JP2015080276A - データ圧縮装置、データ復号装置、データ圧縮方法、データ復号方法およびデータ圧縮および復号システム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態におけるデータ圧縮および復号システム1の構成を示したブロック図である。図示する例では、データ圧縮および復号システム1は、データ圧縮装置2とデータ復号装置3とを備える。データ圧縮装置2は、圧縮部20と送信部30とを備える。データ復号装置3は、受信部40と伸張部50とを備える。
(ステップS101)判定部241は、各変数の値を「0」に初期化する。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS104)判定部241は、din(i)が「0」であるか否かを判定する。din(i)が「0」であると判定部241が判定した場合にはステップS105の処理に進み、それ以外の場合にはステップS108の処理に進む。
(ステップS106)判定部241は、iが「62」であるか否かを判定する。iが「62」であると判定部241が判定した場合にはステップS107の処理に進み、それ以外の場合にはステップS111の処理に進む。
(ステップS109)判定部241は、groupを、din(i)で一意に特定されるgroupとする。また、判定部241は、value=din(i)とする。その後、ステップS110の処理に進む。
(ステップS111)判定部241は、ステップS102の処理に戻る。
(ステップS201)符号化部242は、入力されたtrigが「1」であるか否かを判定する。入力されたtrigが「1」であると符号化部242が判定した場合にはステップS202の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS203)符号化部242は、入力されたrunzが「EOB」では無いか否かを判定する。入力されたrunzが「EOB」では無いと符号化部242が判定した場合にはステップS204の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS303)復号化部521は、runzが「EOB」では無いか否かを判定する。runzが「EOB」では無いと符号化部521が判定した場合にはステップS304の処理に進み、それ以外の場合にはステップS305の処理に進む。
(ステップS306)復号化部521は、ステップS301の処理に戻る。
(ステップS401)出力部522は、各変数の値を「0」に初期化する。その後、ステップS402の処理に進む。
(ステップS402)出力部522は、i<63であればステップS403〜ステップS411の処理を実行し、それ以外の場合にはステップS412の処理に進む。
(ステップS404)出力部522は、z_numが「EOB」では無いか否かを判定する。z_numが「EOB」では無いと出力部522が判定した場合にはステップS405の処理に進み、それ以外の場合にはステップS406の処理に進む。
(ステップS406)出力部522は、j=iとする。また、出力部522は、n=63とする。また、出力部522は、i=63とする。その後、ステップS407の処理に進む。
(ステップS408)出力部522は、j++とした後、ステップS407の処理に戻る。
(ステップS410)出力部522は、i++とする。また、出力部522は、value[m]を出力する。また、出力部522は、m++とする。その後、ステップS411の処理に進む。
(ステップS411)出力部522は、ステップS402の処理に戻る。
JPEG画像 : 16×12=196
本実施形態 : 64+12=76
(runz:64 group:12)
このように、JPEGでは入力データのビット幅が増えることで出現確率が高いものでも短い符号が割り当てられなくなる。しかし、本実施形態では1次元テーブルを用いた符号化の結果を連結しているため、各符号種類の数が最大ビットに影響する。
このように、符号種類が少なくなると、ハフマン符号化後の最大ビット長も短くなる。また、本実施形態のデータ圧縮および復号システム1は、固定長データを送受信する通信方式でデータの送受信を行うため、送信するデータの最大長を固定長と定め、送信するデータ長が長くても短くても、毎回固定長のデータを送受信する。しかしながら、本実施形態では、ハフマン符号化後の最大ビット長が短くなるため、固定長を短くすることができ、通信効率を向上することができる。
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態と第1の実施形態と異なる点は、本実施形態では、ゼロランレングスだけではなくバリューランレングスも用いる点である。なお、本実施形態におけるデータ圧縮および復号システム1の構成は、第1の実施形態における各構成と同様の構成である。
(ステップS501)判定部241は、trig_tmp以外の変数の値を「0」に初期化する。その後、ステップS502の処理に進む。
(ステップS504)判定部241は、trig_tmpが「1」であるか否かを判定する。trig_tmpが「1」であると判定部241が判定した場合にはステップS505の処理に進み、それ以外の場合にはステップS506の処理に進む。
(ステップS506)判定部241は、din(i)が「0」であるか否かを判定する。din(i)が「0」であると判定部241が判定した場合にはステップS507の処理に進み、それ以外の場合にはステップS514の処理に進む。
(ステップS508)判定部241は、runv=runv_cntとする。また、判定部241は、runv_cnt=0とする。また、判定部241はtrig=1とする。これにより、trigが「1」となったため、判定部241は、runzと、runvと、groupと、valueと、trigとを符号化部242に出力する。その後、ステップS509の処理に進む。
