JP2015080338A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えてしまっても、緊急的な要求に対応することが可能な通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】車両2に備えられる車両側通信部7は、送信出力レベルを下げることにより、非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4のうちの1つの給電側通信部4と車両側通信部7との間で1対1の無線通信を行い、車両側通信部7は、1つの給電側通信部4との間で無線通信ができなくなると、送信出力レベルを上げて、1つの給電側通信部4との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、他の給電側通信部4を介してサーバ側通信部9へ送信し、サーバ側通信部9は、無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、1つの給電側通信部4の動作を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】車両2に備えられる車両側通信部7は、送信出力レベルを下げることにより、非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4のうちの1つの給電側通信部4と車両側通信部7との間で1対1の無線通信を行い、車両側通信部7は、1つの給電側通信部4との間で無線通信ができなくなると、送信出力レベルを上げて、1つの給電側通信部4との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、他の給電側通信部4を介してサーバ側通信部9へ送信し、サーバ側通信部9は、無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、1つの給電側通信部4の動作を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両と、その車両へバッテリ充電用の電力を非接触で供給する非接触給電装置との間で行われる通信技術に関する。
近年、ハイブリッド車や電気自動車などの車両が急速に発展しており、車両へバッテリ充電用の電力を供給する給電装置の普及が見込まれている。給電方式としては、給電装置と車両とを充電ケーブルで接続して給電装置から車両へ電力を供給する接触給電方式と、コイルなどを用いて給電装置から車両へ非接触で電力を供給する非接触給電方式とがある。
非接触給電方式では、非接触給電装置と車両との間で情報をやり取りする際の通信も非接触、すなわち、無線で行われることが望ましい。
しかしながら、無線通信では、一般的に開放されている周波数帯域を使用するため、ノイズなどの影響により無線通信環境が悪化して通信が途絶えてしまう可能性があり、緊急的な対応が要求される場合に問題がある。例えば、車両に搭載されるバッテリが満充電になっているにもかかわらず、通信が途絶えてしまっているために、充電停止指示を車両から非接触給電装置へ送信することができず、非接触給電装置から車両への電力供給が継続してしまうという問題がある。
しかしながら、無線通信では、一般的に開放されている周波数帯域を使用するため、ノイズなどの影響により無線通信環境が悪化して通信が途絶えてしまう可能性があり、緊急的な対応が要求される場合に問題がある。例えば、車両に搭載されるバッテリが満充電になっているにもかかわらず、通信が途絶えてしまっているために、充電停止指示を車両から非接触給電装置へ送信することができず、非接触給電装置から車両への電力供給が継続してしまうという問題がある。
関連技術として、無線通信端末が、無線通信確立要求を特定基地局に送信したあと、その特定基地局から無線通信確立要求に対する応答がない場合、特定基地局と特定基地局以外の基地局に対して無線通信確立要求の再送信を行うという技術がある(例えば、特許文献1参照)。
他の関連技術として、無線回路が狭範囲基地局装置と通信する間における上限の電波強度を、広範囲基地局と通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように制御するという技術がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに他の関連技術として、シャドウイング(電波障害)などの通信障害発生時において、通信不能により受信することができなかったデータを代替通信経路を利用して受信するという技術がある(例えば、特許文献3参照)。
本発明は、非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えてしまっても、緊急的な要求に対応することが可能な通信システムを提供することを目的とする。
本実施形態の通信システムは、車両と、前記車両へバッテリ充電用の電力を非接触で供給する複数の非接触給電装置と、前記複数の非接触給電装置のそれぞれの動作を制御するサーバとを備える。
前記車両は、前記複数の非接触給電装置のうちの1つの非接触給電装置と前記車両との間で1対1の無線通信を行うことが可能になるまで、送信出力レベルを下げる。
