27

Family

ID=53012479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013218671A Pending JP2015081802A (ja) 2013-10-21 2013-10-21 情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015081802A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7539612B1 (ja) 2023-04-17 2024-08-26 株式会社AB.do デフォルメ地図への現在位置表示システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08339162A (ja) * 1995-06-12 1996-12-24 Alpine Electron Inc 地図描画方法
JPH10103994A (ja) * 1996-10-15 1998-04-24 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーション処理のためのコンピュータプログラムを記憶した媒体
JP2001241965A (ja) * 2000-03-01 2001-09-07 Mitsubishi Electric Corp データ送信装置、地図データ送信装置、地図データ送信方法、データ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び地図データ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004309705A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Pioneer Electronic Corp 地図情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006132954A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Victor Co Of Japan Ltd 車載用ナビゲーション装置
JP2007323079A (ja) * 2000-12-01 2007-12-13 Aisin Aw Co Ltd 地図表示装置及びプログラム
JP2008102025A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Denso Corp 車両ナビゲーション装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08339162A (ja) * 1995-06-12 1996-12-24 Alpine Electron Inc 地図描画方法
JPH10103994A (ja) * 1996-10-15 1998-04-24 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーション処理のためのコンピュータプログラムを記憶した媒体
JP2001241965A (ja) * 2000-03-01 2001-09-07 Mitsubishi Electric Corp データ送信装置、地図データ送信装置、地図データ送信方法、データ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び地図データ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007323079A (ja) * 2000-12-01 2007-12-13 Aisin Aw Co Ltd 地図表示装置及びプログラム
JP2004309705A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Pioneer Electronic Corp 地図情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006132954A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Victor Co Of Japan Ltd 車載用ナビゲーション装置
JP2008102025A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Denso Corp 車両ナビゲーション装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7539612B1 (ja) 2023-04-17 2024-08-26 株式会社AB.do デフォルメ地図への現在位置表示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9212913B2 (en) Navigation apparatus and mobile data terminal
US7480567B2 (en) Displaying a map having a close known location
JP4198513B2 (ja) 地図情報処理装置、地図情報処理システム、位置情報表示装置、それらの方法、それらのプログラム、および、それらのプログラムを記録した記録媒体
US8489325B2 (en) Point of interest based directions in a mapping application
KR20040054838A (ko) 휴대통신단말기의 위치정보 제공시스템 및 방법
US20140156184A1 (en) Navigation message providing system and method thereof
JP7082588B2 (ja) プログラム、ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置
JP2010164492A (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーションシステム
JP2015081802A (ja) 情報処理システム、サーバ、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2012215466A (ja) ナビゲーション装置
KR20080107014A (ko) 네비게이션 서비스 제공시스템 및 그의 서비스 제공방법
JP4959951B2 (ja) 携帯電話機
JP5813390B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法
KR20090069671A (ko) 네비게이션 장치 및 이를 이용한 지도정보 제공방법
JP6976548B2 (ja) 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法
JP2015072131A (ja) 情報処理システム、サーバ、端末装置、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2018040593A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
JP6288982B2 (ja) 情報処理システム、サーバ、端末装置、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6353201B2 (ja) サーバ、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
KR101105430B1 (ko) 관심지점 동기화 시스템 및 방법
JP2018169316A (ja) 通信端末、サーバ装置、移動案内システム及びコンピュータプログラム
JP4592779B2 (ja) 仮想位置表示システム、仮想位置表示方法および表示端末装置
KR20010107159A (ko) 이동 통신 단말기를 이용한 지리정보 제공 시스템 및 그방법
TWM513434U (zh) 導航裝置
JP2021043213A (ja) 情報処理システム、サーバ装置及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180605