(ステップS510)判定部241は、iが「62」であるか否かを判定する。iが「62」であると判定部241が判定した場合にはステップS511の処理に進み、それ以外の場合にはステップS520の処理に進む。すなわち、判定部241は、din(i)が最終データであるか否かを判定し、din(i)が最終データであると判定した場合にはステップS511の処理に進み、それ以外の場合にはステップS520の処理に進む。
(ステップS512)判定部241は、runz=EOBとする。また、判定部241は、runz_cnt=0とする。また、判定部241は、trig=1とする。これにより、trigが「1」となったため、判定部241は、runzと、runvと、groupと、valueと、trigとを符号化部242に出力する。その後、ステップS520の処理に進む。
(ステップS513)判定部241は、runz_cnt=0とする。また、判定部241は、trig_tmp=1とする。その後、ステップS520の処理に進む。
(ステップS515)判定部241は、runz=runz_cntとする。また、判定部241は、runz_cnt=0とする。その後、ステップS516の処理に進む。
(ステップS517)判定部241は、runv_cnt++とする。その後、ステップS518の処理に進む。
(ステップS518)判定部241は、iが「62」であるか否かを判定する。iが「62」であると判定部241が判定した場合にはステップS519の処理に進み、それ以外の場合にはステップS520の処理に進む。すなわち、判定部241は、din(i)が最終データであるか否かを判定し、din(i)が最終データであると判定した場合にはステップS519の処理に進み、それ以外の場合にはステップS520の処理に進む。
(ステップS520)判定部241は、ステップS502の処理に戻る。
(ステップS601)符号化部242は、入力されたtrigが「1」であるか否かを判定する。入力されたtrigが「1」であると符号化部242が判定した場合にはステップS602の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS603)符号化部242は、入力されたrunzが「EOB」では無いか否かを判定する。入力されたrunzが「EOB」では無いと符号化部242が判定した場合にはステップS604の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS604)符号化部242は、入力されたrunvを、記憶部23が記憶する一次元のハフマンテーブルHvを用いてハフマン符号化し、Hv[runv]を出力する。その後、ステップS605の処理に進む。
(ステップS703)復号化部521は、runzが「EOB」では無いか否かを判定する。runzが「EOB」では無いと符号化部521が判定した場合にはステップS704の処理に進み、それ以外の場合にはステップS707の処理に進む。
(ステップS707)復号化部521は、num=63とする。その後、ステップS708の処理に進む。
(ステップS708)復号化部521は、ステップS701の処理に戻る。
(ステップS801)出力部522は、各変数の値を「0」に初期化する。その後、ステップS802の処理に進む。
(ステップS802)出力部522は、i<63であればステップS803〜ステップS813の処理を実行し、それ以外の場合にはステップS815の処理に進む。
(ステップS804)出力部522は、z_numが「EOB」では無いか否かを判定する。z_numが「EOB」では無いと出力部522が判定した場合にはステップS805の処理に進み、それ以外の場合にはステップS806の処理に進む。
(ステップS806)出力部522は、j=iとする。また、出力部522は、n=63とする。また、出力部522は、i=63とする。その後、ステップS807の処理に進む。
(ステップS808)出力部522は、j++とした後、ステップS807の処理に戻る。
(ステップS810)出力部522は、v_num=runv[l]とする。また、出力部522は、l++とする。また、出力部522は、i=i+v_numとする。その後、ステップS811の処理に進む。
(ステップS813)出力部522は、ステップS802の処理に戻る。
(ステップS814)出力部522は、trig=1とする。これにより、出力部522は、trigを復号化部521に入力する。その後、処理を終了する。
JPEG画像 : 16×12=196
本実施形態 : 64+64+12=140
(runz:64 runv:64 group:12)
以下、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態と第2の実施形態と異なる点は、本実施形態では、連続していない「0」を「0以外の数(バリュー)」として扱う点である。なお、本実施形態におけるデータ圧縮および復号システム1の構成は、第2の実施形態における各構成と同様の構成である。
Claims (7)
- 複数の値が含まれる数値列を構成する符号化対象データを入力する入力部と、
前記符号化対象データのゼロランレングス符号化を行い、前記数値列において0である前記値が連続している個数をrunzデータとし、0ではない前記値をvalueデータとし、さらに、前記valueデータの絶対値を表現できる最小のビット長を示す数値をgroupデータとする判定部と、
前記runzデータを1次元の第1のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化し、前記groupデータを前記第1のハフマンテーブルとは異なる1次元の第2のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化し、さらに、前記groupデータから前記valueデータを特定するための付加ビットを算出する符号化部と、
前記符号化部がハフマン符号化した前記runzデータと、前記符号化部がハフマン符号化した前記groupデータと、前記符号化部が算出した前記付加ビットとを、前記符号化対象データの符号化データとして、固定長データを送受信する通信方式で送信する送信部と、