前記車両は、前記1つの非接触給電装置との間で無線通信ができなくなると、送信出力レベルを上げて、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、前記1つの非接触給電装置以外の他の非接触給電装置を介して前記サーバへ送信する。
前記車両は、前記1つの非接触給電装置との間で無線通信ができなくなると、送信出力レベルを上げて、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、前記1つの非接触給電装置以外の他の非接触給電装置を介して前記サーバへ送信する。
前記サーバは、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、前記1つの非接触給電装置の動作を制御する。
これにより、1つの非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えてしまっても、1つの非接触給電装置を停止させることができる。これにより、1つの非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えた後、すぐに1つの非接触給電装置から車両への電力供給を止めたいなどの緊急的な要求に対応することができる。
これにより、1つの非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えてしまっても、1つの非接触給電装置を停止させることができる。これにより、1つの非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えた後、すぐに1つの非接触給電装置から車両への電力供給を止めたいなどの緊急的な要求に対応することができる。
本発明によれば、非接触給電装置と車両との間の通信が途絶えてしまっても、緊急的な要求に対応することができる。
図1は、本実施形態の通信システムを示す図である。
図1に示す通信システムは、複数の非接触給電装置1(1A、1B、1C)と、車両2と、サーバ3とを備える。
図1に示す通信システムは、複数の非接触給電装置1(1A、1B、1C)と、車両2と、サーバ3とを備える。
非接触給電装置1A〜1Cは、例えば、ガソリンスタンドや商業施設の駐車場などに設けられ、予め決められた駐車エリアに駐車している車両2へバッテリ充電用の電力を非接触で供給する。また、非接触給電装置1A〜1Cは、それぞれ、給電側通信部4と、給電部5と、制御部6とを備える。
車両2は、車両側通信部7と、記憶部8とを備える。
サーバ3は、非接触給電装置1A〜1Cのそれぞれの動作を制御する。また、サーバ3は、サーバ側通信部9を備える。
サーバ3は、非接触給電装置1A〜1Cのそれぞれの動作を制御する。また、サーバ3は、サーバ側通信部9を備える。
給電側通信部4は、車両側通信部7やサーバ側通信部9と無線通信を行う。車両側通信部7は、送信出力レベルを調整することが可能であり、給電側通信部4から送信される信号が車両側通信部7まで届き、かつ、車両側通信部7から送信される信号が給電側通信部4まで届くとき、給電側通信部4と車両側通信部7とが互いに無線通信を行うことが可能になる。なお、給電側通信部4とサーバ側通信部9は、有線で互いに通信を行ってもよい。
給電部5は、コイルL1を備え、電磁誘導方式や磁界共鳴方式などの非接触給電方式により、コイルL1や車両2に備えられるコイルL2を介してバッテリ充電用の電力を車両2へ供給する。
制御部6は、給電部5の動作などを制御する。
なお、給電側通信部4、制御部6、車両側通信部7、及びサーバ側通信部9は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)により構成され、不図示の記憶部や記憶部8に記憶されているプログラムをCPU、マルチコアCPU、又はプログラマブルなデバイスが読み出して実行することによって、充電処理や通信処理を行う。
なお、給電側通信部4、制御部6、車両側通信部7、及びサーバ側通信部9は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)により構成され、不図示の記憶部や記憶部8に記憶されているプログラムをCPU、マルチコアCPU、又はプログラマブルなデバイスが読み出して実行することによって、充電処理や通信処理を行う。
本実施形態の通信システムでは、例えば、非接触給電装置1Bが車両2へ電力を供給する場合、非接触給電装置1Bの給電側通信部4と車両2の車両側通信部7とが1対1の無線通信を行う。1対1の無線通信を行うために、車両側通信部7は、非接触給電装置1Bの給電側通信部4のみに信号が届くように送信出力レベルを下げる。このように、給電側通信部4と車両側通信部7とのペアリングを、送信出力レベルを下げるという簡易な方法で行っているため、ペアリングのための複雑な通信制御処理を必要とせず、給電側通信部4や車両側通信部7の構成を簡単で安価なものにすることができる。なお、ペアリングとは、給電側通信部4と車両側通信部7との間で1対1の無線通信を確立することである。