を有し、
前記固定長は送信するデータの最大長であり、前記符号化対象データの符号化後の最大ビット長に基づいて前記固定長を短くすることができる
ことを特徴とするデータ圧縮装置。 - 前記判定部は、前記数値列において0である前記値が連続している個数が0個の場合、当該個数を前記runzデータとせず、
前記判定部は、連続する、0ではない前記値の組を、前記valueデータとする
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ圧縮装置。 - 前記判定部は、前記数値列において連続する0である値の個数が1個の場合のみ、0である当該値を0ではない前記値とみなして、当該値を前記valueデータとする
ことを特徴とする請求項2に記載のデータ圧縮装置。 - 請求項1に記載のデータ圧縮装置から送信される前記符号化データを、固定長データを送受信する通信方式で受信する受信部と、
前記第1のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化された前記runzデータを、前記第1のハフマンテーブルを用いて復号化し、前記第2のハフマンテーブルを用いて符号化された前記groupデータを、前記第2のハフマンテーブルを用いて復号化し、前記groupデータと前記付加ビットとに基づいて前記valueデータを算出する復号化部と、
復号化された前記runzデータと、算出された前記valueデータとに基づいて、前記符号化対象データを算出する算出部と、
を有することを特徴とするデータ復号装置。 - 複数の値が含まれる数値列を構成する符号化対象データを入力する入力ステップと、
前記符号化対象データのゼロランレングス符号化を行い、前記数値列において0である前記値が連続している個数をrunzデータとし、0ではない前記値をvalueデータとし、さらに、前記valueデータの絶対値を表現できる最小のビット長を示す数値をgroupデータとする判定ステップと、
前記runzデータを1次元の第1のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化し、前記groupデータを前記第1のハフマンテーブルとは異なる1次元の第2のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化し、さらに、前記groupデータから前記valueデータを特定するための付加ビットを算出する符号化ステップと、
前記符号化ステップでハフマン符号化した前記runzデータと、前記符号化ステップでハフマン符号化した前記groupデータと、前記符号化ステップで算出した前記付加ビットとを、前記符号化対象データの符号化データとして、固定長データを送受信する通信方式で送信する送信ステップと、
を含み、
前記固定長は送信するデータの最大長であり、前記符号化対象データの符号化後の最大ビット長に基づいて前記固定長を短くすることができる
ことを特徴とするデータ圧縮方法。 - 請求項5に記載のデータ圧縮方法で符号化された前記符号化データを、固定長データを送受信する通信方式で受信する受信ステップと、
前記第1のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化された前記runzデータを、前記第1のハフマンテーブルを用いて復号化し、前記第2のハフマンテーブルを用いて符号化された前記groupデータを、前記第2のハフマンテーブルを用いて復号化し、前記groupデータと前記付加ビットとに基づいて前記valueデータを算出する復号化ステップと、
復号化された前記runzデータと、算出された前記valueデータとに基づいて、前記符号化対象データを算出する算出ステップと、
を含むことを特徴とするデータ復号方法。 - 複数の値が含まれる数値列を構成する符号化対象データを入力する入力部と、
前記符号化対象データのゼロランレングス符号化を行い、前記数値列において0である前記値が連続している個数をrunzデータとし、0ではない前記値をvalueデータとし、さらに、前記valueデータの絶対値を表現できる最小のビット長を示す数値をgroupデータとする判定部と、
前記runzデータを1次元の第1のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化し、前記groupデータを前記第1のハフマンテーブルとは異なる1次元の第2のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化し、さらに、前記groupデータから前記valueデータを特定するための付加ビットを算出する符号化部と、
前記符号化部がハフマン符号化した前記runzデータと、前記符号化部がハフマン符号化した前記groupデータと、前記符号化部が算出した前記付加ビットとを、前記符号化対象データの符号化データとして、固定長データを送受信する通信方式で送信する送信部と、
を有するデータ圧縮装置と、
前記送信部から送信される前記符号化データを、固定長データを送受信する通信方式で受信する受信部と、
前記第1のハフマンテーブルを用いてハフマン符号化された前記runzデータを、前記第1のハフマンテーブルを用いて復号化し、前記第2のハフマンテーブルを用いて符号化された前記groupデータを、前記第2のハフマンテーブルを用いて復号化し、前記groupデータと前記付加ビットとに基づいて前記valueデータを算出する復号化部と、
復号化された前記runzデータと、算出された前記valueデータとに基づいて、前記符号化対象データを算出する算出部と、
を有するデータ復号装置と、
を含み、
前記固定長は送信するデータの最大長であり、前記符号化対象データの符号化後の最大ビット長に基づいて前記固定長を短くすることができる
ことを特徴とするデータ圧縮および復号システム。
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