また、本実施形態の通信システムでは、例えば、無線通信環境の悪化や非接触給電装置1Bの給電側通信部4の故障により、給電側通信部4と車両側通信部7との間で1対1の無線通信ができなくなると、車両側通信部7が、送信出力レベルを上げることにより他の非接触給電装置1A、1Cまで信号が届くような状態にするとともに、非接触給電装置1A、1Cの各給電側通信部4のうちの少なくとも1つの他の給電側通信部4との間で無線通信を行う。このとき、車両側通信部7は、非接触給電装置1Bの給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨を他の給電側通信部4へ送信する。非接触給電装置1Bの給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨を受信した他の給電側通信部4は、非接触給電装置1Bの給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨をサーバ3のサーバ側通信部9へ送信する。サーバ3は、サーバ側通信部9において、非接触給電装置1Bの給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨を受信すると、非接触給電装置1Bの動作を制御する。このとき、例えば、サーバ3は、非接触給電装置1Bを停止させる。
このように、本実施形態の通信システムによれば、非接触給電装置1Bと車両2との間の通信が途絶えてしまっても、その他の非接触給電装置1A、1Cを介して車両2とサーバ3との間で通信を行うことができる。そのため、サーバ3は、非接触給電装置1Bと車両2との間の通信が途絶えた旨を受信することで、非接触給電装置1Bを停止することができる。これにより、非接触給電装置1Bと車両2との間の通信が途絶えた後、すぐに非接触給電装置1Bから車両2への電力供給を止めたいなどの緊急的な要求に対応することができる。
図2は、車両側通信部7の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、車両側通信部7は、ユーザによるスイッチやタッチパネルの操作などにより通信開始指示が入力されると(S21:Yes)、車両側通信部7のアドレスを含むペアリング要求信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する(S22)。そして、車両側通信部7は、給電側通信部4からのペアリング要求信号に対する返信信号を受信する。車両側通信部7は、ペアリング要求信号に対する返信信号を複数受信した場合は、送信出力レベルを下げて(S24)、S22へ戻る。即ち、車両側通信部7が受信するペアリング要求信号に対する返信信号が1つになるまで、送信出力レベルを下げてペアリング要求信号をブロードキャストで送信することを繰り返す(S22〜S24)。なお、送信出力レベルの1回の下げ幅は特に限定されない。
まず、車両側通信部7は、ユーザによるスイッチやタッチパネルの操作などにより通信開始指示が入力されると(S21:Yes)、車両側通信部7のアドレスを含むペアリング要求信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する(S22)。そして、車両側通信部7は、給電側通信部4からのペアリング要求信号に対する返信信号を受信する。車両側通信部7は、ペアリング要求信号に対する返信信号を複数受信した場合は、送信出力レベルを下げて(S24)、S22へ戻る。即ち、車両側通信部7が受信するペアリング要求信号に対する返信信号が1つになるまで、送信出力レベルを下げてペアリング要求信号をブロードキャストで送信することを繰り返す(S22〜S24)。なお、送信出力レベルの1回の下げ幅は特に限定されない。
次に、車両側通信部7は、車両側通信部7が受信する給電側通信部4からのペアリング要求信号に対する返信信号が1つになると(S23:Yes)、通信処理を行う(S25)。これにより、車両側通信部7の消費電力低減を図りつつ、1つの給電側通信部4と車両側通信部7との間で無線通信を行うことができる。
次に、車両側通信部7は、通信相手の給電側通信部4との間の無線通信が正常に終了するまで、通信相手の給電側通信部4と無線通信を行う(S25〜S27)。例えば、車両側通信部7は、予定通り充電処理が行われたことによって通信終了指示が入力されると、通信相手の給電側通信部4との間の無線通信を正常に終了する。
次に、車両側通信部7は、通信障害が発生して通信相手の給電側通信部4と無線通信ができなくなったと判断すると(S26:Yes)、送信出力レベルを上げ(S28)、無線通信ができなくなった旨を示す信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する(S29)。例えば、車両側通信部7は、通信相手の給電側通信部4から返信が無い(無線通信ができない)と、無線通信ができなくなったと判断する。
なお、車両側通信部7は、送信出力レベルを下げる前、ペアリング要求信号に対する返信信号から各給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を取り出し、それら給電側通信部4のアドレスを図3に示すように記憶部8に記憶しておき、S29において、通信相手の給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨を示す信号を通信不可能な給電側通信部4以外の給電側通信部4に送信する際に記憶部8に記憶した各アドレスを使用してもよい。例えば、各アドレスを記憶部8に記憶しておき、S29において、通信相手の給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨を示す信号を通信不可能な給電側通信部4以外の給電側通信部4に、記憶したアドレスを利用してユニキャストで送信してもよい。この場合、各アドレスとともに、ペアリング要求信号に対する返信信号の受信レベルを記憶しておき、S29において、受信レベルが高い順に優先順位をつけて、通信不可能な給電側通信部4以外で優先順位が高い給電側通信部4にユニキャストで送信する。これにより、無線通信ができなくなった旨を示す信号をより確実に送信することができる。また、優先順位をつける方法はこれに限らず、ペアリング要求信号に対する返信信号が受信できなくなった順を利用して優先順位をつけてもよい。
また、車両側通信部7は、送信出力レベルを下げる前、ペアリング要求信号に対する返信信号から非接触給電装置1を識別する情報を取り出し、それら情報を記憶部8に記憶しておき、S29において、通信相手の給電側通信部4と無線通信ができなくなった旨を示す信号を通信不可能な給電側通信部4以外の給電側通信部4に送信する際に記憶部8に記憶した各情報を使用してもよい。
また、ペアリング要求信号に対する返信信号から各給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を取り出し、それら給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を記憶部8に記憶する際に、複数のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を認識することで、通信異常があったときに他の通信経路を確保できることを事前に知ることができる。
また、ペアリング要求信号に対する返信信号から各給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を取り出し、各アドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)とともに、各給電側通信部からの返信信号を受信できなくなる前のペアリング要求信号の送信出力レベルを記憶してもよい。S28で、通信不可能な給電側通信部4以外で送信出力レベルの最も低いレベルまで送信出力レベルを上げればよく、車両側通信部7の送信出力レベルを抑えることができ、車両側通信部7の消費電力の低下を図ることができる。
また、ペアリング要求信号に対する返信信号から各給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を取り出し、それら給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を記憶部8に記憶する際に、複数のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を認識することで、通信異常があったときに他の通信経路を確保できることを事前に知ることができる。
また、ペアリング要求信号に対する返信信号から各給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)を取り出し、各アドレス(又は非接触給電装置1を識別する情報)とともに、各給電側通信部からの返信信号を受信できなくなる前のペアリング要求信号の送信出力レベルを記憶してもよい。S28で、通信不可能な給電側通信部4以外で送信出力レベルの最も低いレベルまで送信出力レベルを上げればよく、車両側通信部7の送信出力レベルを抑えることができ、車両側通信部7の消費電力の低下を図ることができる。
図4は、給電側通信部4の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、給電側通信部4は、車両側通信部7から送信されたペアリング要求信号を受信すると(S41:Yes)、サーバ側通信部9へペアリング要求信号を送信し(S42)、サーバ側通信部9からペアリング要求信号に対する返信があると(S43:Yes)、自身のアドレスを含む返信信号を車両側通信部7に送信する(S44)。
まず、給電側通信部4は、車両側通信部7から送信されたペアリング要求信号を受信すると(S41:Yes)、サーバ側通信部9へペアリング要求信号を送信し(S42)、サーバ側通信部9からペアリング要求信号に対する返信があると(S43:Yes)、自身のアドレスを含む返信信号を車両側通信部7に送信する(S44)。
また、給電側通信部4は、無線通信ができなくなった旨を示す信号を車両側通信部7から受信すると(S45:Yes)、無線通信ができなくなった旨を示す信号をサーバ側通信部9へ送信する(S46)。
図5は、サーバ側通信部9の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、サーバ側通信部9は、ペアリング要求信号を受信したと判断すると(S51:Yes)、そのペアリング要求信号の送信元の給電側通信部4へ返信を行う(S52)。
まず、サーバ側通信部9は、ペアリング要求信号を受信したと判断すると(S51:Yes)、そのペアリング要求信号の送信元の給電側通信部4へ返信を行う(S52)。
また、サーバ側通信部9は、無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信したと判断すると(S53:Yes)、その無線通信ができなくなった給電側通信部4の非接触給電装置1の動作を制御する(S54)。
例えば、非接触給電装置1Bから車両2へ電力が供給される場合を考える。なお、車両2は非接触給電装置1Bから供給される電力を受電することが可能な位置に駐車しているものとし、車両側通信部7の初期値としての送信出力レベルは非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4にペアリング要求信号が届くような送信出力レベルであるものとする(初期状態)。
この場合、例えば、図6に示すように、まず、車両2の車両側通信部7は、通信開始指示が入力されると、ペアリング要求信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する。
次に、非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4は、ペアリング要求信号をサーバ3のサーバ側通信部9へ送信する。
次に、サーバ3のサーバ側通信部9は、非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ返信する。
次に、サーバ3のサーバ側通信部9は、非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ返信する。
次に、非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4は、サーバ3のサーバ側通信部9から返信があると、ペアリング要求信号に対する返信信号を車両2の車両側通信部7へ送信する。
次に、車両2の車両側通信部7は、ペアリング要求信号に対する返信信号を複数受信したと判断すると、送信出力レベルを下げて、ペアリング要求信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する。このとき、非接触給電装置1A、1Bの各給電側通信部4がペアリング要求信号を受信するものとする。
次に、非接触給電装置1A、1Bの各給電側通信部4は、ペアリング要求信号をサーバ3のサーバ側通信部9へ送信する。
次に、サーバ3のサーバ側通信部9は、非接触給電装置1A、1Bの各給電側通信部4へ返信する。
次に、サーバ3のサーバ側通信部9は、非接触給電装置1A、1Bの各給電側通信部4へ返信する。
次に、非接触給電装置1A、1Bの各給電側通信部4は、サーバ3のサーバ側通信部9から返信があると、ペアリング要求信号に対する返信信号を車両2の車両側通信部7へ送信する。
次に、車両2の車両側通信部7は、ペアリング要求信号に対する返信信号を複数受信したと判断すると、送信出力レベルを下げて、ペアリング要求信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する。このとき、非接触給電装置1Bの給電側通信部4がペアリング要求信号を受信するものとする。
次に、非接触給電装置1Bの給電側通信部4は、ペアリング要求信号をサーバ3のサーバ側通信部9へ送信する。
次に、サーバ3のサーバ側通信部9は、非接触給電装置1Bの給電側通信部4へ返信する。
次に、サーバ3のサーバ側通信部9は、非接触給電装置1Bの給電側通信部4へ返信する。
次に、非接触給電装置1Bの給電側通信部4は、サーバ3のサーバ側通信部9から返信があると、ペアリング要求信号に対する返信信号を車両2の車両側通信部7へ送信する。
次に、車両2の車両側通信部7は、ペアリング要求信号に対する返信信号を1つのみ受信したと判断すると、その返信信号に対応する非接触給電装置1Bの給電側通信部4と1対1の無線通信を行う。
次に、車両2の車両側通信部7は、ペアリング要求信号に対する返信信号を1つのみ受信したと判断すると、その返信信号に対応する非接触給電装置1Bの給電側通信部4と1対1の無線通信を行う。
次に、無線通信環境の悪化や非接触給電装置1Bの給電側通信部4の故障などにより、非接触給電装置1Bの給電側通信部4と車両2の車両側通信部7との間で無線通信ができなくなると、車両2の車両側通信部7は、送信出力レベルを上げて、無線通信ができなくなった旨を示す信号をブロードキャストで非接触給電装置1A〜1Cの各給電側通信部4へ送信する。このとき、非接触給電装置1A、1Cの各給電側通信部4がペアリング要求信号を受信するものとする。
次に、非接触給電装置1A、1Cの給電側通信部4は、無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、その旨をサーバ3のサーバ側通信部9へ送信する。なお、無線通信ができなくなった旨を示す信号には、無線通信ができなくなった非接触給電装置1Bの給電側通信部4のアドレス(又は非接触給電装置1Bを識別する情報)が含まれているものとする。
そして、サーバ3のサーバ側通信部9は、無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、非接触給電装置1Bの電源を落とす。
これにより、非接触給電装置1Bと車両2との間の通信が途絶えた後、すぐに非接触給電装置1Bから車両2への電力供給を止めたいなどの緊急的な要求に対応することができる。
これにより、非接触給電装置1Bと車両2との間の通信が途絶えた後、すぐに非接触給電装置1Bから車両2への電力供給を止めたいなどの緊急的な要求に対応することができる。
なお、上記実施形態では、非接触給電装置1Bの給電側通信部4と車両2の車両側通信部7との間で無線通信ができなくなると、無線通信ができなくなった旨を示す信号を車両2の車両側通信部7が非接触給電装置1Aや非接触給電装置1Cの給電側通信部4を介してサーバ3のサーバ側通信部9へ送信する構成であるが、無線通信ができなくなった旨を示す信号を車両2の車両側通信部7がサーバ3のサーバ側通信部9へ直接送信してもよい。このように構成する場合では、すべての給電側通信部4と車両側通信部7との間で通信ができなくなっても、その旨を示す信号を車両側通信部7からサーバ側通信部9へ伝えることができる。
1 非接触給電装置
2 車両
3 サーバ
4 給電側通信部
5 給電部
6 制御部
7 車両側通信部
8 記憶部
9 サーバ側通信部
2 車両
3 サーバ
4 給電側通信部
5 給電部
6 制御部
7 車両側通信部
8 記憶部
9 サーバ側通信部
Claims (5)
- 車両と、前記車両へバッテリ充電用の電力を非接触で供給する複数の非接触給電装置と、前記複数の非接触給電装置のそれぞれの動作を制御するサーバとを備える通信システムであって、
前記車両は、前記複数の非接触給電装置のうちの1つの非接触給電装置と1対1の無線通信を行うことが可能になるまで、送信出力レベルを下げ、
前記車両は、前記1つの非接触給電装置との間で無線通信ができなくなると、送信出力レベルを上げて、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、前記1つの非接触給電装置以外の他の非接触給電装置を介して前記サーバへ送信し、
前記サーバは、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、前記1つの非接触給電装置の動作を制御する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記サーバは、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を受信すると、前記1つの非接触給電装置を停止させる
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の通信システムであって、
前記車両は、記憶部を備え、送信出力レベルを下げる前において、無線通信可能な非接触給電装置のアドレスを前記記憶部に記憶しておき、前記1つの非接触給電装置との間で無線通信ができなくなると、前記記憶部に記憶されるアドレスを用いて、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、前記他の非接触給電装置へ送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の通信システムであって、
前記車両は、記憶部を備え、送信出力レベルを下げる前において、無線通信可能な非接触給電装置を識別する情報を前記記憶部に記憶しておき、前記1つの非接触給電装置との間で無線通信ができなくなると、前記記憶部に記憶される情報を用いて、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、前記他の非接触給電装置へ送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 車両と、前記車両へバッテリ充電用の電力を非接触で供給する複数の非接触給電装置と、前記複数の非接触給電装置のそれぞれの動作を制御するサーバとを備える通信システムにおける前記車両であって、
前記複数の非接触給電装置のうちの1つの非接触給電装置と1対1の無線通信を行うことが可能になるまで、送信出力レベルを下げるとともに、前記1つの非接触給電装置との間で無線通信ができなくなると、送信出力レベルを上げて、前記1つの非接触給電装置と前記車両との間で無線通信ができなくなった旨を示す信号を、前記1つの非接触給電装置以外の他の非接触給電装置を介して前記サーバへ送信する
ことを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216112A JP2015080338A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216112A JP2015080338A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015080338A true JP2015080338A (ja) | 2015-04-23 |
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ID=53011313
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013216112A Pending JP2015080338A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015080338A (ja) |
-
2013
- 2013-10-17 JP JP2013216112A patent/JP2015080338A/ja active Pending
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